JPH07242116A - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

Info

Publication number
JPH07242116A
JPH07242116A JP6020494A JP6020494A JPH07242116A JP H07242116 A JPH07242116 A JP H07242116A JP 6020494 A JP6020494 A JP 6020494A JP 6020494 A JP6020494 A JP 6020494A JP H07242116 A JPH07242116 A JP H07242116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
air
mix door
air mix
changed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6020494A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kondo
浩二 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP6020494A priority Critical patent/JPH07242116A/ja
Publication of JPH07242116A publication Critical patent/JPH07242116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な制御により、応答性よくしかも安定し
た温度制御を行うことのできる車両用空調装置を提供す
る。 【構成】 PTCを上昇側に変更操作すると、ステップ
A4からステップA5に進み、PTCの変更後、所定時
間であるt時間(例えば2分)が経過したか否かを判別
する。この判別の結果、PTCの変更後t時間が経過し
ていないならば、ステップA5からステップA6進み、
ステップA2で演算した目標吹出温Sを変数とし、“+
α”を定数とする式F(S+α)を用いてエアミックス
ドアのドア開度θを演算する。そして、PTCの変更か
らt時間が経過すると、ステップA5の判別がYESと
なって、該ステップA5からステップA7に進む。この
ステップA7では、ステップA2で演算した目標吹出温
Sを変数とする式F(S)を用いてエアミックスドア3
1のドア開度θを演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調装置本体に設けら
れたエアミックスドアを自動制御する自動車用空調装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用空調装置としては、図4
に示したフローチャートにしたがって制御を実行するも
のが一般的に知られている(例えば、平成5年1月 日
産自動車(株)発行 新型車解説書(C34−1)参
照)。すなわち、先ず車室内の温度を設定するためのP
TCに変更があったか否か、つまり乗員が設定温度を変
更したか否かを判別する(ステップB1)。この判別の
結果、PTCに変更があったならば、設定温度、車室内
温度、外気温度、日射量等を変数とする式f(x)を用
いて、車室内を前記設定温度に到達させるに適切な目標
吹出温Sを演算する(ステップB2)。
【0003】次に、この目標吹出温Sを変数とする式G
(S)を用いてブロア電圧Vを演算し後(ステップB
3)、同様に目標吹出温Sを変数とする式F(S)を用
いてエアミックスドア開度θを演算する(ステップB
4)。引き続き、前記ステップB4で演算したエアミッ
クスドア開度θと、前記ステップB3で演算したブロア
電圧とに従って、エアミックス(A/M)ドア位置とブ
ロア電圧とを変更する(ステップB5)。これにより、
空調装置本体の吹出口から、前記目標吹出温を有する空
気がブロア電圧に応じた量をもって車室内に吹き出さ
れ、やがて車室内の温度が設定温度に到達する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動車用空調装置にあっては、常に演算された目標吹出
温Sに基づいて演算されたエアミックスドア開度θに従
って、エアミックスドアを制御するように構成されてい
る。ここで、目標吹出温Sは、車室内の温度を設定温度
に到達させるに必要な吹出風の温度であるばかりでな
く、車室内の温度を設定温度に維持するに必要な吹出風
の温度であることから、設定温度との温度差があまり大
きい値とすることができない。したがって、PTCに変
更があった際、目標吹出温に基づくエアミックスドア開
度θによりエアミックスドアを制御しても、吹出風の急
速な温度変化はなく、よって、PTCにより設定温度を
変更した乗員の期待に応答して、車室内の温度を急速に
上昇させ、あるいは急速に低下させることができない。
【0005】無論、ステップB2での演算に用いられる
式の定数を変更することにより、設定温度との差の大き
