JP2010140228A - サービス提供装置、利用者情報管理装置、利用者登録管理システム、利用者登録方法、利用者情報管理方法、利用者登録プログラム及び利用者情報管理プログラム - Google Patents
サービス提供装置、利用者情報管理装置、利用者登録管理システム、利用者登録方法、利用者情報管理方法、利用者登録プログラム及び利用者情報管理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】利用者に対してサービスを提供するサービス提供装置であって、識別子生成要求送信手段は、前記利用者の操作に応じて、該利用者を特定する識別子の生成要求を、該利用者に関する情報を管理する利用者情報管理装置に送信し、識別子受信手段は、前記識別子生成要求送信手段によって送信された要求に対して前記利用者情報管理装置から返信された識別子を受信し、利用者登録手段は、前記識別子受信手段によって受信された識別子に応じて、前記利用者を登録する。
【選択図】図2
Description
(1)メールアドレスをユーザIDとする方法
(2)ユーザが希望するユーザIDを入力する方法
(3)ユーザがユーザID登録の際に入力した利用者情報(あるいは希望のユーザID)に乱数などの文字列を加えてユニークなユーザIDを生成する方法
(4)互いに事前に信頼関係を構築している場合、利用者情報を管理している利用者情報管理業者から利用者情報をサービス提供事業者へ送付する方法
(1)メールアドレスをユーザIDとする方法
問題点:メールアドレスはユーザの友人や知人が知りえる情報であるうえ、個人を特定できる情報であるため、プライバシーの保護が確立されない。
(2)ユーザが希望するユーザIDを入力する方法
問題点:ユニークなアカウントが作成できるまで、ユーザがユーザIDを考え、入力するという試行作業を繰り返す必要があり、ユーザの時間と労力を要する。ユーザが時間と労力を要するがゆえに、ユーザIDの取得を断念することにもつながりかねない。
(3)ユーザがユーザID登録の際に入力した利用者情報(あるいは希望のユーザID)に乱数などの文字列を加えてユニークなユーザIDを生成する方法
問題点:ユーザID登録時に入力する情報数が少ない場合、入力した情報のみでユニークなユーザIDを生成することは難しいため、関連性のない文字列(乱数など)を使用し、ユーザが覚え難いユーザIDとなる。
(4)互いに事前に信頼関係を構築している場合、利用者情報を管理している利用者情報管理業者から利用者情報をサービス提供事業者へ送付する方法
問題点:利用者情報(属性情報)の受け渡しはできるが、ユーザIDの自動生成は利用者情報を管理しているプロバイダでは行わない。そのため、利用者情報の受け渡し後に、サービス提供事業者がユーザIDを生成する場合、サービス提供事業者のサービス提供装置はユーザID生成のために、不要な利用者情報を取得する必要がある。
[1] 利用者に対してサービスを提供するサービス提供装置であって、前記利用者の操作に応じて、該利用者を特定する識別子の生成要求を、該利用者に関する情報を管理する利用者情報管理装置に送信する識別子生成要求送信手段と、前記識別子生成要求送信手段によって送信された要求に対して前記利用者情報管理装置から返信された識別子を受信する識別子受信手段と、前記識別子受信手段によって受信された識別子に応じて、前記利用者を登録する利用者登録手段を具備することを特徴とするサービス提供装置。
本発明におけるサービス提供装置では、識別子生成要求送信手段は、利用者の操作に応じて、該利用者を特定する識別子の生成要求を、該利用者に関する情報を管理する利用者情報管理装置に送信し、識別子受信手段は、前記識別子生成要求送信手段によって送信された要求に対して前記利用者情報管理装置から返信された識別子を受信し、利用者登録手段は、前記識別子受信手段によって受信された識別子に応じて、前記利用者を登録する。
本発明における利用者情報管理装置では、利用者情報記憶手段は、利用者に関する情報を記憶し、識別子生成要求受信手段は、サービス提供装置からの利用者を特定する識別子の生成要求を受信し、識別子生成手段は、前記識別子生成要求受信手段によって受信された生成要求に応じて、前記利用者情報記憶手段に記憶されている該利用者に関する情報を用いて、該利用者の識別子を生成し、識別子送信手段は、前記識別子生成手段によって生成された識別子を前記サービス提供装置に送信する。
これによって、ユーザIDから直接的にメールアドレスを知られてしまうことがなく、ユーザの操作性、利便性を向上させ、ユーザが覚え難いユーザIDとなることを抑制し、サービス提供事業者のサービス提供装置は、不要な利用者情報を取得しなくてもユーザIDを得ることができるものである。
図1は、本発明の実施の形態を実現するシステム構成例を示す説明図である。
