JPH07253915A - 性能測定機能を有するアクセス制御装置 - Google Patents

性能測定機能を有するアクセス制御装置

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Publication number
JPH07253915A
JPH07253915A JP6043539A JP4353994A JPH07253915A JP H07253915 A JPH07253915 A JP H07253915A JP 6043539 A JP6043539 A JP 6043539A JP 4353994 A JP4353994 A JP 4353994A JP H07253915 A JPH07253915 A JP H07253915A
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JP
Japan
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transfer
signal
bus
access control
control device
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Application number
JP6043539A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Mochida
哲也 持田
Shiro Oishi
志郎 大石
Suketaka Ishikawa
佐孝 石川
Masahiro Kitano
昌宏 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バスが使用されていないときの状況、特にアク
セス制御装置内の転送の停留の状況や、内部状態として
のバッファのビジーによる転送の停滞と、転送要求自体
が発生していないアイドル状態とを区別して分析できる
ようにし、アクセス制御装置の構成や、I/O装置の接
続数、種類、アクセスの起動頻度などのシステムの構成
の妥当性に関する情報を得られるようにする。 【構成】アクセス制御装置の外部との前記転送および内
部の転送の実行を観測し、アクセス制御装置の外部およ
び内部から発生する前記転送に関する信号群を観測する
転送観測手段と、前記アクセス制御装置内部の転送の実
行状態を検出する転送実行状態検出手段と、前記状態毎
のサイクル数をカウントする手段と、該カウント手段の
カウントを起動、停止およびクリアする手段と、該カウ
ント手段のカウント値を読みだす手段とをアクセス制御
装置に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムのプロ
セッサ、主記憶、I/O装置等の構成要素間の転送を制
御するアクセス制御装置に係わり、特にアクセス制御装
置の外部との転送およびアクセス制御装置内部の転送に
関する性能測定機能を有するアクセス制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】計算機システムのバス性能やバスアクセ
ス制御装置の性能を測定するには、バスが使用されてい
るか否かを逐次観測し、理論上のバスピーク性能を上限
としてシステム動作中にバスで実際に転送を実行した時
間的割合からバス使用率を分析する方法や、転送処理に
実際にかかる時間を測定して転送性能を分析する方法な
どが用いられてきた。
【0003】前者の例として、例えば特開平4−358
244号公報記載のバス使用率測定方式は、バスが動作
しているサイクルすなわち転送を実行しているサイクル
をカウントする技術の一例である。後者の例として、例
えば特開平5−12203号公報記載のバス性能測定シ
ステムは、アクセス制御装置と処理装置との間の処理要
求時間及び転送時間とを直接観測してバス性能を分析す
るものである。
【0004】一方、特開平4−280327号公報に
は、プロセッサ内のキャッシュメモリへのアクセス等の
ように、測定に必要な信号が外部信号として出力されな
い場合に、これらの動作に関する情報を素子の外部に参
照信号として出力する技術が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】バス使用率を観測する
ような技術やバスの転送所要時間を測定するような技術
では、転送が実行されているサイクルや期間だけに注目
しているため、バスが使用されていないときの状況、特
にアクセス制御装置内の転送の停留の状況を分析し、ア
クセス制御装置自体の構成の妥当性を評価することは非
常に困難である。
【0006】バスに現われない内部の転送の実行を外部
に信号として出力する技術と組み合わせて、内部バスま
たは、内部パスで転送が行なわれているか否かを観測デ
ータとして抽出しても、内部状態としてのバッファのビ
ジーいわゆる詰まり込みの発生による転送の停滞と、転
送要求自体が発生していない、いわゆるアイドルの状況
とを区別して分析することはできない。
【0007】本発明の目的は、バスが使用されていない
ときの状況、特にアクセス制御装置内の転送の停留の状
