JPH07253149A - 自動変速機の電動式レンジ切換装置 - Google Patents

自動変速機の電動式レンジ切換装置

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JPH07253149A
JPH07253149A JP6043989A JP4398994A JPH07253149A JP H07253149 A JPH07253149 A JP H07253149A JP 6043989 A JP6043989 A JP 6043989A JP 4398994 A JP4398994 A JP 4398994A JP H07253149 A JPH07253149 A JP H07253149A
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automatic transmission
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manual shaft
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貴弘 山下
Muneo Kusafuka
宗夫 草深
Takeya Oka
武弥 岡
Masamichi Unoki
正道 宇野木
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    • F16H61/28Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement of the final actuating mechanism being caused by a non-mechanical force, e.g. power-assisted
    • F16H61/32Electric motors actuators or related electrical control means therefor
    • F16H2061/326Actuators for range selection, i.e. actuators for controlling the range selector or the manual range valve in the transmission

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ディテント引き込み(自走)検出不能や誤検
出をなくし、モータの駆動電圧やマニュアルバルブの雰
囲気温度に応じた適切なディテント引き込みの判断を行
い得る自動変速機の電動式レンジ切換装置を提供する。 【構成】 レンジセレクトスイッチ41により駆動され
るモータ2に連動する減速装置3と、この減速装置に連
結したマニュアルシャフト5と、このマニュアルシャフ
トに取り付けられ、マニュアルバルブを制御するディテ
ント機構と、このディテント機構の回転位置の変化を検
出するバルブ位置センサ23の出力値の変化率を、予め
定めた基準値と比較して、マニュアルシャフト5の位置
を判断してモータ2を制御する手段と、モータ2の駆動
電圧を検出する電圧計21と、前記マニュアルバルブの
雰囲気温度を検出する油温センサ22と、前記電圧計2
1と油温センサ22からの出力値に基づいて、前記基準
値を補正する手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の自動変速機にお
いて、電気的スイッチの操作でモータを作動させる電動
式レンジ切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動式レンジ切換装置は、駆動系
の位置の変化を検出して、レンジ位置を判断し、目標レ
ンジに入ると、モータに制動力を発生させ、目標のレン
ジ位置にマニュアルシャフトを停止させるように構成さ
れている(例えば、特公昭63−37729号参照)。
【0003】すなわち、電気的スイッチ(レンジセレク
トスイッチ)の操作でモータを作動させ、センサの出力
で、電磁ブレーキを作動させ、モータを停止させてマニ
ュアルバルブを所定のレンジに制御する自動変速機の電
動式レンジ切換装置が提案されている。また、モータに
よりシフトポジションを切り替える自動変速機におい
て、シフトポジション切り替え時の停止判定は次のよう
に行われている。
【0004】(1)マニュアルシャフトに直結されたポ
テンションメータの出力電圧を検出する。 (2)ポテンションメータの出力電圧の変化量が規定値
(判定基準値)以上になると、ディテント引き込み(山
