JPH0724543A - 板材加工機のクランパ退避装置 - Google Patents

板材加工機のクランパ退避装置

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Publication number
JPH0724543A
JPH0724543A JP16886893A JP16886893A JPH0724543A JP H0724543 A JPH0724543 A JP H0724543A JP 16886893 A JP16886893 A JP 16886893A JP 16886893 A JP16886893 A JP 16886893A JP H0724543 A JPH0724543 A JP H0724543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamper
work
retracting
supporting member
plate material
Prior art date
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Pending
Application number
JP16886893A
Other languages
English (en)
Inventor
Takiji Kitagawa
多喜次 北川
Satoshi Matsuura
聡 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
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Publication of JPH0724543A publication Critical patent/JPH0724543A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランパと板材加工機の加工部が干渉するの
を防止する。 【構成】 加工すべきワーク22をクランパ12により
クランプしてX−Y方向へ移動させることにより、ワー
ク22の加工位置を加工部15aへ位置決めするように
した板材加工機において、上記クランパ12をY軸方向
へ移動自在に支承され、かつ付勢手段により付勢された
クランパ支持部材10に設け、かつこのクランパ支持部
材10に、クランパ12が加工部15aとの干渉領域に
達した際退避用ドグ16に当接して、上記付勢手段に抗
してクランパ12を退避させる退避ローラ14を設ける
と共に、上記クランパ支持部材10を支承するクランパ
本体7に、クランパ支持部材10を定位置にロックする
ロック手段を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は板状のワークを加工す
る板材加工機のクランパ退避装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来パンチプレスのような板材加工機に
は、ワークテーブル上に載置されたワークをクランプし
てワークテーブル上を移動させるクランパが設けられて
いる。このような板材加工機では、クランパと金型など
の加工部が干渉するのを防止するため、例えば特公昭3
−66430号公報や、特公平3−73420号公報の
ように、クランパに退避機構を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の退避機構
は、クランパ1ユニットに対して、クランパ退避用シリ
ンダと、クランプ用シリンダ及びクランパロック用シリ
ンダなど、3種類のシリンダを使用しているため構造が
複雑で、かつ高価であると共に、1ユニット当りのスペ
ースも大きくなるなどの不具合があった。またシリンダ
に動作不良が発生した場合、クランパが確実に退避せ
ず、加工部とクランパが干渉して、両者が破損するなど
の不具合もあった。この発明はかかる不具合を改善する
ためになされたもので、クランパと加工部の干渉を確実
に防止できるようにした板材加工機のクランパ退避装置
を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、加工すべきワークをクランパによりクラ
ンプしてX−Y方向へ移動させることにより、ワークの
加工位置を加工部へ位置決めするようにした板材加工機
において、上記クランパをY軸方向へ移動自在に支承さ
れ、かつ付勢手段により付勢されたクランパ支持部材に
設け、かつこのクランパ支持部材に、クランパが加工部
との干渉領域に達した際退避用ドグに当接して、上記付
勢手段に抗してクランパを退避させる退避ローラを設け
ると共に、上記クランパ支持部材を支承するクランパ本
体に、クランパ支持部材を定位置にロックするロック手
段を設けたものである。
【0005】
【作 用】上記構成により、クランパが加工部の干渉
領域に達すると付勢手段に抗して自動退避されると共
に、従来のような退避用シリンダを必要としないため、
構成も簡単となる。
【0006】
【実 施 例】この発明の一実施例を図面を参照して詳
述する。図1及び図2はタレットパンチプレスのような
板材加工機に設けられたグリッパの平面図及び側面図を
示すもので、これら図において1はY軸方向へ移動自在
なY軸キャリッジで、このY軸キャリッジ1にY軸と直
交するX軸方向にガイドレール2が布設されており、こ
のガイドレール2にX軸方向へ移動自在にX軸キャリッ
ジ3が支承されている。そしてこのX軸キャリッジ3に
複数のクランパユニット4(図では1ユニットのみを示
す)が設けられている。
【0007】上記クランパユニット4はガイドレール6
により上下動自在に支承されたクランパ本体7を有して
いて、このクランパ本体7の下部に、退避用ガイドレー
ル8がY軸方向へ布設され、これら退避用ガイドレール
8に、クランパ支持部材10がY軸方向に移動自在に支
承されている。上記クランパ支持部材10の先端には、
クランプシリンダ11により上下方向へ開閉される上爪
12a及び下爪12bよりなるクランパ12が設けらて
いると共に、クランパ12の両側には、軸杆13が植設
されていて、これら軸杆13の上端に退避ローラ14が
それぞれ回転自在に支承されている。そしてこれら退避
ローラ14は、クランパ本体7が板材加工機15の加工
部15aの干渉領域に達したとき、加工部15a近傍の
フレーム(図示せず)に取付けられたほぼV字形をなす
退避用ドグ16に当接するようになっている。
【0008】一方上記クランパ支持部材10の先端には
ばね座10aが横方向に突設されていて、このばね座1
0aに圧縮ばね17の一端が当接されている。圧縮ばね
17の他端側は、クランパ本体7に水平に植設されたば
ねガイド18に嵌挿されていて、圧縮ばね17によりク
ランパ支持部材10が前方へ付勢されている。また上記
クランパ本体7には、ロックシリンダ20がブラケット
7aに垂直方向に取付けられていて、このロックシリン
ダ20によりテーパ状のロック杆21が上下動自在とな
っている。上記ロック杆21の下端はクランパ支持部材