利用者情報管理装置110、サービス提供装置120、端末装置130は、通信ネットワーク140を介して接続されており、互いに通信可能となっている。また、各装置は、必要に応じてSSL(Secure Socket Layer)/TLS(Transport Layer Security)などの安全な通信路を確立し、通信相手以外の第三者による、通信内容の不正な傍受、盗み見を防止できる。通信ネットワーク140は、有線であってもよいし、無線であってもよい。また、図1に示す例では、利用者情報管理装置110、サービス提供装置120、端末装置130は各1つずつであるが、それぞれ複数あってもよい。
利用者情報管理装置110には、利用者情報が既に登録されており、サービス提供装置120からの要求に対して、利用者(ユーザ)199をサービス提供装置120にユーザ登録するためのユーザIDを生成するものである。例えば、利用者情報管理装置110は、利用者199が端末装置130を購入等(例えば、端末装置130を用いた通信サービスを契約等することも含む)する際に、その利用者199に関する情報を入手して管理している。
サービス提供装置120は、端末装置130の利用者199にサービスを提供するものであり、そのサービスの提供のためには、利用者199のユーザ登録が必要である。例えば、サービス事業者が管理しているものであり、提供するサービスとしては、メールサービス、旅行の予約サービス等がある。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がプログラムの場合は、記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「所定」という用語は、予め定められたの意の他に、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じての意を含めて用いる。
出力モジュール132は、端末装置130からの出力を提示する。例えば、端末装置130のディスプレイへの表示、スピーカーからの音声出力が該当する。
通信モジュール133は、通信ネットワーク140を介して、利用者情報管理装置110、サービス提供装置120と通信をする。例えば、入力モジュール131が受け付けたユーザ登録要求をサービス提供装置120へ送信する。
処理制御モジュール134は、他のモジュールを用いて、端末装置130内の処理を制御する。
アーティファクト生成モジュール111は、認証モジュール114によってユーザの認証が成功した場合にアーティファクトを生成する。ここで、アーティファクトとは、認証モジュール114によって認証されたこと(認証が成功したこと)を示す認証確認情報である。例えば、アーティファクトは、タイプコード(TypeCode、アーティファクトのタイプ)、リメイニングアーティファクト(RemainingArtifact)を含む。リメイニングアーティファクトは、ユーザIDが格納されている場所のURL(Uniform Resource Locator)のハッシュ値と乱数との組み合わせである。これらを、テキストデータとして扱うために、Base64変換等を行ってもよい。また、乱数は疑似乱数であってもよい。1回の認証成功に対して、アーティファクトを複数生成するようにしてもよい。
また、ID生成モジュール112は、通信モジュール116によって受信されたID生成要求に含まれるID条件に応じて、利用者情報DB115に記憶されているユーザの利用者情報を用いて、ユーザIDを生成するようにしてもよい。
また、ID生成モジュール112は、利用者情報DB115内の優先順位に応じて、ユーザIDを生成するようにしてもよい。
利用者情報DB115は、個人情報を含む利用者に関する利用者情報を格納している。これらには、利用者情報管理装置110に登録されているユーザのユーザID、そのパスワード等が含まれている。また、ここで、利用者情報とは、個人情報の保護に関する法律で規定する個人情報(生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。))に限られず、利用者に関する情報であればよい。
また、利用者情報DB115内の利用者情報には複数項目があり、その項目にはユーザIDを生成する際の優先順位が付与されていてもよい。
処理制御モジュール117は、他のモジュールを用いて、利用者情報管理装置110内の処理を制御する。
ID条件DB121は、ID条件を格納している。ここで、ID条件とは、サービス提供装置120で登録されるユーザIDが満たすべき形式に関する条件をいう。
そして、その送信されたID生成要求に対して利用者情報管理装置110から返信されたユーザIDを通信モジュール124を介して受信し、その受信されたユーザIDに応じて、利用者199をID管理DB123に登録する。
また、ID条件DB121に格納されているID条件を含むID生成要求を利用者情報管理装置110に、通信モジュール124を介して送信するようにしてもよい。
