JPH07240468A - 半導体装置の信号線の形成方法 - Google Patents

半導体装置の信号線の形成方法

Info

Publication number
JPH07240468A
JPH07240468A JP5264694A JP5264694A JPH07240468A JP H07240468 A JPH07240468 A JP H07240468A JP 5264694 A JP5264694 A JP 5264694A JP 5264694 A JP5264694 A JP 5264694A JP H07240468 A JPH07240468 A JP H07240468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
power supply
clock
signal
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5264694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2921387B2 (ja
Inventor
Keiichiro Kondo
敬一朗 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5264694A priority Critical patent/JP2921387B2/ja
Publication of JPH07240468A publication Critical patent/JPH07240468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2921387B2 publication Critical patent/JP2921387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置に設けたクロックドライバから複
数のフリップフロップにクロック信号を伝送する際のク
ロックスキューを低減したクロック信号線を形成する方
法を得る。 【構成】 半導体装置1の内部回路部2に設けたクロッ
クドライバ6から複数個のフリップフロップ71〜73
に対してクロック信号を伝送し、電源線5として電源幹
線51,52と電源枝線54,55とを備える半導体装
置の製造に際し、フリップフロップに近接する電源枝線
を電源幹線から切り離してクロック信号線81,82と
し、クロックドライバ6のクロック出力線91〜94を
X,Y方向に延長してクロック信号線81,82に接続
し、各フリップフロップ71〜73のクロック入力線1
01〜103をクロック信号線81,82に接続し、ク
ロックドライバから各フリップフロップへのクロック信
号線の長さを均一化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に形成された
一の素子から他の素子に信号を伝送するための信号線を
形成する方法に関し、特に一の素子から複数の他の素子
に対する信号線の長さの均一化を図った信号線の形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置では、一の素子から出力され
る信号を他の複数の素子に同時に伝送させることが要求
される場合がある。例えば、クロック信号により動作さ
れる複数のフリップフロップにクロックドライバからの
クロック信号を伝送する場合には、各フリップフロップ
に同期的にクロック信号を伝送しないと、各素子間の動
作タイミングにずれが生じ、半導体装置の正常な動作が
損なわれるおれそがある。このため、クロックドライバ
から複数のフリップフロップに対してクロック信号を伝
送するクロック信号線の実質的な長さを均一にし、各フ
リップフロップにおける同期化を図ることが必要とされ
る。
【0003】従来では、特開平3−177913号公報
に示すように、クロック信号線に寄生する容量を均一化
することで時間軸上での実質的な長さの均一化を図った
ものがある。図4に示すように半導体チップ200の入
力端子201を通して外部からのクロック信号をクロッ
ク入力回路202で受け、更にこのクロック信号を第1
クロック分配回路203で受け、ここでクロック信号を
複数個の第2クロック分配回路204に分配し、更に、
この第2クロック分配回路204から複数の回路209
に分配するように構成されている。そして、第1クロッ
ク分配回路203から第2クロック分配回路204に至
る全てのクロック信号線205,206の上層または下
層にそれと交差する信号配線の空き領域に電源配線20
7に接続するダミー電源配線208を交差配線すること
によりクロック信号線205,206の等容量化を図っ
ている。
