JPH07250954A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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Publication number
JPH07250954A
JPH07250954A JP6066431A JP6643194A JPH07250954A JP H07250954 A JPH07250954 A JP H07250954A JP 6066431 A JP6066431 A JP 6066431A JP 6643194 A JP6643194 A JP 6643194A JP H07250954 A JPH07250954 A JP H07250954A
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JP
Japan
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ball
game
ball guide
guide surface
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP6066431A
Other languages
English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07250954A publication Critical patent/JPH07250954A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像表示部が大型化しても遊技球の流れの面
白さを損なわないようにする。 【構成】 画像表示部8の前面を覆う表示保護面9と、
遊技領域6とほぼ面一状に延在して障害柱28を突設し
た第1球案内面15と、第1球案内面の奥に遊技球の直
径以上の間隙を配して延在して障害柱を突設した第2球
案内面16と、遊技球を第2球案内面に流入する球流入
口17と、第2球案内面を流下した遊技球を第1球案内
面側に流出する球流出口18と、を備えた表示部前面領
域ユニット2を遊技盤1に開設した貫通開口部7に嵌合
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機、アレ
ンジボール遊技機、雀球遊技機、パチスロ遊技機など遊
技球を遊技盤の遊技領域に遊技球を流下して遊技すると
ともに、遊技領域に設けた画像表示部によっても遊技を
行なえる遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年の遊技機、特にパチ
ンコ遊技機で顕著であるが、遊技領域のほぼ中央に可変
表示装置を設け、この可変表示装置により可変表示ゲー
ムを行ない、これにより遊技の興趣を高めるように構成
されている。可変表示ゲームは、所定の遊技条件に基づ
いて、可変表示装置に表示されている表示図柄が変動後
に停止した際、停止図柄が予め定められた組み合わせに
なっている場合を大当りとし、この大当りの発生に伴っ
てアタッカー等の連続役物を作動させることにより入賞
を容易にするものである。例えば、第1種連続役物型の
麻雀をモチーフにしたパチンコ遊技機においては、麻雀
パイという同一種別の表示図柄の中で、数字の1,2,
3,…に対応する識別値を持った「一萬」,「二萬」,
「三萬」等の麻雀パイを表示図柄として用いることに可
変表示ゲームが行なわれている。そして、可変表示装置
である特別図柄表示装置に、横一列に3つの表示領域が
設けられ、可変表示ゲームにおいて、上記3つの表示領
域にそれぞれ同一の識別値を持った特別図柄がそれぞれ
停止表示された場合に大当りとしている。この様な可変
表示ゲームを行なうための可変表示装置としては、例え
ばセグメント型の液晶ディスプレイ、発光ダイオード等
を用いて大きなドット若しくは特定の形状による粗い解
像度で数字や文字や簡単な図形を表示するタイプのも
の、比較的高い解像度のマトリックス型の液晶ディスプ
レイ(LCD)を用いたものなどがある。
【0003】上記可変表示ゲームは、基本的には、確率
的に当り外れを決め、この当りに基づいて特別図柄表示
装置に当りを示す所定の組み合わせの特別図柄を停止表
示させるか、若しくは上記当りを示す所定の組み合せの
特別図柄以外の組み合せの特別図柄を停止表示させるも
のである。したがって、可変表示ゲーム自体は極めて単
純であり、可変表示ゲームを行なうパチンコ遊技機の中
で商品の差別化を図るためには、特別図柄表示装置にお
ける表示内容が大きな要因となっている。
【0004】このため、近頃は、表示情報量が多く高度
な画像表示を行なうことができるマトリックス型の液晶
ディスプレイが可変表示装置として使用される傾向にあ
り、しかも画像表示部が大型化されている。そして、こ
の大きな画像表示部に単に図柄を可変表示するだけでは
なく、コンピューターグラフィックスを使用して様々な
画像をストーリー性を持たせて表示するようになってき
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技機
の遊技領域の大きさには限度が有り、この限られた遊技
領域内に大きな画像表示部を設けると、これに伴って遊
