JPH0711727Y2 - 清掃機 - Google Patents
清掃機Info
- Publication number
- JPH0711727Y2 JPH0711727Y2 JP1991019009U JP1900991U JPH0711727Y2 JP H0711727 Y2 JPH0711727 Y2 JP H0711727Y2 JP 1991019009 U JP1991019009 U JP 1991019009U JP 1900991 U JP1900991 U JP 1900991U JP H0711727 Y2 JPH0711727 Y2 JP H0711727Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- dust container
- separating device
- arms
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車体に装着された吸風
機の吐出口に連通する分離装置の下部に、着脱自在に係
合して分離された塵埃を収容する収塵容器を備えるとと
もに、吸風機の吸風口に連通して地表面に近接して開口
する集塵口を備え、エンジンの駆動で回転する吸風機に
よって地上の塵埃を吸引して収塵容器に収容する清掃機
に係るものである。
機の吐出口に連通する分離装置の下部に、着脱自在に係
合して分離された塵埃を収容する収塵容器を備えるとと
もに、吸風機の吸風口に連通して地表面に近接して開口
する集塵口を備え、エンジンの駆動で回転する吸風機に
よって地上の塵埃を吸引して収塵容器に収容する清掃機
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の清掃機は、収塵容器は重
量が重く分離装置の下部に直接着脱することが困難のた
め、図5に示すような手段が用いられていた。すなわ
ち、分離装置83の下部にはパッキン85を介して収塵
容器87の上縁が固定されている。収塵容器の前縁は車
体89に下端を枢着され前後方向に揺動自在の揺動杆9
1の上端に係止され、後縁は分離装置83に係止装置9
3によって固定されている。この収塵容器87を取り外
ずすには、係止装置93を外ずして収塵容器87の後部
を保持して後方に引き出すと、前部は揺動杆91に支持
されたまま後方には、収塵容器87の前部を揺動杆91
の上端に係止して収塵容器87の後部を保持して前方に
押し込むと、前部は斜め後方から前方に向って分離装置
83の下部に押し込まれる。
量が重く分離装置の下部に直接着脱することが困難のた
め、図5に示すような手段が用いられていた。すなわ
ち、分離装置83の下部にはパッキン85を介して収塵
容器87の上縁が固定されている。収塵容器の前縁は車
体89に下端を枢着され前後方向に揺動自在の揺動杆9
1の上端に係止され、後縁は分離装置83に係止装置9
3によって固定されている。この収塵容器87を取り外
ずすには、係止装置93を外ずして収塵容器87の後部
を保持して後方に引き出すと、前部は揺動杆91に支持
されたまま後方には、収塵容器87の前部を揺動杆91
の上端に係止して収塵容器87の後部を保持して前方に
押し込むと、前部は斜め後方から前方に向って分離装置
83の下部に押し込まれる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この従来の手段では、
分離装置と収塵容器との間のパッキンが斜めに押圧され
るので、パッキンの締め代の調節が困難であり、また前
部と後部との押圧方向および押圧力が異るので均一に気
密を保つことができなかった。
分離装置と収塵容器との間のパッキンが斜めに押圧され
るので、パッキンの締め代の調節が困難であり、また前
部と後部との押圧方向および押圧力が異るので均一に気
密を保つことができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、分離装置に揺
動自在に枢着されたアームに上端を枢着し、下端を収塵
容器に係脱自在に係止するフックを備えた係止装置を分
離装置の外周の相対する側面に、アームの揺動方向を対
称に連動して設けることによって、収塵容器を垂直方向
に昇降せしめるものである。
動自在に枢着されたアームに上端を枢着し、下端を収塵
容器に係脱自在に係止するフックを備えた係止装置を分
離装置の外周の相対する側面に、アームの揺動方向を対
称に連動して設けることによって、収塵容器を垂直方向
に昇降せしめるものである。
【0005】
【作用】アームに一体的に固着するレバーを操作するこ
とによって、相対するアームを対称的に回動させて、収
塵容器の縁部の相対する位置に係止するフックを昇降さ
せ、収塵容器を垂直方向に昇降させる。
とによって、相対するアームを対称的に回動させて、収
塵容器の縁部の相対する位置に係止するフックを昇降さ
せ、収塵容器を垂直方向に昇降させる。
【0006】
【実施例】図1は清掃機の全体を示すもので、車輪1,
1…を備えた車体3には、エンジン5の駆動で回転する
吸風機7が装着され、吸風機7の吸風口9に連通する吸
風ダクト11は地表面に近接して集塵口12が開口して
いる。
1…を備えた車体3には、エンジン5の駆動で回転する
吸風機7が装着され、吸風機7の吸風口9に連通する吸
風ダクト11は地表面に近接して集塵口12が開口して
いる。
【0007】車体の後部には、分離装置13が設けら
れ、ダクト15を介して吸風機7の吐出口17に連通し
ている。分離装置13の下部には収塵容器19がパッキ
ン20を介して着脱自在に装着されている。分離装置1
3はつぎのように構成されている。すなわち、円筒状の