況や、内部状態としてのバッファのビジーいわゆる詰ま
り込みの発生による転送の停滞と、転送要求自体が発生
していない、いわゆるアイドル状態とを区別して分析で
きるようにし、アクセス制御装置の構成や、I/O装置
の接続数、種類、アクセスの起動頻度などのシステムの
構成の妥当性に関する情報を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、アクセス制御装置の外部との転送および内部バッフ
ァ間の転送の実行を観測し、アクセス制御装置の外部お
よび内部から発生する転送に関する信号群を観測する転
送観測手段と、アクセス制御装置内部の転送の実行状態
を検出する転送実行状態検出手段と、各状態毎のサイク
ル数をカウントする手段と、カウントを起動、停止およ
びクリアする手段と、カウント値を読みだす手段とをア
クセス制御装置内に設けた。
【0009】そして、前記転送観測手段は、アクセス制
御装置の外部および内部から転送を要求するための転送
要求信号、転送要求に対して転送を許可するための転送
許可信号、および転送実行を示すための転送有効信号を
観測するようにした。
【0010】また、前記転送観測手段は、プロセッサバ
ス、主記憶バス、およびシステムバスの各バス毎に、こ
れらのバスとアクセス制御装置の内部との間の転送に関
する信号群を観測するようにした。
【0011】さらに、前記の転送実行状態検出手段は、
転送が実行されている転送ビジー状態、転送要求信号が
出力されているが転送許可信号の与えられていない転送
許可ウエイト状態と、転送許可信号が出力されているが
転送が実行されていないトランスファーウエイト状態、
および転送要求信号および転送許可信号がともに全く出
力されていないアイドル状態を検出するようにした。
【0012】また、アクセス制御装置内部の動作につい
て性能測定するためには、アクセス制御装置の内部バッ
ファの間の転送の実行を観測する手段と、内部バッファ
間転送が行なわれている内部転送ビジー状態、内部バッ
ファ間転送の要求があるが転送先バッファフルにより転
送が実行されない内部ウエイト状態、および内部バッフ
ァ間転送の要求がなく内部バッファ間転送が実行されて
いない内部転送アイドル状態の各状態を検出する転送実
行状態検出手段と、これらの状態毎のサイクル数をカウ
ントする手段と、カウントを起動、停止およびクリアす
る手段と、カウント値を読みだす手段とをアクセス制御
装置内に設けた。
【0013】
【作用】アクセス制御装置内部の転送の実行状態を検出
し、各状態毎のサイクル数をカウントするので、アクセ
ス制御装置内の転送の停留の状況等の内部状態を分析す
ることができる。すなわち、性能に関する分析対象のプ
ログラムや処理を計算機システムにおいて実行させ、一
定時間前記カウントを行なうことにより、アクセス制御
装置内部の転送実行状態について、各状態毎のサイクル
数が得られる。その際、アクセス制御装置の内部の転送
実行状態として、転送が実行されている転送ビジー状
態、転送要求信号が出力されているが転送許可信号の与
えられていない転送許可ウエイト状態と、転送許可信号
が出力されているが転送が実行されていないトランスフ
ァーウエイト状態、および転送要求信号および転送許可
信号がともに全く出力されていないアイドル状態を検出
する。また、プロセッサバス、主記憶バス、およびシス
テムバスの各バス毎に、これらの各状態のサイクル数を
カウントする。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明による性能評価方式を用いたアクセ
ス制御装置の一例であり、太線はデータおよびアドレス
の転送経路を示す。アクセス制御装置101は、プロセ
ッサ102が接続されたプロセッサバス103、I/O
装置119が接続されたシステムバス118、および主
記憶113との間の転送を司るものである。
【0015】プロセッサバス103との転送のため、出
力バッファ106および入力バッファ107が設けら
れ、システムバス118に対しては出力バッファ115
及び入力バッファ116が設けられている。そして、主
記憶113とのアクセスに関して、アドレスバッファ1
10、データ出力バッファ111およびデータ入力バッ
ファ112が設けられ、主記憶バスを介して主記憶11
3と接続されている。
【0016】出力すべきデータがプロセッサバス出力バ
ッファ106に蓄えられると、プロセッサバスアービト
レータ105に対してプロセッサバスリクエスト122
が出力される。一方、プロセッサ102からはプロセッ
サバスアービトレータ105に対してプロセッサバス1
03の信号としてプロセッサバスリクエスト120が出
力される。プロセッサバスアービトレータ105はこれ
らを調停し、内部からのデータ出力に対しては、内部バ
スグラント123を出力し、プロセッサにバス使用権を
与えるときは、プロセッサごとに対応した外部バスグラ
ント信号121を出力する。内部からのバスリクエスト
122、外部からのバスリクエスト120、内部へのバ
スグラント123、および外部へのバスグラント121
は、プロセッサバス性能評価カウンタ104に入力され
る。
【0017】プロセッサバス性能評価カウンタ104に
は、さらにプロセッサバスアドレスバリッド、プロセッ
