JPH10202000A - アイロン台 - Google Patents

アイロン台

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JPH10202000A
JPH10202000A JP1088997A JP1088997A JPH10202000A JP H10202000 A JPH10202000 A JP H10202000A JP 1088997 A JP1088997 A JP 1088997A JP 1088997 A JP1088997 A JP 1088997A JP H10202000 A JPH10202000 A JP H10202000A
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JP
Japan
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outlet
timer device
power
power supply
counter
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JP1088997A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Tomita
謙治郎 富田
Kazuhisa Kawasaki
和久 川崎
Yoshinori Kataoka
義則 片岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般家庭で衣類などのアイロン掛けに使用さ
れるアイロン台において、アイロンの使い勝手を損なう
ことなく、所定時間が経過すれば確実にアイロンへの電
力供給を停止し、安全性を向上する。 【解決手段】 作業台1に設けたコンセント2への通電
を遮断するタイマー装置5を有し、このタイマー装置5
およびコンセント2への電力を電源コード3を通して供
給する。タイマー装置5は電源コード3からの電力供給
により、カウンタのカウントとコンセントへの通電を開
始し、所定時間後にコンセント2への通電を停止するよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で衣類な
どのアイロン掛けに使用されるアイロン台に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来この種のアイロン台は、例えば特公
昭60−145200号公報に記載されているように、
図15のような構成になっていた。以下、その構成につ
いて説明する。
【0003】図に示すように、作業台1にコンセント2
と、このコンセント2と接続された電源コード3と、こ
の電源コード3の巻取装置4より構成されている。
【0004】上記構成において動作を説明する。使用者
はアイロン台を設置して巻取装置4より電源コード3を
引き出し、電源コード3を家庭の商用電源のあるコンセ
ントに差し込む。
【0005】次に、アイロンの電源プラグを作業台1に
取り付けたコンセント2へ差し込み、アイロンを所定の
温度に加熱して作業台1上でアイロン掛けを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のものでは、コンセント2が電源コード3と直
接に接続されているので、使用者が急用でアイロン掛け
を一時中断したり、アイロンの電源プラグをコンセント
2から抜き忘れたりした場合も、アイロンの電源プラグ
をアイロン台のコンセント2に差し込んでいる間は、常
に商用電源がアイロンに供給されている状態であり、無
駄な電力が消費されて不経済であった。
【0007】また、アイロン掛け面をアイロン台上の生
地に当てた状態でその場を離れた場合は、生地を痛めて
しまうという問題も有していた。
【0008】上記課題を解決する手段として、アイロン
本体にタイマー等の安全装置を設けたアイロンも考えら
れているが、この場合、上記安全装置をアイロンの狭い
把手の中に内蔵すると、把手自体が大きくなって使い勝
手が悪くなるという問題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、アイ
ロンの使い勝手を損なうことなく、所定時間が経過すれ
ば確実にアイロンへの電力供給を停止し、安全性を向上
