JPH042590Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042590Y2 JPH042590Y2 JP10713186U JP10713186U JPH042590Y2 JP H042590 Y2 JPH042590 Y2 JP H042590Y2 JP 10713186 U JP10713186 U JP 10713186U JP 10713186 U JP10713186 U JP 10713186U JP H042590 Y2 JPH042590 Y2 JP H042590Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- rotating shaft
- rotating
- shoe
- chair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は理美容椅子等回転機能を持つた椅子
のロツク装置に関するものである。
のロツク装置に関するものである。
理美容椅子の回転を所定位置で停止させるロツ
クペダルは、従来椅子の固定部分に設けられてい
た。そのため、椅子を回転した場合にロツクペダ
ルが理美容施術者の位置から離れるため、回転の
ロツク及び解除操作が不便になる問題があつた。
クペダルは、従来椅子の固定部分に設けられてい
た。そのため、椅子を回転した場合にロツクペダ
ルが理美容施術者の位置から離れるため、回転の
ロツク及び解除操作が不便になる問題があつた。
このため、ロツクペダルを椅子の回転部分に設
け、かつそのロツクペダルを回転中心対称の2個
所に突設することにより、操作が容易にできるよ
うにしたロツク装置が知られている(実開昭57−
124237号公報)。
け、かつそのロツクペダルを回転中心対称の2個
所に突設することにより、操作が容易にできるよ
うにしたロツク装置が知られている(実開昭57−
124237号公報)。
上記の公知例のように、ロツクペダルを椅子の
回転部分に設け、かつそのロツクペダルを回転中
心対称の2個所に突設した構成においては、ロツ
クシユーを移動させるため、両方のロツクペダル
と一体の回転軸にねじ部を設け、そのねじ部にロ
ツクシユーをねじ嵌合し、ロツクペダルの操作に
よりロツクシユーを軸方向に移動させる構成がと
られる。
回転部分に設け、かつそのロツクペダルを回転中
心対称の2個所に突設した構成においては、ロツ
クシユーを移動させるため、両方のロツクペダル
と一体の回転軸にねじ部を設け、そのねじ部にロ
ツクシユーをねじ嵌合し、ロツクペダルの操作に
よりロツクシユーを軸方向に移動させる構成がと
られる。
このような構成をとる場合、軸受部分より外方
にロツクシユーを取付けると、その分だけロツク
ペダルが外方へ大きく突出することになるため、
ロツクシユーは軸受部分より内方へ取付ける構造
をとらざるをえない。しかし、そうすると、ロツ
クシユーを椅子基部の固定部分に当接するため
に、回転板に穴をあけ、その穴にロツクシユーを
通し、その下端を固定板の内周縁に当接する構成
が採用されることになる。
にロツクシユーを取付けると、その分だけロツク
ペダルが外方へ大きく突出することになるため、
ロツクシユーは軸受部分より内方へ取付ける構造
をとらざるをえない。しかし、そうすると、ロツ
クシユーを椅子基部の固定部分に当接するため
に、回転板に穴をあけ、その穴にロツクシユーを
通し、その下端を固定板の内周縁に当接する構成
が採用されることになる。
しかし、上記のような構成を採用すると、回転
板に穴をあけなければならないとともに、ロツク
シユーを回転軸の中程にねじ嵌合させるため、回
転軸を少なくとも2部分に分断する必要があるな
ど、構造が複雑になる問題があつた。
板に穴をあけなければならないとともに、ロツク
シユーを回転軸の中程にねじ嵌合させるため、回
転軸を少なくとも2部分に分断する必要があるな
ど、構造が複雑になる問題があつた。
そこで、この考案はロツクシユー及びそのねじ
嵌合部分と軸受とを兼用した構成とすることによ
り、上記の問題点を解決することを目的とするも
のである。
嵌合部分と軸受とを兼用した構成とすることによ
り、上記の問題点を解決することを目的とするも
のである。
上記の問題点を解決するために、この考案のロ
ツク装置は、回転軸5を支持するために設けられ
る2個所の軸受3,4のうち一方の軸受4につい
て、これを回転軸5の両側に設けられる一対のガ
イド部材10とロツクシユー9との組合せにより
構成し、ロツクシユー9をガイド部材10にスラ
イド自在に嵌合したものである。なお、回転軸5
は上記の軸受4の部分においてねじ部8を有し、
そのねじ部8にロツクシユー9がねじ嵌合してい
る。
ツク装置は、回転軸5を支持するために設けられ
る2個所の軸受3,4のうち一方の軸受4につい
て、これを回転軸5の両側に設けられる一対のガ
イド部材10とロツクシユー9との組合せにより
構成し、ロツクシユー9をガイド部材10にスラ
イド自在に嵌合したものである。なお、回転軸5
は上記の軸受4の部分においてねじ部8を有し、
そのねじ部8にロツクシユー9がねじ嵌合してい
る。
椅子を回転すると、ロツク装置全体が一体に回
転する。また回転軸5の両端にそれぞれ突設され
たいずれか一方のロツクペダル6又は7を踏むと
