JP2002311992A - 話者認証方法及び装置 - Google Patents

話者認証方法及び装置

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JP2002311992A
JP2002311992A JP2001114890A JP2001114890A JP2002311992A JP 2002311992 A JP2002311992 A JP 2002311992A JP 2001114890 A JP2001114890 A JP 2001114890A JP 2001114890 A JP2001114890 A JP 2001114890A JP 2002311992 A JP2002311992 A JP 2002311992A
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達也 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は秘密の記号列を音声で入力し,音声認
識の結果を基に発声者が本人かどうかを判定する話者認
証方法及び装置に関し,利用者本人の発声を他人が聞い
たり,録音したとしても秘密の記号列(暗証番号)を知
られることを防ぐことを目的とする。 【解決手段】各記号の種別と色の種別をランダムに対応
付け,各記号を対応する色で表示し,秘密の記号列の各
記号を前記表示された色名を音声入力するよう指示し,
利用者が発声した色名を順次認識して記号列に変換し,
この記号列を予め登録された記号列と比較して,一致が
とれると当該利用者を本人であると判定するよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声でユーザが本人
かどうかを判定する話者認証方法及び装置に関し,特に
本人しか知らない秘密の複数桁からなる数字等を組合せ
た記号列を音声で入力して話者認証を行う方法及び装置
に関する。
【0002】利用者が本人であるかの認証は,施設等へ
の入出管理や,銀行端末での取引等において広く行われ
るようになった。そして,音声による暗証番号等の秘密
の記号列を入力させて,音声認識によりチェックを行う
ことが,電話回線による遠隔からの取り引き等において
採用されている。
【0003】しかし,音声入力の場合,近くの人に聞か
れる可能性が高いため,秘密を保持することが難しく,
その改善が望まれている。
【0004】
【従来の技術】図20は従来例の話者認証装置の構成
図,図21は従来例のタイムチャートである。図20に
示す従来例は,電話で銀行の残高照会を行う場合の利用
者の認証に用いる。
【0005】残高照会を行う場合,本人かどうかを確認
するため,ユーザに暗証番号を発声してもらう。暗証番
号をそのまま発声すると近くにいる他人に知られてしま
う可能性が高いため,銀行側の装置からの指示に従い,
暗証番号の各数字の発声順を変えて発声してもらうよう
にしたものである。毎回異なる発声順を指示するため,
他人に聞かれても暗証番号を知られることがない。
【0006】この従来例による実際の残高照会の流れを
図21を参照しながら説明すると,ユーザが,電話機9
0から公衆回線91を経由して符号92〜96で表す各
装置からなる銀行(残高システム)にアクセスする。す
ると,制御装置94は音声合成装置93を駆動して『○
○銀行です。口座番号をどうぞ』というガイダンス音声
を流す(図21のa)。ユーザが自分の口座番号を発声
すると(図21のb),音声認識装置92により口座番
号が認識され,認識結果が音声合成装置93からの音声
によりユーザに示される(同c)。この後,銀行の制御
装置94の制御により変形指示機構96で暗証番号を発
声する順序を乱数等により計算し(図21のd),計算
により決定した順序に従って音声により番号を入力する
よう促す。この例では,最小に「暗証番号の“3”桁目
の数字をどうぞ」と発声し(図21のe),これに対し
てユーザから「6」という音声が入力される(同f),
以下順番に2桁目,4桁目,1桁目を入力するよう促す
音声が発生する(図21のg,i,k)のに対しユーザ
から「4」,「8」,「5」という各桁の番号が音声入
力される(図21のh,i,l)。銀行では,入力され
た各桁の数字を音声認識して暗証番号の全ての桁が発声
された段階で,制御装置94によりユーザの暗証番号と
比較し一致がとれると,貯金残高マスタファイル95か
らこのユーザの口座番号の残高を読み出して,音声合成
装置93から音声により残高を通知する(図21の
m)。なお,このような従来例の技術は,特開昭59−
