JP2940685B2 - コードレスアイロン - Google Patents
コードレスアイロンInfo
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- iron body
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Description
制御する構成であるので、短時間で加熱すべく大きな電
力が必要とされるコードレスアイロンにおいては、温度
誤差が大きくなり、過加熱によって布地をいためるとい
う問題がある。
温度誤差を小さくするものが知られている(例えば特開
昭64−58300号公報)。しかしながら、従来のものはア
イロン本体側に温度検出手段としての感熱素子を設け、
スタンド側に温度設定手段と温度制御手段を設けている
ので、温度信号等の微弱信号をアイロン本体とスタンド
間で伝達する必要がある。しかしながら、上記微弱信号
を確実に伝達するためにはその回路構成及び調節作業が
複雑化する、あるいは検出温度に誤差が生じるという問
題がある。
しかも信頼性の高いコードレスアイロンを提供するもの
である。また、アイロン掛け中における温度設定の誤変
化を防止するものである。
スの温度を検出する温度検出手段、握り部を有する把手
体、前記握り部に位置する操作部により作動する温度設
定スイッチ、該温度設定スイッチの入力に応じて前記ベ
ースの温度を設定する温度設定手段、前記温度検出手段
と前記温度設定手段の出力に従って前記ヒータの通電を
制御する温度制御手段、受電端子と、接続状態検出手段
と、温度設定された設定情報を記憶する記憶手段とを備
えるアイロン本体と、前記アイロン本体を載置した時に
前記受電端子と接続される給電端子を備えるスタンドと
で構成したコードレスアイロンで、前記アイロン本体が
前記スタンドから離脱したことを前記接続状態検出手段
により検出すると共に、この離脱状態において、前記温
度設定スイッチからの入力を禁止することにより前記温
度設定手段による温度設定を禁止したものである。
ン本体に温度検出手段、握り部より操作される温度設定
スイッチの入力に応じてベース温度を設定する温度設定
手段、温度制御手段と、受電端子、アイロン本体の接続
状態検出手段と、温度設定情報の記憶手段を設け、アイ
ロン本体がスタンドから離脱した状態において、前記温
度設定スイッチからの入力を禁止することにより温度設
定手段による温度設定を禁止して、アイロン掛け中の誤
設定を防止するものである。
中(1)はアイロン本体、(2)はヒータ(3)を埋設
したベース、(4)はベース(3)の温度を検出するサ
ーミスタ、(5)は着脱式水タンク、(6)は把手体で
ある。(7)は把手体(6)と一体形成された中空状の
握り部で、制御用基板(8)を配設している。(9)は
後述する各手段を構成するマイコン、(10)は温度設定
スイッチ、(11)はLEDドライバー、(12)はアイロン
掛け使用時間を報知するモニターランプで、各々基板
(8)に取付けられている。前記温度設定スイッチ(1
0)は、握り部(7)の略中央上面に位置する操作部(1
3)を押下げることにより閉じられる。(L1)(L2)(L
3)(L4)は温度設定を表示するLEDランプで、前方から
「高」、「中」、「切」の順に配置され、握り部(7)
の上面に臨んで設けられている。(14)はスチームとド
ライを切換えるボタンである。(15)はリレー(16)等
を取付けた電源基板で、把手体(6)の後部空間に取付
けられている。(17)は後蓋で、下部に凹部(18)を形
成している。(19)(19)はこの凹部(18)に設けた受
電端子で、前記電源基板(15)に接続されている。
ンド、(21)はベース(2)の底面が当接する支持アー
ム、(22)は後蓋の凹部(18)と係合する凸部である。
(23)(23)は凸部(22)の開孔から挿入された受電端
子(19)(19)と接続する給電端子、(24)は前記凸部
(22)の開孔をアイロン本体(1)がスタンド(20)か
ら離れた時に閉じるシャッターである。(25)はコード
リールで商用電源を給電端子(23)(23)に供給する。
(26)は制御基板(8)上に取付けられたマイコン
(9)を含む制御ユニットで、電源回路(27)から直流
電圧を受けて動作する。制御ユニット(26)において、
(28)はサーミスタ(4)の抵抗値変化に基ずいてベー
ス(2)の温度を検出する温度検出手段、(29)は温度
設定スイッチ(10)の入力に基づき「切」→「高」→
「中」→「低」→「切」の順にベース(2)の温度を設
定する温度設定手段、(30)は温度設定手段(29)によ
って決められたベース温度と温度検出手段(28)によっ
て検出されたベース温度を比較してそれが一致するよう
にリレー(16)をオン・オフしてヒータ(3)に通電す
る温度制御手段、(31)は温度設定手段(29)に設定さ
れた温度情報等を記憶する記憶手段、(32)は温度設定
手段(29)によって設定された温度設定情報をLEDラン