また、ID管理モジュール122は、ユーザIDとともにアーティファクトを、利用者情報管理装置110から通信モジュール124を介して受信し、その受信したユーザIDに応じて、そのユーザIDを用いて利用者199をID管理DB123に登録できるか否かを判断する。利用者199を登録できないと判断した場合は、利用者199のユーザID生成要求とともに、受信したアーティファクトを利用者情報管理装置110に通信モジュール124を介して送信するようにしてもよい。そして、利用者199を登録できると判断した場合には、利用者199をID管理DB123に登録する。なお、受信したユーザIDが既にID管理DB123に登録されている場合は、そのユーザIDを用いて利用者199を登録できないと判断する。
通信モジュール124は、通信ネットワーク140を介して、利用者情報管理装置110、端末装置130と通信をする。例えば、端末装置130からユーザ登録要求を受信し、利用者情報管理装置110へユーザIDの生成要求を送信する。
処理制御モジュール125は、他のモジュールを用いて、サービス提供装置120内の処理を制御する。例えば、端末装置130に対して、サービスを提供する処理を行う。
ステップS301では、端末装置130がサービス提供装置120に対して、利用者199の操作に応じてサービス利用の要求を送信する。
ステップS302では、サービス提供装置120が端末装置130に対して、ユーザIDを取得してユーザ登録してもらうように依頼を送信する。サービスを提供するにあたって、サービス提供装置120にユーザ登録してもらう必要があるためである。
ステップS303では、端末装置130がサービス提供装置120に対して、利用者199の操作に応じてユーザID取得の申請を送信する。
ステップS305では、利用者情報管理装置110が利用者199の認証を行う。例えば、利用者情報管理装置110が端末装置130に対して、利用者情報管理装置110におけるユーザID、パスワードの入力を要求する。利用者199はそれを端末装置130を介して入力し、利用者情報管理装置110がそのユーザID、パスワードが一致するかを確認する。
ステップS306では、利用者情報管理装置110は、認証が成功したことを示すアーティファクトを生成する。
ステップS308では、サービス提供装置120が利用者情報管理装置110に対して、ステップS307で受信したアーティファクトを送信する。
ステップS309では、利用者情報管理装置110が、ステップS308で受信したアーティファクトを確認し、アーティファクトが正しければユーザIDを生成する。さらに、次のアーティファクトを生成する。
ステップS311では、サービス提供装置120が、ステップS310で受信したユーザIDは、登録可能であるか否かの照合を行う。
ステップS312では、サービス提供装置120が、ステップS311での照合の結果、登録可能である場合はユーザID登録(ユーザ登録)を行う。
ステップS313では、サービス提供装置120が端末装置130に対して、サービスの提供を行う。
ステップS401では、端末装置130がサービス提供装置120に対して、サービスのトップ画面を要求する。
ステップS402では、サービス提供装置120が端末装置130に対して、サービスのトップ画面を送信し、ユーザ登録が必要であることを提示する。
ステップS401、ステップS402は、ステップS301に該当する。
ステップS404では、サービス提供装置120が端末装置130に対して、ユーザID取得の申込画面を送信する。
ステップS403、ステップS404は、ステップS302に該当する。
ステップS405は、ステップS303に該当する。
対象文字欄610は、ユーザIDとして使用できる文字の対象(種類)を表している。文字数の条件欄620は、その対象文字がとり得る文字数の範囲(以上欄621欄の数以上で、以下欄622の欄の数以下の範囲)を表している。例えば、ID生成の条件として、ID全体ではN1以上でN2以下の文字数であり、その中の半角数字はX1以上でX2以下の文字数であることを示している。「6文字の半角英数字で数字を1文字含む」というID条件の場合、「N1=N2=6、X1=X2=1」という条件をサービス提供装置120から利用者情報管理装置110へ送信する。なお、文字数の条件N1,N2,A1,A2,B1,B2,X1,X2,Y1,Y2は、0以上の整数とする。
N1文字目までの対象文字(半角英小文字、半角英大文字、半角数字、特殊文字)の文字数をそれぞれKA,KB,KX,KYと記述すると、例えば半角英大文字のID条件はA1≦KA≦A2と表現できる。
ステップS406、ステップS407は、ステップS304に該当する。
ステップS409では、端末装置130が利用者情報管理装置110に対して、利用者199の操作によって入力されたユーザIDとパスワードを送信する。
ステップS408、ステップS409は、ステップS305に該当する。