の下り側)と判定し、モータを止める。上記変化量の判
定基準値は、例えば、137mV/8msecと決め
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
マニュアルシャフトの停止判定では、基準値である13
7mV/8msec以上変化すると、ディテント引き込
みがあったと判断され、モータを止めることになるが、
以下のような場合、ディテント引き込み(自走)検出不
能又は誤検出の恐れがある。
【0006】すなわち、モータの駆動電圧及びマニュア
ルバルブの雰囲気温度が標準である場合は、図10に示
すように、例えば、PレンジからRレンジへのレンジ切
換時a、RレンジからNレンジへのレンジ切換時b、N
レンジからDレンジへのレンジ切換時cともに、判定基
準値は、137mV/8msec以上となり、適切な判
定を行うことができる。
【0007】しかし、モータの駆動電圧が低電圧で、か
つマニュアルバルブの雰囲気温度が低温度である場合に
は、例えば、図11に示すように、特に、Rレンジから
Nレンジへのレンジ切換時bでは、適切な判定を行うこ
とができない。更に、モータの駆動電圧が高電圧で、か
つマニュアルバルブの雰囲気温度が標準の場合には、例
えば、図12に示すように、特に、RレンジからNレン
ジへのレンジ切換時b、NレンジからDレンジへのレン
ジ切換時cでは適切な判定を行うことができない。
【0008】これを簡略化して説明すると、 (1)モータの駆動電圧が低く、マニュアルバルブの雰
囲気温度が低い場合、図13に示すように、例えば、モ
ータの駆動電圧が8V、マニュアルバルブの雰囲気温度
が−20℃の時のディテント引き込み(自走)検出不能
となる場合がある。
【0009】すなわち、図13に示すように、ディテン
ト上り速度が6mV/msec、自走速度22mV/m
sec、自走時間7msecの場合、 22×5+6×3=128mV/8msec となり、上記の基準値である137mV/8msecに
達せず、実際は、ディテント引き込み(自走)検出が行
われるべきであるにもかかわらず、そのように判断され
ないことになり、ディテント引き込み(自走)検出不能
となってしまう。
【0010】(2)モータの駆動電圧が高く、マニュア
ルバルブの雰囲気温度が高い場合、図14に示すよう
に、モータの駆動電圧が16V、マニュアルバルブの雰
囲気温度が120℃の時、ディテントの山の上り側でデ
ィテント引き込み(自走)があったと、誤検出する場合
がある。すなわち、図14に示すように、ディテント上
り速度が16.5mV/msec、自走速度51mV/
msec、自走時間5msecの場合、 16.5×8=132mV/8msec となり、この実験値の132mV/8msecは、基準
値である137mV/8msec以下であるが、設計余
裕がなく、誤検出となる可能性が大きい。
【0011】本発明は、上記問題点を解決するために、
ディテント引き込み(自走)検出不能や誤検出をなく
し、モータの駆動電圧やマニュアルバルブの雰囲気温度
に応じた適切なディテント引き込み(自走)の判断を行
い得る自動変速機の電動式レンジ切換装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、運転者により操作されるレンジセレクト
スイッチにより、自動変速機内のマニュアルバルブを制
御して、レンジの切換えを行う自動変速機の電動式レン
ジ切換装置において、 (A)前記レンジセレクトスイッチにより駆動されるモ
ータと、該モータに連動する減速装置と、該減速装置に
連結したマニュアルシャフトと、該マニュアルシャフト
に取り付けられ、前記マニュアルバルブを制御するディ
テント機構と、該ディテント機構の回転位置の変化を検
出するバルブ位置センサと、該バルブ位置センサの出力
値の変化率を、予め定めた基準値と比較して、前記マニ
ュアルシャフトの位置を判断して前記モータを制御する
手段と、前記モータの駆動電圧を測定する手段と、その
測定値に基づいて、前記基準値を補正する手段を設ける
ようにしたものである。
【0013】(B)前記レンジセレクトスイッチにより
駆動されるモータと、該モータに連動する減速装置と、
該減速装置に連結したマニュアルシャフトと、該マニュ
アルシャフトに取り付けられ、前記マニュアルバルブを
制御するディテント機構と、該ディテント機構の回転位
置の変化を検出するバルブ位置センサと、該バルブ位置
センサの出力値の変化率を、予め定めた基準値と比較し
て、前記マニュアルシャフトの位置を判断して前記モー
タを制御する手段と、前記マニュアルバルブの雰囲気温
度を測定する手段と、その測定値に基づいて、前記基準
値を補正する手段を設けるようにしたものである。
