JPH0725196Y2 - アイロン装置 - Google Patents

アイロン装置

Info

Publication number
JPH0725196Y2
JPH0725196Y2 JP1990036992U JP3699290U JPH0725196Y2 JP H0725196 Y2 JPH0725196 Y2 JP H0725196Y2 JP 1990036992 U JP1990036992 U JP 1990036992U JP 3699290 U JP3699290 U JP 3699290U JP H0725196 Y2 JPH0725196 Y2 JP H0725196Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron
iron body
mounting table
connector device
cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990036992U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03128098U (ja
Inventor
重樹 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP1990036992U priority Critical patent/JPH0725196Y2/ja
Publication of JPH03128098U publication Critical patent/JPH03128098U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0725196Y2 publication Critical patent/JPH0725196Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Irons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、アイロン本体とこれを載置する載置台とを
備えるアイロン装置に関する。
(従来の技術) この種のアイロン装置を使用する際には、まず載置台の
上にアイロン本体を載置する。載置台には制御回路を通
して電源に導通する電源端子が、アイロン本体にはサー
モスタットを通してヒータに導通する給電端子がそれぞ
れ設けられ、アイロン本体を載置台に載置する動作に応
じて前記給電端子が電源端子に接触し、このような接触
でヒータが通電され、このヒータによりアイロン掛け用
のベースが加熱され、その温度がサーモスタットを介し
て所定の設定温度に保たれる。そしてこのような状態の
もとで、アイロン本体を載置台から取り出し、ベースを
介してアイロン掛けの作業を行ない、その作業の途中の
合間に、アイロン本体を載置台にその都度載置してベー
スを再加熱しながらアイロン掛けの作業を順次進める。
(考案が解決しようとする課題) 通常一般の場合には、アイロン本体を載置台に載置する
回数、つまりヒータへの通電回数は数回で充分である
が、アイロン掛けをしようとする対象物が面積の大きい
布地などの場合においては、ベースからその布地に吸収
される熱量が大きいため、アイロン本体を頻繁に載置台
の上に載置しなければならず、作業能率が低下してしま
う。
そこで、載置台に引き出し可能に電源コードを設け、こ
の電源コードの先端にコネクタを取り付け、必要に応じ
てこの電源コードを載置台から引き出し、その先端のコ
ネクタをアイロン本体の給電端子に接続してアイロン本
体を従来一般のコード付きと同様の方式で使用すること
ができるように構成することが考えられる。
しかしながらこのような場合、コード付きに切り換える
際に、ユーザがいちいち電源コードを載置台から引き出
し、かつその先端のコネクタをアイロン本体の給電端子
に接続しなければならない煩わしさがあり、使い勝手の
点で改善が望まれる。さらにこの場合、コネクタに電源
端子を設ける一方、載置台にも電源端子を設ける必要が
あり、このため部品数が増し、経済的に不利となる。
また一方、コネクタにコードリール装置を組み込み、コ
ード付きの使用時にそのコネクタをアイロン本体に結合
し、かつ前記コードリール装置から電源コードを必要な
長さだけ引き出して使用するようにすることが考えられ
るが、この場合にはコードリール装置の付属によりコネ
クタが大型となり、これに伴いコネクタをアイロン本体
に結合したときに、アイロン本体の全体が大型でかつ重
量が増して取扱いに不便となる。
この考案はこのような点に着目してなされたもので、そ
の目的とするところは、アイロン本体をコードレスの状
態でもコード付きの状態でも適宜容易に切り換えて取扱
いよく使用することができ、かつ経済的にも有利となる
アイロン装置を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案はこのような目的を達成するために、給電端子