技球が流下する領域が狭められてしまい、遊技球の流下
方向に影響を与える障害釘や風車などの遊技球障害部材
の数も減少させなければならない。したがって、画像表
示部の大型化は、遊技球を使用して遊技を行なう遊技機
に不可欠である遊技球の流下の面白さ、これを表現する
領域が減少してしまうという不都合を生じている。そこ
で、本発明は、画像表示部の大型化に対応することがで
き、しかも遊技球の流れの面白さを損なわない遊技機を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、所定の遊技が行われる遊技盤の遊技領域内に、遊技
画像を表示する画像表示部を備えた遊技機において、遊
技盤に貫通開口部を開設し、前記画像表示部の前面領域
を一帯に保護する面を形成するとともに、遊技球の流下
方向に影響を与える遊技球障害部材を前記面に対して三
次元的に形成した表示部前面領域保護ユニットを前記貫
通開口部に嵌合して塞いだものである。
【0007】請求項2に記載のものは、請求項1の発明
に加えて、表示部前面領域保護ユニットが、画像表示部
に対応する位置に画像表示部を被う状態で形成されて透
光性を有する表示保護面と、該表示保護面の外方に配設
され、遊技盤の遊技領域とほぼ面一状に延在して遊技球
障害部材を形成した透光性のある第1球案内面と、表示
保護面の外方に第1球案内面に沿って配設され、第1球
案内面の奥に遊技球の直径以上の間隙を配して延在して
遊技球障害部材を形成した第2球案内面と、流下する遊
技球を第2球案内面に流入する球流入口と、第2球案内
面を流下した遊技球を第1球案内面側に流出する球流出
口と、を備えたものである。
【0008】請求項3に記載のものは、表示部前面領域
保護ユニットの第2球案内面に、遊技球を検出する球検
出装置を設けたものである。
【0009】請求項4に記載のものは、表示部前面領域
保護ユニットの第2球案内面に、遊技者に不利な第1状
態と遊技者に有利な第2状態とに変換可能な変動入賞装
置を設けたものである。
【0010】請求項5に記載のものは、画像表示部に対
応する位置に設けられた表示部前面領域保護ユニットの
表示保護面を表示部前面領域保護ユニットに対して着脱
可能に構成したものである。
【0011】請求項6に記載のものは、表示部前面領域
保護ユニットの表示保護面をフレネルレンズで構成した
ものである。
【0012】請求項7に記載のものは、表示部前面領域
保護ユニットの表示保護面に遊技球障害部材を形成した
ものである。
【0013】請求項8に記載のものは、着脱可能な止着
手段により表示部前面領域保護ユニットを遊技盤に着脱
可能に止着したものである。
【0014】請求項9に記載のものは、表示部前面領域
保護ユニットの第2球案内面後部に画像表示部を設置す
る取付部を設けたものである。
【0015】
【作用】請求項1に記載のものは、表示部前面領域保護
ユニットの面により画像表示部の前面領域を画像表示部
に限らずその周りの部分までを一帯に保護することがで
き、画像表示部に遊技球が直接当ることこともない。ま
た、表示部前面領域保護ユニットには画像表示部を保護
する面に対して三次元的に遊技球障害部材を形成して遊
技球を三次元的に流下させることができる。したがっ
て、画像表示部が大きくて遊技領域の実質的な幅が狭く
なったとしても、遊技球の流下の表現する部分が前後に
拡大されて面白みを確保できる。
【0016】請求項2に記載のものは、透光性を有する
表示保護面が画像表示部を覆う状態で確実に保護し、該
表示保護面の外方には遊技盤の遊技領域とほぼ面一状に
第1球案内面が延在するので、遊技球は遊技球障害部材
に当って流下方向を変更しながら流下し、また、第1球
案内面の奥では球流入口から入った遊技球が第2球案内
面上を遊技球障害部材に当って流下方向を変更しながら
流下する。そして、第2球案内面上を流下する遊技球は
第1球案内面を通して遊技者側から見えるし、第1球案
内面上を流下する遊技球の動きと重なる。したがって、
遊技球の流下を従来にない新しい態様で遊技者に表現す
ることができる。
【0017】請求項3に記載のものは、表示部前面領域
保護ユニットの第2球案内面に設けた球検出装置により
当該球案内面を流下する遊技球を検出することができ、
この球検出装置からの信号に基づいて他の部材を作動さ
せることができる。したがって、遊技内容に変化を与え
ることができる。
【0018】請求項4に記載のものは、表示部前面領域
保護ユニットの第2球案内面に設けた変動入賞装置が、
遊技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに
変換する。したがって、第2球案内面を流下する遊技球
自体が入賞することによって遊技者に特典を与えること
ができる。
【0019】請求項5に記載のものは、画像表示部に対
応する位置に設けられた表示部前面領域保護ユニットの
表示保護面を着脱できるので、別個に成形してから装着
でき、また、必要に応じて表示保護面だけを取り外して
清掃することもできる。
【0020】請求項6に記載のものは、表示部前面領域
保護ユニットの表示保護面をフレネルレンズで構成した
ので、画像表示部の画像が拡大されて見える。したがっ
て、画像の視認性が向上し、また、画像の迫力を増強で
きる。
