JPH05346159A - 電動式シフト制御装置 - Google Patents
電動式シフト制御装置Info
- Publication number
- JPH05346159A JPH05346159A JP3106537A JP10653791A JPH05346159A JP H05346159 A JPH05346159 A JP H05346159A JP 3106537 A JP3106537 A JP 3106537A JP 10653791 A JP10653791 A JP 10653791A JP H05346159 A JPH05346159 A JP H05346159A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- range
- motor
- mission
- position sensor
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 位置センサが故障した場合に、ミッション位
置を確実に所定のレンジに復帰させることができる電動
式シフト制御装置を提供する。 【構成】 操作部の操作に応じてモータを駆動し、ミッ
ション位置を制御する制御装置であって、モータの現在
位置を検出する位置センサと、ミッション位置を記憶す
る記憶手段と、位置センサの故障時に、操作部の操作位
置と故障直前の位置センサ出力とに基づいて所定レンジ
位置を推測する推測手段とを備え、該推測手段の出力に
基づいてモータを、Dレンジ、或いはNレンジ等の所定
のレンジ方向に駆動するものであり、位置センサが故障
した場合に、ミッション位置を確実にDレンジ、或いは
Nレンジ等の所定のレンジに復帰させることができる。
置を確実に所定のレンジに復帰させることができる電動
式シフト制御装置を提供する。 【構成】 操作部の操作に応じてモータを駆動し、ミッ
ション位置を制御する制御装置であって、モータの現在
位置を検出する位置センサと、ミッション位置を記憶す
る記憶手段と、位置センサの故障時に、操作部の操作位
置と故障直前の位置センサ出力とに基づいて所定レンジ
位置を推測する推測手段とを備え、該推測手段の出力に
基づいてモータを、Dレンジ、或いはNレンジ等の所定
のレンジ方向に駆動するものであり、位置センサが故障
した場合に、ミッション位置を確実にDレンジ、或いは
Nレンジ等の所定のレンジに復帰させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートマチック車のミ
ッション装置に用いられ、操作部の操作に応じて駆動さ
れるモータにより、ミッション位置を制御する電動式シ
フト制御装置に関する。
ッション装置に用いられ、操作部の操作に応じて駆動さ
れるモータにより、ミッション位置を制御する電動式シ
フト制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オートマチック車のミッション装
置に用いられる電動式シフト制御装置としては、ミッシ
ョン位置を選択する操作スイッチを有する操作部と、ミ
ッションギアを動かし、指令されたミッション位置にす
るモータと、モータの回転位置を検出する位置センサ
と、位置センサにより検出されたモータの回転位置から
判別されるミッション位置を記憶する記憶手段と、指令
ミッション位置と記憶されたミッション位置とからモー
タの駆動方向と駆動量(回転量)を制御する制御手段と
を備えており、操作部からの指令に応じてモータが駆動
し、ミッションギアを動かし、指令されたミッション位
置にするものが知られている(例えば、実公昭62− 305
09号公報参照)。
置に用いられる電動式シフト制御装置としては、ミッシ
ョン位置を選択する操作スイッチを有する操作部と、ミ
ッションギアを動かし、指令されたミッション位置にす
るモータと、モータの回転位置を検出する位置センサ
と、位置センサにより検出されたモータの回転位置から
判別されるミッション位置を記憶する記憶手段と、指令
ミッション位置と記憶されたミッション位置とからモー
タの駆動方向と駆動量(回転量)を制御する制御手段と
を備えており、操作部からの指令に応じてモータが駆動
し、ミッションギアを動かし、指令されたミッション位
置にするものが知られている(例えば、実公昭62− 305
09号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電動式シフト制御装置においては、モータの回転位