【0014】(C)前記レンジセレクトスイッチにより
駆動されるモータと、該モータに連動する減速装置と、
該減速装置に連結したマニュアルシャフトと、該マニュ
アルシャフトに取り付けられ、前記マニュアルバルブを
制御するディテント機構と、該ディテント機構の回転位
置の変化を検出するバルブ位置センサと、該バルブ位置
センサの出力値の変化率を、予め定めた基準値と比較し
て、前記マニュアルシャフトの位置を判断して前記モー
タを制御する手段と、前記モータの駆動電圧を測定する
手段と、前記マニュアルバルブの雰囲気温度を測定する
手段と、前記したそれぞれの測定値に基づいて、前記基
準値を補正する手段を設けるようにしたものである。
【0015】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、上記したよう
に、常にモータの駆動電圧とマニュアルバルブの雰囲気
温度を監視し、モータの駆動電圧と雰囲気温度に応じ
て、予め定めたマニュアルシャフトの停止判定の基準値
を補正する。したがって、モータの駆動電圧が低く、マ
ニュアルバルブの雰囲気温度が低い場合は、マニュアル
シャフトの停止判定の基準値、つまり電圧変化量(mV
/msec)が小さくなるように補正することにより、
ディテント引き込み(自走)検出を適切に行うことがで
きる。
【0016】また、モータの駆動電圧が高く、しかもマ
ニュアルバルブの雰囲気温度が高い場合は、マニュアル
シャフトの停止判定の基準値、つまり、電圧変化量(m
V/msec)が大きくなるように補正することによ
り、誤ったディテント引き込み(自走)検出はなくな
る。このように、マニュアルシャフトの停止判定の基準
値、つまり、電圧変化量(mV/msec)を、モータ
を駆動させる電圧、及びマニュアルバルブの雰囲気温度
に適合させて設定することにより、マニュアルシャフト
がディテントの谷部分に落ちる、実際のディテント引き
込み(自走)に適合するように検出し、適切なモータの
停止制御を行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す自
動変速機の電動式レンジ切換装置の要部構成図、図2は
その自動変速機の電動式レンジ切換システムの概略構成
図、図3はその自動変速機の電動式レンジ切換装置の駆
動部の構成図、図4はその自動変速機の電動式レンジ切
換装置の分解斜視図、図5はその自動変速機の電動式レ
ンジ切換装置のディテント機構の構成図である。
【0018】これらの図において、1は自動変速機(A
/T)であり、この自動変速機(A/T)1の一方の側
面には、自動変速機のレンジ切換装置を駆動するアクチ
ュエータとしてのモータ2が取り付けられる。このモー
タ2にはウォームギア61を含む減速装置3が設けられ
る。その減速装置3の出力軸はガタ結合機構4を介して
マニュアルバルブレバーシャフト(ここでは、マニュア
ルシャフトという)5に連結される。
【0019】このマニュアルシャフト5の他端は、自動
変速機(A/T)1の他方の側面に支持され、そのマニ
ュアルシャフト5の他端にはニュートラルスタートスイ
ッチ24が装着されている。また、マニュアルシャフト
5の減速装置ケース60を貫通した端部には、バルブ位
置センサ23が装着されている。このバルブ位置センサ
23は、マニュアルシャフト5の回転変位、つまり、デ
ィテント機構の回転位置の変化を電圧として出力する。
また、モータ2には電源20が接続可能であり、このモ
ータ2の駆動電圧は、電圧計21で検出される。
【0020】また、自動変速機(A/T)1内に設けら
れるマニュアルバルブ11の雰囲気温度、つまり油温は
油温センサ22によって検出される。更に、ハンドル4
0の近傍には、レンジセレクトスイッチ41(レバース
イッチ、押釦スイッチやロータリースイッチ等)が配置
されている。上記した電圧計21、油温センサ22、バ
ルブ位置センサ23、ニュートラルスタートスイッチ2
4、レンジセレクトスイッチ41のそれぞれの出力信号
は、レンジ切換制御用電子制御装置30に接続される。
【0021】このレンジ切換制御用電子制御装置30
は、中央処理装置(CPU)31と、プログラムが内蔵
されるROM32、後述する各種の情報が記憶されるメ
モリ33と、入出力インタフェース34等を具備してお
り、該入出力インタフェース34を介して、電圧計2
1、油温センサ22、バルブ位置センサ23、ニュート
ラルスタートスイッチ24からの出力信号が取り込まれ
る。
【0022】一方、入出力インタフェース34を介し
て、モータ2の制御スイッチ25、レンジセレクトスイ
ッチ41の操作部材をロックするシフトロックソレノイ
ド35、リバース及びパーキング時のウォーニング装置
