JP2745623B2 - スクリーン印刷方法 - Google Patents
スクリーン印刷方法Info
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- JP2745623B2 JP2745623B2 JP1008217A JP821789A JP2745623B2 JP 2745623 B2 JP2745623 B2 JP 2745623B2 JP 1008217 A JP1008217 A JP 1008217A JP 821789 A JP821789 A JP 821789A JP 2745623 B2 JP2745623 B2 JP 2745623B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen plate
- positioning marks
- circuit board
- screen
- printed circuit
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回路パターンを形成したプリント基板にク
リーム半田等を印刷塗布するスクリーン印刷方法に関す
るものである。
リーム半田等を印刷塗布するスクリーン印刷方法に関す
るものである。
従来の技術 近年スクリーン印刷機は、例えば電子回路形成用の導
体印刷や、クリーム半田の印刷等高精度な印刷が要求さ
れており、それに伴なってスクリーンと基板の位置合せ
方法等も種々工夫されている。
体印刷や、クリーム半田の印刷等高精度な印刷が要求さ
れており、それに伴なってスクリーンと基板の位置合せ
方法等も種々工夫されている。
以下図面を参照しながら、前記した従来のスクリーン
印刷機の一例について説明する。
印刷機の一例について説明する。
例えば特開昭61−123543号公報所載の装置では、第６
図に示すように、被印刷物１が固定された被印刷物固定
台２を、版３が固定された版固定部４に対し、相対的に
水平、上昇移動して被印刷物１を印刷可能な位置に位置
させ試し刷りを行い、その後前記と逆に被印刷物固定台
２を移動して被印刷物１をビデオカメラ5,6の下方に移
動させ、被印刷物１の印刷画像をモニタテレビ7,8に写
し出し、この写し出された被印刷物１の基準点にモニタ
テレビ7,8の基準点を合せ、次に正確に印刷したマスタ
ー被印刷物を前記試し刷り用被印刷物１と交換して被印
刷物固定台２に固定し、モニタテレビ7,8の基準点に画
像の基準点が合うように被印刷物固定台２を移動させ、
スクリーン印刷機の版の位置合せを精度よく行い高精度
の印刷ができるようになっている。
図に示すように、被印刷物１が固定された被印刷物固定
台２を、版３が固定された版固定部４に対し、相対的に
水平、上昇移動して被印刷物１を印刷可能な位置に位置
させ試し刷りを行い、その後前記と逆に被印刷物固定台
２を移動して被印刷物１をビデオカメラ5,6の下方に移
動させ、被印刷物１の印刷画像をモニタテレビ7,8に写
し出し、この写し出された被印刷物１の基準点にモニタ
テレビ7,8の基準点を合せ、次に正確に印刷したマスタ
ー被印刷物を前記試し刷り用被印刷物１と交換して被印
刷物固定台２に固定し、モニタテレビ7,8の基準点に画
像の基準点が合うように被印刷物固定台２を移動させ、
スクリーン印刷機の版の位置合せを精度よく行い高精度
の印刷ができるようになっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記のような構成では、一度、被印刷物
に試し刷りを行った後、マスター印刷物の基準点とのず
れを測定してそのずれ分だけを位置調整するので、版交
換の都度、試し刷り、位置合せの繰り返し作業が必要で
あり、最近特に要望されている多品種生産向けの装置と
しては版交換頻度も多くなるので多大の版交換時間を要
し、装置の稼動率が低下するという問題点を有してい
た。
に試し刷りを行った後、マスター印刷物の基準点とのず
れを測定してそのずれ分だけを位置調整するので、版交
換の都度、試し刷り、位置合せの繰り返し作業が必要で
あり、最近特に要望されている多品種生産向けの装置と
しては版交換頻度も多くなるので多大の版交換時間を要
し、装置の稼動率が低下するという問題点を有してい
た。
本発明は前記問題点に鑑み、試し刷りを必要とせず、
