JPH0724702Y2 - 油圧駆動車両の単独兼多連結走行油圧回路 - Google Patents

油圧駆動車両の単独兼多連結走行油圧回路

Info

Publication number
JPH0724702Y2
JPH0724702Y2 JP1989027242U JP2724289U JPH0724702Y2 JP H0724702 Y2 JPH0724702 Y2 JP H0724702Y2 JP 1989027242 U JP1989027242 U JP 1989027242U JP 2724289 U JP2724289 U JP 2724289U JP H0724702 Y2 JPH0724702 Y2 JP H0724702Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
hydraulic
traveling
connection
hydraulically driven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989027242U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02119561U (ja
Inventor
雄彦 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1989027242U priority Critical patent/JPH0724702Y2/ja
Publication of JPH02119561U publication Critical patent/JPH02119561U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0724702Y2 publication Critical patent/JPH0724702Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、油圧駆動車両における単独走行と連結走行の
兼用機構に特徴を有する単独兼多連結走行油圧回路に関
するものである。
(従来の技術) 油圧駆動車両の油圧回路の従来例を第5図によって説明
すると、油圧源になっている油圧ポンプ(1)側の吐出
配管(l1)に、各駆動輪に配設されている各走行用油圧
モータ(4a)(4b)側の各駆動回路(l4a)(l4b)を分流弁
(2)の介装により連通した単独走行油圧回路になって
おり、該単独走行油圧回路の場合は、図示のように作動
油タンク(5)を設けた開回路になっていて、各駆動回
路(l4a)(l4b)に前、後進の方向切換弁(3a)(3b)を介
装した機構になっている。
油圧ポンプ(1)から吐出供給される作動油は、吐出回
路(l1)を介し分流弁(2)により等分に分流され、各
駆動回路(l4a)(l4b)により各走行用油圧モータ(4a)
(4b)を駆動し、各駆動輪が回転駆動されて車両が走行
されるとともに、方向切換弁(3a)(3b)の切り換え操
作により前進、後進される。
(考案が解決しようとする課題) 従来の前記油圧駆動車両の走行油圧回路は、複数両の油
圧駆動車両を連結して走行する場合に、各油圧駆動車両
ごとの各油圧ポンプの回転数、吐出量および各走行用油
圧モータの効率を等しく制御する必要があり、実際上そ
の制御は難しく、連結走行は困難である。
本考案は、前記のような課題に対処するために開発され
たものであって、その目的とする処は、油圧駆動車両に
装備されている単独走行油圧回路において、回路切換弁
で油圧モータ側の吐出回路に切換え連通されて作動油が
供給される共通回路を設け、かつ複数の油圧駆動車両の
共通回路に連結可能とし、同共通回路により作動油の合
流とともに各走行用油圧モータへの分流、供給を可能に
して、単独走行とともに多連結走行性能を向上させた油
圧駆動車両の単独兼多連結走行油圧回路を提供するにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、油圧源の油圧ポンプ側の吐出回路に、複数の
駆動輪に配設された各走行用油圧モータ側の各駆動回路
を分流弁の介装により連結した油圧駆動車両の単独走行
油圧回路において、前記吐出回路に回路切換弁を配設し
て、該回路切換弁により前記吐出回路に切り換えて連通
され前記各駆動回路に連結された連結走行用の回路接続
ポート付き共通回路を設けた構成に特徴を有し、回路切
換弁により共通回路を不作動にして単独走行とし、共通
回路を連結側の油圧駆動車両の共通回路に連通して、共
通回路を油圧ポンプ側の吐出回路に切り換え連通するこ
とにより、各油圧ポンプの作動油の合流、各走行用油圧
モータへの分流、供給を可能にして、連結走行性を高め
ている。
前記単独兼多連結走行油圧回路において、単独走行油圧
回路を開回路にして、各駆動回路を前、後進の方向切換
弁を設けた構成に特徴を有し、連結走行の場合の前進、
後進の走行駆動も可能にしている。
また、共通回路と各駆動回路間に絞りを介装した構成に
特徴を有し、駆動輪の浮きが生じても作動油を効果的に
駆動力として走行信頼性を高めている。
また、共通回路を連結側の油圧駆動車両の共通回路へ作
動油を分給する作動油供給兼用にした構成に特徴を有
し、連結側車両の油圧ポンプ等を不要としかつ連結側車
両の油圧駆動も可能にしている。
また、単独走行油圧回路を閉回路にして、分流弁を弁集
流弁にした構成に特徴を有し、前記と同様な単独走行性
能、多連結走行性能を得ている。
(作用) 共通回路を連結側の油圧駆動車両と切り離し、回路切換
弁により油圧ポンプの吐出回路を分流弁に連通させる
と、従来と同様な単独走行性能が得られる。
共通回路を回路接続ポートにより連結側の油圧駆動車両
の共通回路に連通し、回路切換弁により共通回路を油圧
ポンプの吐出回路に切り換え連通すると、各油圧ポンプ
から吐出される作動油が吐出回路を経て各共通回路で合
流されたのち、該共通回路から各車両の各駆動回路へ分
流、供給されて、各走行用油圧モータが同様に駆動さ
れ、各車両が効果的に走行される。
単独走行油圧回路が開回路の場合、各駆動回路に設けた
前、後進の方向切換弁により、単独および多連結走行の
いずれにおいても前進、後進の操作が容易に行われる。
共通回路と各駆動回路間に設けた各絞りにより、路面の
凹凸等で一部の駆動輪に浮きが生じても、作動油が他の
各走行用油圧モータの駆動力として効果的に供給され、
走行性能が安定される。
共通回路を連結側の油圧駆動車両の共通回路へ作動油を
分給する作動油供給兼用にしたことにより、連結側車両
の油圧ポンプ等を不要とし、同車両の走行駆動も可能に
している。
単独走行用の油圧回路が閉回路の場合、分流弁を分集流
弁にしたことにより、前記開回路の場合と同様な単独走
行性能、多連結走行が得られる。
(実施例) 第1図に本考案の一実施例を示し、図中(a1)(a2)は油圧
駆動車両、(1)は油圧源になっている油圧ポンプ、
(l1)は油圧ポンプ(1)側の吐出回路、(2)は分流
弁、(3a)(3b)は方向切換弁、(4a)(4b)は駆動輪
ごとに配設された走行用油圧モータ、(l4a)(l4b)は走行
用油圧モータ(4a)(4b)側の駆動回路、(10)は回路
切換弁、(11)は多連結走行用の共通回路、(12a)(1
2b)は回路接続ポート、(13a)(13b)は絞りであっ
て、油圧源の油圧ポンプ(1)側の吐出回路(l1)に、
複数の駆動輪に配設された走行用油圧モータ(4a)(4
b)側の駆動回路(l4a)(l4b)を分流弁(2)の介装によ
り連通した油圧駆動車両の単独走行油圧回路において、
吐出回路(l1)に回路切換弁(10)を配設して、回路切
換弁(10)により吐出回路(l1)に切り換えて連通され
駆動回路(l4a)(l4b)に連通された連結走行用の回路接続
ポート(12a)(12b)付き共通回路(11)を設けた油圧
駆動車両の単独兼多連結走行油圧回路になっている。
前記単独兼多連結走行油圧回路の単独走行回路は、作動
油タンク(5)を設けた開回路になっている。
また、前記単独兼多連結走行油圧回路において、単独走
行回路を開回路にして、駆動回路(l4a)(l4b)に前後進の
方向切換弁(3a)(3b)を設けたことを特徴とする油圧
駆動車両の単独兼多連結走行油圧回路になっている。
さらに、前記単独兼多連結走行油圧回路において、共通
回路(11)と駆動回路(l4a)(l4b)間に絞り(13a)(13
b)を介装したことを特徴とする油圧駆動車両の単独兼
多連結走行油圧回路になっている。
第2図に第2実施例を示しており、第1実施例に示す単
独駆動車両の単独兼多連結走行油圧回路において、共通
回路(11)を連結側の油圧駆動車両(a2)の共通回路
(11)へ作動油を分給する作動油供給回路兼用にしたこ
とを特徴とする油圧駆動車両の単独兼多連結走行油圧回
路になっており、従って、回路接続ポート(22a)(22
b)付き第2共通回路(21)も設けられ、連結側の油圧
駆動車両(a2)側には、油圧ポンプ(1)、吐出回路
(l1)、分流弁(2)等が設けられてない。
第3図に第3実施例を示しており、第1実施例の単独兼
多連結走行油圧回路において、単独走行油圧回路を図示
のように閉回路にして、分流弁を分集流弁(2a)にした
ことを特徴とする単独兼多連結走行油圧回路になってお
り、従ってまた、油圧ポンプ(1a)は作動油の吐出方向
をC方向またはD方向に切り換え操作できる機構とし、
前、後進走行が可能になっており、それに伴って分集流
弁(2a)になるとともに、回路接続ポート(12a)(12
b)付き共通回路(11)とともに回路接続ポート(22a)
(22b)付き第2共通回路(21)が設けられ、方向切換
弁が不要となり、その他の構成は基本的に第1実施例を
同様になっている。
さらに、第4図に第4実施例を示しており、第3実施例
に示す単独兼多連結走行油圧回路において、共通回路
(11)(21)を連結側の油圧駆動車両(a2)の共通回路
(11)(21)へ作動油を分給する作動油供給回路兼用に
したことを特徴とする油圧駆動車両の単独兼連結走行油
圧回路になっており、従ってまた、油圧駆動車両(a2
は油圧ポンプ、その吐出回路、分集流弁等が装備されて
なく、その単独走行はできない。
前記各実施例において、連結走行側の油圧駆動車両
(a2)においても同様な連結走行機構が設けられてい
る。
本考案の各実施例は、前記のような構成になっており作
用について詳述すると、第1実施例(第1図)におい
て、油圧駆動車両(a1)と(a2)を分離して単独走行す
る場合は、回路接続ポート(12a)(12b)を切り離すこ
とにより油圧回路が独立され、回路切換弁(10)を図示
のポジシヨン(B)にして吐出回路(l1)を分離弁
(2)のみに連通し、油圧ポンプ(1)から吐出される
作動油は、吐出回路(l1)を経て分流弁(2)により分
離され、各駆動回路(l4a)(l4b)により走行用油圧モータ
(4a)(4b)に供給されて、走行用油圧モータ(4a)
(4b)で駆動輪が駆動され単独走行となり、方向切換弁
(3a)(3b)の切り換え操作によって前進あるいは後進
される。
多連結走行の場合は、回路接続ポート(12a)と(12b)
を配管で連通し共通回路(11)(11)を連通して、油圧
駆動車両(a1)(a2)の方向切換弁(10)(10)をポジシヨ
ン(A)に切り換え、共通回路(11)(11)を吐出回路
(l1)(l1)に連通せしめ、油圧ポンプ(1)(1)から吐
出される両作動油が、吐出回路(l1)(l1)を経て連通した
共通回路(11)(11)で合流されたのち、該共通回路
(11)(11)から各駆動回路(l4a)(l4a)(l4b)(l4b)に分
配、供給されて、各走行用油圧モータ(4a)(4a)(4
b)(4b)が同様に駆動され、両油圧駆動車両(a1)(a2)
が同様に前進ある後進走行される。即ち、両油圧ポンプ
(1)(1)から吐出される作動油が、連通された共通
回路(11)(11)で合流されたのち、分配されて各走行
用油圧モータ(4a)(4a)(4b)(4b)に供給されるの
で、各油圧ポンプの吐出量のバラツキや各走行用油圧モ
ータの効率差等による不具合の発生が効果的に防止さ
れ、油圧駆動車両(a1)(a2)が同様な駆動力を発生し連結
走行が円滑となる。
多連結走行の場合は、路面の凹凸によって一部の駆動輪
に浮きが生じ易くなり、浮いた駆動輪の走行用油圧モー
タが空転してその油圧が発生せず、また作動油が同走行
用油圧モータに集中し、他の走行用油圧モータによる駆
動力が低下し走行性能が悪くなることが考えられるが、
共通回路(11)と各駆動回路(l4a)(l4b)間に絞り(13
a)(13b)を介装することにより、浮いた駆動輪側の走
行用油圧モータへの作動油の集中が防止され、他の走行
用油圧モータへの作動油の供給が確保されて、円滑な走
行性が得られる。
第2実施例(第2図)は、連結側の油圧駆動車両(a2
を、単独走行させないで多連結走行のみにした場合であ
って、油圧駆動車両(a1)側の油圧ポンプ(1)から吐
出される作動油の一部により油圧駆動車両(a2)側の駆
動用油圧とするものであり、油圧ポンプ(1)から吐出
される作動油は、吐出配管(l1)を経て共通回路(11)
と(11)に分配、供給され、各走行用油圧モータ(4a)
(4a)(4b)(4b)が同様に駆動される。この場合は、
図示のように回路接続ポート(22a)(22b)付き第2共
通回路(21)が必要となり、該第2共通回路(21)は作
動油タンク(5)への作動油戻し回路としての機能を有
し、油圧駆動車両(a2)側の油圧ポンプ、吐出回路、分
流弁は不要となる。
第3実施例(第3図)は、各油圧駆動車両(a1)(a2)の単
独走行油圧回路が図示のように閉回路になっている場合
であって、閉回路では、油圧ポンプ(1a)により作動油
の吐出方向が矢示方向(C)と(D)に切り換え可能に
なっているため、分集流弁(2a)が作動油の供給と戻し
の機能を有し、回路接続ポート(22a)(22b)付き第2
共通回路(21)が付設されており、単独走行の場合は、
各回路接続ポート(12a)(12b)(22a)(22b)が切り
離され、回路切換弁(10)を図示のようにポジシヨン
(B)とし、油圧ポンプ(1a)から矢示方向(C)に吐
出される作動油は、分集流弁(2a)を経て各走行用油圧
モータ(4a)(4b)に供給され例えば前進走行となり、
矢示方向(D)に吐出される作動油は、吐出管路
(l1′)を経て各走行用油圧モータ(4a)(4b)を逆転
駆動して後進走行となり、分集流弁(2a)は各走行用油
圧モータ(4a)(4b)からの作動油を集めて油圧ポンプ
(1a)へ戻す役割を果す。
また、多連結走行の場合は、各回路接続ポート(12a)
と(12b)、(22a)と(22b)を配管で連通し、回路切
換弁(10)をポジシヨン(A)に切り換えて共通回路
(11)が吐出管路(l1)(l1)に連通され、油圧ポンプ(1
a)(1a)から矢示方向(C)に吐出される作動油は、
吐出回路(l1)(l1)を経て共通回路(11)(11)で合流さ
れ、各絞り(13a)(13b)、各駆動回路(l4a)(l4b)を経
て各走行用油圧モータ(4a)(4a)(4b)(4b)へ供給
される作動となり、油圧ポンプ(1a)(1a)から矢示方
向(D)に吐出される場合の作動油は、吐出回路
(l1′)(l1′)を経て第2共通回路(21)(21)で合
流されたのち、各走行用油圧モータ(4a)(4a)(4b)
(4b)へ供給される作動となって、前進または後進走行
される。分集流弁(2a)は単独走行の場合と同様な役割
を果す。この場合、各油圧ポンプ(1a)(1a)矢示方向
(C)または(D)の吐出は必らず同一方向に吐出さ
れ、絞り(13a)(13b)は開回路の場合と同様なモータ
空転防止機能を果す。
第4実施例(第4図)は、連結側の油圧駆動車両(a2
を単独走行させないで連結走行のみ行う場合であって、
油圧ポンプ(1a)から吐出される作動油を油圧駆動車両
(a2)に分流、供給する以外は、基本的に前記第3実施
例と同様になっており、前記第2実施例と同様な作用効
果も得られる。前記各実施例は、2車両の連結について
説明しているが、多数の連結走行も可能である。
(考案の効果) 本考案は、前述のような構成からなり、油圧源の油圧ポ
ンプ側の吐出回路に配設した回路切換弁の操作により、
油圧ポンプの吐出回路を分流弁側へのみ連通して共通回
路は不作動としまたは吐出回路を共通回路側へのみ切り
換え連通され、共通回路は回路接続ポートにより連結側
の油圧駆動車両の共通回路に連通可能であって、従来と
同様な単独走行性能が得られるとともに、共通回路を回
路接続ポートにより連結側の油圧駆動車両の共通回路に
連通し、回路切換弁により共通回路を油圧ポンプの吐出
回路に切り換え連通すると、複数の油圧ポンプから吐出
される作動油が、吐出回路を経て両車両の共通回路に合
流され、該共通回路により各車両の各駆動回路へ分流、
供給されて、各油圧ポンプの回転数、吐出量、効率、各
走行用油圧モータの効率等の差異が実質的に解消され、
各走行用油圧モータによる各駆動輪の回転駆動が同等と
なり、各車両の走行性能が同等に発揮されて、多連結走
行性能が著しく向上されている。
前記単独兼多連結走行回路において、単独走行油圧回路
が開回路の場合に、各駆動回路に前、後進の方向切換弁
を設けることにより、各車両の前進走行と後進走行が自
在に行われ、また、共通回路と各駆動回路間に絞りを介
装することにより、駆動輪の浮きが生じその走行用油圧
モータが空転しても、作動油が他の走行用油圧モータの
駆動力として有効に機能され、走行が円滑となり、前記
共通回路は作動油を連結側の油圧駆動車両側の共通回路
へ分給する作動油供給回路兼用としても機能され、連結
側の油圧駆動車両の油圧ポンプ等が不要となり、また、
単独走行油圧回路を閉回路にした場合は、分流弁を分集
流弁として機能させることにより前記のような作用効果
が得られ、単独走行とともに連結走行性能が著しく向上
されている。
該単独兼多連結走行油圧回路は、前記のような作用効果
を有しているにもかかわらず、比較的に簡単な機構とな
り低コストで提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す回路図、第2図は第
2実施例を示す回路図、第3図は第3実施例を示す回路
図、第4図は第4実施例を示す回路図、第5図は従来例
の回路図である。 1,1a:油圧ポンプ l1,l1′:吐出回路、2:分流弁 2a:分集流弁、3a,3b:方向切換弁 4a,4b:走行用油圧モータ l4a,l4b:駆動回路、10:回路切換弁 11,21:共通回路 12a,12b,22a,22b:回路接続ポート 13a,13b:絞り

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧源の油圧ポンプ側の吐出回路に、複数
    の駆動輪に配設された各走行用油圧モータ側の各駆動回
    路を分流弁の介装により連通した油圧駆動車両の単独走
    行油圧回路において、前記吐出回路に回路切換弁を配設
    して、該回路切換弁により前記吐出回路に切り換えて連
    通され前記各駆動回路に連通された連結走行用の回路接
    続ポート付き共通回路を設けたことを特徴とする油圧駆
    動車両の単独兼多連結走行油圧回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の油圧駆動車両の単独兼多連
    結走行油圧回路において、単独走行油圧回路を開回路に
    して、各駆動回路に前、後進の方向切換弁を設けたこと
    を特徴とする油圧駆動車両の単独兼多連結走行油圧回
    路。
  3. 【請求項3】請求項1記載の油圧駆動車両の単独兼多連
    結走行油圧回路において、共通回路と各駆動回路間に絞
    りを介装したことを特徴とする油圧駆動車両の単独兼多
    連結走行油圧回路。
  4. 【請求項4】請求項1記載の油圧駆動車両の単独兼多連
    結走行油圧回路において、共通回路を連結側の油圧駆動
    車両の共通回路へ作動油を分給する作動油供給回路兼用
    にしたことを特徴とする油圧駆動車両の単独兼多連結走
    行油圧回路。
  5. 【請求項5】請求項1記載の油圧駆動車両の単独兼多連
    結走行油圧回路において、単独走行油圧回路を閉回路に
    して、分流弁を分集流弁にしたことを特徴とする油圧駆
    動車両の単独兼多連結走行油圧回路。
JP1989027242U 1989-03-13 1989-03-13 油圧駆動車両の単独兼多連結走行油圧回路 Expired - Lifetime JPH0724702Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989027242U JPH0724702Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 油圧駆動車両の単独兼多連結走行油圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989027242U JPH0724702Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 油圧駆動車両の単独兼多連結走行油圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02119561U JPH02119561U (ja) 1990-09-26
JPH0724702Y2 true JPH0724702Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31249565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989027242U Expired - Lifetime JPH0724702Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 油圧駆動車両の単独兼多連結走行油圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0724702Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2213426B2 (ja) * 1972-11-17 1975-08-08 Poclain Sa
JPS6223631A (ja) * 1985-07-24 1987-01-31 Nec Corp デ−タ伝送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02119561U (ja) 1990-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3195989B2 (ja) クローラ車両走行油圧回路
JPH0143097B2 (ja)
JPH0745652Y2 (ja) 走行速度切換装置
JPH0724702Y2 (ja) 油圧駆動車両の単独兼多連結走行油圧回路
KR950025210A (ko) 주행용 유압장치
JPS6344260Y2 (ja)
JPH0333803Y2 (ja)
JPH0340658Y2 (ja)
JPS6315409Y2 (ja)
JPH1192094A (ja) 走行用油圧回路
JPS60175805A (ja) ステアリング・作業機用油圧回路
JP3196025B2 (ja) 車両走行油圧回路
JP2749611B2 (ja) ロードセンシングシステムを用いた油圧駆動装置
JP2001123480A (ja) 油圧ショベルの走行速度切換装置
JPH0248517Y2 (ja)
JPH0118694Y2 (ja)
JPS6312208Y2 (ja)
JPS6317697Y2 (ja)
JPS6230502Y2 (ja)
JPS6318804Y2 (ja)
JP4618524B2 (ja) 走行車の流体圧駆動回路切換装置
JPH0643260Y2 (ja) 建設機械の油圧装置
JPH0634405Y2 (ja) 舗装車両の駆動装置
JP2550771Y2 (ja) 操作弁装置
JPS6294158U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term