JP2640040B2 - アイロン装置 - Google Patents
アイロン装置Info
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- JP2640040B2 JP2640040B2 JP2406756A JP40675690A JP2640040B2 JP 2640040 B2 JP2640040 B2 JP 2640040B2 JP 2406756 A JP2406756 A JP 2406756A JP 40675690 A JP40675690 A JP 40675690A JP 2640040 B2 JP2640040 B2 JP 2640040B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- base
- control
- ironing
- steam
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F75/00—Hand irons
- D06F75/08—Hand irons internally heated by electricity
- D06F75/26—Temperature control or indicating arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Irons (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベースの温度低下に応じ
てベース制御温度を変更するアイロン装置に関する。
てベース制御温度を変更するアイロン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアイロンは希望の温度に設定する
と、ベースの温度が設定された一定のベース制御温度と
なるようにヒータの通電が制御される構成となっている
(例えば特開昭58-112588号公報)。しかしながら、衣
類が湿っている場合やスチーム を使ってアイロン掛け
する場合はベース温度が急激に低下するため設定した希
望の温度でのアイロン掛けができないという問題があ
る。特にコードレス式とした場合はこの問題が顕著に現
われる。
と、ベースの温度が設定された一定のベース制御温度と
なるようにヒータの通電が制御される構成となっている
(例えば特開昭58-112588号公報)。しかしながら、衣
類が湿っている場合やスチーム を使ってアイロン掛け
する場合はベース温度が急激に低下するため設定した希
望の温度でのアイロン掛けができないという問題があ
る。特にコードレス式とした場合はこの問題が顕著に現
われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決し、衣類の湿り具合やスチーム使用の有無にかか
わらず、希望する温度でのアイロン掛けができるアイロ
ン装置を提供するものである。
を解決し、衣類の湿り具合やスチーム使用の有無にかか
わらず、希望する温度でのアイロン掛けができるアイロ
ン装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のアイロン装置
は、アイロン本体のベースを加熱する加熱手段と、前記
ベースの温度を検出する温度検出手段と、設定されたベ
ース制御温度と前記温度検出手段によって検出された温
度に基づいて前記加熱手段を制御する制御手段を備え、
該制御手段は前記温度検出手段の出力に基づいて前記ベ
ースの温度低下速度を判定し、その判定結果に応じてベ
ース制御温度を変更する構成としたものである。
は、アイロン本体のベースを加熱する加熱手段と、前記
ベースの温度を検出する温度検出手段と、設定されたベ
ース制御温度と前記温度検出手段によって検出された温
度に基づいて前記加熱手段を制御する制御手段を備え、
該制御手段は前記温度検出手段の出力に基づいて前記ベ
ースの温度低下速度を判定し、その判定結果に応じてベ
ース制御温度を変更する構成としたものである。
【0005】また、前記制御手段はアイロン本体が休止
位置に所定時間置かれていることが検出されると、ベー
ス制御温度を所定温度に復帰させる構成としたものであ
る。
位置に所定時間置かれていることが検出されると、ベー
ス制御温度を所定温度に復帰させる構成としたものであ
る。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成しているので、乾い
た衣類にアイロン掛けする場合などベース温度の低下が
緩やな場合には、ベースの制御温度を設定時の状態に維
持し、湿った衣類にアイロン掛けする場合やスチームを
使ってのアイロン掛けを行う場合などベース温度低下が
急な場合には、その低下温度を考慮してベースの制御温
度を設定時よりも高く再設定し、ベースの温度低下が生
じても希望の温度を維持可能とする。
た衣類にアイロン掛けする場合などベース温度の低下が
緩やな場合には、ベースの制御温度を設定時の状態に維
持し、湿った衣類にアイロン掛けする場合やスチームを
使ってのアイロン掛けを行う場合などベース温度低下が
急な場合には、その低下温度を考慮してベースの制御温