い目標吹出温を演算するようにすれば、PTCにより設
定温度を変更した乗員の期待に応答して、車室内の温度
を急速に温度上昇させたり、急速に温度低下させること
ができる。しかし、このように設定温度に対し差の大き
い目標吹出温を用いて制御を行うと、室温が設定温度を
越えるオーバーシュートや、設定温度より低下するアン
ダーシュートが多発し、安定した室温制御を行うことが
できない。
【0006】そこで、各吹出口ごとにセンサを配置し
て、各センサにより吹出風温を直接検出し、これに基づ
いてエアミックスドアをフィードバック制御することに
よって、オーバーシュートやアンダーシュートを極力防
止する自動車用空調装置も実用されている。しかし、か
かる自動車用空調装置にあっては、複数のセンサが必要
となるばかりでなく、複数のセンサからの検出値に基づ
くフィードバック制御により、制御内容が複雑化して回
路規模が大きくなってしまう。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、簡単な制御により、応答性よくし
かも安定した温度制御を行うことのできる車両用空調装
置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、開度の増加に伴って車室内への吹
出温度を上昇させるエアミックスドアを備えた空調装置
本体と、乗員の操作により設定温度を変化させる温度設
定手段と、該温度設定手段により設定された設定温度と
所定の環境条件とに基づいて目標吹出温を演算する演算
手段と、該演算手段により演算された目標吹出温に応じ
た開度に前記エアミックスドアを制御する制御手段とを
有する自動車用空調装置において、前記乗員の操作によ
り温度設定手段の設定温度が上昇側に設定変更されたと
き、操作時点から所定時間、前記エアミックスドアの開
度を増加補正し、低下側に設定変更されたとき、操作時
点から所定時間、前記エアミックスドアの開度を減少補
正する補正手段を設けてある。
【0009】
【作用】前記構成において、乗員が温度設定手段を操作
して、現在の設定温度を上昇側に設定変更すると、補正
手段はこの操作時点から所定時間、空調装置本体に設け
られているエアミックスドアの開度を増加補正する。し
たがって、所定時間が経過するまでは、エアミックスド
アが目標吹出温に応じた定常時の開度より大きな開度を
もって作動する。これにより、定常時よりも高い吹出温
度からなる空気が車室内に給送されて、車室内の温度は
急速に上昇する。そして、前記所定時間が経過すると、
エアミックスドアは、設定温度と所定の環境条件に基づ
いて演算された目標吹出温に応じた開度に制御される。
【0010】また、乗員が温度設定手段を操作して、現
在の設定温度を低下側に設定変更すると、補正手段はこ
の操作時点から所定時間、エアミックスドアの開度を減
少補正する。したがって、所定時間が経過するまでは、
エアミックスドアが目標吹出温に応じた定常時の開度よ
り小さな開度をもって作動する。これにより、定常時よ
りも低い吹出温度からなる空気が車室内に給送されて、
車室内の温度は急速に低下する。そして、前記所定時間
が経過すると、エアミックスドアは、設定温度と所定の
環境条件に基づいて演算された目標吹出温に応じた開度
に制御される。
【実施例】以下、本発明の一実施例について図にしたが
って説明する。すなわち、図2に示すように、空調装置
本体20は、ブロアユニット21、クーリングユニット
22、ヒータユニット23を連設して構成されている。
前記ブロアユニット21には内気導入口24と外気導入
口25が設けられいるとともに、インテークドア26及
びブロアファン27が設けられている。前記インテーク
ドア26は、外気導入口25を閉鎖して内気導入口24
を開放する内気循環モードと、内気導入口24を閉鎖し
て外気導入口を開放する外気導入モードとを形成する。
【0011】前記クーリングユニット22には、冷凍サ
イクル内に設けられたエバポレータ28が配置されてい
る。また、ヒータユニット23にはヒータコア29と該
ヒータコア29の側部に形成されたバイパス通路30と
が設けられているとともに、エアミックスドア31が設
けられている。該エアミックスドア31は、ヒータコア
29の前面を全閉にしてバイパス通路30を全開にする
フルクール位置(A)と、ヒータコア29前面を全開に
してバイパス通路30を全閉にするフルホット位置
(B)との間で回動するように枢支されている。したが
って、エアミックスドア31がフルクール位置(A)か
らフルホット位置(B)方向に移動して、その開度θが
増大するに従って、ヒータコア29の通過風量が増大し
て、後述する各吹出口からの吹出風温が上昇するように
構成されている。
【0012】前記ヒータコア29とバイパス通路30と
の後流側には、エアミッスチャンバ32が設けられてお
り、該エアミッスチャンバ32には車室内に各々連通す
るデフ吹出口33、ベンチレータ吹出口34及びフット
吹出口35が設けられている。前記デフ吹出口33には
デフドア36が設けられ、ベンチレータ吹出口34には