プ(L1)(L2)(L3)(L4)の1つを点滅或いは点灯し
て表示するLEDドライバー(11)等で構成した温度設定
表示手段、(33)電源回路(27)の電圧及び商用電源
(AC)の電圧を監視してアイロン本体(1)がスタンド
(20)から外れたか否か検出する接続状態検出手段であ
る。前記記憶手段(31)はマイコン(9)の内部RAM、
或いは外付けRAM等によって構成されるが、不輝発性メ
モリ等を用いることもできる。
ー、(R)は記憶時間調節用の抵抗、(D)は逆流防止
用ダイオードである。コンデンサー(C)及び抵抗
(R)の時定数は、アイロン本体(1)が離脱した状態
で不輝発性メモリで構成した記憶手段(31)の記憶内容
をアイロンの通常の使用時間より長い10分間程度保持で
きるように設定している。また電源回路(27)はアイロ
ン本体(1)が離脱後所定時間制御ユニット(26)の動
作を保証する。
アイロン本体(1)がスタンド(20)に載置され、受電
端子(19)(19)と給電端子(23)(23)が接触する
と、電源回路(27)から制御ユニット(26)に電源供給
される。接続状態検出手段(33)は電源回路(27)の電
圧及び商用電源(AC)の電圧を検出してアイロン本体
(1)が載置されたことを検出する。
段(31)の記憶内容を読み出し、温度設定の記憶があれ
ばその内容に基づき温度設定し、記憶がなければ予め決
められた温度設定「切」を選択する。そして温度設定表
示手段(32)はLEDランプの1つを点滅表示する。ここ
で、温度設定が「切」であると仮定する。次に、操作部
(13)の押下げにより温度設定スイッチ(10)が閉じる
と、温度設定は「高」に変わり、LEDランプ(L1)が点
滅する。温度制御手段(30)は温度検出手段(28)の出
力と温度設定手段(29)の出力を比較し、リレー(15)
をオン・オフしてヒータ(3)への通断電を制御しベー
ス(2)の温度を「高」に応じて予め定めた所定温度に
維持する。ベース(2)の温度が適温になると、LEDラ
ンプ(L1)が点灯してアイロン掛けに適した温度になっ
たことを報知する。
続状態検出手段(33)の出力が停止し、それを受けて温
度設定手段(29)は、温度設定スイッチ(10)からの入
力を禁止するとともに、表示手段(32)による表示を停
止する。さらに、温度設定内容(「高」)を記憶手段
(31)に書き込む。電源回路(27)は少なくともこの間
の動作を保証する。この状態の時には操作部(13)を押
しても温度設定は変わらない。特に握り部(7)に温度
設定用の操作部(13)を設けた場合には、アイロン掛け
中に手指か不意に操作部(13)に触れて温度設定が変わ
ることがあるが、アイロン掛け中に温度設定スイッチ
(10)からの入力を禁止しているので温度設定の誤変化
を防止できる。また、アイロン掛け中には同時にLEDラ
ンプによる温度設定表示も停止しているので、温度設定
が禁止されている状態を使用者に報知することができ
る。アイロン掛けできる期間は図示しない回路によって
前記モニターランプ(12)を点灯させて報知する。記憶
手段(31)の内容はコンデンサー(C)によって10分間
程度保持される。
と、制御ユニット(26)に通電され温度設定手段(29)
は接続状態検出手段(33)の出力を受けて、記憶手段
(31)の内容を読み出す。そしてその内容に従って例え
ば「高」が記憶されている場合は、温度設定を「高」と
し、LEDランプ(L1)の表示も再開する。そしてこの状
態では温度設定スイッチ(10)からの入力が可能とな
り、温度設定の変更を行なうことができる。
ると、コンデンサー(C)の電圧が低下し、約10分で記
憶手段(31)の記憶内容が消去される。その後アイロン
本体(1)をスタンド(20)に載置すると、温度設定手
段(29)は記憶手段(31)の記憶がないから、予め設定
された温度設定「切」とし、温度設定操作を行なわない
にもかかわらず勝手にヒータ(3)に通電される事態を
防止する。
すと、電源回路(27)から制御ユニット(26)への給電
が所定時間後(記憶手段(31)への書き込み等が終了
後)停止し、その後記憶手段(31)に対してコンデンサ
ー(C)からバックアップ用電源を供給する構成として
いるが、電源回路(27)にバックアップ用の大容量コン
デンサー等を設け、制御ユニット(26)全体にバックア
ップ用電源を供給する構成としてもよい。またコンデン
サー(C)の代わりに電池を用いることもできる。
ば、アイロン本体がスタンドから離脱した状態におい
て、握り部により操作される温度設定スイッチの入力に
応じてベース温度を設定する温度設定手段の温度設定を
禁止するものであるから、アイロン掛け中に誤って温度
設定スイッチに手が触れたとしても温度設定が変わるこ
とがなく使用中の誤設定を防止することができる。ま
た、記憶手段に温度設定情報が記憶されていない場合に
は、予め定めた温度設定の「切」とするため、勝手にヒ
ータに通電される事態を防止することができる。