度を設定時よりも高く再設定し、ベースの温度低下が生
じても希望の温度を維持可能とする。
【0007】また、休止状態で放置した場合は、所定時
間後に設定時の制御温度に復帰するため、ベースの過熱
を防止することができる。
間後に設定時の制御温度に復帰するため、ベースの過熱
を防止することができる。
【0008】
【実施例】図中(1)はアイロン本体(2)を載置する載置
台で、アイロン本体(2)が所定位置に載置された時開閉
スイッチ(3)(3)が閉じて給電端子(4)(4)に商用電源
が印加される。アイロン本体(2)には給電端子(4)(4)
と接続される受電端子(5)(5)が設けられており、リレ
ー(6)を介してベース加熱用のヒータ(7)に商用電源が
供給される。受電端子(5)(5)には直流電源回路(8)が
接続され各部に所定の直流電圧を供給する構成としてい
るとともに、この回路(8)を介してバックアップ用のコ
ンデンサー(9)に充電される。このコンデンサー(9)は
アイロン本体(2)が載置台(1)から離れている間に直流
電源回路(8)に代わって所定時間電源供給する容量を有
している。
台で、アイロン本体(2)が所定位置に載置された時開閉
スイッチ(3)(3)が閉じて給電端子(4)(4)に商用電源
が印加される。アイロン本体(2)には給電端子(4)(4)
と接続される受電端子(5)(5)が設けられており、リレ
ー(6)を介してベース加熱用のヒータ(7)に商用電源が
供給される。受電端子(5)(5)には直流電源回路(8)が
接続され各部に所定の直流電圧を供給する構成としてい
るとともに、この回路(8)を介してバックアップ用のコ
ンデンサー(9)に充電される。このコンデンサー(9)は
アイロン本体(2)が載置台(1)から離れている間に直流
電源回路(8)に代わって所定時間電源供給する容量を有
している。
【0009】(10)は各種の動作を制御する制御手段を構
成する1チップ型のマイコンで、予め定められたプログ
ラムに従って動作する。(11)はベースの温度設定スイッ
チ、(12)は後述する反転バイメタルの状態を検出する検
出スイッチ、(13)は設定温度と温度レベルを表示する液
晶表示器、(14)はブザー、(15)はベース温度検出手段を
構成するサーミスタである。(16)は直流電源回路(8)の
出力に基づいてアイロン本体(2)が載置台(1)に載置さ
れた休止位置にあるか否か検知する休止検出手段であ
る。
成する1チップ型のマイコンで、予め定められたプログ
ラムに従って動作する。(11)はベースの温度設定スイッ
チ、(12)は後述する反転バイメタルの状態を検出する検
出スイッチ、(13)は設定温度と温度レベルを表示する液
晶表示器、(14)はブザー、(15)はベース温度検出手段を
構成するサーミスタである。(16)は直流電源回路(8)の
出力に基づいてアイロン本体(2)が載置台(1)に載置さ
れた休止位置にあるか否か検知する休止検出手段であ
る。
【0010】次にアイロン本体(2)の構造について図2
を参照して説明すると、(17)はヒータ(7)を埋設したベ
ースでスチーム発生室(18)(19)、噴出孔(20)を有してい
る。(21)はスチーム発生室(18)(19)の中間で水の上流側
に臨む空室(22)内に配置した反転バイメタルで、ベース
(17)の温度がスチーム発生可能温度に上昇すると上方へ
反転し、所定温度以下に低下すると元に復帰する。(23)
はベースカバー(24)に固定した把手体で、上カバー(25)
で上面が覆われた握り部(26)を有しているとともに、後
方は後カバー(27)で覆われている。握り部(26)内には前
記した回路を構成する電子部品を取付けたプリント基板
(28)が配置されている。(29)は温度設定スイッチ(11)を
押下する設定ボタン、(30)は液晶表示器(13)をプリント
基板(28)に取付ける支持台、(31)は液晶表示器(13)の上
面を覆う透明な窓部材である。
を参照して説明すると、(17)はヒータ(7)を埋設したベ
ースでスチーム発生室(18)(19)、噴出孔(20)を有してい
る。(21)はスチーム発生室(18)(19)の中間で水の上流側
に臨む空室(22)内に配置した反転バイメタルで、ベース
(17)の温度がスチーム発生可能温度に上昇すると上方へ
反転し、所定温度以下に低下すると元に復帰する。(23)
はベースカバー(24)に固定した把手体で、上カバー(25)
で上面が覆われた握り部(26)を有しているとともに、後
方は後カバー(27)で覆われている。握り部(26)内には前
記した回路を構成する電子部品を取付けたプリント基板
(28)が配置されている。(29)は温度設定スイッチ(11)を
押下する設定ボタン、(30)は液晶表示器(13)をプリント
基板(28)に取付ける支持台、(31)は液晶表示器(13)の上
面を覆う透明な窓部材である。
【0011】(32)は底部にノズル(33)を有する水タンク
で、このノズルを常閉する開閉体(34)を内蔵している。
ノズル(33)は、アイロン本体(2)が載置台(1)に載置さ
れて給電状態となると、水タンク(32)内の最高水位より
も上に位置してスチームの発生が停止される設けられて
いる。(35)はノズル(33)の開閉操作を行なうスチーム・
ドライ切換ボタン、(36)はこのボタン(35)が操作された
