JPH0725411U - 音声入力装置 - Google Patents

音声入力装置

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JPH0725411U
JPH0725411U JP5639793U JP5639793U JPH0725411U JP H0725411 U JPH0725411 U JP H0725411U JP 5639793 U JP5639793 U JP 5639793U JP 5639793 U JP5639793 U JP 5639793U JP H0725411 U JPH0725411 U JP H0725411U
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声認識入力手段においては、発声した音声
をそのままの言葉の意味として入力される。しかしなが
ら、周囲の人々に入力している情報が聞こえることとな
り、これが不都合な場合、入力される文字が漏れないよ
うにする。 【構成】 マイクロフォン(6)を通して入力された音
声パターンを照合するための複数の標準音声パターン
と、該標準音声パターンに対応し且つ出力される文字コ
ードを記憶する第2のメモリ(10)を有し、前記第2
のメモリ(10)中の標準音声パターンで特定される文
字と文字コードで特定される文字とは不一致するもので
ある音声入力装置。あるいは、音声認識回路(15)よ
り出力された文字コードを異なる文字コードに変換する
文字変換回路(16)を有した音声入力装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、音声認識回路を有する音声入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平4−212600号公報等に開示される入力装置は音声認識回路を備え マイクロホンから音声でデータを入力することができるものであり、キーボード が不要なために小型軽量の入力装置を提供でき、さらに、キーボードに慣れない オペレータにとって入力が容易である。また、両手が塞がっている時の入力や遠 隔入力を可能ならしめるものとして近年めざましく発展し、各分野で実用化され るに至っている。
【0003】 しかしながら、発声した音声をそのままの言葉の意味として入力すると、周囲 の人々に入力している情報が聞こえることとなり、暗証番号(パスワード)等の 守秘内容を入力する時には不都合であった。かかる問題を解決するための音声暗 唱番号入力装置が特開平4−74252号公報等に開示されている。これは操作 者のみにわかる質問を繰り返して、文字数が限られた数値を特定するものである 。例えば、乱数発生による順不同で0から9までの数字を提示して、その中から 操作者が選択することを数回繰り返したり、他に、提示した数値より以上か未満 かの質問を繰り返す音声暗唱番号入力装置が考えられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然るに上記特開平4−74252号公報等に開示されている方法では、1文字 入力するために複数回の質問、応答を繰り返さねばならず、入力に時間がかかる という問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題に鑑みてなされたもので、第1の特徴は入力された音声を電 気的な信号に変換し、入力音声パターンとして出力する入力回路と、複数の標準 音声パターンに各々対応して文字コードが予め記憶されている第1、第2のメモ リと、前記入力回路より出力された前記入力音声パターンと前記メモリ中の標準 音声パターンとを照合すると共にこの照合により近似すると判定された標準音声 パターンに対応して前記メモリに記憶されている文字コードを選択出力する識別 判定回路と、該識別判定回路を前記第1、第2のメモリの一方に選択的に切り替 える切替スイッチと、前記識別判定回路より出力された文字コードで示される文 字を表示する表示部とを有する音声入力装置において、前記第1のメモリ中の標 準音声パターンで特定される文字とそのパターンに対応して記憶されている文字 コードで特定される文字とは一致し、前記第2のメモリ中の標準音声パターンで 特定される文字とそのパターンに対応して記憶されている文字コードで特定され る文字とは一致しないことである。