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、アイロン台の電源コードからコンセントへ
の電力供給をタイマ装置を介して行い、このタイマ装置
が所定時間後に前記コンセントへの通電を停止するよう
にしたものである。
【0011】これにより、アイロンの電源プラグをアイ
ロン台のコンセントに差し込んだ状態で放置していて
も、所定時間が経過すればアイロンへの通電を確実に遮
断することができ、安全性を向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、コンセントを有する作業台と、前記コンセントへの
通電を遮断するタイマー装置と、このタイマー装置およ
び前記コンセントへの電力を供給する電源コードとを具
備し、前記タイマー装置は前記電源コードからの電力供
給によりカウンタのカウントと前記コンセントへの通電
を開始し、所定時間後に前記コンセントへの通電を停止
するようにしたものであり、アイロンの使い勝手を損な
うことなく、所定時間が経過すれば確実にアイロンへの
電力供給を停止させることができ、安全性を向上するこ
とができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、コンセントを有
する作業台と、前記コンセントへの通電を遮断するタイ
マー装置と、アイロン台の周囲の物体の変化を検知する
物体検知部と、前記タイマー装置、物体検知部および前
記コンセントへの電力を供給する電源コードとを具備
し、前記タイマー装置は前記物体検知部が物体の存在を
検知するとカウンタのカウントをリセットするとともに
前記コンセントへの通電を開始し、物体の存在を検知し
なくなるとカウンタのカウントを開始するとともに所定
時間後に前記コンセントへの通電を停止するようにした
ものであり、人がアイロン台の前に座っている間はアイ
ロン掛けを行っていると判断してアイロン台に設けたコ
ンセントを介してアイロンに電力を供給し続け、人がい
なくなれば所定時間後にアイロンへの電力供給を停止さ
せることができ、安全性を向上することができるととも
に、電力供給を停止するタイミングを確実にすることが
できる。
【0014】請求項3に記載の発明は、コンセントと、
作業台と、アイロンを載置するための載置台と、前記コ
ンセントへの通電を遮断するタイマー装置と、前記載置
台にアイロンが載せられていることを検知する載置検知
部と、前記タイマー装置と前記載置検知部および前記コ
ンセントへの電力を供給する電源コードとを具備し、前
記タイマー装置は前記載置検知部からの信号に変化があ
った場合にカウンタをリセットしてカウントを開始し、
カウントが所定時間以上になれば前記コンセントへの通
電を停止するようにしたものであり、通常のアイロン掛
け作業ではアイロンは載置台と作業台の間を移動するた
め、アイロンの使用状態を検知することができ、未使用
であれば所定時間後にアイロンへの通電を停止して安全
性を向上することができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、タイマー装置は、複数の異なる第
1および第2のカウンタを有し、前記第1のカウンタは
前記載置検知部からの信号が載置有りの場合にカウント
する時間に設定し、第2のカウンタは前記載置検知部か
らの信号が載置なしの場合にカウントする時間に設定し
たものであり、アイロンを載置台に放置している場合
と、載置台以外の例えば作業台上に放置している場合と
で、それぞれの危険の度合いに応じてタイマー装置の動
作時間を設定することで、さらに安全性を向上すること
ができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、コンセントを有
する作業台と、前記コンセントへの通電を遮断するタイ
マー装置と、前記コンセントからの通電比率を検知する
通電検知部と、前記タイマー装置、前記通電検知部およ
び前記コンセントへの電力を供給する電源コードとを具
備し、前記タイマー装置は前記通電検知部からの信号が
所定の比率になった場合にカウンタをリセットしてカウ
ントを開始し、カウントが所定時間以上になれば前記コ
ンセントへの通電を停止するようにしたものであり、通
常アイロン掛けを行った場合、生地の温度やスチームの
温度でアイロンの温度が低下してヒータへの通電比率が
高くなるので、この通電比率を通電検知部で検知するこ
とにより、アイロンの使用状態を判断することができる