【0021】請求項7に記載のものは、表示部前面領域
保護ユニットの表示保護面にも遊技球障害部材を形成し
たので、この画像表示部の直前にも遊技球を流下方向を
変更させながら流下させることができる。したがって、
遊技球の流下の面白さを一層豊富に表現できる。
【0022】請求項8に記載のものは、着脱可能な止着
手段により表示部前面領域保護ユニットを遊技盤に着脱
可能に止着したので、保守点検作業の際など必要に応じ
て取り外すことができ、作業を容易ならしめる。
【0023】請求項9に記載のものは、表示部前面領域
保護ユニットの第2球案内面後部に設けた取付部により
画像表示部を支持できる。したがって、画像表示部を取
り付けた状態で表示部前面領域保護ユニットをアッセン
ブリーとして取り扱うことができ、組立、保管、搬送な
どが簡単になる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は代表的な遊技機であるパチンコ遊技機の
遊技盤1の正面図であり、図2は表示部前面領域保護ユ
ニット2と可変表示装置3を外した状態における遊技盤
1の斜視図である。
【0025】遊技盤1は、厚手のベニヤ板の表面にガイ
ドレール4やサイドケース5などの区画部材により囲ま
れた略円形の遊技領域6を形成し、該遊技領域6内の略
上半部分に略半円形の貫通開口部7を開設し、該貫通開
口部7に表示部前面領域保護ユニット2を嵌合して塞
ぎ、表示部前面領域保護ユニット2のほぼ中央に本実施
例では特別図柄表示装置として機能する可変表示装置3
を取り付けて画像表示部8を前面に向け、該画像表示部
8に対応する位置、即ち前方に画像表示部8を覆う状態
で形成した表示保護面9により画像表示部8を保護して
ある。また、遊技領域6内の下半には障害釘を植設する
とともに、特別図柄表示装置での可変表示ゲームを開始
する条件を成立する始動口10、可変表示ゲームで大当
りになった時などに行なう特別遊技状態で遊技者にとっ
て不利な第1状態から遊技者にとって有利な第2状態に
変換する変動入賞装置としてのアタッカー11、一般入
賞口12、風車13などを配設し、遊技領域6の最下部
にはアウト口14を開設してある。
【0026】表示部前面領域保護ユニット2は、画像表
示部8を保護するとともに、遊技球が流下する球案内面
を球径以上の間隔を配して前後方向に積層して形成する
ことにより、大きな画像表示部8の設置で狭められた遊
技球流下範囲を前後に拡大し、これにより遊技球の流下
の面白さを表現できるようにしたものである。図面に示
す実施例では画像表示部8に対応する位置に画像表示部
8を覆う状態で形成された透明プラスチック製表示保護
面9と、該表示保護面9の外方に配設され、遊技盤1の
遊技領域6とほぼ面一状に延在して遊技球障害部材を形
成した透光プラスチック製の第1球案内面15と、表示
保護面9の外方に配設され、第1球案内面15の奥(後
方)に遊技球の直径以上の間隙を配して第1球案内面1
5とほぼ平行に延在して遊技球障害部材を形成した第2
球案内面16と、第1球案内面15を流下する遊技球を
第2球案内面16に流入する球流入口17と、第2球案
内面16を流下した遊技球を第1球案内面15側に流出
する球流出口18とが主要な構成である。なお、第1球
案内面15は貫通開口部7より少し大きな略半円形に形
成して貫通開口部7を閉塞できるようにして、また、第
2球案内面16は貫通開口部7内に嵌合できる大きさの
略半円形に形成してある。
【0027】本実施例では表示保護面9を第2球案内面
16のほぼ中央に該第2球案内面16と一体成形してあ
るので、第1球案内面15は、表示保護面9に対応する
部分に四角形の開口部19を開設し、該開口部19の上
開口縁に沿って庇状の球受部20を突設するとともに前
記球流入口17を横長に開設し、球受部20の左右端部
から下方に側部区画壁21を前方に突出した状態で縦方
向に形成し、また、開口部19の開口縁或はその近傍か
ら後方に向けて左右の仕切り側壁22,上仕切り壁2
3、及び下仕切り壁24をそれぞれ延設し、左右の仕切
り側壁22の下部に前記球流出口18を開設し、下仕切
り壁24のほぼ中央に前縁が切り欠かれた凹部25を形
成する。また、第1球案内面15の裏面には、円弧縁に
沿ってその少し内側に壁26を形成して第2球案内面1
6を止着可能とし、裏面下部には球流出口18に向けて
僅かに下り傾斜する底案内壁27を形成し、後述する第
2球案内面16上を流下してきた遊技球が球流出口18
に円滑に流れるように構成する。一方、第1球案内面1
5の表面には遊技球の流下方向に影響を与える遊技球障
害部材としての障害柱28を球流入口17の上方に遊技
球が通過できる間隔で並べて突設し、風車29を開口部
19の横に夫々配置し、各風車29の上方(開口部19
の側方)にも障害柱28を突設し、該障害柱28の近傍
に略円弧状の球案内壁90を下端を風車29に向けて突
設する。
【0028】上記した球受部20、側部区画壁21、左
右の仕切り側壁22、上仕切り壁23、下仕切り壁2
4、障害柱28、球案内壁30、及び裏面の壁26、底
案内壁27等は第1球案内面15を成型する際に一体成
型することが望ましいが、別個に成型してから固定して
もよい。また、障害柱28には遊技球が繰り返し衝突す
るので、金属製ピン31をインサート成型するなどして
補強することが望ましい。なお、遊技球障害部材は、金
