JPH0683230U - 横型マシニングセンタ - Google Patents

横型マシニングセンタ

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JPH0683230U
JPH0683230U JP2456093U JP2456093U JPH0683230U JP H0683230 U JPH0683230 U JP H0683230U JP 2456093 U JP2456093 U JP 2456093U JP 2456093 U JP2456093 U JP 2456093U JP H0683230 U JPH0683230 U JP H0683230U
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修 二村
隆 細野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械本体を大型化することなく、横長ワーク
を反転してその2面を自動運転で加工する。 【構成】 ベッド1の中央部に旋回台6を前方へ張り出
すように形成する。旋回台6と加工テーブル2との間に
2条のレール7を架設する。旋回台6に油圧シリンダ8
を設置し、そのピストンロッドにシフタ9を装着する。
ワーク載置台5を油圧シリンダ8によりシフタ9を介し
加工領域の内側と外側との間でレール7に沿って平行移
動する。旋回台6の中央部に旋回テーブル10を配設
し、これを油圧モータ11によりギヤ機構12を介して
旋回する。加工領域の内側でワーク載置台5上の横長ワ
ークWの片面を加工し、ワーク載置台5を加工領域の外
側へ搬出し、旋回テーブル10上で180゜反転し、加
工領域の内側へ搬入し、横長ワークWの反対面を加工す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、横型マシニングセンタ、特に、横長ワークを水平面内で180゜ 反転して2面加工できる横型マシニングセンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示すようなコンビネーションテーブル仕様の横型マシニングセン タが知られている。このマシニングセンタは、主軸31の軸線と直交する方向に 長いテーブル32を備え、そのテーブル32は長手方向に3分割され、中央の旋 回テーブル32aを加工領域で旋回して、この上に載置したワーク(図示略)を 主軸31により2面加工できるように構成されている。また、従来、一枚のテー ブルを幅狭に形成し、これを加工領域で旋回する横型マシニングセンタも提案さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の横型マシニングセンタによると、テーブルを加工領域で旋回 しているため、テーブルの横幅を長くした場合、旋回時にテーブルがコラム等の 機械本体に干渉する。従って、テーブルの長さが制限され、横長ワークの場合に 、これを2面加工できないという問題点があった。逆に、テーブルと干渉しない ようにコラム等に逃げを設けた場合には、機械本体が大型化し、防塵カバーも大 きくなり、また、テーブルの旋回バランスが悪化するという不都合があった。
【0004】 そこで、この考案の課題は、機械本体を大型化することなく、横長ワークを反 転してその2面を自動運転で加工できる横型マシニングセンタを提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案の横型マシニングセンタは、主軸軸線 と直交する方向に長いワーク載置台と、ワーク載置台を加工領域の内側と外側と の間で主軸軸線方向へ平行移動する移送機構と、加工領域外側の水平面内でワー ク載置台を180゜反転する反転機構とを具備する。
【0006】 また、前記反転機構には、一対のワーク載置台を支持する大きさの旋回テーブ ルと、旋回テーブル上でワーク載置台を移動する移動手段とが設けられる。
【0007】
【作用】
この考案の横型マシニングセンタにおいては、まず、加工領域の内側でワーク 載置台上の横長ワークの片面が加工され、次に、ワーク載置台が加工領域の外側 へ搬出され、そこで180゜反転された後、加工領域の内側へ搬入され、続いて 、横長ワークの反対面が加工される。こうすれば、ワーク載置台を加工領域の外 側で反転できるので、ワーク載置台と機械本体との干渉のおそれがなくなり、機 械本体を大型化しなくても、横長ワークの2面を自動運転で連続的に加工するこ とができる。
【0008】 また、この考案の横型マシニングセンタはAPC(自動パレット交換)機能を 備え、一対のワーク載置台を旋回テーブルから加工領域へ交互に移送し、一方の 加工中に他方を反転及び移動し、これを繰り返すことによって2個の横長ワーク の2面加工を自動運転で連続的に行うことが可能である。
