JPH07219589A - パスワード管理装置 - Google Patents

パスワード管理装置

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Publication number
JPH07219589A
JPH07219589A JP6007705A JP770594A JPH07219589A JP H07219589 A JPH07219589 A JP H07219589A JP 6007705 A JP6007705 A JP 6007705A JP 770594 A JP770594 A JP 770594A JP H07219589 A JPH07219589 A JP H07219589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
password
voice
speech
character
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6007705A
Other languages
English (en)
Inventor
Satomi Okazaki
諭美 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6007705A priority Critical patent/JPH07219589A/ja
Publication of JPH07219589A publication Critical patent/JPH07219589A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、パスワードの記憶及びメモを不要
とすることを目的とする。 【構成】 音声をパスワードとする装置において、音声
パスワードと共にこの音声と対応する文字コードをパス
ワード記憶部(12)に記憶し、マイク(6)からの音
声パスワードの入力に先立って上記文字コードを表示部
(15)に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パスワード機能を有す
る装置に最適なパスワード管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、パスワード機能を採用して特定の
データの読出し、又は特定の処理の実行を任意に行なえ
ない様にしたものとしては、電子手帳やパソコン等の電
子機器の他に留守番電話機等がある。
【0003】この種パスワードとしては、一般に文字デ
ータが広く採用されているが、この場合機器本体で確認
することができないため、そのパスワードを覚えておく
かメモ書きして残しておく必要があった。また、このよ
うな文字データからなるパスワードは他人に知られてし
まうと、簡単に悪用される惧れがあった。
【0004】一方、近年音声データがパスワードとして
注目を集めている(例えば、特開昭61−56559号
公報等参照)。
【0005】音声データの場合、同一の文言であっても
話者により異なるので、パスワードの文言を他人に知ら
れたとしてもその人の声紋が同一でないかぎり無断でデ
ータを読出したり、処理を実行させることができないの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、音声データの
パスワード(以下、音声パスワードと称す)を用いた装
置においても、従来の文字データをパスワードとして用
いる装置と同様に機器本体で確認するための機能は有さ
ないためパスワードを覚えるか、メモで残す必要がある
ことに何らかわりはなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたもので、その特徴は、音声パスワードを記憶
する手段と、音声を入力する手段と、該入力手段より入
力された音声と上記記憶手段に記憶されている音声とを
比較する手段とを備え、上記比較手段において一致が検
出された時のみ所定の処理の実行を可能とするパスワー
ド管理装置であって、更に上記音声パスワードに対応し
た文字データが格納されている手段と、上記文字データ
を表示する手段とを備えたことにある。
【0008】
【作用】斯る構成によれば、音声パスワードと対応した
文字列を機器で表示できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
り、(1)は例えばマイクロコンピュータからなる制御
部、(2)は半導体リードオンメモリからなるROMで
あり、該ROMには予め制御プログラムが格納されてい
る。上記制御部(1)は上記制御プログラムに基づいて
以下で説明する各部の制御を司る。尚、制御部(1)と
各部とはバス(3)を介して接続されている。
【0010】(4)は半導体ランダムアクセスメモリか
らなるRAMであり、上記制御部(1)のワークメモリ
となる。
【0011】(5)はキーボードからなる操作部、
(6)はマイク、(7)はスピーカ、(8)はAD−D
A変換回路、(9)は音声分析合成回路であり、上記マ
イク(6)を介して入力されるアナログ音声信号は上記
変換回路(8)でデジタル信号に変換された後、音声分
析合成回路(9)において単音毎に特徴が抽出される。
また、バス(3)を介して音声分析合成回路(9)に音
声の特徴データが送られてくると、上記音声分析合成回
路(9)はこの特徴データに基づいて単音毎にデジタル
音声信号を合成し、上記変換回路(8)にてアナログ音
声信号に変換してスピーカ(7)より出力する。
【0012】(10)はパスワード記憶部であり、該記
憶部は音声パスワード部(11)と文字データ部(1
2)とを有する。上記音声パスワード部(11)には、
音声パスワードを構成する音声の単音毎の特徴データが
格納され、また文字データ部(12)には上記音声パス
ワードを構成する各音と対応した文字を示すコードが格
納される。
【0013】(13)は音声−文字対応回路であり、該
回路は図2に示す如く各文字を示す文字コードとその文
字を示す音声の不特定話者特徴データとが対となって予
め格納されているテーブル(14)を有し、バス(3)
を介して送られてくる単音毎の特徴データに基づいて対
応する文字コードを出力する。尚、便宜上図2では文字
コードを平仮名で、特徴データを片仮名で示す。
【0014】(15)は表示部であり、例えば液晶表示
器からなる。
【0015】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例の基本的な動作としては、以下の2つの動作がある。
【0016】A.パスワード設定動作 B.パスワード比較動作 まず、「パスワード設定動作」であるが、この動作は、
操作部(5)からの所定の操作により開始される。図3
はこの設定動作時の制御部(1)の処理を示すフローチ
ャートであり、以下ではこのチャートに基づいて「パス
ワード設定動作」を説明する。
【0017】S1ステップでは、制御部(1)はパスワ
ード記憶部(10)内を検索することにより既に音声パ
スワードが登録されているか否かを判定し、既登録済の
場合処理をS2ステップに勧め、登録されていない場合
処理をS4ステップに進める。
【0018】S2ステップでは、後で説明する「パスワ
ード比較動作」が行われ、この動作が正常に終了すると
続くS3ステップにおいてパスワード記憶部(10)の
記憶内容をクリアし、処理をS4ステップに進める。
【0019】S4ステップでは、図4のAに示す如く表
示部(15)上に「パスワードとなる音声を入力して下
さい。」というメッセージを表示し、続くS5ステップ
において音声パスワードの入力を待つ。
【0020】S5ステップにおける音声入力は、ユーザ
が操作部(5)上の特定キーを押下しながらマイク
(6)に向って発声することにより行なう。このように