ステップS411では、利用者情報管理装置110(のアーティファクト生成モジュール111)が、ステップS410での認証が成功した場合、アーティファクトを生成する。
ステップS410、ステップS411は、ステップS306に該当する。
ステップS413では、端末装置130がリダイレクトにより、サービス提供装置120に対して、アーティファクトを送信する。ここでアーティファクトを使用せず、端末装置130を介して生成したユーザIDのみをリダイレクトで送信してもよい。(この場合、ユーザIDの再生成および再送はできない)
ステップS412、ステップS413は、ステップS307に該当する。
ステップS414は、ステップS308に該当する。
ID生成モジュール112は、ID生成用情報700を用いてユーザIDを生成する。ユーザIDに用いたい項目、ユーザIDを生成する場合の優先順位が含まれている。ここでは、ID条件欄711には、サービス提供装置120から送信されたID条件(N1=N2=6 X1=X2=1(6文字の半角英数字で数字を1文字含む))が記入されている。ユーザIDに用いる項目として、氏名欄712、ペットの名前欄713、趣味欄714、メールアドレス欄715があり、その順番で優先順位が定まっている。なお、この項目の選択、優先順位は、利用者199の操作によって予め定められていてもよいし、デフォルトとして定められたものを用いるようにしてもよい。
(S309−1) ユーザIDに用いる項目から単語を抽出する。図7の例では、「白戸」、「一郎」、「ポチ」、「野球」、「ichiro」が抽出される単語に該当する。
(S309−2) 抽出した単語をローマ字に変換する。例えば、ローマ字変換は、ID生成情報DB113に格納されている日本語−ローマ字対応テーブル(日本語とローマ字が対応しており、日本語からそれに対応するローマ字を抽出することができるテーブル)を用いて行う。図7の例では、それぞれ「howaito」「ichiro」「pochi」「yakyu」「ichiro」となる。
(S309−4) ID条件(6文字の半角英数字)を満たす文字列を抽出する。その中の優先順位が高いものをユーザIDとする。図7の例では、「ho0ito」がユーザIDとなる。
ステップS415は、ステップS309に該当する。
ステップS416は、ステップS310に該当する。
ステップS417は、ステップS311に該当する。
ステップS418は、ステップS312に該当する。
ステップS420では、端末装置130がサービス提供装置120に対して、ユーザID登録がされたことを確認するための画面を要求する。
ステップS421では、サービス提供装置120が端末装置130に対して、ユーザID登録確認画面を送信し、その後、サービス提供(ステップS313)が可能であることを示す。
ID生成に利用したい情報の優先順位をつけた状態で利用者情報DB115に利用者情報が格納されている。
ステップS410のユーザIDとパスワードによる本人確認後に、ユーザに利用者情報DB115に格納されている利用者情報の一覧を提示し、ユーザIDの生成に利用したい利用者情報の選択、又はユーザIDに利用したい単語の入力をさせてもよい。なお、このとき、ユーザに利用者情報の一覧を提示することによって、利用者情報管理装置110が管理している利用者情報が正しいか(最新の情報であるか)をユーザに確認させるようにしてもよい。
このようにID生成に利用したい利用者情報に優先順位をつけた利用者情報テーブル900をID生成モジュール112は利用する。
生成した全てのユーザIDが、ステップS311のID照合で重複していた場合、利用者情報管理装置110は、ユーザIDを再生成し、1回目と重複しない新しいユーザIDのみをサービス提供装置120へ送信する。
1回目と重複しないユーザIDの再生成処理例としては次に示すような方法がある。
(例A)1回目(又は前回まで)に使用していない利用者情報を使って再度ユーザIDを生成し、1回目(又は前回まで)の生成結果と重複しないもののみを抽出する。
(例B)1回目と同じ情報を2度ずつ使用して再度ユーザIDを生成し、1回目の生成結果と重複しないもののみを抽出する。例えば、利用者199が希望した単語が、「白戸」、「一郎」、「ポチ」、「ichiro」の場合、2度ずつ使うと、「白戸」、「白戸」、「一郎」、「一郎」、「ポチ」、「ポチ」、「ichiro」、「ichiro」となる。同様に、2回目以降の場合は、その回数分だけ重複して利用するようにしてもよい。
また、ユーザIDの再生成に回数制限を設けてもよい。回数制限(N)を設けた場合は、利用者情報管理装置110でアーティファクトの生成個数をN個までと制限し、N回を上限としたユーザIDの生成(ステップS414からステップS417までの処理)を繰り返す。
ステップS1002では、特殊文字を除く、N1個の単語を利用者情報より抽出する。
ステップS1004では、抽出した単語のカナ・漢字・ひらがなを半角英小文字に変換する。この処理は、日本語−ローマ字対応テーブルを用いる。