ので、未使用状態が所定時間経過すればアイロンへの通
電を停止することができ、安全性を向上させるととも
に、電力供給を停止するタイミングを確実にすることが
できる。
【0017】請求項6に記載の発明は、上記発明請求項
1から5に記載の発明において、タイマー装置は、起動
と停止を行うスイッチを有し、前記スイッチで停止にし
た場合は、前記タイマー装置のカウントにかかわらずコ
ンセントへの電力供給を行うようにしたものであり、使
用者がタイマー装置が設定する時間よりも長い時間連続
でアイロンがけを行う場合は、タイマー装置の動作を解
除して常にアイロンへの電力を供給することができ、使
い勝手を向上することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0019】(実施例1)図1〜図3に示すように、作
業台1は、アイロン(図示せず)に接続するコンセント
2と、このコンセントへの通電を遮断するタイマー装置
5と、タイマー装置5およびコンセント2へ電力を供給
する電源コード3と、この電源コード3の巻取装置4
と、アイロンを載置する載置台6を設けている。
【0020】タイマー装置5は、時間をカウントするカ
ウンタ7と、電源コード3からコンセント2への通電を
制御するリレー8とで構成し、電源コード3からの電力
供給によりカウンタ7のカウントとコンセント2への通
電を開始し、所定時間(例えば、60分)後にコンセン
ト2への通電を停止するようにしている。
【0021】上記構成において、図4のフローチャート
を参照しながら動作を説明すると、まず、アイロン掛け
を行う際、使用者はアイロン台を設置して巻取装置4よ
り電源コード3を引き出し、電源コード3を家庭の商用
電源のコンセントへ差し込む。これによりタイマー装置
5に電力が印加されて、スタート(S1)の状態とな
る。次にタイマー装置5はカウンタ7をリセットして、
リレー8をオンする(S2)ことによりコンセント2へ
の通電を開始する。
【0022】この状態で商用電源がコンセント2へ供給
されているので、使用者はアイロンの電源プラグをアイ
ロン台のコンセント2へ差込み、アイロンを所定の温度
に設定してアイロン掛けを行い、タイマー装置5は随時
カウンタをカウントアップする(S3)。
【0023】そして、タイマー装置5のカウントが60
分以上になれば(S4)、リレー8はオフの状態となる
(S5)。また、カウントが60分未満であれば、再度
カウントアップ(S3)前の状態に戻る。この状態は電
源コード2を差し直して再度スタートを行うまで永久に
継続される。
【0024】したがって、アイロン掛けを所定時間以上
行うとアイロンへの電力の供給を確実に停止することが
でき、安全性を向上することができる。また、アイロン
の狭い把手などにタイマー装置5を構成する必要がない
ので、使い勝手を向上させることができる。
【0025】(実施例2)図5に示すように、物体検知
部9は、赤外線型のセンサーで構成し、作業台1の近傍
の物体の有無を検知できるように取り付け、電源コード
3より電力を供給している。アイロン掛けを行う際には
必ずアイロン台の近傍に使用者が存在するので、物体検
知部9で人がいることを検知することができる。
【0026】タイマー装置10は物体検知部9が物体の
存在を検知すると、カウンタ7のカウントをリセットす
るとともに、コンセント2への通電を開始し、物体の存
在を検知しなくなると、カウンタ7のカウントを開始す
るとともに、所定時間(例えば、60分)後にコンセン
ト2への通電を停止するようにしている。他の構成は上
記実施例1と同じである。
【0027】上記構成において、図6のフローチャート
を参照しながら動作を説明する。なお、S1〜S3は、
上記実施例1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0028】タイマー装置5のカウントが60分以上に
なれば(S6)、リレー8はオフの状態となる(S
7)。次に、物体検知部9からの信号により物体を検知
すれば(S8)、カウンタ7をリセットしてリレー8を
オンする(S9)。そして、再度カウントアップ(S
3)前の状態に戻る。
【0029】したがって、使用者がアイロン掛けを続け
ている間は、アイロン台に設けたコンセント2を介して
アイロンに電力を供給し続け、人がいなくなれば所定時
間後にアイロンへの電力供給を停止させることができ、
安全性を向上することができるとともに、電力供給を停
