JP2003063611A - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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JP2003063611A JP2001250997A JP2001250997A JP2003063611A JP 2003063611 A JP2003063611 A JP 2003063611A JP 2001250997 A JP2001250997 A JP 2001250997A JP 2001250997 A JP2001250997 A JP 2001250997A JP 2003063611 A JP2003063611 A JP 2003063611A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 クレーンの機構、構造を簡単化して、設備コ
ストを抑えつつ、収納スペースを確保することができ、
サイクルタイムを増大させることのない、自動倉庫を提
供する。 【解決手段】 水平方向に複数列に並設され、多段に積
み重ねられた複数の棚3と、該棚3との間で収納物の受
け渡しを行なうクレーン2とを備えてなる自動倉庫1に
おいて、棚3の棚板4は、並設された無端環状の一対の
走行体からなり、一対の走行体の各々は、収納物5を少
なくとも2つ以上載置することができる奥行きを有し、
クレーン2は、昇降可能なフォーク10を備え、フォーク
10の伸長量は、最前部に載置された収納物5の後端部に
略届く長さにされており、収納物5の受け渡しが行なわ
れるとき、フォーク10が一対の走行体の各々に係合し
て、各走行体を収納物5の少なくとも1つ分だけ同時に
進退させ、受け渡しが終了したとき、その係合を外すこ
とができるようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願の発明は、半製品、完成品等
の各種物品を収納・保管しておくことができ、それらの
物品の出し入れが自動化された自動倉庫に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動倉庫としては、従来から多
くの提案がなされている。図13には、その1例が図示
されている。この自動倉庫01においては、倉庫ユニット
01a 、01b が並設されて、それらの間をスタッカークレ
ーン02が走行できるようになっている。各倉庫ユニット
01a 、01b においては、収納物(タイヤ)05を収納する
棚03が水平方向に複数列に並設され、多段に積み重ねら
れており、各棚03とスタッカークレーン02のフォーク01
0 との間でタイヤ05の受け渡しが行なわれる。フォーク
010 は、スタッカークレーン02のマスト08に沿って昇降
可能に構成されている。
【0003】各棚03の底部は、細長い一対の棚板04a 、
04b が並設されてなり、これらがフレームに固定的に取
り付けられている。各棚板04a 、04b は、タイヤ05を1
つ載置することができる奥行きを有する。スタッカーク
レーン02のフォーク010 は、その上部にタイヤ05を1つ
載せて一対の棚板04a 、04b 間の空間部に上方から進入
し、次いで、下降・後退することにより、一対の棚板04
a 、04b 上にタイヤ05を1つ移載して元位置に復帰する
ことができる。もしくは、該フォーク010 が一対の棚板
04a 、04b 間の空間部に下方から進入し、次いで、上昇
・後退することにより、一対の棚板04a 、04b 上に載置
されているタイヤ05をその上に移載して、そこから取り
出すことができる。このようにして、フォーク010 と棚
03との間でタイヤ05の受け渡しが行なわれる。これらの
一連の動作は、中央制御室からの指令により自動的に行
なわれるようになっている。
【0004】このような従来の自動倉庫01において、タ
イヤ05の収容力を増強する必要が生じた場合には、これ
に対処する方法として、単純に図13に図示される自
動倉庫01を増設する(図12(2)参照)、棚03の並
設方向(図13のY方向)に棚数を増やす、棚03の積
層方向(図13のZ方向)に棚数を増やす、棚03の奥
行き方向(図13のX方向)に棚数を増やす、などの方
法が考えられる。なお、図12(1)は、図13に図示
される自動倉庫01の構成を模式的に示したものである。
【0005】しかしながら、の方法は、単純にスペー
スと設備とを倍増以上に増やすことになり、得策でな
い。例えば、これをの方法と比べただけでも、図12
(2)と図12(3)とを比べて見て分かるように、X
方向のスペースが(b+c)だけ増えることになる。ま
た、、の方法は、スタッカークレーン02の走行距離
が長くなり、サイクルタイムが増加するので、同様に得
策でない。以上より、上記〜の方法の中では、の
方法が最も優れており、この方法によれば、スタッカー
クレーン02の走行距離に変化がなく、サイクルタイムに
も影響を受けないで、棚数を増加させることができ、ス
タッカークレーン02の1台分のコストダウンも可能にな
る。
【0006】実際に、上記の方法を採用した自動倉庫
が実開平5−1708号公報に提案されている。このも
のにあっては、棚と、該棚との間で荷物の受け渡しを行
なうクレーンとを備えてなる自動倉庫において、棚の奥
行きが長く形成され、ひとつのラックの奥行き方向に2
つの荷物の収容が可能にされている。そして、クレーン
の昇降台に、棚との間で荷物の受け渡しを行なう第1、
第2の2つのフォークが並設されており、これら第1、
第2のフォーク間には、荷物移動用のコンベアが設けら
れている。
【0007】しかしながら、この方法によっても、な
お、問題が残されている。すなわち、この方法によれ
ば、クレーンのフォークは、棚板の最奥部に載置された
収納物にも届くことができるように、リーチが長く構成
されなければならないので、それだけ機構が複雑化する
し、その伸長量には限界がある。このため、無闇に棚の
奥行き方向に棚数を増やすことができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明は、従来の
自動倉庫が有する前記のような問題点を解決して、フォ
ークのリーチを短くして、クレーンの機構、構造を簡単
化し、これにより、設備コストを抑えつつ、収納スペー
スを確保することができ、しかも、クレーンによる収納
物の出し入れのサイクルタイムを増大させることのな
い、自動倉庫を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および効果】本願の発明
は、前記のような課題を解決した自動倉庫に係り、その
請求項1に記載された発明は、水平方向に複数列に並設
され、多段に積み重ねられた複数の棚と、該棚との間で
収納物の受け渡しを行なうクレーンとを備えてなる自動
倉庫において、前記棚の棚板は、並設された無端環状の
一対の走行体からなり、前記一対の走行体の各々は、前
記収納物を少なくとも2つ以上載置することができる奥
行きを有し、前記クレーンは、昇降可能なフォークを備
え、該フォークと前記一対の走行体との間で前記収納物
の受け渡しが行なわれるようにされており、前記フォー
クの伸長量は、少なくとも前記一対の走行体上にまたが
ってそれらの最前部に載置された前記収納物の後端部に
略届く長さにされており、前記フォークと前記一対の走
行体との間で前記収納物の受け渡しが行なわれるとき、
前記フォークが前記一対の走行体の各々に係合して、各
走行体を前記収納物の少なくとも1つ分だけ同時に進退
させ、受け渡しが終了したとき、その係合を外すことが
できるようにされていることを特徴とする自動倉庫であ
る。
【0010】請求項1に記載された発明は、前記のよう
に構成されているので、次のような効果を奏することが
できる。フォークと一対の走行体との間で収納物の受け
渡しが行なわれるとき、フォークが一対の走行体の各々
に係合して、各走行体を収納物の少なくとも1つ分だけ
同時に進退させ、受け渡しが終了したとき、その係合を
外すことができるようにされているので、フォークと一
対の走行体との間で収納物の受け渡しが行なわれると
き、一対の走行体上にすでに載置されている収納物を一
対の走行体とともに収納物の少なくとも1つ分だけ前進
させて、一対の走行体上のより奥深くに収納し、その後
の一対の走行体上の開いたスペースに、フォーク上に載
置されて搬入された新たな収納物を移載して収納するこ
とができる。また、一対の走行体上の前部にすでに載置
されている収納物を取り出しつつ、一対の走行体上のよ
り奥深くにすでに載置されている収納物を一対の走行体
とともに収納物の少なくとも1つ分だけ後退(手前側に
引き出し)させて、一対の走行体上のより手前側に引き
出し、その後のクレーンによる収納物の搬出作業に備え
させることができる。これらにより、クレーンのフォー
クの伸長量が一対の走行体上にまたがってそれらの最前
部に載置された収納物の後端部に略届く最小の長さに過
ぎなくされていたとしても、棚のさらに奥深くに収納物
を収納することが可能になり、また、棚のさらに奥深く
にある収納物を取り出すことが可能になる。
【0011】そして、このようにしてクレーンのフォー
クの伸長量を増大させることなく、棚の奥行き方向の収
納物収容量を増して、収納スペースを確保することがで
きるので、フォークおよびクレーンの機構、構造を簡単
化し、設備コストを抑えつつ、収納スペースを確保する
ことが可能になる。しかも、クレーンによる収納物の出
し入れのサイクルタイムを増大させることもない自動倉
庫を提供することができる。
【0012】また、請求項2に記載のように請求項1に
記載の発明を構成することにより、フォークと一対の走