回転軸5が回転し、これとねじ嵌合したロツクシ
ユー9が軸方向に移動し、固定板1の周側面に当
接してロツクするか又はこれから離れてロツクを
解除する。
転する。また回転軸5の両端にそれぞれ突設され
たいずれか一方のロツクペダル6又は7を踏むと
回転軸5が回転し、これとねじ嵌合したロツクシ
ユー9が軸方向に移動し、固定板1の周側面に当
接してロツクするか又はこれから離れてロツクを
解除する。
第1図及び第2図に示すように、この考案のロ
ツク装置を取付ける椅子は、基盤11上に環状の
固定板1を設け、その固定板1に回転板2を軸受
12を介して搭載する。回転板2は中央部に筒部
13を有し、この部分を固定板1の内周に同芯状
態に挿入し、位置決めを行つている。上記の回転
板2の上面に椅子の本体14が設置され、本体1
4は回転板2と一体に回転する。
ツク装置を取付ける椅子は、基盤11上に環状の
固定板1を設け、その固定板1に回転板2を軸受
12を介して搭載する。回転板2は中央部に筒部
13を有し、この部分を固定板1の内周に同芯状
態に挿入し、位置決めを行つている。上記の回転
板2の上面に椅子の本体14が設置され、本体1
4は回転板2と一体に回転する。
この考案のロツク装置は、回転板2の上面にお
いて中心対称の2個所に設けた軸受3,4及び両
軸受3,4によつて支持された回転軸5及び回転
軸5の両端に突設されたロツクペダル6,7から
成るものである。
いて中心対称の2個所に設けた軸受3,4及び両
軸受3,4によつて支持された回転軸5及び回転
軸5の両端に突設されたロツクペダル6,7から
成るものである。
一方の軸受3部分において回転軸5には周溝1
5が形成され、軸受3の上部からその周溝15に
ボルト16をねじ込むことにより、回転軸5の回
転を許容するとともに軸方向への移動を阻止して
いる。
5が形成され、軸受3の上部からその周溝15に
ボルト16をねじ込むことにより、回転軸5の回
転を許容するとともに軸方向への移動を阻止して
いる。
また、他方の軸受4は回転軸5の両側に並置さ
れた一対のガイド部材10とロツクシユー9との
組合せからなるものである。ガイド部材10はそ
の対向内側面にガイドレール1が突設され、ロツ
クシユー9はそのガイドレール17に嵌合するス
ライド溝18を両側面に備えている。
れた一対のガイド部材10とロツクシユー9との
組合せからなるものである。ガイド部材10はそ
の対向内側面にガイドレール1が突設され、ロツ
クシユー9はそのガイドレール17に嵌合するス
ライド溝18を両側面に備えている。
ロツクシユー9は回転軸5に形成されたねじ部
8にねじ嵌合し、またそのねじ嵌合部分より低い
位置において両側に突出したロツク腕19を有す
る。このロツク腕19の先端は固定板1の外周面
に接近している。
8にねじ嵌合し、またそのねじ嵌合部分より低い
位置において両側に突出したロツク腕19を有す
る。このロツク腕19の先端は固定板1の外周面
に接近している。
上記の回転軸5の両端には、それぞれロツクペ
ダル6,7が取付けられ、これらのロツクペダル
6,7は、椅子の下部において本体14の両側に
突出する。このうち、一方の軸受4側のペダル7
には、前記のロツクシユー9との対向面に回転軸
5のまわりを部分的に囲むわん曲形状の係合突起
20が設けられ(第3図及び第4図参照)、また
ロツクシユー9側にはストツパー21が突設され
ている。ロツクペダル7が水平状態にある場合
に、係合突起20とストツパー21との間は所要
の角度αだけ離れており、ロツクペダル7の一端
を踏込んで第4図の一点鎖線で示すように傾斜さ
せた場合に、係合突起20がストツパー21に係
合するようになつている。
ダル6,7が取付けられ、これらのロツクペダル
6,7は、椅子の下部において本体14の両側に
突出する。このうち、一方の軸受4側のペダル7
には、前記のロツクシユー9との対向面に回転軸
5のまわりを部分的に囲むわん曲形状の係合突起
20が設けられ(第3図及び第4図参照)、また
ロツクシユー9側にはストツパー21が突設され
ている。ロツクペダル7が水平状態にある場合
に、係合突起20とストツパー21との間は所要
の角度αだけ離れており、ロツクペダル7の一端
を踏込んで第4図の一点鎖線で示すように傾斜さ
せた場合に、係合突起20がストツパー21に係
合するようになつている。
ロツク腕19と固定板1との間隔は、ロツクペ
ダル7を上記の角度αだけ回転させた際に、ロツ
ク腕19が固定板1に当接し、ロツク状態になる
とともに、ロツクペダル7のそれ以上の踏込みが
できないようにその回転を阻止する。
ダル7を上記の角度αだけ回転させた際に、ロツ
ク腕19が固定板1に当接し、ロツク状態になる
とともに、ロツクペダル7のそれ以上の踏込みが
できないようにその回転を阻止する。
この考案の実施例は以上のように構成され、次
にその作用について説明する。
にその作用について説明する。
椅子の本体14を回転すると、ロツク装置は回
転板2と一体に回転する。所要位置においてロツ
クペダル7をロツク方向に踏み込むと、回転軸5
が回転し、ロツクシユー9が内方に移動する。そ
のためロツク腕19の先端が固定板1の外周面を
押圧し、回転板2を固定板1にロツクする。ま
た、同時に係合突起20がストツパー21に係合
し、ロツクペダル7の踏み込みを規制する。
転板2と一体に回転する。所要位置においてロツ