置を検出する位置センサが故障した場合には、ミッショ
ン位置を判定することができなくなり、故障時にはミッ
ション位置をDレンジ、或いはNレンジに戻すことが望
ましいものであるが、ミッション位置が不明であるか
ら、最適のミッション位置に戻すことができなくなると
いう問題があった。
来の電動式シフト制御装置においては、モータの回転位
置を検出する位置センサが故障した場合には、ミッショ
ン位置を判定することができなくなり、故障時にはミッ
ション位置をDレンジ、或いはNレンジに戻すことが望
ましいものであるが、ミッション位置が不明であるか
ら、最適のミッション位置に戻すことができなくなると
いう問題があった。
【0004】本発明の目的は、位置センサが故障した場
合に、ミッション位置を確実にDレンジ、或いはNレン
ジ等の所定のレンジに復帰させることができる電動式シ
フト制御装置を提供することである。
合に、ミッション位置を確実にDレンジ、或いはNレン
ジ等の所定のレンジに復帰させることができる電動式シ
フト制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電動式シフト制
御装置は、操作部の操作に応じてモータを駆動し、ミッ
ション位置を制御する電動式シフト制御装置であって、
モータの現在位置を検出する位置センサと、該位置セン
サにより検出されるミッション位置を記憶する記憶手段
と、上記位置センサの故障時に、上記操作部の操作位置
と故障直前の位置センサ出力とに基づいてDレンジ、或
いはNレンジ等の所定レンジ位置を推測する推測手段と
を備え、該推測手段の出力に基づいて上記モータを、D
レンジ、或いはNレンジ等の所定のレンジ方向に駆動す
るものであり、位置センサが故障した場合に、ミッショ
ン位置を確実にDレンジ、或いはNレンジ等の所定のレ
ンジに復帰させることができる。また、操作部の操作位
置に基づいて所定レンジ位置を推測する推測手段を備
え、該推測手段の出力に基づいて上記モータを所定のレ
ンジ方向に駆動するようにしても良いものである。
御装置は、操作部の操作に応じてモータを駆動し、ミッ
ション位置を制御する電動式シフト制御装置であって、
モータの現在位置を検出する位置センサと、該位置セン
サにより検出されるミッション位置を記憶する記憶手段
と、上記位置センサの故障時に、上記操作部の操作位置
と故障直前の位置センサ出力とに基づいてDレンジ、或
いはNレンジ等の所定レンジ位置を推測する推測手段と
を備え、該推測手段の出力に基づいて上記モータを、D
レンジ、或いはNレンジ等の所定のレンジ方向に駆動す
るものであり、位置センサが故障した場合に、ミッショ
ン位置を確実にDレンジ、或いはNレンジ等の所定のレ
ンジに復帰させることができる。また、操作部の操作位
置に基づいて所定レンジ位置を推測する推測手段を備
え、該推測手段の出力に基づいて上記モータを所定のレ
ンジ方向に駆動するようにしても良いものである。
【0006】
【実施例】図1において本発明の実施例を説明すると、
マイクロコンピュータ等から成るコントロールユニット
1に、4個のセンサφA ,φB ,φC ,φD から成り、
モータ7の現在位置(回転角等)を検出する位置センサ
2と、ミッション位置がNレンジにある時にオンするN
レンジスイッチ3と、目標ミッション位置の設定を指令
し、目標ミッション位置に対応する操作信号φ1 ,
φ2 ,φ3 ,φ4 を入力する操作スイッチ部4と、ブレ
ーキ操作時にオンするブレーキスイッチ5と、車速セン
サ6とにおいて検出された信号が入力される。
マイクロコンピュータ等から成るコントロールユニット
1に、4個のセンサφA ,φB ,φC ,φD から成り、
モータ7の現在位置(回転角等)を検出する位置センサ
2と、ミッション位置がNレンジにある時にオンするN
レンジスイッチ3と、目標ミッション位置の設定を指令
し、目標ミッション位置に対応する操作信号φ1 ,
φ2 ,φ3 ,φ4 を入力する操作スイッチ部4と、ブレ
ーキ操作時にオンするブレーキスイッチ5と、車速セン
サ6とにおいて検出された信号が入力される。
【0007】コントロールユニット1からの出力によ
り、DCモータ(以下、単にモータという)7を必要な
回転角だけ駆動してミッション位置を操作スイッチ4に
より指示されたレンジにし、エンコーダまたはポテンシ
ョメータ等の駆動量検出センサ8によりモータ7の回転
量(回転角)を検出してコントロールユニット1にフィ