【0004】一方、特開平4−48778号公報、特開
平4−48779号公報に記載のものでは、図5に示す
ように、第2層金属304と第3層金属305を縦横に
形成してスルーホール306で接続することによってク
ロック信号線303を予め半導体チップ300の中にメ
ッシュ状に配設しておき、クロックドライバ301から
のクロック信号が入力されるフリップフロップ302
は、そのフリップフロップ302に最も近いクロック信
号線303にフリップフロップ入力線307を用いて接
続することで、クロックドライバ301から各フリップ
フロップ302に対する抵抗を低減し、クロック信号の
スキューを低減している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のクロ
ック信号線の配線構造において、前者のダミー電源配線
を用いる構成では、クロック信号線205,206の等
容量化を図るために交差配置したダミー電源配線208
を形成するに際しては、クロック信号線205,206
やその他の配線の形成を行った後、空き配線領域にダミ
ー電源配線208を配線する必要があるため、通常の信
号線配線以外に費やす処理時間がかかってしまうという
問題がある。また、再度配線をやり直しを行うとする場
合にダミー電源配線208を取り外さなければならず、
手間がかかるという問題がある。
【0006】また、後者のクロック信号線303を予め
下地領域に配設しておく構成では、クロック信号線を用
いないときには、この配設した領域が無駄な領域とな
り、半導体装置の高集積化の障害になるとともに、この
クロック信号線によってスペースが占められてしまうた
めに、その他の信号配線を配設する余裕がなくなり、配
線上の制限が厳しくなり、自由な配線設計ができなくな
るという問題がある。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、一の素子から他の複数
の素子に接続する信号線の均一化を図り、複数の素子の
同期化を可能にした信号線を形成することを可能にした
信号線の形成方法を提供することにある。即ち、クロッ
ク信号を伝送する半導体装置においてクロックスキュー
を低減することを可能にした信号線の形成方法を提供す
る。また、本発明の他の目的は、信号線を容易にかつ少
ない工程数で設計、形成することを可能にした信号線の
形成方法を提供することにある。更に、本発明の目的
は、半導体装置における配線スペースを有効利用し、高
集積化を可能にした信号線の形成方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の信号線の形成方
法は、内部回路部に形成した複数の素子に対し、内部回
路部の略中央位置に設けた素子から信号をそれぞれ伝送
するように構成され、かつ前記各素子に電源を供給する
ために半導体装置のX方向及びY方向にそれぞれ延設さ
れる電源幹線と電源枝線を有する半導体装置の製造に際
し、前記電源枝線の一部を電源幹線から切り離し、この
電源枝線を前記信号の伝送線として形成することを特徴
とする。
【0009】電源幹線は内部回路部の周辺に沿ってX方
向及びY方向に延設されて相互に電気接続され、電源枝
線は内部回路部においてX方向及びY方向に延設される
延長パターン部と、この延長パターン部を前記電源幹線
に接続させる接続パターン部とで構成され、信号伝送線
として用いられる電源枝線はその接続パターン部を削除
して配線パターンを設計する。また、信号を出力する素
子は信号出力線がX方向及びY方向に突出されて信号伝
送線に接続され、信号が入力される素子はそれぞれの信
号入力線が近接配置された信号伝送線に接続されるよう
に配線を形成する。
【0010】更に、本発明の形成方法は、半導体装置の
内部回路部の略中央に設けたクロックドライバと、前記
内部回路に配設した複数個のフリップフロップとを有
し、前記クロックドライバから各フリップフロップに対
してクロック信号を伝送するように構成し、かつ前記内
部回路部の周辺部に周回するように設けた電源幹線と、
前記内部回路部内にX方向及びY方向に延設して前記電
源幹線に接続される電源枝線とを備える半導体装置の製
造に際し、前記電源枝線のうち、フリップフロップに近
接する電源枝線を電源幹線から切り離してクロック信号
線とし、前記クロックドライバのクロック出力線をX方
向及びY方向に延長して前記クロック信号線に接続し、
前記フリップフロップのクロック入力線を近接配置され
た前記クロック信号線に接続することを特徴とする。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明を適用した半導体装置(半導体チッ
プ)の主要な配線部分を示す平面図である。半導体チッ
プ1はその中央領域に内部回路部2が配置され、その周
