JPH0711728Y2 - 清掃機 - Google Patents

清掃機

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JPH0711728Y2
JPH0711728Y2 JP1991019010U JP1901091U JPH0711728Y2 JP H0711728 Y2 JPH0711728 Y2 JP H0711728Y2 JP 1991019010 U JP1991019010 U JP 1991019010U JP 1901091 U JP1901091 U JP 1901091U JP H0711728 Y2 JPH0711728 Y2 JP H0711728Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
chamber
separating device
container
opening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991019010U
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English (en)
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JPH04135255U (ja
Inventor
晃 蒲生
Original Assignee
小松ゼノア株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 小松ゼノア株式会社 filed Critical 小松ゼノア株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車体に装着された吸風
機によって吸引された地上の塵埃を分離する第1分離装
置を設け、分離された塵埃を収容する収塵容器を第1分
離装置の下部に着脱自在に設け、排風中の微小な塵埃を
分離するための第2分離装置を設けた清掃機に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の清掃機では、第2分離装
置89で分離した塵埃を収容する集塵室91が第1分離
室95の中央部に設けられ、底部に開口部97を開閉す
ることによって、下方の収塵容器93に排出していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来、集塵室91内の
塵埃を排出するには、収塵容器93を取り外して、第1
分離装置95と収塵容器93との間に手を入れて集塵室
91の下部の開口部97を閉鎖する閉鎖蓋99を開いて
いた。この操作のため集塵室91の下部は第1分離装置
95と収塵容器93との間の付近にあることが必要であ
る。また集塵室91は第1分離装置95内に設けられて
いるので外径に制限があり、したがって集塵室91の容
量は大きくすることができなかった。このため清掃作業
現場の状況によって、収塵容器93に収容される落葉、
紙屑等の大きな塵埃よりも、集塵室91に収容される小
さい塵埃の方が多くなることがあり、集塵室91内の塵
埃を排出する頻度が多くなり作業の支障となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案、集塵室を上室と
下室とに分割して形成し、この上室を第1分離装置の中
央部に固着するとともに、下室を収塵容器内を適宜の大
きさに仕切って形成し、収塵容器を第1分離装置に係合
するとともに、下室の上部の開口部を上室の下部の開口
部に係合して設けたものである。
【0005】
【作用】第1分離装置によって分離された塵埃は収塵容
器内の、下室によって仕切られた外方の室に収容され、
排風はさらに第2分離装置で塵埃を分離して上方に流
れ、塵埃は下室内に落下収容される。係止装置のレバー
を操作して、収塵容器を垂直方向に下方に取り外して、
収塵容器を転倒させて内部の、下室の内外の塵埃を同時
に排出する。作業環境によって、第1分離装置,第2分
離装置で分離する収塵量の比率に応じて下室の大きさを
適宜設定する。
【0006】
【実施例】図1は清掃機の全体を示すもので、車輪1,
1…を備えた車体3には、エンジン5の駆動で回転する
吸風機7が装着され、吸風機7の吸風口9に連通する吸
風ダクト11は地表面に近接して集塵口12が開口して
いる。
【0007】車体3の後部には、第1分離装置13が設
けられ、ダクト15を介して吸風機7の吐出口17に連
通している。第1分離装置13の下部には収塵容器19
がパッキンを介して着脱自在に装着されている。第1分
離装置13は次のように構成されている。すなわち、円
筒状の外筒21内にはダクト15が円周方向に開口し、
円周方向に螺旋状に設けた金網壁23に沿って送風を案
内するよう設けられている。
【0008】外筒21の中央部には、第2分離装置25
が設けられている。すなわち、外筒21の中央には円筒
の下部を円錐状に形成した、集塵室27の上室28が設
けられ、上室28の底部には開口部29が設けられてい
る。外筒21の上部を覆う天井部31と集塵室27の上
面33との間には多数の遠心分離器35が両端を固着さ
れている。遠心分離器35は図2 (a)に示すように、下
部に円錐部を形成した外筒37と、外筒37の中心部に
内筒39が設けられ、間に螺旋翼41が固着し、外筒3
7は集塵室27の上面を貫通して固着し、内筒39は天
井部31を貫通して固着している。
【0009】天井部31の上方は送風カバー43によっ
て覆われて、送風カバー43の前方の開口部にはフィル
ター45がエンジン5に対面し設けられて冷却風路46
が形成されている。送風カバー43およびエンジン5の
上方および側方を覆って、側面に排風口47を備えた本
体カバー49が設けられている。本体カバー49の後面
にはハンドル51が設けられている。
【0010】収塵容器19は、分離装置13の外筒21
の両側に、前後位置にそれぞれ軸53,55によって上
下方向に揺動自在に枢着されたアーム57,59に、そ
れぞれ上端を枢着し、下端を収塵容器19に係止するフ
ック61,63を備えた前後の係止装置65,67が揺
動方向を対称に連動している。すなわち、後部の軸55
の前方に軸69が設けられ、軸53,69にそれぞれ固
