JP3438906B2 - ベルトコンベアの仕分け装置 - Google Patents

ベルトコンベアの仕分け装置

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JP3438906B2 JP07859593A JP7859593A JP3438906B2 JP 3438906 B2 JP3438906 B2 JP 3438906B2 JP 07859593 A JP07859593 A JP 07859593A JP 7859593 A JP7859593 A JP 7859593A JP 3438906 B2 JP3438906 B2 JP 3438906B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は直進するベルトコンベア
ラインの中途又は終端に設置されるベルトコンベアの仕
分け装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のベルトコンベアの仕分け装置とし
て、特開昭62−211217号公報に記載されたもの
が提案されている。これを図3〜図5により説明する
と、1は直進ベルトコンベアラインにおける複数の直進
ベルトコンベアで、この直進ベルトコンベア1は適当な
間隔を隔てて間欠的、かつ固定的に設置されており、各
直進ベルトコンベア1の搬送ベルト1aは図示しない駆
動装置によって物品(図示しない)の搬送方向Pに駆動
されるものである。 【0003】2は相隣る2つの直進ベルトコンベア1、
1間に設置される仕分けベルトコンベアである。各仕分
けベルトコンベア2のコンベア枠21は、その下部に揺
動台22が固設され、この揺動台22を介して最下部の
架台23に対し水平方向に揺動可能に組み付けてある。
コンベア枠21は、平面的に見てそのほぼ中心部近くに
揺動作用の中心軸心Oを有する。なお、図中2aは仕分
けベルトコンベア2の搬送ベルト、2bは両端部のドラ
ム、2cはドラム2bの軸受をそれぞれ示し、前記の搬
送ベルト2aは、揺動台22又はコンベア枠21に設け
たモータその他の駆動装置24から、周知の伝動装置2
5を介してドライブドラム2bに回転力が付与されるこ
とにより、矢印P方向に回転駆動される。なお、9は搬
送物品の有無について電気的制御装置に信号を送るセン
サである。 【0004】前記のコンベア枠21に固設された揺動台
22の下面には回転軸3が固定してあって、その回転軸
3は架台23に軸受31を介して揺動可能(回転可能)
に支持されている。従って揺動台22を含む仕分けベル
トコンベア2の全体が架台23に対し揺動可能に支えら
れる。また前記回転軸3にはアーム32が固設してあ
り、そのアーム32の先端には、流動体圧シリンダ装置
4その他の作動装置の先端側が枢着してある。この作動
装置、即ち流動体圧シリンダ装置4の基端側は、架台2
3に固設した取付部材5にブラケット51を介して枢着
してある。なお、前記の流動体圧シリンダ装置4は、後
に詳記する仕分けベルトコンベア2の揺動変位作用を円
滑にし、かつ安定よく行わせるために、架台23の両側
に対をなすように2個設けてもよい。その場合には、流
動体圧シリンダ装置4,4の先端側は、両側に張り出す
ようにして設けるアーム32の各端部に枢着する。 【0005】前記のように構成された従来のベルトコン
ベアの仕分け装置では、図3及び図4に示すように、物
品をコンベアライン上で矢印P方向に搬送させている際
に、各仕分けベルトコンベア2を実線の直線位置から右
又は左斜め方向に、例えば45°程度ほぼ水平に変位さ
せることができ、図3で説明すれば、4方向のシュート
6a,6b,6c又は6dに対し任意に物品を排出、仕
分けするものである。ここで図4及び図5において、物
品の仕分け作用について説明すると、直進ベルトコンベ
ア1上を矢印P方向に搬送される物品を、例えば左斜め
方向に排出させたい場合は、作動装置、即ち、流動体圧
シリンダ装置4のピストンを収縮させ、アーム32及び
回転軸3を介し、架台23に対して仕分けベルトコンベ
ア2を揺動台22と共に左方向に45°程度回転変位さ
せる。 【0006】即ち、仕分けベルトコンベア2は、実線で
示す直進位置から鎖線で示す排出位置に左斜め方向に揺
動して位置を変えるので、物品は矢印L方向に排出、仕
分けされることになる。逆に右斜め方向に物品を排出す
ることを要する場合は、前記の流動体圧シリンダ装置4
のピストンを元に戻し、仕分けベルトコンベア2を直進
位置に復帰させればよい。なお、図5に示すように、従
来例では仕分けベルトコンベア2におけるベルト2aの
搬送面を前方側で低く後方側で高くなるように傾斜させ