止するタイミングを確実にすることができる。
【0030】なお、物体検知部9は焦電型のセンサーを
用いて体温を利用することにより、人体の検知精度をさ
らに確実にすることができる。
【0031】(実施例3)図7に示すように、載置検知
部11は、アイロンの重量でオン,オフし、アイロンの
載置を検知するもので、アイロンを載置する載置台6に
取り付け、電源コード3より電力を供給している。使用
者がアイロン掛けを行う際には、アイロンを載置台6か
ら取り上げて作業台1上の生地にアイロンをかける作業
と、アイロンを載置台6に置いて生地をさばいたり交換
したりする作業の繰り返しとなるため、載置検知部11
の出力の変化でアイロン掛けが行われているか否かを判
断することができる。
【0032】タイマー装置12は載置検知部11からの
信号に変化があった場合に、カウンタ7をリセットして
カウントを開始し、カウントが所定時間(例えば、60
分)以上になればコンセント2への通電を停止するよう
にしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0033】上記構成において、図8のフローチャート
を参照しながら動作を説明する。なお、S1〜S3は上
記実施例1の動作と同じであるので、説明を省略する。
【0034】タイマー装置5のカウントが60分以上に
なれば(S10)、リレー8はオフの状態となる(S1
1)。次に、載置検知部11からの信号に変化があれば
(S12)、カウンタ7をリセットしてリレー8をオン
する(S13)。そして、再度カウントアップ(S3)
前の状態に戻る。
【0035】したがって、通常のアイロン掛け作業では
アイロンは載置台6と作業台1の間を移動するので、載
置検知部11からの信号が変化するため、カウンタ7は
リセットされ、作業が行われている間はアイロン台に設
けたコンセント2を介してアイロンに電力を供給し続け
る。また、作業を行っていない場合はカウンタ7がリセ
ットされないので、所定時間後にアイロンへの電力供給
を停止でき、安全性を向上することができる。
【0036】(実施例4)図9に示すように、タイマー
装置13は、載置検知部11からの信号が載置有りの場
合にカウントする時間に設定された第1のカウンタ14
と、載置検知部11からの信号が載置なしの場合にカウ
ントする時間に設定された第2のカウンタ15と、リレ
ー8とにより構成されている。他の構成は上記実施例3
と同じである。
【0037】上記構成において、図10のフローチャー
トを参照しながら動作を説明する。なお、S1〜S2は
上記実施例1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0038】載置検知部10からの信号に変化があれば
(S14)、第1のカウンタ14と第2のカウンタ15
をリセットしてリレー8をオンする(S15)。次に、
載置検知部11からの信号が載置ありの状態であれば
(S16)、第1のカウンタ14をカウントアップし
(S17)、カウントが10分以上になれば(S1
8)、リレー8はオフの状態となる(S19)。
【0039】また、載置検知部11からの信号が載置な
しの状態であれば(S16)、第2のカウンタ12をカ
ウントアップ(S20)し、カウントが3分以上になれ
ば(S21)、リレー8はオフの状態となる(S1
9)。そして、再度載置変化確認(S14)前の状態に
戻る。
【0040】一般的に載置台6はアイロンが置けるよう
に、金属や耐熱性のある樹脂で構成されており、作業台
1の表面は布地のカバーで覆われている。
【0041】したがって、アイロンの電源プラグを抜き
忘れた際の危険性を考えると、載置台6に置かれている
場合は、作業台1に置き忘れている場合よりも安全であ
り、それぞれの危険の度合いに応じたタイマー装置5の
動作時間を設定することで、さらに安全性を向上するこ
とができる。
【0042】なお、カウンタは1つで、載置検知部11
からの信号により比較する時間を2種類切り替えるよう
にしても同様の効果を得ることができる。
【0043】(実施例5)図11に示すように、通電検
知部16は、コンセント2からの通電比率を検知するも
ので、電源コード3より電力を供給している。タイマー
装置17は、通電検知部16からの信号が所定の比率に
なった場合にカウンタ7をリセットしてカウントを開始
し、カウントが所定時間(例えば、10分)以上になれ
ば、コンセント2への通電を停止するようにしている。
