JPH09183425A - 自動開袋装置 - Google Patents

自動開袋装置

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JPH09183425A
JPH09183425A JP34161995A JP34161995A JPH09183425A JP H09183425 A JPH09183425 A JP H09183425A JP 34161995 A JP34161995 A JP 34161995A JP 34161995 A JP34161995 A JP 34161995A JP H09183425 A JPH09183425 A JP H09183425A
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JP
Japan
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bag body
bag
cutter
opening device
hands
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34161995A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Nagaoka
正光 永岡
Noriaki Yamashita
典昭 山下
Tetsuo Hatsuku
哲郎 波津久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J T ENG KK
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
J T ENG KK
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 略々円柱形状を有する袋体を円滑に自動開袋
すると共に、充填物と空袋体を別々に回収することがで
きる自動開袋装置を提供する。 【解決手段】 固体粒状物を内包する略々円柱形状の袋
体10を左右両側から把持するための一対のハンド4
A、4Bからなる把持手段4と、一対のハンド4A、4
Bのそれぞれを、両ハンドを結ぶ直線に対して垂直な面
内において回動させるための第1回動手段と、把持手段
4により把持された袋体10に接離可能な切断手段5
と、切断手段5により開袋された袋体10の切断面を下
方に向けることにより、袋体10中の固体粒状物を排出
するための第2回動手段からなり、把持手段4により把
持された袋体10を第1回動手段により回動させながら
切断手段6により開袋する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体粒状物等が所
定量充填された袋体を自動で開袋する装置、特に、茶葉
のような食品を袋体に充填した状態から自動で開袋し、
茶葉を取り出す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、袋体の開袋装置として図7に示す
装置が使用されている。この装置は特開平2−6159
8号に開示されたものであって、廃棄物等を収納した合
成樹脂等からなる袋体102を載積した無端状ベルト1
03の上方に所定間隔を置いて保持されている。無端状
ベルト103の進行方向Gに対して略々直交する水平回
転軸105上に複数のカッター支持アーム104が遊嵌
され、このカッター支持アーム104が揺動自在なカッ
ター支持機構を形成している。
【0003】カッター支持アーム104の先端には回転
型カッター106が装着され、カッター106への動力
伝達手段として、第1Vプーリ109と第2Vプーリ1
15との間にはVベルト116が巻回されている。さら
に、第2Vプーリ15がキー止めされている水平回転軸
105には、第3Vプーリ119がキー止めされ、この
第3Vプーリ119が、図示しないモータの出力軸に巻
回された第4Vプーリ122によって回転され、最終的
にカッター106が矢印H方向に回転する。カッター支
持アーム104は図示しない揺動手段によって図中の矢
印Jの方向に回動可能であり、袋体102にカッター1
06を押し付けることにより袋体102が開袋される。
【0004】次に、第2従来例として、特開平2−45
327に開示されている自動開袋装置を図8に示す。こ
の装置は、粉粒体を充填した袋体をコンベア206によ
って矢印K方向に搬送し、袋体の結束部を切断するカッ
ター207と、袋体の前部と両端部とを切断するカッタ
ー211によって袋体を切開するように構成されてい
る。コンベア206上の対向する位置に案内板213が
設けられ、開袋後の粉粒体を流下・排出する排出部及
び、開袋後の空袋を展開・搬送する袋体展開部とが備え
られている。本装置では、袋体切開部の袋体搬送コンベ
ア206上の対向する案内板213の開度幅と、袋体前
後と両側部とを切開するカッター211の開度幅及び、
結束部を切断するカッター207の開度幅及び、結束部
を切断するカッターの作動・停止とを袋体の容量と材質
とにより切り替え可能としている。
【0005】さらに、第3従来例として、特開平5−1
70237号に開示された自動開袋装置を図9に示す。
