JP2724725B2 - 自動開袋装置 - Google Patents

自動開袋装置

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JP2724725B2
JP2724725B2 JP19662088A JP19662088A JP2724725B2 JP 2724725 B2 JP2724725 B2 JP 2724725B2 JP 19662088 A JP19662088 A JP 19662088A JP 19662088 A JP19662088 A JP 19662088A JP 2724725 B2 JP2724725 B2 JP 2724725B2
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bag
cutting
opening
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conveyor
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利彦 佐竹
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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粉粒体を充填した袋体の開袋装置に関し、
特に大型精米工場において、玄米を充填した袋体の開袋
・張り込みに使用される自動開袋装置に関する。
〔従来技術とその課題〕
現在大型精米工場において、各工程の自動化が実施さ
れつつあり、搗(とう)精から計量・包装の部門にコン
ピュータによる集中管理と自動制御による省力化が進め
られている。しかし、荷受け部門についてみると、入荷
してくる紙袋等を、あい変わらず人手によって開袋して
張り込んでおり、人手を要するばかりでなく作業環境の
面からも改善が強く望まれていた。これに対して、精米
工場において、いわゆる開袋装置を導入し作業の改善を
図っているものがあるが、従来の開袋装置はヒートシー
ルされたビニール袋などに対して開発されたもので、そ
の分野ではかなり使用されているものであるが、玄米を
充填した紙袋体の開袋において玄米を完全に排出するこ
とが不可能であった。
この問題点は、本出願人の出願に係る特開昭60−2282
28号及び特開昭61−190426により一応解決されたもので
あるが、現在の玄米の流通は、紙袋(30kg詰用)以外に
も麻袋や合成樹脂袋(共に60kg詰用)が用いられてお
り、目下、紙袋以外の開袋作業の能率向上と省力化を提
供することはできず、麻袋などの開袋は人力によるもの
が多く、自動開袋装置の他用途化が望まれているところ
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は玄米などの穀粒を充填した、あらゆる大きさ
・性状の袋体に対応でき、更に残留穀粒のない完全排出
可能な開袋装置を開発して、特に大型精米工場の張り込
み作業の省力化と作業環境の向上とを達成することを技
術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
袋体の結束部を切断するカッター、袋体の前部と両端
部とを切開する一対のカッター、及び袋体を搬送するコ
ンベアの両側部にあって袋体を案内する案内板を備えた
袋体切開部と、前記袋体切開部に袋体を搬送するコンベ
ア部と、開袋後の粉粒体を流下・排出する排出部と、開
袋後の空袋を展開・搬送する袋体展開部と、を有する自
動開袋装置において、前記両案内板の開度幅と、袋体の
前部と両端部とを切開する前記一対のカッターの開度幅
と、袋体の結束部を切断する前記カッターの作動・停止
と、を切換可能とした設定器を設ける、という技術的手
段を講じた。
〔作 用〕
例えば60Kg麻袋又は60Kg合成樹脂袋においては設定器
により、搬送ベルト上の対向する袋体案内板を比較的広
く、また、袋体前部と両側部とを切開するカッターの回
転幅を比較的広く、更に、結束部を切断するカッターは
停止させるように切換える。
30Kg合成樹脂袋においては設定器により、前記案内板
を比較的狭く、前記袋体前部と両側部とを切開するカッ
ターの開度幅を比較的狭く、更に、前記結束部を切断す
るカッターは停止させるように切換える。
30Kgの紙袋においては設定器により、前記案内板の開
度幅と、袋体前部と両側部を切開する前記カッターの開
度幅とを比較的狭く、かつ、前記結束部を切断するカッ
ターを作動させるように切換えて、開袋する。
〔実施例〕
本発明の構成について第1図〜第3図に基づき説明す
る。
第1図は、自動開袋装置1の袋体切断部2、及び排出
用ホッパー3に連絡したローラ搬送部4を図示してあ
る。
前記袋体切断部2は、移送用コンベア6の搬入側に紙
袋体の結束紐(ひも)部を切断する回転カッター7を設
けると共に、その回転軸8を作動杆9の杆端部に回転自
在に軸着し、作動杆9基部を上下動回動装置10に連結し
て前記カッター7を上下動可能とし、前記紙袋体結束紐
部を上方向から回動しながら切断するようにする。ま
た、前記コンベア6の排出側に一対の回転カッター11を
設けると共に、該カッター11を左右回動装置12に連結し
てある。袋体の袋体底部を切断してカッター11,11を左
右に回動して袋体の両側体部をそれぞれ切断するように
し、前記紙袋体結束紐部を切断する回転カッター7の回
転軸8の両側部には、前記紙袋体結束紐の両側を殴打し
て開成する一対の打振体17,17をそれぞれ軸着して回転
するように形成してある。
また、袋体切断部2のコンベア6上の左右に袋体を導
入直進させる案内板13を、コンベア進行方向に沿う形で
設ける。前記案内板13により形成される袋体の通路幅
は、案内板13を移動する案内板移動装置14により固定さ
れる。
前記ローラ搬送部4はローラ開袋機構18と破袋用搬送
コンベア19とから成り、ローラ開袋機構18は、傾斜状に
前後位置に横架し、各回転軸20,21に複数個の調車22…,
23…をそれぞれ軸着すると共に、各調車22…,23…を相
互ベルト24…によって懸回してベルト上面を斜上方向に
移動して回転するようにし、前記ベルト24……の上側面
には、上下方向から開袋を挟着しながら回転する挟着ロ
ーラ25,26から成る第1ローラ部27と、挟着ローラ28,29
から成る第2ローラ部30を斜め上下関係にそれぞれ配設
し、各ローラ部27,30の上部側の各挟着ローラ25及び28
を回転速度調節機構31の低速用調車32と高速用調車33と
にベルト掛けして回転すると共に、第1ローラ部27と第
2ローラ部30との間に回転周速差を設けてそれぞれ回転
するようにし、回転周速差のある各ローラ部27,30にお
いて開袋を挟着して生ずる引張力によって袋体の縫着部
を開いたり紙袋体を結束紐部側を破断して残留米を排除
するように形成する。符号34は、回転カッター7の上下
動回転装置10と回転カッター11の左右回転装置12とに連
絡するリミットスイッチ、符号35は、一対の回転カッタ
ー11の左右回転装置12に連絡するリミットスイッチ、同
36は紙袋体の搬入用コンベア、同37は振動装置である。
ここで、設定器16は前記回転カッター7と前記一対の
回転カッター11及び前記案内板13の作動及び開度の切換
を行うもので、以下の第1表にまとめる。
なお、下表において、“広”とは開度と比較的広く、
“狭”とは開度を比較的狭くという意味である。
以上で明らかなように、左右回転装置12と移動装置は
“狭”位置と“広”位置の2段階の設定が可能なもので
ある。
上記構成について、以下その作用を説明する。
まず、30kg紙袋体のときは設定器をとする。これに
より、回転カッター7は、袋体が所定の位置に至ると働
くリミットスイッチ34の信号により作動し、回転カッタ
ー11はリミットスイッチ35の信号で比較的狭く左右に開
く、また、案内板は比較的狭くセットされる。
搬入用コンベア36によって自動開袋装置1に搬入され
た米粒(玄米)の紙袋体は、移送用コンベア6に上載し
搬送され、その紙袋体が接触したリミットスイッチ34の
信号によって一対の回転カッター11と上下動回転装置10
とを作動し、回転カッター7を上下動して紙袋体の結束
紐部を切断すると共に、該カッター7の回転軸8に軸着
した打振体17,17が回転しながら結束紐部の両側(締着
紐によって折曲げられた両側の袋体端末部を意味する)
殴打してそれぞれ開成し、一対の回転カッター11は袋体
