JPH042589Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH042589Y2 JPH042589Y2 JP7773086U JP7773086U JPH042589Y2 JP H042589 Y2 JPH042589 Y2 JP H042589Y2 JP 7773086 U JP7773086 U JP 7773086U JP 7773086 U JP7773086 U JP 7773086U JP H042589 Y2 JPH042589 Y2 JP H042589Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chair
- seat plate
- base
- fixed
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は回転椅子のベースに関し、特に理美
容椅子の回転ベースに関するものである。
容椅子の回転ベースに関するものである。
理美容椅子において使用される電気器具の電源
コードは、椅子のベースを通つて引込まれる。一
方、理美容椅子は客の昇り降り等の便宜のため、
回転自在に形成されるため、何らかの手段を施さ
ないと、電源コードが捩れることになり、断線の
おそれがある。
コードは、椅子のベースを通つて引込まれる。一
方、理美容椅子は客の昇り降り等の便宜のため、
回転自在に形成されるため、何らかの手段を施さ
ないと、電源コードが捩れることになり、断線の
おそれがある。
そのため、従来は椅子のベースにロータリ接点
を設け、電源コードに捩れが生じることを防止し
ている。
を設け、電源コードに捩れが生じることを防止し
ている。
しかしながら、ロータリ接点を用いたものは、
接点の接触不良が生じ易いとともに、コスト高と
なる問題点がある。
接点の接触不良が生じ易いとともに、コスト高と
なる問題点がある。
そこで、この考案は椅子の回転角度が360度を
越えないように制限することにより、ロータリ接
点を用いることなく電源コードの捩れを防止する
ことを目的とする。
越えないように制限することにより、ロータリ接
点を用いることなく電源コードの捩れを防止する
ことを目的とする。
上記の問題点を解決するために、この考案は椅
子の基板に設けた取付孔にこれと同芯状態に座板
のボス部を挿入するとともにその座板を基板に対
し回転自在に支持してなる回転椅子のベースにお
いて、上記取付孔の内周とボス部外周との間に環
状の空所を設け、その空所の底面に基板と一体の
一対の固定ストツパーを所要の距離をおいて突設
し、上記ボス部外周に各固定ストツパーに当たる
ことなくその上面を通過しうる可動ストツパーを
突設し、かつ上記一対の回転ストツパーの間に可
動ストツパーに係合する高さの係合ピースをスラ
イド自在に介在した構成としたものである。
子の基板に設けた取付孔にこれと同芯状態に座板
のボス部を挿入するとともにその座板を基板に対
し回転自在に支持してなる回転椅子のベースにお
いて、上記取付孔の内周とボス部外周との間に環
状の空所を設け、その空所の底面に基板と一体の
一対の固定ストツパーを所要の距離をおいて突設
し、上記ボス部外周に各固定ストツパーに当たる
ことなくその上面を通過しうる可動ストツパーを
突設し、かつ上記一対の回転ストツパーの間に可
動ストツパーに係合する高さの係合ピースをスラ
イド自在に介在した構成としたものである。
座板の回転始点を、一対の固定ストツパーの距
離の中点と中心対称の位置に設定しておく。上記
の位置から座板を回転すると、座板ボス部に設け
た可動ストツパーが一方の固定ストツパー上を通
過し、係合ピースを引き連れて移動する。係合ピ
ースが他方の固定ストツパーに係合すると座板の
回転が停止する。これにより、座板は180度を幾
分越える範囲内で自由に回転する。座板を上記と
逆方向に回転させる場合も同様である。
離の中点と中心対称の位置に設定しておく。上記
の位置から座板を回転すると、座板ボス部に設け
た可動ストツパーが一方の固定ストツパー上を通
過し、係合ピースを引き連れて移動する。係合ピ
ースが他方の固定ストツパーに係合すると座板の
回転が停止する。これにより、座板は180度を幾
分越える範囲内で自由に回転する。座板を上記と
逆方向に回転させる場合も同様である。
第1図および第2図に示すように、この考案の
実施例は、椅子の基板1と一体の環状支持板2を
設け、その支持板2の中心筒部3の内周に環状凹
所4を形成している。また、上記の支持板2上に
ベアリング5を介して円盤形の座板6を回転自在
に載せ、そのボス部7を上記の筒部3の内周に挿
入する。ボス部7と座板6の下面のコーナ部分に
は、前記の凹所4と対向した環状凹所8が形成さ
れ、両方の凹所4,8によつてボス部7の外周に
環状空所9が形成されている。
実施例は、椅子の基板1と一体の環状支持板2を
設け、その支持板2の中心筒部3の内周に環状凹
所4を形成している。また、上記の支持板2上に
ベアリング5を介して円盤形の座板6を回転自在
に載せ、そのボス部7を上記の筒部3の内周に挿
入する。ボス部7と座板6の下面のコーナ部分に
は、前記の凹所4と対向した環状凹所8が形成さ
れ、両方の凹所4,8によつてボス部7の外周に
環状空所9が形成されている。
また、上記ボス部7の下端に設けたネジ部10
にナツト11を嵌め、そのナツト11と前記の筒
部3の下面との間にベアリング12を介在してい
る。
にナツト11を嵌め、そのナツト11と前記の筒
部3の下面との間にベアリング12を介在してい
る。
前記の空所9において、支持板2の凹所4の底
面には、第3図及び第4図に示すように、所要の
距離をおいて一対の固定ストツパー13が突設さ
れている。これらの固定ストツパー13の高さ
は、凹所4の深さのおよそ半分である。
