JP2909232B2 - 機関制御装置 - Google Patents

機関制御装置

Info

Publication number
JP2909232B2
JP2909232B2 JP1210591A JP1210591A JP2909232B2 JP 2909232 B2 JP2909232 B2 JP 2909232B2 JP 1210591 A JP1210591 A JP 1210591A JP 1210591 A JP1210591 A JP 1210591A JP 2909232 B2 JP2909232 B2 JP 2909232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive unit
motor
driven member
control circuit
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1210591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0526066A (ja
Inventor
龍美 内田
芳一 保科
東 笹渕
和久 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUPATSU MOOSU KK
Original Assignee
NITSUPATSU MOOSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUPATSU MOOSU KK filed Critical NITSUPATSU MOOSU KK
Priority to JP1210591A priority Critical patent/JP2909232B2/ja
Priority to US07/661,558 priority patent/US5080619A/en
Publication of JPH0526066A publication Critical patent/JPH0526066A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2909232B2 publication Critical patent/JP2909232B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小形船舶等の機関のシ
フト機構あるいはスロットル機構等の被制御部を遠隔操
作するのに用いる機関制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小形船舶の機関のシフト制御やスロット
ル制御を行うための従来の制御装置は、操作レバーを備
えた操作部の出力端と機関の被制御部とが、プッシュプ
ルケーブル等の機械的なコントロールケーブルによって
つながれている。そして上記操作レバーの動きは上記コ
ントロールケーブルを介して被制御部に伝達される。こ
のようなコントロールケーブルが使用された従来の機関
制御装置は、操作部から被制御部までの距離が長くなる
と、コントロールケーブルを操作する際の摩擦抵抗が増
大するとともに、各部の遊びも多くなるなどの問題を生
じる。特に複数の操作部を備えた制御装置の場合に、操
作時の摩擦抵抗が大きく、操作性が悪い。
【0003】このような観点から、操作レバーの動きを
電気的な信号に変換し、この信号を電気ケーブルを介し
て駆動ユニットのモータに伝えることにより、モータの
力によって被制御部を動かすようにした機関制御装置
が、本発明者らによって開発されている。この種の電気
的な機関制御装置は、操作部から被制御部までの距離が
かなり長くても摩擦力が小さく、操作レバーを軽い力で
操作できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した電気的な機関
制御装置において、複数の操作部を備えている場合、そ
の操作系統を切替える際に、切替えようとしている操作
部が中立以外のシフトポジションにあったり、スロット
ル増速中に操作部が切替わることは安全上問題であり、
制御回路に改良の余地があった。また、この種の電気的
な機関制御装置の場合には、モータの機械力によってシ
フト操作が行われるため、シフト操作時にギヤがうまく
噛合わなかった時などに、それなりの対策が必要であっ
た。
【0005】従って本発明の目的は、電気的に制御され
る駆動ユニットを備えた機関制御装置にあって、複数系
統の操作部の切替え動作を問題無く行うことができ、安
全かつ確実に作動する機関制御装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を果たすために
開発された本発明の機関制御装置は、操作レバーを有す
る複数の操作部と、上記操作レバーに連動する移動子の
位置に応じた電気的信号を送出する操作側センサと、機
関の被制御部に連動する被動部材とこの被動部材を駆動
するモータおよび上記被動部材の位置を検出する被動側
センサを備えた駆動ユニットと、上記複数の操作部のう
ち使用しようとする特定の操作部を選択する際にオンに
する操作部切替用の選択スイッチと、上記操作側センサ
によって検出される上記移動子の位置と上記被動側セン
サによって検出される被動部材の位置を比較しかつ両者
の位置が互いにずれた時にその差を無くす方向に上記モ
ータを動かすとともに、上記選択スイッチをオンにした
に操作部の切替えを許可するプログラムが組まれてい
る制御回路とを具備した機関制御装置であって、
【0007】上記制御回路は、上記駆動ユニットのモー
タが回転した時にモータの回転が開始した時点からの経
過時間を計測するタイマを備えているとともに、一定時
間以上経過しても上記移動子と被動部材の位置が一致し
ない場合に上記モータへの通電を一旦停止させたのち再
び上記モータに通電するリトライ動作プログラムを含ん
でおり、更にこの制御回路には、上記リトライ動作を行
ったのちも上記移動子と被動部材の位置が一致しない場
合に上記被動部材を元の位置に戻す方向に上記モータを
回転させかつ警報を発生するプログラムが組まれている
ものである。
【0008】
【作用】複数系統の操作部のうち、使用モードにある特
定の操作部の操作レバーを動かすと、この操作レバーに
連動する移動子の位置と駆動ユニットの被動部材の位置
との間にずれが生じる。両者のずれは、操作側センサと
被動側センサとによって検出されるとともに、両者のず
れが無くなる方向にモータが駆動され、両者が一致した
時にモータが停止する。望ましくは操作部を切替えるた
めに選択スイッチを操作した時、使用モードにある操作
部と、切替えようとする操作部がいずれも中立位置にあ
り、しかも駆動ユニットの被動部材が中立位置にある時
のみ、切替えが許可されるように構成されている
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図1ない
し図6を参照して説明する。図1に示された小形船舶用
機関制御装置10は、複数系統の操作部11,12,1
3を備えている。操作部11,12,13は、それぞれ
キャビンあるいはブリッジ等の操縦席に配置されてい
る。
【0010】各操作部11,12,13は、それぞれハ
ウジング15に設けられた手動の操作レバー16を備え
ている。ハウジング15に、操作レバー16の動きに連
動するシフト用移動子20とスロットル用移動子21が
設けられている。また、移動子20,21の位置に応じ
た電気的信号を送出するシフト用の操作側センサ22と
スロットル用の操作側センサ23が設けられている。
【0011】なお、移動子20,21とセンサ22,2
3はハウジング15とは別の位置に設けられていてもよ
い。センサ22,23の一例はポテンショメータである
が、要するに移動子20,21の位置に応じた電気的信
号を発生できるものであればよいから、上記以外のセン
サが使われてもよい。
【0012】操作側センサ22,23は、電気ケーブル
25を介して、後述する制御回路30の外部接続端子3
1に接続されている。図示例の接続端子31は、制御回
路30に電源が投入された時に、第1の操作部11を優
先して使用モードとし、他の操作部12,13からの出
力は受付けないような優先順位としてある。
【0013】操作部11,12,13に、それぞれ、表
示ランプ35と、操作部切換用の選択スイッチ36が設
けられている。これらのランプ35とスイッチ36も制
御回路30に接続されている。ランプ35とスイッチ3
6は、ハウジング15に取付けられていてもよいし、あ
るいはハウジング15とは別の位置に設けられていても
よい。
【0014】図示例の操作部11,12,13は、単レ
バー式操作部であり、操作レバー16の操作角度に応じ
て、シフト制御とスロットル制御が行えるようにしてあ
る。すなわち、操作レバー16を中立位置から前側に所
定角度まで傾けると、シフトが前進位置に入ったことを
示す電気的信号がシフト用センサ22から制御回路30
に送出される。操作レバー16を上記前進位置から更に
前側に倒すと、操作レバー16の角度に応じたスロット
ル制御信号がスロットル用センサ23から制御回路30
に送られるようになっている。
【0015】また、操作レバー16を中立位置から後側
に所定角度まで傾けると、シフトが後進位置に入ったこ
とを示す電気的信号がセンサ22から制御回路30に送
出される。操作レバー16を後進位置から更に後側に倒
すと、操作レバー16の角度に応じたスロットル制御信
号がセンサ23から制御回路30に送出される。なお、
周知の複レバー式操作部のように、シフト用の操作レバ
ーとスロットル用の操作レバーが互いに独立していても
よい。
【0016】ケース40にシフト用駆動ユニット41と
スロットル用駆動ユニット42が収容されている。シフ
ト用駆動ユニット41は、駆動源としてのDCモータ4
5と、被動部材46の一例としてのラックと、上記モー
タ45の回転力を被動部材46に伝えるウォームギヤ等
の歯車機構47と、被動部材46の位置を検出する被動
側センサ48などを備えて構成されている。被動側セン
サ48の一例はロータリ形のポテンショメータである
が、要するに被動部材46の位置に応じた電気的信号を
出力できるものであればよいから、上記以外のセンサが
使われてもよい。
【0017】被動部材46にプッシュプルケーブル50
の一端側が接続されている。プッシュプルケーブル50
の他端側は、被制御部の一例としての機関55のシフト
操作端56に接続されている。従って、被動部材46が
所定のストロークで前進あるいは後退した時に、その移
動方向に応じて、機関55のシフト機構が前進あるいは
後進位置に入る。
【0018】スロットル用駆動ユニット42は、駆動源
としてのDCモータ60と、被動部材61の一例として
のラックと、上記モータ60の回転力を被動部材61に
伝えるウォームギヤ等の歯車機構62と、被動部材61
の位置を検出する被動側センサ63などを備えて構成さ
れている。被動部材61にプッシュプルケーブル65の
一端側が接続されている。プッシュプルケーブル65の
他端側は、被制御部の一例としての機関55のスロット
ル操作端66に接続されている。すなわち、被動部材6
1の移動方向と移動量に応じて、機関55のスロットル
機構がアイドリング位置から増速方向あるいは減速方向
に移動するようになっている。
【0019】ケース40に制御回路30が収容されてい
る。制御回路30はマイクロコンピュータを含むディジ
タル回路で構成され、メインスイッチ70がオンになっ
た時に通電されるようにしてある。
【0020】図2に示されるように、制御回路30は、
前述したセンサ22,23,48,63や表示ランプ3
5および選択スイッチ36等が接続される制御部75
と、モータ45,60が接続されるモータドライバ76
と、エンジンスタータ77や警報器78が接続されるパ
ワー出力部79などからなる。警報器78はランプある
いはブザー等である。
【0021】以下に、制御部75に組込まれている制御
プログラムについて、図3ないし図6を参照して説明す
る。図3にプログラムの概要を示してある。 (1)操作系統の切替え メインスイッチ70がオフからオンに切替わった時、す
なわちシステムの立上げ時には、第1の操作部11が優
先して使用できる状態となるように、外部接続端子31
の優先順位が予め設定されている。従って、システムの
立上げ時は、自動的に第1の操作部11が使用モードと
なる。そして以下の条件が満たされた時に、他の操作部
12,13に切替えることができるようなプログラムが
組まれている。
【0022】図3および図4に示されるように、操作部
11,12,13の切替えが許可されるのは、使用モー
ドにある操作部(システム立上げ時には第1の操作部1
1)の操作レバー16とシフト用駆動ユニット41の被
動部材46が共に中立位置にあり、しかも切替えようと
する操作部(システム立上げ時には操作部12または1
3)の操作レバー16が中立位置にある時である。操作
レバー16が中立位置にない場合には、操作レバー16
を中立位置に戻す必要がある。その場合、操作レバー1
6を中立位置に戻すと、後述するシフト駆動ルーチンが
実行され、駆動ユニット41の被動部材46が中立位置
に戻ることにより、操作部11,12,13を切替える
ことができる状態となる。
【0023】(2)エンジン始動 エンジンを始動させるには、メインスイッチ70をオン
にするとともに、エンジンスタータ77を起動させる位
置に操作する。メインスイッチ70がオフからオンに切
替わった時点ではエンジンスタータ77の起動を禁止す
るモードにしてある。下記条件が満たされた時、エンジ
ンスタータ77の給電端子に直列に接続されている出力
リレーが閉じることにより、スタータ77の始動が許可
されるモードとなる。
【0024】エンジンスタータ77の始動が許可される
条件とは、使用モードにある操作部の操作レバー16と
シフト用駆動ユニット41が、いずれも中立位置にある
時である。従って、操作レバー16が中立位置以外にあ
る時には、操作レバー16を中立位置に戻す必要があ
る。操作レバー16を中立位置に戻すと、後述するシフ
ト駆動ルーチンが実行され、駆動ユニット41の被動部
材46が中立位置に戻るため、エンジンスタートが許可
されるモードになる。
【0025】(3)シフト操作 エンジンが始動したのち、使用モードにある操作部の操
作レバー16を中立位置から前進位置あるいは後進位置
に移動させると、シフト用移動子20が前進位置あるい
は後進位置まで移動する。このため、シフト用移動子2
0の位置とシフト用被動部材46の位置との間に差が生
じる。両者の位置の差は、操作側センサ22と被動側セ
ンサ48とによって検出される。そして、両者の位置の
差を無くす方向にモータ45が回転することにより、シ
フト用被動部材46が所望のシフト操作方向に移動す
る。操作レバー16を中立位置に戻すと、モータ45が
逆方向に回転することにより、被動部材46も中立位置
に戻る。
【0026】図5に示されるシフト駆動ルーチンにおい
ては、モータ45の回転が始まった時点からの経過時間
をカウントするタイマが含まれている。モータ45が回
転し始めた時から一定時間が経過しても被動部材46と
移動子20の位置が一致しない場合は、モータ45への
通電を一旦停止させたのち、再びモータ45に通電す
る。このようなリトライ動作を行わせることにより、マ
リンギヤが内蔵されているシフト機構において、ギヤの
噛合いがうまく行われなかった時にも、短時間経過後
(例えば0.2秒経過後)の2度目のトライで、ギヤを
噛合わせることができる。
【0027】上記リトライ動作を行っても被動部材46
と移動子20の位置が一致しない場合には異常と判断
し、被動部材46を元の位置(最後に両者が一致してい
た位置)に戻すとともに、警報器78を作動させる。こ
の場合、何らかの理由によって駆動ユニット41が元の
位置に戻ることができなければ、一定時間経過後にモー
タ45への通電を自動的に断つようにしてある。なお、
メインスイッチ70をオンにした直後(システムの立上
げ時)に上述のリトライ動作から警報動作に入った時に
は、被動部材46を中立位置に戻すようにしてある。
【0028】船を急停止させるために、操作レバー16
をシフト前進位置から中立位置を経て後進位置まで大き
なストロークで速く動かした時、あるいはその逆方向に
動かした時には、通常のシフト操作(中立〜前進あるい
は中立〜後進)の場合に比べて、モータ45に通電しな
ければならない時間が2倍程度かかる。従ってこの場
合、前述したタイマが所定時間に達してしまわないよう
に、上記タイマをリセットするようにしてある。このよ
うなリセット機能を含ませたことにより、シフトを前進
から後進あるいはその逆方向に急操作する際に、前述し
たリトライ動作が行われてしまうことを回避できる。
【0029】(4)スロットル操作 使用モードにある操作部の操作レバー16をスロットル
操作範囲で動かすと、スロットル用移動子21の位置
と、スロットル用駆動ユニット42の被動部材61の位
置との間に差が生じるため、両者を一致させる方向にモ
ータ60が回転する。従って、操作レバー16の操作角
度に応じてスロットル用被動部材61が動き、所望のス
ロットル制御がなされる。
【0030】図6に示されたスロットル駆動ルーチンに
おいては、モータ60の回転が始まった時点からの経過
時間をカウントするタイマが含まれている。モータ60
が回転し始めた時から一定時間が経過しても被動部材6
1と移動子21の位置が一致しない時は異常と判断し、
スロットル用駆動ユニット42をアイドリング位置に戻
すようにモータ60を回転させるとともに、警報器78
を作動させる。
【0031】(5)その他の機能 図3に示されるように、シフト駆動ルーチンとスロット
ル駆動ルーチンは同時に行われる訳ではなく、交互に実
行されるか、または片方だけ連続して実行されるように
プログラムが組まれている。すなわち、スロットル駆動
ルーチンが実行されたのちは、スロットル用駆動ユニッ
ト42がアイドリング位置にある時のみ、シフト駆動ル
ーチンに移行できるようにしてある。このため、スロッ
トルがアイドリング状態にある時のみ、シフト操作を行
うことができる。
【0032】一方、シフト駆動ルーチンが実行されたの
ちは、シフト用駆動ユニット41が前進・中立・後進の
いずれかのポジションにある時のみ、スロットル駆動ル
ーチンに移行できるようになっている。このため、シフ
トが前進または中立または後進位置に完全に入っている
時のみ、スロットル操作を行うことができる。従って、
操作部11,12,13の切替え動作が、安全な状態の
もとで行われる。
【0033】また、操作部11,12,13と駆動ユニ
ット41,42をつないでいる電気ケーブル25に断線
やショートなどの異常が発生した時に、制御電流の異常
を検出することにより、シフト用駆動ユニット41にお
いては被動部材46を中立位置に戻し、またスロットル
用駆動ユニット42においては被動部材61をアイドリ
ング位置に戻すようなプログラムが組込まれている。こ
うすることによって安全性が更に向上する。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、電気的に制御される駆
動ユニットと複数系統の操作部とを備えた機関制御装置
において、被制御部の遠隔操作や操作部の切替え等を安
全かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による機関制御装置の操作部
と制御回路を示す概略図。
【図2】図1に示された機関制御装置の制御系のブロッ
ク図。
【図3】図1に示された機関制御装置の制御プログラム
の例を示すフローチャート。
【図4】図3に示されたプログラム中の操作部切替ルー
チンを示すフローチャート。
【図5】図3に示されたプログラム中のシフト駆動ルー
チンを示すフローチャート。
【図6】図3に示されたプログラム中のスロットル駆動
ルーチンを示すフローチャート。
【符号の説明】