行体との間で収納物の受け渡しが行なわれるとき、フォ
ークが、その上に収納物を載置するかもしくは載置する
ことなしに、一対の走行体間の空間部に収納物の少なく
とも略1つ分の長さだけ進入して、該空間部を下降もし
くは上昇し、次いで、該空間部から後退することによ
り、フォーク上に載置されている収納物を一対の走行体
上に移載して収納するかもしくは一対の走行体上にすで
に載置されている収納物をフォーク上に移載して取り出
すようにされる。
【0013】この結果、フォーク上に載置されている収
納物を一対の走行体上に移載して収納し、また、一対の
走行体上にすでに載置されている収納物をフォーク上に
移載して取り出す操作を、一対の走行体の進退動操作と
ともに、1つのフォークの運動制御により、きわめて円
滑に行なうことができる。
【0014】また、請求項3に記載のように請求項1ま
たは請求項2に記載の発明を構成することにより、フォ
ークと一対の走行体の各々との係合は、フォークの先端
に該フォークの両側方に突出するようにして設けられた
ツメ部に、一対の走行体の各々に両走行体間の空間部に
突出するようにして設けられたアタッチプレートが捕捉
されることによるものであるようにされる。
【0015】この結果、フォークと一対の走行体の各々
との係合を、それらの構造上の工夫のみにより、簡易に
実現することができる。
【0016】さらに、請求項4に記載のように請求項3
に記載の発明を構成することにより、ツメ部は、フォー
クの進退方向に見て前方の垂直方向に短いツメ壁と、後
方の垂直方向に長いツメ壁とを有し、アタッチプレート
は、フォークが一対の走行体間の空間部に進入するかも
しくは該空間部から後退するとき、短いツメ壁の下方を
潜って長いツメ壁と衝突係合するかもしくは短いツメ壁
の下方を潜ってツメ部から離脱することができるように
される。
【0017】この結果、フォークと一対の走行体の各々
との係合と離反とを、それらにそれぞれ設けられるツメ
部とアタッチプレートとの構造上の簡単な工夫のみによ
り、簡易に実現することができる。
【0018】また、請求項5に記載のように請求項3ま
たは請求項4に記載の発明を構成することにより、アタ
ッチプレートは、一対の走行体の各々に、収納物の略1
つ分の長さだけ間隔を置いて収納物を前後から挟むよう
にして設けられる。
【0019】この結果、隣接する一対のアタッチプレー
トは、一対の走行体上に載置される収納物の位置決め部
材として機能することができ、特別の位置決め部材が不
要になる。
【0020】さらに、また、請求項6に記載のように請
求項1ないし請求項5のいずれかに記載の発明を構成す
ることにより、一対の走行体の各々は、ベルトコンベア
からなるものとされる。
【0021】この結果、一対の走行体を、汎用の部品を
用いて、簡易に構成することができ、しかも、その上に
収納物を安定に載置・保管することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図1ないし図11に図示さ
れる本願の請求項1ないし請求項6に記載された発明の
一実施形態について説明する。図1は、本実施形態にお
ける自動倉庫の正面図、図2は、同平面図、図3は、同
自動倉庫の片側列をスタッカークレーン側から見た概略
斜視図、図4は、同スタッカークレーンの概略斜視図で
あって、同スタッカークレーンと同自動倉庫の棚板との
位置関係を併せて示す図、図5は、同スタッカークレー
ンのフォークと同棚板との間で収納物が受け渡しされる
状況を示した概略斜視図、図6は、同棚板を構成する無
端環状の一対の走行体の斜視図、図7は、同フォークの
収縮した状態と伸長した状態とを示す斜視図、図8は、
同フォークの変形例を示す図、図9は、同フォークに設
けられるツメ部と同一対の走行体の各々に設けられるア
タッチプレートとの係合、離脱の状況を説明するための
図、図10は、同棚に収納物が収納されるときの一連の
動作(入庫動作)を順を追って示す図、図11は、同棚
から収納物が取り出されるときの一連の動作(出庫動
作)を順を追って示す図である。なお、以下において、
縦方向とは、スタッカークレーンの走行方向(図2にお
いて左右方向)をいい、横方向とは、水平面内において
これと直交する方向(図2において上下方向)をいうも
のとする。
【0023】本実施形態における自動倉庫1は、図1な
いし図3に図示されるように、複数階層の立体倉庫とし
て製作された倉庫ユニット1a 、1b が、それらの間に
スタッカークレーン2の走行空間を残して、並設されて
構成されている。各倉庫ユニット1a 、1b は、縦、横
および上下方向に配された多数の支柱と多数の棚板とに
より、横方向に細長い多数の収納空間に区画されてお
り、これらの収納空間の各々が、収納物5を収容する棚
3をなしている。したがって、各倉庫ユニット1a 、1
b は、多数の棚3が縦方向に複数列に並設され、かつ、
上下方向に多段に積み重ねられて構成されている。各棚
3の底部には、前記した棚板4が設置されており、この
棚板4の上に収納物5が載置されて保管される。収納物
5は、本実施形態ではタイヤであり、各棚3および各棚
板4は、3つのタイヤ5を収容可能な奥行きを有してい
る。もちろん、収納物5は、タイヤ以外の物品であって
よく、各棚3および各棚板4は、2つもしくは4つ以上
のタイヤ5を収容可能な奥行きを有していてもよい。
【0024】スタッカークレーン2は、図3および図4
に図示されるように、ガイドレール6に沿って走行する
走行基台7と、この走行基台7に立設されたマスト8
と、このマスト8に沿って昇降する昇降台9と、この昇
降台9上に設置されたフォーク10とにより構成されてい
る。マスト8は、また、その頂部において、天井ガイド
バー20によりガイドされる。
【0025】フォーク10は、図4および図7に図示され
るように、昇降台9に固定されたスライドベース11に対
してスライドする第1スライダー12と、この第1スライ
ダー12に対してスライドする第2スライダー13とを備え
ており、これら第1スライダー12、第2スライダー13が
ともに伸長したときには、それらの先端が棚板4上の最
前部に載置された収納物5の後端部に略届く長さにされ
ている。収納物5の受け渡しは、このスタッカークレー
ン2のフォーク10と棚3の棚板4との間で行なわれる。
なお、走行基台7の走行駆動機構、昇降台9の昇降駆動
機構、第1スライダー12、第2スライダー13の各スライ
ド駆動機構については、いずれもその詳細な説明および
図示を省略する。これらの機構は、従来公知のいかなる
構造のものが使用されてもよい。
【0026】フォーク10の第2スライダー13の前後端部
の各上面には、フォーク10の両側方にそれぞれ突出する
ようにして角柱棒状のツメ部材14が取り付けられて設け
られている。このツメ部材14の両端部は、図7および図
9に図示されるように、前後2本のツメ壁を有するツメ
部となっていて、このツメ部は、フォーク10の進退方向
に見て前方の垂直方向に短いツメ壁14a と、後方の垂直
方向に長いツメ壁14bとを有し、これら短いツメ壁14a
と長いツメ壁14b との間に平面視コ字状の凹部14c が形
成されている。短いツメ壁14a は、図9においてハッチ
ングを付した部分の長さだけ、長いツメ壁14b より短
い。このツメ部は、後述するように、フォーク10が収納
物5を載置して棚3の内部に進入もしくは棚3の内部か
ら後退するとき、棚板4(一対のベルト走行体4a 、4
b )に設けられたアタッチプレート19の内方端部をその
凹部14c 内に捕捉して、これと係合し、該棚板4をフォ
ーク10とともに収納物5の1つ分だけ同時に進退動させ
るように作用する。
【0027】第2スライダー13の後端部の上面に取り付
けられて設けられたツメ部材14は、反対側の倉庫ユニッ
ト1a もしくは1b が有する棚3の棚板4とフォーク10
との間で収納物5の受け渡しが行なわれるときに使用さ
れるほか、第2スライダー13上に載置される収納物5の
位置決め用としても機能することができる。
【0028】各棚3の底部にそれぞれ設置される棚板4
は、無端環状の一対のベルト走行体(コンベア)4a 、
4b が並設されることにより構成されており、これら一
対のベルト走行体4a 、4b の上面が収納物5の載置面
となっている。これら一対のベルト走行体4a 、4b の
各々は、収納物5を少なくとも2つ以上並べて載置し
て、これらを棚3内に収容することができる奥行きを有
するようにされ、本実施形態においては、タイヤ5を3
つ並べて載置することが可能な奥行きにされている。収
納物5の受け渡しは、実際には、スタッカークレーン2
のフォーク10と、これら一対のベルト走行体4a 、4b
との間で行なわれる。
【0029】一対のベルト走行体4a 、4b の各々は、
図5および図6に図示されるように、互いに面対称の構
造を有しており、面対称の関係に配置されている。そこ
で、それらのうちの一方のベルト走行体4a についての
み、その構造を詳しく説明する。なお、以下において
は、ベルト走行体4a の前後につき、フォーク10の前後
とは逆に、ベルト走行体4a の奥方を後方とし、手前側
を前方とする。
【0030】ベルト走行体4a は、次のようにして構成
されている。断面L字状のカバー板15の前後端部に、一
対のプーリ16、17が回転自在に支持され、これら一対の
プーリ16、17間にベルト18が掛け渡されている。このベ
ルト18の外表面には、収納物5の略1つ分の長さだけ間
隔を置いて、該収納物5を前後から挟むように、複数の
アタッチプレート19が面に垂直に取り付けられている。
これら複数のアタッチプレート19は、それらの長さ方向
の一端部が両ベルト走行体4a 、4b 間の空間部A内に