着するスプロケット71,73にはチェン75が巻回さ
れ、軸69,55にはそれぞれギヤー77,79が固着
して互に噛み合っている。すなわち、アーム57,59
は互に対称方向に揺動するよう連動している。後部のア
ーム59にはレバー81が一体に固着している。収塵容
器19内には上室28の開口部29に係合する開口部8
3を備えた仕切筒85が着脱自在に挿入されて集塵室2
7の下室87を形成している。
【0011】作業にあたっては、エンジン5の駆動で回
転する吸風機7の吸引力により吸風ダクト15から吸引
された吸風はダクト15を経て第1分離装置13に送ら
れ、金網壁23に囲れた送風路を通って外筒21内を回
転しながら下降するとともに、塵埃は収塵容器19内に
落下、収容され、排風は金網23を通過して第2分離装
置25内に入る。
【0012】この排風は遠心分離器35の外筒37の上
端から外筒37内を螺旋翼41によって旋回しながら下
降し、排風中の塵埃は遠心力によって分離して集塵室2
7に落下し、排風は内筒39を通って送風カバー43内
に入り、冷却風路46を通ってフィルター45を経て微
小な塵埃を除去され、エンジン5に吹き付けられてエン
ジン5のシリンダー(図示ぜず)を冷却して排風口47
から大気に放出されるものである。作業者はハンドル5
1を把持して車体3を押し進め、地上の塵埃を吸引して
収塵容器19内に収容するものである。
【0013】収塵容器19内の塵埃を排出するには、レ
バー81を下方に回動すると、前後のアーム57,59
がギヤー79,77およびチェン75を介して互に反対
方向に揺動して、前後のフック61,63によって収塵
容器19を地上におろして、第1分離装置13から外し
開口部83を開口部29から離す。そして集塵室27の
下室87および収塵容器19内(仕切筒85の上方部
分)の塵埃を排出する。内部の塵埃を排出後は、前後の
フック61,63を収塵容器19の所定の位置に係止し
て、レバー81を上方に回動すれば、収塵容器は垂直方
向に上昇して、第1分離装置13の下面に当接するとと
もに、上室28の開口部29に下室87の開口部83が
係合する。アーム57,59が上死点を超えた位置で係
止状態が保持されるものである。
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、下室の仕切筒を着脱自
在に設けてあるので清掃作業現場の状況によって、下室
の仕切筒を大きなものに変えて集塵室の容量を大きくす
ることができ、集塵室と収塵容器とに収容される塵埃の
量に合せて設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の側断面図である。
【図2】要部の説明図で、(a) は遠心分離器の側断面
図、(b) は要部の正断面図である。
【図3】要部の拡大側断面図である。
【図4】要部の他の実施例の側断面図である。
【図5】従来例の側断面図である。
【符号の説明】
3 車体 7 吸風機 9 吸風口 12 集塵口 13 第1分離装置 15 ダクト 19 収塵容器 25 第2分離装置 27 集塵室 28 上室 29 開口部 83 開口部 87 下室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体3に装着された吸風機7の吐出口に
    ダクト15を介して連通する第1分離装置13と、前記
    第1分離装置13の下部に垂直方向に着脱自在に係合し
    て分離された塵埃を収容する収塵容器19と、前記吸風
    機7の吸風口9に連通する集塵口12とを備えた清掃機
    において、前記第1分離装置13に連通し、排風中の微
    小塵埃を分離するための第2分離装置25を設けるとも
    とに、前記第2分離装置25で分離した微小の塵埃を収
    容する集塵室27を上室28と下室87とに分割して形
    成し、前記上室28を前記第1分離装置13の中央部に
    固着するとともに下室87を前記収塵容器19内を仕切
    って形成し、前記集塵容器19を前記第1分離装置13
    に係合するとともに、前記下室87の上部の開口部83
    を前記上室28の下部の開口部29に係合して設け、前
    記下室87を前記収塵容器19内を仕切って着脱自在に
    形成したことを特徴とする清掃機。
JP1991019010U 1991-03-27 1991-03-27 清掃機 Expired - Lifetime JPH0711728Y2 (ja)

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JP1991019010U JPH0711728Y2 (ja) 1991-03-27 1991-03-27 清掃機

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JP1991019010U JPH0711728Y2 (ja) 1991-03-27 1991-03-27 清掃機

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JPH04135255U JPH04135255U (ja) 1992-12-16
JPH0711728Y2 true JPH0711728Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=31905372

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JP1991019010U Expired - Lifetime JPH0711728Y2 (ja) 1991-03-27 1991-03-27 清掃機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530697B2 (ja) * 1975-03-11 1980-08-13

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JPS5530697U (ja) * 1978-08-22 1980-02-28

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