JP2600854B2 - 電気湯沸し器 - Google Patents

電気湯沸し器

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JP2600854B2
JP2600854B2 JP26175488A JP26175488A JP2600854B2 JP 2600854 B2 JP2600854 B2 JP 2600854B2 JP 26175488 A JP26175488 A JP 26175488A JP 26175488 A JP26175488 A JP 26175488A JP 2600854 B2 JP2600854 B2 JP 2600854B2
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一幸 島田
善忠 中尾
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、容器内に収容された液体を加熱保温する電
気湯沸し器に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の電気湯沸し器には、沸騰後の保温温度
を2点以上設定できるものがあったが、電源オフになる
と設定してあった温度データがなくなり、その結果、電
源復帰後は一般に用いられる95度付近の温度で保温され
るようになっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の構成では、下方の設
定温度で保温している際に(例えば80度で保温)、わず
かの間、電源プラグが抜かれたりすると、電源復帰後は
記憶されていた設定温度が解除されて、上方の設定温度
(例えば95度で保温)になっており、さらにこの設定温
度と湯温の差を判定し、その温度差が所定値以上の場合
は自動的に加熱・沸騰させる動作になるようなことがあ
る。しかも、自動沸騰になったときには、再び保温温度
を下方の設定温度に変えてやっても、1度沸騰した後に
その設定温度で保温するまで湯温が下がるのに時間がか
かるため、例えば電気湯沸し器を別の場所に移動して使
用したい場合、非常に不便なものであった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、所定時
間電源がオフした後でも、電源が復帰したときには電源
オフ前の保温の設定温度を維持させることができるよう
にした使いやすい電気湯沸し器を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の電気湯沸し器
は、液体の保温温度をN段階に設定する設定手段と、電
源がオフすると設定温度データも消える揮発性の第1の
記憶手段と、電源がオフしても所定の時間は設定温度デ
ータの消えない不揮発性の第2の記憶手段と、通常は前
記第1の記憶手段の出力と前記設定手段の出力を入力と
し、電源印加直後のみは第2記憶手段の出力を入力とす
るとともに、所定時間電源をオフしたときでも電源がオ
フする前の設定温度で保温を行なう制御手段とを備えた
ものである。
作用 本発明の電気湯沸し器は、上記のような構成している
ため、湯の使用目的に合わせて保温温度を選定すること
ができ、しかも設定された温度は、不揮発性の第2の記
憶手段により、所定時間以内の電源のオフの間は記憶さ
れるため、電源がオフに復帰した際には、電源がオフす
る前の設定温度で保温を行なうことができるものであ
る。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。
第1図は本発明の一実施例における電気湯沸し器の構
成ブロック図を示したものである。1は設定手段で、異
なる保温温度の切り替えをするものである。3は電源が
オフすると設定温度データも消える揮発性の第1の記憶
手段で、前記設定手段1の出力が記憶されている。4は
温度検知手段で、現在の湯の温度を検知するものであ
る。6は制御手段で、表示手段7と発熱体加熱手段8を
制御する。9は電源がオフしても所定の時間は設定温度
データを消すことなく、記憶している不揮発性の第2の
記憶手段で、この第2の記憶手段9は前記制御手段6を
介して前記設定手段1の出力を入力する。また前記制御
手段6は必要に応じて前記第2の記憶手段9に記憶され
た設定温度データを第1の記憶手段3に出力するように
構成している。
第2図は同電気湯沸し器の具体的な回路図を示したも
ので、本実施例においては、設定できる保温温度を2種
類(それぞれを高温保温,低温保温とする)としてい
る。11は交流電源、12は直流電源である。設定手段1は
スイッチ1aと抵抗1bで構成されており、その出力はマイ
クロコンピュータ13(以下、マイコンと称す)に入力さ
れる。発熱体加熱手段8はマイコン13から抵抗8aを介し
てトランジスタ8bに出力される信号により制御され、オ
ンすると、リレーコイル8dに電流を流してリレー接点8c
を閉じ、発熱体10に通電する。
また温度検知手段4はコンパレータ4aの+側入力端子
に基準電位を作る抵抗4b,4cを接続し、かつ−側入力端
子に、容器14内の温度を検知するサーミスタ4dと、この
サーミスタ4dが高温保温及び低温保温にあたる温度以上
を検知するとコンパレータ4aの出力が「L」になるよう
にした抵抗4e,4fを接続している。そして前記抵抗4e,4f
は保温温度の設定が切り換わるとマイコン13によって切
り換えられる。
前記表示手段7は本体15の上部に設けられ、加熱・高
温保温・低温保温の3つのモードを表示する発光素子7
a,7b,7cと抵抗7d,7eで構成されている。第2の記憶手段
9は抵抗9aとコンデンサ9bで構成され、低温保温が設定
されるとマイコン13のO端子から「H」が出力されて抵