突出するようにして設けられており、この突出端部は、
フォーク10が収納物5を載置して棚3の内部に進入する
かもしくは棚3の内部から後退するとき、フォーク10の
第2スライダー13の前端部の上面に設けられたツメ部材
14の各端部のツメ部により捕捉されて、これと係合す
る。これにより、一対のベルト走行体4a 、4b (棚板
4)は、フォーク10と一緒に進退動するようになってい
る。
【0031】次に、スタッカークレーン2のフォーク10
により、収納物5を棚3に収納し、また、棚3に収納さ
れている収納物5を取り出す動作について、図9〜図1
1を参照しつつ、詳細に説明する。先ず、フォーク10に
より、収納物5を棚3に収納する動作について説明す
る。スタッカークレーン2は、自動倉庫1外からベルト
コンベア等により搬送されてきた収納物5を、フォーク
10の第2スライダー13上の前後ツメ部材14、14間に受け
取る。次いで、スタッカークレーン2は、この収納物5
を第2スライダー13上に載置した状態で、自動倉庫1内
の開いた収納空間を有する所望の棚3の正面にフォーク
10が対面することができる位置まで、この収納物5を搬
送する。
【0032】次いで、フォーク10の高さ位置を、その第
2スライダー13の上面が一対のベルト走行体4a 、4b
の上面よりやや高くなるように位置調整して、その第
1、第2スライダー12、13を伸長させつつ、これらを一
対のベルト走行体4a 、4b 間の空間部A内に進入させ
る(図10(1)〜)。そうすると、第2スライダ
ー13の前端部上面に設けられたツメ部材14の両端のツメ
部が、一対のベルト走行体4a 、4b にそれぞれ設けら
れたアタッチプレート19の内方突出端部を捕捉して、こ
れと係合し、これら一対のベルト走行体4a 、4b をフ
ォーク10とともに前進させる。
【0033】ここで、ツメ部材14の両端のツメ部がアタ
ッチプレート19の内方突出端部を捕捉する状況を、図1
0(2)を参照しつつ、詳細に説明する。ツメ部材14
は、このとき、同図においてB方向に移動している。ツ
メ部材14の両端のツメ部の前方側垂直方向に短いツメ壁
14a は、一対のベルト走行体4a 、4b にそれぞれ取り
付けられたアタッチプレート19の内方突出端部の頂部を
通り過ぎるが、後方側垂直方向に長いツメ壁14b は、こ
れを通り過ぎることができず、第1、第2スライダー1
2、13の空間部A内への進入につれて、これと衝突して
係合状態になる。このため、一対のベルト走行体4a 、
4b は、以後、フォーク10と一体になってフォーク10の
進入方向に走行し、その上にすでに載置されている収納
物5を棚3の奥方に送り込む(図10(1))。
【0034】このようにして、第1、第2スライダー1
2、13の空間部A内への進入が進んで、フォーク10が収
納物5の略1つ分だけ空間部A内に進入すると、フォー
ク10は、ツメ部材14の両端のツメ部がアタッチプレート
19の位置を垂直方向に通り越して、該ツメ部とアタッチ
プレート19の内方突出端部との係合が外れる位置まで下
降する(図10(1)、)。このとき、第2スライ
ダー13の上面に載置されていた収納物5は、一対のベル
ト走行体4a 、4b の空きとなった上面部分に受けられ
て、そこに載置される。
【0035】次いで、フォーク10は空間部A内から後退
し、その第1、第2スライダー12、13は収縮して元の状
態に復帰する。このようにして、フォーク10による収納
物5の収納動作(入庫動作)が完了する(図10(1)
、)。この収納動作の完了により、一対のベルト走
行体4a 、4b の上面にすでに載置されていた1つもし
くは2つ(本実施形態においては2つ)の収納物5は、
収納物5の1つ分だけ棚3の奥方に送り込まれる。
【0036】次に、フォーク10により、棚3に収納され
ている収納物5を取り出す動作について説明する。スタ
ッカークレーン2は、収納物5の取り出しが所望されて
いる棚3の正面にそのフォーク10が対面することができ
る位置まで移動する。次いで、フォーク10の高さ位置
を、フォーク10が空間部A内に進入したとき、その第2
スライダー13の前端部上面に設けられたツメ部材14が一
対のベルト走行体4a 、4b にそれぞれ取り付けられた
アタッチプレート19の内方突出端部と衝突することがな
い位置にまで低く位置調整して、その第1、第2スライ
ダー12、13を伸長させつつ、これらを空間部A内に進入
させる(図11(1)、)。
【0037】そして、第1、第2スライダー12、13が、
第2スライダーの前端部が一対のベルト走行体4a 、4
b 上の最前部に載置された収納物5の後端部をやや越え
る位置まで進入したとき(図11(1))、フォーク
10は、その全体が垂直方向に所定量上昇する。その上昇
位置には、一対のベルト走行体4a 、4b にそれぞれ取
り付けられたアタッチプレート19が待機しているので、