サバスデータバリッド、およびプロセッサバスアクセス
ラストの制御信号132が入力される。
【0018】システムバス側も同様に、出力すべきデー
タがシステムバス出力バッファ115に蓄えられると、
システムバスアービトレータ114に対してシステムバ
スリクエスト128が出力される。一方、I/O装置1
19からはシステムバスアービトレータ114に対し、
システムバス118の信号としてシステムバスリクエス
ト127が出力される。システムバスアービトレータ1
14はこれらのバスリクエストを調停し、内部からのデ
ータ出力に対しては、内部バスグラント129を出力
し、I/O装置119にバス使用権を与えるときは、I
/O装置ごとに対応した外部バスグラント信号126を
出力する。内部からのバスリクエスト128、内部への
バスグラント129、外部からのバスリクエスト12
7、および外部へのバスグラント126は、システムバ
ス性能評価カウンタ117に入力される。
【0019】システムバス性能評価カウンタ117に
は、さらにシステムバスアドレスバリッド、システムバ
スデータバリッド、およびシステムバスアクセスラスト
の制御信号133が入力される。
【0020】主記憶113へのリードまたはライトのア
クセスに関しては、アドレスバッファ110にアクセス
アドレスが蓄えられると主記憶アクセスリクエスト12
4が出力される。また、主記憶データ入力バッファ11
2にデータが蓄えられ、プロセッサバス出力バッファ1
06またはシステムバス出力バッファ115への転送待
ち状態であるとき、バッファフル信号125が出力され
る。これらは、主記憶転送制御部109に入力され、主
記憶アクセスが調停される。すなわち、主記憶アクセス
リクエスト124が出力されているときでも、それがリ
ードアクセスであり、データバッファ112にデータが
蓄積されていてバッファフル信号125が出力されてい
るときは、主記憶アクセスを行なわない。アクセスが可
能であれば、主記憶アクセスグラント信号140が出力
される。
【0021】主記憶アクセスリクエスト124、主記憶
アクセスグラント信号140、および主記憶アクセスの
実行を示すアクセスバリッド信号134が、主記憶バス
性能評価カウンタ108に入力される。
【0022】各々の性能評価カウンタは、バスの状態を
アクセスが実行されているビジー状態、何らかの原因で
アクセス許可が与えられない、またはアクセス許可があ
っても転送が実行されないウエイト状態、リクエストも
グラントも出力されていないアイドル状態とに各サイク
ルを分類し、カウントする。なお、ウエイト状態は後述
するようにさらに細かく分類される。
【0023】図2はシステムバス118のプロトコルの
一例を示すものである。リクエスト信号REQ0は内部
からのリクエスト128であり、REQ1およびREQ
2はI/O装置119からのバスリクエスト127であ
る。グラント信号GNT0、GNT1、およびGNT2
は各々のリクエストに対応したグラント信号126であ
る。
【0024】バスはアドレス・データマルチプレクスで
あり、アドレスバリッド(AV)133、データバリッ
ド(DV)133が出力されているとき、各々アドレ
ス、データの転送が行なわれる。
【0025】転送の終結を行なうために、最終サイクル
でバスマスタが信号LASTを出力する。これによりバ
スアービタは、バスグラント信号GNTをネゲートす
る。
【0026】サイクル1はアイドルサイクルである。サ
イクル2でリクエストREQ0およびREQ1が同時に
出力され、アービトレートの結果、内部からのリクエス
トREQ0に対するグラントGNT0がサイクル3から
出力される。サイクル2およびサイクル3はアービトレ
ートオーバヘッドサイクルであり、ウエイトサイクルに
分類される。サイクル4でアドレス出力が行なわれ、サ
イクル5から8でデータ出力が行なわれる。サイクル4
からサイクル8はビジーサイクルである。サイクル9で
はグラントをREQ1側に切り替えて出力し、バス権を
I/O装置119―1に与えており、このサイクルはア
ービトレートオーバヘッドサイクルである。サイクル1
0はアドレス転送サイクルであり、また、最終サイクル
である。これはいわゆるスプリット転送のリード要求サ
イクルにあたる。このサイクルはビジーサイクルであ
る。サイクル11および12はリクエストがあるがグラ
ントが行なわれないサイクルであり、アクセス制御装置
内のシステムバス入力バッファ116のフルなどが原因
となりうる。これはアービトレートウエイトとしてウエ
イトサイクルに分類される。サイクル13ではREQ2
に対するグラントを出力して、バス権をI/O装置11
9―2に与えており、サイクル14、15でアドレス、
データが出力される。サイクル13はアービトレートオ
ーバヘッドであり、サイクル14および15はビジーサ
イクルである。サイクル16は再びアイドルサイクルで
あり、サイクル17および18でアービトレートオーバ
ヘッドが入る。通常、サイクル19は転送サイクルにな
るが、ここではアドレスバリッドおよびデータバリッド
ともに出力されていない。これは例えば、転送データの
エラー訂正などの例外的処理が考えられる。このサイク