36に、それぞれ出力信号を送信可能に接続されてい
る。また、マニュアルシャフト5には略撥状のディテン
トレバー6が固定され、その外周面にはディテント機構
7が設けられている。すなわち、図5に示すように、右
側より、順次、切欠きP,R,N,D,2,Lが形成さ
れ、それらの切欠きに、ディテントスプリング8の先端
部に設けられるローラ9が係合して、Pレンジ,Rレン
ジ,Nレンジ,Dレンジ,2レンジ,Lレンジを、それ
ぞれディテントするように構成されている。なお、6a
はディテントレバー6に形成されるマニュアルシャフト
5の取り付け穴、6bはディテントレバー6に形成され
るパーキング機構に連結されるロッド(後述)の取り付
け穴である。
【0023】そこで、従来と同様に、エンジンを始動
し、走行状態に移る。この場合には、レンジセレクトス
イッチ41のドライブ(D)スイッチをオンにする。す
ると、電源20からモータ2に電流が供給され、モータ
2が回転することにより、ウォームギア61を含む減速
装置3が駆動され、ガタ結合機構4を介して、マニュア
ルシャフト5が回転され、それに伴って、ディテントレ
バー6が回転し、その回転変位に応じてバルブボデー1
0内のマニュアルバルブ11が切り換えられる。したが
って、ライン圧PL がDレンジのポートに切換られる。
【0024】このように、ディテントレバー6の回転変
位に応じて、マニュアルバルブ11は各ポートに切り換
え可能であり、それに応じて、変速機制御用電子制御装
置50の制御により、変速シフトバルブ17が切り換え
られ、各摩擦係合要素18は各レンジに対応した組み合
わせが確立される。なお、19はソレノイドである。ま
た、パーキング機構14について説明すると、ディテン
トレバー6の回転変位に応じて、ディテントレバー6に
連結されるロッド12が変位し、そのロッド12の先端
部に形成されるカム13の形状に応じて、パーキングポ
ール15が回動可能に配置されており、Pレンジでは、
パーキングポール15の爪15aが、パーキングギア1
6の凹部16aに噛み合い、パーキングギア16は鎖錠
される。
【0025】ここで、自動変速機の電動式レンジ切換装
置は、ディテント機構7を利用して、マニュアルシャフ
ト5がディテントの山から谷へ落ちる際のバルブ位置セ
ンサ23の出力値を、レンジ切換制御用電子制御装置3
0に読み込み、CPU31により、その変化率を演算し
て、その変化率にてレンジ位置を判断する。つまり、バ
ルブ位置センサ23の出力値にて現在のレンジ位置を判
断し、目標のレンジ範囲に入った時に、バルブ位置セン
サ23の出力値の変化率に基づいて、ディテントの谷
(油圧発生角の中心)に落ちたことを判断して、モータ
2に制動力を発生させ、目標のレンジ位置にマニュアル
シャフト5を停止させる。
【0026】そして、そのディテントの谷(油圧発生角
の中心)に落ちたか、つまり、ディテント引き込み(山
の下り側)か否かの判定にあたり、常にモータ2の駆動
電圧とマニュアルバルブ11の雰囲気温度を監視し、モ
ータ2の駆動電圧と雰囲気温度に応じて、予め定めた基
準値(マニュアルシャフトの停止判定規定値)を補正す
る。
【0027】例えば、電圧計21からの出力値が小さ
く、モータ2の駆動電圧が低く、しかも、油温センサ2
2からの出力値が小さく、マニュアルバルブ11の雰囲
気温度が低い場合は、マニュアルシャフトの停止判定の
基準値、つまり、電圧変化量(mV/msec)が小さ
くなるように補正することにより、実情に適合したディ
テント引き込み(自走)検出を行う。
【0028】また、電圧計21からの出力値が大きく、
モータ2の駆動電圧が高く、しかも油温センサ22から
の出力値が大きく、マニュアルバルブ11の雰囲気温度
が高い場合は、マニュアルシャフトの停止判定の基準
値、つまり電圧変化量(mV/msec)が大きくなる
ように補正することにより、誤ったディテント引き込み
(自走)検出をなくす。
【0029】このように構成された、本発明の実施例を
示す自動変速機の電動式レンジ切換装置の動作の詳細に
ついて、図6を用いて説明する。まず、本発明の実施例
を示す自動変速機の電動式レンジ切換装置の第1の実施
例の動作について説明する。 (1)まず、モータ2の駆動電圧を電圧計21で検出
し、モータの駆動電圧が下限電圧A(V)以下であるか
否かを判断する(ステップS1)。
【0030】(2)その結果、下限電圧A(V)以下で
ある場合には、油温センサ22の出力信号を、レンジ切
換制御用電子制御装置30に取り込み、その油温が下限
油温X(℃)以下であるか否かを判断する(ステップS
2)。 (3)その結果、下限油温X(℃)以下である場合に
は、マニュアルシャフト5の停止判定の基準値、つま
