JP2005242635A - 情報利用許可データの提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 情報の利用を許可するデータを、安全に確実に提供する情報利用許可データの提供システムを提供すること。
【解決手段】 情報提供センタ2は道路交通情報を提供し、情報利用許可データがセットされたナビゲーション装置1はこの道路交通情報を受信して各種のナビゲーション処理を行う。このため、ナビゲーション装置1は、ナビゲーション装置1のIDに関するデータを文字列化する。ナビゲーション装置1のユーザ8は、情報提供センタ2のオペレータ9に文字列化されたデータを電話で通知する。オペレータ9は、通知されたデータを情報提供センタ2のサーバ21に入力する。サーバ21は、入力されたデータからIDを抽出し、抽出したIDを使用して、情報利用許可データを暗号化し、暗号化したデータを文字列化する。オペレータ9は、この文字列化されたデータをユーザ8に電話で通知する。ユーザ8は、通知された文字列化データをナビゲーション装置1に入力する。ナビゲーション装置1は、自己のIDを使用して入力されたデータを解読し、情報利用許可データを抽出してセットする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報提供装置などから提供される情報を利用する情報受信装置において、提供される情報の利用を可能とする情報利用許可データを提供する情報利用許可データの提供システムに関する。
情報提供センタから車載の情報受信装置、例えばカーナビゲーション装置へ種々の情報を提供することが知られている。また、有料の情報を提供する場合には、ユーザを認証して行うことが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−153341号公報 特開2003−48513号公報 特開2003−51892号公報
しかし、認証した情報受信装置だけが有料の情報を利用できるようにすることを、確実に実現する必要がある。また、情報受信装置を認証したり利用可能にするために、人間が介在して種々の情報をやり取りする場合がある。このような場合、人間が介在することによる誤りを確実に防止する必要がある。
請求項1の発明は、情報利用許可データの提供システムに適用され、提供される情報を受信して利用する情報受信装置と、情報受信装置において所定の情報の利用を可能とする情報利用許可データを提供する情報利用許可データ提供装置とを備え、情報受信装置は、情報受信装置を特定する特定データに誤り符合を付加した第1のバイナリデータを生成する第1のバイナリデータ生成手段と、第1のバイナリデータを所定の規則で文字列化して第1の文字列データを生成する第1の文字列化手段と、第1の文字列データを出力する第1の文字列データ出力手段とを備え、情報利用許可データ提供装置は、第1の文字列データを取得する第1の文字列データ取得手段と、取得した第1の文字列データを所定の規則で第1のバイナリデータに変換する第1のバイナリ化手段と、変換した第1のバイナリデータについて誤り符号を考慮して誤りチェックをする第1の誤りチェック手段と、変換した第1のバイナリデータから誤り符合を取り除いて特定データを取得する特定データ取得手段と、情報受信装置で所定の情報の利用を可能とする情報利用許可データを生成する情報利用許可データ生成手段と、生成した情報利用許可データと取得した特定データに基づいて第2のバイナリデータを生成する第2のバイナリデータ生成手段と、生成した第2のバイナリデータに誤り符合を付加した第3のバイナリデータを生成する第3のバイナリデータ生成手段と、第3のバイナリデータを所定の規則で文字列化して第2の文字列データを生成する第2の文字列化手段と、第2の文字列データを出力する第2の文字列データ出力手段とを備え、情報受信装置は、第2の文字列データを取得する第2の文字列データ取得手段と、取得した第2の文字列データを所定の規則で第3のバイナリデータに変換する第2のバイナリ化手段と、変換した第3のバイナリデータについて誤り符号を考慮して誤りチェックをする第2の誤りチェック手段と、変換した第3のバイナリデータから誤り符合を取り除いて第2のバイナリデータを取得する第2のバイナリデータ取得手段と、取得した第2のバイナリデータと特定データとに基づいて情報利用許可データを取得する情報利用許可データ取得手段と、取得した情報利用許可データを使用して、所定の情報の利用を可能とするように設定する情報利用可能設定手段とをさらに備えることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、第2のバイナリデータ生成手段は、特定データを暗号化キーに利用することにより生成した情報利用許可データを暗号化して第2のバイナリデータを生成し、情報利用許可データ取得手段は、特定データを暗号解読キーに利用することにより取得した第2のバイナリデータを解読して情報利用許可データを取得することを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1から2のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、第1の文字列データ出力手段は、第1の文字列を視覚および音声の少なくともいずれかで認識できる手段で第1の文字列データを出力し、第2の文字列データ出力手段は、第2の文字列を視覚および音声の少なくともいずれかで認識できる手段で第2の文字列データを出力することを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、第1の文字列データ取得手段は、第1の文字列を人が入力する第1の入力手段を備え、第2の文字列データ取得手段は、第2の文字列を人が入力する第2の入力手段を備えることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