時、反転バイメタル(21)の状態に応じて開閉体(34)をノ
ズル(33)の開成と閉成位置とに選択的に保持するスチー
ム制御機構である。(37)は反転バイメタル(21)と検知ス
イッチ(12)とを連絡する連絡部材である。
で、このノズルを常閉する開閉体(34)を内蔵している。
ノズル(33)は、アイロン本体(2)が載置台(1)に載置さ
れて給電状態となると、水タンク(32)内の最高水位より
も上に位置してスチームの発生が停止される設けられて
いる。(35)はノズル(33)の開閉操作を行なうスチーム・
ドライ切換ボタン、(36)はこのボタン(35)が操作された
時、反転バイメタル(21)の状態に応じて開閉体(34)をノ
ズル(33)の開成と閉成位置とに選択的に保持するスチー
ム制御機構である。(37)は反転バイメタル(21)と検知ス
イッチ(12)とを連絡する連絡部材である。
【0012】次に動作について説明すると、アイロン本
体(2)をスタンド(1)に載置して設定ボタン(29)を押す
と、「高・スチーム」、「中」、「低」の温度設定が選
択できる。ここで「高・スチーム」に設定すると、マイ
コン(10)はその設定を内部フラグにより記憶し、表示器
(13)の「高・スチーム」を示す位置を点灯させるととも
に、「高・スチーム」に対応したベースの制御温度(200
℃)を内部の温度記憶部に初期設定する。そしてサーミ
スタ(15)によって検出したベース温度が制御温度となる
ようにリレー(6)を制御しヒータ(7)に通電する。ベー
ス(17)の温度が上昇してスチーム発生可能温度となる
と、反転バイメタル(21)が反転し検知スイッチ(12)が閉
じられるとともに、スチーム制御機構(36)が作動状態と
なる。また、ベース(17)の温度は表示器(13)の5つのレ
ベル表示パターンによって5段階表示され、制御温度に
達すると5つのパターンが全て点灯して適温に達したこ
とを表示する。
体(2)をスタンド(1)に載置して設定ボタン(29)を押す
と、「高・スチーム」、「中」、「低」の温度設定が選
択できる。ここで「高・スチーム」に設定すると、マイ
コン(10)はその設定を内部フラグにより記憶し、表示器
(13)の「高・スチーム」を示す位置を点灯させるととも
に、「高・スチーム」に対応したベースの制御温度(200
℃)を内部の温度記憶部に初期設定する。そしてサーミ
スタ(15)によって検出したベース温度が制御温度となる
ようにリレー(6)を制御しヒータ(7)に通電する。ベー
ス(17)の温度が上昇してスチーム発生可能温度となる
と、反転バイメタル(21)が反転し検知スイッチ(12)が閉
じられるとともに、スチーム制御機構(36)が作動状態と
なる。また、ベース(17)の温度は表示器(13)の5つのレ
ベル表示パターンによって5段階表示され、制御温度に
達すると5つのパターンが全て点灯して適温に達したこ
とを表示する。
【0013】この表示により適温が報知され、その後ア
イロン掛けすべくアイロン本体(2)を離脱させると、ヒ
ータ(7)への通電は断たれるが、コンデンサー(9)によ
って各部に電源供給が行なわれてマイコン(10)は制御を
継続する。マイコン(10)は休止検出手段(16)の出力によ
ってアイロン本体(2)が離脱したことを検出する。
イロン掛けすべくアイロン本体(2)を離脱させると、ヒ
ータ(7)への通電は断たれるが、コンデンサー(9)によ
って各部に電源供給が行なわれてマイコン(10)は制御を
継続する。マイコン(10)は休止検出手段(16)の出力によ
ってアイロン本体(2)が離脱したことを検出する。
【0014】ここで、アイロン掛け時のベース(17)の温
度変化について図3を参照して説明しておく。まず、ス
チーム・ドライ切換ボタン(35)を操作しない「ドライ」
設定において、乾いた衣類をアイロン掛けする場合は、
ベース(17)の温度低下は緩やかで同図のように変化す
る。また、同じく「ドライ」設定において湿った衣類を
アイロン掛けする場合は、ベース(17)の温度低下は乾い
た衣類の時に比べて少し急となり、同図のように変化
する。一方、スチーム・ドライ切換ボタン(35)を操作し
てタンク(32)の水をスチーム発生室(18)(19)に供給し、
スチームを発生させる「スチーム」設定においてアイロ
ン掛けする場合は、ベース(17)の温度低下はかなり急に
なり同図のように変化する。そして、アイロン掛け中
の単位時間(△t)当りの温度低下量は、上記のように衣
類の湿り具合やスチーム使用の有無により、T1、T
2、T3のように差が生じる。従来、ベースの制御温度
は一度設定されると、このような温度低下が生じるにも
かかわらず一定に維持されていたので、アイロン掛け時
の温度が希望の温度を下まわっていることがある。
度変化について図3を参照して説明しておく。まず、ス
チーム・ドライ切換ボタン(35)を操作しない「ドライ」
設定において、乾いた衣類をアイロン掛けする場合は、
ベース(17)の温度低下は緩やかで同図のように変化す
る。また、同じく「ドライ」設定において湿った衣類を
アイロン掛けする場合は、ベース(17)の温度低下は乾い
た衣類の時に比べて少し急となり、同図のように変化
する。一方、スチーム・ドライ切換ボタン(35)を操作し
