JPH06328337A - ダブル反転装置 - Google Patents

ダブル反転装置

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JPH06328337A
JPH06328337A JP11950793A JP11950793A JPH06328337A JP H06328337 A JPH06328337 A JP H06328337A JP 11950793 A JP11950793 A JP 11950793A JP 11950793 A JP11950793 A JP 11950793A JP H06328337 A JPH06328337 A JP H06328337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
falling
receiving surface
reversing
support member
Prior art date
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Pending
Application number
JP11950793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Ebine
良勝 海老根
Shogo Shigemori
正吾 茂森
Shigeru Mori
茂 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】反転装置の二つのワーク受け面1,2のどちら
か一方に、ワーク倒れ防止駆動装置3を用いたワーク倒
れ防止装置4を、円弧状支持部材6に設け、その後部に
従動部5を具備し、基台8上の支持ローラ9で支持さ
れ、反転駆動装置7を用いて反転させる反転装置を、2
台以上設置する。 【効果】作業効率の向上が図れ、更に、ワーク倒れ防止
装置を設けたことにより、ワークの転倒・落下を防止で
きるため、ワークの品質を保ち、且つ、安全に作業でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを短時間で容易
に90度,180度反転させることのできるダブル反転
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に重量物の反転作業は、機械加工を
したり、組立・検査を行うためにも必要不可欠である
が、作業自体は非常に危険である。これらを安全に行う
ためにも、従来はクレーン吊り上げ方式や各種反転装置
が用いられている。このうち反転装置は、特開昭57−20
3603号公報に示されるように、反転装置の二つのワーク
受け面のどちらか一方に、旋回テーブルを設けているも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術に記
載された装置では、180度反転させるために90度反
転後、ワークが旋回テーブルに載り水平移動、更に旋回
という作業があり複雑な形状のワークは勿論、単純な形
状のワークでも旋回テーブルから転倒・落下する危険性
があるという欠点と、更に、この反転装置にワークXを
載せた場合、このワークXがクレーン等の荷役機械で反
転装置から撤去されない限り、ワークYは、この反転装
置に載せることができないため、作業性が悪いという欠
点がある。今回の発明は、ワークの転倒・落下を防止す
るために、ワーク倒れ防止装置を設け更に、反転装置を
複数個組み合わせることにより、ワークを連続的に反転
させることを目的とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は、複数個の反転装置を組み合わせることによ
り、連続的なワークの反転を可能とした。
【0005】本発明は、ワーク受け面に伸縮する機能
を具備した、ワーク倒れ防止装置を設けたことにより、
ワークの転倒・落下を防ぐことを可能とした。
【0006】
【作用】 本発明は、複数個の反転装置を組み合わせることによ
り、最初のワークXを180度反転させようとする際、
次のワークYを前記装置に載置可能となり、反転装置自
体を止めること無く、連続的なワークの反転を可能とし
た装置である。
【0007】本発明は、ワーク受け面のどちらか一方
に駆動手段を用い、伸縮可能としたワーク倒れ防止装置
を設け、装置をワークに押し付けながら移動させるた
め、ワークの転倒・落下の危険性を防止することができ
る。
【0008】
【実施例】図1,図2に示すように、互いに直角な対向
した二つのワーク受け面1,2のどちらか一方の受け面
2に、ワーク倒れ防止駆動装置3を用いて、水平方向に
伸縮する機能を持ったワーク倒れ防止装置4を設け、そ
の後部に円弧延長方向に駆動し得る従動部5を具備した
円弧状支持部材6を設けた装置をAとする。ここで更
に、前述と同様互いに直角な対向した二つのワーク受け
面1,2の受け面1に、ワーク倒れ防止駆動装置3を用
いて、水平方向に伸縮する機能を持ったワーク倒れ防止
装置4を設け、その後部に円弧延長方向に駆動し得る従
動部5を具備した円弧状支持部材6を設けた装置をBと
し、反転駆動装置7を備えた基台8上に公転軌道可能に
支持するための、支持ローラ9で二つの円弧上支持部材
6を回転方向に並べて支持する。ここで支持ローラ9
は、円弧状支持部材6に沿って三か所以上設ける。又、
ワーク倒れ防止駆動装置3の駆動方法については、受け
面に対して水平方向に伸縮する機能を用いれば、適宜の
機構を採用しても良い。更に、反転装置自体の駆動方法
についても、回転方向に駆動し得る機能を用いれば、適
宜の機構を採用しても良い。
【0009】図1,図3ないし図6において、まず図1
に示すように、装置Aの受け面2が水平、並びに受け面
1が垂直状態において、反転しようとするワーク10を
クレーン等の荷役機械を用い、受け面2に載置する。そ
の際、ワーク10を受け面1に当接あるいは近接させ
る。次に図3に示すように、装置Aをa方向へ反転駆動
装置7を用い支持ローラ9に支持されつつ回転すると、
次第に受け面2は水平から垂直状態へ、受け面1は垂直
から水平状態へ変化し、ワーク10もそれに伴い反転さ
せられ、受け面2が垂直,受け面1が水平状態になった
時、ワーク10は90度反転を完了する。
【0010】次に図4に示すように、装置Bのワーク倒
