JP2743619B2 - アイロン装置 - Google Patents
アイロン装置Info
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- JP2743619B2 JP2743619B2 JP3131359A JP13135991A JP2743619B2 JP 2743619 B2 JP2743619 B2 JP 2743619B2 JP 3131359 A JP3131359 A JP 3131359A JP 13135991 A JP13135991 A JP 13135991A JP 2743619 B2 JP2743619 B2 JP 2743619B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類等のしわ伸ばしを
行うアイロンをスタンドに載置することによって、この
アイロンのヒータへの通電が制御されるアイロン装置に
関するものである。
行うアイロンをスタンドに載置することによって、この
アイロンのヒータへの通電が制御されるアイロン装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のアイロン装置は、図
2の様な構成になっている。即ち、アイロン本体を載置
する載置部21を有するスタンド22に前記アイロン本
体23を載置した時、前記アイロン本体が前記載置部に
載置された事を載置検知手段27により検知するととも
に、前記アイロン本体のベースの温度を検知手段24に
よって検知し、前記スタンド22にある前記アイロン本
体のヒータ25への通電を制御する制御手段26に、前
記ベースの温度の情報を伝達し、その情報により前記ア
イロン本体のヒータ25への通電を制御している。
2の様な構成になっている。即ち、アイロン本体を載置
する載置部21を有するスタンド22に前記アイロン本
体23を載置した時、前記アイロン本体が前記載置部に
載置された事を載置検知手段27により検知するととも
に、前記アイロン本体のベースの温度を検知手段24に
よって検知し、前記スタンド22にある前記アイロン本
体のヒータ25への通電を制御する制御手段26に、前
記ベースの温度の情報を伝達し、その情報により前記ア
イロン本体のヒータ25への通電を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成のものでは、図3に示す様に、最初にアイロン本体の
ヒータに通電を開始した後、前記アイロン本体のベース
の温度31が所定の温度に到達した後、前記アイロン本
体を前記スタンドから離脱し、最初に前記アイロン本体
が前記スタンドの載置部に載置された時に、離脱してい
た時間が短い場合、前記ベース温度の検知手段が前記ア
イロン本体の内部に配置されている為、前記ベースの実
際の温度31と前記ベース温度の検知手段の検知する温
度32に差が生じる。即ち、前記ベース温度の検知手段
による正確な前記ベース温度の検知ができない。
成のものでは、図3に示す様に、最初にアイロン本体の
ヒータに通電を開始した後、前記アイロン本体のベース
の温度31が所定の温度に到達した後、前記アイロン本
体を前記スタンドから離脱し、最初に前記アイロン本体
が前記スタンドの載置部に載置された時に、離脱してい
た時間が短い場合、前記ベース温度の検知手段が前記ア
イロン本体の内部に配置されている為、前記ベースの実
際の温度31と前記ベース温度の検知手段の検知する温
度32に差が生じる。即ち、前記ベース温度の検知手段
による正確な前記ベース温度の検知ができない。
【0004】したがって、このとき前記ヒータに通電す
るためにアイロン本体をC点に於いて前記スタンドの載
置部に載置した時、前記ベースの温度は31下がってい
るに拘らず、前記検知手段の検知する温度32は、前記
スタンドにある前記アイロン本体のヒータへの通電を制
御する制御手段によりヒータに通電する為の基準温度3
3までにはさがっておらず、載置後も、前記検知手段の
検知する温度が所定の温度33まで下がるまでの間、ヒ
ータへの通電が行われない。
るためにアイロン本体をC点に於いて前記スタンドの載
置部に載置した時、前記ベースの温度は31下がってい
るに拘らず、前記検知手段の検知する温度32は、前記
スタンドにある前記アイロン本体のヒータへの通電を制
御する制御手段によりヒータに通電する為の基準温度3
3までにはさがっておらず、載置後も、前記検知手段の
検知する温度が所定の温度33まで下がるまでの間、ヒ
ータへの通電が行われない。
【0005】その為、アイロン本体のベースの温度31
はスタンドに載置しているにも拘らず、しばらくの間下
がり続け、次にアイロン掛けをする為にアイロン本体を
スタンドから離脱した時、ベースの温度が低い為、アイ
ロン掛け作業がし難く、また、連続して作業ができる時
間が思うより短い事があるという問題があった。
はスタンドに載置しているにも拘らず、しばらくの間下
がり続け、次にアイロン掛けをする為にアイロン本体を
スタンドから離脱した時、ベースの温度が低い為、アイ
ロン掛け作業がし難く、また、連続して作業ができる時
間が思うより短い事があるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、最初にアイロン本体の
ヒータに通電を開始した後、前記アイロン本体のベース
の温度が所定の温度に到達した後、前記アイロン本体を
前記スタンドから離脱し、最初に前記アイロン本体が前
記スタンドの載置部に載置された後、次にアイロン本体
をスタンドから離脱するまでの間、ベースの温度が低下
するのを緩和し、さらに載置直後よりも高くする事に依
り、アイロンかけ作業性の向上した、アイロン装置を提
供することを目的としている。
ヒータに通電を開始した後、前記アイロン本体のベース
の温度が所定の温度に到達した後、前記アイロン本体を
前記スタンドから離脱し、最初に前記アイロン本体が前
記スタンドの載置部に載置された後、次にアイロン本体
をスタンドから離脱するまでの間、ベースの温度が低下
するのを緩和し、さらに載置直後よりも高くする事に依