を有するアイロン本体と、このアイロン本体を載置する
載置台と、この載置台に設けられ電源に導通する電源コ
ードが引き出し自在に巻き付けられたコードリール装置
と、このコードリール装置の電源コードに取り付けられ
かつ前記アイロン本体の給電端子と接触が可能な電源端
子を有するコネクタ装置とを具備し、前記コネクタ装置
はそれぞれ係合機構を介して載置台およびアイロン本体
に選択的に係合して載置台およびアイロン本体のいずれ
か一方に一体的に結合が可能で、このコネクタ装置が載
置台に係合して一体的に結合するコードレスアイロンの
状態、およびコネクタ装置がアイロン本体に係合して一
体的に結合するコード付きアイロンの状態のいずれの状
態のときにも、コネクタ装置の電源端子がアイロン本体
の給電端子に接触する接続用通電部材を兼ね、このコネ
クタ装置が載置台に係合して載置台に一体的に結合する
コードレスアイロンの状態のもとでは、載置台にアイロ
ン本体を載置する動作に応じてこのアイロン本体の給電
端子が前記コネクタ装置の電源端子に接触し、コネクタ
装置が載置台との係合が解除され、アイロン本体に係合
して一体的に結合するコード付きアイロンの状態のもと
では、前記コネクタ装置を介してアイロン本体のヒータ
に対する給電が行われるとともに、前記コードリール装
置から前記電源コードを自在に引き出すことが可能であ
り、またコネクタ装置にはこのコネクタ装置がアイロン
本体に一体的に結合するコード付きアイロンの状態のも
とでのアイロン本体の自立静止の状態、水平静止の状
態、転倒静止の状態、およびコネクタ装置が載置台に一
体的に結合するコードレスアイロンの状態もとでアイロ
ン本体が載置台の上に載置されて静止する状態をそれぞ
れ検出する状態検出手段を設け、この状態検出手段がコ
ード付きアイロンの状態のもとでの前記各静止状態を検
出した際に、タイマ手段を制御してその検出からそれぞ
れ所定時間の経過後にヒータの通電を自動的に遮断し、
前記状態検出手段がコードレスアイロンの状態のもとで
の前記静止状態を検出した際に、タイマ手段を制御して
その検出から所定時間の経過後にヒータの通電を自動的
に遮断するようにしたものである。
(作用) このような構成においては、載置台にコネクタ装置が係
合する状態のもとでアイロン本体を載置台に載置する
と、このアイロン本体の給電端子がコネクタ装置の電源
端子に接触してヒータが通電される。そしてこのままア
イロン本体を載置台から取り出せば、このアイロン本体
をコードレスの状態で使用することができる。
これに対し、アイロン本体を載置台に載置して給電端子
をコネクタ装置の電源端子に接触させた状態で、コネク
タ装置と載置台との係合を解除し、アイロン本体にコネ
クタ装置を係合させてアイロン本体を載置台から取り出
すと、このアイロン本体にコネクタ装置が一体的に結合
するため電源コードがコードリール装置から引き出さ
れ、アイロン本体のヒータがこの電源コードを通して連
続的に通電されるコード付き方式となる。
そしてコード付き方式でアイロン本体を使用するもと
で、アイロン本体が自立状態のまま放置されたり、アイ
ロン本体のベースが布地に接触したまま放置されたり、
アイロン本体が転倒したまま放置されたときに、それぞ
れ所定時間の経過後にヒータの通電が自動的に遮断さ
れ、またコードレス方式でアイロン本体を使用するもと
で、アイロン本体が載置台に載置されたまま放置されと
きに、所定時間の経過後にヒータの通電が自動的に遮断
され、これにより無駄な電力の消費や、布地あるいは床
面を焦がすような危険が防止される。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
図中1はアイロン本体、2は載置台で、アイロン本体1
は第1図および第2図に示すように、金属製のベース3
の上に遮熱カバー4を介して合成樹脂製のハンドル5を
取り付けてなり、ハンドル5の前部にスチーム発生用の
水を収容するカセット式の水タンク6が着脱可能に装着
されている。ベース3にはヒータ7およびこのヒータ7
の通電を制御してベース3の温度を設定温度に保つサー
モスタット8が設けられ、またハンドル5の後端面にコ
ネクタ装着部9が形成され、このコネクタ装着部9に前
記サーモスタット8を通して前記ヒータ7に導通する一
対の給電端子10,10が突設されている。なお、11は前記
サーモスタット8を操作してベース3の温度を設定する
ための操作摘みである。
一方、載置台2の上面には、アイロン本体1の載置が可
能な傾斜状態の載置部15が形成され、この載置部15の一
端側の端部に衝合壁16が一体に突設され、この衝合壁16
の内部にコードリール装置17が収納されている。このコ
ードリール装置17には比較的長尺の電源コード18が巻き
付けられていて、この電源コード18を必要に応じて所要
の長さ引き出し、またこの引き出した電源コード18を巻
取ボタン19の操作により任意に巻き取ることができるよ
うになっている。そして前記電源コード18が回路基板20
に形成された制御回路21を通して外部接続用の電源コー