ベントドア37が設けられ、フット吹出口35にはフッ
トドア38が設けられている。
【0013】図3は、本実施例の制御系を示すものであ
り、制御手段としてのオートアンプ1は、入力信号処理
部2、マイコン3、出力信号処理部4及び温度設定部5
で構成されている。入力信号処理部2は、入力されたア
ナログ信号をデジタル信号に変換してマイコン3に出力
する。該マイコン3は、本実施例において演算手段及び
補正手段を構成するものであって、その制御信号は出力
信号処理部4において、前記エアミックスドア31を駆
動するエアミックスドアアクチュエーター6のモータ7
及び前記ブロアファン27を駆動するブロアモータ8へ
の印加電圧に変換される。
【0014】前記入力信号処理部2には、エアミックス
ドアアクチュエーター6に設けられ前記エアミックスド
ア31の開度を検出するPBR9からの検出信号が入力
されるとともに、前記空調装置本体20をオン・オフす
るためのA/Cスイッチ10、及びオートモードとマニ
ュアルモードとを選択的に設定するためのAUTOスイ
ッチ11からの信号が入力される。さらに、入力信号処
理部2には、車室内温度を検出する内気センサー12、
外気温度を検出する外気センサー13、及び日射量を検
出する日射センサー14からの検出信号が入力される。
【0015】また、PTC15は温度設定手段を構成す
るものであって、車室内のインストルメントパネルに配
置されており、乗員の操作により設定された任意の設定
温度を出力する。このPTC15により設定された温度
は、前記温度設定部5においてデジタル値に変換され
て、マイコン3に入力される。
【0016】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
を図1に示したフローチャートに従って説明する。すな
わち、マイコン3は、A/Cスイッチ10がオンであっ
て、空調装置本体20が作動中の状態にあり、かつ、A
UTOスイッチ11によりオートモードが設定されて、
該オートモードで制御を実行している状態において、こ
のフローチャートに従って制御を実行する。そして、先
ずPTC15に変更があったか否か、つまり乗員の操作
により設定温度が変更されたか否かを判別する(ステッ
プA1)。
【0017】この判別の結果、PTC15に変更があっ
たならば、内気センサー12により検出されている車室
内温度、外気センサー13により検出されている外気温
度、日射センサー14により検出されている日射量、及
びPTC15により新たに設定された設定温度を変数を
する式f(x)を用いて、車室内を前記設定温度に到達
させるに適切な目標吹出温Sを演算する(ステップA
2)。
【0018】次に、この目標吹出温Sを変数とする式G
(S)を用いて前記ブロアモータ8に印加するブロア電
圧Vを演算し後(ステップA3)、PTC15を+方向
に変更したか否かを判別する。そして、乗員が現在の設
定温度よりも高い設定温度を設定すべく、PTC15を
上昇側に設定変更操作すると、ステップA4からステッ
プA5に進み、PTC15の変更後、所定時間であるt
時間(例えば2分)が経過したか否かを判別する。
【0019】この判別の結果、PTC15の変更後t時
間が経過していないならば、ステップA5からステップ
A6進み、前述のステップA2で演算した目標吹出温S
を変数とし、“+α”を定数とする式F(S+α)を用
いてエアミックスドア31のドア開度θを演算する。引
き続き、ステップA6からステップA10に進んで、ス
テップA6で演算したドア開度θに、エアミックス(A
/M)ドア31の位置を変更するとともに、前述のステ
ップA3で演算した“V”にブロア電圧を変更する。
【0020】したがって、このステップA10の処理に
より、出力信号処理部4からブロア電圧Vがブロアモー
タ8に印加され、印加電圧に応じた速度でブロアモータ
8が作動する。また、出力信号処理部4からエアミック
スドアアクチュエーター6のモータ7に、エアミックス
ドア31をドア開度θにする電圧が供給され、これによ
り、エアミックスドア31はフルクール位置(A)から
フルホット位置(B)にドア開度θをもって回動した位
置に駆動される。
【0021】このとき、ドア開度θには、補正値である
“+α”が加算されていることから、目標吹出温Sに対
応するドア開度であるθ=F(S)よりも、“α”分だ
けフルホット位置(B)側へ余分に回動する。したがっ
て、乗員がPTC15を高温側に変更操作した際には、
操作があった時点からt時間が経過するまで、目標吹出
温Sよりも高い温度の空気が、開放状態にあるいずれか
の吹出口33,34,35から車室内に吹き出される。
これにより、PTC15により設定温度を上昇させた乗
員の期待に応答して、車室内の温度を急速に上昇させる
ことができるとともに、高温の空気を乗員に吹き当てる
こともできる。
【0022】そして、PTC15の変更からt時間が経
過すると、ステップA5の判別がYESとなって、該ス
テップA5からステップA7に進む。このステップA7
では、ステップA2で演算した目標吹出温Sを変数とす
る式F(S)を用いてエアミックスドア31のドア開度
θを演算する。引き続き、ステップA7からステップA
10に進んで、このステップA6で演算したドア開度θ
に、エアミックス(A/M)ドア31の位置を変更する
とともに、前述のステップA3で演算した“V”にブロ
ア電圧を変更する。
【0023】このとき、ドア開度θには、補正値である
“+α”が加算されていないことから、目標吹出温Sに
対応するドア開度であるθにエアミックスドア31が駆
動される。したがって、開放状態にあるいずれかの吹出
口33,34,35から車室内に吹き出される空気の温
度は、t時間経過する以前の温度よりも低下して、設定
温度との差の少ない、該設定温度を維持するに最適な目
標吹出温Sとなる。よって、PTC15の変更からt時
間が経過した定常状態において、室温が設定温度を越え
るオーバーシュートの発生を抑制しつつ、安定した車室
内の室温制御を行うことができる。
【0024】また、乗員が現在の設定温度よりも低い設
定温度を設定すべく、PTC15を低下側に設定変更操
作すると、ステップA4の判別がNOとなって、該ステ
ップA4からステップA8に進み、PTC15の変更
後、所定時間であるt時間(例えば2分)が経過したか
否かを判別する。
【0025】この判別の結果、PTC15の変更後t時
間が経過していないならば、ステップA8からステップ
A9進み、前述のステップA2で演算した目標吹出温S
を変数とし、“−α”を定数とする式F(S−α)を用
いてエアミックスドア31のドア開度θを演算する。引
き続き、ステップA9からステップA10に進んで、こ
のステップA9で演算したドア開度θに、エアミックス
(A/M)ドア31の位置を変更するとともに、前述の
ステップA3で演算した“V”にブロア電圧を変更す
る。
【0026】したがって、このステップA10の処理に
より、出力信号処理部4からブロア電圧Vがブロアモー
タ8に印加され、印加電圧に応じた速度でブロアモータ
8が作動する。また、出力信号処理部4からエアミック
スドアアクチュエーター6のモータ7に、エアミックス
ドア31をドア開度θにする電圧が供給され、これによ
り、エアミックスドア31はフルクール位置(A)から
フルホット位置(B)にドア開度θをもって回動した位
置に駆動される。
【0027】このとき、ドア開度θには、補正値である
“−α”が加算されていることから、目標吹出温Sに対
応するドア開度であるθ=F(S)よりも、“α”分だ
けフルクール位置(A)側へ余分に回動する。したがっ
て、乗員がPTC15を低温側に変更操作した際には、
操作があった時点からt時間が経過するまで、目標吹出
温Sよりも低い温度の空気が、開放状態にあるいずれか
の吹出口33,34,35から車室内に吹き出される。
これにより、PTC15により設定温度を低下させた乗
員の期待に応答して、車室内の温度を急速に低下させる
ことができるとともに、低温の空気を乗員に吹き当てる
こともできる。
【0028】そして、PTC15の変更からt時間が経
過すると、ステップA8の判別がYESとなって、該ス
テップA8からステップA7に進む。このステップA7
では、前述と同様にステップA2で演算した目標吹出温
Sを変数とする式F(S)を用いてエアミックスドア3
1のドア開度θを演算する。引き続き、ステップA7か
らステップA10に進んで、このステップA6で演算し
たドア開度θに、エアミックス(A/M)ドア31の位
置を変更するとともに、前述のステップA3で演算した
“V”にブロア電圧を変更する。
【0029】このとき、ドア開度θには、補正値である
“−α”が加算されていないことから、目標吹出温Sに
対応するドア開度であるθにエアミックスドア31が駆
動される。したがって、開放状態にあるいずれかの吹出
口33,34,35から車室内に吹き出される空気の温
度は、t時間経過する以前の温度よりも上昇して、設定
温度との差の少ない、該設定温度を維持するに最適な目
標吹出温Sとなる。よって、PTC15の変更からt時
間が経過した定常状態において、室温が設定温度を越え
るアンダーシュートの発生を抑制しつつ、安定した車室
内の室温制御を行うことができる。
【0030】なお、この実施例においては、「V=G
(S)」の処理をステップA3においてのみ実行するよ
うにしたが、ステップA10の直前で同一の処理を再度
実行するようにしてもよい。かかる制御構成とすること
により、ステップA10でブロア電圧を変更する際に、
その直前で演算された最新のブロア電圧Vを用いて、ブ
ロアモータ8を制御することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、乗員の操
作により設定温度が上昇側に設定変更されたときには、
エアミックスドアの開度を所定時間増加補正し、低下側
に設定変更されたときには、所定時間減少補正するよう
にした。よって、これらエアミックスドアの開度の増加
補正及び減少補正により、設定温度を変更操作した乗員
の期待に応答して、応答性よく車室内の温度を急速に上
昇させ、あるいは急速に低下させることができる。しか
も、エアミックスドアの開度補正は、操作時点から所定
時間のみ行われることから、室温が設定温度を越えるオ
ーバーシュートや、設定温度より低下するアンダーシュ
ートの発生を複雑な制御を伴うことなく、抑制すること
ができる。よって、簡単な制御により、応答性よくしか
も安定した車室内の温度制御を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図2】同実施例に用いられた空調装置本体の概念図で
ある。
【図3】同実施例の制御系を示すブロック図である。
【図4】従来の自動車用空調装置の制御内容を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 オートアンプ 3 マイコン 6 エアミックスドアアクチュエータ 15 PTC 20 空調装置本体 31 エアミックスドア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開度の増加に伴って車室内への吹出温度
    を上昇させるエアミックスドアを備えた空調装置本体
    と、 乗員の操作により設定温度を変化させる温度設定手段
    と、 該温度設定手段により設定された設定温度と所定の環境
    条件とに基づいて目標吹出温を演算する演算手段と、 該演算手段により演算された目標吹出温に応じた開度に
    前記エアミックスドアを制御する制御手段とを有する自
    動車用空調装置において、 前記乗員の操作により温度設定手段の設定温度が上昇側
    に設定変更されたとき、操作時点から所定時間、前記エ
    アミックスドアの開度を増加補正し、低下側に設定変更
    されたとき、操作時点から所定時間、前記エアミックス
    ドアの開度を減少補正する補正手段を設けたことを特徴
    とする自動車用空調装置。
JP6020494A 1994-03-04 1994-03-04 自動車用空調装置 Pending JPH07242116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6020494A JPH07242116A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 自動車用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6020494A JPH07242116A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 自動車用空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07242116A true JPH07242116A (ja) 1995-09-19

Family

ID=13135395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6020494A Pending JPH07242116A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 自動車用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07242116A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2780060B2 (ja) 車輛用空調制御装置
JPH0732854A (ja) 空調装置
KR101282854B1 (ko) 공기조화장치의 온도 보상 제어방법
KR101238661B1 (ko) 공기 조화 장치의 설정 온도 자동 조절 방법
JPH07172137A (ja) 車両用空調装置
JPH07242116A (ja) 自動車用空調装置
JPH0872524A (ja) 車両用空調装置
JP4313175B2 (ja) 車両用空調装置
JPS625804B2 (ja)
JP3438326B2 (ja) 自動車用空調装置
JPH07237432A (ja) 電気自動車用空調装置の制御方法
JP2004330804A (ja) 車両用空調装置の制御方法、及び車両用空調装置
JPH0641243B2 (ja) カーエアコン制御装置
JPS6233603Y2 (ja)
JP2720534B2 (ja) 車両用空気調和装置
JPH0258125B2 (ja)
JPH0732171Y2 (ja) 車両用空調装置
JP2816753B2 (ja) 自動車用空調装置の空調バランス制御装置
JPH07172143A (ja) 車両用空調装置の送風量制御装置
JPH0661522U (ja) 自動車用オートエアコン
JPH0620808B2 (ja) 自動車用空調制御装置
JPH0542814A (ja) 車両用空調装置
JPH0585144A (ja) 車両用空調装置
JPH0321515A (ja) 車両用空気調和装置
JPS61160309A (ja) カ−エアコン制御装置