JPS63102799A - スチ−ムアイロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は一般家庭において使用するスチームアイロン
に関するものでちる。

従来の技術 従来、この種のスチームアイロンは、例えば特開昭４９
−２９９３号公報に示されているよ、うに第４図のよう
な構造になっていた。すなわち、ヒータ１を有するベー
ス２と、このベース２の一部に形成した気化室３と１こ
の気化室３に供給する水を貯えるタンク４と、このタン
ク４内の水５を前記気化室３へ送水するポンプ６と、こ
のポンプ、６を起動するスチーム釦７とを有し１前記ス
チーム釦７を操作することにより前記ポンプ６が作動を
開始し１　タンク４内の水５を気化室３に送り出しスチ
ームを発生させるようになっていた。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは、一度スチーム釦７
を操作してポンプ６を作動状態にすると再度スチーム釦
７を操作しない限り、アイロン本体の置かれている状態
にかかわらずポンプ６は作動を続けるため、アイロン本
体を自立で置く時のようにスチームが不必要な時にもタ
ンク４内の水５が気化室３に供給されてしまい、無駄に
水５を消費してしまう為、タンク４内の水６の減りが著
しく１作業者はタンク４への水５の給水を度々性なわな
ければならなかった。さらに１アイロン本体が自立状態
にある時にも前記ベース２より高温のスチームが噴出し
続ける為、火傷等の恐れもあった。また１前述のような
問題を避けるためにはアイロン掛は作業中にアイロン本
体を自立状態にする度に前記スチーム釦了を操作してポ
ンプらの作動を停止させ、次にアイロン掛けを行なう時
に再度スチーム釦７を操作しポンプ６を起動させなけれ
ばならず、非常に煩わしい操作を必要としていた。

そこで５本発明はスチーム釦を操作し給水装置が作動を
開始した後に、アイロン本体を自立状態に置けば自動的
に給水を停止させることにより無駄に水を消費すること
を防ぎ、さらにアイロン本体が水平状態、自立状態等に
かかわらずそれぞれ一定時間以上停止すればヒータへの
通電を遮断する機能を付加し１安全で且つ操作の簡便さ
を向上させるものである。

問題点を解決するだめの手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
給水装置を制御する給水制御手段と、アイロン本体の水
平状態、自立状態を検知する状態検知手段と、ヒータ通
電を制御するヒータ制御手段を備え付けるものである。

作用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、スチーム釦を操作して給水装置を一度動作さ
せ１次にアイロン本体を自立状態に置くと状態検知手段
によりアイロン本体の自立状態が検知され、この状態検
知手段の出力信号により給水制御手段が動作し、給水装
置の作動を停止する。

次にアイロン本体を自立状態から解除すると、状態検知
手段によりアイロン本体の自立以上の状態が検知され１
給水制御手段により給水装置の起動が行なわれる。

この結果、一度給水装置を起動させれば１従来のように
給水装置がアイロン本体の状態にかかわらず作動を続け
たり、自立状態にする度に給水装置を停止させる為にス
チーム釦を操作しなければならないという問題もなく１
アイロン本体を自立状態に置くだけで給水装置の作動が
停止できるようになるのである。さらに、アイロン本体
が水平状態、自立状態にかかわらずそれぞれ一定時間以
上停止した状態で放置されると１状態検知手段によりア
イロン本体の状態が検知され、ヒータ制御手段によりヒ
ータへの通電が遮断できるようにな。

る。

実施例 以下１本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図〜第３図において、８はヒータ９を有するベース
、１０ばこのベース８の一部に形成した気化室１１１は
この気化室１０に供給する水１２を貯えるタンク、１３
はこのタンク１１内の水１２を前記気化室１０に送り込
むモータ又はンレノイドにより構成されたポンプによる
給水装置で前記タンク１１内の水１２を吸入する吸入管
１４と気化室１０に送るため吐出管１６を有している。

１６は前記給水装置１３を起動するためのスチーム釦で
把手１７より突出して構成されている。

１８は前記給水装置１３の動作を制御する複数の電子部
品により構成した給水制御手段、１９は前記ヒータ９へ
の通電を制御するヒータ制御手段でタイマー機能を有し
ている。２０はアイロン本体の水平状態、自立状態を検
知する状態検知手段で反射形ホトセンサ２１と、反射物
体としての球２２と、この球２２をガイドする傾斜した
溝２３を有するケース２４と蓋２６に１９構成されてい
る。ここで前記した状態検知手段２ｏの動作を詳述する
と、アイロン本体がアイロン掛けを行なう水平状態又は
それに近い状態にあるとき、第２図に示したように前記
球２２はケース２４の傾斜した溝２３の最下部、つまり
反射形ホトセンサ２１と対向する位置に静止するため反
射形ホトセンサ２１のホトトランジスタはＯＮ状態とな
る。また。

アイロン本体が自立状態に置かれると第３図に示すよう
に球２２は反射形ホトセンサ２１と対向する位置には静
止しないため、反射形ホトセンサ２１のホトトランジス
タはＯＦＦ状態となる。上述のように前記の構成の状態
検知手段２ｏでは前記反射形ホトセンサ２１のホトトラ
ンジスタがＯＮの時はアイロン本体が水平状態又はそれ
に近い状態にあり、ＯＦＦの時はアイロン本体が自立状
態にあることが検知可能となる。