して入力された音声は変換回路(8)においてデジタル
化された後、音声分析合成回路(9)において単音毎の
特徴データが抽出される。このようにして抽出された特
徴データはS6ステップに置いてパスワード記憶部(1
0)の音声パスワード部(11)に格納される。
【0021】続くS7ステップでは、音声パスワード部
(11)に格納されている単音毎の特徴データを対応回
路(13)のテーブル(14)中の特徴データと比較
し、最も近似するものと対をなして格納されている文字
コードをテーブル(14)より選択し文字データ部(1
2)に格納する。今、音声パスワード部(11)に「イ
アウ」という音声パスワードの特徴データが格納されて
いるとすると、文字データ部(12)には「いあう」と
いう文字コードが格納される。
【0022】S7ステップが終了すると、続くS8ステ
ップでは文字データ部(12)に格納されている文字コ
ードに対応した文字を図4のBに示す如く表示部(1
5)に表示し、パスワード設定動作を終了する。
【0023】尚、上記S8ステップにおける表示は、ユ
ーザに入力されたパスワードを確認させるためのもの
で、その表示時間は予め数秒に設定しておいても良く、
またユーザが操作部(5)を操作することにより消去す
る様に構成しても良い。
【0024】図5は「パスワード比較動作」を行なう際
の制御部(1)の処理を示すフローチャートである。
「パスワード比較動作」は上述の「パスワード設定動
作」とかその他無断で使用されては困る動作又は機密デ
ータへのアクセス(以下では、機密動作という)に先立
って実行されるものである。以下、図5のチャートに基
づいて動作を説明する。
【0025】まず、S10ステップでは、RAM(4)
内にセットされたカウンタ値を「0」とする。このカウ
ンタ値は、後の説明で明らかとなる様に誤った音声パス
ワードが入力された回数を示す。
【0026】続くS11ステップでは、図4のCに示す
如く文字データ部(12)に格納されている音声パスワ
ードに対応した文字コードで示される文字を表示部(1
5)に表示する。
【0027】次いで、S12ステップにおいて音声の入
力を待つ。この音声入力はS5ステップと同様にユーザ
が操作部(5)上の特定キーを押下しながらマイク
(6)に向って発声することにより行なう。尚、音声入
力時特定キーの押下を義務付けることにより、発声音声
のみを入力することができ、ノイズ処理等が簡略化でき
る。
【0028】このようにして入力された音声は変換回路
(8)でデジタル化された後、音声分析合成回路(9)
で単音毎に特徴データが抽出される。この抽出特徴デー
タはS13ステップにおいて、RAM(4)に一時保持
される。
【0029】続くS14ステップでは、上記S13ステ
ップでRAM(4)に保持された特徴データと音声パス
ワード部(11)に格納されている音声パスワードの特
徴とを比較する。
【0030】この比較において一致と判定すると、S1
2ステップで正しい音声パスワードが入力されたものと
して「パスワード比較動作」を正常に終了し、機密動作
の実行を可能とする。
【0031】一方、不一致と判定すると、S15ステッ
プにおいてカウンタ値を「1」アップし、続くS16ス
テップで上記カウンタ値が「3」以上か否かを判定し、
「3」以上でない時処理をS11ステップに戻し音声の
再入力を実行させる。また、「3」以上となると、異常
終了させ処理を停止する。即ち、音声パスワードの入力
を連続3回失敗すると、処理の実行が不可能となる。
【0032】尚、本実施例では、S8及びS11ステッ
プにおいて文字データ部(12)中の文字コードに基づ
く文字のみを表示部(15)に表示したが、音声パスワ
ード部(11)中の特徴データを音声分析合成回路
(9)で合成の上、変換回路(8)を介してスピーカ
(7)より出力させても良い。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、音声パスワードを機器
自身に表示できるので、従来の如くパスワードを覚えた
り、メモに残す必要はない。尚、パスワードを表示する
ことにより他人にこのパスワードを知られるが、パスワ
ード自身が人夫々に個有の音声であるため、他人に知ら
れたとしても悪用される惧れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例の要部を示す模式図である。
【図3】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】本実施例の表示状態を示す模式図である。
【図5】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 制御部 5 操作部 6 マイク 7 スピーカ 8 AD−DA変換回路 9 音声分析合成回路 10 パスワード記憶部 11 音声パスワード部 12 文字データ部 15 表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声パスワードを記憶する手段と、音声
    を入力する手段と、該入力手段より入力された音声と上
    記記憶手段に記憶されている音声とを比較する手段とを
    備え、上記比較手段において一致が検出された時のみ所
    定の処理の実行を可能とするパスワード管理装置であっ
    て、更に上記音声パスワードに対応した文字データが格
    納されている手段と、上記文字データを表示する手段と
    を備えたことを特徴とするパスワード管理装置。
JP6007705A 1994-01-27 1994-01-27 パスワード管理装置 Pending JPH07219589A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6007705A JPH07219589A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 パスワード管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6007705A JPH07219589A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 パスワード管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07219589A true JPH07219589A (ja) 1995-08-18

Family

ID=11673166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6007705A Pending JPH07219589A (ja) 1994-01-27 1994-01-27 パスワード管理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07219589A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000200094A (ja) * 1998-12-16 2000-07-18 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ディスプレイ上にフィ―ドバックを表示する方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000200094A (ja) * 1998-12-16 2000-07-18 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ディスプレイ上にフィ―ドバックを表示する方法および装置

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