面には、第3図及び第4図に示すように、所要の
距離をおいて一対の固定ストツパー13が突設さ
れている。これらの固定ストツパー13の高さ
は、凹所4の深さのおよそ半分である。
また、前記座板6のボス部7の外周には、空所
9内に突出する可動ストツパー14が設けられて
いる。この可動ストツパー14は、上記の固定ス
トツパー13より高い位置、即ち固定ストツパー
13に当たることなくその上を通過しうる位置に
設けられている。
9内に突出する可動ストツパー14が設けられて
いる。この可動ストツパー14は、上記の固定ス
トツパー13より高い位置、即ち固定ストツパー
13に当たることなくその上を通過しうる位置に
設けられている。
一方、前記の一対の固定ストツパー13の間に
は、係合ピース15がスライド自在に介在されて
いる。この係合ピース15は、その下部が固定ス
トツパー13に係合するとともに、上部が可動ス
トツパー14に係合する高さに形成されている。
は、係合ピース15がスライド自在に介在されて
いる。この係合ピース15は、その下部が固定ス
トツパー13に係合するとともに、上部が可動ス
トツパー14に係合する高さに形成されている。
以上の構成でなる回転椅子のベースは、座板6
上に椅子本体を固定して使用される。この場合座
板6の基準位置、即ち回転始点は、第3図及び第
4図に示すように、一対の固定ストツパー13間
の距離の中点と中心対称の位置Aに設定してお
く。
上に椅子本体を固定して使用される。この場合座
板6の基準位置、即ち回転始点は、第3図及び第
4図に示すように、一対の固定ストツパー13間
の距離の中点と中心対称の位置Aに設定してお
く。
上記の状態から第3図の矢印a方向に座板6を
回転させると、座板6に設けた可動ストツパー1
4は一方の固定ストツパー13上を越えて回転
し、係合ピース15を引き連れて移動する。その
係合ピース15が他方の固定ストツパー13に当
たると座板6の回転が停止する。これにより座板
6は最大180度を幾分越えるまで回転し、再び元
の位置Aに戻る。
回転させると、座板6に設けた可動ストツパー1
4は一方の固定ストツパー13上を越えて回転
し、係合ピース15を引き連れて移動する。その
係合ピース15が他方の固定ストツパー13に当
たると座板6の回転が停止する。これにより座板
6は最大180度を幾分越えるまで回転し、再び元
の位置Aに戻る。
また、第4図に示すように、上記と逆方向(矢
印b)に回転する場合も同様である。
印b)に回転する場合も同様である。
以上のように、この考案は座板が左右いずれの
方向へも半周強回転するため、客の昇り降りやそ
の他の操作に支障がなく、また回転角度の範囲が
限定されているため、電源コードが捩れる心配も
ない。
方向へも半周強回転するため、客の昇り降りやそ
の他の操作に支障がなく、また回転角度の範囲が
限定されているため、電源コードが捩れる心配も
ない。
第1図は実施例の一部切欠斜視図、第2図は同
上の断面図、第3図及び第4図は作用を説明する
ための斜視図である。 1……基板、2……支持板、3……中心筒部、
4……環状凹所、5……ベアリング、6……座
板、7……ボス部、8……環状凹所、9……環状
空所、10……ネジ部、11……ナツト、12…
…ベアリング、13……固定ストツパー、14…
…可動ストツパー、15……係合ピン。
上の断面図、第3図及び第4図は作用を説明する
ための斜視図である。 1……基板、2……支持板、3……中心筒部、
4……環状凹所、5……ベアリング、6……座
板、7……ボス部、8……環状凹所、9……環状
空所、10……ネジ部、11……ナツト、12…
…ベアリング、13……固定ストツパー、14…
…可動ストツパー、15……係合ピン。
Claims (1)
- 椅子の基板に設けた取付孔に、これと同芯状態
に座板のボス部を挿入するとともにその座板を基
板に対し回転自在に支持してなる回転椅子のベー
スにおいて、上記取付孔の内周とボス部外周との
間に環状の空所を設け、その空所の底面に基板と
一体の一対の固定ストツパーを所要の距離をおい
て突設し、上記ボス部外周に各固定ストツパーに
当たることなくその上面を通過しうる可動ストツ
パーを突設し、かつ上記一対の回転ストツパーの
間に可動ストツパーに係合する高さの係合ピース
をスライド自在に介在したことを特徴とする回転
椅子のベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7773086U JPH042589Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7773086U JPH042589Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62188250U JPS62188250U (ja) | 1987-11-30 |
JPH042589Y2 true JPH042589Y2 (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=30926011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7773086U Expired JPH042589Y2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042589Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-21 JP JP7773086U patent/JPH042589Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62188250U (ja) | 1987-11-30 |