この装置では、所定の位置に搬送された袋体310をカ
ッター321aで切断して2分割し、その後、袋体31
0の載台320a、320bを傾斜させ、分割した袋体
310の開口部を傾け、内包されている粉粒体を排出
し、排出が完了した袋を移動、廃棄して自動的に開袋を
行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1従来例と
して示された装置は、ベルト上の袋体を上方から切断す
るものであって、上部が開梱された袋体の充填物を次工
程で別途取り出す必要がある。
【0007】また、第2従来例においては、ベルト上の
袋体を搬送しながら切断するため、搬送中に袋体の中の
充填物がベルト上にこぼれることがあり、さらに円柱状
の袋体を開袋する場合に、この袋体の直径が変化すると
カッターの位置をその都度変更しなければならないとい
う問題がある。
【0008】さらに、第3従来例においては、完全に袋
体を2分割するため、内容物が痛むという問題がある。
【0009】そこで、本発明は上記従来の問題に鑑みな
されたものであって、柱状を有する袋体を円滑に自動開
袋すると共に、充填物と空袋体を別々に回収することが
できる自動開袋装置を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、充填物が痛むことなく、
袋体の直径等が多少変化しても円滑に袋体を切断するこ
とができる自動開袋装置を提供することを目的とする。
【0011】さらに、本発明は、袋体の中の充填物とし
ての固体粒状物がホッパー以外の部位に飛散することが
ない自動開袋装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
自動開袋装置であって、固体粒状物を内包する柱状の袋
体を、該袋体の長手方向から把持するための一対のハン
ドからなる把持手段と、該一対のハンドのそれぞれを、
両ハンドを結ぶ直線に対して垂直な面内において回動さ
せるための第1回動手段と、前記把持手段により把持さ
れた前記袋体に接離可能な該袋体の切断手段と、前記切
断手段により開袋された前記袋体の切断面を下方に向け
ることにより、該袋体中の固体粒状物を排出するための
第2回動手段からなり、前記把持手段により把持された
前記袋体を前記第1回動手段により回動させながら前記
切断手段により開袋することを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、前記把持手段を水
平方向に移動させるための水平移動手段を設けたことを
特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、前記切断手段は、
ナイフ状カッターと、該カッターの両側に配置された一
対のローラーと、該カッター及びローラーを前記袋体に
対して所定の圧力で押し付けるための付勢手段とからな
ることを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、前記切断手段は、
回転可能に軸支された円形カッターと、該カッターを前
記袋体に対して所定の圧力で押し付けるための付勢手段
からなることを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、前記切断手段の下
方に、前記袋体から排出された固体粒状物を回収するた
めのホッパーを設けたことを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、前記一対のハンド
のそれぞれは、前記袋体に当接する当接面と、該当接面
の前記袋体側に出し入れ可能な爪部を有することを特徴
とする。
【0018】そして、請求項1記載の発明によれば、袋
体を一対のハンドで回転させながら切断することができ
るため、柱状の袋体を円滑に自動開袋することができ
る。また、前記一対のハンドは袋体の長手方向に移動可
能であるため、袋体の長手方向の長さが変化しても、袋
体を自動開袋することができる。さらに、切断手段によ
り開袋された袋体の切断面を下方に向けることにより、
袋体中の固体粒状物を排出するための第2回動手段を設
けたので、充填物をすべて袋体から排出することができ
る。
【0019】請求項2記載の発明によれば、把持手段を
水平方向に移動させるための水平移動手段を設けたの
で、袋体の供給位置、切断位置及び空袋の展開・搬送位
置が水平方向に変化しても対応することができる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、ナイフ状カ
ッターの両側に一対のローラーを配置し、カッター及び
ローラーを袋体に対して所定の圧力で押し付けるため、
所定の深さで袋体を切断することができる。
【0021】請求項4記載の発明によれば、円形カッタ
ーが袋体の表面を転動しながら袋体を切断できるため、
袋体の直径等が多少変化しても円滑に袋体を切断するこ
とができる。
【0022】請求項5記載の発明によれば、袋体の切断
をホッパーの直上で行うことができるため、袋体の中の
固体粒状物がホッパー以外の部位に飛散することがな
い。
【0023】請求項6記載の発明によれば、爪部を当接
面から出し入れすることにより、袋体の把持、開放を行
うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る自動開袋装置
の実施の形態の具体例を、茶葉が充填されている柱状の
袋体を開袋する場合について、図面を参照しつつ説明す
る。
【0025】茶葉は大海袋と呼ばれる袋に約30kgほ
ど充填され、略々円柱形状をした充填袋として製茶工場
へ送られる。そこで、この充填袋の開袋作業が必要とな
るが、従来は人手により開袋作業がなされており、この
開袋作業にはかなりの労力と時間を要していた。本実施
例は、かかる茶葉の充填袋を自動開袋する場合について
説明する。
【0026】図1は、本発明に係る自動開袋装置の第1
実施例を示す斜視図である。この自動開袋装置1は、主
に、茶葉を内包する柱状の袋体10を左右両側から把持
するため把持手段4と、この把持手段4を上下及び前後
方向に移動させるための移動手段5と、袋体10の切断
手段6からなる。また、袋体10を自動開袋装置1に搬
送するためにローラーコンベア3が設けられると共に、
前記把持手段4の下方には、図2に示すように、排出さ
れた茶葉を回収するためのホッパー22が備えられ、そ
のさらに前方には空袋体を回収するためのシュート23
が設けられる。
【0027】袋体10は、充填物としての茶葉の水分量
を一定に保つ必要があるため、クラフト紙等により二重
にラッピングされており、その上から紐を掛け渡して梱
包されている。
【0028】把持手段4は、左右一対のハンド4A、4
Bからなり、袋体10を左右から把持するように構成さ
れている。各ハンド4A、4Bは、図3に示すように、
板部14と、爪部13と駆動部12とによって構成され
ている。板部14は比較的薄い鉄板等によって形成さ
れ、その表面14bが袋体10に当接する。また、板部
14には、爪部13が板部14の表面14bが突出する
ことを可能とすべくスリット状の開口部14aが形成さ
れている。
【0029】爪部13は、袋体10を引っかけ、板部1
4の表面14b上に袋体10を把持するために設けられ
たものであり、各ハンド4A、4Bには、上下左右に計
4個設けられている。爪部13の先端は鋭利な爪13a
となっており、容易に袋体10に食い込むことができ
る。この爪部13は、一端13cにおいてエアシリンダ
12のロッド12bの先端の結合部12cと連結し、駆
動部12のロッド12bが水平方向に移動することによ
り、支点13bを中心として回動可能であり、爪13a
は矢印Bで示す方向に移動できる。尚、図中、爪部13
の破線で示した状態において、袋体10を把持すること
ができる。さらに、この各ハンド4A、4B全体は、図
示しないエアシリンダ等によって構成された駆動装置に
より、図3(a)の矢印C方向に回転できるように構成
されている。
【0030】各ハンド4A、4Bは、移動フレーム5に
支持され、この移動フレーム5は固定フレーム2に形成
されたガイドレール2a上を前後方向に移動できるよう
になっているため、各ハンド4A、4Bも前後方向に移
動可能である。また、各ハンド4A、4Bは、エアシリ
ンダ等の駆動機構によって左右方向にも水平移動できる
とと共に、各ハンド4A、4Bに取付られたワイヤ15
を伸縮させることにより図示しない駆動装置により、両
ハンド4A、4Bの中心点を結ぶ直線を含む鉛直面内に
おいて回動可能となっている。尚、ローラーコンベア3
とホッパー22の位置関係により、切断手段4を上下方
向に移動させる必要がある場合には、エアシリンダ等を
利用した既知の駆動装置により各ハンド4A、4Bを上
下方向にも移動することにより対処できる。
【0031】次に、切断手段6について説明する。図4
に示すように、切断手段6は、カッター7と、このカッ
ター7の左右両側に配置された一対のローラー8と、こ
のローラー8を袋体10方向に一定の圧力で付勢するた
めのばね9で構成されている。ナイフ状のカッター7
は、フレーム16の中央部に固定され、ローラー8はフ
レーム16に固定された軸17に回転可能に支持され
る。上部フレーム18と下部フレーム16との間には一
対のばね9が移動軸19の回りに配置されている。さら
に、固定フレーム20が前記移動フレーム5から立設し
た切断部支持フレーム21に固定されている。
【0032】上記構成により、カッター7乃至上部フレ
ーム18の全体が軸19の軸線方向に移動可能となって
いる。尚、切断部支持フレーム21が取り付けられてい
る移動フレーム5が前後方向に移動可能であるため、切
断手段6も前後方向に移動可能である。
【0033】把持手段4の下方には、袋体10から排出
された茶葉を回収するためのホッパー22が配置されて
いる。このローラー8の排出口の下方に図示しないベル
トコンベア等の輸送装置を設けることにより茶葉のみを
次工程に輸送することができる。また、ホッパー22の
さらに前方には空袋体10のみを回収するためのシュー
トが備えられ、空袋体のみを回収できる。
【0034】次に、上記構成を有する自動開袋装置の作
用について説明する。図2に示すように、ローラーコン
ベヤ3によって搬送されてきた袋体10は、ローラーコ
ンベヤ3の前端部3aに到達すると、図示しない光電セ
ンサ等によってその位置が検知され静止する。