【0006】 第2の特徴は入力された音声を電気的な信号に変換し、入力音声パターンとし て出力する入力回路と、複数の標準音声パターンに各々対応して文字コードが予 め記憶されている第1のメモリと、前記入力回路より出力された前記入力音声パ ターンと前記メモリ中の標準音声パターンとを照合すると共にこの照合により近 似すると判定された標準音声パターンに対応して前記メモリに記憶されている文 字コードを選択出力する識別判定回路と、前記識別判定回路より出力された文字 コードに示される文字を表示する表示部と、前記識別判定回路から出力された文 字コードを別の文字コードに変換して表示部に出力する文字変換回路と、前記文 字変換回路の入力側あるいは出力側に接続されて前記文字変換回路を前記識別判 定回路と表示部の間に接続するか否かを選択的に切り替える文字変換スイッチと を有することである。
【0007】
【作用】
音声で発する文字と表示される文字が異なるところの暗号を有することとなり 、入力の内容を周囲の人々に知らしめることなく入力することができる。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の第1の実施例を示すブロック図である。入力回路(1)と第1 の音声認識回路(2)と標準パターン切替スイッチ(3)と表示制御回路(4) と表示部(5)を有する。入力回路(1)は音声を電気信号に変換するマイクロ フォン(6)とこれを増幅する増幅回路(7)と、該増幅回路(7)から出力さ れたアナログの信号を相異なる周波数帯域ごとに分割、整流平滑、デジタル変換 し、入力音声を入力音声パターンとして出力する音声処理回路(8)からなる。 第1の音声認識回路(2)は複数の標準音声パターンに各々対応して文字コード が予め記憶された第1のメモリ(9)及び第2のメモリ(10)と、前記入力音 声パターンと第1のメモリ(9)あるいは第2のメモリ(10)中の標準音声パ ターンとを比較照合し、この照合により近似すると判定された標準音声パターン に対応して前記メモリ(9)(10)に記憶されている文字コードを選択出力す る識別判定回路(11)からなる。標準パターン切替スイッチ(3)は第1のメ モリ(9)もしくは第2のメモリ(10)を識別判定回路(11)へ選択的に切 り替え接続するスイッチである。図2は第1のメモリ(9)に記憶されている標 準音声パターン(以下入力という。)で特定される文字と文字コード(以下出力 という。)で特定される文字の第1の対照表(12)であり、特定される文字同 士が一致する。図3は第2のメモリ(10)中の入力と出力とで特定される文字 の第2の対照表(13)であり、特定される文字同士は一致しない。
【0009】 表示制御回路(4)は第1の音声認識回路(2)から出力された文字コードで 示される文字の表示位置を制御するとともに、標準パターン切替スイッチ(3) が第2のメモリ(10)を選択している場合は第2のメモリ(10)中の入力と 出力の対照表を表示部(5)で表示するものである。
【0010】 以上の構成からなる音声入力装置の動作を説明する。
【0011】 入力内容が周囲の人々に知られてもよい場合は標準パターン切替スイッチ(3 )を第1のメモリ(9)側に設定する。マイクロフォン(6)から入った音声は 増幅回路(7)及び音声処理回路(8)で処理され、入力音声パターンとして識 別判定回路(11)に供給され、ここで第1のメモリ(9)中の入力と比較照合 される。そして、近似する入力と対応する文字コードが表示制御回路(4)に出 力され、対応する文字が表示部(5)に表示される。例えば「く」と発声すると 、図2に基づいて「く」という文字が表示される。
【0012】 入力内容が周囲の人々に知られると不都合な場合は標準パターン切替スイッチ (3)を第2のメモリ(10)側に設定する。この場合、入力と出力の文字が異 なるために、図4に示す如く第2の対照表(13)を表示部(5)に表示する。 第2の対照表(13)はスクロールまたは頁指定により全ての入力と出力の対照 内容を表示することができる。マイクロフォン(6)から入った音声は第2のメ モリ(10)に基づいてこの音声で特定される文字とは異なる文字に変換される 。例えば「く」と発声すると、図3に基づいて「す」という文字の信号を表示す る(図4の14)。
【0013】 又、音声認識回路で入力と異なる文字を出力できない場合は、音声認識回路か ら出力された後、他の文字に変更してもよい。これを第2の実施例として示した ブロック図が図5である。
【0014】 入力回路(1)と、第2の音声認識回路(15)と、文字変換回路(16)と 表示制御回路(4)と表示部(5)と、音声認識回路(15)を文字変換回路( 16)に選択的に接続するための文字変換スイッチ(17)とを有し、図1と同 一番号の入力回路(1)と表示制御回路(4)と表示部(5)は同じ機能である ことを示し、第2の音声認識回路(15)は第1の音声認識回路(2)より第2 のメモリ(10)を削除したものである。文字変換回路(16)は対をなす入力 文字コードと出力文字コードが異なるように予め記憶された第3のメモリ(18 )と、識別判定回路(11)より出力された文字コードを第3のメモリ(18) 中の入力文字コードと比較照合し、一致した入力文字コードと対応して前記第3 のメモリ(18)に記憶されている出力文字コードを出力するパターン変換回路 (19)からなる。図6は第3のメモリ(18)に記憶されている入力文字コー ドと出力文字コードの第3の対照表(20)である。