他の構成は上記実施例1と同じである。
【0044】一般的にアイロンは、電子部品やサーモス
タット等で構成された温度制御回路がヒータへの通電を
オン,オフすることで、アイロンを使用者が設定した所
望の温度に到達安定させるようにしている。また、アイ
ロン掛けを行っている場合とそうでない場合のヒータへ
のオン,オフ比率を比較すると、実際にアイロン掛けを
行っている場合の方がアイロン掛けを行っていない場合
よりも大きい数値になる。
【0045】図12を参照しながら具体的に説明する。
図12(a)はアイロンの温度を「高」に設定してスチ
ームを出しながらアイロン掛けを行った場合のヒータ温
度Aと、コンセント2からアイロンへの電力の供給具合
Bを示したものである。この場合は、熱をスチームや生
地に奪われてしまうので、ヒータの温度低下が早くな
り、逆にヒータの温度上昇速度の方は遅くなる(オン/
オフ比率=20/60=0.33)。
【0046】また、図12(b)はアイロンの温度を
「高」に設定して載置台6に置いた状態にした場合のヒ
ータ温度Aと、コンセント2からアイロンへの電力の供
給具合Bを示したものである。この場合は、熱をスチー
ムや生地に奪われることがないので、ヒータの温度低下
が遅くなり、逆にヒータの温度上昇速度の方は早くなる
(オン/オフ比率=10/80=0.13)。よって、
このオン/オフの通電比率を通電検知部16で検知する
ことにより、アイロンが使用状態なのか未使用状態なの
かを検知することができる。
【0047】上記構成において、図13のフローチャー
トを参照しながら動作を説明する。なお、S1〜S3は
上記実施例1の動作と同じであるので、説明を省略す
る。
【0048】タイマー装置17のカウントが10分以上
になれば(S22)、リレー8はオフの状態となる(S
23)。次に、通電検知部16からの信号が0.2以上
であれば(S24)、アイロン掛け状態であると判断
し、カウンタ7をリセットしてリレー8をオンする(S
25)。そして、再度カウントアップ(S3)前の状態
に戻る。
【0049】したがって、通電検知部16からの通電比
率の値によりアイロンの使用状態が判断でき、未使用状
態が所定時間経過すればアイロンへの通電を停止するこ
とができるので、安全性を向上させるとともに、電力供
給を停止するタイミングを確実にすることができる。
【0050】(実施例6)図14に示すように、タイマ
ー装置18は、起動と停止を行うスイッチ19を有し、
このスイッチ19を操作する毎に、タイマー装置18の
起動と停止が入れ替わるようにし、スイッチ19で停止
にした場合は、タイマー装置18のカウントにかかわら
ず、コンセント2への電力供給を行うようにしている。
他の構成は上記実施例1と同じである。
【0051】上記構成において動作を説明すると、スイ
ッチ19を操作して起動状態にすると、カウンタ7がリ
セットされ、所定時間コンセント2に電力を供給後コン
セント2への電力供給を停止する。また、スイッチ19
を操作して停止状態にすると、タイマー装置18のカウ
ントにかかわらず、コンセント2への電力供給を常に行
う。
【0052】したがって、使用者がタイマー装置18が
設定する時間よりも長い時間連続でアイロン掛けを行う
場合などは、スイッチ19を操作して停止状態にしてお
けば、使用中にも関わらずタイマー装置18が動作して
アイロンへの電力供給が停止することがなく、常にアイ
ロンへの電力を供給することができ、使い勝手を向上さ
せることができる。
【0053】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、コンセントを有する作業台と、前記コンセントへの
通電を遮断するタイマー装置と、このタイマー装置およ
び前記コンセントへの電力を供給する電源コードとを具
備し、前記タイマー装置は前記電源コードからの電力供
給によりカウンタのカウントと前記コンセントへの通電
を開始し、所定時間後に前記コンセントへの通電を停止
するようにしたから、アイロンの使い勝手を損なうこと
なく、所定時間が経過すれば確実にアイロンへの電力供
給を停止させることができ、安全性を向上させることが
できる。
【0054】また、請求項2に記載の発明によれば、コ
ンセントを有する作業台と、前記コンセントへの通電を
遮断するタイマー装置と、アイロン台の周囲の物体の変
化を検知する物体検知部と、前記タイマー装置、物体検
知部および前記コンセントへの電力を供給する電源コー