上記構成において動作を説明すると、前記ヒータ９によ
りベース１ｏが加熱状態にあり１さらにアイロン本体が
自立状態以外にあるときに、前記スチーム釦１６を一度
押せば給水装置１３が起動し、タンク１１内の水１２は
吸入管１４．給水装置１３．吐出管１６を至て気化室１
０内に送り込まれ、ここで蒸発しスチームを発生するた
め、スチームによるアイロン掛は作業が行なえる。次ニ
アイロン掛けを行なう衣類を取り換えたり、折りたたむ
時等にアイロン本体を自立状態に置くと、前記状態検知
手段２０によりアイロン本体の自立状態が検知され、こ
の出力をうけて前記給水制御手段１８が給水装置１３の
作動を停止させ、スチームの発生を止める。

この結果１上記構成のスチームアイロンでは作業者がア
イロン本体を自立状態に置くことでスチームの発生が止
まる為、無駄な水１２の消費を抑制でき、従来のように
タンク１１への水の補給を度々行なう必要がなく、さら
に自立状態での高温のスチームによる火傷の恐れもない
。また、アイロン本体を自立状態に置く度にスチーム釦
１６を操作して給水装置１３の作動を停止させる必要も
なくなる。

また１作業者がアイロン掛は作業中に所用等でアイロン
の電源を投入したまま、アイロン本体を放置した場合、
前記状態検知手段２ｏによりアイロン本体の放置状態１
すなわち水平状態か自立状態かが検知され、この出力を
うけて前記ヒータ制御手段１９があらかじめ設定された
時間（水平状態では短時間Ｔ１．自立状態では長時間Ｔ
２　）が経過すれば前記ヒータ９への通電を遮断するた
め、不測の事故による繊維の焦げや、最悪の場合の火災
等を未然に防止できるようになる。

さらに前述のように、使用中の小休止時にアイロン本体
を自立させたときに給水装置の作動を停止させるものに
加え再度アイロン掛けを行なうべく、アイロン本体を自
立状態から解放すると、前述とは逆に状態検知手段２ｏ
の出力をうけて給水制御手段１８が給水装置１３の作動
を再開させ。

スチームの発生が行なわれるようにすることもできる。

すなわち１一度スチーム釦１６を操作すれば、アイロン
本体を自立状態に置くとスチームの発生が止まり、アイ
ロン掛けを行なう為にアイロン本体を自立状態から解放
すれば、再度スチーム釦１６を操作しなくとも自動的に
スチームが発生するのである。従って、アイロン本体を
自立状態から解放する度にスチーム釦１６を操作する必
要がなく、一層便利なものとなるという効果がある。

なお本実施例においては、状態検知手段２０として反射
形ホトセンサ２１を応用した例を示したが、他に対向形
ホトセンサ、リードスイッチ、水銀スイッチ、マイクロ
スインチ等でもよく１要は電気的９機械的、光学的等の
手段を用いてアイロンの自立状態を検知できるものであ
ればよい。

発明の効果 このように本発明は、給水装置を制御する給水制御手段
と１アイロンの水平状態、自立状態を検知する状態検知
手段と、ヒータへの通電を制御するヒータ制御手段とを
備え１給水装置作動時にアイロンが自立状態に置かれる
と給水装置の作動を停止するもので１無駄な水の消費を
抑制できるためタンクへの水の補給を度々行なわなくと
も良く、また高温のスチームによる火傷の恐れもない。

さらにアイロン本体を自立に置く度にスチーム釦を操作
して給水装置の作動を停止させる必要もなくなるという
効果もある。捷た。アイロン本体が通電された状態で放
置された場合、ヒータ制御手段により一定時間経過すれ
ばヒータへの通電が遮断されるため１不測の事故によっ
て繊維を焦がしたり、最悪の場合の火災等を防止できる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すスチームアイロンの要
部欠截断面図、第２図、第３図は同状態検知手段の拡大
断面図、第４図は従来のスチームアイロンを示す要部断
面図である。 ８・・・・・・ベース、９・・・・・・ヒータ、１０・
・・・・・気化室、１１・・・・・・タンク、１２・・
・・・・水、１３・・・・・・給水装置、１８・・・・
・・給水制御手段、１９・・・・・化−夕制御手段１２
ｏ・・・・・・状態検知手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名第２
図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒータを有するベースと、このベースの一部に形成した
   気化室と、この気化室に供給する水を貯えるタンクと、
   このタンク内の水を前記気化室へ送水する給水装置と、
   この給水装置を制御する給水制御手段と、アイロン本体
   の水平状態、自立状態を検知する状態検知手段と、前記
   状態検知手段によりアイロン本体が水平状態の停止ある
   いは自立状態での停止が検知されるとそれぞれ一定時間
   経過すれば前記ヒータへの通電を遮断するヒータ制御手
   段とを備え、アイロン本体が自立状態に置かれると前記
   状態検知手段の出力により前記給水制御手段が前記給水
   装置の作動を停止するスチームアイロン。