ルは、トランスファーウエイトサイクルとしてカウント
する。サイクル20はデータ転送のビジーサイクルであ
り、サイクル21はアイドルサイクルである。
【0027】以上に説明したようなバスで、次のように
アクセスサイクルを分類する。すなわち、アドレスバリ
ッドまたはデータバリッドが出力されているサイクルを
ビジーサイクル、リクエストもグラントも全く出力され
ていないサイクルをアイドルサイクル、それ以外は、何
らかのオーバヘッドまたはアクセス抑止要因が働いてい
るウエイトサイクルと定義する。ウエイトサイクルは、
更に詳細には次の3種に分類できる。第1は、前のサイ
クルでリクエストが出力されているが、当該サイクルで
グラントが出力されていないアービトレートウエイトサ
イクルであり、これはアクセス制御装置内のバッファフ
ル等によるウエイト状態のサイクルである。第2は、グ
ラントが出力されているがアドレスバリッド、データバ
リッドがともに出力されず、転送が実行されないサイク
ルのうち、次に述べるアービトレートオーバヘッドサイ
クルを除くトランスファーウエイトサイクルである。第
3は、アービトレートプロトコル自体が原因となったア
ービトレートオーバヘッドのサイクルである。これは、
前のサイクルがアイドルかつ当該サイクルでリクエスト
が出力されたとき(図2のサイクル2、17)か、リク
エストに対応したグラントが出力された最初のサイクル
(図2のサイクル3、9、13、18)である。
【0028】各サイクルを整理して論理式で示す。ここ
で添字pは当該サイクルの前のサイクルであることを意
味する。
【0029】ビジーサイクル B=AV+DV アイドルサイクル I=not(R)・not(G) アービトレートウエイト AW=Rp・not(G) トランスファーウエイト TW=Gp・not(AV)
・not(DV) アービトレートオーバヘッド AO=Ip・R+R・G
(同一チャネル) ウエイト W=AW+TW+AO ただし、Rはリクエスト、Gはグラント、AVはアドレ
スバリッド、DVはデータバリッドを示す。
【0030】図3は、前述の各ステータスをカウントす
るシステムバス性能評価カウンタ117の構成例であ
る。
【0031】オアゲート301はバスリクエスト321
全てをオアするものであり、オアゲート302はバスグ
ラント322全てをオアするものである。フリップフロ
ップ323は、前述のRpすなわち前のサイクルがリク
エストの発行されているサイクルであることを保持する
ためのものである。フリップフロップ324は、前述の
Gpすなわち前のサイクルがグラントの発行されている
サイクルであることを保持するためのものである。
【0032】ゲート305、306、307、308は
各々前述の式に従いアイドルサイクル309、ビジーサ
イクル310、アービトレートウエイトサイクル31
1、トランスファーウエイトサイクル312を検出する
ものである。
【0033】カウントイネーブルポートアクセス検出回
路313の働きにより、カウント時にはフリップフロッ
プ314がセットされ、それぞれのサイクルごとにアン
ドゲート315を介してカウンタ316にカウントデー
タが入力される。カウント値は、読み出し回路317に
よりリードアウトされる。クリアレジスタアクセスが行
なわれたとき、クリアレジスタアクセス検出回路318
によりクリアパルスがカウンタ316のリセット回路に
入力される。
【0034】全サイクル数をカウントするために、カウ
ンタ316−5はカウントイネーブル期間を通じて毎サ
イクルカウントアップを行なう。
【0035】本構成例では、アクセスオーバヘッドサイ
クルは、全サイクル数から他のサイクルすなわちアイド
ル、ビジー、アービトレートウエイト、およびトランス
ファーウエイトの各サイクル数を差し引いた値で算出さ
れる。
【0036】システムでターゲットのプログラム、また
はターゲットの処理を実行し、一定時間カウンタを動作
させ、カウント値をリードアウトすることで、前記サイ
クルの発生回数を知ることができる。
【0037】プロセッサバス性能評価カウンタ104お
よび主記憶バス性能評価カウンタ108についても、シ
ステムバス性能評価カウンタ117と同様にして構成す
ることができる。また、本実施例では図1に示したよう
に3つのカウンタを別々に設けたが、これらのカウンタ
を統合した1つのカウンタとしてもよい。
【0038】本実施例によれば、バスピーク転送能力に
対する実際の転送量の割合、すなわちバス使用効率を知
るとともに、両者の差分を転送要求自体の空き、すなわ
ちバス空きと、転送の競合や停留によるバスネックと、
アービトレーションによるものとに分類して分析できる
ので、バス周辺のシステム仕様の分析に有効なデータを
得ることができる。
【0039】次に本発明の別の実施例である、内部バッ
ファ間のデータ転送の状況をモニタし、制御情報をカウ
ントするカウンタを説明する。
【0040】図4は図1に示した計算機システムと同様
のシステムであり、内部のバッファ間データ転送を内部
転送制御部406が司っている。内部転送制御部406
は、プロセッサバス出力バッファ106のバッファフル
信号402、プロセッサバス入力バッファ107の転送
リクエスト信号403、主記憶113へのアドレスバッ