精度よく版と被印刷物の位置合せを行い、版交換時間の
短縮が図れるスクリーン印刷方法を提供するものであ
る。
精度よく版と被印刷物の位置合せを行い、版交換時間の
短縮が図れるスクリーン印刷方法を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 前記問題点を解決するために本発明のスクリーン印刷
方法は、被印刷物例えばプリント基板を位置決めし、こ
のプリント基板上に設けた２点の位置決め用マークの位
置を検出し、前記位置決め用マーク間の傾きを求めると
ともにスクリーン版を位置決めし、このスクリーン版上
に設けた２点の位置決め用マークの位置を検出し、前記
位置決め用マーク間の傾きを求める第１工程と、スクリ
ーン版の回転中心軸を設定する第２工程と、プリント基
板の傾きと同一になるようスクリーン版を前記回転中心
軸を中心として回転させる第３工程と、前記プリント基
板の位置と一致させるように前記スクリーン版を平面移
動させる第４工程とからなるスクリーン印刷方法であ
る。
方法は、被印刷物例えばプリント基板を位置決めし、こ
のプリント基板上に設けた２点の位置決め用マークの位
置を検出し、前記位置決め用マーク間の傾きを求めると
ともにスクリーン版を位置決めし、このスクリーン版上
に設けた２点の位置決め用マークの位置を検出し、前記
位置決め用マーク間の傾きを求める第１工程と、スクリ
ーン版の回転中心軸を設定する第２工程と、プリント基
板の傾きと同一になるようスクリーン版を前記回転中心
軸を中心として回転させる第３工程と、前記プリント基
板の位置と一致させるように前記スクリーン版を平面移
動させる第４工程とからなるスクリーン印刷方法であ
る。
作用 本発明は前記した構成によって、プリント基板とスク
リーン版の位置と傾きを各々検出し、この位置と傾きを
一致させることによって、試し刷りをすることなく、ス
クリーン版とプリント基板の位置を高精度に合せること
ができるのである。
リーン版の位置と傾きを各々検出し、この位置と傾きを
一致させることによって、試し刷りをすることなく、ス
クリーン版とプリント基板の位置を高精度に合せること
ができるのである。
実施例 以下本発明の一実施例のスクリーン印刷機について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
第１図は本発明の一実施例におけるスクリーン印刷機
の要部正面図を示すもので、第２図は要部平面図であ
る。９は被印刷物であるプリント基板で、10はそのプリ
ント基板９を上面に固定でき、スクリーン版11に対して
水平移動及び昇降可能なステージである。12はレールで
ステージ10の水平移動を支持案内する部材であり、モー
タやエアシリンダー（図示せず）等でステージ10は水平
及び昇降動作を行う。13はスクリーン版11に取付けたプ
レートで右端には丸穴14が左端には長穴15が設けてあ
る。16,17は丸ピンで一端をそれぞれ丸穴14、長穴15に
挿入してあり、他端は位置制御部18に挿入されている。
位置制御部18は左Ｙ軸制御部19と右Ｙ軸制御部20とＸ軸
制御部21とからなっている。左Ｙ軸制御部19と右Ｙ軸制
御部20は、それぞれ丸ピン16,17を挿入したブロック22,
23に送りネジ24,25を嵌合させてあり、その送りネジ24,
25パルスモータ26,27で回転させることにより丸ピン16,
17、プレート13を介してスクリーン版11をそれぞれ第２
図中の矢印YL及びYR方向に移動位置決めする。Ｘ軸制御
部21は同様にブロック28に送りネジ29を嵌合させてあ
り、その送りネジ29をパルスモータ30で回転させること
によりブロック28を第２図中の矢印Ｘ方向に移動位置決
めする。ブロック28上には右Ｙ軸制御部20を固着してあ
り、丸ピン16、プレート13を介してスクリーン版11を前
記矢印Ｘ方向に移動位置決めする。プリント基板９の表
面には予め定めた場所に複数の第１の位置決め用マーク
31a,31bを設けてある。スクリーン版11の所定の場所に
も複数の第２の位置決め用マーク32a、32bを設けてあ
る。又第１の位置決め用マーク31a,31bと第２の位置決
め用マーク32a,32bの位置は同位置関係になくてもよ
い。33は認識用カメラで、第１図及び第２図に示すよう
に、この認識用カメラ33を矢印x,y,z方向に移動可能な
