JPH07251690A - トラック用バンパ - Google Patents

トラック用バンパ

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Publication number
JPH07251690A
JPH07251690A JP4683594A JP4683594A JPH07251690A JP H07251690 A JPH07251690 A JP H07251690A JP 4683594 A JP4683594 A JP 4683594A JP 4683594 A JP4683594 A JP 4683594A JP H07251690 A JPH07251690 A JP H07251690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
body frame
truck
main
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4683594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Nakamura
薫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP4683594A priority Critical patent/JPH07251690A/ja
Publication of JPH07251690A publication Critical patent/JPH07251690A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造でコストが低くてすむトラック用
バンパを提供する。 【構成】 車体フレーム4の端部に前後方向に移動可能
に設けられたメインバンパ1と、メインバンパ1よりも
車体フレーム4の前後方向内方下部で回動可能な支持板
8に取り付けられた補助バンパ10と、メインバンパ1
が車体フレーム4の前後方向内方に移動した時補助バン
パ10をメインバンパ1より下に突出するよう回動させ
るカム3,9とを備え、他の車両との衝突によってメイ
ンバンパ1が車体フレーム4の前後方向内方に移動する
と、補助バンパ10は、カム3,9によってメインバン
パ1より下に突出され、他の車両を抑えてトラックの下
に入り込むのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック用バンパに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からトラックの車体フレームの前端
と後端には、バンパが取り付けられている。
【0003】トラックは一般に車高が高いため、又、ア
プローチアングル及びデパーチヤアングルを大きくする
ため、バンパの取付位置も高くなっている。そのためト
ラックと他の車両とが衝突した場合、特に他の車両が乗
用車である場合には車高が低いため、トラックと衝突し
た乗用車はトラックの下に入り込んでしまう。
【0004】このようなトラックとの衝突により、乗用
車がトラックの下に入り込んでしまうことを防ぐため、
トラックのバンパを前後方向に移動可能にして、油圧シ
リンダ装置等によりバンパに反力を加え、車高の低い車
両がトラックの下に入り込んでしまうのを防ぐようにし
たトラック用バンパは、例えば実開昭58−14057
号公報で既に知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが前後方向に移
動可能にした従来のトラック用バンパは、油圧機構を使
っているため構造が複雑で、コストが高くなる欠点があ
った。
【0006】本発明はこのような従来の欠点を改善し、
簡単な構造でコストが低くてすむトラック用バンパを提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のトラック用バン
パは、車体フレームの端部に前後方向に移動可能に設け
られたメインバンパと、該メインバンパよりも車体フレ
ームの前後方向内方下部で回動可能な支持板に取り付け
られた補助バンパと、前記メインバンパが車体フレーム
の前後方向内方に移動した時前記補助バンパをメインバ
ンパより下に突出させるカムと、を備えたことを特徴と
するものである。
【0008】
【作用】他の車両との衝突によってメインバンパが車体
フレームの前後方向内方に移動すると、メインバンパよ
りも車体フレームの前後方向内方下部で回動可能な支持
板に取り付けられている補助バンパは、カムによってメ
インバンパより下に突出するように回動され、他の車両
を抑えてトラックの下に入り込むのを防止する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例の縦断側面図、図
2は図1のII−II断面図であって、メインバンパ1
は、図示しないトラックの車幅の全幅に亘る長さを有し
ており、メインバンパ1の両端に近い背面には、トラッ
クの前後方向に水平に延びるガイドバー2の一端が固着
されており、ガイドバー2の他端の下側には、図1に示
すように円弧状のカム3が形成されている。
【0011】ガイドバー2は、トラックの車体フレーム
4の前部または後部の端部から車体フレーム4内に挿入
され、車体フレーム4に対して前後方向に移動可能に支
持されている。そしてメインバンパ1が車体フレーム4
の端部から離れている状態の位置で、ガイドバー2と車
体フレーム4との間に細いシヤピン5が挿通され、通常
はガイドバー2が車体フレーム4に対して移動しないよ
うにしている。
【0012】図1に示すように車体フレーム4の端部に
近い下面には支持ブラケット6が固着されていて、ピン
7により支持板8が支持ブラケット6に枢着されてい
る。支持板8の上部にはカム9が形成されており、支持
板8の下端には、トラックの車幅の全幅に亘る長さを有
する補助バンパ10が固着されている。
【0013】支持板8の下端に近い箇所と車体フレーム
4の下面との間にはスプリング11が張設してあって、
支持板8に対しピン7を中心として図1において反時計
方向の付勢力を与え、支持板8のカム9をガイドバー2
他端のカム3に当接させると共に、支持板8下端の補助
バンパ10が下向きの姿勢になるようにしている。
【0014】上述した装置を、トラックの車体フレーム
4の前部端部に設けた場合には、図4に示すようにメイ
ンバンパ1がキャブ12の前部下方に位置し、補助バン