第2スライダー13の前端部のツメ部材14のツメ部は、ア
タッチプレート19の内方突出端部に嵌合して、これと係
合する。同時に、一対のベルト走行体4a 、4b 上の最
前部に載置されていた収納物5は、第2スライダー13の
上面に移載される(図11(1))。
【0038】次いで、フォーク10は空間部A内から後退
し、その第1、第2スライダー12、13は収縮して元の状
態に復帰する。フォーク10が空間部A内から後退する過
程においては、ツメ部材14のツメ部とアタッチプレート
19の内方突出端部とが係合していて、図9および図11
(2)に図示されるように、ツメ部の短いツメ壁14aが
アタッチプレート19の内方突出端部を引っ張るので、一
対のベルト走行体4a、4b は、その収納物5を載置し
ている上面がフォーク10の後退方向(図9、図11
(2)においてはC方向)に走行する。そして、そのア
タッチプレート19がカバー板15の前端部に回転自在に支
持されたプーリ16を巡回する位置にまでくると、その内
方突出端部は、ツメ部材14のツメ部から離れ、それらの
係合が解かれる。同時に、一対のベルト走行体4a 、4
b の上面のより奥方に載置されていた1つもしくは2つ
(本実施形態においては2つ)の収納物5は、その1つ
分だけ棚3のより前方に引き出される。このようにし
て、フォーク10による収納物5の取り出し動作(出庫動
作)が完了する(図11(1)〜)。
【0039】以上の説明から理解されるとおり、収納動
作時のフォーク10の高さ位置は、ツメ部材14の短いツメ
壁14a がアタッチプレート19の内方突出端部の頂部を通
り過ぎることができるように、相対的にやや高く設定さ
れ、取り出し動作時のフォーク10の高さ位置は、同短い
ツメ壁14a がアタッチプレート19の内方突出端部を引っ
張ることができるように、相対的にやや低く設定されて
いる。
【0040】本実施形態は、前記のように構成されてい
るので、次のような効果を奏することができる。フォー
ク10と一対の走行体4a 、4b との間で収納物5の受け
渡しが行なわれるとき、フォーク10が一対の走行体4a
、4b の各々に係合して、各走行体4a、4b を収納物
5の1つ分だけ同時に進退させ、受け渡しが終了したと
き、その係合を外すことができるようにされているの
で、フォーク10と一対の走行体4a、4b との間で収納
物の受け渡しが行なわれるとき、一対の走行体4a 、4
b 上にすでに載置されている収納物5を一対の走行体4
a 、4b とともに収納物5の1つ分だけ前進させて、一
対の走行体4a 、4b 上のより奥深くに収納し、その後
の一対の走行体4a 、4b 上の開いたスペースに、フォ
ーク10上に載置されて搬入された新たな収納物5を移載
して収納することができる。また、一対の走行体4a 、
4b 上の最前部にすでに載置されている収納物5を取り
出しつつ、一対の走行体4a 、4b 上のより奥深くにす
でに載置されている収納物5を一対の走行体4a 、4b
とともに収納物5の1つ分だけ後退(手前側に引き出
し)させて、一対の走行体4a 、4b 上のより手前側に
引き出し、その後のスタッカークレーン2による収納物
5の搬出作業に備えさせることができる。これらによ
り、フォーク10の伸長量が、一対の走行体4a 、4b 上
にまたがってそれらの最前部に載置された収納物5の後
端部に略届く長さに過ぎなくされていたとしても、棚3
のさらに奥深くに収納物5を収納することが可能にな
り、また、棚3のさらに奥深くにある収納物5を取り出
すことが可能になる。
【0041】そして、このようにして、フォーク10の伸
長量を増大させることなく、棚3の奥行き方向の収納物
収容量を増して、収納スペースを確保することができる
ので、フォーク10およびスタッカークレーン2の構造を
簡単化し、設備コストを抑えつつ、収納スペースを確保
することが可能になる。しかも、スタッカークレーン2
による収納物の出し入れのサイクルタイムを増大させる
こともない自動倉庫1を提供することができる。
【0042】また、フォーク10と一対の走行体4a 、4
b との間で収納物5の受け渡しが行なわれるとき、フォ
ーク10が、その上に収納物5を載置するかもしくは載置
することなしに、一対の走行体4a 、4b 間の空間部A
に収納物5の略1つ分の長さだけ進入して、該空間部A
を下降もしくは上昇し、次いで、該空間部Aから後退す
ることにより、フォーク10上に載置されている収納物5
を一対の走行体4a 、4b 上に移載して収納するかもし
くは一対の走行体4a 、4b 上にすでに載置されている
収納物5をフォーク10上に移載して取り出すようにされ
ているので、フォーク10上に載置されている収納物5を
一対の走行体4a 、4b 上に移載して収納し、また、一
対の走行体4a 、4b 上にすでに載置されている収納物
5をフォーク10上に移載して取り出す操作を、一対の走
行体4a 、4b の進退動操作とともに、1つのフォーク
10の運動制御により、きわめて円滑に行なうことができ
る。
【0043】また、フォーク10と一対の走行体4a 、4
b の各々との係合は、フォーク10の先端に該フォーク10
の両側方に突出するようにして設けられたツメ部材14の
ツメ部に、一対の走行体4a 、4b の各々に両走行体4
a 、4b 間の空間部Aに突出するようにして設けられた
アタッチプレート19の内方突出端部が捕捉されることに
より行なわれるようにされており、しかも、このツメ部
は、フォーク10の進退方向に見て前方の垂直方向に短い
ツメ壁14a と後方の垂直方向に長いツメ壁14bとを有
し、アタッチプレート19の内方突出端部は、フォーク10
が一対の走行体4a 、4b 間の空間部Aに進入するかも
しくは該空間部Aから後退するとき、短いツメ壁14a の
下方を潜って長いツメ壁14b と衝突係合するかもしくは
短いツメ壁14a の下方を潜ってツメ部から離脱すること
ができるようにされているので、フォーク10と一対の走
行体4a 、4b の各々との係合と離反とを、それらにそ
れぞれ設けられるツメ部材14とアタッチプレート19との
構造上の簡単な工夫のみにより、簡易に実現することが
できる。
【0044】さらに、アタッチプレート19は、一対の走
行体4a 、4b の各々に、収納物5の略1つ分の長さだ
け間隔を置いて、該収納物5を前後から挟むようにして
設けられているので、隣接する一対のアタッチプレート
19は、一対の走行体4a 、4b 上に載置された収納物5
の位置決め部材としても機能することができ、特別の位
置決め部材が不要になる。
【0045】さらに、また、一対の走行体4a 、4b の
各々は、ベルトコンベアからなるようにされているの
で、一対の走行体4a 、4b を、汎用の部品を用いて、
簡易に構成することができ、しかも、その上に収納物5
を安定に収納・保管することができる。
【0046】本実施形態において、フォーク10の第2ス
ライダー13上には収納物5が1つのみ載置され、フォー
ク10および一対の走行体4a 、4b は、収納物5の略1
つ分のみ進退して、収納物5の収納・取り出しが行なわ
れるようにされたが、これに限定されず、棚3の収容能
力に応じて、第2スライダー13上に収納物5を2つ以上
載置することができるようにし、かつ、フォーク10およ
び一対の走行体4a 、4b が収納物5の2つ分以上進退
することができるようにして、これにより、2つ以上の
収納物5の収納・取り出しが同時に行なわれるようにす
ることもできる。この場合、ツメ部材14は、第2スライ
ダー13の前端部側に1つのみ設けられてもよいし、収納
物5の略1つ分の間隔を置いて2つ以上設けられてもよ
い。後者のようにすれば、第2スライダー13上に載置さ
れた複数の収納物5の位置決め用として使用することが
できるし、また、フォーク10が一対の走行体4a 、4b
を押したり、引いたりするときに両者の係合部にかかる
力が分散されて、装置の耐久性を向上させることができ
る。
【0047】また、本実施形態において、フォーク10の
第2スライダー13のツメ部は、単体部品として製作され
て第2スライダー13の前端部側に取り付けられたツメ部
材14の両端部に形成されるものとされたが、これに限定
されず、図8に図示されるように、第2スライダー13の
該当部位に、これと一体のものとして切削もしくは鋳造
により形成されるものであってもよい。
【0048】さらに、本実施形態において、棚板4は、
無端環状の一対のベルト走行体(コンベア)4a 、4b
が並設されることにより構成されるものとされたが、こ
れに限定されず、無端環状の各種の走行体単体が使用さ
れてもよい。例えば、その上に収納物の載置が可能にさ
れれば、無端環状のチェーン状のものを使用することが
できる。その他、本願の発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における自動倉庫の正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同自動倉庫の片側列をスタッカークレーン側か
ら見た概略斜視図である。
【図4】同スタッカークレーンの概略斜視図であって、
同スタッカークレーンと同自動倉庫の棚板との位置関係
を併せて示す図である。
【図5】同スタッカークレーンのフォークと同棚板との
間で収納物が受け渡しされる状況を示した概略斜視図で
ある。
【図6】同棚板を構成する無端環状の一対の走行体の斜
視図である。
【図7】同フォークの収縮した状態と伸長した状態とを
示す斜視図である。
【図8】同フォークの変形例を示す図である。
【図9】同フォークに設けられるツメ部と同一対の走行
体の各々に設けられるアタッチプレートとの係合、離脱
の状況を説明するための図である。
【図10】同棚に収納物が収納されるときの一連の動作
(入庫動作)を順を追って示す図である。
【図11】同棚から収納物が取り出されるときの一連の
動作(出庫動作)を順を追って示す図である。
【図12】複数の従来例を比較して示す説明図である。
【図13】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1…自動倉庫、1a 、1b …倉庫ユニット、2…スタッ
カークレーン、3…棚、4…棚板、4a 、4b …一対の
ベルト走行体、5…収納物、6…ガイドレール、7…走
行基台、8…マスト、9…昇降台、10…フォーク、11…
スライドベース、12…第1スライダー、13…第2スライ
ダー、14…ツメ部材、14a …短いツメ、14b …長いツ
メ、14c …凹部、15…カバー板、16、17…プーリ、18…
ベルト、19…アタッチプレート、20…天井ガイドバー、
A…空間部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 CC05 FF14 JJ09 KK01 KK14 KK15 MM01 MM02 3F333 AA04 AB08 BA14 DA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に複数列に並設され、多段に積
    み重ねられた複数の棚と、該棚との間で収納物の受け渡
    しを行なうクレーンとを備えてなる自動倉庫において、 前記棚の棚板は、並設された無端環状の一対の走行体か
    らなり、 前記一対の走行体の各々は、前記収納物を少なくとも2
    つ以上載置することができる奥行きを有し、 前記クレーンは、昇降可能なフォークを備え、該フォー
    クと前記一対の走行体との間で前記収納物の受け渡しが
    行なわれるようにされており、 前記フォークの伸長量は、少なくとも前記一対の走行体
    上にまたがってそれらの最前部に載置された前記収納物
    の後端部に略届く長さにされており、 前記フォークと前記一対の走行体との間で前記収納物の
    受け渡しが行なわれるとき、前記フォークが前記一対の
    走行体の各々に係合して、各走行体を前記収納物の少な
    くとも1つ分だけ同時に進退させ、受け渡しが終了した
    とき、その係合を外すことができるようにされているこ
    とを特徴とする自動倉庫。
  2. 【請求項2】 前記フォークと前記一対の走行体との間
    で前記収納物の受け渡しが行なわれるとき、前記フォー
    クが、その上に前記収納物を載置するかもしくは載置す
    ることなしに、前記一対の走行体間の空間部に前記収納
    物の少なくとも略1つ分の長さだけ進入して、前記空間
    部を下降もしくは上昇し、次いで、前記空間部から後退
    することにより、前記フォーク上に載置されている前記
    収納物を前記一対の走行体上に移載して収納するかもし
    くは前記一対の走行体上にすでに載置されている前記収
    納物を前記フォーク上に移載して取り出すようにされて
    いることを特徴とする請求項1に記載の自動倉庫。
  3. 【請求項3】 前記フォークと前記一対の走行体の各々
    との係合は、前記フォークの先端に前記フォークの両側
    方に突出するようにして設けられたツメ部に、前記一対
    の走行体の各々に両走行体間の空間部に突出するように
    して設けられたアタッチプレートが捕捉されることによ
    るものであることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の自動倉庫。
  4. 【請求項4】 前記ツメ部は、前記フォークの進退方向
    に見て前方の垂直方向に短いツメ壁と、後方の垂直方向
    に長いツメ壁とを有し、 前記アタッチプレートは、前記フォークが前記一対の走
    行体間の空間部に進入するかもしくは該空間部から後退
    するとき、前記短いツメ壁の下方を潜って前記長いツメ
    壁と衝突係合するかもしくは前記短いツメ壁の下方を潜
    って前記ツメ部から離脱することができるようにされて
    いることを特徴とする請求項3に記載の自動倉庫。
  5. 【請求項5】 前記アタッチプレートは、前記一対の走
    行体の各々に、前記収納物の略1つ分の長さだけ間隔を
    置いて前記収納物を前後から挟むようにして設けられて
    いることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の
    自動倉庫。
  6. 【請求項6】 前記一対の走行体の各々は、ベルトコン
    ベアからなることを特徴とする請求項1ないし請求項5
    のいずれかに記載の自動倉庫。
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