囲に入出力バッファ部3が、更にその外側に外部接続端
子4がそれぞれ配置されている。この外部接続端子4は
例えばワイヤボンディングによって外部との電気接続を
行うためのものであり、入出力バッファ部3は外部接続
端子4と内部回路部2とのインターフェースとして機能
する。また、内部回路部2には各種の素子が形成され
る。そして、これら内部回路部2、入出力バッファ部
3、外部接続端子4は、例えばアルミニウム等の導体配
線によって相互に電気接続が行われるが、ここではその
導体配線の図示は省略している。
【0012】また、前記内部回路部2には、その周辺に
沿って電源幹線5が周回されるように配置され、前記外
部接続端子4の電源端子に接続される。この実施例で
は、電源幹線5は正、負の一対の電源幹線51,52で
構成され、半導体チップ1のX方向、Y方向にそれぞれ
延長される各電源幹線51,52を、その両端部におい
てスルーホール53により相互に電気接続することで内
部回路部2の周辺に沿って周回されるように配置してい
る。更に、この実施例では、前記内部回路部2には複数
本の電源枝線54,55をX方向、Y方向に略等間隔で
延設し、その両端部においてスルーホール56により電
源幹線51,52にそれぞれ接続され、これらの電源枝
線54,55を介して内部回路部2に形成した各種素子
に対する電源供給を行っている。ここでは、各電源枝線
54,55は隣接するものが交互に正、負の各電源幹線
51,52に接続されており、隣接する各電源枝線は異
なる電位の電源配線として構成される。そして、この電
源供給に際しては、図示を省略した電源接続線により各
素子を電源枝線に電気接続する構成がとられている。
【0013】前記電源枝線54,55は、図2に例えば
電源幹線51との接続部の構造を模式的に示すように、
その両端部が電源幹線51に対して若干離間されてY方
向、X方向に延長される延長パターン部54a,55a
と、これら延長パターン部54a,55aの両端部を電
源幹線51にスルーホール56を介して電気接続する接
続パターン部54b,55bとで構成されている。これ
ら延長パターン部54a,55aと接続パターン部54
b,55bとは配線設計を行う際のアートワークデー
タ、例えば配線を形成する際のフォトマスクを製造する
際のパターンデータとして存在するものであり、これら
延長パターン部54a,55aと接続パターン部54
b,55bとを一体化させて電源枝線としてパターンデ
ータを設計した場合には、延長パターン部54a,55
aは接続パターン部54b,55bと一体となって電源
幹線51に接続された電源配線として形成され、接続パ
ターン部54b,55bを除去して電源枝線としてパタ
ーンデータを設計した場合には、延長パターン部54
a,55aは電源幹線51とは切り離された独立した配
線として形成されることになる。
【0014】そして、図1の実施例では、前記内部回路
部2の略中央にクロックドライバ6が配置され、このク
ロックドライバ6に対してそれぞれが点対称或いは線対
称ではない位置に複数個(ここでは3個)のフリップフ
ロップ71,72,73が配置された場合には、これら
のフリップフロップ71,72,73になるべく近接さ
れた前記電源枝線54,55のうち、X方向及びY方向
から少なくとも一本以上の電源枝線を、その接続パター
ンを電源枝線のパターンデータから削除することで電源
幹線から切り離し、これをクロック信号線81,82と
して構成する。この実施例では、内部回路部2の略周辺
に近い位置にあるX方向、Y方向のそれぞれ2本の電源
枝線を切り離し、クロック信号線81,82として構成
している。
【0015】この場合には、該当する電源枝線において
は延長パターン部54a,55aのみを採用し、接続パ
ターン部54b,55bを除去したパターンデータを設
計することで、容易に電源幹線51,52から切り離さ
れた電源枝線を形成し、これによりクロック信号線8
1,82を形成することが可能となる。また、この場
合、X方向、Y方向の各クロック信号線81,82はそ
の交差位置においてスルーホール83により相互に電気
接続する。これにより、少なくともX方向、Y方向に延
長され、かつ一方では電源幹線からは電気的に独立され
たクロック信号線が形成されることになる。
【0016】しかる上で、前記クロックドライバ6と各
クロック信号線81,82とをクロックドライバ出力線
91〜94により電気接続し、また、各フリップフロッ
プ71,72,73は最も近接されているクロック信号
線81,82のいずれかにフリップフロップ入力線10
1〜103により電気接続している。なお、この場合、
クロックドライバ出力線91とフリップフロップ入力線
92はX方向、Y方向に延長される接続配線で接続する
ものとする。この接続構成により、クロックドライバ6