属製ピン31をインサート成型した障害柱28に限ら
ず、球弾発性を高めるためには第1球案内面15にボス
を遊技球の流下に支障のない高さで形成し、このボスに
後から金属製の障害釘を植設してもよい。
【0029】第1球案内面15の裏面に円弧状に形成し
た壁26は第2球案内面16の止着受部としても機能す
るので、第2球案内面16の縁を止着できる大きさ及び
形状に設定する。また、この壁26の下端は底案内壁2
7の傾斜上端と接続させて第2球案内面16上を流下す
る遊技球が外部に流出することを防止する。そして、底
案内壁27の傾斜下端を球流出口18の開口下縁に接続
させて第2球案内面16上を流下してきた遊技球が底案
内壁27に案内されて球流出口18から円滑に流出する
ように構成する。さらに、第1球案内面15の裏側に突
出する状態で形成した円弧状の壁26、底案内壁27、
左右の仕切り側壁22、上仕切り壁23、下仕切り壁2
4の各後端縁は第1球案内面15と平行にして揃え、こ
れにより第2球案内面16の当接位置決め部として機能
できるように構成し、尚且つ、後方への突出長さを遊技
球の直径以上に設定することにより遊技球が流下する空
間を確保できるようにする。
【0030】上記した構成からなる第1球案内面15の
後方に止着する第2球案内面16は、ほぼ中央の少し下
部寄りに可変表示装置3の前面部分が嵌合する大きさの
窪部32を一体成型し、前方に突出した該窪部32の底
部を表示保護面9とし、この表示保護面9の左右に位置
する表面に遊技球障害部材として障害柱33を前方に向
けて突設する。この障害柱33は、第1球案内面15の
障害柱28と同様に、金属ピンをインサートすることに
より補強することが望ましい。また、この第2球案内面
16に形成する障害柱33は、第1球案内面15の障害
柱28と前後に重ならない位置に配置し、遊技者から第
2球案内面16の障害柱33で遊技球の流下方向が変わ
ったことを認識し易くすることが望ましい。
【0031】可変表示装置3は、セグメント型の液晶デ
ィスプレイ、発光ダイオード等を用いて大きなドット若
しくは特定の形状による粗い解像度で数字や文字や簡単
な図形を表示するタイプのもの、比較的高い解像度のマ
トリックス型の液晶ディスプレイ、CRTなどどのよう
な構造でも良いが、図面の実施例では制御回路と共にケ
ースに収納した液晶ディスプレイを使用している。そし
て、この可変表示装置3を取り付けるには、図5に示す
ように、前面の画像表示部8を第2球案内面16の窪部
32内に挿入した状態で止着片34を第2球案内面16
の裏面に止着手段であるネジにより止着する。したがっ
て、本実施例では第2球案内面16の後部に設けた窪部
32とネジ孔が可変表示装置3、換言すれば画像表示部
8の取付部として機能する。
【0032】この様にして可変表示装置3を第2球案内
面16の後部に形成した取付部によって止着すると、前
部が窪部32内の下段部をはじめとする窪部内面に支え
られるので安定した状態で止着することができる。ま
た、可変表示装置3を表示部前面領域保護ユニット2に
組み付けたアッセンブリーとして予めセットできるの
で、遊技機の組立作業の能率を向上することができる
し、画像表示部8は既に表示保護面9によって保護され
ているので搬送時に損傷するトラブルも減少する。更
に、制御装置を一体化して重量が重くなったり、CRT
の様にそれ自体の自重が重くても、窪部32で支持でき
るので過不足のない止着強度を確保できる。
【0033】上記した第1球案内面15と第2球案内面
16とを組み付けるには、図5に示すように、第2球案
内面16の前面を第1球案内面15の裏側に臨ませ、第
2球案内面16の周縁に開設した止着孔内に止着手段と
してのネジを挿通して該ネジの先端を第1球案内面15
の裏側の壁26及び底案内壁27等の後端縁に開設した
ネジ孔内に締め込んで止着する。この様にして表示部前
面領域保護ユニット2を組み立てると、第2球案内面1
6のほぼ中央に位置する表示保護面9が第1球案内面1
5のほぼ中央に開口する開口部19内に位置する。した
がって、前方からは、表示保護面9によって保護された
画像表示部8が第1球案内面15のほぼ中央に見える。
また、第1球案内面15と第2球案内面16との間に遊
技球の直径以上の間隙、即ち遊技球が流下できる空間が
形成され、この第2球案内面16上の空間は、障害柱3
3が前後方向に横切り、上部は球流入口17を介して、
また下部は球流出口18を介してそれぞれ第1球案内面
15側と連通する。
【0034】上記した表面部前面領域保護ユニット2を
遊技盤1に取り付けるには、遊技盤1の貫通開口部7の
前方から表面部前面領域保護ユニット2の後部、即ち第
2球案内面16の裏側を臨ませ、この状態で第1球案内
面15の周縁の裏面が遊技盤1表面に当接するまで後退
させて貫通開口部7内に嵌合し、これにより貫通開口部
7を塞ぎ、第1球案内面15の周縁に開設してある止着
孔内に止着手段としてのネジを前方から挿通し、該ネジ
の先端を遊技盤1表面に締め込んで止着する。
【0035】なお、表面部前面領域保護ユニット2を遊
技盤1の貫通開口部7に止着する手段は前記ネジ止めに
限らず、例えば図8に示すように、第1球案内面15の
外周縁から後方に向けて弾性係止爪35を一体成型し、
この係止爪35を遊技盤1の貫通開口部7の開口縁に係