駆動部34に搭載してある。駆動部34は認識用カメラ33を
上下移動するｚ軸35と、ステージ10と同方向に移動する
ｘ軸36と、ｘ軸36に対して垂直方向に移動するｙ軸37で
構成されている。各軸の駆動はボールネジとサーボモー
タ等によって行われる（図示せず）。38は印刷ヘッドの
一部分である。
の要部正面図を示すもので、第２図は要部平面図であ
る。９は被印刷物であるプリント基板で、10はそのプリ
ント基板９を上面に固定でき、スクリーン版11に対して
水平移動及び昇降可能なステージである。12はレールで
ステージ10の水平移動を支持案内する部材であり、モー
タやエアシリンダー（図示せず）等でステージ10は水平
及び昇降動作を行う。13はスクリーン版11に取付けたプ
レートで右端には丸穴14が左端には長穴15が設けてあ
る。16,17は丸ピンで一端をそれぞれ丸穴14、長穴15に
挿入してあり、他端は位置制御部18に挿入されている。
位置制御部18は左Ｙ軸制御部19と右Ｙ軸制御部20とＸ軸
制御部21とからなっている。左Ｙ軸制御部19と右Ｙ軸制
御部20は、それぞれ丸ピン16,17を挿入したブロック22,
23に送りネジ24,25を嵌合させてあり、その送りネジ24,
25パルスモータ26,27で回転させることにより丸ピン16,
17、プレート13を介してスクリーン版11をそれぞれ第２
図中の矢印YL及びYR方向に移動位置決めする。Ｘ軸制御
部21は同様にブロック28に送りネジ29を嵌合させてあ
り、その送りネジ29をパルスモータ30で回転させること
によりブロック28を第２図中の矢印Ｘ方向に移動位置決
めする。ブロック28上には右Ｙ軸制御部20を固着してあ
り、丸ピン16、プレート13を介してスクリーン版11を前
記矢印Ｘ方向に移動位置決めする。プリント基板９の表
面には予め定めた場所に複数の第１の位置決め用マーク
31a,31bを設けてある。スクリーン版11の所定の場所に
も複数の第２の位置決め用マーク32a、32bを設けてあ
る。又第１の位置決め用マーク31a,31bと第２の位置決
め用マーク32a,32bの位置は同位置関係になくてもよ
い。33は認識用カメラで、第１図及び第２図に示すよう
に、この認識用カメラ33を矢印x,y,z方向に移動可能な
駆動部34に搭載してある。駆動部34は認識用カメラ33を
上下移動するｚ軸35と、ステージ10と同方向に移動する
ｘ軸36と、ｘ軸36に対して垂直方向に移動するｙ軸37で
構成されている。各軸の駆動はボールネジとサーボモー
タ等によって行われる（図示せず）。38は印刷ヘッドの
一部分である。
以上のように構成されたスクリーン印刷機について、
以下第１図，第２図，第３図，第４図及び第５図を用い
てその動作を説明する。
以下第１図，第２図，第３図，第４図及び第５図を用い
てその動作を説明する。
最初に認識用カメラ33をスクリーン版11に設けた第２
の位置決め用マーク32a,32bの上に移動させその位置を
検出し、２点のマーク座標値として、スクリーン版11の
位置を記憶し、さらに２点間の勾配を計算し記憶する。
次に認識用カメラ33をステージ10上に固定されたプリン
ト基板９に設けた第１の位置決め用マーク31a,31bの上
に移動してその位置を検出し２点のマーク座標値として
基板９の位置を記録し、さらに２点間の勾配を計算し記
憶する。第１及び第２の位置決め用マーク31a,31b,32a,
32bの位置検出は、認識用カメラ33を移動させる駆動部3
4のｘ軸36、ｙ軸37の原点からの移動量を検出して求め
られる。
の位置決め用マーク32a,32bの上に移動させその位置を
検出し、２点のマーク座標値として、スクリーン版11の
位置を記憶し、さらに２点間の勾配を計算し記憶する。
次に認識用カメラ33をステージ10上に固定されたプリン
ト基板９に設けた第１の位置決め用マーク31a,31bの上
に移動してその位置を検出し２点のマーク座標値として
基板９の位置を記録し、さらに２点間の勾配を計算し記
憶する。第１及び第２の位置決め用マーク31a,31b,32a,
32bの位置検出は、認識用カメラ33を移動させる駆動部3
4のｘ軸36、ｙ軸37の原点からの移動量を検出して求め
られる。
次にスクリーン版11とプリント基板９の位置合せ動作
について説明する。最初にプリント基板９とスクリーン