てタンク(32)の水をスチーム発生室(18)(19)に供給し、
スチームを発生させる「スチーム」設定においてアイロ
ン掛けする場合は、ベース(17)の温度低下はかなり急に
なり同図のように変化する。そして、アイロン掛け中
の単位時間(△t)当りの温度低下量は、上記のように衣
類の湿り具合やスチーム使用の有無により、T1、T
2、T3のように差が生じる。従来、ベースの制御温度
は一度設定されると、このような温度低下が生じるにも
かかわらず一定に維持されていたので、アイロン掛け時
の温度が希望の温度を下まわっていることがある。
【0015】そこで、マイコン(10)はアイロン本体(2)
が休止状態から持ち上げられ離脱すると、サーミスタ(1
5)の出力によって単位時間(5秒間)当りの温度低下量を
逐次測定し、低下量が大きくなるに従って温度記憶部に
記憶している制御温度を高温側に変更するように予め設
定されている。制御温度の可変範囲は予め設定されてお
り、「高・スチーム」の場合は200〜220℃の範囲であ
る。従って、1回目のアイロン掛けに際して、ベース(1
7)の温度低下速度が小さければ、制御温度は初期設定の
時と同じに保たれたり、或いは多少高めの温度に変更さ
れる。また、低下速度が大きければ、それを考慮して可
変範囲の最大温度もしくはその付近に設定され、アイロ
ン本体(2)を再加熱する際にベース温度を220℃付近ま
で加熱し、 次のアイロン掛け時にベース温度が大きく
低下しても初期の制御温度(200℃)近 くに保持できるよ
うにしている。この制御は2回目以降のアイロン掛け時
においても継続される。
が休止状態から持ち上げられ離脱すると、サーミスタ(1
5)の出力によって単位時間(5秒間)当りの温度低下量を
逐次測定し、低下量が大きくなるに従って温度記憶部に
記憶している制御温度を高温側に変更するように予め設
定されている。制御温度の可変範囲は予め設定されてお
り、「高・スチーム」の場合は200〜220℃の範囲であ
る。従って、1回目のアイロン掛けに際して、ベース(1
7)の温度低下速度が小さければ、制御温度は初期設定の
時と同じに保たれたり、或いは多少高めの温度に変更さ
れる。また、低下速度が大きければ、それを考慮して可
変範囲の最大温度もしくはその付近に設定され、アイロ
ン本体(2)を再加熱する際にベース温度を220℃付近ま
で加熱し、 次のアイロン掛け時にベース温度が大きく
低下しても初期の制御温度(200℃)近 くに保持できるよ
うにしている。この制御は2回目以降のアイロン掛け時
においても継続される。
【0016】尚、制御温度が初期設定温度から変更され
た場合でも、表示器(13)の温度レベルを示すパターン
は、ベース温度が初期設定温度(200℃)を越えると全て
点灯さ れて適温を表示するようにしている。また、ア
イロン本体(2)を載置台(1)に載置すると、マイコン(1
0)は休止検出手段(16)からの出力によりそれを検知し、
休止時間を計時する内部タイマーをスタートさせる。そ
して休止時間が所定時間となると温度記憶部の制御温度
が変更されている時はそれを初期設定温度に再設定する
とともに、さらに所定時間経過すると温度設定を「切」
とし、ヒータ(7)への通電を遮断する。
た場合でも、表示器(13)の温度レベルを示すパターン
は、ベース温度が初期設定温度(200℃)を越えると全て
点灯さ れて適温を表示するようにしている。また、ア
イロン本体(2)を載置台(1)に載置すると、マイコン(1
0)は休止検出手段(16)からの出力によりそれを検知し、
休止時間を計時する内部タイマーをスタートさせる。そ
して休止時間が所定時間となると温度記憶部の制御温度
が変更されている時はそれを初期設定温度に再設定する
とともに、さらに所定時間経過すると温度設定を「切」
とし、ヒータ(7)への通電を遮断する。
【0017】尚、上記の実施例は温度設定が「高・スチ
ーム」の場合について説明したが、「中」、「低」の場
合にも適用できる。また、コード付のアイロンにおいて
は、休止検出手段(16)に代えてアイロン本体の姿勢を検
出するセンサーによってアイロン掛け状態(水平状態)と
休止状態(自立状態)を検出し、アイロン掛け中のベース
温度低下速度に応じて上記と同様にベースの制御温度を
変更するようにしてもよい。
ーム」の場合について説明したが、「中」、「低」の場
合にも適用できる。また、コード付のアイロンにおいて
は、休止検出手段(16)に代えてアイロン本体の姿勢を検
出するセンサーによってアイロン掛け状態(水平状態)と
休止状態(自立状態)を検出し、アイロン掛け中のベース
温度低下速度に応じて上記と同様にベースの制御温度を
変更するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、ベースの温
度低下状況に応じてベースの制御温度を変更するので、
衣類の状態やスチーム使用の有無等にかかわらずベース
の温度を安定させ、常に良好な状態でアイロン掛けでき
る。またアイロン本体を休止状態で放置した場合は、使
用者がアイロン掛けしない状態と見なし、設定時より高
いベース制御温度を設定時の元の制御温度に復帰させ
(温度を下げ)、ベースの過熱を防止出来る。更に時間