止させることにより表面部前面領域保護ユニット2を遊
技盤1に対して着脱可能な状態で止着するように構成し
てもよい。表面部前面領域保護ユニット2を遊技盤1に
対して着脱可能に止着すると、組立工場での組み付け、
および遊技店に設置した後の保守点検作業並びに交換作
業が容易である。
【0036】この様にして表面部前面領域保護ユニット
2を遊技盤1に取り付けると、第1球案内面15が遊技
盤1の遊技領域6とほぼ面一になり、また、遊技盤1の
貫通開口部7内に第2球案内面16という遊技球の流下
路が遊技盤1の厚みの範囲内遊技盤表面に沿って形成さ
れる。
【0037】したがって、上記した遊技盤1を装着した
パチンコ遊技機で遊技した場合に、発射された遊技球が
遊技領域6の上部に打ち込まれると、図7に示すよう
に、先ず球流入口17に入らなかった遊技球はそのまま
第1球案内面15を流下し、途中で該第1球案内面15
に突設した障害柱28や風車29などに当って流下方向
を変換しながら流下し、遊技者に遊技球の流下の面白み
を感じさせることができる。そして、第1球案内面15
を通過した遊技球は、始動口10、一般入賞口12、ア
タッカー11などの入賞具に入賞して遊技盤1の裏側に
取り込まれ、いずれにも入賞しなかった遊技球はアウト
口14にアウト球として取り込まれる。
【0038】また、遊技領域6の上部に打ち込まれて球
受部20に受け止められて球流入口17に入った遊技球
は、図7に示すように、上仕切り壁23上を左右いずれ
かに転動してから左右いずれかの第2球案内面16に流
下し、第2球案内面16に突設してある障害柱33に当
って流下方向を変換しながら流下し、底案内壁27上に
落下する。そして、この第2球案内面16上を流下方向
を変換しながら流下する遊技球(図7中ハッチングを付
した遊技球)は透明な第1球案内面15を通して遊技者
側から見える。したがって、遊技者側からは第1球案内
面15上を流下する遊技球と第2球案内面16上を流下
する遊技球とが前後方向に重なって見られ、これによ
り、遊技球の流路の幅が狭くても、遊技者に対して遊技
球の流下の面白さを確実に感じさせることができ、ま
た、第1球案内面15から奥に位置する第2球案内面1
6に三次元的に流下するとともに第1球案内面15と第
2球案内面16との重合した球の流下により遊技球の新
たな動きを表現することができる。なお、第1球案内面
15の障害柱28と第2球案内面16の障害柱33とは
重ならない位置に配置してあるので、いずれの障害柱2
8,33に当って流下方向を変換した遊技球であって
も、流下方向の変換を前方の遊技者側から確実に視認す
ることができる。
【0039】第2球案内面16上を流下して底案内壁2
7上に落下した遊技球は、底案内壁27の下り傾斜によ
って転動し、球流出口18から下仕切り壁24上に排出
される。下仕切り壁24は前方、即ち第1球案内面15
側に極く僅か下り傾斜しているので、排出された遊技球
はこの下り傾斜により転動して第1球案内面15側に戻
る。また、下仕切り壁24には前縁が切り欠かれた凹部
25が形成されているので、排出された遊技球のうち途
中で第1球案内面15側に戻らなかったものはこの凹部
25内に一旦落下し、前方の切り欠かれた部分から第1
球案内面15側に戻る。そして、上記切り欠かれた部分
のすぐ下方には始動口10が配設されているので、凹部
25内に落下した遊技球の多くは始動口10に向かって
流下する。したがって、始動口10への入賞確率が高ま
り、遊技者にとって有利になる。また、始動口10にす
ぐ下方にはアタッカー11が配設されているので、この
アタッカー11が開いた状態では、始動口10に入賞し
なかった遊技球がアタッカー11に入賞し易くなる。
【0040】前述した実施例では第2球案内面16に障
害柱33を形成して遊技球の流下方向を変化させただけ
であるが、この第2球案内面16に、第1球案内面15
と同様に、球検出装置36や入賞口や変動入賞装置37
や風車などを設けてもよい。即ち、第2球案内面16
は、第1球案内面15の奥に形成した遊技球の新たな流
下エリアなので、従来の遊技盤1の表面に取り付けてい
た様々な部材はそのまま装着可能である。
【0041】例えば、図10及び図11に示す他の実施
例では第2球案内面16の左右下部に球検出装置36を
設けてもよい。そして、第2球案内面16の球検出装置
36が遊技球の通過を検出すると、該球検出装置36か
らの信号に基づいて遊技者にとって有利な遊技状態に切
り変えるように遊技内容を構成してもよい。例えば、球
検出装置36からの信号に基づいて普通図柄表示装置を
始動し、この普通図柄表示装置の可変表示が停止した際
の停止表示態様が賞態様を形成した場合には変動入賞装
置によって構成されている特別図柄表示装置の始動口1
0が遊技者にとって有利な状態(遊技球が入賞し易い開
状態)に変換するように構成してもよいし、或は単に変
動入賞装置37を遊技球が入賞し易い状態に変換するよ
うに構成してもよい。
【0042】また、図12に示すように、第2球案内面
16の下部に所謂チューリップなどの変動入賞装置37
を設け、第2球案内面16を流下する遊技球の入賞によ
っても賞球を排出するなど遊技者に特典を付与するよう
に構成してもよい。或は、第2球案内面16に球検出装
置36を設けるとともに変動入賞装置37を設け、該球
