JPH0655090A - 破袋機 - Google Patents

破袋機

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JPH0655090A
JPH0655090A JP8452391A JP8452391A JPH0655090A JP H0655090 A JPH0655090 A JP H0655090A JP 8452391 A JP8452391 A JP 8452391A JP 8452391 A JP8452391 A JP 8452391A JP H0655090 A JPH0655090 A JP H0655090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
breaking
conveyor
feed
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP8452391A
Other languages
English (en)
Inventor
Chukei Ito
忠敬 伊藤
Shinichi Ogata
信一 小方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AISERU KK
Alstom KK
ISEL Co Ltd
Original Assignee
AISERU KK
ISEL Co Ltd
ABB Gadelius KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AISERU KK, ISEL Co Ltd, ABB Gadelius KK filed Critical AISERU KK
Priority to JP8452391A priority Critical patent/JPH0655090A/ja
Publication of JPH0655090A publication Critical patent/JPH0655090A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート状またはフィルム状の合成樹脂製袋を
確実かつ能率よく切り裂いてポリエチレン等の内容物を
取り出す。特に、大きさの異なる袋でも確実かつ完全に
切り裂くことのできる破袋機を提供する。 【構成】 水平かつ相互に平行に配設された破袋コンベ
ヤAと送りコンベヤBとの間に袋を挟んだ状態で送りな
がら、移動刃10により袋を切り裂く。破袋コンベヤA
の一側は駆動軸2に枢着されており、他側はサスペンジ
ョンロッド13により懸架されているので、袋の大きさ
に応じて袋入口側1aが開くことができる。破袋コンベ
ヤAのチェーン9には複数の移動刃10が取付けられて
おり、送りコンベヤBのチェーン19には複数の送り爪
19aが取付けられている。移動刃10は送り爪19a
より若干速く叉は遅く移動するので、移送中の袋が切り
裂かれる。移動刃10の移動路の途中には固定刃12が
配置されていて、切り口を広げて内容物を取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、袋を破って内容物を取
り出す破袋機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、生活プラスティックごみは、ビ
ニールやポリエチレン等のシート状またはフィルム状合
成樹脂製袋に収容されているが、これを例えば、減容固
化成形処理する場合には、上記袋を破って、その中に混
入している瓶や缶等を予め取り除いておく必要がある。
これらの袋は引っ掛け金物や鎌等を用いて人手により破
っていたが、このような人力による破袋は能率が悪く、
その機械化が要請されていた。
【0003】従来の破袋装置としては、例えば、熱によ
りポリエチレン袋を溶融破袋したり、内壁に切刃を植設
したドラムの中に袋を投入して、該ドラムを回転あるい
は揺動させて袋を破ったり、或いは櫛状のコンベヤを運
行させて、上側に配置した固定刃によりコンベヤ上の袋
を破る等の装置があった。
【0004】しかしながら、上記従来の破袋装置は、処
理能力が低いばかりでなく、特に大きさの異なる袋を処
理したり、内容物の種類や形状の異なる袋を完全に破る
ことは不可能である等の問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解決するためになされたもので、その目的とす
るところは、大きい袋と小さい袋が同時に供給されて
も、また、内容物が瓶や缶等の堅いものが入った袋とプ
ラスチック等の軟らかいものが入った袋が同時に供給さ
れても、完全かつ能率よく破ることができる破袋機を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の破袋機は、ケー
