JPH07240861A - 旋回装置 - Google Patents
旋回装置Info
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- JPH07240861A JPH07240861A JP6029734A JP2973494A JPH07240861A JP H07240861 A JPH07240861 A JP H07240861A JP 6029734 A JP6029734 A JP 6029734A JP 2973494 A JP2973494 A JP 2973494A JP H07240861 A JPH07240861 A JP H07240861A
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- JP
- Japan
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- pin
- turning
- intermediate plate
- base
- stopper
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Abstract
とする。 【構成】テーブル14を旋回すると、テーブル14が中
間プレート16に対しθ1 °独立して旋回したのち、規
制ピン44が中間プレート16の開口部46に当接す
る。そして、中間プレート16は、規制ピン44に押さ
れテーブル14と共に旋回し始め、中間プレート16の
係合ピン48がベース12のストッパピン50から退避
し始める。中間プレート16がθ2 °旋回した時に係合
ピン48が略一回転してストッパピン50に当接する。
これにより、テーブル14の旋回が停止する。テーブル
14の一方向旋回範囲は、θ1 °とθ2 °との和となる
ので、θ1 °とθ2 °との和が360°以上となる寸法
に、各ピン44、48、46と開口部46の直径、及び
形成位置を設定する。
Description
ースに対して旋回テーブルを旋回させることにより、該
テーブル上に載置されたテレビカメラの撮影方向を変更
する旋回装置に関する。
テーブル側に設けると共に、ストッパピンをベース側に
設け、テーブルの旋回時に前記係合ピンがストッパピン
に当接することによりテーブルの旋回範囲を規制して、
テレビカメラの配線等が絡まないようにしている。
回範囲は、係合ピン及びストッパピンの直径分を360
°から差し引いたものとなるので、テレビカメラの撮影
範囲に死角が生じるという欠点がある。そこで、このよ
うな不具合を解消する旋回装置が特開平4-150384号公報
に開示されている。この旋回装置は、ベースとテーブル
との間に弓形のブロックを介在させており、テーブルを
一方向に回転させると、係合ピンは第1ストッパピン上
を通過して前記ブロックに当接する。そして、テーブル
を更に旋回すると、前記ブロックは、係合ピンに押され
てテーブルと共に旋回し第2ストッパピンに当接する。
また、テーブルを逆方向に回転させると、係合ピンは第
2ストッパピン上を通過して前記ブロックに当接し、そ
して、前記ブロックは、係合ピンに押されてテーブルと
共に旋回し第1ストッパピンに当接する。これにより、
前記旋回装置では、テーブル旋回範囲を360°以上得
ることができる。
平4-150384号公報に開示された従来の旋回装置は、テー
ブルを一方向、及び逆方向に旋回させ、その旋回角度の
和が360°以上となるものであって、一方向に於ける
テーブル旋回範囲は、係合ピン及びストッパピンの直径
分とブロックの長さ分とを足したものを360°から差
し引いた角度となり360°を超えない。
いた範囲にテレビカメラを移動する場合、テーブルを逆
方向に一回転させなければならないので、テレビカメラ
の操作性が悪いという欠点がある。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたもので、旋回テーブルを一方向に
360°以上旋回させることができる旋回装置を提供す
ることを目的とする。
成するために、ストッパ部材が形成されたベースと、前
記ベースに旋回自在に支持された旋回テーブルと、前記
ベースと旋回テーブルとの間で該旋回テーブルと同芯に
旋回自在に支持され、ベースの前記ストッパ部材と係合
して、その回転が規制される係合部材が形成された中間
部材と、から成り、前記旋回テーブルと中間部材との間
には、前記旋回テーブルを中間部材に対して所定の許容
回転角度の旋回を可能とする規制部材が設けられ、前記
中間部材の係合部材が前記ベースのストッパ部材に係合
することによって生じる該中間部材の回転不能角度より
も、前記旋回テーブルと中間部材との許容回転角度を大
きくしたことを特徴としている。
間部材をベースとテーブルとの間に旋回自在に配置し、
この中間部材とテーブルとの間に設けた規制部材の作
用、及び中間部材の係合部材とベースのストッパ部材と
の作用によって、テーブルを一方向に360°以上旋回
可能としている。