検出装置36からの信号に基づいて補助可変表示装置3
8を始動し、該補助可変表示装置38の賞態様形成によ
って上記変動入賞装置37を遊技者にとって有利な状態
に変換するようにしてもよいし、変動入賞装置37を前
記普通図柄表示装置の始動口10として機能させるよう
にしてもよい。
【0043】この様に、遊技盤1の表面だけでなく、そ
の奥に積層状に形成した第2球案内面16に球検出装置
36や変動入賞装置37などを設けると、これらの配置
が三次元になるので、見た目だけの興趣アップに留まら
ず、遊技内容の構成も様々なバリエーションが可能とな
り、興趣に富んだ遊技を提供することが可能である。
【0044】また、前述した表示保護面9は第2球案内
面16と一体成型した単なる透明板であるが、この表示
保護面9を第2球案内面16とは別個に成形して着脱可
能に構成してもよい。この場合、表示保護面9の側縁に
弾性係止爪39を一体成形し、この係止爪39を第2球
案内面16に開設した開口部19の開口縁に係止するこ
とにより表示保護面9を着脱可能な状態で止着すること
が望ましいが、図14に示すように、ネジ止めによって
着脱可能にしてもよい。この様に、表示保護面9を表示
部前面領域保護ユニット2に対して着脱可能に構成する
と、遊技球等の汚れが付着したり、或は表示保護面9自
体が経時変化で劣化するなどして画像表示部8が鮮明に
見えなくなった場合に取り外して清掃したり新品と交換
することが容易であり、遊技者が頻繁に注目する画像表
示部8を常に鮮明に見える状態を維持することができ
る。
【0045】そして、この表示保護面9は、単なる透明
板に限らず、例えばフレネルレンズによって構成しても
よい。フレネルレンズで構成すると、画像表示部8を保
護するだけでなく、図15に示すように、表示される数
字、記号、図柄などの画像を拡大することができるの
で、遊技者にとって見やすくなるし、一層大型の可変表
示装置を装着したのと同じ効果を安価に為し得て経済的
である。さらに、フレネルレンズであればプラスチック
の成型によって簡単に製造することができるのでレンズ
自体が安価であり、また、厚さ自体は透明板と同じであ
り、曲面レンズを装着した場合よりもスペース効率が高
い。
【0046】また、表示保護面9に障害柱40などの遊
技球障害部材を形成し、第2球案内面16を流下した遊
技球を表示保護面9直前を流下させるようにしてもよ
い。この場合、遊技球障害部材は表示映像に重ならない
位置、例えば図16に示すように、表示保護面9の左右
に配置することが望まし。また、第2球案内面16側に
一旦入った遊技球を表示保護面9直前に流下させるため
に、第1球案内面15と第2球案内面16との間の仕切
り壁に上球流出口41を開設する。この様に構成する
と、球流入口17から第2球案内面16側に入った遊技
球の内、その一部の遊技球が上球流出口41から表示保
護面9の直前に排出され、表示保護面9に形成した障害
柱40等に当って流下方向を変換しながら流下する。し
たがって、遊技球の流下の面白みを一層増大することが
でき、しかも画像表示の邪魔になることもない。そし
て、表示保護面9の直前を流下した遊技球は、第1球案
内面15の開口部19の下縁に形成した下仕切り壁24
上に落下し、ここから第1球案内面15側に流下する。
したがって、前記第1実施例と同様に始動口10やアタ
ッカー11などに入賞し易い。
【0047】前述した第1球案内面15は単に透明なプ
ラスチックで構成したが、第1球案内面15及び第2球
案内面16を着色した透光性プラスチックで構成し、第
2球案内面16の裏側にランプや発光ダイオード等の発
光源(バックライト)を設けてもよい。この様に構成す
ると、第1,第2球案内面15,16を広範囲に渡って
点灯、或は点滅させることができ、従来にない装飾効果
を奏することができ、発光源を面発光させると一層効果
が有る。また、第2球案内面16を流下する遊技球の流
下方向に影響を与える遊技球障害部材は、前述した実施
例では第2球案内面16の表面から障害柱33を前方に
向けて突設したが、これに限らず第1球案内面15の裏
面に後方、即ち第2球案内面16に向けて形成してもよ
い。この場合には第2球案内面16を平らな面にすれば
よいので製造が容易である。
【0048】また、前記した実施例では遊技領域6の上
半に貫通開口部7を開設して該貫通開口部7内に表示部
前面領域保護ユニットを嵌合して第1,第2球案内面1
5,16を前後方向に積層して形成したが、両球案内面
15,16を形成する範囲はこれに限定されるものでは
なく、貫通開口部7を拡大して下半まで延設してもよ
く、第2球案内面16の最下部にアウト口14を設けた
そのままアウト球を取り込むこともできる。
【0049】また、表示部前面領域保護ユニットの第2
球案内面16を流下する遊技球を取り入れる球流入口1
7の開口位置は、第1球案内面15自体に開設すること
に限定されるものではなく、第2球案内面16に遊技球
を流入させる開口乃至流路であればどのような位置であ
ってもよい。例えば、遊技盤1自体に設けた入賞具から
連絡路を介して遊技球を第2球案内面16上に導き入れ
る場合には、連絡路自体が球流入口17として機能す
る。
【0050】さらにまた、遊技盤1はベニア板に限ら
ず、例えばプラスチック製であってもよい。この場合、