から各フリップフロップ71,72,73への接続経路
はそれぞれ次の通りとなる。 (a)クロックドライバ6→クロックドライバ出力線9
1→クロック信号線81→フリップフロップ入力線10
1→フリップフロップ71 (b)クロックドライバ6→クロックドライバ出力線9
3→クロック信号線81→フリップフロップ入力線10
2→フリップフロップ72 (c)クロックドライバ6→クロックドライバ出力線9
4→クロック信号線82→フリップフロップ入力線10
3→フリップフロップ73 したがって、各フリップフロップ71,72,73に対
するクロックドライバ6からの接続配線長を同じ長さに
することが可能となり、クロックドライバ6から各フリ
ップフロップ71,72,73に対するクロック信号の
到着時間を均一化することが可能となる。
【0017】なお、図1の実施例の場合では、X方向、
Y方向にそれぞれ2本のクロック信号線を設けた例を示
しているが、実用上はY方向の1本のクロック信号線は
省略することが可能である。また、このように本来は電
源配線の一部として構成される電源枝線を電源幹線から
切り離してクロック信号線として構成したときには、こ
のクロック信号線に近接配置されている素子への電源の
供給は、隣接する他の電源枝線から電源供給するように
電源接続線の設計を変更すればよい。このように電源接
続線を変更することで、その素子に対して電源接続線が
多少長くなるようなことがあっても、その長さの変化は
僅かであり、半導体装置の性能を劣化させる原因となる
ようなことはない。
【0018】図3は本発明のクロック信号配線を用いる
時の自動認識方法のフローチャートである。半導体装置
の内部回路部の回路の接続情報から本発明のクロック専
用線を用いるための専用クロックドライバが使用されて
いるか否かを検出し、更にこの専用クロックドライバに
接続されている回路情報を全て抽出する(S101)。
この専用クロックドライバの使用の有無を判断し(S1
02)、クロックドライバが検出されなかった場合は、
後述するように通常の配置、配線処理を行う(S104
〜S107)。
【0019】専用クロックドライバを検出したときに
は、クロックドライバを半導体チップ1の中央に強制配
置を行い、クロックドライバの出力端子と、後工程でク
ロック専用線として構成する電源枝線とをクロックドラ
イバ出力線で接続する。また、先に抽出を行った専用ク
ロックドライバに接続されている回路情報のフリップフ
ロップ等の配置を行い、前記したクロック専用線とをフ
リップフロップ入力線により接続する(S103)。
【0020】この処理が終了した後、専用クロックドラ
イバの接続情報外の配置と配線を行い、全ての配置、配
線を完了させる(S104)。最後にアートワークデー
タ変換を行ない(S105)、その上で専用クロックド
ライバの使用を再確認し(S106)、専用クロックド
ライバが使用されている場合には、前工程でクロック専
用線として使用することとした電源枝線の(電源幹線に
対する)接続パターン部を削除する処理を行い(S10
7)、アートワークデータとする。この処理を自動認識
させて実行することにより、図1に示したように、電源
枝線の一部をクロック専用線として利用した配線が形成
される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半導体装
置に設けた素子に電源を供給するためにX方向及びY方
向にそれぞれ延設される電源幹線と電源枝線のうち、電
源枝線の一部を電源幹線から切り離し、この電源枝線を
半導体装置の内部回路部に形成した一の素子から他の複
数の素子に対して信号を伝送するための信号の伝送線と
して形成する手法を採用することにより、一の素子と他
の複数の素子との間の信号伝送線の長さを均一化し、複
数の素子に対する信号伝送の同期化を図った半導体装置
を容易に製造することが可能となる。
【0022】また、通常では電源配線として用いている
電源枝線の一部を信号伝送線として利用するため、信号
伝送線を形成するためのスペースを確保しておく必要が
なく、信号伝送線を形成しない場合におけるスペースの
無駄がなくなり、半導体装置の高集積化を図る上で有効
となる。更に、信号伝送線を形成する際には、既に延設
されている電源枝線の一部を配線設計時に削除して電源
幹線との接続を切り離す工程を付加するだけでよく、そ
の後は信号伝送線相互の接続と他の配線を行うだけでよ
いため、配線の設計工数を削減することも可能となる。
【0023】特に、電源枝線は内部回路部においてX方
向及びY方向に延設される延長パターン部と、この延長
パターン部を前記電源幹線に接続させる接続パターン部
とで構成され、信号伝送線として用いられる電源枝線の
接続パターン部を削除して配線パターンを設計し、この
配線パターンに基づいて電源線を形成することで、電源