191645号公報や,特開昭63−231496号公
報により知られている。
【0007】また,暗証番号の推定を難しくするため,
暗証番号の入力中に暗証番号とは無関係な数字を発声さ
せたり,暗証番号の各桁の数字に装置が指示する数字を
加算して発声させたり,各桁毎に補数をとる/とらない
を指示して発声させたりすることも可能である。また,
予めユーザに複数の暗号表を渡し,照会毎に使用する暗
証番号を指示し,その暗号表を用いて暗号化された暗証
番号を発声させることも可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】暗証番号を暗記してい
ることが多いため,上位の桁から順番に発声するのは容
易であるが,いきなり途中の桁(例えば“3”桁目)を
尋ねられた場合,即答するのは難しく,上記図20,図
21に示す従来の技術にはこの点に問題がある。
【0009】また,暗証番号に加算や補数の計算をさせ
る場合も,頭の中で計算しなければならないため,更に
時間がかかり,煩わしく,計算間違いも起きやすいとい
う問題がある。
【0010】更に,暗号表を用いる方法は,外出先など
で照会するためには,暗号表を携帯しなければならない
点で不便である。
【0011】本発明は利用者本人の発声を他人が聞いた
り,録音したとしても秘密の記号列(暗証番号)を知ら
れることを防ぐことできる話者認証方法及び装置を提供
することを目的とする。また,この話者認証には秘密の
記号列を音声により登録する場合にも他人に聞かれても
知られることを防ぐことを可能とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
である。図中,1は表示部,2は記号・色名対応付けテ
ーブル,3は音声認識部,4は色名・記号変換部,5は
利用者対応記号列テーブル,6は比較部である。
【0013】記号・色名対応付けテーブル2には各記号
種(数字等)に対応する色名(赤,黒等)が設定されて
おり,その対応付けは指示により可変である。利用者に
は,表示部1に記号・色名対応付けテーブル2に設定さ
れた各記号種に対し対応付けた色(または色名でもよ
い)で表示する。図1では記号として数字0〜9を用
い,各数字に対応付けた色彩により各数字を表示する。
利用者は自己の秘密の記号列(暗証番号)に対応する各
記号の色名を順番に音声入力すると,音声認識部3で音
声を認識すると,認識した色を表す出力が色名・記号変
換部4に供給され,ここで色を表すデータを前記記号・
色名対応付けテーブル2を参照して,色名を記号に変換
する。全桁について変換が行われて記号列が生成される
と,認証を行うための比較部6において,利用者対応記
号列テーブル5に登録された当該利用者に対応する記号
列を取り出して比較を行い,一致すると本人であること
を認証し,要求されたサービスの提供を許容する。
【0014】上記記号・色名対応付けテーブル2は利用
者による変更の指示または装置側からの変更の指示によ
り,随時にその対応付けの内容を変更することができ,
1桁毎または複数桁毎に変えることができる。
【0015】上記の秘密の記号列の登録も図1の原理構
成により行うことができる。その場合,表示部1を見て
利用者がこれから登録したい秘密の記号列の各記号を順
番に音声入力すると,色名・記号変換部4で記号列に変
換し,この記号列を利用者対応記号列テーブル5に登録
する。
【0016】また,記号に対応する色名により秘密の記
号列の認証を行う時に,予め利用者の声紋を登録してお
いて,色名の入力音声について登録されている声紋と照
合することで更に厳密な認証を行うことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図2は実施例1の構成である。図
中,10は音声入力のためのマイク,11は音声を分析
して特徴を抽出する分析部,12は分析部で分析した結
果から音声を認識する音声認識部,13は色名・数字変
換部,14は数字と色名を対応付けるテーブルを生成す
る対応付けテーブル生成部,15は数字・色名対応付け
テーブル,16はユーザを表す情報(例えば,氏名,口
座番号)に対して登録された暗証番号(図1の秘密の記
号列に対応)を格納するユーザ情報格納部,17はユー
ザが入力した暗証番号と登録された暗証番号とを比較す
る暗証番号比較部,18は表示装置,180は表示装置
に表示する画面情報を生成する画面生成部,19は暗証
番号の比較一致により取り引きの制御を行う制御装置で
ある。
【0018】図2の動作を,図3に示す数字・色名対応
付けテーブルの例及び図4に示す表示画面と音声入力の
例を参照しながら説明する。数字・色名対応付けテーブ