ドとを具備し、前記タイマー装置は前記物体検知部が物
体の存在を検知するとカウンタのカウントをリセットす
るとともに前記コンセントへの通電を開始し、物体の存
在を検知しなくなるとカウンタのカウントを開始すると
ともに所定時間後に前記コンセントへの通電を停止する
ようにしたから、人がアイロン台の前に座っている間は
アイロン掛けを行っていると判断してアイロン台に設け
たコンセントを介してアイロンに電力を供給し続け、人
がいなくなれば所定時間後にアイロンへの電力供給を停
止させることができ、安全性を向上することができると
ともに、電力供給を停止するタイミングを確実にするこ
とができる。
【0055】また、請求項3に記載の発明によれば、コ
ンセントと、作業台と、アイロンを載置するための載置
台と、前記コンセントへの通電を遮断するタイマー装置
と、前記載置台にアイロンが載せられていることを検知
する載置検知部と、前記タイマー装置と前記載置検知部
および前記コンセントへの電力を供給する電源コードと
を具備し、前記タイマー装置は前記載置検知部からの信
号に変化があった場合にカウンタをリセットしてカウン
トを開始し、カウントが所定時間以上になれば前記コン
セントへの通電を停止するようにしたから、通常のアイ
ロン掛け作業ではアイロンは載置台と作業台の間を移動
するため、アイロンの使用状態を検知することができ、
未使用であれば所定時間後にアイロンへの通電を停止し
て安全性を向上することができる。
【0056】また、請求項4に記載の発明によれば、タ
イマー装置は、複数の異なる第1および第2のカウンタ
を有し、前記第1のカウンタは前記載置検知部からの信
号が載置有りの場合にカウントする時間に設定し、第2
のカウンタは前記載置検知部からの信号が載置なしの場
合にカウントする時間に設定したから、アイロンを載置
台に放置している場合と、載置台以外の例えば作業台の
上に放置している場合とで、それぞれの危険の度合いに
応じたタイマー装置の動作時間を設定することで、さら
に安全性を向上することができる。
【0057】また、請求項5に記載の発明によれば、コ
ンセントを有する作業台と、前記コンセントへの通電を
遮断するタイマー装置と、前記コンセントからの通電比
率を検知する通電検知部と、前記タイマー装置、前記通
電検知部および前記コンセントへの電力を供給する電源
コードとを具備し、前記タイマー装置は前記通電検知部
からの信号が所定の比率になった場合にカウンタをリセ
ットしてカウントを開始し、カウントが所定時間以上に
なれば前記コンセントへの通電を停止するようにしたか
ら、通常アイロン掛けを行った場合、生地の温度やスチ
ームの温度でアイロンの温度が低下してヒータへの通電
比率が高くなるので、この通電比率を通電検知部で検知
することにより、アイロンの使用状態を判断できるの
で、未使用状態が所定時間経過すれば、アイロンへの通
電を停止することができ、安全性を向上させるととも
に、電力供給を停止するタイミングを確実にすることが
できる。
【0058】また、請求項6に記載の発明によれば、タ
イマー装置は、起動と停止を行うスイッチを有し、前記
スイッチで停止にした場合は、前記タイマー装置のカウ
ントにかかわらずコンセントへの電力供給を行うように
したから、使用者がタイマー装置が設定する時間よりも
長い時間連続でアイロンがけを行う場合は、タイマー装
置の動作を解除して常にアイロンへの電力を供給するこ
とができ、使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のアイロン台の下面図
【図2】同アイロン台のブロック図
【図3】同アイロン台の要部拡大図
【図4】同アイロン台の動作フローチャート
【図5】本発明の第2の実施例のアイロン台のブロック
【図6】同アイロン台の動作フローチャート
【図7】本発明の第3の実施例のアイロン台のブロック
【図8】同アイロン台の動作フローチャート
【図9】本発明の第4の実施例のアイロン台のブロック
【図10】同アイロン台の動作フローチャート
【図11】本発明の第5の実施例のアイロン台のブロッ
ク図
【図12】(a)同アイロン台のアイロンをアイロン掛
けした場合の通電比率の説明図 (b)同アイロン台のアイロンを載置台に載置した場合
の通電比率の説明図
【図13】同アイロン台の動作フローチャート
【図14】本発明の第6の実施例のアイロン台のブロッ
ク図
【図15】従来のアイロン台の斜視図