パ10はキャブ12の下側に位置することになる。補助
バンパ10のこの位置はまたラジエータの下側の位置と
もなり、補助バンパ10はラジエータアンダーカバーの
役割を果たすことになって、ラジエータを冷却して一旦
ラジエータから出た暖かい空気が再びラジエータに入る
のを防ぐ邪魔板の働きをすると共に、異物が下からラジ
エータに当たるのを防ぐ保護板の役目をし、又、走行時
の空気抵抗を減少させる働きもする。
【0015】上述した装置を、トラックの車体フレーム
4の後部端部に設けた場合には、図5に示すようにメイ
ンバンパ1が荷台13の後端下部において後方を向き、
補助バンパ10はメインバンパ1よりもやや前方下部に
おいて、斜め下向きに保持されることになる。
【0016】上述のバンパを設けているトラックの前部
または後部に、万一他の車両が衝突した場合には、メイ
ンバンパ1は他の車両によって車体フレーム4の前後方
向内方に押されることになる。
【0017】このためガイドバー2も車体フレーム4に
対して前後方向内方に押され、図3に示すように細いシ
ヤピン5を破断してメインバンパ1と共に車体フレーム
4の前後方向内方に移動する。
【0018】ガイドバー2が車体フレーム4の前後方向
内方に移動すると、ガイドバー2の他端下側のカム3が
支持板8のカム9を車体フレーム4の前後方向内方に押
圧することになる。このため支持板8のカム9は車体フ
レーム4の前後方向内方に移動し、支持板8はピン7を
中心としスプリング11の引張力に抗して図1の位置か
ら時計方向に回動する。
【0019】この結果、下向きに支持されていた補助バ
ンパ10は、図3に示すように下向きから姿勢を変え、
メインバンパ1よりも車体フレーム4の前後方向内方に
おいて、前方(図4のように前部に設けた場合)または
後方(図5のように後部に設けた場合)を向いた状態に
突出されて保持される。
【0020】このため補助バンパ10は、衝突した他の
車両がトラックの下に入り込むのを抑え、大きな事故に
ならないようにする。
【0021】
【発明の効果】本発明は、油圧機構等の複雑な機構を使
用せず、簡単なコストの低い装置で、衝突した車両がト
ラックの下に入り込んでしまうのを防ぐことができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦断側面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の一実施例の作動状態を示す縦断側面図
である。
【図4】本発明をトラックの前部に設けた場合の側面図
である。
【図5】本発明をトラックの後部に設けた場合の側面図
である。
【符号の説明】
1 メインバンパ 3 カム 4 車体フレーム 8 支持板 9 カム 10 補助バンパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの端部に前後方向に移動可
    能に設けられたメインバンパと、該メインバンパよりも
    車体フレームの前後方向内方下部で回動可能な支持板に
    取り付けられた補助バンパと、前記メインバンパが車体
    フレームの前後方向内方に移動した時前記補助バンパを
    メインバンパより下に突出させるカムと、を備えたこと
    を特徴とするトラック用バンパ。
JP4683594A 1994-03-17 1994-03-17 トラック用バンパ Pending JPH07251690A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4683594A JPH07251690A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 トラック用バンパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4683594A JPH07251690A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 トラック用バンパ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07251690A true JPH07251690A (ja) 1995-10-03

Family

ID=12758403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4683594A Pending JPH07251690A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 トラック用バンパ

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JP (1) JPH07251690A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10045508A1 (de) * 2000-09-13 2002-04-04 Acts Adv Car Tech Sys Gmbh Stoßfängeranordnung für ein Kraftfahrzeug
JP2017513752A (ja) * 2013-03-08 2017-06-01 コミサリア ア レネルジ アトミク エ オウ エネルジ アルタナティヴ 格納可能なショック吸収装置を備える道路走行車両
CN110040091A (zh) * 2019-05-27 2019-07-23 重庆北汽模塑科技有限公司 一种网状汽车保险杠增强结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10045508A1 (de) * 2000-09-13 2002-04-04 Acts Adv Car Tech Sys Gmbh Stoßfängeranordnung für ein Kraftfahrzeug
JP2017513752A (ja) * 2013-03-08 2017-06-01 コミサリア ア レネルジ アトミク エ オウ エネルジ アルタナティヴ 格納可能なショック吸収装置を備える道路走行車両
CN110040091A (zh) * 2019-05-27 2019-07-23 重庆北汽模塑科技有限公司 一种网状汽车保险杠增强结构

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