【0009】
【実施例】
以下、この考案を具体化した実施例を図面に基づいて説明する。図1及び図2 は第一実施例の横型マシニングセンタを示すもので、図において、1はベッド、 2は加工テーブル、3はコラム、4は主軸、5はワーク載置台である。ワーク載 置台5は、横長ワークWを載置できるように、主軸4の軸線と直交する方向に長 いパレット状に形成されている。
【0010】 ベッド1の中央部には旋回台6が前方へ張り出すように形成され、この旋回台 6と加工テーブル2との間にはワーク載置台5を移送案内する2条のレール7が 架設されている。旋回台6には油圧シリンダ8が設置され、そのピストンロッド にはワーク載置台5を主軸4の軸線方向へ往復移動するシフタ9が装着されてい る。そして、レール7、油圧シリンダ8、及びシフタ9により移送機構が構成さ れ、同機構によってワーク載置台5が加工領域の内側と外側との間で主軸4の軸 線方向へ平行移動される。
【0011】 旋回台6の中央部には旋回テーブル10が配設されている。この旋回テーブル 10は図示しない油圧リフタによって昇降され、上昇位置で油圧モータ11によ りギヤ機構12を介して旋回される。そして、旋回テーブル10、油圧モータ1 1、及びギヤ機構12により反転機構が構成され、同機構によりワーク載置台5 が加工領域外側の水平面内で180゜反転される。なお、加工テーブル2にはワ ーク載置台5を定位置に保持するクランプ13が装備され、また、旋回台6には 旋回テーブル10を位置決めするブロック14が設けられている。
【0012】 上記構成の横型マシニングセンタにおいては、まず、ワーク載置台5が加工テ ーブル2上に配置され、加工領域の内側でワーク載置台5上の横長ワークWの片 面が主軸4によって加工される。次に、反転指令が出力されると、クランプ13 が解放され、油圧シリンダ8が作動され、シフタ9によりワーク載置台5がレー ル7に沿って加工領域の外側へ搬出される。ワーク載置台5が旋回テーブル10 上で静止したことが確認されると、旋回テーブル10が油圧モータ11により旋 回され、ブロック14で位置決めされ、ワーク載置台5が水平面内で180゜反 転される。その後、ワーク載置台5は油圧シリンダ8によりシフタ9を介し加工 領域の内側へ搬入され、加工テーブル2上で静止したことが確認されると、クラ ンプ13で保持され、その状態で、横長ワークWの反対面が加工される。
【0013】 こうすれば、ワーク載置台5を加工領域の外側で反転できるので、ワーク載置 台5とコラム3等の機械本体との干渉のおそれがなくなり、機械本体を大型化し なくても、横長ワークWの2面を自動運転で連続的に加工することができる。ま た、加工領域外側の足場の安定した場所で段取りができるため、安全性が向上す るうえ、加工テーブル2上での吊上げ作業が不要になり、機械全体を防塵カバー 15で全閉できて、切粉対策の点で大変有利な横型マシニングセンタを構成する ことができる。なお、旋回台6に足踏みペダルを設けて、ワークセット時に旋回 テーブル10を旋回できるように構成してもよい。
【0014】 次に、この考案の第二実施例を図3〜図6に従って説明する。図において、第 一実施例と同一の符号は同一又は相当する部材を示し、相違点について説明する と、旋回テーブル10は一対のワーク載置台5A,5Bを支持できるように第一 実施例と比較して大きく形成されている。旋回台6にはワーク載置台5A,5B を旋回テーブル10上で移動するための移動手段が設けられ、該手段はモータ1 6と、それによって駆動されるチェーン17と、チェーン17上に装着された掛 止片18と、掛止片18を主軸4の軸線方向へ案内するスプライン19とから構 成されている。また、旋回台6にはワーク載置台5A,5Bを4位置(図4のa 〜d位置)に割り出すためのリミットスイッチ、及び各位置に固定するためのク ランプが配設されている(何れも図示略)。スプライン19と反対側には、シフ タ9を回転してワーク載置台5に掛け外しするための別のスプライン20が設け られている。
【0015】 第二実施例の横型マシニングセンタは図5及び図6の(a)〜(n)に示すよ うに作用してAPC(自動パレット交換)動作を実行する。 図5(a) 一方のワーク載置台5Aの片面加工が終了する。 図5(b) ワーク載置台5Aを旋回テーブル10上に移載する。 図5(c) 旋回テーブル10を旋回し、両方のワーク載置台5A,5Bを18 0゜反転する。 図5(d) 他方のワーク載置台5Bを加工領域に搬入する。 図5(e) ワーク載置台5Bの片面加工中に、ワーク載置台5Aを旋回テーブ ル10の中央(図4のc位置)へ移動する。 図5(f) ワーク載置台5Bの片面加工中に、ワーク載置台5Aを180゜反 転する。 図5(g) ワーク載置台5Aを旋回テーブル10の前方(図4のb位置)へ移 動し、ワーク載置台5Bを旋回テーブル10上に移載する。 図5(h) 両方のワーク載置台5A,5Bを180゜反転する。