10…機関制御装置、11,12,13…操作部、16
…操作レバー、20…シフト用移動子、21…スロット
ル用移動子、22…シフト用の操作側センサ、23…ス
ロットル用の操作側センサ、30…制御回路、36…選
択スイッチ、41…シフト用駆動ユニット、42…スロ
ットル用駆動ユニット、45…モータ、46…被動部
材、48…被動側センサ、55…機関、60…モータ、
61…被動部材、63…被動側センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 11/10 F02D 11/10 Z (72)発明者 松本 和久 神奈川県横浜市磯子区新磯子町1番地 日本発条株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−9041(JP,A) 特開 昭62−113832(JP,A) 特開 昭51−81285(JP,A) 特開 昭59−190442(JP,A) 特開 平1−115735(JP,A) 特開 昭63−254204(JP,A) 特開 平2−252926(JP,A) 実開 昭56−156960(JP,U) 実開 平1−103753(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 29/02 B63H 21/22 F02D 11/04 F02D 11/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作レバーを有する複数の操作部と、 上記操作レバーに連動する移動子の位置に応じた電気的
    信号を送出する操作側センサと、 機関の被制御部に連動する被動部材とこの被動部材を駆
    動するモータおよび上記被動部材の位置を検出する被動
    側センサを備えた駆動ユニットと、 上記複数の操作部のうち使用しようとする特定の操作部
    を選択する際にオンにする操作部切替用の選択スイッチ
    と、 上記操作側センサによって検出される上記移動子の位置
    と上記被動側センサによって検出される被動部材の位置
    を比較しかつ両者の位置が互いにずれた時にその差を無
    くす方向に上記モータを動かすとともに、上記選択スイ
    ッチをオンにした時に上記操作部の切替えを許可するプ
    ログラムが組まれている制御回路とを具備した機関制御
    装置であって、 上記制御回路は、上記駆動ユニットのモータが回転した
    時にモータの回転が開始した時点からの経過時間を計測
    するタイマを備えているとともに、一定時間以上経過し
    ても上記移動子と被動部材の位置が一致しない場合に上
    記モータへの通電を一旦停止させたのち再び上記モータ
    に通電するリトライ動作プログラムを含んでおり、更に
    この制御回路には、上記リトライ動作を行ったのちも上
    記移動子と被動部材の位置が一致しない場合に上記被動
    部材を元の位置に戻す方向に上記モータを回転させかつ
    警報を発生するプログラムが組まれていることを特徴と
    する機関制御装置。
  2. 【請求項2】上記制御回路は、上記操作レバーを前進位
    置から中立位置を経て後進位置まで動かした時、あるい
    はその逆方向に動かした時に、上記タイマをリセットす
    るプログラムを含んでいる請求項1記載の機関制御装
    置。
  3. 【請求項3】上記駆動ユニットはシフト用駆動ユニット
    とスロットル用駆動ユニットとに別れており、かつ上記
    制御回路には、スロットル用駆動ユニットがアイドリン
    グ位置にある時にのみシフト用駆動ユニットを動かすこ
    とができるようなプログラムと、シフト用駆動ユニット
    が前進,中立,後進のいずれかの位置にある時にのみス
    ロットル用駆動ユニットを動かすことができるようなプ
    ログラムが組まれている請求項1記載の機関制御装置。
  4. 【請求項4】上記制御回路は、スロットル用駆動ユニッ
    トのモータが回転した時にモータの回転が開始した時点
    からの経過時間を計測するタイマを備えているととも
    に、一定時間以上経過しても上記移動子と被動部材の位
    置が一致しない場合に上記被動部材をアイドリング位置
    に戻す方向に当該モータを回転させかつ警報を発生する
    プログラムを含んでいる請求項3記載の機関制御装置。
  5. 【請求項5】上記制御回路は、上記操作部と駆動ユニッ
    トを電気的につないでいるケーブルに異常が発生した時
    に、シフト用駆動ユニットにおいてはその被動部材を中
    立位置に戻すようにシフト用駆動ユニットのモータを回
    転させ、またスロットル用駆動ユニットにおいてはその
    被動部材をアイドリング位置に戻すようにスロットル用
    駆動ユニットのモータを回転させるプログラムを含んで
    いる請求項3記載の機関制御装置。
JP1210591A 1990-02-28 1991-02-01 機関制御装置 Expired - Lifetime JP2909232B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1210591A JP2909232B2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 機関制御装置
US07/661,558 US5080619A (en) 1990-02-28 1991-02-26 Engine control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1210591A JP2909232B2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 機関制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0526066A JPH0526066A (ja) 1993-02-02
JP2909232B2 true JP2909232B2 (ja) 1999-06-23

Family

ID=11796290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1210591A Expired - Lifetime JP2909232B2 (ja) 1990-02-28 1991-02-01 機関制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2909232B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4639111B2 (ja) * 2005-04-22 2011-02-23 本田技研工業株式会社 船外機の制御装置
JP4925701B2 (ja) * 2006-03-28 2012-05-09 ヤマハ発動機株式会社 船舶

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0526066A (ja) 1993-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5253604A (en) Electro-mechanical steering device, especially for boats
US5230643A (en) Remote shifting system for marine propulsion unit
US4267494A (en) Apparatus for adjusting the position and/or angle of each movable equipment of a motor vehicle
US5481261A (en) Warning for remote control system
US8156882B2 (en) Marine vessel steering apparatus and marine vessel including the same
EP1628047B1 (en) Selector mechanism for a motor vehicle transmission
US5080619A (en) Engine control device
JP2810714B2 (ja) シフト補助装置
JP2977844B2 (ja) 舶用推進機の遠隔制御装置
JP2909232B2 (ja) 機関制御装置
JP2886239B2 (ja) 自動変速操作装置
JP2890471B2 (ja) 船外機のリモートコントロール装置
US5515748A (en) Engine control device and actuator for the same
US7698052B2 (en) Engine rotation control device and boat
JPH05280386A (ja) 機関制御装置
JPS6337729B2 (ja)
JP3129887B2 (ja) エンジン回転数制御装置
JP4249823B2 (ja) 小型船舶用ノズル駆動装置
JPH05322038A (ja) 電動式シフト制御装置
JPH06127409A (ja) 車両の後輪操舵装置
JPH0349059Y2 (ja)
JPS6210239Y2 (ja)
JP4707894B2 (ja) 自動変速機のシフトレンジ切換え制御装置
US3395325A (en) Remote control for an actuator having a neutral position
JPH062575A (ja) 機関制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110402

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term