れ防止装置4をb方向へワーク10に接する位置まで移
動させたら、装置Aのワーク倒れ防止装置4をc方向へ
ワーク10に接する位置まで移動させ、接すると同時
に、装置Bのワーク倒れ防止装置4をb′方向へ移動さ
せ、ワーク10を装置Bのワーク受け面2の位置まで移
動させる。
【0011】次に図5に示すように、装置Aのワーク倒
れ防止装置4をd方向へ移動させ、装置Bをe方向へ反
転駆動装置7を用い、支持ローラ9に支持されつつ回転
させ、次第に受け面2は水平から垂直状態へ、受け面1
は垂直から水平状態へ変化し、ワーク10もそれに伴い
反転させられ、受け面2が垂直,受け面1が水平状態と
なった時、ワーク10は180度反転完了する。又、図
6のように装置Aのワーク倒れ防止装置4のd方向への
移動が完了したら、装置A自体をf方向へ回転させ、次
のワーク11の載置に備えることができる。
【0012】本発明は以上の通り、互いに直角な対向し
た二つのワーク受け面1,2のどちらか一方の受け面
に、ワーク倒れ防止駆動装置3を用いて、この受け面に
水平方向に伸縮する機能を持ったワーク倒れ防止装置4
を設け、その後部に円弧状支持部材6を設けた装置を二
つ以上組み合わせて、支持ローラ9で回転方向に並べて
支持することにより、いくつものワークが連続的に反転
可能となり、作業効率が良くなるのは勿論であるが、ワ
ークの水平方向移動時、ワーク受け面にワーク倒れ防止
装置4を設けたため、転倒・落下の危険性がなくなり、
ワークを破損することが無くなる。
【0013】実施例の他にも図7に示すように、ワーク
倒れ防止装置4を二つのワーク受け面1,2両方に設け
ても良い。更に、図8に示すように反転装置A,Bを作
業工程によっては、数台設置しても良い。
【0014】
【発明の効果】本発明は、複数個の反転装置を組み合わ
せることにより、複数のワークが、90度単位で連続的
な反転が可能となるため、作業効率の向上が図れる。
又、反転装置自体を任意の傾きの位置でも、停止並びに
保持することが可能である。
【0015】本発明は、ワークの受け面に、伸縮する機
能を持たせることにより、ワークの形状が単純なものは
勿論、複雑な形状のものも、ワークの転倒・落下を防止
することができるため、ワークの品質を保ち、且つ、安
全に作業できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図。
【図2】本発明の一実施例の側面図。
【図3】本発明の90度反転開始時の動作の説明図。
【図4】本発明の反転装置Aから反転装置Bへ、ワーク
移動の動作の説明図。
【図5】本発明の180度反転開始時の動作の説明図。
【図6】本発明の180度反転完了及び、次ワークの反
転準備の動作の説明図。
【図7】本発明の第二の実施例の正面図。
【図8】本発明の第三の実施例の正面図。
【符号の説明】
1,2…ワーク受け面、3…ワーク倒れ防止駆動装置、
4…ワーク倒れ防止装置、5…従動部、6…円弧状支持
部材、7…反転駆動装置、8…基台、9…支持ローラ、
10,11…ワーク、A,B…反転装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台上に円弧状支持部材を載置し、前記円
    弧状支持部材にワーク受け面を設け、前記円弧状支持部
    材を駆動手段を用いて、公転軌道可能な装置を、複数個
    組み合わせ前記ワークの連続的な反転を可能としたこと
    を特徴とするダブル反転装置。
  2. 【請求項2】基台上に円弧状支持部材を載置し、前記円
    弧状支持部材にワーク受け面を設け、前記円弧状支持部
    材を駆動手段を用いて、公転軌道可能な装置を複数個組
    み合わせ、前記ワーク受け面のどちらか一方に前記ワー
    クの転倒・落下を防止するために、伸縮する機能を持っ
    たワーク倒れ防止装置を設けたことを特徴とするダブル
    反転装置。
JP11950793A 1993-05-21 1993-05-21 ダブル反転装置 Pending JPH06328337A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11950793A JPH06328337A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 ダブル反転装置

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JP11950793A JPH06328337A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 ダブル反転装置

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Publication Number Publication Date
JPH06328337A true JPH06328337A (ja) 1994-11-29

Family

ID=14762978

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11950793A Pending JPH06328337A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 ダブル反転装置

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JP (1) JPH06328337A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180032809A (ko) * 2016-09-23 2018-04-02 삼성중공업 주식회사 턴오버 장치
CN112678484A (zh) * 2020-12-25 2021-04-20 马拉兹(江苏)电梯导轨有限公司 电梯导轨双向翻转装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180032809A (ko) * 2016-09-23 2018-04-02 삼성중공업 주식회사 턴오버 장치
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