【符号の説明】
1 作業台 2 コンセント 3 電源コード 5 タイマー装置 7 カウンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンセントを有する作業台と、前記コン
    セントへの通電を遮断するタイマー装置と、このタイマ
    ー装置および前記コンセントへの電力を供給する電源コ
    ードとを具備し、前記タイマー装置は前記電源コードか
    らの電力供給によりカウンタのカウントと前記コンセン
    トへの通電を開始し、所定時間後に前記コンセントへの
    通電を停止するようにしたアイロン台。
  2. 【請求項2】 コンセントを有する作業台と、前記コン
    セントへの通電を遮断するタイマー装置と、アイロン台
    の周囲の物体の変化を検知する物体検知部と、前記タイ
    マー装置、物体検知部および前記コンセントへの電力を
    供給する電源コードとを具備し、前記タイマー装置は前
    記物体検知部が物体の存在を検知するとカウンタのカウ
    ントをリセットするとともに前記コンセントへの通電を
    開始し、物体の存在を検知しなくなるとカウンタのカウ
    ントを開始するとともに所定時間後に前記コンセントへ
    の通電を停止するようにしたアイロン台。
  3. 【請求項3】 コンセントと、作業台と、アイロンを載
    置するための載置台と、前記コンセントへの通電を遮断
    するタイマー装置と、前記載置台にアイロンが載せられ
    ていることを検知する載置検知部と、前記タイマー装置
    と前記載置検知部および前記コンセントへの電力を供給
    する電源コードとを具備し、前記タイマー装置は前記載
    置検知部からの信号に変化があった場合にカウンタをリ
    セットしてカウントを開始し、カウントが所定時間以上
    になれば前記コンセントへの通電を停止するようにした
    アイロン台。
  4. 【請求項4】 タイマー装置は、複数の異なる第1およ
    び第2のカウンタを有し、前記第1のカウンタは前記載
    置検知部からの信号が載置有りの場合にカウントする時
    間に設定し、第2のカウンタは前記載置検知部からの信
    号が載置なしの場合にカウントする時間に設定した請求
    項3記載のアイロン台。
  5. 【請求項5】 コンセントを有する作業台と、前記コン
    セントへの通電を遮断するタイマー装置と、前記コンセ
    ントからの通電比率を検知する通電検知部と、前記タイ
    マー装置、前記通電検知部および前記コンセントへの電
    力を供給する電源コードとを具備し、前記タイマー装置
    は前記通電検知部からの信号が所定の比率になった場合
    にカウンタをリセットしてカウントを開始し、カウント
    が所定時間以上になれば前記コンセントへの通電を停止
    するようにしたアイロン台。
  6. 【請求項6】 タイマー装置は、起動と停止を行うスイ
    ッチを有し、前記スイッチで停止にした場合は、前記タ
    イマー装置のカウントにかかわらずコンセントへの電力
    供給を行うようにした請求項1〜5のいずれか1項に記
    載のアイロン台。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900002811A1 (it) * 2019-02-27 2020-08-27 Prencipe Francesco Bruni Dispositivo di sicurezza da utilizzarsi durante la stiratura di capi d’abbigliamento, biancheria e tessuti in genere.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900002811A1 (it) * 2019-02-27 2020-08-27 Prencipe Francesco Bruni Dispositivo di sicurezza da utilizzarsi durante la stiratura di capi d’abbigliamento, biancheria e tessuti in genere.

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