シング内の上部に破袋コンベヤをほぼ水平に配置すると
共に、該破袋コンベヤの下側にこれとほぼ平行に送りコ
ンベヤを配置して、これらの破袋コンベヤと送りコンベ
ヤとの間で袋を挟んで移送しながら破る破袋機におい
て;上記破袋コンベヤが、袋の排出口の上方に移送路を
横断する方向に水平に配設された駆動軸と、該駆動軸を
中心に回動自在に枢着された揺動フレームと、該揺動フ
レームの両端部に配置されたスプロケットと、これらの
スプロケットに掛け回された破袋チェーンと、該破袋チ
ェーンに適宜間隔で取付けられた複数の移動刃と、袋の
投入口側で上記揺動フレームを懸吊するサスペンジョン
ロッドおよびスプリングとから構成され;一方、上記送
りコンベヤが、ケーシング内に固定された固定フレーム
と、該固定フレームの両端部に配置されたスプロケット
と、これらのスプロケットに掛け回された送りチェーン
と、該送りチェーンに適宜間隔で取付けられた複数の送
り爪とから構成され;ていることを特徴とする。上記移
動刃の速度が上記送り爪の速度より若干異なる。また、
上記移動刃の移動路の途中に、固定刃を配置する。さら
に、上記破袋コンベヤを複数列配置して、それぞれの破
袋コンベヤが各々独立して揺動するように駆動軸の枢着
する。上記複数列の破袋コンベヤの移動刃の速度は、隣
接方向に交互に高速と低速に変化する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1において、1は破袋機ケーシン
グであって、袋の投入口1aおよび排出口1bを有す
る。該ケーシング1内の上部には破袋コンベヤAがほぼ
水平に配置され、該破袋コンベヤAの下側には送りコン
ベヤBがほぼ平行に配置されている。
【0008】上記破袋コンベヤAにおいて、2は駆動軸
であって、上記排出口1bの上方で袋の移送路を横断す
るように水平に配設されている。図2からも明かなよう
に、上記駆動軸2には、複数の駆動歯車3が配置されて
いる。これらの駆動歯車3のうち、少なくとも隣り同士
の駆動歯車3は相互に直径が異なる。それぞれの駆動歯
車3は従動歯車4と噛み合っている。各従動歯車4は、
それぞれの各従動軸5に取付けられている。各従動軸5
は、それぞれ独立して構成されている揺動フレーム6に
回転自在に取付けられている。各々の揺動フレーム6は
上記駆動軸2を中心に独立して回動できるように枢着さ
れている。
【0009】上記従動軸5にはスプロケット7が取付け
られており、一方、上記揺動フレーム6の投入口1a側
の端部にもスプロケット8が取付けられていて、これら
のスプロケット7、8に破袋チェーン9が掛け回されて
いる。該破袋チェーン9には、適宜間隔で移動刃10が
取付けられている。上記破袋チェーン9の周囲には、こ
れを取り囲むようにケースプレート11が設けられてい
て、上記移動刃10が、この外側に露出しており矢印方
向に移動する。図3からも明かなように、上記ケースプ
レート11の下側の移動刃10の移動路の途中には複数
の固定刃12が適宜間隔で配置されている。
【0010】13はサスペンジョンロッドであって、そ
の上端部は上記ケーシング1に取付けられており、下端
部はスプリング14を介して支持枠14′を支えてい
る。該支持枠14′は上記揺動フレーム6に取付けられ
ている。また、上記サスペンジョンロッド13にはスプ
リング15が設けられていて、上記ケーシング1とケー
スプレート11の間に介挿されている。従って、揺動フ
レーム6は駆動軸2を中心として反時計回りに弾性的に
回動できるようになっている。
【0011】一方、16は固定フレームであって、ケー
シング1に取付けられている。該固定フレーム16の両
端部にはスプロケット17、18が配置されており、送
りチェーン19が掛け回されている。該送りチェーン1
9には、適宜間隔で送り爪19aが取付けられていて、
矢印方向に移動する。
【0012】20は駆動用原動機であって、伝動チェー
ン21を介して上記駆動軸2を回転駆動し、破袋チェー
ン9を回転駆動すると共に、更に伝動チェーン22を介
して上記送りチェーン19を回転駆動するようになって
いる。上記破袋チェーン9は、隣同士の速度が相互に異
なり、しかも、高速の破袋チェーン9と、低速の破袋チ
ェーン9とが交互に配置されている。また、上側のチェ
ーン9の速度、即ち移動刃10の速度は、下側の送りチ
ェーン16の速度、即ち送り爪19aの速度より若干速
くする。
【0013】本実施例の破袋機は、以上のように構成さ
れているので、家庭プラスチックごみ等が詰め込まれた
袋を袋投入口1aから投入すると、該袋は上側の破袋チ
ェーン9と下側の送りチェーン19に挟まれた状態で排
出口1b方向に送られる。移送中の袋には、送りチェー
ン19の送り爪19aと、破袋チェーン9の移動刃10
とが突き刺さり、しかも、該移動刃10が送り爪19a
より若干速く移動するので、袋は移動中に移動刃10に
より引き裂かれる。
【0014】また、上記移動刃10の移動路の途中に
は、固定刃12が配置されているので、移送中の袋は、
この固定刃12に引っ掛かって、上記引き裂き口が開か
れ、内容物が取り出される。
【0015】図4に示すように、大きな袋Cが投入され
ると、上記破袋コンベヤAを上方に押し開く作用が働
く。その結果、破袋コンベヤAは駆動軸2を中心に反時
計回りに回転して、袋の入口側1aの通路を広げる。内
容物が軟らかいと、袋が大きくても破袋コンベヤAの重
量やスプリング15の弾性力により袋が押し潰される
が、瓶や缶が入っていると押し潰すことが困難となるの
で、この場合は、破袋コンベヤAが広がって袋の通過を
可能とする。
【0016】
【発明の効果】
1) 破袋コンベヤが特に袋の入口側で広がるように揺
動自在に設けられているので、大きい袋と小さい袋が同
時に供給されても、また、内容物が瓶や缶等の堅いもの
が入った袋とプラスチック等の軟らかいものが入った袋
が同時に供給されても、確実かつ完全に破ることができ
る。 2) 破袋コンベヤの移動刃が送りコンベヤの送り爪よ
り若干速く或いは遅く移動するので、移送中に袋を確実
に切り裂くことができる。 3) 移動刃の移動路の途中に固定刃を配置したので、
切り口を確実に開いて内容物を取り出すことができる。 4) 隣接する破袋コンベヤが各々独立して揺動するの
で、大小硬軟の袋を同時に投入しても、確実に破袋する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の破袋機の一実施例の側断面図である。
【図2】破袋コンベヤの上面図である。
【図3】図1のイーイ線に沿った図である。
【図4】図1のローロ線に沿った図である。
【図5】破袋コンベヤの作用の説明図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 投入口 1b 排出口 2 駆動軸 3 駆動歯車 4 従動歯車 5 従動軸 6 揺動フレーム 7 スプロケット 8 スプロケット 9 破袋チェーン 10 移動刃 11 ケースプレート 12 固定刃 13 サスペンジョンロッド 14 スプリング 14′支持枠 15 スプリング 16 固定フレーム 17 スプロケット 18 スプロケット 19 送りチェーン 19a 送り爪 20 駆動用原動機 21 伝動チェーン 22 伝動チェーン A 破袋コンベヤ B 送りコンベヤ C 袋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内の上部に破袋コンベヤをほ
    ぼ水平に配置すると共に、該破袋コンベヤの下側にこれ
    とほぼ平行に送りコンベヤを配置して、これらの破袋コ
    ンベヤと送りコンベヤとの間で袋を挟んで移送しながら
    破る破袋機において;上記破袋コンベヤが、袋の排出口
    の上方に移送路を横断する方向に水平に配設された駆動
    軸と、該駆動軸を中心に回動自在に枢着された揺動フレ
    ームと、該揺動フレームの両端部に配置されたスプロケ
    ットと、これらのスプロケットに掛け回された破袋チェ
    ーンと、該破袋チェーンに適宜間隔で取付けられた複数
    の移動刃と、袋の投入口側で上記揺動フレームを懸吊す
    るサスペンジョンロッドおよびスプリングとから構成さ
    れ;一方、上記送りコンベヤが、ケーシング内に固定さ
    れた固定フレームと、該固定フレームの両端部に配置さ
    れたスプロケットと、これらのスプロケットに掛け回さ
    れた送りチェーンと、該送りチェーンに適宜間隔で取付
    けられた複数の送り爪とから構成され;ていることを特
    徴とする破袋機。
  2. 【請求項2】 上記移動刃の速度が、上記送り爪の速度
    より若干異なることを特徴とする請求項1記載の破袋
    機。
  3. 【請求項3】 上記移動刃の移動路の途中に、固定刃を
    配置したことを特徴とする請求項1または2記載の破袋
    機。
  4. 【請求項4】 上記破袋コンベヤを複数列配置して、そ
    れぞれの破袋コンベヤが各々独立して揺動するように駆
    動軸の枢着したことを特徴とする請求項1ないし3記載
    の破袋機。
  5. 【請求項5】 上記複数列の破袋コンベヤの移動刃の速
    度が、隣接方向に交互に高速と低速に変化することを特
    徴とする請求項4記載の破袋機。
JP8452391A 1991-03-26 1991-03-26 破袋機 Pending JPH0655090A (ja)

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