クペダル7をロツク方向に踏み込むと、回転軸5
が回転し、ロツクシユー9が内方に移動する。そ
のためロツク腕19の先端が固定板1の外周面を
押圧し、回転板2を固定板1にロツクする。ま
た、同時に係合突起20がストツパー21に係合
し、ロツクペダル7の踏み込みを規制する。
また、ロツクペダル7を、解除方向に踏むと回
転軸5が逆転するのでロツクシユー9が後退し、
ロツク腕19が固定板1から離れ、本体14の自
由な回転を許容する。
転軸5が逆転するのでロツクシユー9が後退し、
ロツク腕19が固定板1から離れ、本体14の自
由な回転を許容する。
上記の回転軸5は、他方の軸受3においてその
周溝15にボルト16を嵌入しているので、回転
軸5が軸方向に移動することはない。
周溝15にボルト16を嵌入しているので、回転
軸5が軸方向に移動することはない。
なお、回転軸5の移動を阻止するため、上記実
施例のように、軸受3にボルト16をねじ込み、
これを周溝15に嵌入することが便利な構成であ
るが、回転軸5の軸方向の移動が規制できればよ
いので、その規制手段としては各種の慣用手段を
採用することができる。
施例のように、軸受3にボルト16をねじ込み、
これを周溝15に嵌入することが便利な構成であ
るが、回転軸5の軸方向の移動が規制できればよ
いので、その規制手段としては各種の慣用手段を
採用することができる。
この考案は以上のように、ロツクシユー9のね
じ嵌合部分と回転軸の軸受部分を兼用しているた
め、ロツクシユー9を固定板1の外周面に当接さ
せる構成を採用しても、ロツクペダル7の位置が
椅子外方へ必要以上に突出することが避けられ
る。そのため、ロツクシユー9を固定板1外周面
に当接させることができるので、前記の公知例の
ように回転板に穴をあける必要がない。
じ嵌合部分と回転軸の軸受部分を兼用しているた
め、ロツクシユー9を固定板1の外周面に当接さ
せる構成を採用しても、ロツクペダル7の位置が
椅子外方へ必要以上に突出することが避けられ
る。そのため、ロツクシユー9を固定板1外周面
に当接させることができるので、前記の公知例の
ように回転板に穴をあける必要がない。
また、ロツクシユー9とのねじ嵌合のためのね
じ部8は、回転軸5の一端部に形成することがで
きるので、回転軸5を2部分に分断する必要がな
く、1本の棒鋼によつて形成することができる。
じ部8は、回転軸5の一端部に形成することがで
きるので、回転軸5を2部分に分断する必要がな
く、1本の棒鋼によつて形成することができる。
第1図は実施例の平面図、第2図は同上の一部
省略断面図、第3図は同上の一部の斜視図、第4
図は同上のペダル取付部における断面図である。 1……固定板、2……回転板、3,4……軸
受、5……回転軸、6,7……ペダル、8……ね
じ部、9……ロツクシユー、10……ガイド部
材。
省略断面図、第3図は同上の一部の斜視図、第4
図は同上のペダル取付部における断面図である。 1……固定板、2……回転板、3,4……軸
受、5……回転軸、6,7……ペダル、8……ね
じ部、9……ロツクシユー、10……ガイド部
材。
Claims (1)
- 固定板1上に回転板2を回転自在に支持し、上
記回転板2上の中心対称の2個所に軸受3,4を
設け、上記軸受3,4に軸方向への移動を阻止し
て回転軸5を取付けるとともに、その回転軸5の
両端にペダル6,7を取付け、上記回転軸5に設
けたねじ部8にロツクシユー9を回転不能にねじ
嵌合し、そのロツクシユー9を上記固定板1の周
面に当接するようにした回転椅子のロツク装置に
おいて、一方の軸受4を回転軸5の両側に設けら
れる一対のガイド部材10と上記ロツクシユー9
との組合せにより構成し、ロツクシユー9をガイ
ド部材10にスライド自在に嵌合したことを特徴
とする回転椅子のロツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10713186U JPH042590Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10713186U JPH042590Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6313048U JPS6313048U (ja) | 1988-01-28 |
JPH042590Y2 true JPH042590Y2 (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=30983129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10713186U Expired JPH042590Y2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042590Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-10 JP JP10713186U patent/JPH042590Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6313048U (ja) | 1988-01-28 |
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