ド22に電気的に接続されている。なお、23,23は載置部1
5の上にアイロン本体1を載置した際に、このアイロン
本体1を衝合壁16の配置側に滑動させる回転コロであ
る。
第1図(a)および第2図において、載置台2における
衝合壁16の前面にコネクタ装置25が配置し、このコネク
タ装置25は係合機構26を介して着脱可能に衝合壁16に係
合保持されている。このコネクタ装置25の内部にはアイ
ロン本体1の給電端子10,10と接触可能な一対の電源端
子27,27および回路基板28が設けられ、前記回路基板28
の上に状態検出手段としての状態検出回路29およびタイ
マ手段としてのタイマ回路30が形成されている。そして
前記電源コード18の先端部がコードリール装置17から引
き出されてコネクタ装置25に掛止され、この電源コード
18が電源端子27,27および回路基板28に電気的に接続さ
れ、この電源コード18の途中に前記給電端子10,10と前
記電源端子27,27とが正常に接触した際にオンする切換
スイッチ31が設けられている。またコネクタ装置25と衝
合壁16との間には、コネクタ装置25の衝合壁16に対する
結合の有無を検出する結合検出スイッチ32が設けられて
いる。
載置台2の載置部15の上には、アイロン本体1をその後
端面を衝合壁16側に向けて載置するもので、この載置に
応じてアイロン本体1が回転コロ23,23を介して滑動
し、コネクタ装着部9がコネクタ装置25に嵌合するとと
もに、給電端子10,10が電源端子27,27に接触するように
なっている。そしてコネクタ装着部9とコネクタ装置25
との間にはこの両者を係合させる係合機構35が設けられ
ている。この係合機構35は、コネクタ装置25を衝合壁16
に係合させた係合機構26よりもその係合力が弱く設定さ
れ、アイロン本体1を斜め上方に持ち上げた際には、そ
の力でこの係合機構35の係合が自動的に解除してアイロ
ン本体1とコネクタ装置25とが分離するようになってい
る。そして衝合壁16の上端面に係合機構26の解除用の選
択ボタン36が設けられ、この選択ボタン36を押圧操作し
て係合機構26の係合を解除した状態でアイロン本体1を
上方に持ち上げた際には、コネクタ装置25が他方の係合
機構35の係合力でアイロン本体1に結合したままそれと
一体的に載置台2から離脱し、これに伴い電源コード18
がコードリール装置17から順次引き出され、このような
コード付きの状態でアイロン本体1を使用することが可
能となるものである。
コネクタ装置25の内部に組み込まれた状態検出回路29お
よびタイマ回路30は、第5図に示すように構成されてい
る。状態検出回路29はコネクタ装置25の姿勢や動きに応
じてオンオフする光学式や水銀球式などのスイッチ機構
38およびこのスイッチ機構38の信号を出力する発振部39
を備え、またタイマ回路30は前記発振部39の出力に基づ
いて時間をカウントするカウント部40およびこのカウン
ト部40のカウントをクリアーさせるカウントクリアー部
41を備え、前記カウント部40がアイロン本体1のヒータ
7に対する通電回路を開閉するリレー回路部42に接続さ
れている。そして前記状態検出回路29のスイッチ機構38
は、コネクタ装置25がアイロン本体1に一体的に結合し
ている場合に、アイロン本体1が第4図(a)に示すよ
うに自立して静止するか、あるいは第2図に示すように
傾斜して静止する第1の状態と、第4図(b)に示すよ
うにアイロン本体1がほぼ水平に配置して静止する第2
の状態と、第4図(c)に示すようにアイロン本体1が
転倒して静止する第3の状態と、ならびにアイロン本体
1が動いている状態とをそれぞれ検出するようになって
いる。そしてこのスイッチ機構38によりアイロン本体1
が静止する前記第1、第2、第3の状態が検出されたと
きに、それに対応するそれぞれの信号が発振部39に出力
され、この発振部39からそれぞれの発振周波数のパルス
がカウント部40に送られ、これに基づきカウント部40で
パルス数がカウントされる。スイッチ機構38が第1の状
態を検出した場合においては、カウント部40が例えば10
分間の時間に相当するパルス数をカウントした時点にリ
レー回路部42を介してヒータ7の通電回路を自動的に遮
断し、またスイッチ機構38が第2および第3の状態を検
出した場合においては、カウント部40が例えば1分間の
時間に相当するパルス数をカウントした時点にリレー回
路部42を介してヒータ7の通電回路を自動的に遮断す
る。さらにアイロン本体1が動いている場合において
は、それがスイッチ機構38により検出され、この検出に
よりカウントクリアー部41を介してその都度カウント部
40でのカウントがクリアーされ、アイロン本体1が再び
静止した際に、再び初めからカウントが開始するように
なっている。
このように構成されたアイロン装置の使用手順について
述べると、第1図(a)に示すように、載置台1にコネ
クタ装置25が結合する状態のもとで、載置台1の載置部
15の上にアイロン本体1を第2図に示すように載置して
給電端子10,10を電源端子27,27に接触させる。この接触