ル15には予め,図3に示すように,数字0〜9に対し
て色名として黒,赤,青,紫,緑,黄,水,白,桃,茶
が割り付けられている。この数字・色名対応付けテーブ
ル15の内容が表示装置18に供給され,画面生成部1
80において各数字に対して数字・色名対応付けテーブ
ル15で対応付けられた色彩を用いて表示される。この
表示例を図4のA.に示す。この表示に対してユーザが
マイク10から自分の暗証番号に対応する色名を音声と
して入力する。図4のB.にその例が示され,この例で
はユーザの暗証番号が「5468」であり,「5」に対
応する「キイロ」,「4」に対応する「ミドリ」,
「6」に対応する「ミズイロ」,「8」に対応する「モ
モイロ」という音声が入力される。
【0019】この音声は,マイク10から入力され分析
部11で音声を公知の方法で分析する。分析された結果
は音声認識部12において予め登録されたパターンとの
照合等の方法により認識が行われ,入力した音声がどの
色名であるか判別する。ここで判別された色名は,色名
・数字変換部13に供給されると,数字・色名対応付け
テーブル15を参照して,各色名を対応付けられた数字
に変換する。変換された数字列は暗証番号比較部17に
供給され,ユーザ情報格納部16から別に入力された口
座番号等により当該ユーザに対して登録された暗証番号
を取り出して,色名・数字変換部13から数字列と比較
し,一致がとれると,認証OK,一致しないと認証NG
とし,その旨を表示装置18に表示する。そして,一致
がとれた場合は制御装置19を駆動してユーザが要求す
るサービスの提供等が可能となる。
【0020】暗証番号の代わりに記号,アルファベッ
ト,カナなどを構成要素としてパスワードを用い,これ
らの構成要素と色名を対応付けて表示し,パスワードに
対応した色名列を発声することも可能である。アルファ
ベット,カナ等は種類が多いため,パスワードを含む1
0種類程度を選択して使うようにするのが望ましい。
【0021】また,1つの色名に対して呼び方が異なる
場合もあり(例えば,桃色はピンクとも呼ばれる),そ
のような色名については予め複数の読みを割り当てるこ
とで,ユーザがどの読みで発声してもそれぞれの認識を
行って,色名・数字変換をすることができる。
【0022】数字・色名対応付けテーブル15の内容は
対応付けテーブル生成部14において乱数を用いて,取
引毎に毎回新たな対応付けとなるよう異なるテーブルを
生成して,数字・色名対応付けテーブル15に設定す
る。このため,他人に音声を聞かれても暗証番号を知る
ことはできない。また,ユーザには数字と色の関係が表
示装置を見て一目で分かるため,数字の代わりに色名を
発声することが容易にできる。
【0023】図5は実施例2の構成である。図中,10
〜16,18,19の各符号は上記図2の実施例1の同
一符号と同じであるため説明を省略する。
【0024】この実施例2は,ユーザによる暗証番号の
登録を行うための構成であり,上記の実施例1(図2)
と同じ構成により制御を変えることで実現できることは
動作原理から明らかである。すなわち,ユーザは自己の
暗証番号を登録する場合,自分の名前または口座番号等
を入力した後,暗証番号の登録動作に移行することで図
5に示す接続が行われ,数字・色名対応付けテーブル1
5に設定された内容が表示装置18の画面生成部180
に供給され,ユーザに対して表示装置18から各数字に
対して数字・色名対応付けテーブル15で対応付けられ
た色彩を用いて表示される。この表示例は上記図4の
A.と同じである。この表示に対してユーザがマイク1
0から自分が登録したい暗証番号に対応する色名を音声
として入力すると,分析部11で音声が分析されて,そ
の結果は上記の認証時と同様に音声認識部12において
認識され,入力した音声がどの色名であるか判別する。
判別された色名は,色名・数字変換部13において,数
字・色名対応付けテーブル15を参照して,対応する数
字に変換する。変換された数字は1桁毎に表示装置18
に表示されることでユーザは正しく入力されたか判断す
ることができる。また,この表示と共にユーザ情報格納
部16の当該ユーザの暗証番号の格納位置に格納され,
誤りの場合は取り消して(ユーザ情報格納部16から削
除して)新たに入力を行う。こうして暗証番号の全桁
が,色名を発声することで入力され,登録時に他人に聞
かれても数字を知られることはない。
【0025】図6は実施例3の構成であり,図7は実施
例3による表示画面の例である。図6において,10〜
19の各符号は上記図2の実施例1の同一符号と同じで
あるため説明を省略する。但し,音声認識部12と表示