り、電圧変化量(mV/msec)を、小さくするよう
に、補正(1)を行う(ステップS3)。
【0031】(4)前記ステップS1において、下限電
圧A(V)以下でない場合は、上限電圧B(V)以上で
あるか否かを判断する(ステップS4)。 (5)その結果、上限電圧B(V)以上である場合は、
油温センサ22の出力信号を、レンジ切換制御用電子制
御装置30に取り込み、その油温が上限油温Y(℃)以
上であるか否かを判断する(ステップS5)。
【0032】(6)その結果、上限油温Y(℃)以上で
ある場合には、マニュアルシャフト5の停止判定の基準
値、つまり、電圧変化量(mV/msec)が大きくな
るように、補正(2)を行う(ステップS6)。なお、
*は電圧変化量(mV/msec)が大きくなるように
補正する場合を示している。 (7)前記ステップS2において、下限油温X(℃)以
下でない場合は、上限油温Y(℃)以上か否かを判断す
る(ステップS7)。
【0033】(8)その結果、上限油温Y(℃)以上で
ない場合は、マニュアルシャフトの停止判定の基準値、
つまり、電圧変化量(mV/msec)が小さくなるよ
うに、補正(3)を行う(ステップS8)。 (9)前記ステップS7において、上限油温Y(℃)以
上である場合には、リターンする。
【0034】(10)前記ステップS5において、上限
油温Y(℃)以上でない場合は、下限油温X(℃)以下
か否かを判断する(ステップS9)。 (11)その結果、下限油温X(℃)以下でない場合
は、マニュアルシャフトの停止判定の基準値、つまり、
電圧変化量(mV/msec)が大きくなるように、補
正(4)を行う(ステップS10)。
【0035】(12)前記ステップS9において、下限
油温X(℃)以下ある場合はリターンする。 (13)前記ステップS4において、上限電圧B(V)
以上でない場合、つまり、モータ2の駆動電圧が許容範
囲内である場合には、下限油温X(℃)以下か否かを判
断する(ステップS11)。
【0036】(14)その結果、下限油温X(℃)以下
である場合には、マニュアルシャフト5の停止判定の基
準値、つまり、電圧変化量(mV/msec)が小さく
なるように、補正(5)を行う(ステップS12)。 (15)前記ステップS11において、下限油温X
(℃)以下でない場合には、上限油温Y(℃)以上であ
るか否かを判断する(ステップS13)。
【0037】(16)その結果、上限油温Y(℃)以上
である場合には、マニュアルシャフト5の停止判定の基
準値、つまり、電圧変化量(mV/msec)が大きく
なるように、補正(6)を行う(ステップS14)。 (17)前記ステップS13において、上限油温Y
(℃)以上でない場合は、結局、モータ2の駆動電圧と
油温が共に許容範囲内にあることになるので、補正を行
うことなくリターンする。
【0038】次に、本発明の実施例を示す自動変速機の
電動式レンジ切換装置の第2の動作について図7を用い
て説明する。 (1)そこで、まず、モータの駆動電圧が下限電圧A
(V)以下か否かを判断する(ステップ21)。 (2)その結果、下限電圧A(V)以下である場合に
は、マニュアルシャフト5の停止判定の基準値、つま
り、電圧変化量(mV/msec)が小さくなるよう
に、補正(a)を行う(ステップS22)。
【0039】(3)前記ステップS21において、下限
電圧A(V)以下でない場合には、モータの駆動電圧が
上限電圧B(V)以上か否かを判断する(ステップS2
3)。 (4)その結果、上限電圧B(V)以上である場合に
は、マニュアルシャフト5の停止判定の基準値、つま
り、電圧変化量(mV/msec)が大きくなるよう
に、補正(b)を行う(ステップS24)。
【0040】(5)前記ステップS23において、上限
電圧B(V)以上でない場合には、マニュアルシャフト
5の停止判定の基準値の補正を行うことなく、リターン
する。なお、例えば、油温の表示装置を設け、油温が低
い場合には暖機等により所定油温に保持したり、また、
油温が高い場合には冷却等により油温を下げるといった
別途の手段を施し、油温が許容範囲内に保たれるように
しても良い。
【0041】次に、本発明の実施例を示す自動変速機の
電動式レンジ切換装置の第3の動作について図8を用い
て説明する。 (1)そこで、まず、油温が下限油温X(℃)以下であ
るか否かを判断する(ステップS31)。 (2)その結果、下限油温X(℃)以下である場合に
は、マニュアルシャフト5の停止判定の基準値、つま
り、電圧変化量(mV/msec)が小さくなるよう
に、補正(c)を行う(ステップS32)。
【0042】(3)前記ステップS31において、油温
が下限油温X(℃)以下でない場合は、油温が上限油温