10の上方に位置していて、ロックシリンダ20により
ロック杆21を押し下げることにより、ロック杆21の
テーパ面21aでクランパ支持部材10をロックできる
ようになっている。
【0009】次に作用を説明すると、加工すべきワーク
22が板材加工機15へ搬入されて、図示しない位置決
めブロックによりX軸及びY軸方向の位置決めが完了す
ると、クランパ12の上下爪12a,12bの間でワー
ク22が図2に示すように上下方向よりクランプされる
と同時に、ロックシリンダ20によりロック杆21が押
し下げられて、クランパ支持部材10はその位置にロッ
クされる。ワーク22のクランプが完了すると、クラン
パユニット4がX−Y方向へ移動されて、ワーク22の
加工位置が板材加工機15の加工部15aに位置決めさ
れて加工に供せられる。
【0010】一方ワーク22の加工中にクランパユニッ
ト4が加工部15aの干渉領域に達すると、退避ローラ
14が退避用ドグ16に当接すると同時に、ロックシリ
ンダ20が退避位置となってクランパ支持部材10のロ
ックが解除される。これによって退避用ドグ16により
圧縮ばね17に抗してクランパ支持部材10が押し下げ
られるため、クランパ12が加工部15aと干渉するの
を未然に防止することができると共に、クランパユニッ
ト4が干渉領域を外れると、圧縮ばね17の作用でクラ
ンパ支持部材10は元の位置へ復帰して、再びクランパ
12がワーク22をクランプするようになる。以上のよ
うに、クランパユニット4が加工部15aの干渉領域に
達すると、クランパ12が自動的に退避されるため、ク
ランパ12が加工部15aと干渉するのを未然に防止す
ることができるようになる。
【0011】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、ワーク
をクランプしたクランパが干渉領域に達すると、退避用
ドクにより退避されて、クランパが板材加工機の加工部
と干渉するのを未然に防止するようにしたことから、ク
ランパが加工部と干渉して両者が破損するなどの不具合
を確実に防止することができる。また従来のような退避
用シリンダを使用せずにクランパを退避することができ
ることから、従来のものに比べて構成が簡単で安価に提
供できると共に、クランパ1ユニット当りの設置スペー
スも少なくできるため、省スペース化が図れるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になる板材加工機のクラン
パ退避装置を示す平面図である。
【図2】この発明の一実施例になる板材加工機のクラン
パ退避装置を示す側面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10…クランパ支持部材、12…クランパ、14…退避
ローラ、15a…加工部、16…退避用ドグ、22…ワ
ーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工すべきワーク22をクランパ12に
    よりクランプしてX−Y方向へ移動させることにより、
    ワーク22の加工位置を加工部15aへ位置決めするよ
    うにした板材加工機において、上記クランパ12をY軸
    方向へ移動自在に支承され、かつ付勢手段により付勢さ
    れたクランパ支持部材10に設け、かつこのクランパ支
    持部材10に、クランパ12が加工部15aとの干渉領
    域に達した際退避用ドグ16に当接して、上記付勢手段
    に抗してクランパ12を退避させる退避ローラ14を設
    けると共に、上記クランパ支持部材10を支承するクラ
    ンパ本体7に、クランパ支持部材10を定位置にロック
    するロック手段を設けてなる板材加工機のクランパ退避
    装置。
JP16886893A 1993-07-08 1993-07-08 板材加工機のクランパ退避装置 Pending JPH0724543A (ja)

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JP16886893A JPH0724543A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 板材加工機のクランパ退避装置

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JP16886893A JPH0724543A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 板材加工機のクランパ退避装置

Publications (1)

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JPH0724543A true JPH0724543A (ja) 1995-01-27

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ID=15876058

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16886893A Pending JPH0724543A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 板材加工機のクランパ退避装置

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JP (1) JPH0724543A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005224813A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Amada Co Ltd 板材加工機のワーククランプ装置
US10248107B2 (en) 2014-09-30 2019-04-02 Makino Milling Machine Co., Ltd. Control device for machine tool, and machine tool

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005224813A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Amada Co Ltd 板材加工機のワーククランプ装置
JP4636805B2 (ja) * 2004-02-10 2011-02-23 株式会社アマダ 板材加工機のワーククランプ装置
US10248107B2 (en) 2014-09-30 2019-04-02 Makino Milling Machine Co., Ltd. Control device for machine tool, and machine tool

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