装置18との接続が設けられている点が相違する。
【0026】この実施例3では,ユーザが音声により入
力した色名は表示装置18に送られてその色が表示さ
れ,ユーザが確認できるようにした。すなわち,認証動
作において,ユーザが暗証番号を1桁ずつ入力すると,
分析部11で分析された結果が音声認識部12へ入力さ
れて音声認識が行われ,その認識結果である色名は色名
・数字変換部13へ供給されると共に,表示装置18へ
供給される。この時,表示装置18は,図7のA.に示
す表示画面の例のように,入力された暗証番号の桁数に
対応する個数だけ「*」の記号が表示され,各桁の
「*」の色をそれぞれ音声認識部12から供給された色
名の色で表示する。この図7の例は,B.に示すように
暗証番号が「5468」で,ユーザの発声が,暗証番号
の1桁目と2桁目を“キイロ ミドリ”と入力した時で
あり,2つの「*」は順に黄,緑で表示されており,正
しく音声認識されたことが確認できる。
【0027】音声認識の失敗で正しい色が表示されなか
った場合,ユーザは再入力または認証中断等を行うこと
になる。暗証番号を全桁入力後,修正したい桁を指定し
て再入力することも可能である。発声直後,所定の期間
(1秒程度)だけ色名を表示するか,色名に対応した数
字を点滅する,等の方法でユーザに知らせることもでき
る。このようにすることで,認証中の画面を他人に覗か
れても,暗証番号を知られる可能性は低くなる。
【0028】図8は実施例4の構成であり,図9は実施
例4による動作例である。図8において,10〜19の
各符号は上記図2の実施例1の同一符号と同じであるた
め説明を省略する。20はユーザが操作するボタンであ
る。
【0029】この実施例4では,ボタン20が設けら
れ,このボタンを操作すると対応付けテーブル生成部1
4は新たな数字と色名の対応関係を持つテーブルを生成
し,数字・色名対応付けテーブル15は生成された内容
に設定される。
【0030】この数字と色名の対応関係を変えたい時,
ボタンを押すという操作の代わりに音声入力を行うこと
で変えるようにすることができる。その場合,音声認識
部12において,ユーザからの変更を指示する音声,例
えば「チェンジ」を認識すると,その認識出力を対応付
けテーブル生成部14に出力して,対応付けテーブル生
成部14がこの出力を受け取ることで対応関係を変える
ことにより実現される。
【0031】図9に示す例では,aは元の表示画面であ
り,この状態でユーザが「チェンジ」という音声を発声
するか,ボタン20を押下すると,bの表示画面のよう
に数字・色名の対応関係が変化する。
【0032】このような数字・色名の対応関係は,例え
ば,入力すべき数字に対応する色の識別が困難な場合
(色覚に障害がある場合等),数字と色名の対応関係を
変えることで,入力すべき数字に識別しやすい色名を割
り当てるよう変更する。
【0033】図10は実施例5の構成であり,図11は
実施例5による動作例である。図10において,10〜
19の各符号は上記図2の実施例1の同一符号と同じで
あり説明を省略する。21は数字・色名変換部,22は
誤り情報格納部である。
【0034】ユーザが表示装置18に表示された数字・
色名を対応付けに従って,自分の暗証番号を色名の発声
により入力すると,音声認識部12で認識された色名
が,色名・数字変換部13で数字に変換され,暗証番号
比較部17でユーザ情報格納部16に登録された数字と
比較が行われる。この比較において,一致が検出されな
い場合,暗証番号比較部17から表示装置18に不一致
を出力すると共に誤り情報格納部22に誤り検出を出力
する。この時,数字・色名変換部21は,ユーザ情報格
納部16に格納されているユーザの暗証番号を入力さ
れ,数字・色名対応付けテーブル15に格納されている
数字と色名の対応関係を基に,発声すべき色名(暗証番
号の数字に対応した正しい色名)を生成し,誤り情報格
納部22に出力する。
【0035】ユーザの発声により入力された音声は音声
認識部12で認識され,認識された色名も,同じく誤り
情報格納部22に入力する。誤り情報格納部22では,
暗証番号比較部17から誤り検出を受け取った場合,誤
り情報(正しい色名とそれに対し入力された誤った色
名)を格納し,対応付けテーブル生成部14に誤り情報
を出力する。対応付けテーブル生成部14はユーザ情報
格納部16からの暗証番号と誤り情報とを基づいて,誤
りの多い色名を暗証番号中の数字に割り当てないよう,
数字と色名の対応付けを行い,数字・色名対応付けテー
ブル15を生成する。これにより,誤りを生じる色を検
出することで,そのような色名を使わないようにするこ
とができる。