ードバックしており、また、インジケータ9に現在のミ
ッション位置を出力して表示させる。なお、10はイグニ
ッション回路のウォーニングランプである。
り、DCモータ(以下、単にモータという)7を必要な
回転角だけ駆動してミッション位置を操作スイッチ4に
より指示されたレンジにし、エンコーダまたはポテンシ
ョメータ等の駆動量検出センサ8によりモータ7の回転
量(回転角)を検出してコントロールユニット1にフィ
ードバックしており、また、インジケータ9に現在のミ
ッション位置を出力して表示させる。なお、10はイグニ
ッション回路のウォーニングランプである。
【0008】位置センサ2は、モータ7の現在位置に応
じて信号を出力する各センサφA ,φB ,φC ,φD か
ら成り、これらの出力の組み合わせでモータ7の現在位
置、即ち現在のミッション位置(レンジ)が判別され
る。
じて信号を出力する各センサφA ,φB ,φC ,φD か
ら成り、これらの出力の組み合わせでモータ7の現在位
置、即ち現在のミッション位置(レンジ)が判別され
る。
【0009】各操作信号φ1 ,φ2 ,φ3 ,φ4 は、操
作スイッチ部4で選択設定した目標ミッション位置(レ
ンジ)に対応してそれぞれHレベルとLレベルとなり、
このHレベルとLレベルの信号を組み合わせたパターン
がコントロールユニット1に入力され、それに基づいて
ミッション位置を変更させる駆動信号がコントロールユ
ニット1からモータ7に出力される。
作スイッチ部4で選択設定した目標ミッション位置(レ
ンジ)に対応してそれぞれHレベルとLレベルとなり、
このHレベルとLレベルの信号を組み合わせたパターン
がコントロールユニット1に入力され、それに基づいて
ミッション位置を変更させる駆動信号がコントロールユ
ニット1からモータ7に出力される。
【0010】操作スイッチ部4の操作位置である目標ミ
ッション位置P,R,N,D,S,Lの各レンジと、H
レベルまたはLレベルの何れかである操作信号φ1 ,φ
2 ,φ3 ,φ4 の組み合わせパターンとの対応関係が図
2に示されており、正常時には、各レンジにおいて4つ
の操作信号φ1 ,φ2 ,φ3 ,φ4 の内の2つはHレベ
ル、他の2つはLレベルとなるもので、例えば、操作ス
イッチ部4がPレンジ位置に操作された時はφ1 ,φ2
がLレベル、φ3 ,φ4 がHレベルであり、また、Dレ
ンジ位置に操作された時はφ1 ,φ4 がHレベル、
φ2 ,φ3 がLレベルとなってコントロールユニット1
に入力される。なお、位置センサ2(φA ,φB ,
φC ,φD )も同様に、HレベルとLレベルの出力信号
と、ミッション位置(レンジ)との組み合わせパターン
で現在のミッション位置を検出することができる。
ッション位置P,R,N,D,S,Lの各レンジと、H
レベルまたはLレベルの何れかである操作信号φ1 ,φ
2 ,φ3 ,φ4 の組み合わせパターンとの対応関係が図
2に示されており、正常時には、各レンジにおいて4つ
の操作信号φ1 ,φ2 ,φ3 ,φ4 の内の2つはHレベ
ル、他の2つはLレベルとなるもので、例えば、操作ス
イッチ部4がPレンジ位置に操作された時はφ1 ,φ2
がLレベル、φ3 ,φ4 がHレベルであり、また、Dレ
ンジ位置に操作された時はφ1 ,φ4 がHレベル、
φ2 ,φ3 がLレベルとなってコントロールユニット1
に入力される。なお、位置センサ2(φA ,φB ,
φC ,φD )も同様に、HレベルとLレベルの出力信号
と、ミッション位置(レンジ)との組み合わせパターン
で現在のミッション位置を検出することができる。
【0011】このように組み合わせパターンと目標ミッ
ション位置(レンジ)とを対応させることにより、1つ
の故障だけでは同一パターンが発生することなく、危険
な状態に陥る恐れが無いものであり、操作スイッチ部4
を操作して目標ミッション位置(レンジ)を入力した場
合に、目標ミッション位置(レンジ)に対応して上記パ
ターン表(図2)に規定された操作信号φ1 ,φ2 ,φ
3 ,φ4 のパターンが検出された時のみ駆動信号がモー
タ7に出力され、規定パターンが検出されない時は駆動
信号が出力されず、現在のミッション位置を保持する。
また、操作スイッチ部4を操作していないときに規定さ
れたパターン以外のパターン、即ち異常パターンが検出
された場合にも駆動信号が出力されず、現在のミッショ
ン位置を保持する。
ション位置(レンジ)とを対応させることにより、1つ
