JP2531208Y2 - 物品の方向揃え装置 - Google Patents

物品の方向揃え装置

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JP2531208Y2
JP2531208Y2 JP1991006058U JP605891U JP2531208Y2 JP 2531208 Y2 JP2531208 Y2 JP 2531208Y2 JP 1991006058 U JP1991006058 U JP 1991006058U JP 605891 U JP605891 U JP 605891U JP 2531208 Y2 JP2531208 Y2 JP 2531208Y2
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JP1991006058U
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繁視 畑中
薫 秋山
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Kao Corp
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Kao Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、物品の方向揃え装置に
関するものであり、特に落下供給されるボトルを一定の
方向に揃える物品の方向揃え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品の方向揃え装置に関する従来の技術
としては、特開昭61-64621号公報に記載のもの等が知ら
れており、該公報には、搬送物をのせて移送するコンベ
アの途中一側部には低速コンベアを設けると共にまた他
側部にはこの低速コンベアよりも高速で回転する高速コ
ンベアを設けてなり搬送物の向きを搬送途中で変更する
搬送物の向き変更コンベアが記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】然しながら、上記の従
来の技術は以下のような課題を有していた。
【0004】即ち、特開昭61-64621号公報に記載の搬送
物の向き変更コンベアは、一定の方向に揃えられた搬送
物(物品)を90度変更した一定の方向に揃えることはで
きるが、ランダムに落下供給される物品を一定の方向に
揃えることはできない。
【0005】従って、本考案の目的は、ランダムに落下
供給される物品を一定の方向に揃え得る物品の方向揃え
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本考案
は、ランダムに落下供給される物品を一定の方向に揃え
る物品の方向揃え装置において、物品に接触する側が上
方に駆動される一対の回動体と、該一対の回動体に挟ま
れる空間の下方に配設される物品搬送手段とを備え、該
物品搬送手段が上記物品を上記一対の回動体の回動軸と
実質的に同一方向に搬送し得る方向に配設され、一対の
回動体が、互いに異なる速度に駆動されているベルトで
あるようにしたものである。
【0007】
【0008】請求項に記載の本考案は、請求項1に
載の本考案において、物品搬送手段が、略水平方向に配
設されたベルトコンベアであるようにしたものである。
【0009】請求項に記載の本考案は、請求項1又は
2に記載の本考案において、一対の回動体の下端部と物
品搬送手段との間に、物品の動きを規制する案内板が配
設されているようにしたものである。
【0010】
【作用】 一対の回動体の下部出口幅を物品の長手方向
長さよりも狭く設定しておくことにより、ランダムに落
下供給される物品は、上方に駆動される上記一対の回動
体間で詰まりを生ずることなくその下部出口を通過し
その長手方向を該回動体の回動軸方向に整列せしめら
れ、ひいては物品搬送手段上に落下し、その長手方向を
搬送方向に向けられる状態に揃えられて搬出される。このとき、一対の回動体は異なる速度で駆動されてい
るから、物品は、高速側の回動体に接触している側を高
く持ち上げられ、結果として時計回りに回転し、それら
一対の回動体の上記1の下部出口を通過できる物品姿勢
を積極的に付与される。従って、一対の回動体間での詰
まりを確実に防止され、その下部出口をスムースに通過
して整列せしめられ得るものとなる。 また、一対の回動体がベルトからなるので、物品がベ
ルトに面で接触して長時間把持され、上記の回動体と
の接触による物品の回転に基づく姿勢制御作用を確実に
付与され得る。
【0011】ここで、一対の回動体の下部出口幅が物品
の長手方向に直交する断面の最小幅部分のみを通過可能
せしめるものであれば、上記一対の回動体間を通過し、
物品搬送手段上に落下する物品は、その長手方向を搬送
方向に向け、かつその最小幅方向を搬送方向に直交する
状態に揃えられて搬出される。
【0012】
【実施例】図1は本考案の一実施例に係る物品の方向揃
え装置を示す正面図、図2は図1の側面図、図3は図1
の装置において物品の直立落下状態を示す正面図であ
る。
【0013】物品の方向揃え装置10は、物品供給ベル
トコンベア11の出口側下方に設置され、供給ベルトコ
ンベア11からランダムに落下供給される物品1を一定
の方向に揃える。尚、物品1は、例えば、略楕円状の横
断面形状からなるプラスチックボトルである。
【0014】物品の方向揃え装置10は、一対の整列ベ
ルト12、13(回動体)、一対の案内板14、15、
物品搬送ベルトコンベア16(物品搬送手段)を有して
構成されている。
【0015】各整列ベルト12、13は、物品供給ベル
トコンベア11の下方の物品落下空間の両側に、無端周
回状をなして配設されている。両整列ベルト12、13
は、互いに略線対称をなす如くに傾斜配置され、両者の
上部入口幅を物品1の長手方向長さよりも広く、両者の
下部出口幅を物品1の長手方向に直交する横断面の最小
幅部分のみ通過可能とする値に設定している。