【0036】図11に示す実施例5による動作例では,
発声すべき色名として「赤」に対して,ユーザの発声が
「シロ」であることが繰り返されている。このような誤
り情報に基づいて,発声すべき色名には「赤」を割り当
てないように,対応付けテーブル生成部14における対
応付けが制御される。
【0037】上記の各実施例において,入力される暗証
番号を構成する複数の桁で同じ数字が現れる場合に,他
人が聞いたときに番号を推測される可能性がある。これ
に対処するため本発明では次のように暗証番号の登録時
にチェックを行って変更させることも可能とする。
【0038】すなわち,暗証番号を他人に聞かれた場
合,同一の数字を含む暗証番号よりも組み合わせが多く
認証率が高い。例えば,4桁の暗証番号の場合,2桁の
数字が同一の場合,暗証番号の組み合わせは10×9×
8=720通りであるが,同じ数字を含まない場合,1
0×9×8×7=5040通りで多くなる。
【0039】図12は同じ数字を含まないようにする暗
証番号登録の処理フローである。最初に,表示装置に
『暗証番号を入力して下さい』という表示を行い(図1
2のS1),暗証番号が入力されると(同S2),同じ
数字(暗証番号の以前の桁の数字と同じ)か判別する
(同S3)。同じ数字があった場合,表示装置に『全て
の桁は異なる数字にして下さい』という表示を行い(図
12のS4),同じ数字がなかった場合は暗証番号の保
存を行う(同S5)。
【0040】図13は実施例6の構成を示す。図中,1
0〜14,16〜19の各符号は上記図2の実施例1の
同一符号と同じであり説明を省略する。15−1〜15
−4は数字・色名対応付けテーブル1〜数字・色名対応
付けテーブル4であり,4桁の暗証番号の場合を示し,
各桁に対応して数字・色名対応付けテーブルが設けられ
ている。
【0041】そして,対応付けテーブル生成部14は各
数字・色名対応付けテーブル1〜4(15−1〜15−
4)に対応して4種類のテーブル(各テーブル間で異な
らせる)を生成して,それぞれに格納している。音声認
識部12によって認識された色名列は,各桁に対応した
数字・色名対応付けテーブル1〜4を基にそれぞれで数
字に変換される。また,ユーザに対して暗証番号の各桁
毎に異なるテーブルの色名を発声させるため,表示装置
に各桁に対応した数字・色名の対応を表示する。この
時,数字・色名の表示は4桁一緒に行ってもよいし,1
桁分だけ表示し,その桁に対する色名が発声されたら,
次の桁に対する表示をするようにしてもよい。
【0042】このように各桁別に数字・色名対応付けテ
ーブルを用意することにより,暗証番号を他人に聞かれ
ても,暗証番号の組み合わせは10×10×10×10
=10000通りで変わらないため,認証率が向上す
る。
【0043】図14は実施例7の構成である。図中,1
0〜19の各符号は上記図2の実施例1の同一符号と同
じであり説明を省略する。23は同じ色名の群を2組の
数字群の何れに割り付けるかを指示するボタンである。
【0044】この実施例7では,限られた個数の代表的
な色名だけ使用して,使いなれない色を用いないこと
で,色名を誤って呼称することを防止するようにした。
【0045】この実施例7の対応付けテーブル生成部1
4は,図15に示す実施例7の数字・色名対応付けテー
ブルの例のように,0〜4と5〜9の2つの数字群に対
して,赤,青,緑,黄,黒の5つの色名を対応付け,ボ
タンオフ(off)の場合は0〜4が選択され,ボタンオン
(on) の場合は5〜9が選択されるようなテーブルを生
成する。ユーザは,暗証番号の最初の桁が5〜9の何れ
かであれば,ボタン23を押して数値に対応する色名を
発声し,それ以外(=0〜4)であればボタン23は押
さないで,数字に対応する色名を発声する。色名・数字
変換部13では,音声認識で得られた色名とボタン23
のオン・オフ情報を基に,数字・色名対応付けテーブル
15から最初の桁に対応する数字を選択する。同様の処
理を暗証番号の桁数回繰り返し,暗証番号との比較を行
って判定する。
【0046】なお,暗証番号の入力時に,表示装置18
は,ボタンのオン,オフにより選択された数字群だけを
色を付けて表示し,選択されない数字群は単一色(例え
ば,灰色)で表示される。この選択された数字群だけ色
を付けて表示する例を図16に示す。
【0047】上記の例では,0〜4と5〜9では,色名
との対応付けを同一としたが,それぞれ別の対応付けと
してもよい。
【0048】また,暗証番号の代わりにアルファベット
・カナ等からなるパスワード用いる場合,構成要素の種
類が多いため(アルファベットなら26種類,カナなら
約50種類),構成要素を3つ以上のグループに分け,
