JPH07239458A - 眼用レンズ材料 - Google Patents

眼用レンズ材料

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JPH07239458A
JPH07239458A JP3211494A JP3211494A JPH07239458A JP H07239458 A JPH07239458 A JP H07239458A JP 3211494 A JP3211494 A JP 3211494A JP 3211494 A JP3211494 A JP 3211494A JP H07239458 A JPH07239458 A JP H07239458A
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JP
Japan
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methacrylate
copolymer
units
monomer
lens material
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Withdrawn
Application number
JP3211494A
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English (en)
Inventor
Morikazu Miura
司和 三浦
Shigemi Mukoyama
滋美 向山
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明で酸素透過性、耐衝撃性及び加工性が良
好で、かつ耐薬品性に優れた眼用レンズ材料の提供を目
的としたものである。 【構成】 シリル化スチレン由来の単位と、該シリル化
スチレンと共重合可能な不飽和結合を有する単量体由来
の単位からなる共重合体よりなる眼用レンズ材料であ
り、好ましくは、シリル化スチレンと共重合可能な不飽
和結合を有する単量体由来の単位の一種がシリコーン系
マクロマー由来である眼用レンズ材料。 【効果】 良好な耐薬品性を有し、かつ眼用レンズに必
要な透明性、酸素透過性、加工性、耐衝撃性を満足する
眼用レンズ材料の提供を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼用レンズ材料に関す
る。さらに詳しくは、透明で高酸素透過性及び耐薬品性
を有し、かつ、耐衝撃性に優れたコンタクトレンズ、眼
内レンズなどの眼用レンズ、とりわけコンタクトレンズ
に好適しうる眼用レンズ材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から硬質コンタクトレンズ用材料と
しては、優れた光学特性を有することから、ポリメチル
メタクリレートが使用されていたが、材料自体の酸素透
過性がほとんどなく、角膜の代謝に必要な酸素を充分に
供給することができず、長時間装用した場合には、角膜
組織の代謝障害を起こすといった問題があった。そこ
で、このような欠点を解決するために、コンタクトレン
ズとして酸素透過性に優れたシロキサニルメタクリレー
トやフルオロアルキルメタクリレート、また、その共重
合体からなるものが今日盛んに使用されている。しかし
ながら、これらシリコーン系モノマーやフッ素系モノマ
ーからなる材料をコンタクトレンズとした場合には耐衝
撃性などの強度が低下する傾向にあり、使用者がコンタ
クトレンズを使用した際に、破損等を生じ易くなるとい
った指摘がなされている。(NIKKEI NEW MATERIALS P.5
7 1991/9/23)一般的な傾向としてハードコンタクトレ
ンズ材料は、酸素透過性をあげるためにシリコーン系の
成分を増加すると、先に述べたような強度の低下に加
え、材料硬度が低下するためにその切削・研磨加工性も
低下し、逆に強度、及びレンズ加工性をあげるために他
の共重合成分を加えようとすると充分な酸素透過性を確
保することが困難となるといった問題点がある。このよ
うな問題を解決するために、これまでに、例えばマレイ
ン酸エステルやフマル酸エステルを共重合成分としたレ
ンズ材料(特開昭63ー11908号公報、特開昭63
ー132216号公報など)、シリコーン含有アクリル
ブロック共重合体からなる材料(特開平4ー22761
6号公報、特開平4ー249508号公報など)、3官
能イソシアナートと活性水素を有するポリジメチルシロ
キサン、重合性2重結合を有する単量体とから成る共重
合体材料(特公平3ー2283号公報など)、スチレン
骨格を有するシリコーン系単量体から成る共重合物(特
開昭60ー142324号報、特開平2ー198415
号報、特開平4ー120110、特開平4ー16841