ステップS1006では、抽出した単語列のうち数字を数変換テーブル800を用いて、半角英小文字に変換する。
ステップS1010では、(N1−X1−Y1)文字目まででB1≦KB≦B2の状態となるか否かを判断する。かかる状態となる場合(Yes)はステップS1020へ進み、それ以外の場合(No)はステップS1012へ進む。
ステップS1012では、(N1−X1−Y1)文字目までの文字のうち1文字を小文字から大文字に変換する。そして、ステップS1010へ戻る。
ステップS1016では、数変換テーブル800を用いて、「読み」にあてはまる英小文字を全て数字に変換し、単語単位で数字に変換できたもののみを並べる。
ステップS1018では、全ての文字を半角英大文字に変換する。
ステップS1022では、利用者情報から数字部分を1文字抽出し、(N1−Y1)文字目までの単語と単語の間に挿入する。そして、ステップS1020へ戻る。
ステップS1024では、(N1−Y1)文字目までの文字列を抽出する。
ステップS1028では、特殊文字を文字列の単語と単語の間に1文字追加する。そして、ステップS1026へ戻る。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
111…アーティファクト生成モジュール
112…ID生成モジュール
113…ID生成情報DB
114…認証モジュール
115…利用者情報DB
116…通信モジュール
117…処理制御モジュール
120…サービス提供装置
121…ID条件DB
122…ID管理モジュール
123…ID管理DB
124…通信モジュール
125…処理制御モジュール
130…端末装置
131…入力モジュール
132…出力モジュール
133…通信モジュール
134…処理制御モジュール
140…通信ネットワーク
199…利用者
Claims (14)
- 利用者に対してサービスを提供するサービス提供装置であって、
前記利用者の操作に応じて、該利用者を特定する識別子の生成要求を、該利用者に関する情報を管理する利用者情報管理装置に送信する識別子生成要求送信手段と、
前記識別子生成要求送信手段によって送信された要求に対して前記利用者情報管理装置から返信された識別子を受信する識別子受信手段と、
前記識別子受信手段によって受信された識別子に応じて、前記利用者を登録する利用者登録手段
を具備することを特徴とするサービス提供装置。 - 利用者に関する情報を管理する利用者情報管理装置であって、
前記利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
サービス提供装置からの利用者を特定する識別子の生成要求を受信する識別子生成要求受信手段と、
前記識別子生成要求受信手段によって受信された生成要求に応じて、前記利用者情報記憶手段に記憶されている該利用者に関する情報を用いて、該利用者の識別子を生成する識別子生成手段と、
前記識別子生成手段によって生成された識別子を前記サービス提供装置に送信する識別子送信手段
を具備することを特徴とする利用者情報管理装置。 - 利用者に対してサービスを提供するサービス提供装置と利用者に関する情報を管理する利用者情報管理装置を有する利用者登録管理システムであって、
前記サービス提供装置は、
前記利用者の操作に応じて、該利用者を特定する識別子の生成要求を、該利用者に関する情報を管理する利用者情報管理装置に送信する識別子生成要求送信手段と、
前記識別子生成要求送信手段によって送信された要求に対して前記利用者情報管理装置から返信された識別子を受信する識別子受信手段と、
前記識別子受信手段によって受信された識別子に応じて、前記利用者を登録する利用者登録手段
を具備し、
前記利用者情報管理装置は、
前記利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
サービス提供装置からの利用者を特定する識別子の生成要求を受信する識別子生成要求受信手段と、
前記識別子生成要求受信手段によって受信された生成要求に応じて、前記利用者情報記憶手段に記憶されている該利用者に関する情報を用いて、該利用者の識別子を生成する識別子生成手段と、
前記識別子生成手段によって生成された識別子を前記サービス提供装置に送信する識別子送信手段
を具備することを特徴とする利用者登録管理システム。 - 前記識別子生成要求送信手段は、前記サービス提供装置で登録される識別子が満たすべき形式に関する条件を含む生成要求を送信する
ことを特徴とする請求項1に記載のサービス提供装置。 - 前記識別子生成手段は、前記識別子生成要求受信手段によって受信された生成要求に含まれる前記サービス提供装置で登録される識別子が満たすべき形式に関する条件に応じて、前記利用者情報記憶手段に記憶されている該利用者に関する情報を用いて、該利用者の識別子を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載の利用者情報管理装置。 - 前記識別子受信手段は、識別子とともに認証確認情報を受信し、