は温度設定表示手段の表示を停止するため、温度設定が
禁止されていることを使用者に報知することができる。
要部破断側面図、第2図は同実施例の回路図である。 (1)……アイロン本体、(2)……ベース、(3)…
…ヒータ、(19)(19)……受電端子、(20)……スタ
ンド、(23)(23)……給電端子、(28)……温度検出
手段、(29)……温度設定手段、(30)……温度制御手
段、(31)……記憶手段、(32)……温度設定表示手
段。
Claims (4)
- 【請求項1】ヒータによって加熱されるベース、該ベー
スの温度を検出する温度検出手段、握り部を有する把手
体、前記握り部に位置する操作部により作動する温度設
定スイッチ、該温度設定スイッチの入力に応じて前記ベ
ースの温度を設定する温度設定手段、前記温度検出手段
と前記温度設定手段の出力に従って前記ヒータの通電を
制御する温度制御手段、受電端子と、接続状態検出手段
と、温度設定された設定情報を記憶する記憶手段とを備
えるアイロン本体と、前記アイロン本体を載置した時に
前記受電端子と接続される給電端子を備えるスタンドと
で構成したコードレスアイロンで、前記アイロン本体が
前記スタンドから離脱したことを前記接続状態検出手段
により検出すると共に、この離脱状態において、前記温
度設定スイッチからの入力を禁止することにより前記温
度設定手段による温度設定を禁止した事を特徴とするコ
ードレスアイロン。 - 【請求項2】前記温度設定手段は、前記記憶手段に温度
設定情報が記憶されていない場合は予め定めた温度設定
とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載し
たコードレスアイロン。 - 【請求項3】前記予め定めた温度設定は「切」であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載したコード
レスアイロン。 - 【請求項4】前記アイロン本体は、温度設定内容を表示
する温度設定表示手段を備え、該表示手段は前記アイロ
ン本体が前記スタンドから離脱している時は表示を停止
することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した
コードレスアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2044763A JP2940685B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | コードレスアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2044763A JP2940685B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | コードレスアイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03247397A JPH03247397A (ja) | 1991-11-05 |
JP2940685B2 true JP2940685B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=12700459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2044763A Expired - Lifetime JP2940685B2 (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | コードレスアイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2940685B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001293152A (ja) * | 2000-04-17 | 2001-10-23 | Fuji Shoji:Kk | 弾球遊技機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01175800U (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-14 | ||
JP2589832B2 (ja) * | 1989-12-25 | 1997-03-12 | 松下電器産業株式会社 | コードレスアイロン |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP2044763A patent/JP2940685B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03247397A (ja) | 1991-11-05 |
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