進行方向前部に回転し、袋体底部を切断して開口する。
続いて、紙袋体が接触するリミットスイッチ35の信号に
よって左右回転装置12を作動し、一対の回転カッター11
を左右に開いて袋体両側部を切断して開口し、その紙袋
体が移送用コンベア6の排出端部に移動すると、その開
口された紙袋体の上側紙面からローラ開袋機構18に設け
た第1ローラ部27の各挟着ローラ25,26間に嵌入し挟着
して搬送されると共に、その開袋は続いて第2ローラ部
30に搬入されて各挟着ローラ28,29間に嵌入し、挟着し
て搬送される。その間、紙袋体内の米粒(玄米)は下部
の排出用ホッパー3に流下して排出されると共に、前記
各ローラ部27,30において挟着して生ずる回転周速差に
基づく引張力によって前記紙袋体の結束紐部は破断され
て残留米を完全に排出し、その破断された紙袋体の各破
袋は破袋用搬送コンベア19によって次工程に搬送され
る。
なお、前記回転カッター7に設けた打振体17およびロ
ーラ搬送部4に設けた回転速度調節機構31は、図示した
構成・形状に限定されることなく、適宜に改変できるこ
とはもち論である。
次に、30kg合成樹脂袋のときは、設定器とすること
で回転カッター7は停止、回転カッター11はリミットス
イッチ35の信号で比較的狭く左右に開き、案内板13は比
較的狭くセットされる。
また、60kg麻袋・合成樹脂袋のときは設定器とする
ことで回転カッター7は停止、回転カッター11はリミッ
トスイッチ35の信号で比較的広く左右に開き、案内板は
比較的広くセットされる。
ここで、上記作用は回転カッター7が作動しないだけ
で、その余は30kg各袋の場合と同様であるので説明は省
略する。
〔発明の効果〕
袋体の結束紐部を切断する回転カッターの作動・停止
と、袋体の底部と両側部を切断するカッター及び移送用
コンベア上の案内板の開度幅とをあらかじめ袋体の種類
に応じて設定器で切換えて設定することにより、あらゆ
る袋体に対応でき、残留物のない袋体の完全排穀作業を
実施できると共に、開袋作業を省力化して作業能率を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の側面図、第2図はその要部側面図、第
3図はその要部斜視図である。 1……自動開袋装置、2……袋体切断部、3……排出用
ホッパー、4……ローラ搬送部、5……架台、6……移
送用コンベア、7……回転カッター、8……回転軸、9
……作動杆、10……上下動回動装置、11……回転カッタ
ー、12……左右回動装置、13……案内板、14……案内板
移動装置、15,16……回転装置、17……打振体、18……
ローラ開袋機構、19……破袋用搬送コンベア、20,21…
…回転軸、22,23……調車、24……ベルト、25,26……挟
着ローラ、27……第1ローラ部、28,29……挟着ロー
ラ、30……第2ローラ部、31……回転速度調節機構、32
……低速用調車、33……高速用調車、34……リミットス
イッチ、35……リミットスイッチ、36……搬入用コンベ
ア、37……振動装置、38……自動開袋機、39……空袋押
圧杆、40……空袋処理機。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】袋体の結束部を切断するカッター、袋体の
    前部と両端部とを切開する一対のカッター、及び袋体を
    搬送するコンベアの両側部にあって袋体を案内する案内
    板を備えた袋体切開部と、前記袋体切開部に袋体を搬送
    するコンベア部と、開袋後の粉粒体を流下・排出する排
    出部と、開袋後の空袋を展開・搬送する袋体展開部と、
    を有する自動開袋装置において、前記両案内板の開度幅
    と、袋体の前部と両端部とを切開する前記一対のカッタ
    ーの開度幅と、袋体の結束部を切断する前記カッターの
    作動・停止と、を切換可能とした設定器を設けたことを
    特徴とする自動開袋装置。
JP19662088A 1988-08-05 1988-08-05 自動開袋装置 Expired - Lifetime JP2724725B2 (ja)

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