てあるが、この構成は、前方の直進ベルトコンベア1か
らの物品の乗り継ぎ、或いは後方の直進ベルトコンベア
1への乗り継ぎが確実になされるようにするためのもの
である。 【0007】この仕分け装置における各仕分けベルトコ
ンベア2と、前後の直進ベルトコンベア1,1との間に
は、仕分けベルトコンベア2の揺動変位の際に、相互に
干渉しないようにある間隔を置いてある。この間隔は、
仕分けベルトコンベア2を揺動変位させて排出位置に置
いた時に、物品の乗り継ぎの面で多少の問題を生ずる。
即ち、前記仕分けベルトコンベア2と前方の直進ベルト
コンベア1との間に形成される平面三角上の間隔sは、
物品が小さいとそこで跳ね上がったりすることがある。
また前記三角上の平面的間隔sを補完するために、図4
及び図5に示すように、仕分けベルトコンベア2のコン
ベア枠21にほぼ水平の補完部材7a,7bを固設して
ある。 【0008】図示例にあっては、コンベア枠21の前部
に固設された三日月状の補完部材7a及びコンベア枠2
1の前方両側部に固設された三角状の補完部材7b,7
bを備えているが、これらは、仕分けベルトコンベア2
の揺動変位の際に直線ベルトコンベア1に衝突しないよ
うな形状に作られることは勿論である。そしてこれらの
平板状の補完部材7aは、仕分けコンベアにおけるベル
ト2aの搬送面より数mm程度低くなるように取付けるを
可とする。また前記の三角状の補完部材7bにおける後
方の外辺部からコンベア枠21の後半部には、ほぼ垂直
の上方に延びる側板8を設けるとよい。各側板8は、仕
分けコンベア2を排出位置に変位させた時、物品の跳ね
出しを防ぐ案内板となり得る。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の仕分け装置
では、直進コンベアからの物品を左右に仕分けるのに仕
分けベルトコンベアを介して行っているが、同仕分けコ
ンベアが直進コンベアと一直線となる場合には隙間が形
成され、この隙間が大きいと物品の乗り移りは不確実と
なったり、時には落下する。そこで、係る隙間を少なく
するために、従来は三日月状の補完部材7bを付設して
いるが、係る形状の補完部材7bを付設しても両端部の
隙間は減少せず、小物品の落下を完全には防止すること
は出来ず、また係る補完部材7bを付設するには多くの
費用が必要であった。本発明は隙間をより減少させるベ
ルトコンベアの仕分け装置を提供しようとするものであ
る。 【0010】 【課題を解決するための手段】このため本発明は、間欠
的に設置された複数の直進ベルトコンベア間に水平方向
に揺動可能な仕分けベルトコンベアを設置したベルトコ
ンベアの仕分け装置において、直進ベルトコンベアの物
品搬送方向に対し、前記仕分けベルトコンベアを、同ベ
ルトコンベアの両後隅部を中心として左又は右斜め方向
に揺動可能にするために、同仕分けベルトコンベアの揺
動回転部を両後隅部に各々設けると共に、揺動する際は
その方向により揺動回転部の一方のみを有効とする切換
手段を設けてなるもので、これを課題解決のための手段
とするものである。 【0011】 【作用】本発明における仕分けコンベアの回転中心は、
同仕分けコンベアの両後隅部である。即ち、斜め右方向
に回転する場合には、進行方向の後右隅部を中心として
回転させ、また左方向のときには後左隅部を中心として
回転させる。その為仕分けコンベアを元の状態に戻した
とき、直進コンベアとの隙間を減少させることができ
る。 【0012】 【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1及び図2は本発明の実施例を示す。図1及び図
2において、1は直進ベルトコンベアラインにおける複
数の直進ベルトコンベアで、この直進ベルトコンベア1
は適当な間隔を隔てて間欠的、かつ固定的に設置されて
おり、各直進ベルトコンベア1の搬送ベルト1aは図示
しない駆動装置によって物品(図示しない)の搬送方向
Bに駆動されるものである。2は相隣る2つの直進ベル
トコンベア1,1間に設置される仕分けベルトコンベア
である。2aは仕分けベルトコンベア2の搬送ベルト、
2bは両端部のドラム、2cはドラム2bの軸受をそれ
ぞれ示し、前記の搬送ベルト2aは、コンベア枠60に
設けたモータその他の駆動装置24から周知の伝動装置
25を介してドラム2bに回転力が付与されることによ
り、矢印P方向に回転駆動される。なお、9は搬送物品
の有無について電気的制御装置に信号を送るセンサであ
る。 【0013】また前記コンベア枠60は、前枠下に方向
自在のローラ67と、後枠の両端に固定されているシリ
ンダ61,62で支持されている。68は基台であっ
て、前部(図1において右端部)には前記ローラ67を