ファ110のバッファフル信号407、主記憶113か
らのデータ入力バッファ112の転送リクエスト信号4
08、システムバス出力バッファ115のバッファフル
信号404、システムバス入力バファ116の転送リク
エスト405を参照信号としており、これらの信号は、
性能評価カウンタ401へ入力されている。また、内部
転送の実行を指示する一連の転送アクノリッジ信号40
9が性能評価カウンタ401に入力される。
【0041】図5はこれら内部データ転送制御に関する
信号のタイムチャートを示すものであり、プロセッサバ
ス103からのデータを主記憶113に送るプロセッサ
バス入力バッファ107と、主記憶アドレスバッファ1
10との間の転送を例にとっている。上からプロセッサ
バス入力バッファ107の転送リクエスト403、主記
憶アドレスバッファ110のバッファフル信号407、
それに前者から後者への転送アクノリッジ信号409で
ある。リクエスト403に対し、転送が実行されるとき
は、リクエスト発行の同一サイクルで転送アクノリッジ
409が出力される。サイクル1はアイドルサイクル、
サイクル2は転送が実行されているビジーサイクル、サ
イクル5、6、および7はリクエストが存在するものの
アドレスバッファフルによる転送の抑止が働いてウエイ
トサイクルとなっている。サイクル14および15でア
クノリッジが2サイクル連続しているのは、バッファ内
に2段分のデータが転送待ちになっていたことによる。
図中に各サイクルのアイドル(I)、ビジー(B)、ウ
エイト(W)のステータスを示す。これらのステータス
は論理式で次のように定義される。
【0042】アイドルサイクル I=not(RQ) ビジーサイクル B=AC ウエイトサイクル W=RQ・not(AC) ただし、RQはプロセッサバス入力バッファの転送リク
エスト403、ACは転送アクノリッジ信号407であ
る。
【0043】図6にプロセッサバス入力バッファ107
と主記憶アドレスバッファ110との間の転送を評価カ
ウントするバッファ転送性能評価カウンタ401の一構
成例を示す。アイドルサイクル603を検出するため
に、プロセッサバス入力バッファ107からの転送要求
のインバート論理601、トランスファーウエイトサイ
クル604を検出するためにアンドゲート602を設け
る。
【0044】カウントイネーブルポートアクセス検出回
路313、読み出し回路317、クリアレジスタアクセ
ス検出回路318等は、最初の実施例と同様である。
【0045】システムでターゲットのプログラム、また
はターゲットの処理を実行し、一定時間カウンタを動作
させ、カウント値をリードアウトすることで、前記サイ
クルの発生回数を知ることができる。
【0046】本実施例によれば、アクセス制御装置の外
部には現われない内部バッファの転送状況を観測でき
る。特に転送ウエイトの割合を観測することで、バッフ
ァ構成すなわち段数やウェイ数などの妥当性を分析する
うえで、有効なデータを得ることができる。
【0047】次に、本発明の別の実施例である、エラー
情報ロギングレジスタと性能評価カウンタさらに複数の
種類の情報を対象とした性能評価カウンタとを共用する
方式を説明する。
【0048】図7に示すように、通常はエラーアドレス
710をロギングするエラーログレジスタのフリップフ
ロップ群701を、性能評価カウント値を保持するフリ
ップフロップとしても使えるようにする。フリップフロ
ップ群701とインクリメンタ702とによりカウンタ
316が構成される。レジスタ708は性能評価カウン
タとしての機能をイネーブル設定するモードレジスタで
あり、プロセッサからのアクセスによりカウンタイネー
ブルモード書き込み回路711で設定する。レジスタ7
08に‘1’を設定すると、セレクタ707とインバー
タ709との機能により性能評価カウンタとしての動作
を行なう。
【0049】以上のように、エラー情報ロギングレジス
タと性能評価カウンタを共用することで、少ないハード
ウエア量で性能評価情報を得る機能が実現できる。
【0050】セレクタ706は様々な性能評価データか
らいずれをカウントするかを選択するものであり、図3
または図6に示した性能評価タイミングを出力するアン
ドゲート315の出力を接続する。いずれの評価データ
をカウントするかは、プロセッサからのライトによっ
て、評価データ選択レジスタ書き込み回路703を通じ
てレジスタ704に設定される。評価データ選択レジス
タ704の値はデコーダ705により展開され、セレク
タ706に入力される。
【0051】以上のように複数種類の性能評価データカ
ウンタを共用することで、少ないハードウエア量でいろ
いろな種類の性能評価データを抽出する機能を実現でき
る。
【0052】図8は2台のフリップフロップ群701―
1および701―2に対し、2種類の別々の性能評価デ
ータを同時に採取できるように、評価データ選択レジス
タ書き込み回路703、評価データ選択レジスタ70
4、デコーダ705、評価データセレクタ706、それ
にエラー情報/性能評価データセレクタ707を2台個
別に設けた実施例である。エラーアドレスログのビット
数が、性能評価データに必要なビット数の2倍以上にあ
たる場合、本実施例のように構成することでハードウエ