Y(℃)以上であるか否かを判断する(ステップS3
3)。 (4)その結果、上限油温Y(℃)以上である場合に
は、マニュアルシャフト5の停止判定の基準値、つま
り、電圧変化量(mV/msec)が大きくなるよう
に、補正(d)を行う(ステップS34)。
【0043】(5)前記ステップS33において、上限
油温Y(℃)以上でない場合には、マニュアルシャフト
5の停止判定の基準値の補正を行うことなく、リターン
する。なお、例えば、電源20は自動変速機のレンジ切
換装置に専用に配置し、モータ2の駆動電圧の表示装置
を設け、常に許容範囲内の駆動電圧を保つようにしても
良い。また、モータ2の駆動電圧を許容範囲内に保持す
る定電圧装置を設けることにより、常にモータ2の駆動
電圧を許容範囲内に保持する手段を備えるようにしても
良い。
【0044】上記の動作では、大まかなマニュアルシャ
フト5の停止判定の基準値の補正について述べたが、例
えば、図9に示すように、ディテント引き込み(自走)
判定値をきめ細かな範囲に設定して、きめの細かいマニ
ュアルシャフト5の停止判定の基準値の補正を行うこと
ができる。すなわち、図9に示すディテント引き込み判
定値マップを、図1のレンジ切換制御用電子制御装置3
0のメモリ33に記憶しておき、モータ2の駆動電圧を
検出する電圧計21からモータ2の駆動電圧データと、
油温センサ22からの油温データとに基づいて、ディテ
ント引き込み判定値マップを参照して、例えば、モータ
2の駆動電圧が8V以下であり、かつ油温が−30℃以
下の領域の場合には、ディテント引き込み判定値Q〔電
圧変化量(mV/msec)〕が最も小さい値)をセッ
トする。
【0045】また、モータ2の駆動電圧が14V以下で
あり、かつ油温が10℃以上の領域の場合には、ディテ
ント引き込み判定値D〔電圧変化量(mV/mse
c)〕が最も大きい値)をセットする。このようにし
て、きめ細かなモータの駆動電圧データと油温データと
の領域を設定して、より適切なマニュアルシャフトの停
止判定を行う。
【0046】また、同様に、図7及び図8の場合におい
ても、モータの駆動電圧と油温の領域を細分化すること
により、より正確なマニュアルシャフトの停止判定を行
うことができる。更に、上記した電子制御装置では、こ
の自動変速機の電動式レンジ切換装置に専用のものとし
て配備したり、自動変速機の全体制御を行う電子制御装
置の一部に組み込んだり、更には、エンジン制御なども
行う広汎な自動車両全体の制御機能を有する電子制御装
置の一部に組み込むようにすることもできる。
【0047】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す自動変速機の電動式レン
ジ切換装置の要部構成図である。
【図2】本発明の実施例を示す自動変速機の電動式レン
ジ切換システムの概略構成図である。
【図3】本発明の実施例を示す自動変速機の電動式レン
ジ切換装置の駆動部の構成図である。
【図4】本発明の実施例を示す自動変速機の電動式レン
ジ切換装置の分解斜視図である。
【図5】本発明の実施例を示す自動変速機の電動式レン
ジ切換装置のディテント機構の構成図である。
【図6】本発明の実施例を示す自動変速機の電動式レン
ジ切換装置の第1の動作フローチャートである。
【図7】本発明の実施例を示す自動変速機の電動式レン
ジ切換装置の第2の動作フローチャートである。
【図8】本発明の実施例を示す自動変速機の電動式レン
ジ切換装置の第3の動作フローチャートである。
【図9】本発明の実施例を示す自動変速機の電動式レン
ジ切換装置のディテント引き込み判定値マップを示す図
である。
【図10】従来の自動変速機の電動式レンジ切換装置の
バルブ位置センサの標準時のバルブ位置センサの出力信
号のタイミングチャートである。
【図11】従来の自動変速機の電動式レンジ切換装置の
モータの駆動電圧及び油温が共に低い場合のバルブ位置
センサの出力信号のタイミングチャートである。
【図12】従来の自動変速機の電動式レンジ切換装置の
モータの駆動電圧が高く、油温は標準である場合のバル
ブ位置センサの出力信号のタイミングチャートである。
【図13】従来技術の第1の問題点であるディテント引
き込み(自走)検出不能となる場合の説明図である。
【図14】従来技術の第2の問題点であるディテント引
き込み(自走)の誤検出となる場合の説明図である。
【符号の説明】
