JPH0724288B2 - 半導体モジュールの製造方法 - Google Patents

半導体モジュールの製造方法

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JPH0724288B2
JPH0724288B2 JP63126135A JP12613588A JPH0724288B2 JP H0724288 B2 JPH0724288 B2 JP H0724288B2 JP 63126135 A JP63126135 A JP 63126135A JP 12613588 A JP12613588 A JP 12613588A JP H0724288 B2 JPH0724288 B2 JP H0724288B2
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silicone
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達人 西原
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体モジュールの製造方法に係り、特に
接着強度を向上せしめた組立方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の半導体モジュールの概略構成を示す断面
図である。この図において、1は銅等からなる放熱板、
2はこの放熱板1上に半田3により固着された厚膜基
板、4はこの厚膜基板2上に形成された導体パターンを
外力より保護するためのキャップ、5は前記導体パター
ンの酸化防止用に前記厚膜基板2上に塗布されたシリコ
ン樹脂(TSE-3051)、6は前記キャップ4を厚膜基板2
に取り付けるシリコン接着剤(TSE-3212)、8は電気的
特性を取り出す外部リード線である。
次に組立方法について説明する。
厚膜基板2に半導体部品を取り付け、140℃程度のヒー
タ上にて予熱する。一方、放熱板1を200℃程度のヒー
タ上で一定時間加熱する。その後、放熱板1上にフラッ
クスを塗り半田3を置く。半田3の溶融後、その上に予
熱した厚膜基板2を置き半田付けを行い、除熱させて厚
膜基板2を固着させる。次いで、上記作業の終了した半
導体装置を140℃程度のヒータで予熱し、外部リード線
8を半田付けし、半導体装置に付着しているフラックス
を洗浄し乾燥させる。その後、第4図に拡大して示すよ
うに、シリコン樹脂(TSE-3051)5を厚膜基板2上に塗
布し、乾燥炉(150℃)でシリコン樹脂5を加熱硬化さ
せる。次いで、キャップ4の内面にシリコン接着剤(TS
E-3212)6を塗布し、上記加熱硬化の終了した半導体装
置に取り付け一定時間経過後、再度乾燥炉(150℃)で
シリコン接着剤6を加熱硬化させる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の半導体モジュールは、以上のようにシリコン樹脂
5とシリコン接着剤6とを別々に加熱硬化させて組立て
を行っているので、硬化したシリコン樹脂5とシリコン
接着剤6との接着状態が悪く、したがって、キャップ4
の接着強度が弱いという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、キャップの接着強度を向上せしめるととも
に、組立ての容易な半導体モジュールの製造方法を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る半導体モジュールの製造方法は、厚膜基
板上に、この厚膜基板上に形成された導体パターンの酸
化防止用にシリコン樹脂を塗布し、このシリコン樹脂が
硬化する前にシリコン樹脂上にシリコン接着剤を塗布
し、さらにシリコン接着剤によりキャップを取り付けた
後、厚膜基板上のシリコン樹脂およびシリコン接着剤を
同時に加熱硬化するものである。
〔作用〕
この発明においては、厚膜基板上に導体パターンの酸化
防止用にシリコン樹脂を塗布した後、このシリコン樹脂
が硬化する前にシリコン接着剤を塗布し、このシリコン
接着剤によりキャップを取り付けた後、前記シリコン樹
脂とシリコン接着剤が混合された状態で加熱硬化される
ことから、シリコン樹脂とシリコン接着剤の接着強度が
向上する。
〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を第1図,第2図について説
明する。これらの図において、第3図と同一符号は同じ
ものを示し、7は前記シリコン樹脂(TSE-3051)5とシ
リコン接着剤(TSE-3212)6が混合している部分を示す
混合層であり、この状態は、第2図に拡大して示すよう
に、シリコン樹脂5が塗布された後、未硬化の状態でシ
リコン接着剤6を塗布し、このシリコン接着剤6により
キャップ4を取り付ける。このように、シリコン樹脂5
が未硬化状態のときにシリコン接着剤6を塗布すること
により、シリコン接着剤6の一部が厚膜基板2の表面に
移動して両者が混合しあう。その後、混合層7部分を加
熱硬化させることにより、シリコン樹脂5とシリコン接
着剤6との接着強度が増しキャップ4は強固に接着する
ことができる。
このように、厚膜基板2の表面に接着のよいシリコン接
着剤6が達した後に、加熱硬化されるので、強い接着強
度を持った半導体モジュールが得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は、、厚膜基板上に、こ
の厚膜基板上に形成された導体パターンの酸化防止用に
シリコン樹脂を塗布し、このシリコン樹脂が硬化する前
にシリコン樹脂上にシリコン接着剤を塗布し、さらにシ
リコン接着剤によりキャップを取り付けた後、厚膜基板
上のシリコン樹脂およびシリコン接着剤を同時に加熱硬
化するようにしたので、シリコン樹脂とシリコン接着剤
との接着強度が向上し、短時間で強固な接着が得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す半導体モジュールの
概略構成を示す断面図、第2図は、第1図の要部の拡大
断面図、第3図は従来の半導体モジュールの概略構成を
示す断面図、第4図は、第3図の要部の拡大断面図であ
る。 図において、1は放熱板、2は厚膜基板、3は半田、4
はキャップ、5はシリコン樹脂(TSE-3051)、6はシリ
コン接着剤(TSE-3212)、7は混合層、8は外部リード
線である。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放熱板上に厚膜基板を半田により固着し、
    前記厚膜基板上の半導体素子を外力から保護するための
    キャップをシリコン接着剤により取り付けた半導体モジ
    ュールにおいて、前記厚膜基板上に、この厚膜基板上に
    形成された導体パターンの酸化防止用にシリコン樹脂を
    塗布し、このシリコン樹脂が硬化する前に前記シリコン
    樹脂上にシリコン接着剤を塗布し、さらに前記シリコン
    接着剤によりキャップを取り付けた後、前記厚膜基板上
    のシリコン樹脂およびシリコン接着剤を同時に加熱硬化
    することを特徴とする半導体モジュールの製造方法。
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