第2球案内面16は遊技盤1の厚さ内に形成することが
できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。請求項1に記載の発明は、画像表示
部の大型化に対応することができ、しかも表示部前面領
域保護ユニットの面により画像表示部の前面領域を画像
表示部に限らずその周りの部分までを一帯に確実に保護
することができ、画像表示部に遊技球が直接当ることこ
ともない。また、表示部前面領域保護ユニットには画像
表示部を保護する面に対して三次元的に遊技球障害部材
を形成して遊技球を三次元的に流下させて流下方向に変
化を与えることができる。したがって、画像表示部が大
きくて遊技領域の実質的な幅が狭くなったとしても、遊
技球の流下の表現する部分が前後に拡大されて面白みを
確保できる。
【0052】請求項2に記載の発明は、透光性を有する
表示保護面が画像表示部を覆う状態で確実に保護し、該
表示保護面の外方には遊技盤の遊技領域とほぼ面一状に
第1球案内面が延在するので、遊技球は遊技球障害部材
に当って流下方向を変更しながら流下し、また、第1球
案内面の奥では球流入口から入った遊技球が第2球案内
面上を遊技球障害部材に当って流下方向を変更しながら
流下させることができ、この第2球案内面上の遊技球の
流下状態を第1球案内面を通して遊技者に見せることが
でき、しかも第1球案内面上を流下する遊技球の動きと
重なった状態で見せることができる。したがって、遊技
球の動きを従来にない新しい態様で遊技者に表現するこ
とができる。また、画像表示部を保護する表示保護面
が、表示部前面領域保護ユニットの球案内面と一体に形
成できるので、デザイン的に自由度が増大する。
【0053】請求項3に記載の発明は、表示部前面領域
保護ユニットの第2球案内面に設けた球検出装置により
当該球案内面を流下する遊技球を検出するできことがで
き、この球検出装置からの信号に基づいて他の部材を作
動させることができる。したがって、遊技球が平面的に
流下するだけであった従来の遊技機に比較して、遊技構
成のバリエーションを遥かに豊富にでき、変化に富んだ
ゲームを可能にする。
【0054】請求項4に記載の発明は、表示部前面領域
保護ユニットの第2球案内面に設けた変動入賞装置が、
遊技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに
変換する。したがって、第2球案内面を流下する遊技球
自体が入賞することによって遊技者に特典を与えること
ができ、これにより視覚上の興趣ばかりでなく、実質的
な特典が得られるという期待感を遊技者に与えることに
よっても遊技の興趣を高めることができる。
【0055】請求項5に記載の発明は、画像表示部に対
応する位置に設けられた表示部前面領域保護ユニットの
表示保護面を着脱できるので、別個に成形してから装着
でき、また、必要に応じて表示保護面だけを取り外して
清掃したり、或は新しいものと交換することもできる。
したがって、遊技者の注目度が高い画像表示部を常にク
リアに保って鮮明な画像表示を行なうことができる。
【0056】請求項6に記載の発明は、表示部前面領域
保護ユニットの表示保護面をフレネルレンズで構成した
ので、画像表示部の画像が拡大されて見える。したがっ
て、画像の視認性が向上し、画像の迫力を増強させるこ
とができ、これにより遊技の興趣を一層高めることがで
きる。また、フレネルレンズは曲面レンズに比較して遥
かに薄いので、画像表示部の前方スペースに余裕がない
遊技機であっても装着することができる。
【0057】請求項7に記載の発明は、表示部前面領域
保護ユニットの表示保護面にも遊技球障害部材を形成し
たので、この画像表示部の直前にも遊技球を流下方向を
変更させながら流下させることができる。したがって、
遊技球の流下の面白さを一層豊富に表現できる。
【0058】請求項8に記載の発明は、着脱可能な止着
手段により表示部前面領域保護ユニットを遊技盤に着脱
可能に止着したので、組立作業における組み付けが容易
であり、また、遊技店に設置した後における保守点検作
業の際も必要に応じて取り外すことができ、作業を容易
ならしめることができる。
【0059】請求項9に記載の発明は、表示部前面領域
保護ユニットの第2球案内面後部に設けた取付部により
画像表示部を取り付けることができる。したがって、画
像表示部を取り付けた状態で表示部前面領域保護ユニッ
トをアッセンブリーとして取り扱うことができる。この
ため、組立工場における組み付け作業効率を向上するこ
とができ、また、画像表示部が保護された状態で保管や
搬送できるので、画像表示部の損傷などのトラブルを減
少することができる。さらに、表示部前面領域保護ユニ
ットに画像表示部のための取付部を設ければ他の部材、
例えば裏機構体に取付部を設ける必要が無くなる。した
がって、裏機構体などの構成の簡素化が可能になり、こ
れにより裏機構体などの設計の自由度が高まり、全体の
大きさが実質的に制限されている遊技機にとって有益で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤の正面図である。
【図2】表示部前面領域保護ユニットおよび可変表示装
置を外した状態の遊技盤の斜視図である。
【図3】第1球案内面と第2球案内面を組み付ける前の