線の形成と同時に信号伝送線を容易に形成することが可
能となる。
【0024】また、本発明の形成方法は、内部回路部の
略中央に設けたクロックドライバと、このクロックドラ
イバからクロック信号が伝送される複数個のフリップフ
ロップとで構成される半導体装置に適用されることで、
予め設計されている電源線のデータの一部を変更するだ
けで、電源枝線の一部をクロック信号線として形成する
ことができ、各フリップフロップに対するクロック信号
線の長さを均一化し、クロックスキューを低減させた半
導体装置を容易に設計、形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により形成されたクロック信号線を
有する半導体装置の要部を示す平面図である。
【図2】電源幹線と電源枝線を接続する接続パターン部
を概念的に示す模式図である。
【図3】本発明の配線方法の工程の一例を示すフローチ
ャートである。
【図4】従来の配線構成の一例を示す模式的な平面図で
ある。
【図5】従来の配線構成の他の例を示す模式的な平面図
である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 内部回路部 3 入出力バッファ部 4 外部接続端子 5 電源配線 51,52 電源幹線 54,55 電源枝線 54a,55a 延長パターン部 54b,55b 接続パターン部 6 クロックドライバ 71,72,73 フリップフロップ 81,82 クロック信号線 91〜94 クロックドライバ出力線 101〜103 フリップフロップ入力線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/04 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の内部回路部に形成した複数
    の素子に対し、前記内部回路部の略中央位置に設けた素
    子から信号をそれぞれ伝送するように構成され、かつ前
    記各素子に電源を供給するために半導体装置のX方向及
    びY方向にそれぞれ延設される電源幹線と電源枝線を有
    する半導体装置の製造に際し、前記電源枝線の一部を電
    源幹線から切り離し、この電源枝線を前記信号の伝送線
    として形成することを特徴とする半導体装置の信号線の
    形成方法。
  2. 【請求項2】 電源幹線は内部回路部の周辺に沿ってX
    方向及びY方向に延設されて相互に電気接続され、電源
    枝線は内部回路部においてX方向及びY方向に延設され
    る延長パターン部と、この延長パターン部を前記電源幹
    線に接続させる接続パターン部とで構成され、信号伝送
    線として用いられる電源枝線はその接続パターン部を削
    除して配線パターンを設計する請求項1の半導体装置の
    信号線の形成方法。
  3. 【請求項3】 信号を出力する素子は信号出力線がX方
    向及びY方向に突出されて信号伝送線に接続され、信号
    が入力される素子はそれぞれの信号入力線が近接配置さ
    れた信号伝送線に接続される請求項2の半導体装置の信
    号線の形成方法。
  4. 【請求項4】 半導体装置の内部回路部の略中央に設け
    たクロックドライバと、前記内部回路に配設した複数個
    のフリップフロップとを有し、前記クロックドライバか
    ら各フリップフロップに対してクロック信号を伝送する
    ように構成し、かつ前記内部回路部の周辺部に周回する
    ように設けた電源幹線と、前記内部回路部内にX方向及
    びY方向に延設して前記電源幹線に接続される電源枝線
    とを備える半導体装置の製造に際し、前記電源枝線のう
    ち、フリップフロップに近接する電源枝線を電源幹線か
    ら切り離してクロック信号線とし、前記クロックドライ
    バのクロック出力線をX方向及びY方向に延長して前記
    クロック信号線に接続し、前記フリップフロップのクロ
    ック入力線を近接配置された前記クロック信号線に接続
    することを特徴とする半導体装置の信号線の形成方法。
JP5264694A 1994-02-28 1994-02-28 半導体装置の信号線の形成方法 Expired - Lifetime JP2921387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5264694A JP2921387B2 (ja) 1994-02-28 1994-02-28 半導体装置の信号線の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5264694A JP2921387B2 (ja) 1994-02-28 1994-02-28 半導体装置の信号線の形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07240468A true JPH07240468A (ja) 1995-09-12