外筒21内にはダクト15が円周方向に開口し、円周方
向に螺旋状に設けた金網壁23に沿って送風を案内する
よう設けられている。
れ、ダクト15を介して吸風機7の吐出口17に連通し
ている。分離装置13の下部には収塵容器19がパッキ
ン20を介して着脱自在に装着されている。分離装置1
3はつぎのように構成されている。すなわち、円筒状の
外筒21内にはダクト15が円周方向に開口し、円周方
向に螺旋状に設けた金網壁23に沿って送風を案内する
よう設けられている。
【0008】外筒21の中央部には、補助分離装置25
が設けられている。すなわち、外筒21の中央には円筒
の下部を円錐状に形成した集塵室27が設けられ、集塵
室27の底部には開閉蓋29が設けられている。外筒2
1の上部を覆う天井部31と集塵室27の上面33のと
間には多数の遠心分離器35が両端を固着されている。
遠心分離器35は図2(a)に示すように、下部に円錐
部を形成した外筒37と、外筒37の中心部に内筒39
が設けられ、間に螺旋翼41が固着し、外筒37は集塵
室27の上面を貫通して固着し、内筒39は天井部31
を貫通して固着している。
が設けられている。すなわち、外筒21の中央には円筒
の下部を円錐状に形成した集塵室27が設けられ、集塵
室27の底部には開閉蓋29が設けられている。外筒2
1の上部を覆う天井部31と集塵室27の上面33のと
間には多数の遠心分離器35が両端を固着されている。
遠心分離器35は図2(a)に示すように、下部に円錐
部を形成した外筒37と、外筒37の中心部に内筒39
が設けられ、間に螺旋翼41が固着し、外筒37は集塵
室27の上面を貫通して固着し、内筒39は天井部31
を貫通して固着している。
【0009】天井部31の上方は送風カバー43によっ
て覆れて、送風カバー43の前方の開口部にはフィルタ
ー45がエンジン5に対面し設けられて冷却風路46が
形成されている。送風カバー43およびエンジン5の上
方および側方を覆って、側面に排風口47を備えた本体
カバー49が設けられている。本体カバー49の後面に
はハンドル51が設けられている。
て覆れて、送風カバー43の前方の開口部にはフィルタ
ー45がエンジン5に対面し設けられて冷却風路46が
形成されている。送風カバー43およびエンジン5の上
方および側方を覆って、側面に排風口47を備えた本体
カバー49が設けられている。本体カバー49の後面に
はハンドル51が設けられている。
【0010】収塵容器19は、分離装置13の外筒21
の両側に、前後位置にそれぞれ軸53,55によって上
下方向に揺動自在に枢着されたアーム57,59に、そ
れぞれ上端を枢着し、下端を収塵容器19に係止するフ
ック61,63を備えた前後の係止装置65,67が揺
動方向を対称に連動している。すなわち、後部の軸55
の前方に軸69が設けられ、軸53,69にそれぞれ固
着するスプロケット71,73にはチェン75が巻回さ
れ、軸69,55にはそれぞれギヤー77,79が固着
して互に噛み合っている。すなわち、アーム57,59
は互に対称方向に揺動するよう連動している。後部のア
ーム59にはレバー81が一体に固着している。
の両側に、前後位置にそれぞれ軸53,55によって上
下方向に揺動自在に枢着されたアーム57,59に、そ
れぞれ上端を枢着し、下端を収塵容器19に係止するフ
ック61,63を備えた前後の係止装置65,67が揺
動方向を対称に連動している。すなわち、後部の軸55
の前方に軸69が設けられ、軸53,69にそれぞれ固
着するスプロケット71,73にはチェン75が巻回さ
れ、軸69,55にはそれぞれギヤー77,79が固着
して互に噛み合っている。すなわち、アーム57,59
は互に対称方向に揺動するよう連動している。後部のア
ーム59にはレバー81が一体に固着している。
【0011】作業にあたっては、エンジン5の駆動で回
転する吸風機7の吸引力により吸風ダクト15から吸引
された吸風はダクト15を経て分離装置13に送られ、
金網壁23に囲れた送風路を通って外筒21内を回転し
ながら下降するとともに、塵埃は収塵容器19内に落
下、収容され、排風は金網23を通過して補助分離装置
25内に入る。
転する吸風機7の吸引力により吸風ダクト15から吸引
された吸風はダクト15を経て分離装置13に送られ、
金網壁23に囲れた送風路を通って外筒21内を回転し
ながら下降するとともに、塵埃は収塵容器19内に落
下、収容され、排風は金網23を通過して補助分離装置
25内に入る。
【0012】この排風は、遠心分離器35の外筒37の
上端から外筒37内を螺旋翼41によって旋回しながら
下降し、排風中の塵埃は遠心力によって分離して集塵室
27に落下し、排風は内筒39を通って送風カバー43
内に入り、さらにフィルター45を経て微小な塵埃を除
去され、排風は冷却風路46を通ってエンジン5に吹き
付けられてエンジン5のシリンダー(図示せず)を冷却
して排風口47から大気に放出されるものである。作業
者はハンドル51を把持して車体3を押し進め、地上の
塵埃を吸引して収塵容器19内に収容するものである。
上端から外筒37内を螺旋翼41によって旋回しながら
下降し、排風中の塵埃は遠心力によって分離して集塵室
27に落下し、排風は内筒39を通って送風カバー43
内に入り、さらにフィルター45を経て微小な塵埃を除
去され、排風は冷却風路46を通ってエンジン5に吹き
付けられてエンジン5のシリンダー(図示せず)を冷却
して排風口47から大気に放出されるものである。作業
者はハンドル51を把持して車体3を押し進め、地上の
塵埃を吸引して収塵容器19内に収容するものである。