【0016】各整列ベルト12、13は、駆動モータ1
7により、物品1に接する側が上方に駆動される。更
に、各整列ベルト12、13は、変速装置18の存在に
より、一方のベルト12を高速(V1 )駆動せしめら
れ、他方のベルト13を低速(V2 )駆動せしめられ
る。
【0017】各案内板14、15は、各整列ベルト1
2、13の下方に、両整列ベルト12、13の下部出口
幅と同一間隔をなす如くに垂設され、両整列ベルト1
2、13の下端部と物品搬送ベルトコンベア16との間
で物品1の前述最小幅部分を両側から支えて該物品1の
動きを規制する。
【0018】物品搬送ベルトコンベア16は、両整列ベ
ルト12、13、及び両案内板14、15のそれぞれに
挟まれる物品落下空間の下方に配設される。物品搬送ベ
ルトコンベア16は、物品1を両整列ベルト12、13
の回動軸12A、13Aと実質的に同一方向に搬送し得
る如く、略水平方向に延設されている。
【0019】次に、上記実施例の作用について説明す
る。
【0020】物品供給ベルトコンベア11からランダム
に落下供給される物品1は、一対の整列ベルト12、1
3上に落下する。このとき、両整列ベルト12、13は
物品1に接触する面を上方に駆動されているから、物品
1は両整列ベルト12、13との摩擦接触により上方に
持ち上げられ、両整列ベルト12、13間にて詰まりを
生ずることがない。
【0021】そして、整列ベルト12は整列ベルト13
より高速で駆動されているから、物品1は、整列ベルト
12と接触している側をより速く持ち上げられ、結果と
して時計回りに回転し、それら両整列ベルト12、13
の下部出口を通過できる物品姿勢を積極的に付与され
る。従って、両整列ベルト12、13間での詰まりを確
実に防止され、その下部出口をスムースに通過して整列
せしめられ得るものとなる。 また、両整列ベルト12、
13がベルトからなるので、物品1がベルト12、13
に面で接触して長時間把持され、上述の整列ベルト1
2、13との接触による物品1の回転に基づく姿勢制御
作用を確実に付与され得る。
【0022】このとき、両整列ベルト12、13の下部
出口幅は物品1の長手方向に直交する横断面の最小幅部
分のみを通過可能に設定されているから、整列ベルト1
2、13間を通過し、物品搬送ベルトコンベア16上に
落下した物品1は、その長手方向を搬送方向に向け、か
つその最小幅部分を搬送方向に直交する状態に揃えられ
て搬出される(図1、図2参照)。
【0023】尚、両整列ベルト12、13間を落下する
物品1が図3に示す如くの直立状態、かつその最小幅方
向を搬送方向に直交する状態としている場合には、物品
1は両整列ベルト12、13に接触することなく、或い
は瞬間的な接触があっても、物品1は落下空間途中にて
停滞することなく物品搬送ベルトコンベア16上に落下
する。このとき、物品搬送ベルトコンベア16上に到達
した物品1は、該コンベア16の搬送速度(V3 )によ
り、下端部を搬送方向に引張られる如くにより整列さ
れ、結果として、その長手方向を搬送方向に向け、かつ
その最小幅部分を搬送方向に直交する状態に揃えられて
搬出される。
【0024】尚、物品の方向揃え装置10は、整列ベル
ト12、13のベルト速度、ベルト傾斜角度、ベルト間
隔、案内板14、15の間隔等を、物品1の形状寸法に
適合して設定し得るように、それらの調整装置を備えて
いる。
【0025】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、ランダム
に落下供給される物品を一定の方向に揃えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例に係る物品の方向揃え
装置を示す正面図である。
【図2】図2は図1の側面図である。
【図3】図3は図1の装置において物品の直立落下状態
を示す正面図である。
【符号の説明】
1 物品 10 物品の方向揃え装置 11 物品供給ベルトコンベア 12、13 整列ベルト(回動体) 12A、13A 回動軸 14、15 案内板 16 物品搬送ベルトコンベア(物品搬送手段)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランダムに落下供給される物品を一定の
    方向に揃える物品の方向揃え装置において、物品に接触
    する側が上方に駆動される一対の回動体と、該一対の回
    動体に挟まれる空間の下方に配設される物品搬送手段と
    を備え、該物品搬送手段が上記物品を上記一対の回動体
    の回動軸と実質的に同一方向に搬送し得る方向に配設さ
    一対の回動体が、互いに異なる速度に駆動されてい
    るベルトであることを特徴とする物品の方向揃え装置。
  2. 【請求項2】 物品搬送手段が、略水平方向に配設され
    たベルトコンベアである、請求項1記載の物品の方向揃
    え装置。
  3. 【請求項3】 一対の回動体の下端部と物品搬送手段と
    の間に、物品の動きを規制する案内板が配設されてい
    る、請求項1又は2記載の物品の方向揃え装置。
JP1991006058U 1991-01-23 1991-01-23 物品の方向揃え装置 Expired - Lifetime JP2531208Y2 (ja)

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JPH0496423U JPH0496423U (ja) 1992-08-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63137786A (ja) * 1986-11-29 1988-06-09 株式会社 富山テクニカルエンジニア社 皿状パ−ツの表裏選別装置

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JPH0496423U (ja) 1992-08-20

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