JPH07251986A - 紙類の巻取り軸の自動巻き付け装置とその駆動装置 - Google Patents

紙類の巻取り軸の自動巻き付け装置とその駆動装置

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JPH07251986A
JPH07251986A JP8219194A JP8219194A JPH07251986A JP H07251986 A JPH07251986 A JP H07251986A JP 8219194 A JP8219194 A JP 8219194A JP 8219194 A JP8219194 A JP 8219194A JP H07251986 A JPH07251986 A JP H07251986A
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JP
Japan
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winding
shaft
guide plate
paper
winding shaft
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JP8219194A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kano
憲一 鹿野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 紙類の巻取り加工機械の全自動化を計るた
め、紙を巻取り軸に巻き付ける部分を自動化する。 【構成】 巻取り軸1と平行に板状の巻き付け案内板2
を設け、これらの間を通した紙を、巻き付け案内板で軸
の周りに強制的にまきつける。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【産業上の利用分野】本発明は紙類の巻取り加工機(以
下、リワインダーと言う)を自動化するための最大の難
点である、紙を巻き取り軸に巻き付ける作業の部分を自
動化するためのものである。
【002】
【従来の技術】従来、巻取り軸に紙を巻き付けるのはほ
とんど手作業であって、自動化されたものはごく少な
い。 四角い棒状の巻取り軸を用い、その一面の全長に
わたり真空で紙を吸着するための穴を開けたものがある
が、厚紙やカールの強い紙に対してはあまり有効ではな
く、巻き付けに失敗することもかなりあるので人間が側
について監視しているのが現状であった。
【003】
【発明が解決しようとする課題】従って紙の種類を問わ
ず確実に巻取り軸に紙を巻き付けること、巻取り加工時
にしわなどが入らないこと、さらに巻取り製品が容易に
軸から取り出せること等が重要な課題である。
【004】
【課題を解決するための手段】手作業で紙を巻取り軸に
巻き付ける場合を考えてみると、軸をゆっくり回転させ
つつ、紙を手前に引っ張りながら軸の回転方向に合わせ
て軸を包むように素早く折り返し、そのまま紙が巻き込
まれるように両手で紙をしごくように動かす。この様な
手作業の動作に近い動きをさせるべく以下のような構成
にした。 (イ)巻取り軸1はエヤシャフトを用い、巻取り時には
エヤを入れて膨らませておく。 これは製品を取り出す
時にエヤを抜いて軸を縮小し、取り出しを容易にするた
めである。 しかし普通のシャフトを用いても自動で巻
き付けることに関しては性能に差は生じない。 (ロ)巻取り軸の長さとほぼ同じ長さを持つ巻き付け案
内板2を置き、およそ4分の3回転して紙を軸に巻き付
けた後、逆回転して戻り、さらに軸から遠ざかる。 こ
れは巻取り製品が太くなった時、当たるのを避けるため
である。 (ハ)ガイドプレート3、4は紙を巻取り軸1と巻き付
け案内板2の隙間に通す。(ロ)と同じ理由でガイドプ
レート3,4も軸から遠ざかるように移動する。 (ニ)巻き付け案内板2は一部欠損した歯車12に取り
付けられ、歯車軸11にはまり込んでいる。 そして巻
取り軸1の周りを回転したり軸から遠ざかるために移動
したりする。 以上のように構成する。
【005】
【作用と実施例】図1は本発明の実施例の斜視図であ
る。又図2から図7は説明に必要な部品のみを示した断
面図である。次にこの作用を述べると、巻取り軸1はエ
ヤシャフトでロータリージョイント7からエヤを送り込
まれて太くなっている。 但し、昔通のシャフトを用い
ても良く、その違いは巻取り後の製品が取り出し易いと
言う点にある。巻取り軸1を回転させた状態で、送りロ
ーラー5,6によりゆっくり送られた紙はガイドプレー
ト3,4により巻取り軸1と巻き付け案内板2の間を通
して適当な長さだけ送り出される。次に巻き付け案内板
2を図2から図5のごとく軸の周りに約4分の3回転さ
せると、紙は強制的に巻取り軸に沿って一周しさらに図
5のように軸の回転により巻き込まれる。ここで一旦巻
き取り軸の回転を止め、巻き付け案内板2を逆回転させ
て図6のごとく元の位置に戻し、さらに図7のごとくガ