【0013】収塵容器19内の塵埃を排出するには、レ
バー81を下方に回動すると、前後のアーム57,59
がギヤー79,77およびチェン75を介して互に反対
方向に揺動して、前後のフック61,63によって収塵
容器19を地上におろすものである。内部の塵埃を排出
後は、前後のフック61,63を収塵容器19の所定の
位置に係止して、レバー81を上方に回動すれば、収塵
容器は垂直方向に上昇して、分離装置13の下面に当接
し、アーム57,59が上死点を超えた位置で係止状態
が保持されるものである。
バー81を下方に回動すると、前後のアーム57,59
がギヤー79,77およびチェン75を介して互に反対
方向に揺動して、前後のフック61,63によって収塵
容器19を地上におろすものである。内部の塵埃を排出
後は、前後のフック61,63を収塵容器19の所定の
位置に係止して、レバー81を上方に回動すれば、収塵
容器は垂直方向に上昇して、分離装置13の下面に当接
し、アーム57,59が上死点を超えた位置で係止状態
が保持されるものである。
【0014】なお、本考案で係止装置を取り付ける側面
とは左右の側面の他、前側面,後側面も含むもので、係
止装置の数は片側に1個と反対側に2個に限定するもの
ではなく、両側共1個あるいは両側共2個設けてもよ
い。
とは左右の側面の他、前側面,後側面も含むもので、係
止装置の数は片側に1個と反対側に2個に限定するもの
ではなく、両側共1個あるいは両側共2個設けてもよ
い。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、重量の重い収塵容器を
容易に着脱することができるとともに、垂直方向に上昇
させるので、パッキンが均一に押圧されて気密を保つこ
とができるものである。
容易に着脱することができるとともに、垂直方向に上昇
させるので、パッキンが均一に押圧されて気密を保つこ
とができるものである。
【図1】本考案の1実施例の側断面図である。
【図2】要部の説明図で、(a)は遠心分離器の側断面
図、(b)は要部の正断面図である。
図、(b)は要部の正断面図である。
【図3】係止装置の平面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】従来例の係止装置の側断面図である。
3 車体 7 吸風機 9 吸風口 12 集塵口 13 分離装置 15 ダクト 17 吐出口 19 収塵容器 57,59 アーム 61,63 フック 65,67 係止装置
Claims (1)
- 【請求項1】 車体1に装着された吸風機7の吐出口1
7にダクト15を介して連通する分離装置13を設け、
前記吸風機7の吸風口9に連通して、地表面に近接して
開口する集塵口12を設け、前記分離装置13の下部
に、分離された塵埃を収容するための収塵容器19を設
け、前記分離装置13に前後配置の水平な平行軸53,
55を中心に揺動自在に枢着されたアーム57,59に
上端を枢着し、下端を前記収塵容器19に係脱自在に係
止するフック61,63を備えた係止装置65,67を
前記分離装置13の外周の相対する側面に、前記アーム
57,59の揺動方向を対称に連動して設け、フック6
1,63の収塵容器19と係合する各部分が大略同一の
水平面上において所定の位置関係を保持したままで、ア
ーム57,59の一方の揺動操作により、垂直に上下す
るのものであることを特徴とする清掃機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991019009U JPH0711727Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 清掃機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991019009U JPH0711727Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 清掃機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135254U JPH04135254U (ja) | 1992-12-16 |
JPH0711727Y2 true JPH0711727Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31905371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991019009U Expired - Lifetime JPH0711727Y2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 清掃機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711727Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0646447Y2 (ja) * | 1989-05-02 | 1994-11-30 | 小松ゼノア株式会社 | 清掃機 |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP1991019009U patent/JPH0711727Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04135254U (ja) | 1992-12-16 |
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