の故障だけでは同一パターンが発生することなく、危険
な状態に陥る恐れが無いものであり、操作スイッチ部4
を操作して目標ミッション位置(レンジ)を入力した場
合に、目標ミッション位置(レンジ)に対応して上記パ
ターン表(図2)に規定された操作信号φ1 ,φ2 ,φ
3 ,φ4 のパターンが検出された時のみ駆動信号がモー
タ7に出力され、規定パターンが検出されない時は駆動
信号が出力されず、現在のミッション位置を保持する。
また、操作スイッチ部4を操作していないときに規定さ
れたパターン以外のパターン、即ち異常パターンが検出
された場合にも駆動信号が出力されず、現在のミッショ
ン位置を保持する。
【0012】次に、図3のフローチャートに基づき、動
作について説明すると、モータ7が停止状態にある、即
ちいずれかのミッション位置(レンジ)に保持された状
態において、位置センサ2からの現在ミッション位置
と、操作スイッチ部4からの目標ミッション位置とが一
致している時には、操作スイッチ部4の操作があったこ
と、即ち目標ミッション位置が入力されたことを確認
し、現在ミッション位置と目標ミッション位置とからモ
ータ7の回転方向を定め、モータ7を必要量だけ駆動す
る。
作について説明すると、モータ7が停止状態にある、即
ちいずれかのミッション位置(レンジ)に保持された状
態において、位置センサ2からの現在ミッション位置
と、操作スイッチ部4からの目標ミッション位置とが一
致している時には、操作スイッチ部4の操作があったこ
と、即ち目標ミッション位置が入力されたことを確認
し、現在ミッション位置と目標ミッション位置とからモ
ータ7の回転方向を定め、モータ7を必要量だけ駆動す
る。
【0013】モータ7が停止状態にある時に、位置セン
サ2からの現在ミッション位置と、操作スイッチ4から
の目標ミッション位置とが一致しない場合には、操作ス
イッチ部4からの目標ミッション位置に基づいて所定の
レンジ(例えば、Nレンジ、或いはNレンジとDレン
ジ)の位置を推測し、推測されたレンジ位置の方向にモ
ータ7を回転させ、Nレンジに到達したことをNレンジ
スイッチ3がオンして検出するとモータ7が停止する。
サ2からの現在ミッション位置と、操作スイッチ4から
の目標ミッション位置とが一致しない場合には、操作ス
イッチ部4からの目標ミッション位置に基づいて所定の
レンジ(例えば、Nレンジ、或いはNレンジとDレン
ジ)の位置を推測し、推測されたレンジ位置の方向にモ
ータ7を回転させ、Nレンジに到達したことをNレンジ
スイッチ3がオンして検出するとモータ7が停止する。
【0014】位置センサ2からの現在ミッション位置
と、操作スイッチ部4からの目標ミッション位置とが一
致しない場合に操作スイッチ部4からの目標ミッション
位置に基づいて所定のレンジ(例えば、Nレンジ)の位
置を推測する方法は、ミッション位置がPレンジ,Rレ
ンジ,Nレンジ,Dレンジ,Sレンジ,Lレンジの順に
配列されているから、操作スイッチ部4からの目標ミッ
ション位置がPレンジ、またはRレンジにある時には、
所定のレンジであるNレンジがLレンジ方向にあると推
測され、一方目標ミッション位置がDレンジ、Sレン
ジ、またはLレンジにある時は、所定のレンジであるN
レンジがPレンジ方向にあると推測され、目標ミッショ
ン位置がNレンジにある時はその状態に保持される。
と、操作スイッチ部4からの目標ミッション位置とが一
致しない場合に操作スイッチ部4からの目標ミッション
位置に基づいて所定のレンジ(例えば、Nレンジ)の位
置を推測する方法は、ミッション位置がPレンジ,Rレ
ンジ,Nレンジ,Dレンジ,Sレンジ,Lレンジの順に
配列されているから、操作スイッチ部4からの目標ミッ
ション位置がPレンジ、またはRレンジにある時には、
所定のレンジであるNレンジがLレンジ方向にあると推
測され、一方目標ミッション位置がDレンジ、Sレン
ジ、またはLレンジにある時は、所定のレンジであるN
レンジがPレンジ方向にあると推測され、目標ミッショ
ン位置がNレンジにある時はその状態に保持される。
【0015】なお、目標ミッション位置がPレンジ、R
レンジ、またはNレンジにある時には、低速走行か、或
いは停止状態であるから、Nレンジに移動させて、低速
走行(Rレンジ)であればそのまま停止できるように、
停止状態(Pレンジ、またはNレンジ)であれば停止状
態を保持するものとする一方、目標ミッション位置がD
レンジ、Sレンジ、またはLレンジにある時は、通常走