イドプレートと共に軸から遠ざける。これは、この後巻
き取り作業をした時、製品の直径が太くなった時、当た
るのを避けるためである。次に必要量の巻き取り作業を
した後、製品を取り出す時にエヤを抜いて軸を細らせて
抜取りを容易にする。 なお8は巻き取りモーターで9
は製品を取り出すときに邪魔にならない様に軸に対して
着脱自在の軸受けである。図8,9は請求項2の実施例
である。 送りローラー6の表面に数カ所の溝加工をし
て図1のガイドプレート4を兼用させたもので、巻き付
け案内板2に凸部を設け、凸部を溝にはめ込むことによ
り、紙が他のところに逃げないようにしたものである。
図10に請求項3の、本発明の巻き付け案内板の駆動装
置をしめす。巻き付け案内板2は中心部まで一部欠損し
た歯車12に取り付けられ、同じく一部欠損した歯車軸
11にはめ込まれる。 歯車12は隣接する歯車13,
14により駆動され、歯の欠損部分を除いた、およそ4
分の3回転することが出来る。歯車と歯車軸の欠損部分
が重なっている時は(図11)、巻取り軸1を欠損部分
に通して、軸1と巻き取り案内板2の間隔を変化させる
ことが出来る。 図12は図11からおよそ4分の3回
転した位置を示す。実際に製作したリワインダーでは、
紙の種類、厚薄、ある程度のカール(巻ぐせ)等、何等
問題なく確実に巻き付けることが確かめられた。
【006】
【発明の効果】リワインダーの自動化の中で最も困難
な、確実な巻き付け装置が自動化できたことにより、す
でに自動化されている、切断、糊付け、製品取り出し等
の技術を合わせて、全自動化されたリワインダーの製作
が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の斜視図
【図2】〜
【図7】請求項1の動作を説明するための断面図
【図8】本発明の請求項2の斜視図
【図9】請求項2の組合せを示す断面図
【図10】請求項3の主要部分の斜視図
【図11】、
【図12】請求項3の動作を説明するための断面図
【符号の説明】
1は巻取り軸 2は巻き付け案内板 3は上部ガイドプレート 4は下部ガイドプレート 5は上部送り込みローラー 6は下部送り込みローラー 7はロータリージョイントで1にエヤシャフトを使用し
た場合に必要 8は駆動側の軸受け 9は自由端の軸受け 10は巻取り加工をうける紙 11は歯車軸 12は巻き付け案内板2を固定し駆動する歯車 13、14は歯車12を駆動する歯車 15は歯車12の固定用の軸蓋 16は歯車13の軸 17は駆動装置の台板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】(イ)図1において、送り込みローラー
    5,6を駆動して紙10を送り込む。 (ロ)移動可能なガイドプレート3,4により紙を巻取
    り軸1と、巻き付け案内板2の間に通す。 (ハ)巻き付け案内板2は巻取り軸1とほぼ同じ長さを
    持つ板状または棒状で、巻取り軸1に近ずいたり遠ざか
    ったり出来ると共に、最も近ずいた時に巻取り軸1を中
    心にして約4分の3回転することが出来る。 以上の様に構成された紙類の巻取り加工機の巻取り軸の
    自動巻き付け装置
  2. 【請求項2】(イ)図8,図9において、送り込みロー
    ラー5と溝入りの送り込みローラー6の間にはさんで紙
    を送り込む。 (ロ)溝入りローラー6の溝部に巻き付け案内板2の凸
    部をはめ込むようにして紙を逃がさぬようにして巻取り
    軸1と巻き付け案内板2の間に通す。 以上のごとく図1のガイドプレート4を図8の溝入りロ
    ーラー6に置き変え、巻き付け案内板2に突起をつけ
    た、請求項1の巻取り軸の自動巻き付け装置。
  3. 【請求項3】(イ)図10において、中心部まで一部欠
    損した歯車12を、やはり中心部まで一部欠損した歯車
    の回転軸11にはめ込み固定する。 (ロ)巻き付け案内板2の両端を、それぞれ歯車12に
    取り付ける。歯車12は、隣接する歯車に駆動され、最
    大約4分の3回転する。 (ハ)これらの歯車装置を取り付けた台板17は互いに
    向き合ったまま、上下に移動可能とし、巻取り軸1の中
    心軸と歯車12の中心軸を一致させることが出来る様に
    設置する。 以上のごとく構成された、請求項1、2の自動巻き付け
    装置の駆動装置。
JP8219194A 1994-03-14 1994-03-14 紙類の巻取り軸の自動巻き付け装置とその駆動装置 Pending JPH07251986A (ja)

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JP8219194A JPH07251986A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 紙類の巻取り軸の自動巻き付け装置とその駆動装置

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