ボタンを押さない場合,ボタンを1回押した場合,2回
押した場合,…で切り替えるようにし,1つのグループ
で割り当てる色名を減らすことも可能である。
【0049】この実施例7によれば,上記の0〜9の数
値に対し色名は5色だけ用意すればよいため,ユーザが
判別し易く,発声しやすい色のみが使え,色名の音声の
認識率も向上する。
【0050】図17は実施例8の構成を示す。図中,1
0〜19の各符号は上記図2の実施例1の同一符号と同
じであり説明を省略する。24はユーザが入力する音声
の声紋を予め登録しておいた声紋と照合して本人かどう
かを判別する声紋認識部,25は声紋が本人のものであ
るか否かの判断に使用する閾値を保持する閾値保持部,
26は判定部である。
【0051】この実施例8ではユーザ情報格納部16に
は,予めユーザの暗証番号以外に本人の声紋情報が格納
されている。また,分析部11では音声認識用と声紋認
識用の特徴量を求める。ユーザが暗証番号の色名を入力
すると,声紋認識部24では分析部11からの声紋認識
用の特徴量と,ユーザ情報格納部16に格納された声紋
認識用の特徴量との類似度が計算される。この類似度
は,閾値保持部25の閾値と比較され,類似度が閾値よ
り大きい場合は本人,小さい場合は他人と判定される。
声紋認識部24の結果と暗証番号比較部17の結果が,
判定部26に送られ,本人(=声紋認識の結果)で暗証
番号が一致(=暗証番号比較部の結果)する場合のみ認
証OKとし,表示装置18でその旨を表示する。
【0052】この実施例8によれば,別の手段で暗証番
号が盗まれても,声紋認識で弾かれるため安全性が向上
する。また,声紋認識のみでは,本人の発声を録音・再
生することで詐称が可能だが,暗証番号と組み合わせる
ことで録音したもの(本発明では暗証番号の場合10種
類の色名)のうちどれを再生すればよいか分からないた
め,録音・再生によりる詐称を防止することができる。
【0053】図18は実施例9の構成を示す。図中,1
0〜19,24,26の各符号は上記図17の実施例8
の同一符号と同じであり説明を省略する。25−1,2
5−2はそれぞれ閾値1,閾値2(但し,閾値1>閾値
2)が格納された閾値保持部である。
【0054】この実施例9も上記実施例8と同様に本人
認証に予め登録した声紋との類似度を用いるが,声紋認
識部24では声紋認識用の特徴量とユーザ情報格納部1
6に格納された本人の声紋情報との類似度が計算され,
閾値格納部25−1,25−2の閾値1,閾値2と比較
される。この結果,「類似度>閾値1」の場合,本人と
判定され,「閾値1≧類似度>閾値2」の場合は「本人
候補」と判定される。この後,判定部26では,声紋認
識の結果が本人であると判定されている場合は,認証O
Kとして,表示装置18にその旨を表示する。声紋認識
の結果が本人候補で,且つ暗証番号比較部17の結果が
暗証番号一致の場合も認証OKとし,表示装置にその旨
を表示する。
【0055】図19に実施例9の動作例を示す。この例
では,A.に示す表示画面による数字・色名の対応付け
に対し,暗証番号=“5468”の場合である。この
時,閾値1=0.8が設定され,閾値2=0.5が設定
されているものとする。図19のB.はこの暗証番号の
各桁に対応する色名を先頭から発声した場合に「5」に
対応する「キイロ」の発声を声紋認識した結果は,本人
らしさ(類似度)が0.3で,「4」に対応する「ミド
リ」の発声では本人らしさが0.7,であったが,3桁
目の「6」に対応する「ミズイロ」の発声を声紋認識し
た結果が0.9であると,閾値1を越えるため,認証O
Kと判定され,最後の桁の「8」に対応する「モモイ
ロ」は発声不要となる。
【0056】この実施例9により,暗証番号の各桁の数
に対応する色名の全部発声することなく,その中の一部
の発声により本人であることが確定したら照合を打ち切
るため,認証の精度を下げることなくユーザの負担を減
らすことができる。
【0057】(付記1) 秘密の記号列を音声で入力
し,音声認識の結果を基に発声者が本人かどうかを判定
する話者認識方法において,各記号の種別と色の種別を
ランダムに対応付け,各記号を対応する色で表示し,秘
密の記号列の各記号を前記表示された色名を音声入力す
るよう指示し,利用者が発声した色名を順次認識して記
号列に変換し,この記号列を予め登録された記号列と比
較して,一致がとれると当該利用者を本人であると判定
することを特徴とする話者認証方法。
【0058】(付記2) 付記1において,各記号の種
別と色の種別をランダムに対応付け,各記号を対応する
色で表示し,秘密の記号列の各記号を前記表示された色
