JPH0725157Y2 - 清掃機 - Google Patents

清掃機

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JPH0725157Y2
JPH0725157Y2 JP9684490U JP9684490U JPH0725157Y2 JP H0725157 Y2 JPH0725157 Y2 JP H0725157Y2 JP 9684490 U JP9684490 U JP 9684490U JP 9684490 U JP9684490 U JP 9684490U JP H0725157 Y2 JPH0725157 Y2 JP H0725157Y2
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JP
Japan
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dust
cleaning machine
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air
port
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Inventor
晃 蒲生
正美 土屋
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小松ゼノア株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、車体に装着された吸風機の吐出口にダクトを
介して連通する分離装置と、この分離装置の下部に着脱
自在に係合して、分離された塵埃を収容する収塵容器
と、吸風機の吸風口に連通する集塵口とを備え、エンジ
ンの駆動で回転する吸風機によって地上の塵埃を吸引し
て、収塵容器に収容する清掃機に係るものである。
(従来の技術および解決しようとする課題) 従来、この種の清掃機においては、大量の風量によって
吸塵するので塵埃分離後の大量の排風が作業者の近くに
吹き出すことになり、この排風中に塵埃が残っている
と、作業者の衛生上も好ましくなく、また周囲に塵埃を
飛散させて環境の衛生も害していた。このため排風中の
塵埃はできるだけ除去する必要があり、従来は第8図〜
第12図に示すごとく、分離装置の排風をさらに遠心分離
装置36を通過させて排風中に含まれた微小な塵埃を除去
して排出孔99から大気に放出されていたが、この遠心分
離装置36は排風を上方に向って旋回させて塵埃、排風を
ともに上方向に排出させる方式を用いていたので、この
遠心分離装置36によって塵埃を分離された後の排風中に
はまだ微細な塵埃を含んでおり、また、遠心分離装置に
よって分離された塵埃は排出路101から地面に排出さ
れ、空中に飛散するおそれがあった。
[考案の構成] (課題を解決するための手段および作用) 本考案は、分離装置の送風後方に、さらに遠心分離装置
を設けて、大量な排風中の微細な塵埃を除去しようとす
るもので、集塵口から吸引風とともに吸引された地上の
落葉等の塵埃は、吸風機から、収塵容器に、内壁に沿っ
て回転するよう送り込まれ、大きな塵埃は遠心力で分離
されて内壁に沿って収塵容器に落下し、大きな塵埃を除
去された大量の送風は上部中央の排風装置に侵入し、内
部に設けられた遠心分離装置を通過して、大量の送風中
の微細な塵埃も除去され、外部に排出されるものであ
る。
この遠心分離装置は、送風を下方に向けて旋回させて、
塵埃を下方向に排出し、排風は上方向に排出するよう設
けたもので塵埃の分離が良く、しかも補助集塵容器を集
塵し易い下方に設けて、外部に放出することなく塵埃の
飛散を減少することができるものである。
(実施例) 以下、図面により本考案の1実施例について説明を行な
う。第1図〜第7図において、吸風機1はつぎのように
構成されている。すなわち、本体2の上部にはエンジン
3が設けられている。エンジン3のクランク軸(回転
軸)5の先端部にはファン7がナット9によって固定さ
れ、水平方向に回転するものである。本体2の下部には
地上に近接して集塵口11が設けられ、車体12に搭載され
た集塵路13、吸風口15を経て本体2内部に連通してい
る。本体2の後部にはファン7の回転によって吸引した
塵埃を吐出する吐出口17が設けられダクト18を介して分
離装置19に連通している。分離装置19はつぎのように構
成されている。すなわち、吐出口17は上部に設けられた
円筒部21に連通し、円筒部21の内の上部の円周方向に向
って開口している。円筒部21の中心部分の上部には筒状
の排風装置27が設けられている。排風装置27はつぎのよ
うに構成されている。すなわち、筒体29内には水平の仕
切板31によって上室33と下室35とに分割され、上室33内
には多数の遠心分離装置36が設けられている。遠心分離
装置36は第3図に示すごとく、垂直方向の内筒37の下部
を、適宜な間隙部39を介して外筒41の上部に挿入し、外
筒41の下部を小径の開口部43を備えた円錐形に形成し、
仕切板31を貫通して下室35内に開口している。下室35の
底部は円錐状に形成され、補助集塵容器45が密封して設
けられ、底面は開閉自在の蓋47が設けられている。間隙
部39内には下方に流れる排風を旋回させる翼板49が設け
られ、また内筒37の上端は上室33の上面板51を貫通して
開口する排出口53が開口している。上室33の下端外周に
は円筒部21内に連通する通風口55が開口している。遠心
分離装置36の上方を覆うカバー57には後部斜め下方に開
口する排風口59が設けられている。カバー57の中央部に
は、筒体61が固着し、上面板51上に直立するねじ杆63に
螺合するハンドル65によってカバー57は回転自在に固定
される。
車体12には前輪67、後輪69が設けられ、後方に操作ハン
ドル70が設けられている。
円筒部21の下端には、非通気性材料よりなる収塵容器71
の上縁のフランジ部73が環状のパッキン75を介して固定
