JPH01176708A - 移動棚装置 - Google Patents

移動棚装置

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JPH01176708A
JPH01176708A JP33226487A JP33226487A JPH01176708A JP H01176708 A JPH01176708 A JP H01176708A JP 33226487 A JP33226487 A JP 33226487A JP 33226487 A JP33226487 A JP 33226487A JP H01176708 A JPH01176708 A JP H01176708A
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shelves
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動棚を連結装置を用いて結合可能としかつ
フェンス台車によって収容面を閉止可能とすることによ
り、移動棚の収容効率を増すとともに地震等に対する安
全性を高めうる移動棚装置に関する。
〔従来の技術〕
収容棚を多数個設けた移動棚を、物品の保管に際しては
、収容面を向き合わせて重ね合わせるとともに、物品の
出納のときのみに移動棚を移動させ作業通路を形成する
ことによって、建屋内部のスペースの有効利用を図り物
品の収納効率を高める移動棚装置が多用されている。
しかしながら、このような移動棚は、物品の収容効率を
高めるべく、高さが大であるのが好ましい反面、移動に
よる衝撃、地震による衝撃、特に地震時における移動に
よる衝撃等による倒れ、物品の落下等を防止するべく建
屋内の天井高さが大であるときにも、該移動棚の巾と高
さとの比が制約される。
従って、移動棚の高さを増すべく、従来、移動棚の上部
を、該移動棚の移動方向に架は渡したガイドレールに保
持させるものが提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上方にガイドレールを設けたものは、転
倒は防ぎうるとはいえ、移動棚は上下で支持されるため
、移動に際してこじれが生じやすく、又保持部での遊び
等によって、移動による傾きを確実には防止しえず、従
ってこのようなガイドレールを具える装置においても、
移動棚の巾と高さとの比は3程度に制約される。
本発明は、移動棚に連結装置を設けて一体移動可能とし
かつ収容面を閉止しうるフェンス台車を設けることによ
って、倒れ、傾き、収納物品の落下を減じつつ移動棚の
高さを大とでき、建屋内部の空間の利用効率を高めうる
移動棚装置の提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、収容棚を多段多列に配する収容面を具えかつ
収容面を合わせて並置されるとともに前記収容面と直交
する方向に移動できかつ収容面間を離間させる離間移動
によって該収容面間で作業通路を形成しうる複数の移動
棚と、前記作業通路を通過できかつ前記収容棚に物品を
出納する移載具を設けた荷役台車と、前記移動棚と同方
向に移動できかつ該移動棚の収容面を閉じるフェンスを
設けたフェンス台車とを具える一方、収容面が合うこと
により移動棚を連結できかつ前記離間移動に際して連結
を遠隔的に解除する連結装置を、前記移動棚にかつ高さ
を違える複数位置に設けてなる移動棚装置であって、連
結装置により一体移動可能とすることによって、移動棚
の倒れ、収納物品の落下を防ぎつつ高さを大とし、建屋
内部の空間の利用効率を向上する。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1.2図において、移動棚装置Aは、収容面a、bを
有する移動棚1−と、該移動棚1との間で物品を出納す
る荷役台車2と、収容面a、bを閉止しうるフェンス台
車6.6とを具えるとともに、移動棚1には、前記収容
面a、bが合うことにより該移動棚1.1間を連結しか
つ遠隔的に解除しうる連結装置13が設けられ、又本例
では、該連結装置13は、移動棚1とフェンス台車6と
の間を連結するためにも用いられる。
前記移動棚1は、移動台車21上に棚枠22を設けた中
挟の箱体であり、本例では棚枠22の両面に前記収容面