【0016】 図6(i) ワーク載置台5Aを反転状態で加工領域に搬入する。 図6(j) ワーク載置台5Aの反対面加工中に、ワーク載置台5Bを旋回テー ブル10の中央に移動する。 図6(k) ワーク載置台5Aの反対面加工中に、ワーク載置台5Bを180゜ 反転する。 図6(l) ワーク載置台5Bを旋回テーブル10の前方へ移動し、2面加工済 のワーク載置台5Aを旋回テーブル10上に移載する。 図6(m) 両方のワーク載置台5A,5Bを180゜反転する。 図6(n) ワーク載置台5Bを加工領域に搬入してその反対面を加工し、同時 に、ワーク載置台5Aを旋回テーブル10から図4のd位置へ搬出 してワーク交換を行う。
【0017】 このように、第二実施例の横型マシニングセンタによれば、一対のワーク載置 台5A,5Bを旋回テーブル10から加工領域へ交互に移送し、一方の加工中に 他方を反転及び移動し、これを繰り返すことによって2個の横長ワークの2面加 工を自動運転で連続的に行うことが可能で、非加工時間を大幅に短縮することが できる。
【0018】 なお、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、移送機構を チェーン又はボールネジで構成するなど、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で各部 の形状並びに構成を適宜に変更して具体化することも可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上に詳述したように、請求項1の考案によれば、ワーク載置台を加工領域の 外側で反転するように構成したので、機械本体を大型化することなく、横長ワー クを反転してその2面を自動運転で加工できるという優れた効果を奏する。
【0020】 請求項2の考案によれば、反転機構に一対のワーク載置台を支持する大きさの 旋回テーブルと、その上でワーク載置台を移動する移動手段とを設けたので、2 個の横長ワークの2面加工を自動運転で連続的に行うことができるという効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す横型マシニングセン
タの平面図である。
【図2】図1のマシニングセンタの側面図である。
【図3】本考案の第二実施例を示す横型マシニングセン
タの正面図である。
【図4】図3のマシニングセンタの平面図である。
【図5】図4のマシニングセンタの作用説明図である。
【図6】図5に続く作用説明図である。
【図7】従来の横型マシニングセンタの斜視図である。
【符号の説明】
1・・ベッド、2・・加工テーブル、3・・コラム、4
・・主軸、5・・ワーク載置台、6・・旋回台、7・・
レール、8・・油圧シリンダ、9・・シフタ、10・・
旋回テーブル、11・・油圧モータ、12・・ギヤ機
構、13・・クランプ、14・・ブロック、15・・防
塵カバー、16・・モータ、17・・チェーン、18・
・掛止片、19,20・・スプライン、W・・横長ワー
ク。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸軸線と直交する方向に長いワーク載
    置台と、ワーク載置台を加工領域の内側と外側との間で
    主軸軸線方向へ平行移動する移送機構と、加工領域外側
    の水平面内でワーク載置台を180゜反転する反転機構
    とを備えたことを特徴とする横型マシニングセンタ。
  2. 【請求項2】 前記反転機構に、一対のワーク載置台を
    支持する大きさの旋回テーブルと、旋回テーブル上でワ
    ーク載置台を移動する移動手段とを設けたことを特徴と
    する請求項1記載の横型マシニングセンタ。
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Cited By (2)

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JP2012024901A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Howa Mach Ltd ワークの加工方法およびマシニングセンタ
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