アを有効に活用できる。なお、フリップフロップ701
や、評価データ選択レジスタ書き込み回路703、評価
データ選択レジスタ704、デコーダ705、評価デー
タセレクタ706、およびエラー情報/性能評価データ
セレクタ707を性能評価データを3台以上設ければ、
その台数分の種類の性能評価データをカウントできるこ
とはいうまでもない。
【0053】本実施例では同時に複数種類の性能評価デ
ータを少ないハードウエア量でカウントできるので、例
えば、ビジー/ウエイト比、アイドル/ビジー比などの
比較データを抽出する機能を小規模のアクセス制御装置
内に実現できる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、バスピーク転送能力に
対する実際の転送量の割合、すなわちバス使用効率を知
るとともに、両者の差分を転送要求自体の空き、すなわ
ちバス空きと、転送の競合や停留によるバスネックと、
アービトレーションによるものとに分類し、分析できる
ので、バス周辺のシステム仕様の分析に有効なデータを
得ることができる。
【0055】さらに、アクセス制御装置の外部には現わ
れない内部バッファの転送状況を観測でき、特に転送ウ
エイトの割合を観測することで、バッファ構成すなわち
段数やウェイ数などの妥当性を分析するうえで、有効な
データを得ることができる。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した性能評価カウンタを内蔵する
アクセス制御装置を用いたシステムの構成図
【図2】システムバスのプロトコルを説明するタイムチ
ャート
【図3】本発明を適用したシステムバス性能評価カウン
タの構成
【図4】本発明を適用した性能評価カウンタを内蔵する
アクセス制御装置を用いたシステムの構成図
【図5】バッファ間転送を説明するタイムチャート
【図6】本発明を適用したバッファ間性能評価カウンタ
の構成
【図7】エラー情報ロギングレジスタと共用した性能評
価カウンタの構成
【図8】エラー情報ロギングレジスタと共用し、2種類
の性能評価データを同時に採取可能とした性能評価カウ
ンタの構成
【符号の説明】
101…アクセス制御装置 102…プロセッサ 103…プロセッサバス 113…主記憶 119…I/O装置 118…システムバス 104…プロセッサバス性能評価カウンタ 114…システムバス性能評価カウンタ 108…主記憶バス性能評価カウンタ 401…バッファ間転送性能評価カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北野 昌宏 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1個以上のプロセッサと主記憶と1個以上
    のI/O装置とを有する計算機システムの構成要素間、
    および該構成要素が接続されたバスの間の転送を制御す
    るアクセス制御装置であって、該アクセス制御装置の外
    部との前記転送および内部の転送の実行を観測し、該ア
    クセス制御装置の外部および内部から発生する前記転送
    に関する信号群を観測する転送観測手段と、前記アクセ
    ス制御装置内部の前記転送の実行状態を検出する転送実
    行状態検出手段と、前記状態毎のサイクル数をカウント
    する手段と、該カウント手段のカウントを起動、停止お
    よびクリアする手段と、該カウント手段のカウント値を
    読みだす手段とを有することを特徴とする性能測定機能
    を有するアクセス制御装置。
  2. 【請求項2】前記転送観測手段が観測する前記信号群と
    して、前記アクセス制御装置の外部および内部から前記
    転送を要求するための転送要求信号と、該転送要求に対
    して前記転送を許可するための転送許可信号と、前記転
    送の実行を示すための転送有効信号とを含むことを特徴
    とする請求項1記載の性能測定機能を有するアクセス制
    御装置。
  3. 【請求項3】前記転送実行状態検出手段が検出する状態
    として、前記転送が実行されている転送ビジー状態と、
    前記転送要求信号が出力されているが前記転送許可信号
    の与えられていない転送許可ウエイト状態と、前記転送
    許可信号が出力されているが前記転送が実行されていな
    いトランスファーウエイト状態と、前記転送要求信号お
    よび前記転送許可信号がともに全く出力されていないア
    イドル状態と含むことを特徴とする請求項2記載の性能
    測定機能を有するアクセス制御装置。
  4. 【請求項4】前記転送実行状態検出手段は、前記転送ビ
    ジー状態を検出するために全ての前記転送有効信号の論
    理和をとる手段と、前記転送許可ウエイト状態を検出す
    るために前記転送要求信号を1サイクル保持し、該保持
    した値と前記転送許可信号の否定論理との論理積をとる
    手段と、前記トランスファーウエイト状態を検出するた
    めに前記転送許可信号を1サイクル保持し、該保持した
    値と前記転送有効信号の否定論理との論理積をとる手段
    と、前記アイドル状態を検出するために全ての前記転送