、第1のバイナリデータを所定の規則で文字列化するとき、第1のバイナリデータの一部と誤り符合の少なくとも一部とで1文字を生成するように文字列化し、第3のバイナリデータを所定の規則で文字列化するとき、第3のバイナリデータの一部と誤り符合の少なくとも一部とで1文字を生成するように文字列化することを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、第1の誤りチェック手段は、誤りチェックの結果誤りを検出した場合は、誤りがあった旨を通知し、第2の誤りチェック手段は、誤りチェックの結果誤りを検出した場合は、誤りがあった旨を通知することを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、情報受信装置は、特定データを乱数により生成する特定データ生成手段をさらに備えることを特徴とするものである。
請求項8の発明は、請求項1から6のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、情報受信装置は、特定データを生成する特定データ生成手段をさらに備え、特定データ生成手段は、特定データを生成するとき、その都度異なる特定データを生成することを特徴とするものである。
請求項9の発明は、請求項1から8のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、情報利用許可データは、所定の情報の種別と利用可能期間の情報を有することを特徴とするものである。
請求項10の発明は、情報受信装置に適用され、情報受信装置は、請求項1から9のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムを構成する情報受信装置とすることを特徴とするものである。
請求項11の発明は、情報利用許可データ提供装置に適用され、情報利用許可データ提供装置は、請求項1から9のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムを構成する情報利用許可データ提供装置とすることを特徴とするものである。
請求項12の発明は、情報受信制御プログラムに適用され、情報受信制御プログラムは、請求項10に記載の情報受信装置の機能をコンピュータに実現させるプログラムであることを特徴とするものである。
請求項13の発明は、情報利用許可データ提供制御プログラムに適用され、情報利用許可データ提供制御プログラムは、請請求項11に記載の情報利用許可データ提供装置の機能をコンピュータに実現させるプログラムであることを特徴とするものである。
請求項14の発明は、提供される情報を受信して利用する情報受信装置において所定の情報の利用を可能とする情報利用許可データを、情報利用許可データ提供装置から情報受信装置へ提供する情報利用許可データ提供方法に適用され、情報受信装置において、情報受信装置を特定する特定データに誤り符合を付加した第1のデータを文字列化して出力し、情報利用許可データ提供装置において、文字列化して出力された第1のデータを取得して特定データを抽出し、抽出した特定データと情報利用許可データを含むデータに誤り符合を付加した第2のデータを文字列化して出力し、情報受信装置において、文字列化して出力された第2のデータを取得して情報利用許可データを抽出することを特徴とするものである。
請求項15の発明は、データの出力方法に適用され、複数のビットからなるデータに誤り符合ビットを付加して誤り符合つきバイナリデータを生成し、誤り符号つきバイナリデータを所定の規則に基づき文字列化し、文字列化した文字列情報を出力し、誤り符号つきバイナリデータを所定の規則に基づき文字列化するとき、複数のビットからなるデータの一部と誤り符号ビットの少なくとも一部とで1文字を生成するように文字列化することを特徴とするものである。
本発明は、以上説明したように構成しているので、次のような効果を奏する。
情報利用許可データを、特定の受信装置に安全に確実にセットすることができる。これにより、特別に許可された特定の受信装置だけが提供される情報を利用できる仕組みを、安全に確実に構築することができる。
図1は、本発明の情報利用許可データの提供システムの一実施の形態である情報提供システムを示す図である。ナビゲーション装置1は、情報提供センタ2からFM放送局3および無線通信4を介して種々の情報の提供を受ける。種々の情報の1つとして、情報提供センタ2が収集した道路交通情報がある。情報提供センタ2は、提供する道路交通情報をデジタルデータとしてFM放送局3に送信し、FM放送局3はデジタルデータの道路交通情報をFM多重放送として放送する。本実施の形態では、無線通信4はFM放送である。
ナビゲーション装置1は、FM放送局3から放送されるFM多重放送を受信してデジタルデータの道路交通情報を取得し、種々のナビゲーション処理に利用する。本実施の形態では、情報提供センタ2が提供する情報は、認証を受けた、すなわち特別に許可されたナビゲーション装置1しか利用できない構成になっている。以下、この構成について詳しく説明する。
図2は、車載用ナビゲーション装置1のブロック図である。ナビゲーション装置1は、制御装置11、不揮発性メモリ12、現在地検出装置13、DVD駆動装置14、メモリ15、受信装置16、入力装置17、モニタ18、音声出力装置などを有する。
制御装置11は、マイクロプロセッサおよびその周辺回路から構成される。不揮発性メモリ12は、ナビゲーション装置1の内部に設けられたハードディスクや、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。
現在地検出装置13は車両の現在地を検出する。この現在地検出装置13は、例えば車両の進行方位を検出する方位センサや車速を検出する車速センサやGPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ等から成る。DVD駆動装置14は、記録媒体10を搭載して地図データなどを読み込む。本実施の形態では、記録媒体10はDVD−ROMとする。
メモリ15は、現在地検出装置13によって検出された車両位置情報等を格納したり、制御装置11が演算した推奨経路上のノード情報やリンク情報等を格納する。メモリ15は制御装置11のワーキングエリアである。受信装置16は、FM放送局3からのFM多重放送を受信する。この受信装置16は、前述した道路交通情報などの種々の情報をデジタルデータで受信する、
モニタ18は、地図や推奨経路や各種情報を表示する。入力装置17は、経路探索時に車両の目的地等を入力したりするときに使用される。後述する情報利用許可データに関する文字列を入力するときなどにも使用される。リモコンであってもよいし、モニタ18の画面上に設けられたタッチパネルなどで構成してもよい。音声出力装置19は、各種の案内やメッセージを音声により出力する。
制御装置11は、現在地検出装置13で検出された車両の現在地情報と記録媒体10や不揮発性メモリ12に格納された地図データや検索データなど、さらには、受信装置16で受信した各種の情報を使用して、道路地図の表示、経路計算(経路探索)、経路誘導等の各種のナビゲーション処理を行う。なお、制御装置11が実行する各種の処理プログラムは、制御装置11内部に設けられたROM(不図示)に組み込まれている。
図3は、情報提供センタ2を示すブロック図である。情報提供センタ2のサーバ21はコンピュータシステムであり、データベース22に格納された各種情報をFM放送局3を介してユーザに提供する。サーバ21は、オペレータ9が使用するモニタ23やキーボードやマウスなどの入力装置24を有する。サーバ21は、道路交通情報をはじめ外部から種々の情報を取得しデータベース22に格納する。また、サーバ21は、公衆回線や専用回線などを通じてFM放送局3と接続されている。
図1〜図3を参照して、本実施の形態における情報利用許可データの提供の概略を説明する。情報利用許可データは、情報提供センタ2により提供され、ナビゲーション装置1にセット(設定)される。ナビゲーション装置1は、この情報利用許可データをセットしないと、情報提供センタ2が提供する情報を利用することができない。情報利用許可データは、利用を許可する情報の種別と利用可能期間の情報を有する。この情報利用許可データがセットされたナビゲーション装置1は、当該種別の情報を一定期間利用することの認証を受けたナビゲーション装置である。従って、情報利用許可データは認証キーとも言える。
本実施の形態では、情報利用許可データのやりとりを人間が介在する電話での音声による会話により行う。ナビゲーション装置1のユーザ8は、ナビゲーション装置1のIDを情報提供センタ2のオペレータ9に電話の会話により伝える。本実施の形態では、電話5は携帯電話であり、電話6は固定電話であるが、その形態はどのようなものでもよい。電話5と電話6は、携帯電話網を含む電話回線網7を介してお互いに接続される。
まず、ナビゲーション装置1は、ナビゲーション装置1自体のIDを生成する。ナビゲーション装置1のIDは、ナビゲーション装置1を特定するためのデータである。ナビゲーション装置1は、このIDに誤り符号を付加したバイナリデータを生成し、所定の規則に基づき文字列化し、その文字列をモニタ18に表示する。同時に、音声出力装置19を使用して文字列を音声でも出力する。ユーザ8はその文字列を読み上げ、情報提供センタ2のオペレータ9に電話による音声会話により伝える。ユーザ8は、さらに、どのような種別の情報をどの期間必要かも伝える。ユーザ8は、ナビゲーション装置1を利用する車両の運転手であったり同乗者であったりする。
オペレータ9は、サーバ21の入力装置24を操作し、聞き取った文字列およびユーザ8が要求している希望情報の種別と利用期間をサーバ21へ入力する。サーバ21は、入力された文字列について、上記の所定の規則に基づきバイナリデータに変換し、その後誤りチェックをする。変換されたバイナリデータには、ナビゲーション装置1にて付加された誤り符号が付加されているので、この誤り符号を使用して誤りチェックをする。これにより、読み誤り、言い誤り、聞き誤りあるいは入力誤り等の人間の介在による誤りをチェックすることができる。サーバ21は、誤りチェック後のバイナリデータからナビゲーション装置1のIDを抽出する。
サーバ21は、入力された希望情報の種別および利用期間に基づき、情報利用許可データを生成する。次に、抽出されたナビゲーション装置1のIDを暗号キーとして、生成した情報利用許可データを暗号化する。暗号化されたデータに誤り符合が付加され、文字列化され、モニタ23に表示される。同時に、音声出力装置(不図示)を使用して文字列を音声でも出力する。情報提供センタ2のオペレータ9は、モニタ23に表示された文字列を読み上げ、ナビゲーション装置1のユーザ8に、電話による会話により伝える。
ナビゲーション装置1のユーザ8は、オペレータ9が読み上げる文字列を聞き取り、入力装置17を使用してナビゲーション装置1に入力する。いったんメモをしてから入力してもよい。ナビゲーション装置1は、入力された文字列について、バイナリデータに変換し、その後誤りチェックをする。変換されたバイナリデータには、情報提供センタ2にて付加された誤り符号が付加されているので、この誤り符号を使用して誤りチェックをする。これにより、IDと同様に、読み誤り、言い誤り、聞き誤りあるいは入力誤り等の人間の介在による誤りをチェックすることができる。
誤りチェック後の誤り符合を取り除いたバイナリデータは、情報提供センタ2で暗号化されたデータである。ナビゲーション装置1は、自己のIDを使用してこの暗号化されたデータを復号(解読)し情報利用許可データを得る。この情報利用許可データをナビゲーション装置1の所定のメモリエリアにセットする。ナビゲーション装置1は、情報利用許可データがセットされていないと、情報提供センタ2が提供する情報を利用できないように構成されている。
以上により、ナビゲーション装置1は、情報提供センタ2が提供する情報利用許可データを取得してセットし、情報提供センタ2が提供する所定の種別の情報を一定期間利用することができるようになる。また、ナビゲーション装置1のIDを利用して暗号化を行うので、要求のあった特定のナビゲーション装置1でしか、その情報利用許可データをセットすることができない。これにより、情報提供センタ2は、安全に確実に特定のユーザのナビゲーション装置1に対してのみ情報を提供することができる。
図4、図5は、以上の処理をさらに詳細に説明するフローチャートを示す図である。ステップS1からステップS4、ステップS25からステップS34は、ナビゲーション装置1で行われる処理である。ステップS11からステップS24は、情報提供センタ2のサーバ21で行われる処理である。ナビゲーション装置1において、ユーザ8が、入力装置17を使用して、例えば「情報利用許可の設定」メニューなどを選択することにより、図4の処理が開始する。
ナビゲーション装置1の制御装置11は、ステップS1で、所定のビット数の乱数Raを発生する。ステップS2では、乱数Raよりも少ない所定のビット数の乱数Rbを発生する。乱数Raは、前述したナビゲーション装置1のIDに該当し、ナビゲーション装置1のIDとして不揮発性メモリ12に保存される。乱数Rbは、撹乱用のダミーデータである。ステップS2では、乱数Raに乱数Rbをビット入れ子にインターリーブしてバイナリデータDiを生成する。ここで、ナビゲーション装置1のIDに乱数を利用するのは、ID自体を意味不明となものとして盗み取られにくくするためである。乱数Rbを入れ子に挿入することにより、さらに判読しにくくしている。
なお、IDとしての乱数Raは、情報利用許可データ要求時にその都度生成される。一連の情報利用許可データの設定の処理の間は、ナビゲーション装置1のIDとして同じものが使用される。その後、情報利用許可データの設定の処理終了がすると破棄される。また、新たに情報利用許可データの要求を行うときは、再度乱数により生成されるので異なるIDが生成される。
ステップS3では、バイナリデータDiにCRC誤り符合を付加してバイナリデータDsを生成する。ステップS4では、バイナリデータDsを所定の規則に基づき文字列化して文字列Ssを得、文字列Ssをモニタ18に表示する。
図6は、5ビットのバイナリコード(データ)を文字列化するテーブルの一例を示す図である。図7は、図6の文字列化のテーブルを使用して、ナビゲーション装置1のIDを文字列化をする一例を示す。図7(a)は、例えば24ビットの乱数Raと8ビットの乱数Rbから生成した32ビットのバイナリデータDiと、このバイナリデータDiに関する8ビットの誤り符合を示す。図7(b)は、バイナリデータDiと誤り符合とをつないだ40ビットのバイナリデータDsを示す。図7(c)は、この40ビットバイナリデータDsを5ビット単位に分けた様子を示す。図7(d)は、図6のテーブルを使用して、図7(c)の5ビット単位のデータに文字を対応させた様子を示す。図7(e)は、生成され表示される文字列を示す。
ここで、図7(d)の文字「G」に該当するバイナリデータ「00101」は、バイナリデータDiの一部である下位2ビットと誤り符合の一部である上位3ビットから構成されている。すなわち、ナビゲーション装置1のIDから生成されるデータDsと誤り符合とを完全に分断して文字列化するのではなく、データDsと誤り符合を融合して文字列化している。これにより、文字列化された文字列の意味がより判読しにくくなる。
ユーザ8は、電話5を使用して情報提供センタ2の電話6に電話をかけ、情報提供センタ2のオペレータ9と会話をする。ユーザ8は、この会話により、情報利用許可データの提供を要求する旨を伝え、ステップS4で表示された文字列を読み上げ伝える。また、同時に、どのような種別の情報をどの期間必要かも伝える。例えば、道路交通情報を本日から2ヶ月間必要とする旨伝える。
情報提供センタ2のオペレータ9は、電話により伝えられた文字列および希望情報の種別と利用期間を入力装置24を使用してサーバ21に入力する。その後、情報利用許可データ生成開始のボタン等をクリックして、情報利用許可データ生成処理を開始させる。
ステップS11からの処理は、情報提供センタ2のサーバ21が行う処理である。ステップS11では、情報提供センタ2のサーバ21は、入力された文字列を図6のテーブルに基づきバイナリデータDsに変換(逆変換)する。変換されたバイナリデータDsは、誤り符号を含んでいる。
サーバ21は、この誤り符号を使用して誤りチェックをする。例えば、図7(e)の文字列の文字「Q」が間違って「9」として伝わったとすると、ステップS11において誤りが検出され、誤りがある旨モニタ23に表示される。情報提供センタ2のオペレータ9は、ナビゲーション装置1のユーザ8に誤りが検出された旨伝え、再度ユーザ8による文字列の読み上げおよびオペレータ9の入力操作を行う。もちろん、オペレータ9が自分の入力ミスであることに気づいたのであれば、オペレータ9が再入力をすればよい。
ステップS12では、誤りがないと判断されたバイナリデータDsから誤り符合を取り除いてバイナリデータDiを生成する。ステップS13では、バイナリデータDiから乱数Rbを除去して乱数Raを抽出する。ナビゲーション装置1での乱数Rbの挿入方法は予め取り決めされた方法で行われるので、逆の方法で乱数Rbを除去する。その結果ナビゲーション装置1のIDであるRaが取得できる。以下、このRaはナビゲーション装置1のIDあるいは単にIDと言う。
ステップS14では、シードmを生成する。ステップS15では、シードmのハッシュ関数でナビゲーション装置1のID(Ra)に基づく鍵のインデックスKiを求める。ここで言うハッシュ関数とは、IDと鍵のインデックスKiとの関連づけが一意となる任意の関数のことを言う。ID自体を鍵のインデックスKiとしないために設けたものである。ナビゲーション装置1と情報提供センタ2の両方に同じハッシュ関数が格納されている。
ステップS16では、鍵のインデックスKiにより暗号化鍵のテーブルにアクセスし、鍵Kを得る。本実施の形態では、強い鍵の候補を内部にテーブルとして持ち、短いデータである鍵のインデックスすなわちIDにより生成されるデータをやり取りすることにした。その結果、処理が簡単になると同時に強い鍵で暗号化をおこなうことができる。鍵Kは暗号化キーとも言える。
ステップS17では、サーバ21は、入力された希望情報の種別と利用期間に基づき、情報利用許可データIsを生成する。情報利用許可データIsは、利用を許可する情報の種別と利用可能期間の情報を有するデータである。ステップS18では、乱数Rcを発生する。乱数Rcは、乱数Rbと同様に撹乱用のダミーデータである。ステップS19では、情報利用許可データIsのバイナリデータレベルで乱数Rcをビット入れ子にインターリーブしてバイナリデータDcを生成する。
ステップS20およびステップS21では、ステップS16で得た鍵Kを使用してバイナリデータDcを暗号化(例えばDES暗号化)し、暗号化されたバイナリデータDdを得る。ステップS22では、暗号化されたバイナリデータにデータステップS14で得たシードmを付加してバイナリデータDmを得る。
ステップS23では、バイナリデータDmにCRC誤り符合を付加してバイナリデータDrを生成する。ステップS24では、バイナリデータDrを所定の規則(例えば図6)に基づき文字列化して文字列Srを得、文字列Srをモニタ23に表示する。
バイナリデータDsとバイナリデータDrのビット数は異なるが、バイナリデータDrの文字列化は、バイナリデータDsと同様に、データDrと誤り符合を融合して文字列化がおこなわれるようにビット数が構成されている。ステップS11からステップS24までの処理は、情報提供センタ2での処理である。
情報提供センタ2のオペレータ9は、モニタ23に表示された文字列を読み上げ、ナビゲーション装置1のユーザ8に伝える。ユーザ8は、電話により伝えられた文字列を、入力装置17をナビゲーション装置1に入力する。
ステップS25からの処理は、ナビゲーション装置1の制御装置11が行う処理である。ステップS25では、ナビゲーション装置1の制御装置11は、入力された文字列を図6のテーブルに基づきバイナリデータDrに変換(逆変換)する。変換されたバイナリデータDrは、誤り符号を含んでいる。制御装置11は、この誤り符号を使用して誤りチェックをする。誤りが検出されると、誤りがある旨モニタ18に表示される。
ナビゲーション装置1のユーザ8は、情報提供センタ2のオペレータ9に誤りが検出された旨伝え、再度オペレータ9による文字列の読み上げおよびユーザ8の入力操作を行う。場合によっては、ステップS4まで戻り、ユーザ8によるステップS4で生成された文字列の読み上げから行うこともある。もちろん、ユーザ8が自分の入力ミスであることに気づいたのであれば、ユーザ8が再入力をすればよい。
ステップS26では、誤りがないと判断されたバイナリデータDrから誤り符合を取り除いてバイナリデータDmを得る。ステップS27では、バイナリデータDmからシードmを取り除いてバイナリデータDdを得る。バイナリデータDdは、暗号化されたデータである。
一方、ステップS28では、ステップS26のバイナリデータDmからシードmを抽出する。ステップS29では、不揮発性メモリ12に格納されているナビゲーション装置1のID(Ra)を得る。ステップS30では、ステップS15と同様に、シードmのハッシュ関数でナビゲーション装置1のID(Ra)に基づく鍵のインデックスKiを求める。ナビゲーション装置1には、情報提供センタ2で使用された同じハッシュ関数が、不揮発性メモリ12あるいはROM(不図示)に格納されている。
ステップS31では、鍵のインデックスKiにより暗号化鍵のテーブルにアクセスし、鍵Kを得る。ナビゲーション装置1の暗号化鍵のテーブルも、情報提供センタ2と同じ暗号化鍵テーブルが格納されている。ステップS32およびステップS33では、ステップS31で得た鍵Kを使用して暗号化されたバイナリデータDdを復号化(解読)し、バイナリデータDcを得る。鍵Kは、暗号解読キーとも言える。
ステップS34では、バイナリデータDcから乱数Rcを除去して情報利用許可データIsを抽出する。情報提供センタ2での乱数Rcの挿入方法も予め取り決めされた方法で行われるので、逆の方法で乱数Rcを除去する。抽出した情報利用許可データIsを不揮発性メモリ12の所定のエリアに格納する。その結果、ナビゲーション装置1は、所定の情報について所定の期間利用することができるようになる。この時点で、ナビゲーション装置1のIDであるRaは破棄する。
図8は、ナビゲーション装置1の制御装置11が、道路交通情報を受信して利用する処理のフローチャートを示す図である。図8の処理は、道路交通情報を利用する場面になったときに開始する。例えば、渋滞情報などの道路交通情報を受信して、渋滞の状態によって道路を色分けして道路地図を表示するときなどにおいて、図8の処理が行われる。
ステップS41では、受信装置16により情報提供センタ2が提供する道路交通情報を受信する。ステップS42では、道路交通情報の情報利用許可データがセットされているか否かを判断する。同時に、現在の日時が、情報利用許可データで許可される利用許可期間内かどうかも判断する。ステップS42において、道路交通情報の情報利用許可データがセットされ現在日時が利用許可期間内であると判断するとステップS43へ進む。道路交通情報の情報利用許可データがセットされていない、あるいはセットされていても利用許可期間外であると判断すると処理を終了する。ステップS43では、道路交通情報を利用して各種のナビゲーション処理が行われる。
これにより、ナビゲーション装置1では、提供を受ける情報の情報利用許可データがセットされていないと、その情報の利用ができない。
以上説明した情報提供システムを使用すると、次のような効果を奏する。
(1)情報利用許可データ(認証キー)を、特定のナビゲーション装置1に安全に確実にセットすることができる。これにより、認証を受けた、すなわち特別に許可された特定のナビゲーション装置1のみしか情報を利用できない仕組みを、安全に確実に構築することができる。さらに、有料情報の提供にあたって、安全に確実に料金の課金・徴収が可能となる。
(2)IDに基づくデータや情報利用許可データに基づくデータを文字列化しているので、これらの情報を人間が介在して容易に伝えることができる。また、文字列化の前のデータにおいて誤り符合を付加し、伝えられた後のデータにおいて誤りチェックをしているので、人間が介在することによる誤り(読み誤り、言い誤り、聞き誤、入力誤り等)を確実に防止することができる。
(3)情報利用許可データを通知する際、情報利用許可データと利用要求のあったナビゲーション装置1のIDに基づいて通知すべきデータを生成しているので、利用要求のあったナビゲーション装置1にしかその情報利用許可データをセットすることができない仕組みが実現できる。これにより、情報利用許可データが、利用要求のあったナビゲーション装置1以外の他のナビゲーション装置にセットされ利用されることが確実に防止できる。
(4)情報利用許可データを、IDを利用して暗号化して通知するので、情報利用許可データの盗み取りを確実に防止できる。また、情報利用許可データの改ざんも確実に防止できる。
(5)暗号化鍵自体は、ナビゲーション装置1や情報提供センタ2の内部にテーブルとして持ち、鍵のインデックスに関するデータのやり取りを行うようにした。すなわち、強い鍵の候補を内部にテーブルとして持ち、短いデータである鍵のインデックスに関するデータをやり取りすることにした。その結果、処理が簡単になると同時に強い鍵で暗号化をおこなうことができる。
(6)ナビゲーション装置1のIDを乱数Raとしている。これにより、ID自体が意味不明なものとなり、盗み取られにくくなる。さらに、撹乱用乱数Rbを入れ子に挿入しているので、より一層判読されにくくなる。これにより、安全性が向上する。
(7)情報利用許可データ要求時にIDを乱数により発生しているので、情報利用許可データ要求時ごとにIDが変化する。これにより、鍵のインデックスに関するデータがその都度変化するので、暗号化アルゴリズムが解読されにくくなる。一回の情報利用許可データ設定処理が終了すると、乱数により生成されたIDは破棄される。いわゆる使い捨ての鍵を使用した暗号化を実現している。
(8)誤り符合を付加したデータを文字列化するとき、データと誤り符合の境目で文字列化を区切っていない。すなわち、データの一部と誤り符合の一部とで1文字への変換がなされている。これにより、文字列化された文字列の意味がより判読しにくくなっている。
(9)情報利用許可データは、提供情報の種別および利用許可期間の情報を含むので、情報の種別ごとに利用許可を与えることができる。また、利用許可期間も設定することができるので、決めの細かい情報提供ビジネスを実現できる。
上記実施の形態では、情報提供センタ2は各種情報をFM多重放送を利用して各種情報をナビゲーション装置1に提供する例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。光ビーコンや電波ビーコンを利用して提供するようにしてもよい。また、テレビ放送やAM放送の周波数帯を利用するのであってもよい。すなわち、無線によりナビゲーション装置1に情報を提供する形態であればどのようなものでもよい。
上記実施の形態では、情報提供センタ2は車載用ナビゲーション装置1に情報を提供する例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。ポータブルなナビゲーション装置であってもよい。また、ナビゲーション装置に限定する必要もない。情報提供センタ2から各種の情報を受信して利用する装置全般に適用できる。この場合、情報の提供を受ける通信媒体は、必ずしも無線によるものでなくてもよい。電話回線や専用回線を利用するものであってもよい。また、インターネットを介して情報の提供を受ける場合であってもよい。すなわち、情報を提供する情報提供センタと提供される情報を受信して利用する情報受信装置とから構成されるすべてのシステムに本発明を適用することができる。
上記実施の形態では、各種の情報を提供する情報提供センタ2のサーバ21が情報利用許可データを生成して提供する例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。各種の情報を提供する装置(コンピュータシステム等)と情報利用許可データを生成して提供する装置(コンピュータシステム等)とは別のものであってもよい。
上記実施の形態では、ナビゲーション装置1のIDを乱数により生成する例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。固定のIDであってもよい。例えば、製造
時に決まる製造番号(シリアルナンバー)であってもよい。
上記実施の形態では、誤り符合をCRCの例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。パリティチェックの誤り符合ビットであってもよい。また、他の誤りチェックによる誤り符号であってもよい。
上記実施の形態では、ナビゲーション装置1のIDに撹乱用乱数をインターリーブする例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。単純に、IDのバイナリデータをそのまま文字列化するようにしてもよい。
上記実施の形態では、IDに基づき鍵のインデックスKiを求め、暗号化鍵K自体は各装置の中でテーブルで持つ例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。インデックスKiを介在させない形態でもよい。例えば、ID自体を直接暗号化キーに利用するようにしてもよい。