版11の位置決め用マーク31a,31b及び32a,32bから求めた
それぞれの勾配のズレを補正する。プリント基板９を基
準にしてスクリーン版11を回転移動して補正する場合そ
の回転中心点と回転角補正分解能を求める必要がある。
について説明する。最初にプリント基板９とスクリーン
版11の位置決め用マーク31a,31b及び32a,32bから求めた
それぞれの勾配のズレを補正する。プリント基板９を基
準にしてスクリーン版11を回転移動して補正する場合そ
の回転中心点と回転角補正分解能を求める必要がある。
まず、第２図に示すように、認識用カメら33とスクリ
ーン版11上のマーク32a又は、32b又はプレート13に取付
けた仮基準ピン39のいずれかの上に移動させる。次にカ
メラ33を固定しておき丸ピン16を中心として、左Ｙ軸制
御部19を移動させスクリーン版11及びプレート13を回転
させる。そして第３図に示すように各々異なった３箇所
の位置で、回転を静止させ各々の仮基準ピン39の位置を
検出し各々座標値を記憶する。各々の座標値が（x1，
y1）（x2，y2）（x3，y3）である場合、次の式 (x-xO)2＋(y-yO)2＝R2 ……（１） に代入し、連立方程式を解くことにより、回転中心であ
る丸ピン16の座標（xO，yO）回転半径Ｒを求める。さら
に、各々の座標値より左Ｙ軸制御部19の移動量と回転角
の相関関係より回転角補正分解能を求める。
ーン版11上のマーク32a又は、32b又はプレート13に取付
けた仮基準ピン39のいずれかの上に移動させる。次にカ
メラ33を固定しておき丸ピン16を中心として、左Ｙ軸制
御部19を移動させスクリーン版11及びプレート13を回転
させる。そして第３図に示すように各々異なった３箇所
の位置で、回転を静止させ各々の仮基準ピン39の位置を
検出し各々座標値を記憶する。各々の座標値が（x1，
y1）（x2，y2）（x3，y3）である場合、次の式 (x-xO)2＋(y-yO)2＝R2 ……（１） に代入し、連立方程式を解くことにより、回転中心であ
る丸ピン16の座標（xO，yO）回転半径Ｒを求める。さら
に、各々の座標値より左Ｙ軸制御部19の移動量と回転角
の相関関係より回転角補正分解能を求める。
以上カメラ33を固定してカメラ視野内での移動の場合
であるが、カメラ視野内から出る場合は順次カメラ33を
追従させ、各々の座標値を求め上記と同様な計算方法で
回転中心座標と回転角度補正分解能を算出する。
であるが、カメラ視野内から出る場合は順次カメラ33を
追従させ、各々の座標値を求め上記と同様な計算方法で
回転中心座標と回転角度補正分解能を算出する。
以上の方法は、左Ｙ軸制御部のみ動かして、回転中心
座標と回転分解能を算出する方法である。同様に計算方
法で、左Ｙ軸制御部19と右Ｙ軸制御部20を移動させてス
クリーン版11及びプレート13を回転させる。そして第４
図に示すように各々異なった３箇所で回転を静止させ各
々の仮基準ピン39の位置を検出し各々の座標値を記憶す
る。各々の座標値から、前記式（１）から同様な計算方
法で仮想回転中心16を求める。さらに、各々の座標値よ
り左Ｙ軸制御19と右Ｙ軸制御部20を移動量と回転角の相
関関係より回転角補正分解能を求める。
座標と回転分解能を算出する方法である。同様に計算方
法で、左Ｙ軸制御部19と右Ｙ軸制御部20を移動させてス
クリーン版11及びプレート13を回転させる。そして第４
図に示すように各々異なった３箇所で回転を静止させ各
々の仮基準ピン39の位置を検出し各々の座標値を記憶す
る。各々の座標値から、前記式（１）から同様な計算方
法で仮想回転中心16を求める。さらに、各々の座標値よ
り左Ｙ軸制御19と右Ｙ軸制御部20を移動量と回転角の相
関関係より回転角補正分解能を求める。
次に、回転中心座標と、回転角補正分解能を別々の方
法で求め、それぞれを組みあわせることによりスクリー
ン版の回転補正を行う他の方法を説明する。
法で求め、それぞれを組みあわせることによりスクリー
ン版の回転補正を行う他の方法を説明する。
回転中心座標を求める他の第１方法として、認識用カ
メラ33を丸ピン16又は丸穴14の上に移動させ直接認識し
て回転中心座標を求める方法、他の第２の方法は、予め
基準ピン39と丸ピン16又は丸穴14の距離を３次元測定器
等で測定しておき、認識用カメラ33で基準ピン39の上に
移動させ、基準ピンの位置座標から回転中心座標を求め