方向に旋回すると、テーブルは、規制部材により中間部
材に対して所定の許容回転角度旋回する。そして、テー
ブルを更に旋回すると、中間部材は前記規制部材から伝
達される駆動力によりテーブルと共に旋回し、そして、
所定角度旋回した時に中間部材の係合部材がベースのス
トッパ部材と当接してテーブルの旋回が停止する。
トッパ部材に係合することによって生じる中間部材の回
転不能角度よりも、旋回テーブルと中間部材との許容回
転角度を大きく設定することにより、旋回テーブルを一
方向に360°以上旋回させることができる。
の好ましい実施例について詳説する。図1は、本発明に
係る旋回装置がテレビカメラ用の旋回装置に適用された
実施例を示す断面図である。
ル14、中間プレート16、及びモータ18を主な構成
としている。前記ベース12は下部が台座20上に固定
され、上部にはドーナツ円板状のテーブル14が軸受2
2を介して旋回自在に設けられている。また、ベース1
2の上部には凹部24が形成されており、この凹部24
内にはドーナツ円板状の中間プレート16がベース12
とテーブル14とに挟まれて配置される。中間プレート
16は、その上面と下面とが軸受26、30を介してテ
ーブル14、及びベース12に旋回自在に支持されてテ
ーブル14の旋回軸32と同芯で旋回可能となってい
る。
る。このモータ18の軸34は、前記旋回軸32と同芯
に配置され、テーブル14と中間プレート16との中央
開口部36、38を介してベース12の凹部24に固定
されている。また、モータ18の回転ロータ40はテー
ブル14の中央開口部36の周縁に固着されている。従
って、モータ18を駆動すると、テーブル14は旋回軸
32を中心に旋回し、テーブル14上に載置されたテレ
ビカメラ42の撮影方向を変更する。
規制部材である規制ピン44が図2に示すように固着さ
れ、この規制ピン44は中間プレート16に形成された
他方側の規制部材である円形開口部46内に配置されて
いる。円形開口部46は図3に示すように、前記規制ピ
ン44の直径よりも略3倍の直径で形成され、規制ピン
44がθ1 °の範囲で自由に移動できる大きさに形成さ
れる。これにより、テーブル14は、中間プレート16
に対してθ1 °(許容回転角度)の範囲で独立して旋回
することができる。
る係合ピン48が固着される。また、ベース12の凹部
24にはストッパ部材であるストッパピン50が固着さ
れる。係合ピン48とストッパピン50は、前記規制ピ
ン44よりも旋回軸32に対して離れた位置に固着され
ており、係合ピン48が図3に示す位置から図5に示す
ようにθ2 °時計回り方向に移動することによりストッ
パピン50に当接する。これにより、中間プレート16
は、ベース12に対して前記θ2 °の範囲で旋回するこ
とができる。
開口部46の直径、及び形成位置は、中間プレート16
の係合ピン48がベース12のストッパピン50に係合
することによって生じる中間プレート16の回転不能角
度θ3 °よりも、テーブル14と中間プレート16との
許容回転角度θ1 °を大きく設定されている。即ち、前
記θ1 °とθ2 °との和が360°以上となる寸法に設
定されている。
用について図2〜図5を参照しながら説明する。本実施
例では、テーブル14の時計回り方向における作用につ
いて説明し、反時計回り方向の作用は時計回り方向の逆
の作用なので、その説明は省略する モータ18を駆動してテーブル14を図3に示した位置
から時計回り方向に旋回すると、テーブル14が中間プ
レート16に対してθ1 °独立して旋回したのち、テー
ブル14の規制ピン44が中間プレート16の開口部4
6に当接する。そして、中間プレート16は、前記規制
ピン44に押されてテーブル14と共に旋回し始め、こ
れに伴い中間プレート16の係合ピン48がベース12
のストッパピン50から図中時計回り方向に退避し始め
る。
中間プレート16と共に更に旋回すると、図5に示すよ
うに中間プレート16がθ2 °旋回した時に前記係合ピ
ン48がストッパピン50に当接する。これにより、中
間プレート16及びテーブル14の旋回が規制され、テ
ーブル14の旋回が停止する。テーブル14の一方向
(時計回り方向)に於ける旋回範囲は、前述したよう
に、テーブル14が中間プレート16に対して単独で旋
回する角度θ1 °と、中間プレート16と共に旋回する
角度θ2 °との和となる。
°との和が360°以上となる寸法に、各ピン44、4
8、46と開口部46の直径、及び形成位置を設定して
いるので、テーブル14を一方向に360°以上旋回さ
せることができる。従って、本実施例の旋回装置10を
使用することにより、テレビカメラ42の操作性が従来
の旋回装置よりも向上する。
口部46を形成したが、これに限られるものではなく、
図6に示すように規制ピン44の移動軌跡に沿った円弧
状の長孔52を形成しても良い。この場合、規制ピン4
4の単独移動角度θ1 ´を円形開口部46の場合
(θ1 )と比較して広角度に設定できるので、テーブル
14の一方向に於ける旋回角度を500°程度に設定す