1 自動変速機(A/T) 2 モータ 3 減速装置 4 ガタ結合機構 5 マニュアルシャフト 6 ディテントレバー 7 ディテント機構 8 ディテントスプリング 9 ローラ 10 バルブボデー 11 マニュアルバルブ 12 ロッド 13 カム 14 パーキング機構 15 パーキングポール 16 パーキングギア 17 変速シフトバルブ 18 各摩擦係合要素 19 ソレノイド 20 電源 21 電圧計 22 油温センサ 23 バルブ位置センサ 24 ニュートラルスタートスイッチ 25 制御スイッチ 30 レンジ切換制御用電子制御装置 31 中央処理装置(CPU) 32 ROM 33 メモリ 34 入出力インタフェース 35 シフトロックソレノイド 36 ウォーニング装置 40 ハンドル 41 レンジセレクトスイッチ 50 変速機制御用電子制御装置
フロントページの続き (72)発明者 宇野木 正道 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者により操作されるレンジセレクト
    スイッチにより、自動変速機内のマニュアルバルブを制
    御して、レンジの切換えを行う自動変速機の電動式レン
    ジ切換装置において、前記レンジセレクトスイッチによ
    り駆動されるモータと、該モータに連動する減速装置
    と、該減速装置に連結したマニュアルシャフトと、該マ
    ニュアルシャフトに取り付けられ、前記マニュアルバル
    ブを制御するディテント機構と、該ディテント機構の回
    転位置の変化を検出するバルブ位置センサと、該バルブ
    位置センサの出力値の変化率を、予め定めた基準値と比
    較して、前記マニュアルシャフトの位置を判断して前記
    モータを制御する手段と、前記モータの駆動電圧を測定
    する手段と、その測定値に基づいて、前記基準値を補正
    する手段を具備することを特徴とする自動変速機の電動
    式レンジ切換装置。
  2. 【請求項2】 運転者により操作されるレンジセレクト
    スイッチにより、自動変速機内のマニュアルバルブを制
    御して、レンジの切換えを行う自動変速機の電動式レン
    ジ切換装置において、前記レンジセレクトスイッチによ
    り駆動されるモータと、該モータに連動する減速装置
    と、該減速装置に連結したマニュアルシャフトと、該マ
    ニュアルシャフトに取り付けられ、前記マニュアルバル
    ブを制御するディテント機構と、該ディテント機構の回
    転位置の変化を検出するバルブ位置センサと、該バルブ
    位置センサの出力値の変化率を、予め定めた基準値と比
    較して、前記マニュアルシャフトの位置を判断して前記
    モータを制御する手段と、前記マニュアルバルブの雰囲
    気温度を測定する手段と、その測定値に基づいて、前記
    基準値を補正する手段を具備することを特徴とする自動
    変速機の電動式レンジ切換装置。
  3. 【請求項3】 運転者により操作されるレンジセレクト
    スイッチにより、自動変速機内のマニュアルバルブを制
    御して、レンジの切換えを行う自動変速機の電動式レン
    ジ切換装置において、前記レンジセレクトスイッチによ
    り駆動されるモータと、該モータに連動する減速装置
    と、該減速装置に連結したマニュアルシャフトと、該マ
    ニュアルシャフトに取り付けられ、前記マニュアルバル
    ブを制御するディテント機構と、該ディテント機構の回
    転位置の変化を検出するバルブ位置センサと、該バルブ
    位置センサの出力値の変化率を、予め定めた基準値と比
    較して、前記マニュアルシャフトの位置を判断して前記
    モータを制御する手段と、前記モータの駆動電圧を測定
    する手段と、前記マニュアルバルブの雰囲気温度を測定
    する手段と、前記したそれぞれの測定値に基づいて、前
    記基準値を補正する手段を具備することを特徴とする自
    動変速機の電動式レンジ切換装置。
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JP2000025478A (ja) * 1998-07-15 2000-01-25 Honda Motor Co Ltd 車両用自動変速機の制御装置
US6105453A (en) * 1998-07-15 2000-08-22 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Control system for automatic vehicle transmission with separate range selector solely for establishing parking range

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