載置し、ほぼ中央部には後述する揺動シリンダ65が固
定されていて、両後隅部(図1において左端部)には前
記シリンダ61,62のロッド端と嵌合可能なブッシュ
63,64が固着されている。なお、同ブッシュ63,
64の位置が、後述する仕分けベルトコンベア2の回転
中心となる。また前記の基台68上には前記揺動シリン
ダ65が固定されており、同シリンダ65のロッド端は
結合ピン66を介してコンベア枠60に係着されてい
る。 【0014】次に以上のように構成された実施例につい
て作用を説明すると、図2の実線で示すように、物品を
コンベアライン上で矢印PからB方向に搬送させている
場合には、仕分けベルトコンベア2は同じ方向にある。
係る場合には図示しない制御装置で揺動シリンダ65の
突出するロッド位置はほぼ中央に、シリンダ61,62
は各々ブッシュ63,64に嵌合挿入される。次に仕分
けベルトコンベア2を揺動させて、L方向にする場合に
は、シリンダ62をブッシュ64から離脱させる。そし
て、揺動シリンダ65のロッドを更に突出させる。この
ため、仕分けベルトコンベア2はブッシュ63の位置を
中心にローラ67を介してL方向におよそ45°回転
し、後コンベア69に物品を搬送できる。 【0015】係る状態で仕分けコンベア2を元の直線位
置に戻すには、揺動シリンダ65のロッド位置を元の状
態とすることによって、ローラ67を介して回転し元の
B方向となる。反対に仕分けベルトコンベア2をL方向
と逆の方向とするためには、シリンダ61のロッド端を
ブッシュ63から離脱させる。そして揺動シリンダ65
のロッドの突出量を減ずると、仕分けベルトコンベア2
はブッシュ64の位置を中心にローラ67を介して逆の
方向となる。以上のように、仕分けコンベア2をL或い
は逆の方向とするのに、回転中心位置を各々のブッシュ
63,64と異にして回転させる。その為仕分けベルト
コンベアの両端部で、かつ出来るだけ直進ベルトコンベ
ア1に、前記回転中心位置を近づけることによって、仕
分けベルトコンベア2との隙間(図示S)を少なくする
ことができ、小物品であってもうまく搬送できる。な
お、図3に示すように仕分けベルトコンベアを複数縦列
に設置して、種々の仕分けに対応することができる。 【0016】 【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明のベルト
コンベアの仕分け装置によると、回転中心位置を両後隅
部の何れかに変更して行うため、直進ベルトコンベアと
の隙間を少なく設置することができる。その為物品の乗
り移りの不確実さや、落下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示すベルトコンベアの仕分け
装置の概要を示す正面図である。 【図2】図1の平面図である。 【図3】従来のベルトコンベアの仕分け装置の概要を示
す平面図である。 【図4】図3の要部拡大平面図である。 【図5】図4の正面図である。 【符号の説明】 1 直進ベルトコンベア 2 仕分けベルトコンベア 60 コンベア枠 61,62 シリンダ 63,64 ブッシュ 65 揺動シリンダ 67 ローラ 69 後コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−82524(JP,A) 特開 昭61−211217(JP,A) 特開 平4−338023(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/64 - 47/78 B65G 21/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 間欠的に設置された複数の直進ベルトコ
    ンベア間に水平方向に揺動可能な仕分けベルトコンベア
    を設置したベルトコンベアの仕分け装置において、直進
    ベルトコンベアの物品搬送方向に対し、前記仕分けベル
    トコンベアを、同ベルトコンベアの両後隅部を中心とし
    て左又は右斜め方向に揺動可能にするために、同仕分け
    ベルトコンベアの揺動回転部を両後隅部に各々設けると
    共に、揺動する際はその方向により揺動回転部の一方の
    みを有効とする切換手段を設けたことを特徴とするベル
    トコンベアの仕分け装置。
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CN106477297A (zh) * 2016-10-25 2017-03-08 江西远成汽车技术股份有限公司 物料传送装置
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