行中であり、特にSレンジ、またはLレンジにある時は
坂道を走行している可能性が高く、所定のレンジとして
Dレンジを選択して移動させると良いものである。
レンジ、またはNレンジにある時には、低速走行か、或
いは停止状態であるから、Nレンジに移動させて、低速
走行(Rレンジ)であればそのまま停止できるように、
停止状態(Pレンジ、またはNレンジ)であれば停止状
態を保持するものとする一方、目標ミッション位置がD
レンジ、Sレンジ、またはLレンジにある時は、通常走
行中であり、特にSレンジ、またはLレンジにある時は
坂道を走行している可能性が高く、所定のレンジとして
Dレンジを選択して移動させると良いものである。
【0016】現在ミッション位置と目標ミッション位置
とからモータ7の回転方向を定め、モータ7を必要量だ
け駆動する際に、図2に示された規定パターン以外の異
常パターンが発生しない場合には、位置センサ2のデー
タを記憶し、目標位置(レンジ)に達したことを確認し
てモータ7を停止し、位置センサ2のデータを再度記憶
して待機状態に入る。
とからモータ7の回転方向を定め、モータ7を必要量だ
け駆動する際に、図2に示された規定パターン以外の異
常パターンが発生しない場合には、位置センサ2のデー
タを記憶し、目標位置(レンジ)に達したことを確認し
てモータ7を停止し、位置センサ2のデータを再度記憶
して待機状態に入る。
【0017】図2に示された規定パターン以外の異常パ
ターンが発生した場合には、故障検出時の1つ前の位置
センサ2からのミッション位置と、操作スイッチ部4か
らの目標ミッション位置に基づいて所定のレンジ(例え
ば、Nレンジ、或いはNレンジとDレンジ)の位置を推
測し、推測されたレンジ位置の方向にモータ7を回転さ
せ、Nレンジに到達したことをNレンジスイッチ3がオ
ンして検出するとモータ7が停止する。
ターンが発生した場合には、故障検出時の1つ前の位置
センサ2からのミッション位置と、操作スイッチ部4か
らの目標ミッション位置に基づいて所定のレンジ(例え
ば、Nレンジ、或いはNレンジとDレンジ)の位置を推
測し、推測されたレンジ位置の方向にモータ7を回転さ
せ、Nレンジに到達したことをNレンジスイッチ3がオ
ンして検出するとモータ7が停止する。
【0018】詳述すると、規定パターン以外の異常パタ
ーンが発生した場合には、故障検出時の1つ前の位置セ
ンサ2からのミッション位置においては正常に動作して
いるものであるから、この正常状態を基準として所定の
レンジ位置を推測するものである。
ーンが発生した場合には、故障検出時の1つ前の位置セ
ンサ2からのミッション位置においては正常に動作して
いるものであるから、この正常状態を基準として所定の
レンジ位置を推測するものである。
【0019】上記の構成により、モータ7の停止、或い
は駆動状態の何れにおいても、位置センサが故障した場
合に、ミッション位置を確実にDレンジ、或いはNレン
ジ等の所定のレンジに復帰させることができるから、所
定のレンジに復帰させるための機械的な機構が不要とな
り、システムの簡素化を図ることができる。
は駆動状態の何れにおいても、位置センサが故障した場
合に、ミッション位置を確実にDレンジ、或いはNレン
ジ等の所定のレンジに復帰させることができるから、所
定のレンジに復帰させるための機械的な機構が不要とな
り、システムの簡素化を図ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているか
ら、以下に述べるとおりの効果を奏する。位置センサが
故障した場合に、ミッション位置を確実にDレンジ、或
いはNレンジ等の所定のレンジに復帰させることができ
るから、所定のレンジに復帰させるための機械的な機構
が不要となり、システムの簡素化を図ることができる。
ら、以下に述べるとおりの効果を奏する。位置センサが
故障した場合に、ミッション位置を確実にDレンジ、或
いはNレンジ等の所定のレンジに復帰させることができ
るから、所定のレンジに復帰させるための機械的な機構
が不要となり、システムの簡素化を図ることができる。
【図1】本発明を適用する電動式シフト制御装置の概略
システム図である。
システム図である。
【図2】操作スイッチの出力信号と、ミッション位置と
のパターン図である。
のパターン図である。
【図3】本発明のフローチャートである。