名を音声入力するよう指示し,利用者が発声した色名を
順次認識して記号列に変換し,この記号列を秘密の記号
列として登録することを特徴とする話者認証方法。
【0059】(付記3) 秘密の記号列を音声で入力
し,音声認識の結果を基に発声者が本人かどうかを判定
する話者認証装置において,各記号の種別と色の種別を
ランダムに対応付ける記号・色名対応付けテーブルと,
記号・色名対応付けテーブルの内容を受け取って各記号
を対応付けられた色で表示する表示部と,利用者の音声
による色名を認識する音声認識部と,認識された色名を
記号に変換する色名・記号変換部と,予め利用者が登録
した秘密の記号列を格納した利用者対応記号列テーブル
とを備え,前記音声認識された各色名を前記色名・記号
変換部で記号列に変換し,前記利用者対応記号列テーブ
ルに登録された対応する記号列と比較して一致すると認
証の出力を発生する比較部とを備えることを特徴とする
話者認証装置。
【0060】(付記4) 秘密の記号列を音声で入力
し,音声認識の結果を基に発声者が本人かどうかを判定
する話者認証装置において,各記号の種別と色の種別を
ランダムに対応付ける記号・色名対応付けテーブルと,
記号・色名対応付けテーブルの内容を受け取って各記号
を対応付けられた色で表示する表示部と,利用者の音声
により入力する記号に対応する色名を認識する音声認識
部と,認識された色名を記号に変換する色名・記号変換
部と,前記音声認識された各色名を前記色名・記号変換
部で記号列に変換した結果を登録する利用者対応記号列
テーブルとを備えることを特徴とする話者認証装置。 (付記5) 付記3または4の何れかにおいて,前記音
声認識部において入力音声を認識した結果である色名を
前記表示部で表示することを特徴とする話者認証装置。
【0061】(付記6) 付記3乃至5の何れかにおい
て,前記記号・色名対応付けテーブルの記号と色名の対
応関係を,ユーザの操作入力により変更することを特徴
とする話者認証装置。
【0062】(付記7) 付記3乃至5の何れかにおい
て,前記音声認識の結果と,予め登録され記号列の記号
に対応する色名が相違することにより検出される色名の
誤認識率に基づいて,前記記号・色名対応付けテーブル
の記号に対応付ける色名の選択を変えることを特徴とす
る話者認証装置。
【0063】(付記8) 付記3乃至5の何れかにおい
て,前記記号・色名対応付けテーブルの記号と色名の対
応付けを,記号列の桁に対応する音声入力毎に変更する
ことを特徴とする話者認証装置。
【0064】(付記9) 付記3乃至5の何れかにおい
て,前記記号・色名対応付けテーブルの対応付けを,記
号を複数の群に分けて,各群に対して共通の複数の色名
を対応付けて,ユーザの操作により群を選択した状態
で,選択された群の各記号に対応付けられた色名を用い
て音声入力することを特徴とする話者認証装置。
【0065】(付記10) 付記3乃至9の何れかにお
いて,色名の音声入力に対し予め登録された本人の声紋
と照合を行う声紋認識部を設け,前記色名の音声認識に
よる記号列の比較による認証結果と,前記声紋認識部に
よる認識結果を基に発声者の判定を行うことを特徴とす
る話者認証装置。
【0066】(付記11) 付記10において,前記声
紋認識部の声紋認識において,予め登録された声紋との
類似度に応じて,記号列の入力を中断することを特徴と
する話者認証装置。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば他人に暗証番号を知られ
ることなく,認証のための音声による入力が可能とな
る。また,他人に暗証番号を知られることなく,音声に
より暗証番号の登録が可能となる。
【0068】また入力した音声の認識結果である色名を
表示する構成により暗証番号の誤入力による認証NGを
回避できる。更に,色名の中で判別しずらいものがあっ
た場合にも,その色名の使用を避けることができる。ま
た,色名の中で判別しずらい色名を推定することで,そ
の色名を回避して誤りの繰り返しを防止できる。
【0069】そして,暗証番号の桁に対応して数字・色
名対応付けを変えることで暗証番号の組み合わせを一定
以上に保証でき暗証番号の推定を難しくすることができ
る。
【0070】更に,同じ色名を複数の数字に対応付ける
ことにより,少ない色名だけ使用するため色の識別が簡
単で確実となる。また,本人の発声の声紋も認証に使用
することにより,詐称を困難にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】実施例1の構成を示す図である。
【図3】数字・色名対応付けテーブルの例を示す図であ