状態における斜視図である。
【図4】表示部前面領域保護ユニットの断面図である。
【図5】可変表示装置の取り付け状態を示す表示部前面
領域保護ユニットの断面図である。
【図6】遊技盤の断面図である。
【図7】第1,第2球案内面上を流下する遊技球を示す
表示部前面領域保護ユニットの正面図である。
【図8】係止爪を形成した表示部前面領域保護ユニット
の斜視図である。
【図9】第2球案内面を流下して球流出口から排出され
る遊技球の状態を示す斜視図である。
【図10】第2球案内面に球検出装置を設けた表示部前
面領域保護ユニットの分解斜視図である。
【図11】図10に示す表示部前面領域保護ユニットの
一部拡大斜視図である。
【図12】第2球案内面に変動入賞装置を設けた表示部
前面領域保護ユニットの一部拡大斜視図である。
【図13】表示保護面を着脱可能にした表示部前面領域
保護ユニットの他の実施例の斜視図である。
【図14】表示保護面をネジによって着脱可能にした表
示部前面領域保護ユニットの他の実施例の斜視図であ
る。
【図15】表示保護面をフレネルレンズにより構成した
表示部前面領域保護ユニットの他の実施例の正面図であ
る。
【図16】表示保護面に遊技球障害部材を設けた表示部
前面領域保護ユニットの他の実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 2 表示部前面領域保護ユニット 3 可変表示装置 6 遊技領域 7 貫通開口部 8 画像表示部 9 表示保護面 15 第1球案内面 16 第2球案内面 17 球流入口 18 球流出口 28 第1球案内面に形成する遊技球障害部材としての
障害柱 33 第2球案内面に形成する遊技球障害部材としての
障害柱 36 球検出装置 40 表示保護面に形成する遊技球障害部材としての障
害柱 41 上球流出口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の遊技が行われる遊技盤の遊技領域
    内に、遊技画像を表示する画像表示部を備えた遊技機に
    おいて、 遊技盤に貫通開口部を開設し、前記画像表示部の前面領
    域を一帯に保護する面を形成するとともに、遊技球の流
    下方向に影響を与える遊技球障害部材を前記面に対して
    三次元的に形成した表示部前面領域保護ユニットを前記
    貫通開口部に嵌合して塞いだことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 表示部前面領域保護ユニットは、 画像表示部に対応する位置に画像表示部を覆う状態で形
    成されて透光性を有する表示保護面と、 該表示保護面の外方に配設され、遊技盤の遊技領域とほ
    ぼ面一状に延在して遊技球障害部材を形成した透光性の
    ある第1球案内面と、 表示保護面の外方に第1球案内面に沿って配設され、第
    1球案内面の奥に遊技球の直径以上の間隙を配して延在
    して遊技球障害部材を形成した第2球案内面と、 流下する遊技球を第2球案内面に流入する球流入口と、 第2球案内面を流下した遊技球を第1球案内面側に流出
    する球流出口と、を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 第2球案内面に、遊技球を検出する球検
    出装置を設けたことを特徴とする請求項2に記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】 第2球案内面に、遊技者に不利な第1状
    態と遊技者に有利な第2状態とに変換可能な変動入賞装
    置を設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に
    記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 画像表示部に対応する位置に設けられた
    表示保護面を表示部前面領域保護ユニットに対して着脱
    可能に構成したことを特徴とする請求項2乃至請求項4
    のいずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 表示保護面をフレネルレンズで構成した
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記
    載の遊技機。
  7. 【請求項7】 表示保護面は、画像表示部に遊技球障害
    部材を形成したことを特徴とする請求項2乃至請求項5
    のいずれかに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 着脱可能な止着手段により表示部前面領
    域保護ユニットを遊技盤に着脱可能に止着したことを特
    徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の遊技
    機。
  9. 【請求項9】 表示部前面領域保護ユニットは、第2球
    案内面後部に画像表示部を設置する取付部を設けたこと
    を特徴とする請求項2乃至請求項8のいずれかに記載の
    遊技機。
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