る方法、更に他の第３の方法は、第５図に示すように基
準ピン40の取付けを、回転中心を有するブロック22に設
けたことであり、回転中心の測定及び計算方法は他の第
２の方法と同じである。
メラ33を丸ピン16又は丸穴14の上に移動させ直接認識し
て回転中心座標を求める方法、他の第２の方法は、予め
基準ピン39と丸ピン16又は丸穴14の距離を３次元測定器
等で測定しておき、認識用カメラ33で基準ピン39の上に
移動させ、基準ピンの位置座標から回転中心座標を求め
る方法、更に他の第３の方法は、第５図に示すように基
準ピン40の取付けを、回転中心を有するブロック22に設
けたことであり、回転中心の測定及び計算方法は他の第
２の方法と同じである。
回転角度補正分解能を求める他の第１の方法は、認識
用カメラ33をスクリーン版上のマーク32a又は32b又は基
準ピン39のいずれかの上に移動させる。カメラ33を固定
しておき丸ピン16を中心として左Ｙ軸制御部19を移動さ
せスクリーン版及びプレート13を回転させる。回転時の
各々異なる２箇所の位置で回転を静止させ各々の位置を
検出し座標値を記憶する。各々の座標値より左Ｙ軸制御
部19の移動量と前記した各々異なる２箇所の座標位置か
ら算出できる回転角の相関関係より求める方法。以上は
カメラ33を固定してカメラ視野内での移動の場合である
が、カメラ視野内から出る場合は順次カメラ33を追従さ
せ、各々の座標値を求め上記と同様な計算方法で算出す
る。他の第２の方法は、丸穴14と丸穴17の距離を３次元
測定器等で測定し、その距離と左Ｙ軸制御部19の移動量
から計算する方法がある。
用カメラ33をスクリーン版上のマーク32a又は32b又は基
準ピン39のいずれかの上に移動させる。カメラ33を固定
しておき丸ピン16を中心として左Ｙ軸制御部19を移動さ
せスクリーン版及びプレート13を回転させる。回転時の
各々異なる２箇所の位置で回転を静止させ各々の位置を
検出し座標値を記憶する。各々の座標値より左Ｙ軸制御
部19の移動量と前記した各々異なる２箇所の座標位置か
ら算出できる回転角の相関関係より求める方法。以上は
カメラ33を固定してカメラ視野内での移動の場合である
が、カメラ視野内から出る場合は順次カメラ33を追従さ
せ、各々の座標値を求め上記と同様な計算方法で算出す
る。他の第２の方法は、丸穴14と丸穴17の距離を３次元
測定器等で測定し、その距離と左Ｙ軸制御部19の移動量
から計算する方法がある。
以上回転中心座標を求める４通りの方法と、回転角補
正分解能を求める３通りの方法の組み合わせにより回転
中心座標と回転角補正分解能を求め、左Ｙ軸制御部19を
必要量移動させることによってプリント基板９にスクリ
ーン版11の勾配を一致させる。
正分解能を求める３通りの方法の組み合わせにより回転
中心座標と回転角補正分解能を求め、左Ｙ軸制御部19を
必要量移動させることによってプリント基板９にスクリ
ーン版11の勾配を一致させる。
次に勾配を一致させた後の位置合せマーク31a,31b及
び32a,32bの位置ズレを算出し左Ｙ軸制御部19と右Ｙ軸
制御部20を移動することによってＹ軸方向のずれを、ま
たＸ軸制御部21を移動することによってＸ軸方向のずれ
を、各々スクリーン版11を必要量移動させることによっ
てプリント基板９に一致させる。
び32a,32bの位置ズレを算出し左Ｙ軸制御部19と右Ｙ軸
制御部20を移動することによってＹ軸方向のずれを、ま
たＸ軸制御部21を移動することによってＸ軸方向のずれ
を、各々スクリーン版11を必要量移動させることによっ
てプリント基板９に一致させる。
以上、仮想回転中心を求める以外は回転中心がピン16
又は丸穴14の場合であるが、ピン16,17の間のプレート1
3上に回転中心を設定する場合、左Ｙ軸制御部19と右Ｙ
軸制御部20を移動させることにより上記と同様な方法で
回転中心座標と回転角補正分解能を求めることができ、
上記よりも大きな角度補正を行うことができおる。また
第１図において、ステージ10の停止位置Ａと水平移動位
置Ｂは予め位置データとして記憶させてあるのでステー
ジ10が水平移動してＢ位置に来た時にプリント基板９す
なわち第１の位置決め用マーク31がどこに位置するかわ
かるので第１と第２の位置検出用マークのズレ分を位置
制御部18に設けたパルスモータ26,27,30に駆動指令を出