    要求信号および前記転送許可信号との否定論理和をとる
    手段とを具備することを特徴とする請求項3記載の性能
    測定機能を有するアクセス制御装置。
  5. 【請求項5】前記転送観測手段は、前記プロセッサが接
    続されたプロセッサバスと前記アクセス制御装置の内部
    との間の転送に関する信号群を観測するプロセッサバス
    転送観測手段を具備することを特徴とする請求項1に記
    載の性能測定機能を有するアクセス制御装置。
  6. 【請求項6】前記転送観測手段は、前記主記憶が接続さ
    れた主記憶バスと前記アクセス制御装置の内部との間の
    転送に関する信号群を観測する主記憶バス転送観測手段
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の性能測定
    機能を有するアクセス制御装置。
  7. 【請求項7】前記転送観測手段は、前記I/O装置が接
    続されたシステムバスと前記アクセス制御装置の内部と
    の間の転送に関する信号群を観測するシステムバス転送
    観測手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の
    性能測定機能を有するアクセス制御装置。
  8. 【請求項8】1個以上のプロセッサと主記憶と1個以上
    のI/O装置の各装置と、前記プロセッサが接続された
    プロセッサバスと、前記主記憶が接続された主記憶バス
    と、前記I/O装置が接続されたシステムバスとを有す
    る計算機システムにおける、前記各バスを介する前記各
    装置間の転送を制御するアクセス制御装置であって、前
    記プロセッサバスを介して前記プロセッサとの間の転送
    を行なうためのプロセッサバス入力バッファおよびプロ
    セッサバス出力バッファ並びに前記プロセッサバスに対
    する要求を調停するプロセッサバスアービトレータと、
    前記主記憶との間の転送を行なうための主記憶アドレス
    バッファ、主記憶データ入力バッファおよび主記憶デー
    タ出力バッファ、並びに前記主記憶バスを介しての前記
    主記憶との間の転送を制御する主記憶転送制御部と、前
    記システムバスを介して前記I/O装置との間の転送を
    行なうためのシステムバス入力バッファおよびシステム
    バス出力バッファ並びに前記システムバスに対する要求
    を調停するシステムバスアービトレータと、前記アクセ
    ス制御装置の内部の前記バッファと前記各バスの間の前
    記転送および前記バッファ間の転送の実行を観測し、前
    記アクセス制御装置の外部および内部から前記転送を要
    求するための転送要求信号、該転送要求に対する前記転
    送を許可するための転送許可信号、並びに前記転送の実
    行を示すための転送有効信号を観測する転送観測手段
    と、前記アクセス制御装置内部の前記転送の実行状態を
    検出する転送実行状態検出手段と、前記各状態のサイク
    ル数をカウントする手段と、該カウント手段のカウント
    を起動、停止およびクリアする手段と、該カウント手段
    のカウント値を読みだす手段とを有することを特徴とす
    る性能測定機能を有するアクセス制御装置。
  9. 【請求項9】前記転送実行状態検出手段が検出する状態
    として、前記転送が実行されている転送ビジー状態と、
    前記転送要求信号が出力されているが前記転送許可信号
    の与えられていない転送許可ウエイト状態と、前記転送
    許可信号が出力されているが前記転送が実行されていな
    いトランスファーウエイト状態と、前記転送要求信号お
    よび前記転送許可信号がともに全く出力されていないア
    イドル状態と含むことを特徴とする請求項8記載の性能
    測定機能を有するアクセス制御装置。
  10. 【請求項10】前記転送実行状態検出手段は前記各バス
    毎に前記各状態を検出し、前記カウント手段は前記各バ
    ス毎に前記各状態のサイクル数をカウントすることを特
    徴とする請求項9記載の性能測定機能を有するアクセス
    制御装置。
  11. 【請求項11】前記転送観測手段は、前記転送要求信号
    として前記プロセッサバス出力バッファから前記プロセ
    ッサバスへのデータ転送を要求する信号および前記プロ
    セッサからの前記プロセッサバスの使用を要求する信
    号、前記転送許可信号として前記データ転送要求信号に
    対して前記プロセッサバスの使用を許可する信号および
    前記プロセッサバス使用要求信号に対して前記プロセッ
    サバスの使用を許可する信号、並びに前記転送有効信号
    として前記プロセッサバス出力バッファから前記プロセ
    ッサバスに対する前記データ転送の実行および前記プロ
    セッサによる前記プロセッサバスから前記プロセッサバ
    ス入力バッファへのデータ転送の実行を示す信号を観測
    するプロセッサバス転送観測手段を具備することを特徴
    とする請求項8に記載の性能測定機能を有するアクセス