り、アイロンかけ作業性の向上した、アイロン装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、上記目的を達成
するために本発明は、最初のヒータへの通電を開始し て
からアイロン本体のベースの温度が基準温度に到達した
後、前記スタンドから離脱したアイロン本体が載置部に
載置されたことを検知すると、前記基準温度を所定温度
高め、その後、元の基準温度に戻すようにしたものであ
る。
するために本発明は、最初のヒータへの通電を開始し て
からアイロン本体のベースの温度が基準温度に到達した
後、前記スタンドから離脱したアイロン本体が載置部に
載置されたことを検知すると、前記基準温度を所定温度
高め、その後、元の基準温度に戻すようにしたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明のアイロン装置は、上記の構成により、
ヒータへの通電を開始してから前記アイロン本体のベー
スの温度が基準温度に到達した後、前記スタンドから離
脱すると実際のベース温度が検知手段による検知温度よ
り低くなりすぎるが、スタンドに載置すれば、基準温度
を所定温度高めるようにするので、ヒータへの通電する
タイミングが早まり、ベース温度を素早く高めることが
できるというものである。
ヒータへの通電を開始してから前記アイロン本体のベー
スの温度が基準温度に到達した後、前記スタンドから離
脱すると実際のベース温度が検知手段による検知温度よ
り低くなりすぎるが、スタンドに載置すれば、基準温度
を所定温度高めるようにするので、ヒータへの通電する
タイミングが早まり、ベース温度を素早く高めることが
できるというものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1において、11はアイロン本体のベ
ースの温度、12は前記ベース温度の検知手段が検知す
る温度、13はアイロン本体のヒータへの通電を制御す
る制御手段を用いて、前記ベースの温度を所定の温度に
制御する為の基準となる標準温度、14は前記ヒータへ
の通電状態、15はアイロン本体をスタンドの載置部に
載置する状態、16は本発明の変更後の基準温度を表
す。
いて説明する。図1において、11はアイロン本体のベ
ースの温度、12は前記ベース温度の検知手段が検知す
る温度、13はアイロン本体のヒータへの通電を制御す
る制御手段を用いて、前記ベースの温度を所定の温度に
制御する為の基準となる標準温度、14は前記ヒータへ
の通電状態、15はアイロン本体をスタンドの載置部に
載置する状態、16は本発明の変更後の基準温度を表
す。
【0010】まず、図1に於いて、前記制御手段が動作
して前記ヒータに通電を開始し、前記ベースの温度が上
昇し、前記検知手段が検知する温度12が基準温度13
(T℃)到達した後にアイロン本体をスタンドから離脱
し、A点に於いて最初に前記スタンドの載置部に載置し
た時のみ、前記基準温度13をT℃から変更後の基準温
度16(T+t℃)に変更する(一例ではtは10
℃)。
して前記ヒータに通電を開始し、前記ベースの温度が上
昇し、前記検知手段が検知する温度12が基準温度13
(T℃)到達した後にアイロン本体をスタンドから離脱
し、A点に於いて最初に前記スタンドの載置部に載置し
た時のみ、前記基準温度13をT℃から変更後の基準温
度16(T+t℃)に変更する(一例ではtは10
℃)。
【0011】この時、前記検知手段が検知する温度12
は、基準温度16より低くなり、前記制御手段により前
記ヒータに通電する事が出来る。その後、前記検知手段
が検知する温度12が変更後の基準温度16(T+t
℃)まで下降した時、前記ヒータへの通電を停止すると
同時に基準温度を元の基準温度13(T℃)に戻し、以
後、通常の温度制御に戻す。
は、基準温度16より低くなり、前記制御手段により前
記ヒータに通電する事が出来る。その後、前記検知手段
が検知する温度12が変更後の基準温度16(T+t
℃)まで下降した時、前記ヒータへの通電を停止すると
同時に基準温度を元の基準温度13(T℃)に戻し、以
後、通常の温度制御に戻す。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、ヒータへの通電
を開始してから前記アイロン本体のベースの温度が基準
温度に到達した後、前記スタンドから離脱すると実際の
ベース温度が検知手段による検知温度より低くなりすぎ
るが、スタンドに載置すれば、基準温度を所定温度高め
るようにするので、ヒータへの通電するタイミングが早
まり、ベース温度を素早く高めることができ、アイロン
本体のベースの表面温度が低下するのを緩和し、さらに
高くする事ができる。それ故、次のアイロン掛け作業以
降、高い温度で行うことができるので、しわ伸ばし効果
が良くなり、連続してより長時間作業が出来る。
を開始してから前記アイロン本体のベースの温度が基準
温度に到達した後、前記スタンドから離脱すると実際の
ベース温度が検知手段による検知温度より低くなりすぎ
るが、スタンドに載置すれば、基準温度を所定温度高め
るようにするので、ヒータへの通電するタイミングが早
まり、ベース温度を素早く高めることができ、アイロン
本体のベースの表面温度が低下するのを緩和し、さらに
高くする事ができる。それ故、次のアイロン掛け作業以
降、高い温度で行うことができるので、しわ伸ばし効果
が良くなり、連続してより長時間作業が出来る。
【図1】本発明の一実施例を示したアイロン装置の動作
説明図
説明図
【図2】従来のアイロン装置の構成を概念図
【図3】従来例のアイロン装置の動作説明図
11 アイロン本体のベースの温度 12 アイロン本体のベースの温度の検知手段の検知す
る温度 13 ヒータへの通電を制御する基準温度 14 アイロン本体のヒータの通電状態 15 アイロン本体のスタンドの載置部への載置状態 16 設定変更後の基準温度
る温度 13 ヒータへの通電を制御する基準温度 14 アイロン本体のヒータの通電状態 15 アイロン本体のスタンドの載置部への載置状態 16 設定変更後の基準温度
