JPH0724813U - スライドフォークの荷ズレ防止装置 - Google Patents

スライドフォークの荷ズレ防止装置

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JPH0724813U
JPH0724813U JP5510693U JP5510693U JPH0724813U JP H0724813 U JPH0724813 U JP H0724813U JP 5510693 U JP5510693 U JP 5510693U JP 5510693 U JP5510693 U JP 5510693U JP H0724813 U JPH0724813 U JP H0724813U
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JP
Japan
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slide fork
luggage
load
slide
protrusions
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Pending
Application number
JP5510693U
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English (en)
Inventor
正文 亀岡
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラックや入出庫ステーションとスタッカクレ
ーンの間で荷物の出し入れを行う場合、スライドフォー
クをスライドさせた時に載置した荷物のズレを防止し
て、スライドフォークの作動速度のスピードアップを図
る。 【構成】 スライドフォーク2の荷物載置面上に多数の
突起19・19・・・を上方に突出し、このそれぞれの
突起19・19・・・を下方より上方へ弾性体20にて
付勢し、荷物Wが載せられた部分の突起19・19・・
・のみ下降すべく構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動倉庫の物品移載装置、特に、スライドフォーク上に載置した荷 物の移載時のズレを防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から自動倉庫に配設されるスタッカクレーンにより、進行方向の両側に配 設したラックの所定棚に荷物を格納したり、搬出したりすることは公知となって いる。このスタッカクレーンによってラックと入出庫ステーションとの間で荷物 の出し入れを行う場合、スタッカクレーンのスライドフォークに荷物を載せるた めに、入出庫ステーション側又は棚側へスライドフォークを突出して上昇させて 、荷物をスライドフォーク上に載せて、スライドフォークを昇降台上に戻すこと によって荷物を受け取る。そして、所望の棚位置又は入出庫ステーションまで移 動してスライドフォークを突出させて、この状態で昇降台を下降させることによ って荷物を棚受け又はステーションの受台に載せて、スライドフォークを昇降台 上に戻すことによって格納又は搬出が完了する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなスタッカクレーンにおいて、スライドフォークの作動速度は、荷物 の荷崩れを考慮して、荷崩れが生じない速度に設定されている。しかし、このス ライド速度は速くするのに限界があり、荷物の入出庫速度に占める割合が高く、 全体的にスピードアップを図り、効率化させるための妨げともなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような課題を解決するために次のように構成したものである。 即ち、スライドフォークの荷物載置面上に多数の突起を上方に突出し、このそれ ぞれの突起を下方より上方へ弾性体にて付勢し、荷物が載せられた部分の突起の み下降すべく構成した。
【0005】
【作用】
このような手段を用いることによって、次のような作用がある。スライドフォ ークの荷物載置部に荷物が載置されると、荷物Wが乗る範囲だけ突起19・19 ・・・が下がり、その他の突起19・19・・・は突出したままとなって、荷物 Wを載せてスライドさせると、荷物はスライド方向と反対方向にズレようとする が、前記突出したままの突起19・19・・・によって止められてズレを防止す る。
【0006】
【実施例】
本考案の解決しようとする課題及び解決手段は以上の如くであり、添付した図 面に従って一実施例について説明する。図1はスタッカクレーンと一側のラック 正面図、図2はスライドフォークの分解斜視図、図3は本考案の荷ズレ防止装置 を装備したトッププレートの正面図、図4は同じく一部断面図である。
【0007】 図1において自動倉庫はラックRとラックRの間にスタッカクレーンSが配設 され、ラックRには前後上下に一定間隔に荷物の格納スペースが形成され、それ ぞれ支柱3・3・・・に棚受4・4・・・を固設して荷物(本実施例ではバケッ ト)Wを格納できるようにしている。また、床上に走行レール14が前後方向に 敷設され、天井部に走行レール14と平行して上ガイドレール13が設けられ、 スタッカクレーンSの上部フレーム7と下部走行体8が前記上ガイドレール13 と走行レール14に沿って前後に走行できるように配置され、スタッカクレーン Sの前後のマスト12の間に昇降台1が昇降できるように設けられ、この走行体 8上には駆動部9を設けて走行及び昇降駆動するモーターを内装している。
【0008】 そして、該昇降台1上にスライドフォーク2が設けられ、該スライドフォーク 2は図2に示すように、ベースプレート15が昇降台1上に固設され、該べース プレート15下面にスライドモーターMが固定され、該ベースプレート15上に 左右スライド可能にミドルプレート16を嵌挿し、該ミドルプレート16上に左 右スライド可能にトッププレート17を配置し、該ミドルプレート16とベース プレート15の間に駆動チェーン21を張り、該駆動チェーン21の中途部をス ライドモーターMの駆動軸に固設したスプロケットに巻回して駆動できるように し、また、トップ駆動チェーン23L・23Rをそれぞれ、ベースプレート15 からミドルプレート16のガイド部を介してトッププレート17の両側にジグザ グ状に張り、前記スライドモーターMを正転又は逆転駆動することによりスライ ドフォーク2を右又は左へスライド突出できるようにしている。
【0009】 そして、本考案の荷ズレ防止装置がスライドフォーク2のトッププレート17 に設けられているのである。即ち、図3に示すように、トッププレート17の上 面にピン等でできた突起19・19・・・が出退可能に多数上方へ突出され、荷 物Wを載せた部分だけトッププレート17内に収納されるようにして、突出して いる突起19・19・・・にて荷物Wの移動を規制している。但し、本実施例で はトッププレート17上の全面に突起19・19・・・を配置しているが、左右 両側の荷物端が位置する部分に集中配置してもよく、また、突起19は円柱状の ピンに限定せず、角柱やステー等であっても構わない。
【0010】 この荷ズレ防止装置の具体的な構成として、図4に示すように、トッププレー ト17を三枚の上プレート17a、中プレート17b、下プレート17cより構 成し、突起19は下部の直径を大きくして凸状の円柱に構成し、上プレート17 aには突起19の上部と同じ直径の孔17dを多数開口し、突起19の上部だけ 孔17dより突出して下部は抜け出ないようにし、中プレート17bには突起1 9の下部の直径と同じ孔17eを孔17dと対応して同数開口し、突起19・1 9・・・を挿入し、該孔17e内にバネやゴム等よりなる弾性体20を突起19 下部に挿入して、該弾性体20の下部を下プレート17cで受けて突起19を上 方へ付勢するように構成している。
【0011】 このように構成することによって、入出庫ステーションから荷物を格納する時 やラックに格納された荷物を搬出する時において、スタッカクレーンSのスライ ドモーターMを駆動してスライドフォーク2を右又は左へスライド突出して、ト ッププレート17が荷物Wの下方に位置させてから昇降台1を少し上昇させて入 出庫ステーションの受台又はラックの棚受けより浮かせると、図3に示すように 、荷物Wが乗る範囲だけトッププレート17上の突起19・19・・・が荷物の 自重で押し下げられ、その他の突起19・19・・・は突出したままとなる。
【0012】 そして、スライドフォーク2に荷物Wを載せて左右スライドする時に、スピー ドアップを図るために従来よりもスライド速度を速めると、その反動でスライド 方向と反対方向に荷物がズレようとする(従来は速度が遅く摩擦でズレない)が 、トッププレート17より上方へ突出したままの突起19・19・・・が荷物W の下を受け止めてストッパーの役目を果たし、そのズレを防止するのである。そ して、格納する棚又は入出庫ステーションへ搬送して、棚受けや入出庫ステーシ ョンの受台に荷物Wを載置すると、トッププレート17より荷物Wが離れて、縮 小していた突起19・19・・・は弾性体20・20・・・の付勢力により再び 上方へ突出し、元の状態に戻る。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、次のような効果を奏する。スライドフォ ークの荷載置部に荷物が載置されると、荷物が載置された部分だけ突起が下降し てその他の突起は突出したままでストッパーとなり、スライド時に荷物のズレが 規制されるようになり、駆動装置を必要とせず、構造の簡単な荷ズレ防止装置が 得られて、スライドフォークのスライド速度をアップすることができる。また、 突起は荷物の載置された部分以外は突出したままとなるので、間口に合わせて棚 受に載置できる荷物であればスライド方向の長さが異なっても荷物の底面の形状 に関係なくズレを防止できるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタッカクレーンと一側のラック正面図であ
る。
【図2】スライドフォークの分解斜視図である。
【図3】本考案の荷ズレ防止装置を装備したトッププレ
ートの正面図である。
【図4】同じく一部断面図である。
【符号の説明】
S スタッカクレーン 2 スライドフォーク 17 トッププレート 19 突起 20 弾性体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドフォークの荷物載置面上に多数
    の突起を上方に突出し、このそれぞれの突起を下方より
    上方へ弾性体にて付勢し、荷物が載せられた部分の突起
    のみ下降すべく構成したことを特徴とするスライドフォ
    ークの荷ズレ防止装置。
JP5510693U 1993-10-13 1993-10-13 スライドフォークの荷ズレ防止装置 Pending JPH0724813U (ja)

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JP5510693U JPH0724813U (ja) 1993-10-13 1993-10-13 スライドフォークの荷ズレ防止装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5510693U JPH0724813U (ja) 1993-10-13 1993-10-13 スライドフォークの荷ズレ防止装置

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Publication Number Publication Date
JPH0724813U true JPH0724813U (ja) 1995-05-12

Family

ID=12989506

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JP5510693U Pending JPH0724813U (ja) 1993-10-13 1993-10-13 スライドフォークの荷ズレ防止装置

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JP (1) JPH0724813U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105584767A (zh) * 2014-11-12 2016-05-18 株式会社大福 物品输送设备

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