【0015】 入力内容が周囲の人々に知られてもよい場合は文字変換スイッチ(17)を文 字変換回路(16)とは逆の方に設定する。このとき、マイクロフォン(6)か ら入った音声は第1のメモリ(9)に基づいて音声で特定される文字と同じ文字 に変換される。例えば「く」と発声すると、図2に基づいて「く」という文字の 信号を表示する。
【0016】 入力内容が周囲の人々に知られると不都合な場合は文字変換スイッチ(17) を文字変換回路(16)側にする。入力と出力の文字が異なるために、図6に示 す如く対照表を表示する。このとき、マイクロフォン(6)から入った音声は第 3のメモリ(18)に基づいて音声で特定される文字とは異なる文字に変換され る。例えば「く」と発声すると、図6に基づいて「つ」という文字の信号を表示 する。
【0017】 尚、実施例では入力と出力が異なる標準パターンは1つであったが、複数の標 準パターンを有し、選択的に切り替えることも可能である。
【0018】 又、図1に図5の文字変換回路(16)と文字変換スイッチ(17)を付加す る如く、入力と出力の文字が異なるパターンを音声認識回路と音声認識回路外の 両方に具備してもよい。
【0019】
【考案の効果】
音声入力時、周囲の人々に発声が聞こえることとなるが、これが不都合な時は 、発声の文字と実際に入力される文字を異なるものにして、情報が漏れないよう にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施例の第1のメモリ(9)の内容を示
す模式図である。
【図3】第1の実施例の第2のメモリ(10)の内容を
示す模式図である。
【図4】表示部(5)の表示例を示す模式図である。
【図5】本考案の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】第2の実施例の第3のメモリ(18)の内容を
示す模式図である。
【符号の説明】
2 第1の音声認識回路 9 第1のメモリ 10 第2のメモリ 15 第2の音声認識回路 16 文字変換回路 18 第3のメモリ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音声を電気的な信号に変換
    し、入力音声パターンとして出力する入力回路と、複数
    の標準音声パターンに各々対応して文字コードが予め記
    憶されている第1、第2のメモリと、前記入力回路より
    出力された前記入力音声パターンと前記メモリ中の標準
    音声パターンとを照合すると共にこの照合により近似す
    ると判定された標準音声パターンに対応して前記メモリ
    に記憶されている文字コードを選択出力する識別判定回
    路と、該識別判定回路を前記第1、第2のメモリの一方
    に選択的に切り替える切替スイッチと、前記識別判定回
    路より出力された文字コードで示される文字を表示する
    表示部とを有する音声入力装置において、 前記第1のメモリ中の標準音声パターンで特定される文
    字とそのパターンに対応して記憶されている文字コード
    で特定される文字とは一致し、前記第2のメモリ中の標
    準音声パターンで特定される文字とそのパターンに対応
    して記憶されている文字コードで特定される文字とは一
    致しないことを特徴とする音声入力装置。
  2. 【請求項2】 入力された音声を電気的な信号に変換
    し、入力音声パターンとして出力する入力回路と、複数
    の標準音声パターンに各々対応して文字コードが予め記
    憶されている第1のメモリと、前記入力回路より出力さ
    れた前記入力音声パターンと前記メモリ中の標準音声パ
    ターンとを照合すると共にこの照合により近似すると判
    定された標準音声パターンに対応して前記メモリに記憶
    されている文字コードを選択出力する識別判定回路と、
    前記識別判定回路より出力された文字コードに示される
    文字を表示する表示部と、前記識別判定回路から出力さ
    れた文字コードを別の文字コードに変換して表示部に出
    力する文字変換回路と、前記文字変換回路の入力側ある
    いは出力側に接続されて前記文字変換回路を前記識別判
    定回路と表示部の間に接続するか否かを選択的に切り替
    える文字変換スイッチとを有することを特徴とする音声
    入力装置。
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