    制御装置。
  12. 【請求項12】前記転送観測手段は、前記転送要求信号
    として前記主記憶データ出力バッファから前記主記憶バ
    スへのデータ転送を要求する信号および前記主記憶から
    前記主記憶データ入力バッファへのデータ転送を要求す
    る信号、前記転送許可信号として前記データ転送要求信
    号に対して前記主記憶バスの使用を許可する信号、並び
    に前記転送有効信号として前記主記憶転送制御部が出力
    する前記データ転送の実行を示す信号を観測する主記憶
    バス転送観測手段を具備することを特徴とする請求項8
    に記載の性能測定機能を有するアクセス制御装置。
  13. 【請求項13】前記転送観測手段は、前記転送要求信号
    として前記システムバス出力バッファから前記システム
    バスへのデータ転送を要求する信号および前記I/O装
    置から前記システムバスの使用を要求する信号、前記転
    送許可信号として前記データ転送要求信号に対して前記
    システムバスの使用を許可する信号および前記システム
    バス使用要求信号に対して前記システムバスの使用を許
    可する信号、並びに前記転送有効信号として前記システ
    ムバス出力バッファから前記システムバスに対する前記
    データ転送の実行および前記I/O装置による前記シス
    テムバスから前記システムバス入力バッファへのデータ
    転送の実行を示す信号を観測するシステムバス転送観測
    手段を具備することを特徴とする請求項8に記載の性能
    測定機能を有するアクセス制御装置。
  14. 【請求項14】1個以上のプロセッサと主記憶と1個以
    上のI/O装置の各装置と接続されて前記各装置の間の
    転送を制御するアクセス制御装置であって、該アクセス
    制御装置の内部バッファの間の転送の実行を観測する手
    段と、前記内部バッファ間転送が行なわれている内部転
    送ビジー状態、前記内部バッファ間転送の要求があるが
    転送先バッファフルにより前記転送が実行されない内部
    ウエイト状態、および前記内部バッファ間転送の要求が
    なく前記内部バッファ間転送が実行されていない内部転
    送アイドル状態の各状態を検出する転送実行状態検出手
    段と、前記状態毎のサイクル数をカウントする手段と、
    該カウント手段のカウントを起動、停止およびクリアす
    る手段と、該カウント手段のカウント値を読みだす手段
    とを有することを特徴とする性能測定機能を有するアク
    セス制御装置。
  15. 【請求項15】前記状態検出手段は、前記内部転送ビジ
    ー状態を検出するために、前記内部バッファ間転送の実
    行を示す転送実行アクノリッジ信号を参照する手段と、
    前記内部転送ウエイト状態を検出するために転送元バッ
    ファの前記内部バッファ間転送要求を示す信号および前
    記転送実行アクノリッジ信号の否定論理の論理積をとる
    手段と、前記内部転送アイドル状態を検出するために転
    送元バッファの前記内部バッファ間転送要求信号の否定
    論理をとる手段とを具備することを特徴とする請求項1
    4に記載の性能測定機能を有するアクセス制御装置。
  16. 【請求項16】1個以上のプロセッサと、主記憶と、1
    個以上のI/O装置と、前記プロセッサが接続されたプ
    ロセッサバスと、前記主記憶が接続された主記憶バス
    と、前記I/O装置が接続されたシステムバスと、前記
    プロセッサと前記主記憶と前記I/O装置の各装置間お
    よび前記各バスの間の転送を制御するアクセス制御装置
    とを有する計算機システムであって、前記アクセス制御
    装置は内部バッファと前記バスとの間の転送および該内
    部バッファ間の転送の実行を観測し、該アクセス制御装
    置の外部および内部から発生する前記転送に関する信号
    群を観測する転送観測手段と、前記アクセス制御装置内
    部の前記転送の実行状態を検出する転送実行状態検出手
    段と、前記状態毎のサイクル数をカウントする手段と、
    該カウント手段のカウントを起動、停止およびクリアす
    る手段と、カウント値を読みだす手段とを具備すること
    を特徴とする計算機システム。
  17. 【請求項17】前記転送実行状態検出手段が検出する状
    態として、前記転送が実行されている転送ビジー状態
    と、前記転送要求があるが転送許可の与えられていない
    転送許可ウエイト状態と、転送許可が与えられているが
    前記転送が実行されていないトランスファーウエイト状
    態と、前記転送要求および前記転送許可がともに全く出
    ていないアイドル状態と含むことを特徴とする請求項1
    6記載の計算機システム。
JP6043539A 1994-03-15 1994-03-15 性能測定機能を有するアクセス制御装置 Pending JPH07253915A (ja)

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