されている。
収塵容器71の前側のフランジ部73は円筒部21の下方に突
出する係止片77が係合し、収塵容器71の後側の上部は係
止具79によって円筒21の下面に着脱自在に係止してい
る。収塵容器71の下面には車輪81,81が設けられてい
る。係止具79はつぎのように構成されている。すなわ
ち、軸83によって円筒部21に枢着されたレバー85に、フ
ック87の上端が軸89によって枢着され、フック89の下端
は収塵容器71の上面のフランジ部73にパッキン75を介し
て係止している。
以上の実施例において、吸風機1によって吸引されたゴ
ミは吐出口17から円筒部21内に侵入して旋回しながら降
下するが、このうち細かい土埃等を含む排風は通風口55
から遠心分離装置36を通って塵埃を除去されて外部に放
出され、粗い落葉、紙屑等は円筒部21の内面に沿って下
降し収塵容器71内に収容される。
遠心分離装置36内においては、連通孔39から侵入する排
風は翼板49によって旋回し、遠心力によって送風中の塵
埃は外筒41の内壁面に集まって旋回しつつ下降して外筒
41の下端から下室35内に入り下端の開口部43から補助収
塵容器45内に入る。塵埃を除去された送風は内筒37を通
って排出口53を経てカバー57の排風口59から排出され
る。
収塵容器71内の塵埃を排出するにあたっては、係止具79
のレバー85を後側方に倒すと、フック87のフランジ部73
の係止が会場される。作業者は手で後部のフランジ部73
を保持しつつ、フック87を外して、収塵容器71を後に引
くと、前側のフランジ部73が係止片77から外れて収塵容
器71は地上に載置される。この状態で蓋47を開いて補助
収塵容器45内の塵埃を収塵容器71内に収容する。
なお、本実施例では分離装置19は遠心式に構成している
が、本考案では遠心式に限定せず、濾過式等他の手段を
用いてもよい。
また、回転自在のカバー57にかえて、前部に排風口59を
備え、両側面をフィルターとしたカバーを固定してもよ
い。
本考案によれば、排風中の微細な塵埃を分離することが
できるとともに、分離した塵埃はすべて収塵容器と補助
収塵容器に収容して大気に飛散することがなく、環境お
よび作業者に対する衛生を向上することができるもので
ある。
なお、第8図〜第12図は従来例を示すもので、遠心分離
装置36は円筒状の本体91の下端は仕切板31に設けた連通
孔93に連通し、内部に円周方向に傾斜する固定翼95が設
けられ、本体91の上端を、上室33内に開口するととも
に、下端を本体91の上端の中心部に開口する円錐筒97の
上端を、上室33の上面を覆う上面板51に設けた排風孔99
に連通している。分離挿入19で塵埃を除去された排風は
連通孔93か遠心分離装置36内に入り旋回しつつ上昇して
外周部に集まった塵埃と中心部の排風とに分離されて、
排風は排風孔99からカバー57内を通って排風孔59から大
気に排出され、塵埃は排出菅101を経て地面に排出する
ものである。なお、第8図〜第12図において、第1図〜
第7図に示す符号と同一の符号は同一の構成部分を表わ
すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はそれぞれ本考案の1実施例の側断面
図,平面図、第3図は遠心分離装置の側断面図、第4図
は収塵容器の平面図、第5図は収塵容器の前側の係止片
の側断面図、第6図,第7図はそれぞれ同後側の側断面
図,正面図、第8図,第9図はそれぞれ従来例の側断面
図,平面図、第10図は従来の遠心分離装置の側断面図、
第11図,第12図はそれぞれ同固定翼の平面図,斜視図で
ある。 1……吸風機、11……収塵口 12……車体、15……吸風口 17……吐出口、18……ダクト 19……分離装置、36……遠心分離装置 37……内筒、39……間隙部 41……外筒、43……開口部 45……補助収塵容器、49……翼板 71……収塵容器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体12に装着された吸風機1の吐出口17に
    ダクト18を介して連通する分離装置19と、前記分離装置
    19の下部に着脱自在に係合して分離された塵埃を収容す
    る収塵容器71と、前記吸風機1の吸風口15に連通する集
    塵口11と備えた清掃機において、前記分離装置19に連通
    し、排風中の微小塵埃を分離するための遠心分離装置36
    を設け、前記遠心分離装置36の垂直方向の内筒37の下部
    を、適宜間隙部39を介して外筒41の上部に挿入し、前記
    外筒41の下部を小径の開口部43を備えた円錐系に形成
    し、前記間隙部39から下方に侵入せしめた前記排風を旋
    回せしめる翼板49を設け、前記開口部43の下方に設けた
    補助集塵容器45に開口して設けるとともに、前記内筒37
    の上端を大気に連通して設けたことを特徴とする清掃
    機。
  2. 【請求項2】車体12に装着された吸風機1の吐出口17に
    ダクト18を介して連通する分離装置19と、前記分離装置
    19の下部に着脱自在に係合して分離された塵埃を収容す
    る収塵容器71と、前記吸風機1の吸風口15に連通する集
    塵口11とを備えた清掃機において、前記分離装置19に連
    通し、排風中の微小塵埃を分離するための遠心分離装置
    36を設け、前記遠心分離装置36の垂直方向の内筒37の下
    部を、適宜間隙部39を介して外筒41の上部に挿入し、前
    記外筒41の下部に開口部43を設け、前記間隙部39から下
    方に侵入せしめた前記排風を旋回せしめる翼板49を設
    け、前記開口部43の下方に設けた密閉式の補助集塵容器
    45に開口して設けるとともに、前記内筒37の上端を大気
    に連通して設けたことを特徴とする清掃機。
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