により電源コード22から制御回路21および電源コード18
を通して給電端子10,10に電力が供給され、これに応じ
てタイマ回路30が動作を開始するとともに、サーモスタ
ット8を通してヒータ7が通電される。そしてこのヒー
タ7によりアイロン本体1のベース3が加熱され、その
温度がサーモスタット8を介して設定温度に保たれる。
こののち載置台2からアイロン本体1を斜め上方に持ち
上げると、係合機構26によりコネクタ装置25が載置台2
に係合してそのまま残る状態でアイロン本体1が載置台
2から離脱する。そしてこのアイロン本体1のベース3
を布地に押し当ててコードレスの状態でアイロン掛けの
作業を行ない、その作業の途中の合間に、アイロン本体
1を載置台2にその都度載置し、ベース3を再加熱して
アイロン掛けの作業を進める。
アイロン本体1が載置台2から取り出されてから一定時
間経過しても載置台2への載置が行われないような場
合、つまりベース3の温度が所定温度以下にまで低下し
た場合には、その取り出し後の時間に基づいてその温度
低下が制御回路21により判断され、この判断に伴いブザ
ーなどの報知手段を介してその報知が行なわれ、載置台
2に対するアイロン本体1の再載置が促される。
載置台2にアイロン本体1を載置した際にはタイマ回路
30によるカウントが開始するが、その載置から一定時
間、つまり10分間が経過しても、アイロン本体1の取り
出しが行なわれない場合には、タイマ回路30によるカウ
ントによりその10分間が経過した時点にヒータ7の通電
が自動的に遮断され、これにより電力の無駄な消費や、
ベース3の周辺の過熱などの危険が防止される。なお、
載置台2からアイロン本体1が所定時間内に取り出され
た際には、切換スイッチ31がオフし、タイマ回路30によ
るカウントがクリアーされる。
一方、載置台2の上にアイロン本体1を載置し、コネク
タ装着部9をコネクタ装置25に嵌合させた状態のもと
で、選択ボタン36を押圧操作しながらアイロン本体1を
持ち上げると、一方の係合機構26の係合が解除し、第1
図(b)に示すように、他方の係合機構35によりコネク
タ装置25がアイロン本体1に結合した状態で載置台2か
ら分離され、これに伴い電源コード18がリールコード装
置17から引き出される。そしてこの電源コード18を通し
てアイロン本体1のヒータ7が連続的に通電され、した
がってコード付きの状態でアイロン本体1を使用するこ
とができる。この際、電源コード18は必要な長さだけコ
ードリール装置17から引き出すことができ、またアイロ
ン本体1には小型のコネクタ装置25が結合するだけであ
り、したがってアイロン本体1の全体が大型となったり
重量が増すようなことがなく、このためアイロン掛けの
作業を容易に能率よく行なうことができる。
そしてこのようなコード付き方式でアイロン本体1を使
用する場合において、アイロン掛けの作業中の休止時な
どにアイロン本体1を第4図(a)に示すように、床面
上に自立状態に載置すると、これがコネクタ装置25内の
状態検出回路29により検出され、こののちもアイロン本
体1が自立状態のまま10分間放置されると、これがタイ
マ回路30のカウント部40によりカウントされ、その10分
間の時間が経過した時点にリレー回路部42を介してヒー
タ7の通電が自動的に遮断され、これにより無駄な電力
の消費が防止される。
また、アイロン掛けの作業中にアイロン本体1が第4図
(b)に示すように、ほぼ水平のまま静止してベース3
が布地に押し当てられたままその動きが停止すると、こ
れが状態検出回路29により検出され、この水平静止状態
が1分間継続すると、これがカウント部40によりカウン
トされ、その1分間の時間が経過した時点にリレー回路
部42を介してヒータ7の通電が自動的に遮断され、これ
により布地の焦げ付きなどが防止される。
さらにアイロン本体1が第4図(c)に示すように、床
面上で転倒して静止すると、これが状態検出回路29によ
り検出され、この転倒状態が1分間継続すると、これが
カウント部40によりカウントされ、その1分間の時間が
経過した時点にリレー回路部42を介してヒータ7の通電
が自動的に遮断され、これによりベース3と接触した床
面や衣類などの焦げ付きなどが防止される。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、アイロン本体を
コードレスの状態でもコード付きの状態でも、必要に応
じて選択して使用することができる。そしてコードレス
の状態からコード付きの状態に切り換える際には、載置
台から個々の手作業で電源コードを引き出したり、コネ
クタをアイロン本体に接続するような煩わしい作業を要
することなく、単にアイロン本体を載置台の上に載置し
てコネクタ装置の係合機構を操作するだけでコード付き
への切り換えを容易に能率よく行なえる。そしてアイロ
ン本体をコード付き方式で使用する際に、アイロン本体
を自立状態のまま放置したり、アイロン本体のベースを
布地に接触させたまま放置したり、アイロン本体を転倒
