JPH082170Y2 - 清掃機 - Google Patents

清掃機

Info

Publication number
JPH082170Y2
JPH082170Y2 JP9020889U JP9020889U JPH082170Y2 JP H082170 Y2 JPH082170 Y2 JP H082170Y2 JP 9020889 U JP9020889 U JP 9020889U JP 9020889 U JP9020889 U JP 9020889U JP H082170 Y2 JPH082170 Y2 JP H082170Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
separating device
cleaning machine
air
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9020889U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0321416U (ja
Inventor
昭二 酒井
善明 狩野
健一 小薗江
晃 蒲生
Original Assignee
小松ゼノア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小松ゼノア株式会社 filed Critical 小松ゼノア株式会社
Priority to JP9020889U priority Critical patent/JPH082170Y2/ja
Publication of JPH0321416U publication Critical patent/JPH0321416U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH082170Y2 publication Critical patent/JPH082170Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、車体に装着された吸風機の吐出口にダクト
を介して連通する第1分離装置と、この分離装置の下部
に着脱自在に係合して、分離された塵埃を収容する収塵
容器と、吸風機の吸風口に連通する集塵口とを備え、エ
ンジンの駆動で回転する吸風機によって地上の塵埃を吸
引して、収塵容器に収容する清掃機に係るものである。
(従来の技術および解決しようとする課題) 従来、この種の清掃機においては、大量の風量によっ
て吸塵するので塵埃分離後の大量の排風が作業者の近く
に吹き出すことになり、この排風中に微小な塵埃が残っ
ていると、作業者の衛生上も好ましくなく、また周囲に
塵埃を飛散させて環境の衛生も害していた。このため、
排風中の微小な塵埃はできるだけ除去する必要があり、
従来は第12図〜第14図に示すごとく濾過体95を往復折り
曲げながら環状に形成したフイルター93を通過させて排
風を濾過していたが、分離された微小な塵埃は濾過体95
の内面に付着し、あるいは濾過体95の内部に滞留して、
この濾過体95に目詰りが生じ易く、濾過体95の清掃等の
保守が厄介であった。
[考案の構成] (課題を解決するための手段および作用) 本考案は、第1分離装置の送風後方に、さらに第2分
離装置を設けて、大量な排風中の微細な塵埃を除去しよ
うとするもので、集塵口から吸引風とともに吸引された
地上の落葉等の塵埃は、吸風機から、収塵容器に、内壁
に沿って回転するよう送り込まれ、大きな塵埃は遠心力
で分離されて内壁に沿って収塵容器に落下し、大きな塵
埃を除去された大量の送風は上部中央の排風装置に浸入
し、内部に設けられた第2分離装置を通過して、大量の
送風中の微細な塵埃も除去され、外部に排出されるもの
である。
(実施例) 以下、図面を用いて本考案の1実施例について詳細な
説明を行なう。
第1図〜第10図において、吸風機1はつぎのように構
成されている。すなわち、本体2の上部にはエンジン3
が設けられている。エンジン3のクランク軸(回転軸)
5の先端部にはファン7がナット9によって固定され、
水平方向に回転するものである。本体2の下部には地上
に近接して集塵口11が設けられ、車体12に搭載された集
塵路13、吸風口15を経て本体2内部に連通している。本
体2の後部にはファン7の回転によって吸引した塵埃を
吐出する吐出口17が設けられダクト18を介して第1分離
装置19に連通している。第1分離装置19はつぎのように
構成されている。すなわち、吐出口17は上部に設けられ
た円筒部21に連通し、円筒部21の内の上部の円周方向に
向って開口している。円筒部21の中心部分には円錐状の
排風管23が設けられ、排風管23の下方には、大円筒部25
が形成されている。排風管23の上部は、外周を上方に折
り曲げた形状に形成し、筒状の排風装置27が嵌合してい
る。排風装置27はつぎのように構成されている。すなわ
ち、筒体29内には水平の仕切り板31によって上室33と下
室35とに分割され、上室33内には多数の遠心式の第2分
離装置36が設けられている。第2分離装置36は第3図〜
第5図に示すごとく、円筒状の本体37の下端は仕切板31
に設けた連通孔39に連通し、内部に円周方向に傾斜する
固定翼41が設けられ、本体37の上端は上室33内に開口す
るとともに、下端を本体37の上端の中心部に開口する円
錐筒43の上端を、上室33の上面を覆う上面板44に設けた
