JPH072416B2 - オフセツト印刷機における版パンチング方法及びその装置 - Google Patents

オフセツト印刷機における版パンチング方法及びその装置

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JPH072416B2
JPH072416B2 JP61236750A JP23675086A JPH072416B2 JP H072416 B2 JPH072416 B2 JP H072416B2 JP 61236750 A JP61236750 A JP 61236750A JP 23675086 A JP23675086 A JP 23675086A JP H072416 B2 JPH072416 B2 JP H072416B2
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JP
Japan
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plate
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color
punching
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JP61236750A
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JPS6391250A (ja
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京橘 小原
健二 徳永
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は多色オフセツト印刷機の版パンチング方法及
びその装置に関する。
従来の技術 近時多色オフセツト印刷においては、印刷通し枚数の減
少に伴つて段取時間の短縮が望まれており、この段取時
間には版取替、見当合せ、色合せ等の作業が含まれる。
これらの作業のうち見当合せの時間を短縮するために、
刷版を版胴に取付ける際の取付位置の精度を向上させ、
その後の見当合せ時間の短縮を図ることが提案されてい
る。
ところで多色印刷においては、通常すみ版、べに版、あ
い版、黄版の4種類の刷版を用意することとなり、それ
らの製版工程の概要が第7図に示されている。各版にお
いては各異なる色ごとに使用されるフイルム原版は相違
するが他の手順については全く同様であるため、ここで
はそのうちの一色のものにつき説明する。
同図(A)はPS版40を示し、これに工程(B)において
1対の焼付用ピン穴41を設けたうえ、工程(C)におい
てPS版40のピン穴41を図示しない焼付台上のピン42には
め、さらにその上にピン穴41と同じ位置に同じようなピ
ン穴43を有するフイルム原版44をのせて、そのピン穴43
をピン42にはめて位置合せしたうえ、その絵柄45をPS版
40に焼付けて現像する。この際フイルム原版44には各色
用ともすべて同一の位置に位置合わせ用のトンボマーク
49が表示されている。このようにして工程(D)に示す
ような絵柄46及び同一位置にトンボマーク50を絵付けし
た版40をえ、このような各版40につき、工程(E)にお
いて、図示しないパンチング機にのせて、トンボマーク
50を基準として位置決めしたうえ、版取付用ピン穴48を
あけて刷版51をえていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような方法においては、焼付工程
(C)においてPS版40及びフイルム原版44に伸びが生
じ、また両版40,44の密着不良、両版40,44の焼付用ピン
穴41,43のピン42との隙間によるずれ等により、刷版50
の絵柄46と取付用ピン穴48との相対的位置が不正確にな
ることが多く、これがすみ版、べに版、あい版、黄版ご
とにまちまちになると、刷版の版胴への取付位置の精度
をおこし、そのためその後の見当合せのために無用の時
間を必要として、意図する見当合せ時間の短縮は事実上
不可能になるという欠点があつた。
発明が解決しようとする問題点 この発明は前記のような従来の版パンチング方法及びそ
の装置のもたらす欠点を排除し、刷版の版胴への取付位
置の精度を向上して、取付後の見当合せの時間を不要に
し、印刷の際の段取時間を短縮することのできる版パン
チング方法及びその装置を提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 この発明は前記のような目的を達成するにつき、各色用
刷版の互いに重複しない位置に各色毎の見当マークを書
込み、これらの刷版による校正刷りを静止した移動台上
に載置して、各見当マークの位置をコンピユータに記憶
して校正刷りを取去り、ついで移動台に順次各刷版を載
置し、各刷版毎にその見当マークがコンピユータに記憶
した見当マークと同一位置となるまで、コンピユータの
指示によつて移動台を移動してその位置で停止し、つい
でコンピユータの指示によつてパンチング機構が刷版に
取付用ピン穴を形成することを特徴とするものである。
さらにこの発明は前記のような目的を達成するにつき、
その版パンチング装置は極台に水平方向の直線運動と回
転運動とをする移動テーブルをコンピユータの指示によ
つて作動する駆動部材によつて前記運動をするように
し、この移動テーブルの上方には画像入力用カメラが設
置されていて、このカメラからの第1情報信号はコンピ
ユータに入力されて記憶され、この記憶情報に基いてコ
ンピユータは前記駆動部材の作動信号を出力し、さらに
カメラからの第2情報信号がコンピユータに入力される
と、これに基いてコンピユータはパンチング機構に指示
してこれを作動させるようになつていることを特徴とす
るものである。
実 施 例 第1図ないし第3図に示すこの発明の実施例において、
1は機台を示し、この機台1の中央空間部5に第1テー
ブル2がΘ軸(回転軸)方向に移動可能に支承され、こ
の第1テーブル2上にY軸方向に移動可能に第2テーブ
ル3が設置され、この第2テーブル3上にX軸方向に移
動可能に第3テーブル4が設置されている。第1テーブ
ル2は機台1に設置した第1パルスモータ6によつて水
平方向に回転させられ、第2テーブル3は第1テーブル
2に設置した第2パルスモータ7により、また第3テー
ブル4は第2テーブル3に設置した第3パルスモータ8
により、それぞれY軸、X軸方向に直線状に移動するよ
うになつている。
この実施例にあつては、機台1上の起立部9と直角方向
の両側に1対の案内レール14が設けられ、このレール14
上のY軸方向に移動する両端を有する支持部材15が第3
テーブル4の上方に設けられ、画像入力用カメラ11はこ
の支持部材15に沿つてX軸方向に移動可能に設置されて
いる。
そして支持部材15にはカメラ11をX軸方向に移動するた
めの第4パルスモータ12が、また支持部材15をY軸方向
に移動するための第5パルスモータ13がそれぞれ設置さ
れている。
さらに起立部9には案内レール14の中間において、パン
チング機構17が設置され、このパンチング機構17では支
持部18にエアシリンダ19が下向きに設けられ、その作動
杆の下端には図示しない上金型が取付けられ、この金型
に対向してその下方には下金型が設けられている。
第4図は前記実施例の制御系統の概略ブロツクダイヤグ
ラムで、25はコンピユータを示し、このコンピユータ25
のうちの26はカメラ11からの情報処理部であり、27は処
理部26からの情報を入力して記憶し、比較し、演算する
演算部、28はその演算情報に基いてパルスモータ7,8,9
を作動し、またパンチング機構17を作動する制御部を示
し、28は制御動作を監視するモニタテレビを示す。
前記のパンチング装置により行うパンチング方法につい
て説明する。
第5図に4色機において、このパンチング方法に使用す
る、見当マークの1例が示され、31,32,33,34はそれぞ
れすみ版、あい版、べに版及び黄版に焼付けられ見当マ
ーク31′,32′,33′,34′(図示せず)によつて印刷物
に刷込まれたものを示し、各マークの中心は相互の距離
がlとなつた正方形の頂点に位置している。このような
見当マーク31,32,33,34は、前記の製版工程中工程
(C)において各色のフイルム原版にそれぞれが前記の
ような位置的関係となるように設けられたうえ、PS版に
焼付け現像されるのである。
このような見当マーク31′,32′,33′,34′が設けられ
た各色用刷版例えばすみ版35によつて刷上げられた校正
刷りを第3テーブル4上に載置し、見当マーク31がカメ
ラ11の視野内に全部入るようにモニタテレビ28を見なが
ら手操作による指示でパルスモータ12または13を作動し
て、カメラ11をX軸またはY軸方向へ移動する。
これにより第6図に示すように、コンピユータ25の処理
部26で見当マーク31の入力画像を記憶し、その記憶画像
に基いて画像処理の一般的手法である2値化画像を作成
して、見当マークの中心位置を計算し、この計算された
中心位置を演算部27に記憶する。このような処理を他の
版による校正刷りについても同様に行う。
ついで校正刷りをテーブル4から取去つて、その代りに
すみ版35をテーブル4にのせ、その見当マーク31′がカ
メラ11の視野に入るように手操作ですみ版35を移動させ
る。このときは、カメラ11の位置は校正刷り見当マーク
31の中心位置を求めた位置としておき、ついでカメラX
からの見当マーク31′の入力画像に基いて、見当マーク
31′の中心位置を計算する。このようにして求めた位置
が第6図における演算部27によつて、さきに記憶されて
いる見当マーク31の中心位置と比較され、その差値が許
容値内に入るように各パルスモータ6,7または8を作動
してテーブル4を移動する。このようにして許容値内に
入るまで第6図の各部26,27,28の作業を繰返えし、許容
値内に入ると、制御部28の指示によつてパンチング機構
17を作動して、エアシリンダ19の作動により上下金型に
よつてすみ版35に取付用ピン穴が形成される。
中心位置が許容範囲にはいるまで、繰返えし、画像入
力、重心位置決定、比較を行う。
前記と同様の作業をあい版、べに版及び黄版についても
行い、このようにして全版に取付用ピン穴を形成する。
発明の効果 この発明は前記のようであつて、移動テーブル上に校正
刷りを載置してその見当マークをコンピユータにより記
憶し、この記憶に基づくコンピユータの指示によつて移
動テーブル上に載置した刷版を移動して、その見当マー
クを記載した見当マークの位置と一致させ、その後パン
チング機構によつて刷版に取付用ピン穴を形成するもの
であるため、刷版の版胴への取付位置の精度を向上し
て、取付後の見当合せの時間を不要とし、印刷の際の段
取時間を短縮することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の斜面図、第2図は同上の平
面図、第3図は同上の正面図、第4図は前記のものの制
御系統の概略図、第5図は見当マークの配置図、第6図
はこの発明方法のフローチヤート図、第7図は従来のパ
ンチング工程の概略図である。 1……機台、2,3,4……第1、第2、第3テーブル 6,7,8……第1、第2、第3駆動部材 11……画像入力用カメラ、17……パンチング機構 25……コンピユータ 31,32,33,34……見当マーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多色刷り印刷物において、各色毎の見当マ
    ークが互いに重ならない位置となるように該見当マーク
    を各色毎の刷版に書込み、これらの刷版を使用して印刷
    した校正刷りを静止した移動台上に載置して、各見当マ
    ークの位置をコンピユータに記憶して校正刷りを取去
    り、ついで前記移動台上に各色用刷版を順次載置して、
    各刷版毎にその見当マークが前記コンピユータに記憶し
    た見当マークと同一位置となるまで、コンピユータの指
    示により移動台を移動して同一位置となつたときその移
    動を停止し、ついでコンピユータの指示によりパンチン
    グ機構を作動して、刷版に取付用ピン穴を形成すること
    を特徴とするオフセツト印刷機における版パンチング方
    法。
  2. 【請求項2】機台と、この機台上に設けられてX軸、Y
    軸方向における水平移動と、水平方向における回転運動
    とが可能な移動テーブルと、この移動テーブルを所望の
    方向に移動させる駆動部材と、この移動テーブルの上方
    において、水平方向に移動可能に前記機台に設けられた
    画像入力用カメラと、機台の一側において上下方向に移
    動可能な金型を有するパンチング機構と、コンピユータ
    とを具え、前記コンピユータは前記カメラからの第1情
    報信号を入力してこれを記憶し、この記憶情報に基いて
    前記駆動部材に出力して作動させるとともに作動を中止
    し、またこの駆動部材の作動の中止時にあつてカメラか
    らの第2情報信号を入力して前記パンチング機構を作動
    させるようになつていることを特徴とするオフセツト印
    刷機における版パンチング装置。
JP61236750A 1986-10-03 1986-10-03 オフセツト印刷機における版パンチング方法及びその装置 Expired - Lifetime JPH072416B2 (ja)

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JPS6391250A JPS6391250A (ja) 1988-04-21
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JPH044150A (ja) * 1990-04-20 1992-01-08 Kamo Denki Kenkyusho:Kk 枚葉印刷機の自動刷版見当合わせ装置
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DE4207546A1 (de) * 1992-03-10 1993-09-23 Roland Man Druckmasch Verfahren und vorrichtung zum ausrichten von druckplatten auf dem plattenzylinder von druckmaschinen, insbesondere bogenoffsetdruckmaschinen
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JP6503212B2 (ja) * 2015-03-30 2019-04-17 株式会社小森コーポレーション 印刷機

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