させたまま放置したような場合に、それぞれ所定時間の
経過後にヒータの通電が自動的に遮断され、また、コー
ドレス方式でアイロン本体を使用する際に、アイロン本
体を載置台に載置したまま放置したような場合に、所定
時間の経過後にヒータの通電が自動的に遮断され、した
がって無駄な電力の消費や、布地あるいは床面を焦がす
ような危険が防止される利点がある。さらに、コネクタ
装置の電源端子をアイロン本体をコード付きで使用する
ときの接続用通電部材と、コードレスで使用するときの
接続用通電部材とに兼用して用いており、このため部品
数が減少し経済的に有利となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はアイロン本
体と載置台とが分離した状態の側面図、第2図はアイロ
ン本体が載置台に載置された状態の側面図、第3図はア
イロン本体を背面から見た正面図、第4図はアイロン本
体の各種の配置状態を示す側面図、第5図は電気回路の
構成を示す図である。 1……アイロン本体、2……載置台、7……ヒータ、10
……給電端子、17……コードリール装置、18……電源コ
ード、25……コネクタ装置、26……係合機構、27……電
源端子、29……状態検出回路(状態検出手段)、30……
タイマ回路(タイマ手段)、35……係合機構。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータに導通する給電端子を有したアイロ
    ン本体と、このアイロン本体を載置する載置台と、この
    載置台に設けられ電源に導通する電源コードが引き出し
    自在に巻かれたコードリール装置と、このコードリール
    装置の電源コードに取り付けられかつ前記アイロン本体
    の給電端子と接触が可能な電源端子を有したコネクタ装
    置とを具備し、前記コネクタ装置はそれぞれ係合機構を
    介して載置台およびアイロン本体に選択的に係合して載
    置台およびアイロン本体のいずれか一方に一体的に結合
    が可能で、このコネクタ装置が載置台に係合して一体的
    に結合するコードレスアイロンの状態、およびコネクタ
    装置がアイロン本体に係合して一体的に結合するコード
    付きアイロンの状態のいずれの状態のときにも、コネク
    タ装置の電源端子がアイロン本体の給電端子に接触する
    接続用通電部材を兼ね、このコネクタ装置が載置台に係
    合して載置台に一体的に結合するコードレスアイロンの
    状態のもとでは、載置台にアイロン本体を載置する動作
    に応じてこのアイロン本体の給電端子が前記コネクタ装
    置の電源端子に接触し、コネクタ装置が載置台との係合
    が解除され、アイロン本体に係合して一体的に結合する
    コード付きアイロンの状態のもとでは、前記コネクタ装
    置を介してアイロン本体のヒータに対する給電が行われ
    るとともに、前記コードリール装置から前記電源コード
    を自在に引き出すことが可能であることを特徴とするア
    イロン装置。
  2. 【請求項2】ヒータに導通する給電端子を有したアイロ
    ン本体と、このアイロン本体を載置する載置台と、この
    載置台に設けられ電源に導通する電源コードが引き出し
    自在に巻かれたコードリール装置と、このコードリール
    装置の電源コードに取り付けられかつ前記アイロン本体
    の給電端子と接触が可能な電源端子を有したコネクタ装
    置とを具備し、前記コネクタ装置はそれぞれ係合機構を
    介して載置台およびアイロン本体に選択的に係合して載
    置台およびアイロン本体のいずれか一方に一体的に結合
    が可能で、このコネクタ装置が載置台に係合して一体的
    に結合するコードレスアイロンの状態、およびコネクタ
    装置がアイロン本体に係合して一体的に結合するコード
    付きアイロンの状態のいずれの状態のときにも、コネク
    タ装置の電源端子がアイロン本体の給電端子に接触する
    接続用通電部材を兼ね、このコネクタ装置が載置台に係
    合して載置台に一体的に結合するコードレスアイロンの
    状態のもとでは、載置台にアイロン本体を載置する動作
    に応じてこのアイロン本体の給電端子が前記コネクタ装
    置の電源端子に接触し、コネクタ装置が載置台との係合
    が解除され、アイロン本体に係合して一体的に結合する
    コード付きアイロンの状態のもとでは、前記コネクタ装
    置を介してアイロン本体のヒータに対する給電が行われ
    るとともに、前記コードリール装置から前記電源コード
    を自在に引き出すことが可能で、さらに前記コネクタ装
    置にはこのコネクタ装置がアイロン本体に一体的に結合
    するコード付きアイロンの状態のもとでのアイロン本体
    の自立静止の状態、水平静止の状態、転倒静止の状態、
    およびコネクタ装置が載置台に一体的に結合するコード
    レスアイロンの状態もとでアイロン本体が載置台の上に