JP2921387B2 JP2921387B2 (ja) 1999-07-19

Family

ID=12920612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5264694A Expired - Lifetime JP2921387B2 (ja) 1994-02-28 1994-02-28 半導体装置の信号線の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2921387B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990063476A (ko) * 1997-12-26 1999-07-26 가나이 쓰토무 반도체 집적 회로 장치
US6292043B1 (en) 1999-07-19 2001-09-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor integrated circuit device
US6917557B2 (en) 2002-12-05 2005-07-12 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit having unit cells

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990063476A (ko) * 1997-12-26 1999-07-26 가나이 쓰토무 반도체 집적 회로 장치
US6292043B1 (en) 1999-07-19 2001-09-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor integrated circuit device
US6917557B2 (en) 2002-12-05 2005-07-12 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit having unit cells

Also Published As

Publication number Publication date
JP2921387B2 (ja) 1999-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW200928839A (en) System and method for routing connections
US5270592A (en) Clock supply circuit layout in a circuit area
JP3271602B2 (ja) 半導体集積回路装置およびその設計方法
JP2742735B2 (ja) 半導体集積回路装置およびそのレイアウト設計方法
JPH07240468A (ja) 半導体装置の信号線の形成方法
JPH09246388A (ja) 半導体装置のレイアウト方法
KR19980070088A (ko) 반도체 집적회로의 칩레이아웃 및 그 검증방법
JPH113945A (ja) 半導体集積回路のクロックツリー設計方法及びそれによる半導体集積回路
JP2783216B2 (ja) 半導体装置の配線方法
JPH0844776A (ja) 半導体集積回路のクロック配線回路の設計方法
JP2004186257A (ja) 半導体集積回路および遅延計算方法
JP2834075B2 (ja) ゲートアレイ装置及びそのレイアウト方法
JP2580982B2 (ja) Lsi電源配線レイアウトシステム
JP3048046B2 (ja) 半導体集積回路の配線方法
JPH0786413A (ja) 半導体装置
JP2000138289A (ja) 半導体集積回路装置
JP2003158184A (ja) 半導体集積回路およびそのレイアウト設計方法
JPH03227039A (ja) 半導体集積回路
JPH08125025A (ja) マイコンコア及びそのレイアウト方法
JPH05235164A (ja) 半導体集積回路の自動配置処理システム
JPH06151590A (ja) 半導体集積回路装置
JPH0461359A (ja) 1/0パッドセルの配置方法
JPH04218943A (ja) 1チップlsiの製造方法
JPH05335417A (ja) 半導体集積回路装置の自動設計方法
JP2005182572A (ja) 半導体集積回路のレイアウト設計方法及びレイアウト設計装置