し、スクリーン版11を移動位置決めすることによって第
１及び第２の位置決め用マーク31a,31bと32a,32bの位置
合せができ、すなわちスクリーン版11とプリント基板９
の位置合せができる。次にステージ10をＣ位置すなわち
スクリーン版11下部の印刷可能位置までプリント基板９
を上昇させてスクリーン印刷を行う。
又は丸穴14の場合であるが、ピン16,17の間のプレート1
3上に回転中心を設定する場合、左Ｙ軸制御部19と右Ｙ
軸制御部20を移動させることにより上記と同様な方法で
回転中心座標と回転角補正分解能を求めることができ、
上記よりも大きな角度補正を行うことができおる。また
第１図において、ステージ10の停止位置Ａと水平移動位
置Ｂは予め位置データとして記憶させてあるのでステー
ジ10が水平移動してＢ位置に来た時にプリント基板９す
なわち第１の位置決め用マーク31がどこに位置するかわ
かるので第１と第２の位置検出用マークのズレ分を位置
制御部18に設けたパルスモータ26,27,30に駆動指令を出
し、スクリーン版11を移動位置決めすることによって第
１及び第２の位置決め用マーク31a,31bと32a,32bの位置
合せができ、すなわちスクリーン版11とプリント基板９
の位置合せができる。次にステージ10をＣ位置すなわち
スクリーン版11下部の印刷可能位置までプリント基板９
を上昇させてスクリーン印刷を行う。
以上のように本実施例によれば、プリント基板９に第
１の位置決め用マーク31a,31bとスクリーン版11に第２
の位置決め用マーク32a,32bと、第１及び第２の位置決
め用マーク31a,31b,32a,32bの位置検出を行う認識用カ
メラ33と、プリント基板９を上面に固定し、スクリーン
版11に対して相対的に水平及び上昇移動させて印刷可能
な位置に搬送するステージ10と、スクリーン版11を位置
制御する位置制御部18と、認識用カメラ33第１及び第２
の位置決め用マーク位置31a,31b,32a,32bの位置検出可
能位置まで移動させる駆動部34を設けることにより、試
し刷りをすることなくスクリーン版11とプリント基板９
の位置合せを高精度に合せることができる。
１の位置決め用マーク31a,31bとスクリーン版11に第２
の位置決め用マーク32a,32bと、第１及び第２の位置決
め用マーク31a,31b,32a,32bの位置検出を行う認識用カ
メラ33と、プリント基板９を上面に固定し、スクリーン
版11に対して相対的に水平及び上昇移動させて印刷可能
な位置に搬送するステージ10と、スクリーン版11を位置
制御する位置制御部18と、認識用カメラ33第１及び第２
の位置決め用マーク位置31a,31b,32a,32bの位置検出可
能位置まで移動させる駆動部34を設けることにより、試
し刷りをすることなくスクリーン版11とプリント基板９
の位置合せを高精度に合せることができる。
なお、第１及び第２の位置合せマーク31a,31b,32a,32
bの位置合せをするのに本実施例では位置制御部18によ
ってスクリーン版11を移動位置決めしたが、ステージ10
に位置制御部を設けプリント基板９側を移動位置決めし
てもよい。
bの位置合せをするのに本実施例では位置制御部18によ
ってスクリーン版11を移動位置決めしたが、ステージ10
に位置制御部を設けプリント基板９側を移動位置決めし
てもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、被印刷であるプリント基板を
位置決めし、このプリント基板の位置と傾きを検出する
第１工程と、前記スクリーン版を位置決めし、このスク
リーン版の位置と傾きを検出する第２工程と、スクリー
ン版の回転中心軸を予め設定しておく第３工程と、前記
プリント基板の傾きと同一となるようスクリーン版を前
記回転中心軸を中心として回転させる第４工程と、前記
プリント基板の位置と一致させるよう前記スクリーン版
を平面移動させる第５工程とを設けることにより、試し
刷りをすることなくスクリーン版とプリント基板の位置
を高精度に合せることができ、版交換作業時間の短縮を
図ることができ装置稼動率向上を図ることができる。
位置決めし、このプリント基板の位置と傾きを検出する
第１工程と、前記スクリーン版を位置決めし、このスク
リーン版の位置と傾きを検出する第２工程と、スクリー