a、bが形成されるとともに、移動台車21は、例えば
3本のレール23−上を、収容面a、bと直交する横方
向に、適宜の原動機を用いて個別に走行しうる。又棚枠
22には、横方向中央を区切る仕切り板24を設けると
ともに、適宜の横板、棚板を用いて、各収容面a、bに
は、例えば6段7列の収容棚25−が設けられる。なお
収容棚25の個数は自在に設定しうるとともに、移動棚
1は、横方向の長さ即ち中寸法L1と、レール上面から
上端までの高さHとの比H/L 1は6程度に設定され
る。
さらに本例では、建屋の床面Fには7台の移動棚IA〜
IGが収納されるとともに、その最外側の移動棚IA、
IGの各外側に前記フェンス台車6.6が配される。
フェンス台車6.6は、巾寸法L2が小かつ移動台車2
1と縦長さの同一な移動台車27の上面に、前記収容面
a、hを覆うフェンス28を立ち上げ4.又フェンス2
8は、前記棚枠22と外形同一な枠体29に、網等の幕
板30を張架し、収容面a、bを、該幕板30が閉じる
ことにより、収容棚25内に収納される物品の落下を防
止しうる。
なお幕板30は、上方段に位=する収容棚25のみを覆
うように形成することもでき、又幕板3゜を板体により
形成するなど種々変形しうる。
さらに、全ての移動棚1−・の巾寸法L1の合計寸法7
L1と、2台のフェンス台車6の合計寸法2L2との合
計長さ7L1+2L2ば、前記レール23の長さL3か
ら、収容棚25への物品を出納する前記荷役台車2が通
る作業通路1oの巾寸法L4の長さを減じた長さL3−
L4と略等しく設定している。
このように、1つの作業通路10を用いる本例では、移
動棚1、フェンス台車6の移動により、各収容面a、b
を開放する各作業通路10を形成でき、又作業通路10
の前記巾寸法L4は、本実施例では、収容棚25の開口
部26の巾L5よりもより広巾に形成される。
さらに、移動棚1には、前記のごとく、収容面a、bが
合うことにより該移動棚1、■を連結しうるとともに、
離間移動に際して遠隔的に解除しうる連結装置13が設
けられ、さらにフェンス台車6にも、同様な連結装置1
3を設けることによって、移動棚1とフェンス台車6と
も連結可能としている。又連結装置13は、移動棚lの
移動台車21と棚枠22の上面、又フェンス台車6にも
その移動台車27とフェンス28上面等、高さが異なる
複数位置に取付けられる。
前記連結装Z13は、第3図に略示するごとく、互いに
係合する掛止金具35と受金具36とからなり、受金具
36は、取付は用のL字+M39の前面に、ゴム等の弾
性材40を介して受は筒41を強固に固着している。受
は筒41は、前面の小径の挿入孔43に段差状の係止部
44を隔てて大径の受は孔45を同心に形成している。
又前記掛止金具35は、基箱46に、一対の爪片47と
、シリンダ、ソレノイド等の直線運動機49とを設けて
おり、前記爪片47は、該基箱46で枢支されるととも
に、その枢支点の一方に爪部50を、又他方に従動部5
2を設ける。なお爪部50は、基箱46に設ける孔部か
ら突出するとともに、その突出部には、外方に張り出す
段差状の保合部54を介して、中心に向かって傾く三角
状の案内部を設けている。又前記従動部52は、略コ字
状をなし、その後端に傾斜面からなる従動面56を設け
ている。なお従動面56は、前記直線運動機49のロン
ド端に設けたローラ等のカム57が、その縮小とともに
押圧することによって、爪部50.50が閉じる方向に
傾く。又爪片47は、バネ51により、爪部50を開く
方向に付勢される。
このような掛止金具35、受金具36を、移動棚1、フ
ェンス台車6に向き合わせて取付けることにより、収容
面a、b又はフェンス台車6が向き合う近接移動ととも
に、爪部50は案内部によって挿入孔43に挿入される
とともに、その保合部54が受金具36の係止部44に
係合することによって両者は連結される。又直線運動機
49の作動により連結を解除しうるとともに、受金具3
6の前記弾性材40は、基箱46前面の弾性材59とと
もに、連結時において作動する衝撃を緩和しうる。
なお前記連結装置13は、第4図に示すごとく、掛止金
具35を、軸受61−を用いて移動棚1、フェンス台車
6に縦方向に枢支する支軸62に取付けられる爪片47
を用いて形成し、かつ前記支軸62を、一方向噛合いク
ラッチ64を介して減向きに回動する方向に自由回転で
き、従って支軸62の他端に設けたねじりバネ66によ
って、爪片47は、その爪状の保合部54を下向きにe
IOQ付勢される。又この付勢により、受金具36のコ
字枠67前縁の係止部44に該係合部54が係止される
。なお減速電動機65の回動により爪片47は支軸62
により一斉にはね上げられ、遠隔的に解除できるととも
に、前記コ字枠67の根本部に設けたバネ69が、前記
ねじりバネ66とともに連結装置13に作用する衝撃を
緩和できる。
なお各爪片47を支軸62に、一方向噛合いクラッチを
介して連結させかつ該各爪片47をねじりバネ66によ
り下向きに付勢するごとく形成してもよ(、又個々の爪
片47に減速電動機65を設けることもできる。
又連結装置13は、第5図に示す、掛止金具35と受金
具36とを用いても形成しうる。掛止金具35は、図示
しないシリンダ等を用いて往復動しうる作動板70と、
該作動板70に設けるカム孔71に係合するスライド片
72とを具え、該スライド片72には、バネ51により
下向きに付勢した爪片47から゛なる係合部54を引き
上げ可能に保持している。又受金具36は、先端に円弧
状の室内部を有する板状の基板74に、前記爪片47が
係合しうる孔部からなる係止部44を設けており、従っ
て、収容面a、b等の近接とともに前記スライド片72
が係止部44の上方に位置することにより、該係止部4
4と係合部54とが嵌合する。又前記作動板70を遠隔
的に操作しスライド片72を引き上げることにより、保
合を解除しうる。
このように、連結装置13は、移動棚L 1間及びフェ
ンス台車6との間を連結できかつ遠隔的に解除すること
によって、移動棚1は、前記作業通路10を形成するた
めの離間移動に際しては、該連結装置13を解除できる
。なお離間移動に際して、静置される側の移動棚1−・
、及び移動する側の移動棚1・・・の複数台を連結して
おくことができる。
又前記作業通路10を形成する位置には、前記レール2
3と直交し前記収容棚25との間で物品を出納する前記
荷役台車2が通る縦動用の各一対のレール101.10
1が設けられる。なお第1図では、図面の簡略のために
、1つの一対のレール101のみを示している。
又レール101はその一端が延長され、該延長部には、
レール101と直交し前記レール23と平行な横動用の
レール103.103が、移動棚1の端部に沿って設け
られる。
前記荷役台車2は、第2図、第6図、第8.9図に示す
ように、車体3の上部に出納用の移載具4と、物品を収
納しうる荷役棚5とを設けるとともに、その下部にはそ
れぞれ昇降自在であってかつ前記縦動用のレール101
を走行する4つの第1の車輪8−と、横動用のレール1
03を走行する4つの第2の車輪9−・・とが設けられ
る。   −前記荷役棚5は、本例では、底板の4隅に
立設した支柱に、棚板、上板を設けた棚体であり、各棚
部は、前記収容棚25の開口部26・と同一形状の開口
部106.106を表裏に具えるとともに、該開口部1
06を、前記車体3の長手方向にあわせて該車体3に載
置される。又車体3には、荷役棚5を受ける部分に、車
体3の長手方向即ち縦方向に該荷役棚5を移動しうるロ
ーラコンベヤ等の移送手段107(第6図、第9図に示
す)をその上面に設けている。
移載具4は、前記車体3に立設するマスト1)0と、該
マスト1)0により上下動する4降枠1)1と、該昇降
枠1)1に車体3を横切る方向に設けたガイド板1)2
と、該ガイド板1)2で支持される横行枠1)3と、該
横行枠1)3で水平面内を回動可能に支持されるリヤフ
レーム1)4と、該リヤフレーム1)4にパンタリーチ
機構1)5を介して取付けられるフロントフレーム1)
6と、該フロントフレーム1)6の前面に取付く一対ノ
フォーク1)9とを具える。
前記マスト1)0は、前記昇降枠1)1との間に中間枠
を配し、2段に前記昇降枠1)1を昇降する周知の構成
を具える。又昇降枠1)1には、前記のごとく、水平な
ガイド板1)2.1)2をその上下に取付け、該ガイド
板1)2によって横行枠1)3を保持し、又図示しない
シリンダ等により、横行枠1)3を横行させる。又横行
枠1)3は、縦長の基部130の上下に前方に突出する
張出し部131.132を具えており、該張出し部13
1.132によって前記リヤフレーム1)4を上下で枢
支している。父上の張出し部131には、前記リヤフレ
ーム1)4の支軸を回動する油圧モータ、電動機などの
回動用駆動機133が収納され、その駆動によってリヤ
フレーム1)4を、車体の両側面に対して直角となる1
80度の範囲で水平に回動させうる。
又リヤフレーム1)4.1)4は、向き合う側に溝部を
設けた縦枠の上下を連結板により連結しており、又フロ
ントフレーム1)6も同様な構成を具える。さらに前記
バンタリーチ機構1)5は、中央部をピン134を用い
て枢支される一対のアーム135.136を両側に具え
、又各アーム135.136の下端は、リヤフレーム1
)4、フロントフレーム1)6に回動可能に枢支させ、
又各他端は、前記縦枠の溝部にガイドローラを介して遊
合させる。又前記ピン134をシリンダ137を用いて
移動させることにより、フロントフレーム1)6を介し
て、前記フォーク1)9を、前記荷置棚5に挿入しうる
位置から、取り出される位置までの、はぼ前記荷置棚5
の奥行き寸法の距離を往復動できる。
従って、移載具4は、フォーク1)9を前後動、横動さ
せうるとともに、車体3と直角に位置させ、又前記マス
ト1)0の伸長とともに、移動棚1の最上段の収容棚2
5の位置まで上昇できかつ下降させうる。
なおフォーク1)9は、前記バンクリーチ機構により往
復動するものの他、いわゆるマストを含めて前後動する
マストリーチ方式を用いて往復動させることもできる。
車体3には、前記のごとく、縦行用の第1の車輪8−・
・と、横行用の第2の車輪9−・−が該車体3の4コー
ナの近傍に設けられる。
前記車輪8.9は、第10図に示すごとく、周溝139
を凹設することにより両側にフランジ140.140を
形成している。又前記レールエ01.103は、前記周
溝139に遊嵌する隆起部141の両側に、翼部142
.142を設けており、該翼部142上を前記フランジ
140が転勤する。又レール101.103の交差部に
は、第1)図に示す継ぎ板143を設ける。継ぎ板14
3は、平面正方形かつ直交する2つの断面が前記隆起部
141と同形の突部145に、前記フランジ140が通
る$146−・を隔てて、各隆起部141に連なる隆起
部146を方形の下板147に設けており、又下板14
7、翼部142左同高さとすることにより、車輪8.9
のフランジ140は滑らかに交差部を通過できる。
なお第12図に示すごとく、交差部に、車輪8.9の接
近により回動し、該車輪8.9が通る隆起部141間を
継ぐ隆起部146を具えた継ぎ板143を用いることも
できる。なおレール23とレール101との交差部も同
様に構成する。
前記第1、第2の車輪8・−・、9・・・は、昇降手段
18.19を介して車体3に取付けられる。昇降手段1
8は、第9図に例示するように、第1の車輪8を枢支す
るコ字枠151の上端に角軸状のガイド軸152を設け
た車輪ユニット153と、前記ガイド軸152に穿設し
たカム孔155を通りかつシリンダ156などにより往
復動しうるカム軸157とからなる。前記ガイド軸15
2は、車体3の中枠158にかつ車輪8の位置に合わせ
て突設したボス159で上下に摺動可能に支持させる。
又前記カム軸157は、基部161の両端にカム部16
2.162を形成する。カム部162は、前記カム軸1
57の一端側に位置する引き上げ用のカム面163と、
該カム面163に他端に向かって下に傾斜する斜面16
4を介して形成した押下げ用のカム面165とを有する
。又このカム軸157は、レール101.101で向き
合う前記ボス159に形成したガイド孔167と前記カ
ム孔155とにカム部162を挿通させて取付けられる
。又前記車輪ユニッ) 1.53は、ポス159上面の
バネ169を用いて引き上げ側に付勢されることによっ
て、引き上げ用のカム面163がカム孔155の下面と
係合することにより、車輪8を引き上げでき、又カム軸
157の移動により押下げ用のカム面165がカム孔1
55と位置合わせされることにより車輪8を押下げレー
ル101に係合させる。
なお他の第1の車輪8.8を昇降するべく、反対側にも
同様な昇降手段18が設けられる。さらに、第2の車輪
9−・−を昇降する昇降手段19を、前記昇降手段18
と同構成を有し、カム軸157の往復動により第2の車
輪9を昇降させうる。又駆動用の車輪8.9には、モー
タ170を取付ける。
なお昇降手段1日、19は、車輪8.9の昇降に際して
は、予め全ての車輪8−19−をレール101.103
である走行面に接地した後、上昇させるべき第1の車輪
8又は第2の車輪9を引き上げるごと(動作し、これに
よって車輪8.9の使用換え昇降に際しての車体3の傾
動を防止する。
なお昇降手段18.19として、ネジ軸を用いたジヤツ
キ状のもの、又は油圧シリンダ等により直接昇降させる
ものなど、種々なものが利用できる。
さらに移動棚装置Aには、前記レール103に沿って、
前記荷役台車2との間で物品を出し入れする入出庫台1
5が設けられるとともに、各移動棚1、又床面Fには地
震を検知する地震検知機16が設けられる。
前記入出庫台15は、第1〜2図に示すように、前記荷
役台車2の3段の各棚板から物品を取り出す出庫部15
Aと、棚仮に物品を送り込む入庫部15Bと、荷置棚5
を一括して入出庫する入出庫部15Cとを有し、出庫部
15A、入庫部15Bの各棚板には、往復動自在のフォ
ークなどを具える自動移載具171を籠け、又入出庫部
15Cの上面には、ローラコンベヤなどの移送具172
が設けられる。従って、荷役台車2の荷置棚5には各棚
板ごとに物品を出納することもでき、又入出庫部15C
によって荷置棚5を全体として荷役台車2に入出庫する
こともできる。
〔作用〕
第1図に例示する、図において左から3番目と4番目の
移動棚IC1IDの収容面a、b間に間隙を設けて作業
通路10を形成している場合において、荷役台車2は、
その移載具4の横行枠1)12上で移動させた後、回動
駆動機131によってリヤフレーム1)4を介しフォー
ク1)9を、該収容棚25に向く位置に回動させる。又
マスト1)0の伸長によって所定の収容棚25に高さ合
わせした後、パンクリーチ機構1)5を作動させ物品を
出納しうる。又逆動作によりフォーク1)9を前記荷置
棚に向けて位置させ、パンクリーチ機[1)5を用いて
該棚部に出納しうる。所定の作業の後、荷役台車2はレ
ール101上を通り縦動し、レール103.103を跨
がり、該レール1℃3に第2の車輪9が位置合わせする
位置で停止する。かかる状態において、前記昇降手段1
9を動作させ、第2の車輪19をレール103に接地す
る。しかる後、昇降手段18を用いて第1の車輪8を前
記のごとく引き上げる。従って荷役台車2はレール10
3上を次のレール101の位置又は入出庫台15まで横
行できる。入出庫台15との間で、前記のごとく物品を
出し入れしうる。
次に、図において左端に位置する移動棚IAのフェンス
台車6に向く収容面aに沿って作業通路10Aを形成す
るときには、該フェンス台車6との間の連結装置13を
前記のごとく解除する。又連結装置13を連結した3台
の移動棚IA;IB、ICを一体として移動する。従っ
て、連結により巾寸法が増し、巾に対する高さを相対的
に低減でき、移動中の振動、又移動の間に生じた地震等
による移動棚の倒れ、物品の防止を、連結装置13の前
記弾性材40による緩衝効果と相俟って防止する。又一
体として移動する移動棚1−が、前記作業通路10を通
過し、第3の移動棚ICの収容面すが、第4の移動棚I
Dの収容面aと向き合うことによって、前記連結装置1
3は自動的に連結される。
さらに第1図の状態から、第1、第2の移動棚IA、1
8間に作業通路10Bを形成するときにも、第2、第3
の移動棚IB、ICを一体として移動できる。
さらに、第2、第3の移動棚IB、IC間に作業通路1
0Gを形成する際には、作業通路10を挾み向き合う2
台以上の第4、第5の移動棚ID、IE−・−を、予め
作業通路10をこえて第3の移動棚ICと連結した後、
逆行させることによって形成する。又最外側の第1、第
7の移動棚IA、IFの移動に際しては、前記フェンス
台車6とともに移動することにより、収容面a、bを閉
じ、物品の落下を防止しうる。
第7図は、荷役台車2の他の例を示し、車体3の両側に
は、操縦席3A、3Bを設けるとともに、第1、第2の
車輪8.9はソリッドタイヤを用いている。このような
荷役台車2は、移動棚1走行用のレール23の上面が床
面Fと同一に埋設された場合において好適に使用しうる
さらに前記地震検知機16は、地震を検知したときには
、移動棚1、フェンス台車6の移動を予め停止させ、又
移動中に検知したときには、比較的短時間に衝撃を生じ
ることなく停止させる。
〔発明の効果〕
このように本発明の移動棚装置は、収容棚を有し離間移
動により作業通路を形成しうる移動棚、その収容面を閉
止しうるフェンス台車、荷役台車を具えており、移動に
際してその収容面を該フェンス台車によって閉止しうる
ため、移動による衝撃に伴う物品の落下を防ぐ。移動欄
間を連結できかつ遠隔的に解除しうる連結装置を具えて
psるため、移動に際して、複数台の移動棚が一体とし
て移動することによって、移動棚の巾に対する高さを相
対的に低減でき、移動、地震、特に移動中の地震等によ
る衝撃による倒れ、物品の落下を防止し、安全性を向上
しうるとともに、各1台あたりの巾に対する高さの比を
、例えば6程度にも増しうろことによって、建屋内の空
間利用効率を大巾に高めうるなど多くの効果を奏しうる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図はその
要部を示す斜視図、第3〜5図は連結装置を例示する斜
視図、第6.7図は荷役台車を例示する正面図、第9図
は車輪の昇降手段とともに車体を例示する斜視図、第1
0図は車輪を例示する断面図、第1).12図はレール
の交錯部を例示する平面図である。 1、IA、IB、IC1ID、IE、IF、IG−移動
棚、   2−荷役台車、  3−・車体、4−移載具
、 5−荷置棚、 6−・−フェンス台車、8−第1の
車輪、 9−第2の車輪、 10.10A、10B、10C−作業通路、16−・地
震検知器、 18.19−昇降手段、25−収容棚、 
  28・・−フェンス、a、b・−収容面。 特許出願人    日本輸送機株式会社代理人 弁理士
  苗  村    正第3@ 第6 図 第7図 第8 図 1)4      1!6            /
’+40    +40 142 昭和63年4月25日 特許庁長官  小 川   邦  夫 殿事件との関係
   特許出願人 住 所 京噺長岡京市東神足2丁目1番1号4、代理人 住 所 大阪市淀用区西中島4丁目2番26号天神第1
ビル  電話(06)302−1)77’  −パ氏 
名  (8Z96)弁理士 苗 村    正    
  5、補正命令の日付       昭和63年3月
29日(発送日)6、補正により増加する発明の数  
   なし7、補正の対象 (1)明細書の「図面の簡単な説明」の欄8、手証の内
容 (1)明細書の第23頁下4、下3行の「荷役台車を例
示する正面面図、第9図は」を、「荷役台車を例示する
正面図、第8図tL移載具の前部を拡大して示す平面図
、第9図はJと補正する。 以  上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)収容棚を多段多列に配する収容面を具えかつ収容
    面を合わせて並置されるとともに前記収容面と直交する
    方向に移動できかつ収容面間を離間させる離間移動によ
    って該収容面間で作業通路を形成しうる複数の移動棚と
    、前記作業通路を通過できかつ前記収容棚に物品を出納
    する移載具を設けた荷役台車と、前記移動棚と同方向に
    移動できかつ該移動棚の収容面を閉じるフエンスを設け
    たフエンス台車とを具える一方、収容面が合うことによ
    り移動棚を連結できかつ前記離間移動に際して連結を遠
    隔的に解除する連結装置を、前記移動棚にかつ高さを違
    える複数位置に設けてなる移動棚装置。
  2. (2)前記フエンス台車は、最外側に位置する移動棚の
    外側に配されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の移動棚装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008132121A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Sanshin Kinzoku Kogyo Kk 移動ラック装置
CN115088951A (zh) * 2022-07-07 2022-09-23 江西阳光安全设备集团有限公司 一种快速装配式密集架

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