経過すると、使用者がアイロン掛けを終了したと見な
し、加熱手段への通電を停止させるので安全であり、無
駄な電力を消費しなく、かつ使い勝手が向上する。
度低下状況に応じてベースの制御温度を変更するので、
衣類の状態やスチーム使用の有無等にかかわらずベース
の温度を安定させ、常に良好な状態でアイロン掛けでき
る。またアイロン本体を休止状態で放置した場合は、使
用者がアイロン掛けしない状態と見なし、設定時より高
いベース制御温度を設定時の元の制御温度に復帰させ
(温度を下げ)、ベースの過熱を防止出来る。更に時間
経過すると、使用者がアイロン掛けを終了したと見な
し、加熱手段への通電を停止させるので安全であり、無
駄な電力を消費しなく、かつ使い勝手が向上する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例におけるアイロン本体の断面図であ
る。
る。
【図3】同実施例における温度変化特性図である。
2 アイロン本体 7 ヒータ 10 マイコン 15 サーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−180799(JP,A) 特開 昭60−31800(JP,A) 特開 昭60−259299(JP,A) 特開 昭61−168400(JP,A) 実開 昭56−159096(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 アイロン本体のベースを加熱する加熱手
段と、前記ベースの温度を検出する温度検出手段と、設
定されたベース制御温度と前記温度検出手段によって検
出された温度に基づいて前記加熱手段を制御する制御手
段を備え、該制御手段は前記温度検出手段の出力に基づ
いて前記ベースの温度低下速度を判定し、その判定結果
に応じてベース制御温度を変更し、前記制御手段は前記
アイロン本体が休止位置に置かれた時に、前記ベース制
御温度を所定温度に復帰させ、更に時間経過すると前記
加熱手段への通電を停止させる事を特徴とするアイロン
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2406756A JP2640040B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | アイロン装置 |
KR1019910022852A KR0166353B1 (ko) | 1990-12-26 | 1991-12-13 | 다리미 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2406756A JP2640040B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | アイロン装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32292696A Division JP2744223B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | コードレスアイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04224798A JPH04224798A (ja) | 1992-08-14 |
JP2640040B2 true JP2640040B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=18516380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2406756A Expired - Lifetime JP2640040B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | アイロン装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640040B2 (ja) |
KR (1) | KR0166353B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2743619B2 (ja) * | 1991-06-03 | 1998-04-22 | 松下電器産業株式会社 | アイロン装置 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP2406756A patent/JP2640040B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-12-13 KR KR1019910022852A patent/KR0166353B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR0166353B1 (ko) | 1999-01-15 |
JPH04224798A (ja) | 1992-08-14 |
KR920012629A (ko) | 1992-07-27 |
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