ン版の回転中心軸を予め設定しておく第３工程と、前記
プリント基板の傾きと同一となるようスクリーン版を前
記回転中心軸を中心として回転させる第４工程と、前記
プリント基板の位置と一致させるよう前記スクリーン版
を平面移動させる第５工程とを設けることにより、試し
刷りをすることなくスクリーン版とプリント基板の位置
を高精度に合せることができ、版交換作業時間の短縮を
図ることができ装置稼動率向上を図ることができる。
第１図は本発明の一実施例におけるスクリーン印刷機の
要部正面図、第２図は第１図の腰部平面図、第３図は第
２図の仮基準ピンと丸ピンの要部平面図、第４図は第２
図の仮基準ピンと仮想回転中心の要部平面図、第５図は
仮基準ピンを右Ｙ軸制御部のブロックに取付けた場合の
要部平面図、第６図は従来のスクリーン印刷機の要部正
面図である。 ９……プリント基板、10……ステージ、11……スクリー
ン版、18……位置制御部、31a,31b……第１の位置決め
用マーク、32a,32b……第２の位置決め用マーク、33…
…認識用カメラ、34……駆動部。
要部正面図、第２図は第１図の腰部平面図、第３図は第
２図の仮基準ピンと丸ピンの要部平面図、第４図は第２
図の仮基準ピンと仮想回転中心の要部平面図、第５図は
仮基準ピンを右Ｙ軸制御部のブロックに取付けた場合の
要部平面図、第６図は従来のスクリーン印刷機の要部正
面図である。 ９……プリント基板、10……ステージ、11……スクリー
ン版、18……位置制御部、31a,31b……第１の位置決め
用マーク、32a,32b……第２の位置決め用マーク、33…
…認識用カメラ、34……駆動部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村蒔 克也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中平 仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−53790（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−293799（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−123543（ＪＰ，Ａ)
Claims (4)
- 【請求項１】回路パターンを形成したプリント基板にク
リーム半田等をスクリーン版にて印刷塗布するスクリー
ン印刷方法であって、プリント基板を位置決めし、この
プリント基板上に設けた２点の位置決め用マークの位置
を検出し、前記位置決め用マーク間の傾きを求めるとと
もにスクリーン版を位置決めし、このスクリーン版上に
設けた２点の位置決め用マークの位置を検出し、前記位
置決め用マーク間の傾きを求める第１工程と、スクリー
ン版の回転中心軸をを設定する第２工程と、プリント基
板の傾きと同一になるようスクリーン版を前記回転中心
軸を中心として回転させる第３工程と、前記プリント基
板の位置と一致させるように前記スクリーン版を平面移
動させる第４工程とからなるスクリーン印刷方法。 - 【請求項２】スクリーン版の回転移動は、スクリーン版
の一方は回転中心軸を中心として固定し、他方は一方向
に移動させて行う特許請求の範囲第１項記載のスクリー
ン印刷方法。 - 【請求項３】回路パターンを形成したプリント基板にク
リーム半田等をスクリーン版にて印刷塗布するスクリー
ン印刷方法であって、プリント基板を位置決めし、この
プリント基板上に設けた２点の位置決め用マークの位置
を検出し、前記位置決め用マーク間の傾きを求めるとと
もにスクリーン版を位置決めし、このスクリーン版上に
設けた２点の位置決め用マークの位置を検出し、前記位
置決め用マーク間の傾きを求める第１工程と、スクリー
ン版を一点を中心として回転させ、前記スクリーン版上
の同一位置の点を少なくとも３回求め、これらの位置か
らスクリーン版の回転中心軸を求める第２工程と、プリ
ント基板の傾きと同一になるようスクリーン版を前記回
転中心軸を中心として回転させる第３工程と、前記プリ
ント基板の位置とスクリーン基板の位置とを一致させる
ように前記スクリーン版の回転中心軸を平面移動させる
第４工程とからなるスクリーン印刷方法。 - 【請求項４】回路パターンを形成したプリント基板にク