連通孔45に連通している。第2分離装置36の上方を覆う
カバー47は後部斜め下方向に開口する排風口49が設けら
れている。上室33内の下部に連通する放出路51の下端に
は地面に近接する放出口53が開口している。
車体12には前輪55、後輪57が設けられ、後方にハンド
ル59が設けられている。
大円筒部25の下端には非通気性材料よりなる収塵容器
61が環状のパッキン63を介して固定されている。車体12
には、揺動杆65が下端を軸67によって枢着され、揺動杆
65の上端には上面を凹形に形成した係合部69が固着し、
収塵容器61の前側上部に下方に吐出する係止片71が係合
し、収塵容器61の後側の上部は係止具73によって大円筒
25の下面に着脱自在に係止している。揺動杆65は途中の
ターンバックル75によって長さを調節自在に設けられ、
かつチェン77によって車体12に連結されて下方に揺動し
た板を規制している。収塵容器61の下面には車輪79,79
が設けられている。係止具73はつぎのように構成されて
いる。すなわち、軸81によって大円筒25に枢着されたレ
バー83に、フック85の上端が軸87によって枢着され、フ
ック85の下端は収塵容器61の上面のフランジ部89にをパ
ッキン63を介して係止している。
以上の実施例において、吸風機1によって吸引された
ゴミは吐出口17から円筒部21内に侵入して旋回しながら
降下するが、このうち細かい土埃等を含む排風は排風管
23から第2分離装置36を通って塵埃を除去されて外部に
放出され、粗い落葉、紙屑等は円筒部21の内面に沿って
下降し収塵容器61内に収容される。
なお、排風口49の後方には遮風板90が設けられ、作業
者に排風が吹きかかることを防いでいる。遮風板90はハ
ンドル59に固着してもよく、また必要に応じて収塵袋等
を収容するポケットを設けてもよい。
第2分離装置36内においては、連通孔39から侵入する
排風は固定翼41によって旋回し、遠心力によって送風中
の塵埃は本体37の内壁面に集まって旋回しつつ上昇して
本体37の上端から上室33内に入り放出路51を経て下端の
放出口53から地上に放出される。塵埃を除去された送風
は円錐筒43、連通孔45を経てカバー47の排風口49から排
出される。
集塵容器61内の塵埃を排出するにあたっては、係止具
73のレバー83を後側方に倒すと、フック85のフランジ部
89の係止が解除される。作業者は手で後部のフランジ部
89を保持しつつ、フック85を外して、収塵容器61を後に
引くと、揺動杆65が揺動して収塵容器61は下降して地上
に載置される。収塵容器61を装着するにあたっては、収
塵容器61前部の係止片71を、チェン77で位置決めされた
揺動杆65の上端の係止部69に係止し、収塵容器61の後部
を持ち上げながら前方に押し込むと、揺動杆65が前方に
揺動して収塵容器61が持ち上げられ、大円筒部25のした
面に係合した状態で、レバー83を回動して係止具73によ
って固定するものである。
なお、本実施例では第1分離装置19は遠心式に構成し
ているが、本考案では遠心式に限定せず、濾過式等他の
手段を用いてもよい。また第2分離装置36は本実施例の
ごとく、軸方向に流入、排出する軸流遠心式に限定せ
ず、側方から円周に沿って流入して軸方向に排出する直
線遠心式を用いてもよい。また、遠心式に限らず濾過式
等他の分離方式でもよい。また、排風口49の方向は前
後、左右いずれの方向に設けてもよく、あるいは排風口
49等の排風通路中に濾過網を設けてもよい。
第11図は放出路51の他の実施例を示すもので、放出口
53に布製の袋状の補助収塵容器91を設けたものである。
[考案の効果] 本考案によれば、大量の排風中の微小な塵埃を分離で
きるものである。
なお、請求項(2)に記載の構成とすば、排風中の微
小な塵埃を分離し少量の排風によって地表面に近接して
放出するので、大きく飛散することがない。また請求項
(3)に記載の構成とすれば、排風中の微小な塵埃を別
途に収集して飛散することがない。
第12図〜第14図は従来の清掃機の1例を示すもので、
排風管23の上面には、筒状のフイルター93がパッキン94
を介して載置されている。フイルター93は通気性の紙等
を反対方向に交互に折り曲げながら円筒状に形成された
濾過体95の内面、外面をそれぞれ覆う円筒状の多孔板9
7,99の上端、下端を覆う環状の溝板101,103が一体に固
着している。フイルター93の上面には、縁部を下方に折
り曲げたカバー105が係合し、ナット107によって排風管
23に固定されている。なお、第1図〜第9図に示す符号
と同一符号は同一の構成部分を表わすものである。分離
装置19で大きな塵埃も分離、除去した排風はフイルター
93の濾過体95を通過して大気に放出されるものである。
濾過体95の目詰りを生じたときは、ナット107によって
カバー105を取外し、フイルター95を取り出して付着し
た塵埃を清掃するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はそれぞれ本考案の1実施例の側断面
図,平面図、第3図は第2分離装置の側断面図、第4
図,第5図はそれぞれ固定翼の平面図,斜視図、第6図
は収塵容器の平面図、第7図,第8図はそれぞれ揺動杆
の側面図,正面図、第9図,第10図はそれぞれ係止具の
側面図,後面図、第11図は放出路の他の実施例の側面
図、第12図は従来の清掃機の側断面図、第13図,第14図
はそれぞれ同要部の拡大側断面図、拡大平断面図であ