前記識別子受信手段によって受信された識別子に応じて、該識別子を用いて利用者を登録できるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって、前記利用者を登録できないと判断した場合は、該利用者を特定する識別子の生成要求とともに前記識別子受信手段によって受信された認証確認情報を前記利用者情報管理装置に送信する第2の識別子生成要求送信手段
をさらに具備し、
前記利用者登録手段は、前記判断手段によって、前記利用者を登録できると判断した場合に、前記利用者を登録する
ことを特徴とする請求項1又は4に記載のサービス提供装置。 - 前記判断手段は、前記識別子受信手段によって受信された識別子が既に登録されている場合は、該識別子を用いて利用者を登録できないと判断する
ことを特徴とする請求項6に記載のサービス提供装置。 - 前記識別子生成要求受信手段によって受信された生成要求に対応する利用者を認証する認証手段と、
前記認証手段によって認証されたことを示す認証確認情報を生成する認証確認情報生成手段
をさらに具備し、
前記識別子送信手段は、前記識別子とともに前記認証確認情報生成手段によって生成された認証確認情報を送信する
ことを特徴とする請求項2又は5に記載の利用者情報管理装置。 - 前記利用者情報記憶手段内の前記利用者に関する情報には、識別子を生成する際の優先順位が付与されており、
前記識別子生成手段は、前記利用者情報記憶手段内の優先順位に応じて、前記利用者の識別子を生成する
ことを特徴とする請求項2、5又は8に記載の利用者情報管理装置。 - 前記識別子生成要求送信手段は、前記利用者が所有している通信端末から利用者登録の指示を受信した場合は、該通信端末を管理している利用者情報管理装置に、該利用者を特定する識別子の生成要求を送信する
ことを特徴とする請求項1、4、6又は7に記載のサービス提供装置。 - 利用者に対してサービスを提供するサービス提供装置が行う利用者登録方法であって、
前記利用者の操作に応じて、該利用者を特定する識別子の生成要求を、該利用者に関する情報を管理する利用者情報管理装置に送信する識別子生成要求送信ステップと、
前記識別子生成要求送信ステップによって送信された要求に対して前記利用者情報管理装置から返信された識別子を受信する識別子受信ステップと、
前記識別子受信ステップによって受信された識別子に応じて、前記利用者を登録する利用者登録ステップ
を具備することを特徴とする利用者登録方法。 - 利用者に関する情報を管理する利用者情報管理装置が行う利用者情報管理方法であって、
前記利用者情報管理装置は、
前記利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶手段
を有しており、
サービス提供装置からの利用者を特定する識別子の生成要求を受信する識別子生成要求受信ステップと、
前記識別子生成要求受信ステップによって受信された生成要求に応じて、前記利用者情報記憶手段に記憶されている該利用者に関する情報を用いて、該利用者の識別子を生成する識別子生成ステップと、
前記識別子生成ステップによって生成された識別子を前記サービス提供装置に送信する識別子送信ステップ
を具備することを特徴とする利用者情報管理方法。 - 利用者に対してサービスを提供するサービス提供装置で動作する利用者登録プログラムであって、
前記サービス提供装置を、
前記利用者の操作に応じて、該利用者を特定する識別子の生成要求を、該利用者に関する情報を管理する利用者情報管理装置に送信する識別子生成要求送信手段と、
前記識別子生成要求送信手段によって送信された要求に対して前記利用者情報管理装置から返信された識別子を受信する識別子受信手段と、
前記識別子受信手段によって受信された識別子に応じて、前記利用者を登録する利用者登録手段
として機能させることを特徴とする利用者登録プログラム。 - 利用者に関する情報を管理する利用者情報管理装置で動作する利用者情報管理プログラムであって、
前記利用者情報管理装置を、
前記利用者に関する情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
サービス提供装置からの利用者を特定する識別子の生成要求を受信する識別子生成要求受信手段と、
前記識別子生成要求受信手段によって受信された生成要求に応じて、前記利用者情報記憶手段に記憶されている該利用者に関する情報を用いて、該利用者の識別子を生成する識別子生成手段と、
前記識別子生成手段によって生成された識別子を前記サービス提供装置に送信する識別子送信手段
として機能させることを特徴とする利用者情報管理プログラム。
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