ることができる。
プレート16との間の規制部材として、ピン44と開口
部46との関係について説明したが、これに限られるも
のではない。例えば、前記ピン44の代わりに開口部を
形成し、前記開口部46の代わりにピンを設けて本実施
例と逆の構成にしても良く、また、ピンとピンとの関係
であっても良い。この場合、テーブル14若しくは中間
プレート16のうち一方側の部材に2本のピンを所定間
隔をもって設け、このピンとピンとの範囲内で、他方側
の部材に設けたピンを単独移動できるように配置すれば
良い。
ン50を使用し、中間プレート16の係合部材としてピ
ン48を使用したが、これに限られるものではなく、ピ
ンと開口部との関係であっても良い。
置によれば、旋回テーブルと同芯で旋回する中間部材を
ベースと旋回テーブルとの間に旋回自在に配置し、中間
部材の係合部材がベースのストッパ部材に係合すること
によって生じる中間部材の回転不能角度よりも、旋回テ
ーブルと中間部材との許容回転角度を大きく設定したの
で、旋回テーブルを一方向に360°以上旋回させるこ
とができる。
メラ用の旋回装置に適用された断面図
図
図
図
図
示す平面図
Claims (1)
- 【請求項1】 ストッパ部材が形成されたベースと、 前記ベースに旋回自在に支持された旋回テーブルと、 前記ベースと旋回テーブルとの間で該旋回テーブルと同
芯に旋回自在に支持され、ベースの前記ストッパ部材と
係合して、その回転が規制される係合部材が形成された
中間部材と、から成り、 前記旋回テーブルと中間部材との間には、前記旋回テー
ブルを中間部材に対して所定の許容回転角度の旋回を可
能とする規制部材が設けられ、 前記中間部材の係合部材が前記ベースのストッパ部材に
係合することによって生じる該中間部材の回転不能角度
よりも、前記旋回テーブルと中間部材との許容回転角度
を大きくしたことを特徴とする旋回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02973494A JP3331572B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 旋回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02973494A JP3331572B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 旋回装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07240861A true JPH07240861A (ja) | 1995-09-12 |
JP3331572B2 JP3331572B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=12284341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02973494A Expired - Fee Related JP3331572B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 旋回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3331572B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015101967A1 (en) * | 2014-01-06 | 2015-07-09 | Koninklijke Philips N.V. | Stop mechanism for a rotary device |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP02973494A patent/JP3331572B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015101967A1 (en) * | 2014-01-06 | 2015-07-09 | Koninklijke Philips N.V. | Stop mechanism for a rotary device |
CN105980761A (zh) * | 2014-01-06 | 2016-09-28 | 飞利浦灯具控股公司 | 用于旋转设备的停止机构 |
US10066778B2 (en) | 2014-01-06 | 2018-09-04 | Philips Lighting Holdingb.V. | Stop mechanism for a rotary device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3331572B2 (ja) | 2002-10-07 |
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