【0035】ローラーコンベヤ3の前端部3aにおいて
袋体10の存在が検知されると、予め前端部3aの左右
両側に配置されたハンド4A、4Bが、それぞれ両ハン
ドが近接する方向に移動し、各ハンド4A、4Bの板部
14の表面14bが袋体10に当接する。尚、この際、
各ハンドの位置は、袋体10の大きさに対応して予め調
整されているので、各ハンド4A、4Bの中心が袋体1
0の中心に略々一致する。
【0036】次に、ハンド4A、4Bに取り付けられた
駆動部12のロッド12bが縮むことにより爪部13が
駆動され、その爪13aが袋体10に食い込み、袋体1
0が両ハンド4A、4Bによって把持される。
【0037】袋体10を把持した状態で、両ハンド4
A、4Bは前方に水平移動し、図2の仮想線で示すよう
に、ローラー8の上方に到達すると停止する。そして、
図示しない駆動装置により、切断手段6のカッター7及
びローラー8が袋体10方向に移動し、カッター7の先
端が袋体10に刺さり、次に、ローラー8が袋体10の
表面に当接し、カッター7及びローラー8に一定の圧力
が加わる。
【0038】次に、両ハンド4A、4Bが、両ハンド4
A、4Bを結ぶ直線に垂直な面内において回転する。す
ると、図4(a)に示すように袋体10がその軸線回り
にD方向に回転するため、袋体10が切断手段6によっ
て切断される。この際、袋体10を略々4分の3回転、
すなわち約270度回転させると、内容物の茶葉の略々
全てが下方のホッパー22に排出される。また、切断手
段6の両側には、一定の圧力によって袋体10の表面に
当接するローラー8が配置されているため、カッター7
の先端が略々一定の深さで袋体10内に挿入され、安定
して袋体10を切断でき、内部の茶葉を損傷することが
ない。尚、本実施例においては、切断手段6を袋体10
の略々真上に位置させたが、袋体10の真横等に位置さ
せても、同様の効果が得られる。
【0039】次に、図5に示すように、各ハンド4A、
4Bをその板部14の表面14bを斜め下方に向けるよ
うに回動し、その後、両ハンド4A、4Bを矢印F方向
に往復運動させる。これにより、袋体10に残留してい
た茶葉が完全に袋体10から排出される。
【0040】茶葉が袋体10から排出されても、各ハン
ド4A、4Bの爪部13には空袋体10が引っかかって
いる。そこで、移動フレーム5を介して、両ハンド4
A、4Bをさらに前方に移動させ、図2の仮想線で示す
ように、ホッパー22からはずれた位置において各ハン
ド4A、4Bの爪部を表面14bから内部に引き込む
と、空袋体10が各ハンド4A、4Bからはずれ空袋体
10が下方の図示しないシュートに落下し、空袋体10
のみを回収することができる。
【0041】次に、本発明に係る自動開袋装置の第2実
施例を説明する。本実施例は、上記第1実施例における
切断手段6を変更したものであり、他の構成については
第1実施例と同様である。本実施例では、図6に示すよ
うに、第1実施例におけるナイフ状カッター7の代わり
に、円形カッター27を1枚使用している。
【0042】円形カッター27は軸35に固定され、こ
の軸35がベルト29を介してモータ28によって回転
されるため、円形カッター27が回転可能となる。円形
カッター27及びモータ28はフレーム30に固定され
る。このフレーム30は、端部において軸30aによっ
て回動可能に軸支され、この軸30aが図示しないフレ
ームを介して固定フレーム36に固定され、さらに固定
フレーム36が、第1実施例における切断手段6と同
様、切断部支持フレーム21に固定されているため、軸
30bをエアシリンダ31のロッド31aによって押す
ことによりフレーム30が軸30aを支点として図面の
E方向に回動可能となる。
【0043】移動フレーム33とばね保持部37との間
には、ばね32が取り付けられ、エアシリンダ31によ
り移動フレーム33が下方に移動すると、ばね保持部3
7及びフレーム30を介して円形カッター27が袋体1
0に押し付けられる。
【0044】以後は、第1実施例と同様、両ハンド4
A、4Bが、両ハンド4A、4Bを結ぶ直線に垂直な面
内において回転すると、袋体10がその軸線回りに回転
し円形カッター27によって袋体10が切断される。
【0045】上記構成により、円形カッター27は袋体
10の表面上を回転しながら、袋体10を切断すること
ができるため、袋体10の切断面の真円度が多少崩れて
いても断面形状に追従して円滑に袋体10を切断でき
る。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、柱状の袋
体を円滑に自動開袋することができると共に、この袋体
の軸線方向の長さが変化しても、何ら不具合なく袋体を
自動開袋することができ、充填物が袋体内に残留するこ
とのない自動開袋装置を提供することができる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、袋体の供給
位置、切断位置及び空袋の展開・搬送位置が水平方向に
変化しても対応することができる自動開袋装置を提供す
ることができる。
【0048】請求項3記載の発明によれば、所定の深さ
で袋体を切断することができるため、内容物が痛むこと