抗9aを介してコンデンサ9bは充電され、高温保温が設定
されるとマイコン13のO端子から「L」が出力されて抵
抗9aを介してコンデンサ9bは放電される。そして電源印
加後にはマイコン13のI端子の電位が入力され、「H」
であれば、低温保温と判断し、一方、「L」であれば、
高温保温と判断する。なお、電源オフの際にはマイコン
13のO端子はオープンにするため、コンデンサ9bが蓄え
た電荷はI端子へのリークによりわずかずつ減少し、こ
のリークによって記憶する時間が決まる。
前記マイコン13は内部に第1の記憶手段3を有し、内
蔵したプログラムにより設定手段1及び温度検知手段4
の出力データの判別をし、そして表示手段7、発熱体加
熱手段8を駆動するための信号を送り、さらに第2の記
憶手段9へデータの出力及び第2の記憶手段9からのデ
ータの入力を制御する。
第3図a,bはマイコン13の制御によるフローチャート
を示したもので、このフローチャートにもとづいて、本
実施例の動作を説明する。
一般に使用者が容器14内に水が十分ある状態で電源を
ONした場合の初期においては、第3図aに示すような処
理が行なわれている。すなわち、ステップ20で第2の記
憶手段9の出力を入力する。入力されたデータはステッ
プ21で第1の記憶手段3に記憶されて、第2の記憶手段
9に再度出力される。次にステップ22で設定温度の判定
を行ない、電源オフ時間が所定時間以内であれば前記第
2の記憶手段9に記憶させておいたデータはまだ残され
ているので、このデータにより低温保温を行なっていた
と判定した場合にはステップ23で低温の温度検知手段を
駆動し、その出力データによってステップ24で低温保温
モードが加熱モードかを判断し、その判断結果により表
示手段7と発熱体10を制御する。一方、ステップ22で高
温保温であれば、ステップ25で高温の温度検知手段を駆
動し、その出力データによってステップ26で高温保温か
加熱かを判断し、その判断結果により表示手段7と発熱
体10を制御する。
次に第3図bにもとづいて初期処理後の通常状態での
主要な動作を説明する。まず、ステップ30で保温温度設
定用のスイッチ出力を入力し、ステップ31でスイッチが
オンと判断されれば、ステップ32で第1の記憶手段3の
設定温度データを高温なら低温に、低温なら高温にセー
ブし直し、そしてステップ33で第2の記憶手段9にこの
データが出力される。一方、ステップ31でスイッチがオ
フであれば、ステップ32,33で第1,第2の記憶手段3,9に
は改めて同じ設定温度データが更新される。次にステッ
プ34で第1の記憶手段3のデータから設定温度の判定を
行ない、低温保温を行なっていれば、ステップ35で低温
の温度検知手段を駆動してその出力データによって加熱
モードか低温保温かを判定し発光素子と発熱体を制御す
る(ステップ36)。一方、ステップ34で高温保温であれ
ばステップ37で高温の温度検知手段を駆動してその出力
データによって加熱か高温保温かを判断し、ステップ38
で表示手段7と発熱体10を制御する。
このように本実施例によれば、低温保温中にわずかの
間電源がオフされたとしても、停電になる前の状態が記
憶されているので、電源復帰後は元の設定温度にするこ
とができ、その結果、さらに加熱がなされるようなこと
はなくなる。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、設定温度をマイクロコンピュータの外部で所定の時
間バックアップするようにしているため、使用者が低温
保温中に電気湯沸し器を移動させて使用するようなわず
かな電源のオフが生じた場合、電源が復帰すると、電源
オフ前の設定モードで保温することができ、その結果、
簡単な構成でより便利な電気湯沸し器を提供することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気湯沸し器の構成ブ
ロック図、第2図は同電気湯沸し器の具体的な回路図、
第3図a,bは同電気湯沸し器におけるマイクロコンピュ
ータの動作を示すフローチャートである。 1……設定手段、3……第1の記憶手段、4……温度検
知手段、6……制御手段、9……第2の記憶手段、13…
…マイクロコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 効司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−135616(JP,A) 特開 昭63−230113(JP,A) 実開 昭62−67528(JP,U) 実開 昭63−103818(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体の保温温度をN段階に設定する設定手
    段と、電源がオフすると設定温度データも消える揮発性
    の第1の記憶手段と、電源がオフしても所定の時間は設
    定温度データの消えない不揮発性の第2の記憶手段と、
    通常は前記第1の記憶手段の出力と前記設定手段の出力
    を入力とし、電源印加直後のみは第2の記憶手段の出力
    を入力とするとともに、所定時間電源をオフしたときで
    も電源がオフする前の設定温度で保温を行なう制御手段
    とを備えた電気湯沸し器。
JP26175488A 1988-10-18 1988-10-18 電気湯沸し器 Expired - Lifetime JP2600854B2 (ja)

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JPH02109515A JPH02109515A (ja) 1990-04-23
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