上記実施の形態では、図6に、文字列化のテーブルの例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。バイナリデータから文字列を生成する手法はどのようなものであってもよい。ナビゲーション装置1および情報提供センタ2のどちらにおいても、同じ規則に基づきバイナリデータと文字列間の変換ができるのであれば、どのような手法でもよい。
上記実施の形態では、ナビゲーション装置1のユーザ8と情報提供センタ2のオペレータ9との間で、電話による会話で情報を伝える例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。郵便等により送付する書類を介したものでもよい。また、電子メールを介したものでもよい。
上記実施の形態では、ナビゲーション装置1やサーバ21が実行するプログラムは、すでに各装置に搭載されている例で説明をしたが、この内容に限定する必要はない。これらのプログラムを、DVDやCD−ROMなどの記録媒体で提供するようにしてもよい。この場合には、各装置がそれらの記録媒体からデータを読み込む装置が必要となる。また、それらのプログラムをインターネットなどに代表される通信回線などの伝送媒体を介して提供するようにしてもよい。すなわち、プログラムを、伝送媒体を搬送する搬送波上の信号に変換して送信することも可能である。
上記実施の形態では、車両に搭載されるナビゲーション装置の例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。上述したナビゲーション装置1用の制御プログラムをパソコン上で実行させてナビゲーション装置を実現するようにしてもよい。その場合、現在地検出装置13などはパソコンの所定のI/Oポートなどに接続するようにすればよい。
上記実施の形態では、道路交通情報の提供を受ける例を説明したが、必ずしもこの内容に限定する必要はない。その他の情報であってもよい。地図データの更新情報も、このような仕組みのもとに提供してもよい。また、その他の音楽情報やニュースなどの情報であってもよい。すなわち、各種の情報の利用を特定のユーザに限りたい場合のすべてに、本発明を適用することができる。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
本発明の情報利用許可データの提供システムの一実施の形態である情報提供システムを示す図である。 車載用ナビゲーション装置のブロック図である。 情報提供センタ2のブロック図である。 情報利用許可データの提供処理の詳細を説明するフローチャートを示す図である。 情報利用許可データの提供処理の詳細を説明するフローチャートを示す図である。 5ビットのバイナリコード(データ)を文字列化するテーブルの一例を示す図である。 ナビゲーション装置のIDを文字列化をする一例を示す図である。 ナビゲーション装置の制御装置が、道路交通情報を受信して利用する処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
2 情報提供センタ
3 FM放送局
4 無線通信網
5、6 電話
7 電話回線網
8 ユーザ
9 オペレータ
10 記録媒体
11 制御装置
12 不揮発性メモリ
13 現在地検出装置
14 DVD駆動装置
15 メモリ
16 受信装置
17 入力装置
18 モニタ
19 音声出力装置
21 サーバ
22 データベース
23 モニタ
24 入力装置

Claims (15)

  1. 情報利用許可データの提供システムであって、
    提供される情報を受信して利用する情報受信装置と、
    前記情報受信装置において所定の情報の利用を可能とする情報利用許可データを提供する情報利用許可データ提供装置とを備え、
    前記情報受信装置は、
    前記情報受信装置を特定する特定データに誤り符合を付加した第1のバイナリデータを生成する第1のバイナリデータ生成手段と、
    前記第1のバイナリデータを所定の規則で文字列化して第1の文字列データを生成する第1の文字列化手段と、
    前記第1の文字列データを出力する第1の文字列データ出力手段とを備え、
    前記情報利用許可データ提供装置は、
    前記第1の文字列データを取得する第1の文字列データ取得手段と、
    前記取得した第1の文字列データを前記所定の規則で前記第1のバイナリデータに変換する第1のバイナリ化手段と、
    前記変換した第1のバイナリデータについて誤り符号を考慮して誤りチェックをする第1の誤りチェック手段と、
    前記変換した第1のバイナリデータから誤り符合を取り除いて前記特定データを取得する特定データ取得手段と、
    前記情報受信装置で前記所定の情報の利用を可能とする情報利用許可データを生成する情報利用許可データ生成手段と、
    前記生成した情報利用許可データと前記取得した特定データに基づいて第2のバイナリデータを生成する第2のバイナリデータ生成手段と、
    前記生成した第2のバイナリデータに誤り符合を付加した第3のバイナリデータを生成する第3のバイナリデータ生成手段と、
    前記第3のバイナリデータを前記所定の規則で文字列化して第2の文字列データを生成する第2の文字列化手段と、
    前記第2の文字列データを出力する第2の文字列データ出力手段とを備え、
    前記情報受信装置は、
    前記第2の文字列データを取得する第2の文字列データ取得手段と、
    前記取得した第2の文字列データを前記所定の規則で前記第3のバイナリデータに変換する第2のバイナリ化手段と、
    前記変換した第3のバイナリデータについて誤り符号を考慮して誤りチェックをする第2の誤りチェック手段と、
    前記変換した第3のバイナリデータから誤り符合を取り除いて前記第2のバイナリデータを取得する第2のバイナリデータ取得手段と、