1 コントロールユニット 2 位置センサ 3 Nレンジスイッチ 4 操作スイッチ部 7 モータ 8 駆動量検出センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 操作部の操作に応じてモータを駆動し、
ミッション位置を制御する電動式シフト制御装置であっ
て、モータの現在位置を検出する位置センサと、該位置
センサにより検出されるミッション位置を記憶する記憶
手段と、上記位置センサの故障時に、上記操作部の操作
位置と故障直前の位置センサ出力とに基づいて所定レン
ジ位置を推測する推測手段とを備え、該推測手段の出力
に基づいて上記モータを所定のレンジ方向に駆動するこ
とを特徴とする電動式シフト制御装置。 - 【請求項2】 操作部の操作に応じてモータを駆動し、
ミッション位置を制御する電動式シフト制御装置であっ
て、モータの現在位置を検出する位置センサと、該位置
センサにより検出されるミッション位置を記憶する記憶
手段と、上記位置センサの故障時に、上記操作部の操作
位置に基づいて所定レンジ位置を推測する推測手段とを
備え、該推測手段の出力に基づいて上記モータを所定の
レンジ方向に駆動することを特徴とする電動式シフト制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3106537A JPH05346159A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 電動式シフト制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3106537A JPH05346159A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 電動式シフト制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05346159A true JPH05346159A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=14436140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3106537A Pending JPH05346159A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 電動式シフト制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05346159A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007139102A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Aisin Aw Co Ltd | 車両のレンジ切換え装置 |
US7828695B2 (en) * | 2006-11-15 | 2010-11-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control apparatus and method for shift-position changing mechanism |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP3106537A patent/JPH05346159A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007139102A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Aisin Aw Co Ltd | 車両のレンジ切換え装置 |
JP4508089B2 (ja) * | 2005-11-18 | 2010-07-21 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両のレンジ切換え装置 |
US7828695B2 (en) * | 2006-11-15 | 2010-11-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control apparatus and method for shift-position changing mechanism |
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