のない自動開袋装置を提供することができる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、袋体の直径
等が多少変化しても円滑に袋体を切断することができる
自動開袋装置を提供することができる。
【0050】請求項5記載の発明によれば、袋体の中の
固体粒状物がホッパー以外の部位に飛散することがない
自動開袋装置を提供することができる。
【0051】請求項6記載の発明によれば、爪部を当接
面から出し入れすることにより、袋体の把持、開放を行
うことができるので、簡易に構造により確実に袋体の把
持、開放のできる自動開袋装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動開袋装置の第1実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1の自動開袋装置の側面図である。
【図3】図1の自動開袋装置の把持手段を示す図であ
り、(a)は正面図、(b)は図(a)のI−I線断面
図である。
【図4】図1の自動開袋装置の切断手段を示す図であ
り、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図5】図1の自動開袋装置によって袋体の充填物をホ
ッパに排出する状態を示す部分斜視図である。
【図6】本発明に係る自動開袋装置の第2実施例におけ
る切断手段を示す図であり、(a)は側面図、(b)は
図(a)のII−II線断面図である。
【図7】従来の自動開袋装置を示す概略図である。
【図8】従来の自動開袋装置を示す概略図である。
【図9】従来の自動開袋装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 自動開袋装置 2 フレーム 3 ローラーコンベヤ 4 把持手段 5 移動手段 6 切断手段 7 カッター 8 ローラー 9 ばね 10 袋体 12 エアシリンダ 13 爪部 22 ホッパー 23 シュート 27 円形カッター 28 モータ 29 ベルト
フロントページの続き (72)発明者 波津久 哲郎 福岡県筑紫野市上古賀181 日本たばこ産 業株式会社北九州工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体粒状物を内包する柱状または楕円形
    状の袋体を、該袋体の長手方向から把持するための一対
    のハンドからなる把持手段と、 該一対のハンドのそれぞれを、両ハンドを結ぶ直線に対
    して垂直な面内において回動させるための第1回動手段
    と、 前記把持手段により把持された前記袋体に接離可能な該
    袋体の切断手段と、 前記切断手段により開袋された前記袋体の切断面を下方
    に向けることにより、該袋体中の固体粒状物を排出する
    ための第2回動手段からなり、前記把持手段により把持
    された前記袋体を前記第1回動手段により回動させなが
    ら前記切断手段により開袋することを特徴とする自動開
    袋装置。
  2. 【請求項2】 前記把持手段を水平方向に移動させるた
    めの水平移動手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の自動開袋装置。
  3. 【請求項3】 前記切断手段は、ナイフ状カッターと、
    該カッターの両側に配置された一対のローラーと、該カ
    ッター及びローラーを前記袋体に対して所定の圧力で押
    し付けるための付勢手段とからなることを特徴とする請
    求項1記載の自動開袋装置。
  4. 【請求項4】 前記切断手段は、回転可能に軸支された
    円形カッターと、該カッターを前記袋体に対して所定の
    圧力で押し付けるための付勢手段からなることを特徴と
    する請求項1記載の自動開袋装置。
  5. 【請求項5】 前記切断手段の下方に、前記袋体から排
    出された固体粒状物を回収するためのホッパーを設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の自
    動開袋装置。
  6. 【請求項6】 前記一対のハンドのそれぞれは、前記袋
    体に当接する当接面と、該当接面の前記袋体側に出し入
    れ可能な爪部を有することを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の自動開袋装置。
JP34161995A 1995-12-27 1995-12-27 自動開袋装置 Withdrawn JPH09183425A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106986076A (zh) * 2017-04-21 2017-07-28 河南中烟工业有限责任公司 一种烟梗开包机自动开口机构
CN112356102A (zh) * 2020-10-10 2021-02-12 刘三妹 一种药用葫芦剖开装置
CN115402607A (zh) * 2022-09-16 2022-11-29 湖南金能自动化设备有限公司 袋装物料自动投料系统

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