リーム半田等をスクリーン版にて印刷塗布するスクリー
ン印刷方法であって、プリント基板を位置決めし、この
プリント基板上に設けた２点の位置決め用マークの位置
を検出し、前記位置決め用マーク間の傾きを求めるとと
もにスクリーン版を位置決めし、このスクリーン版上に
設けた２点の位置決め用マークの位置を検出し、前記位
置決め用マーク間の傾きを求める第１工程と、プリント
基板を一点を中心として回転させ、前記プリント基板上
の同一位置の点を少なくとも３回求め、これらの位置か
らプリント基板の回転中心軸を求める第２工程と、前記
スクリーン版の傾きと同一になるようプリント基板を前
記回転中心軸を中心として回転させる第３工程と、前記
スクリーン版の位置と前記プリント基板の位置とを一致
させるように前記プリント基板の回転中心軸を平面移動
させる第４工程とからなるスクリーン印刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1008217A JP2745623B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | スクリーン印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1008217A JP2745623B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | スクリーン印刷方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02188991A JPH02188991A (ja) | 1990-07-25 |
| JP2745623B2 true JP2745623B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=11687049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1008217A Expired - Lifetime JP2745623B2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | スクリーン印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2745623B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6131511A (en) * | 1996-06-14 | 2000-10-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Screen printing method and screen printing apparatus |
| KR20010001737A (ko) * | 1999-06-08 | 2001-01-05 | 김선수 | 스크린 프린터의 캡처장치 및 그 방법 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6153790A (ja) * | 1984-08-23 | 1986-03-17 | 株式会社日立製作所 | 印刷用マスク位置合わせ方法 |
| JPS61123543A (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-11 | Hitachi Ltd | スクリ−ン印刷機の版合せ方法 |
| JPH0797700B2 (ja) * | 1986-06-13 | 1995-10-18 | マミヤ・オーピー株式会社 | プリント基板へのクリ−ム半田印刷方法 |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP1008217A patent/JP2745623B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02188991A (ja) | 1990-07-25 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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