    前記取得した第2のバイナリデータと前記特定データとに基づいて前記情報利用許可データを取得する情報利用許可データ取得手段と、
    前記取得した情報利用許可データを使用して、前記所定の情報の利用を可能とするように設定する情報利用可能設定手段とをさらに備えることを特徴とする情報利用許可データの提供システム。
  2. 請求項1に記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、
    前記第2のバイナリデータ生成手段は、前記特定データを暗号化キーに利用することにより前記生成した情報利用許可データを暗号化して前記第2のバイナリデータを生成し、
    前記情報利用許可データ取得手段は、前記特定データを暗号解読キーに利用することにより前記取得した第2のバイナリデータを解読して前記情報利用許可データを取得することを特徴とする情報利用許可データの提供システム。
  3. 請求項1から2のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、
    前記第1の文字列データ出力手段は、前記第1の文字列を視覚および音声の少なくともいずれかで認識できる手段で前記第1の文字列データを出力し、
    前記第2の文字列データ出力手段は、前記第2の文字列を視覚および音声の少なくともいずれかで認識できる手段で前記第2の文字列データを出力することを特徴とする情報利用許可データの提供システム。
  4. 請求項3に記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、
    前記第1の文字列データ取得手段は、前記第1の文字列を人が入力する第1の入力手段を備え、
    前記第2の文字列データ取得手段は、前記第2の文字列を人が入力する第2の入力手段を備えることを特徴とする情報利用許可データの提供システム。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、
    前記第1のバイナリデータを所定の規則で文字列化するとき、前記第1のバイナリデータの一部と誤り符合の少なくとも一部とで1文字を生成するように文字列化し、
    前記第3のバイナリデータを所定の規則で文字列化するとき、前記第3のバイナリデータの一部と誤り符合の少なくとも一部とで1文字を生成するように文字列化することを特徴とする情報利用許可データの提供システム。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、
    前記第1の誤りチェック手段は、誤りチェックの結果誤りを検出した場合は、誤りがあった旨を通知し、
    前記第2の誤りチェック手段は、誤りチェックの結果誤りを検出した場合は、誤りがあった旨を通知することを特徴とする情報利用許可データの提供システム。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、
    前記情報受信装置は、前記特定データを乱数により生成する特定データ生成手段をさらに備えることを特徴とする情報利用許可データの提供システム。
  8. 請求項1から6のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、
    前記情報受信装置は、前記特定データを生成する特定データ生成手段をさらに備え、
    前記特定データ生成手段は、前記特定データを生成するとき、その都度異なる特定データを生成することを特徴とする情報利用許可データの提供システム。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムにおいて、
    前記情報利用許可データは、前記所定の情報の種別と利用可能期間の情報を有することを特徴とする情報利用許可データの提供システム。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムを構成する情報受信装置。
  11. 請求項1から9のいずれかに記載の情報利用許可データの提供システムを構成する情報利用許可データ提供装置。
  12. 請求項10に記載の情報受信装置の機能をコンピュータに実現させる情報受信制御プログラム。
  13. 請求項11に記載の情報利用許可データ提供装置の機能をコンピュータに実現させる情報利用許可データ提供制御プログラム。
  14. 提供される情報を受信して利用する情報受信装置において所定の情報の利用を可能とする情報利用許可データを、情報利用許可データ提供装置から前記情報受信装置へ提供する情報利用許可データ提供方法であって、
    前記情報受信装置において、前記情報受信装置を特定する特定データに誤り符合を付加した第1のデータを文字列化して出力し、
    前記情報利用許可データ提供装置において、前記文字列化して出力された第1のデータを取得して前記特定データを抽出し、前記抽出した特定データと前記情報利用許可データを含むデータに誤り符合を付加した第2のデータを文字列化して出力し、
    前記情報受信装置において、前記文字列化して出力された第2のデータを取得して前記情報利用許可データを抽出することを特徴とする情報利用許可データ提供方法。
  15. データの出力方法であって、
    複数のビットからなるデータに誤り符合ビットを付加して誤り符合つきバイナリデータを生成し、
    前記誤り符号つきバイナリデータを所定の規則に基づき文字列化し、
    前記文字列化した文字列情報を出力し、
    前記誤り符号つきバイナリデータを所定の規則に基づき文字列化するとき、前記複数のビットからなるデータの一部と前記誤り符号ビットの少なくとも一部とで1文字を生成するように文字列化することを特徴とするデータの出力方法。
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