る。
【図4】表示画面と音声入力の例を示す図である。
【図5】実施例2の構成を示す図である。
【図6】実施例3の構成を示す図である。
【図7】実施例3による表示画面の例を示す図である。
【図8】実施例4の構成を示す図である。
【図9】実施例4による動作例を示す図である。
【図10】実施例5の構成を示す図である。
【図11】実施例5による動作例を示す図である。
【図12】同じ数字を含まないようにする暗証番号登録
の処理フローを示す図である。
【図13】実施例6の構成を示す図である。
【図14】実施例7の構成を示す図である。
【図15】実施例7の数字・色名対応付けテーブルの例
を示す図である。
【図16】選択された数字群だけ色を付けて表示する例
を示す図である。
【図17】実施例8の構成を示す図である。
【図18】実施例9の構成を示す図である。
【図19】実施例9の動作例を示す図である。
【図20】従来例の話者認証装置の構成図である。
【図21】従来例のタイムチャートを示す図である
【符号の説明】
1 表示部 2 記号・色名対応付けテーブル 3 音声認識部 4 色名・記号変換部 5 利用者対応記号列テーブル 6 比較部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西池 理香 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 西尾 達也 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 片山 浩 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5D015 AA03 LL05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 秘密の記号列を音声で入力し,音声認識
    の結果を基に発声者が本人かどうかを判定する話者認証
    方法において,各記号の種別と色の種別をランダムに対
    応付け,各記号を対応する色で表示し,秘密の記号列の
    各記号を前記表示された色名を音声入力するよう指示
    し,利用者が発声した色名を順次認識して記号列に変換
    し,この記号列を予め登録された記号列と比較して,一
    致がとれると当該利用者を本人であると判定することを
    特徴とする話者認証方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,各記号の種別と色の
    種別をランダムに対応付け,各記号を対応する色で表示
    し,秘密の記号列の各記号を前記表示された色名を音声
    入力するよう指示し,利用者が発声した色名を順次認識
    して記号列に変換し,この記号列を秘密の記号列として
    登録することを特徴とする話者認証方法。
  3. 【請求項3】 秘密の記号列を音声で入力し,音声認識
    の結果を基に発声者が本人かどうかを判定する話者認証
    装置において,各記号の種別と色の種別をランダムに対
    応付ける記号・色名対応付けテーブルと,記号・色名対
    応付けテーブルの内容を受け取って各記号を対応付けら
    れた色で表示する表示部と,利用者の音声による色名を
    認識する音声認識部と,認識された色名を記号に変換す
    る色名・記号変換部と,予め利用者が登録した秘密の記
    号列を格納した利用者対応記号列テーブルとを備え,前
    記音声認識された各色名を前記色名・記号変換部で記号
    列に変換し,前記利用者対応記号列テーブルに登録され
    た対応する記号列と比較して一致すると認証の出力を発
    生する比較部とを備えることを特徴とする話者認証装
    置。
  4. 【請求項4】 秘密の記号列を音声で入力し,音声認識
    の結果を基に発声者が本人かどうかを判定する話者認証
    装置において,各記号の種別と色の種別をランダムに対
    応付ける記号・色名対応付けテーブルと,記号・色名対
    応付けテーブルの内容を受け取って各記号を対応付けら
    れた色で表示する表示部と,利用者の音声により入力す
    る記号に対応する色名を認識する音声認識部と,認識さ
    れた色名を記号に変換する色名・記号変換部と,前記音
    声認識された各色名を前記色名・記号変換部で記号列に
    変換した結果を登録する利用者対応記号列テーブルとを
    備えることを特徴とする話者認証装置。
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