る。 1…吸風機、11…集塵口 12…車体、15…吸風口 17…吐出口、18…ダクト 19…第1分離装置、36…第2分離装置 51…放出路、53…放出口 91…補助収塵容器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体12に装着された吸風機1の吐出口17に
    ダクト18を介して連通する第1分離装置19と、前記第1
    分離装置19の下部に着脱自在に係合して分離された塵埃
    を収容する収塵容器61と、前記吸風機1の吸風口15に連
    通する集塵口11とを備えた清掃機において、前記第1分
    離装置19に連通し、排風中の微小塵埃を分離するための
    第2分離装置36を設けるとともに、前記第2分離装置36
    によって分離された塵埃を別途に案内するための放出路
    51を設けたことを特徴とする清掃機。
  2. 【請求項2】前記放出路51に、地表面に近接する放出口
    53を設けてなる請求項(1)記載の清掃機。
  3. 【請求項3】前記第2分離装置36によって分離された塵
    埃を収容する補助収塵容器91を設けてなる請求項(1)
    記載の清掃機。
JP9020889U 1989-07-31 1989-07-31 清掃機 Expired - Lifetime JPH082170Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9020889U JPH082170Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 清掃機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9020889U JPH082170Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 清掃機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0321416U JPH0321416U (ja) 1991-03-04
JPH082170Y2 true JPH082170Y2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=31639743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9020889U Expired - Lifetime JPH082170Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 清掃機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH082170Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4590985B2 (ja) * 2004-08-31 2010-12-01 セイコーエプソン株式会社 画像表示装置
JP4662461B2 (ja) * 2005-07-20 2011-03-30 中国電力株式会社 感電防止装置、及び感電防止装置を備える電源箱
JP4875437B2 (ja) * 2006-09-04 2012-02-15 王子製紙株式会社 電源盤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0321416U (ja) 1991-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0744913B2 (ja) 遠心分離装置
US5779745A (en) Adaptor for a vacuum cleaner
US5129125A (en) Cleaning machine
EP1523917B1 (en) Upright vacuum cleaner with cyclonic airflow
KR101130033B1 (ko) 집진 유니트
US20090300874A1 (en) Cyclonic vacuum cleaner with improved collection chamber
KR20060125952A (ko) 집진 유니트
GB2321181A (en) Cyclone accessory for a vacuum cleaner
WO1998035602A1 (en) Device for a cyclone vacuum cleaner
CA2309011A1 (en) Vacuum cleaner
JPH082170Y2 (ja) 清掃機
US20040007813A1 (en) Chip collecting machine
JPH0738342Y2 (ja) 清掃機
JPH0725156Y2 (ja) 清掃機
JPH0274709A (ja) 真空式路面清掃車
JPH0739939Y2 (ja) 清掃機
JPH0639624Y2 (ja) 清掃機
JPH0725157Y2 (ja) 清掃機
JPH0646447Y2 (ja) 清掃機
JP2564900B2 (ja) 産業車両用集塵装置
JPH0711729Y2 (ja) 清掃機
JPH0711727Y2 (ja) 清掃機
JP2505724Y2 (ja) 清掃機
JPH0322123B2 (ja)
JPH0711728Y2 (ja) 清掃機