    載置されて静止する状態をそれぞれ検出する状態検出手
    段を設け、この状態検出手段がコード付きアイロンの状
    態のもとでの前記各静止状態を検出した際に、タイマ手
    段を制御してその検出からそれぞれ所定時間の経過後に
    ヒータの通電を自動的に遮断し、前記状態検出手段がコ
    ードレスアイロンの状態のもとでの前記静止状態を検出
    した際に、タイマ手段を制御してその検出から所定時間
    の経過後にヒータの通電を自動的に遮断することを特徴
    とするアイロン装置。
JP1990036992U 1990-04-06 1990-04-06 アイロン装置 Expired - Fee Related JPH0725196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990036992U JPH0725196Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 アイロン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990036992U JPH0725196Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 アイロン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03128098U JPH03128098U (ja) 1991-12-24
JPH0725196Y2 true JPH0725196Y2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=31543708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990036992U Expired - Fee Related JPH0725196Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 アイロン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0725196Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7019079B2 (ja) * 2021-02-01 2022-02-14 東芝ホームテクノ株式会社 スチーマー
JP7138255B2 (ja) * 2021-02-01 2022-09-15 東芝ホームテクノ株式会社 スチーマー

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01175799U (ja) * 1988-05-31 1989-12-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03128098U (ja) 1991-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5315773A (en) Iron retractable in stand including power and water regulation therebetween
KR920002750B1 (ko) 무선다리미 조립체
JPH0725196Y2 (ja) アイロン装置
US5852279A (en) Clothes iron with automatic shut off system controlled by multiple switches
JP3009173B2 (ja) アイロン装置
JPH10165699A (ja) アイロン
KR20090083181A (ko) 청소기 핸들 및 이를 구비하는 청소기
JP2975655B2 (ja) コードレスアイロンの温度制御装置
JPH0244559B2 (ja)
JPH01153188A (ja) コードレスアイロン
JPH05237300A (ja) アイロン装置
JPH10179999A (ja) アイロン台
JP2640040B2 (ja) アイロン装置
JP2976655B2 (ja) アイロン装置
JPH0321300A (ja) 電気アイロン
JPH09149999A (ja) コードレスアイロン
JPH01190400A (ja) 電気アイロン
JPH03182300A (ja) アイロン装置
JPH10202000A (ja) アイロン台
JPH04200599A (ja) コードレスアイロン
JPH07178298A (ja) アイロン装置
JPH02109600A (ja) アイロン装置
JP2744223B2 (ja) コードレスアイロン
JPS63102799A (ja) スチ−ムアイロン
JPH06292800A (ja) アイロン装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees