JPH07246838A - 車体の後部構造 - Google Patents

車体の後部構造

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JPH07246838A
JPH07246838A JP6761794A JP6761794A JPH07246838A JP H07246838 A JPH07246838 A JP H07246838A JP 6761794 A JP6761794 A JP 6761794A JP 6761794 A JP6761794 A JP 6761794A JP H07246838 A JPH07246838 A JP H07246838A
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JP
Japan
Prior art keywords
side panel
panel inner
back door
anchor
vehicle body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6761794A
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English (en)
Inventor
Masahiro Hasegawa
雅洋 長谷川
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は例えばワンボックスタイプの自動車の
ようにバックドアを有する自動車の車体の後部構造を軽
量化することを目的とする。 【構成】車体2のバックドア開口部両側のサイドパネル
15の後端において、サイドパネルウタ16とサイドパ
ネルインナ17とを直接接合することによって、該サイ
ドパネルインナ17に横方向への膨出部を形成せず、パ
ネル面が略前後方向に沿うようにし、該サイドパネルイ
ンナ17の内側にバックピラーアウタ18を接合し、更
に該サイドパネルインナ17にシートベルト19Aのア
ンカー19を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワンボックスタイプの自
動車のようにバックドアを有する自動車の車体の後部構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すようにワンボックスタイプの
自動車(1) にあっては、車体(2) の後面にバックドア
(3) を取付けた開口部(4) が設けられている。従来、図
4に示すように該開口部(4) の両側のサイドパネル(5)
にあっては、該サイドパネル(5) の後端において、サイ
ドパネルタアウタ(6) とサイドパネルインナ(7) との間
にバックピラーアウタ(8) が介在せしめられている。そ
して該サイドパネル(5) のサイドパネルインナ(7) には
シートベルトのアンカー(9) が取付けられており、また
該バックピラーアウタ(8) 内にはバックドア(3) のガス
ステイ(10)が格納されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成ではサイ
ドパネルタアウタ(6) とサイドパネルインナ(7) との間
に介在するバックピラーアウタ(8) はバックドア(3) の
ガスステイ(10)の格納空間を確保するために巾広にされ
ており、そのためにサイドパネルインナ(7) は横方向に
膨出した形状にされている。そしてこのような形状のサ
イドパネルインナ(7) にシートベルトのアンカー(9) を
取付けると、シートベルトからアンカー(9) を介してサ
イドパネルインナ(7) に及ぼされる引張り力の方向(矢
印イ)が、該サイドパネルインナ(7) のパネル面に対す
る法線方向に近づくため、該サイドパネルインナ(7) の
アンカー(9) 取付部に応力が集中して変形し易く、その
ために該サイドパネルインナ(7) のアンカー(9) 取付部
裏側に補強板(11)を当てたりして補強を行なうことが必
要であり、このような補強を行なうと車体(2) の重量が
増大すると云う問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、車体(2) のバックドア開
口部(4) の両側のサイドパネル(15)の後端において、サ
イドパネルタアウタ(16)とサイドパネルインナ(17)とを
直接接合し、該サイドパネルインナ(17)内側にバックピ
ラーアウタ(18)を接合し、更に該サイドパネルインナ(1
7)にはシートベルト(19A) のアンカー(19)を取付けた車
体(2) の後部構造を提供するものである。
【0005】
【作用】本発明では車体(2) のバックドア開口部(4) の
両側縁部のサイドパネル(15)の後端において、サイドパ
ネルタアウタ(16)とサイドパネルインナ(17)とを直接接
合しているから、バックピラーアウタ(18)を介在させる
余地を設けるためにサイドパネルインナ(17)を横方向に
膨出させておく必要はなくなり、このように横方向に膨
出していない形状のサイドパネルインナ(17)にシートベ
ルト(19A) のアンカー(19)を取付けると、アンカー(19)
を介在して該サイドパネルインナ(17)に及ぼされるシー
トベルト(19A) の引張り力の方向は、該サイドパネルイ
ンナ(17)のパネル面に対する接線方向に近づくので、該
サイドパネルインナ(17)のアンカー(19)取付部分に応力
集中が起りにくくなる。
【0006】
【実施例】本発明を図1〜図3に示す一実施例によって
説明すれば、図3に示す自動車(1) の車体(2) のバック
ドア開口部(4) にはバックドア(3) が上下に開閉可能に
取付けられており、図2に示すように該開口部(4) の両
側のサイドパネル(15)はサイドパネルタアウタ(16)とサ
イドパネルインナ(17)とからなり、後端において該サイ
ドパネルタアウタ(16)とサイドパネルインナ(17)とはス
ポット溶接(S) によって接合されている。更に該サイド
パネルタアウタ(16)とサイドパネルインナ(17)との接合
部において、該サイドパネルインナ(17)の内側にはバッ
クピラーアウタ(18)がスポット溶接(S) によって接合さ
れており、サイドパネルタアウタ(16)とバックピラーア
ウタ(18)との接合部にはシール材(21)が介在している。
なおサイドパネルタアウタ(16)とサイドパネルインナ(1
7)とのスポット溶接のために、該サイドパネルインナ(1
7)には作業孔(17A) が設けられている。
【0007】図1に示すように該サイドパネルインナ(1
7)にはシートベルト(19A) のアンカー(19)が取付られて
おり、該バックピラーアウタ(18)内にはバックドア(3)
のガスステイ(20)が格納されており、更にサイドパネル
(15)にはサイドウインド(22)が設けられており、該サイ
ドウインド(22)の窓ガラス(23)はサイドウインド(22)周
縁のサイドパネルタアウタ(16)とサイドパネルインナ(1
7)との接合部に取付けられているウェザストリップ(24)
に支持されている。該バックピラーアウタ(18)の内端縁
にはバックドア(3) に当接するウェザストリップ(25)が
取付けられており、また該バックドア(3) にはバックウ
ィンド(26)が設けられ、該バックウィンド(26)の窓ガラ
ス(27)はウェザストリップ(28)を介して該バックウィン
ド(26)周縁のバックドアパネル(29)に支持されており、
該バックドアパネル(29)はバックドアパネルアウタ(30)
とバックドアインナ(31)とからなる。
【0008】上記構成において、シートベルト(19A) の
引張り力はアンカー(19)を介してサイドパネルインナ(1
7)におよぼされるが、該サイドパネルインナ(17)には横
方向の膨出部が設けられていないために、該サイドパネ
ルインナ(17)のパネル面が略前後方向に平行状態となっ
ており、したがって該引張り力の作用方向(矢印ロ)は
該パネル面の接線方向に近づいている。上記方向の引張
り力に対してはサイドパネルインナ(17)のアンカー(19)
取付部に応力集中は起りにくいので、サイドパネルイン
ナ(17)のこの部分における補強は必要でない。したがっ
てその分車体(2) を軽量化することが出来る。更に本実
施例ではサイドパネルインナ(17)にスポット溶接のため
の作業孔(17A) が設けられているから、車体(2) は更に
その分軽量化される。
【0009】
【発明の効果】したがって本発明においては、車体後部
のバックドア周縁の構造が軽量化される。
【図面の簡単な説明】 図1〜図3は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】図3におけるA−A断面図
【図2】バックドア開口部側部の部分斜視図
【図3】自動車斜視図
【図4】従来例のA−A断面図
【符号の説明】
2 車体 3 バックドア 4 開口部 15 サイドパネル 16 サイドパネルアウタ 17 サイドパネルインナ 18 バックピラーアウタ 19 アンカー 19A シートベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のバックドア開口部の両側のサイドパ
    ネルの後端において、サイドパネルタアウタとサイドパ
    ネルインナとを直接接合し、該サイドパネルインナ内側
    にバックピラーアウタを接合し、更に該サイドパネルイ
    ンナにはシートベルトのアンカーを取付けたことを特徴
    とする車体の後部構造
JP6761794A 1994-03-09 1994-03-09 車体の後部構造 Withdrawn JPH07246838A (ja)

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JP6761794A JPH07246838A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 車体の後部構造

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JP (1) JPH07246838A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010100162A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Honda Motor Co Ltd 後部ドア構造
CN105882363A (zh) * 2015-02-12 2016-08-24 丰田自动车株式会社 车辆用外装部件以及车辆的后尾门

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Effective date: 20010605