フロントページの続き (72)発明者 川崎 和久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中田 清一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−263497(JP,A) 特開 昭64−58299(JP,A) 特開 平4−110000(JP,A) 特開 平4−224798(JP,A) 特開 平4−285600(JP,A) 実開 昭56−98200(JP,U) 特公 平3−2000(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】 ヒータによって加熱されるベース、前記
ベースの温度を検知する検知手段を有するアイロン本体
と、このアイロン本体を載置する載置部、前記アイロン
本体が前記載置部に載置されたことを検知する載置検知
手段を有するスタンドと、前記ベースの温度が基準温度
となるようにヒータへの通電を制御する制御手段を具備
し、前記制御手段は、最初のヒータへの通電を開始して
から前記アイロン本体のベースの温度が基準温度に到達
した後、前記スタンドから離脱したアイロン本体が前記
載置部に載置されたことを検知すると、前記基準温度を
所定温度高め、その後、元の基準温度に戻すようにした
アイロン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3131359A JP2743619B2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | アイロン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3131359A JP2743619B2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | アイロン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04354982A JPH04354982A (ja) | 1992-12-09 |
JP2743619B2 true JP2743619B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=15056086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3131359A Expired - Fee Related JP2743619B2 (ja) | 1991-06-03 | 1991-06-03 | アイロン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2743619B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3186434B1 (en) | 2014-08-26 | 2018-07-18 | Koninklijke Philips N.V. | Steam iron |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4325453A1 (de) * | 1993-07-29 | 1995-02-02 | Philips Patentverwaltung | Elektrisches Bügeleisen |
US6172335B1 (en) * | 1999-08-27 | 2001-01-09 | Orcon Corporation | Carpet seaming iron with electronic temperature control |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5698200U (ja) * | 1979-12-27 | 1981-08-03 | ||
JPH0632755B2 (ja) * | 1985-05-17 | 1994-05-02 | 松下電器産業株式会社 | アイロン |
JPS6458299A (en) * | 1987-08-28 | 1989-03-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Cordless pressing iron |
JPH0637120B2 (ja) * | 1989-05-30 | 1994-05-18 | 株式会社麗光 | 成形同時転写用シート |
JP2975655B2 (ja) * | 1990-08-31 | 1999-11-10 | 三洋電機株式会社 | コードレスアイロンの温度制御装置 |
JP2640040B2 (ja) * | 1990-12-26 | 1997-08-13 | 三洋電機株式会社 | アイロン装置 |
JP2999839B2 (ja) * | 1991-03-15 | 2000-01-17 | 三洋電機株式会社 | アイロン装置 |
-
1991
- 1991-06-03 JP JP3131359A patent/JP2743619B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3186434B1 (en) | 2014-08-26 | 2018-07-18 | Koninklijke Philips N.V. | Steam iron |
US10443186B2 (en) | 2014-08-26 | 2019-10-15 | Koninklijke Philips N.V. | Steam iron |
EP3186434B2 (en) † | 2014-08-26 | 2023-07-05 | Koninklijke Philips N.V. | Steam iron |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04354982A (ja) | 1992-12-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |