JPH0322123B2 - - Google Patents

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JPH0322123B2
JPH0322123B2 JP60047299A JP4729985A JPH0322123B2 JP H0322123 B2 JPH0322123 B2 JP H0322123B2 JP 60047299 A JP60047299 A JP 60047299A JP 4729985 A JP4729985 A JP 4729985A JP H0322123 B2 JPH0322123 B2 JP H0322123B2
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JP
Japan
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grass
wind
exhaust passage
dust
opening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60047299A
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English (en)
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JPS61205417A (ja
Inventor
Hiroaki Kawakita
Minoru Kyotani
Takeshi Sato
Masanori Oosawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP60047299A priority Critical patent/JPS61205417A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、モアーで刈取つた刈草を収集する集
草装置に関する。
<従来の技術> 例えば、トラクタ等の走行車体の腹下部にモア
ーを装着し、後部に集草装置を装着し、モアーで
刈取つた刈草を送風装置を介して集草装置へ送給
し、集草装置の集草容器に収集するという刈取り
集草装置としては、米国特許第4054023号明細書
に開示されたものがある。
前記従来の集草装置の集草容器は、柔軟な多孔
性バツグの内側に集草バツグを配置し、集草バツ
グの上部にブラシ製のスクリーンを設け、集草バ
ツグの上方へ送給されてきた風を、スクリーンを
通過させて多孔性バツグと集草バツグとの間へ流
出させ、且つ多孔性バツグから外部へ排出させる
ように構成されている。
<発明が解決しようとする問題点> この従来装置では、スクリーンで風から刈草を
分離し、多孔性バツグで比較的大きい塵埃(微細
刈草を含む、以下同じ)を収集できるが、多孔性
バツグはその略全面に気孔があつて空気を四方へ
流出するため、細かい塵埃が舞い上り、作業者の
環境を悪化している。細かい塵埃を除去するに
は、多孔性バツグの気孔を小さくすれば良いので
あるが、そのようにすれば圧力損失及び目詰りが
生じ、空気の流出が悪くなる。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、このような従来装置の問題点を、集
草箱17の上部にスクリーン42を設け、その風
下側の風排出路45に風を清浄空気と塵埃とに分
離する機構を設け、この分離された塵埃を排出す
る排出路52の排出口53を集草箱17の外側で
下向きに形成することにより、また更に、前記排
出口53下方に塵埃収納部59を形成することに
より、総て解消できるようにしたものである。
即ち、本発明における問題解決手段の具体的構
成の第1の特徴は、走行車体1に装着されてい
て、モアー10から刈草が送給され、且つ開閉蓋
30を開放することにより草排出可能な集草箱1
7を有する集草装置において、 前記集草箱17の上部にはスクリーン42を有
する風逃し口41が形成され、この風逃し口41
の風下側には風排出路45が形成され、この風排
出路45の始端側には風旋回用案内羽根46が設
けられ、その終端側には空気排出路51とその外
周の塵埃排出路52とが形成され、前記塵埃排出
路52の終端排出口53は集草箱17の外側で下
向きに形成されている点にあり、第2の特徴は、
走行車体1に装着されていて、モアー10から刈
草が送給され、且つ開閉蓋30を開放することに
より草排出可能な集草箱17を有する集草装置に
おいて、 前記集草箱17の上部にはスクリーン42を有
する風逃し口41が形成され、この風逃し口41
の風下側には風排出路45が形成され、この風排
出路45の始端側には風旋回用案内羽根46が設
けられ、その終端側には空気排出路51とその外
周の塵埃排出路52とが形成され、前記塵埃排出
路52の終端排出口53は集草箱17の外側で下
向きに形成されており、前記排出口53の下方に
塵埃収納部59が設けられている点にある。
<作用> モアー10で刈取つた草は送風装置20を介し
て集草箱17内へ送給され、刈草は集草箱17内
に収集される。刈草を運んできた風は、スクリー
ン42を通過することによりほとんどの刈草が分
離され、スクリーン42の風下側の風排出路45
へ流れる。風は風排出路45で案内羽根46によ
つて旋回が与えられ、含有していた塵埃は遠心力
によつて外方へ分離放出され、塵埃排出路52へ
入り、一方塵埃が除去された清浄空気は空気排出
路51を経て外部へ排出される。前記塵埃排出路
52の排出口53は集草箱17の外側で下向きに
形成されていることにより、集合された塵埃は下
方向へのみ排出され、流速の高い空気流の影響は
受けない。また、前記排出口53の下方に塵埃収
納部59が設けられていると、その収納部59内
に塵埃が収納され、地上には放出されない。
<実施例> 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1〜5図に示す第1実施例において、1は走
行車体としてのトラクタで、前輪2及び後輪3を
有し、左右後輪フエンダ4を一体的に有するフロ
アシート5、その上部に設けられた座席6、及び
ハンドル装置7等を備えている。
10は走行車体1の腹下部に吊下げ機構を介し
て装着されたモアーで、地面Lの凹凸に追従しな
がら走行可能である。モアー10はモアーデツキ
11の下側に3組のカツタ12を回転自在に配置
しており、カツタ12は草を刈取りながら、その
刈草を起風板13でモアーデツキ11の一側の放
出口14へ放出可能に構成されている。
17は走行車体1の後部に装着された集草装置
16の集草箱で、パイプ又は棒材で箱形に形成さ
れたフレーム枠18に、板材を固定して周囲壁1
9を形成している。
この集草箱17と前記モアー10とは送風装置
20で接続されている。21はブロワ、22はブ
ロワ駆動用エンジンで、これらは車体1の後部又
はフエンダもしくはフロアシート5のステツプ部
等に取付けることができ、実施例では車体1に固
定の取付台(図示せず)を介して取付けて、集草
箱17の側方に配置している。
前記ブロワ21の吸入側はホース23及びダク
ト24を介してモアーデツキ11の放出口14に
接続されていて、モアー10が刈取つた草を吸引
可能となつており、その吐出側は蛇腹ホース25
を介して集草箱17の一側上部に連通されてお
り、刈草を集草箱17内へ放出可能となつてい
る。
前記集草箱17を更に詳述すると、集草箱17
の底部はV字形に形成され、その前側傾斜面にブ
ラケツト28が設けられ、、その後側傾斜面は背
壁中途まで延設された開閉蓋30で形成されてい
る。
ブラケツト28は前方に突出していて、車体1
に固定の取付台31に係合固定されている。
33は開閉蓋30の開閉機構で、座席6から操
作可能となつている。レバー34は集草箱17の
下部に枢支されており、固定のアーム35とリン
ク36とを介して開閉蓋30に運動連結され、レ
バー34を矢印A方向に回動操作することによ
り、開閉蓋30は開放され、集草箱17内に収納
していた草を排出可能である。
この開閉機構33にはレバー34のロツク手段
37が設けられており、ロツク部材38を集草箱
17に固定の縦軸39廻りに回動して、レバー3
4の係合部材34aの係合を解除しなければ、レ
バー34が操作できないように構成されている。
集草箱17の上部には略全域に風逃し口41が
形成されており、この風逃し口41には金網又は
パンチングメタル等で形成されたスクリーン42
が設けられ、刈草の流出を阻止しながら風のみの
排出を許容している。
前記集草箱17の上部には風逃し口41を覆う
第1ダクト43が固定され、この第1ダクト43
の背面開口部側には複数の筒状第2ダクト44が
取付けられており、この第2ダクト44によつて
スクリーン42通過後の風を外部へ排出するため
の風排出路45が形成されている。
第2ダクト44の前面側又は第1ダクト43の
背面開口部側には風旋回用案内羽根46が設けら
れており、第2ダクト44の背面側には分離内筒
47と塵埃排出管48とが設けられている。
前記案内羽根46は第5図に示す如く、板金を
打抜き曲げ加工して、複数枚の傾斜羽根49を環
状に配列形成し、その中央を円錐状としている。
この案内羽根46は軸流フアンとなつていて、風
排出路45の始端側で風逃し口41から流入する
風を傾斜羽根49で旋回を与えている。
この案内羽根46は複数の第2ダクト44に対
して個々に又は1枚の板金に同時に形成すること
ができ、また、個々に形成する場合は軸を設けて
回転自在に形成することもできる。尚、案内羽根
46を回転自在に構成する場合は、モータを設け
て又はエンジン22からの動力によつて強制駆動
させるように構成することも可能である。
分離内筒47は第2ダクト44の環状の外周壁
44aと同芯であり、その内部は外部と連通した
空気排出路51となつており、その外周壁44a
との間は塵埃排出管48と連通した塵埃排出路5
2となつている。従つて、案内羽根46通過後の
旋回風は、含有している質量の高い塵埃が遠心力
によつて塵埃排出路52に入り、塵埃の極めて少
なくなつた清浄空気が中央の空気排出路51に入
り、これによつて速度の高い風から分離された塵
埃は、排出管48の下端の排出口53から比較的
ゆるやかに排出される。前記空気排出路51は水
平後方向きに開口しているのに対し、排出口53
は下向きとなつており、排出塵埃は排出空気によ
つて舞い上がらされることはない。
前記開閉蓋30は、枢軸55を介して集草箱1
7に枢支されて、その内面壁56が草排出口57
を開閉自在であり、その上、外壁58を設けて内
面壁56との間に塵埃収納部59を形成してい
る。
開閉蓋30の上部には第2ダクト44と同様の
筒体60が固定され、排出管48の下部と蛇腹ホ
ース61を介して接続され、塵埃を収納部59内
に供給可能となつている。また、外壁58の上部
にはパンチングメタル又は金網を設けた窓62が
形成されている。
また、開閉蓋30の収納部59の下端は開口6
3となつていて、集草箱17の最下部、又はそこ
に設けた固定蓋64と対面可能であり、開口63
は開閉蓋30を閉鎖しているとき、固定蓋64と
対面して閉鎖され、収納部59内に塵埃を収納可
能であり、開閉蓋30を開放すると開口63も開
放され、収納部59から塵埃を落下可能となる。
第6図は本発明の第2実施例を示しており、第
1実施例とは開閉蓋30に設けた塵埃収納部59
のみが異なる。
筒体60がブラケツト66を介して開閉蓋30
に取付けられており、その下部にバンド67を介
して収納容器68が着脱自在に装着されていて、
この収納容器68は開閉蓋30に固定の受台69
に受持されている。
前記収納容器68は金属又はプラスチツク製で
も良いが、多孔性の布袋又は紙袋を使用すること
が好ましい。
この第2実施例によれば、塵埃を外部に全く放
出することがない。
第7図に示す第3実施例において、スクリーン
42は集草箱17の上部の背面側又は側面側に垂
直に配置されており、従つて、風排出路45も集
草箱17の内上部に形成され、第2ダクト44が
埋設されており、塵埃排出管48が周囲壁19の
外面に沿つていて、排出口53が下向きに開放さ
れている。
この第3実施例によれば、第1ダクト43が不
要になり、且つ装置をコンパクトにできる。
第8図に示す第4実施例は、第3実施例で示し
た塵埃排出管48に布袋又は紙袋等の収納容器6
8を直接に装着しており、極めて簡単な構造で塵
埃の収集ができるようになつている。
<発明の効果> 以上詳述した本発明によれば、スクリーン42
を通過させて刈草を分離した後の風を、案内羽根
46で旋回させながら清浄空気と塵埃に分離して
いるので、排出される空気にはほとんど塵埃が含
まれていなく、刈取り作業が楽になり、目詰りは
生じなく、集草能力を高く維持できる。また、塵
埃収納部59を設けているので、塵埃を地上へ放
出せずに捕集しておくことができ、塵埃の舞上り
防止をより確実にできる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明の第1実施例を示してお
り、第1図は縦断面図、第2図は全体側面図、第
3図は全体平面図、第4図は第1図の−線断
面図、第5図は案内羽根の平面図、第6図は第2
実施例を示す縦断面図、第7,8図は第3、4実
施例を示す夫々概略説明図である。 1……走行車体(トラクタ)、10……モアー、
16……集草装置、17……集草箱、20……送
風装置、30……開閉蓋、41……風逃し口、4
2……スクリーン、45……風排出路、46……
案内羽根、47……分離内筒、48……塵埃排出
管、51……空気排出路、52……塵埃排出路、
53……排出口、59……塵埃収納部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 走行車体1に装着されていて、モアー10か
    ら刈草が送給され、且つ開閉蓋30を開放するこ
    とにより草排出可能な集草箱17を有する集草装
    置において、 前記集草箱17の上部にはスクリーン42を有
    する風逃し口41が形成され、この風逃し口41
    の風下側には風排出路45が形成され、この風排
    出路45の始端側には風旋回用案内羽根46が設
    けられ、その終端側には空気排出路51とその外
    周の塵埃排出路52とが形成され、前記塵埃排出
    路52の終端排出口53は集草箱17の外側で下
    向きに形成されていることを特徴とする集草装
    置。 2 走行車体1に装着されていて、モアー10か
    ら刈草が送給され、且つ開閉蓋30を開放するこ
    とにより草排出可能な集草箱17を有する集草装
    置において、 前記集草箱17の上部にはスクリーン42を有
    する風逃し口41が形成され、この風逃し口41
    の風下側には風排出路45が形成され、この風排
    出路45の始端側には風旋回用案内羽根46が設
    けられ、その終端側には空気排出路51とその外
    周の塵埃排出路52とが形成され、前記塵埃排出
    路52の終端排出口53は集草箱17の外側で下
    向きに形成されており、前記排出口53の下方に
    塵埃収納部59が設けられていることを特徴とす
    る集草装置。
JP60047299A 1985-03-08 1985-03-08 集草装置 Granted JPS61205417A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60047299A JPS61205417A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 集草装置

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JP60047299A JPS61205417A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 集草装置

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JPS61205417A JPS61205417A (ja) 1986-09-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07114594B2 (ja) * 1989-06-30 1995-12-13 井関農機株式会社 草刈機

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JPS61205417A (ja) 1986-09-11

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