5号報、特開平4ー264421号報、特開平5ー45
614号報など)などが開発されている。
【0003】一方、眼用レンズは環境に影響されやすい
一面も持っており、例えばコンタクトレンズの使用者は
女性が多数を占めているが、化粧品の影響を受けること
もある。さらに、点眼薬を使わざるを得ないような患者
がレンズを装着したまま点眼液を使用できないなどの不
都合も起こりうる。しかるに、これまで耐薬品性といっ
た観点から積極的にレンズ材料の設計が行われた研究例
はなく、強度、加工性、酸素透過性、耐薬品性といった
全ての条件を満たし、かつ透明性に優れる眼用レンズ材
料の開発が望まれているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】本発明は、前記従
来技術に鑑みて、透明で酸素透過性、耐衝撃性及び加工
性が良好で、かつ耐薬品性に優れた眼用レンズ材料の提
供を目的としたものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
標を達成すべく鋭意研究を行った結果、シリル化スチレ
ンを用いることによって、強度、酸素透過性、加工性、
耐薬品性のいずれの物性をも同時に満足しうる材料の開
発に成功し、本発明を完成するに至った。すなわち、本
発明は、下記式(1)
【0006】
【化4】
【0007】で表される構造から成るシリル化スチレン
由来の単位と、該シリル化スチレンと共重合可能な不飽
和結合を有する単量体由来の単位からなる共重合体より
なる眼用レンズ材料である。以下本発明を詳細に説明す
る。本発明でいう「単位」は、ある一種の単量体によっ
て構成されるものであり、単位を構成する単量体の数は
一個である。単量体が複数種(例えばA、B)で、−A
−B−と結合している場合は−A−が1単位、−B−が
1単位の計2単位、−A−A−B−A−B−B−と結合
している場合には−A−3単位、−B−3単位の計6単
位となる。
【0008】一般式(1)で表されるシリル化スチレン
由来の単位と、該シリル化スチレンと共重合可能な不飽
和結合を有する単量体由来の単位からなる共重合体は酸
素透過性が比較的高く、さらに透明性と切削・研磨加工
に必要な硬度を有し、かつ、適度な耐薬品を兼ね備えて
おり、レンズへ加工し、例えば40%エタノール水溶液
へ浸漬した後においても良好な結像を安定して得ること
ができる。
【0009】また、本発明で用いられるシリル化スチレ
ンは、一般的に相溶性の悪いシリコーン系マクロマーと
アクリル酸エステルやメタクリル酸エステル系の単量体
の相溶性を上げ、白濁することなく、高い酸素透過性を
保持しながら硬度を付与する単量体との共重合を可能に
する。これにより、従来にない酸素透過性・強度・加工
性の物性バランスを保ちつつ、かつ、良好な耐薬品性を
有する透明な眼用レンズ材料の提供が可能となる。
【0010】本発明に用いられるシリル化スチレンは、
下記式(1)で示される構造から成る。
【0011】
【化5】
【0012】R1 の好ましい例としては、単量体の合成
の簡便さ、コストなどの点からトリメチルシリル基、ジ
メチルエチルシリル基、ジエチルメチルシリル基、トリ
エチルシリル基、ジメチル−tert−ブチルシリル
基、ジメチルフェニルシリル基、メチルジフェニルシリ
ル基、トリフェニルシリル基などを挙げることができ、
さらに好ましくはトリメチルシリル基、トリエチルシリ
ル基、ジメチル−tert−ブチルシリル基を、特に好
ましくはトリメチルシリル基を挙げることができる。こ
のようなシリル化スチレンは、例えば特公平3−368
40号公報に開示されている。
【0013】上記式(1)で示されるシリル化スチレン
には、オルト、メタ、パラの異性体があり、本発明にお
いてはいずれの異性体をも用い得るが、好ましくはメ
タ、パラ異性体を、更に好ましくはパラ異性体を挙げる
ことができる。また、これらの異性体の混合物を用いる
ことも可能である。シリル化スチレン単位の共重合体に
含まれる量は重量換算した値として、共重合体全量に対
し、3〜80%であることが好ましく、さらには10〜
50%の範囲にあることが好ましい。かかるシリル化ス
チレン単位の含有量が前期範囲よりも少ない場合、得ら
れる眼用レンズ材料の機械的強度が十分得られない、加
工性が低下する、あるいは白濁することがあり、前期範
囲を超える場合には充分な機械強度が得られないことも
有り得る。
【0014】本発明で使用されるシリル化スチレン由来
の単位については、熱分解ガスクロマトグラフや熱分解
ガスクロマトグラフと質量分析の組み合わせ、熱分解重
量分析と質量分析及びこれにガスクロマトグラフを加え
た組み合わせと、例えば元素分析、蛍光X線分析、核磁
気共鳴スペクトル等の他の汎用分析手法の複合分析によ
って分析することができる。
【0015】本発明の共重合体を構成する、シリル化ス
チレンと共重合可能な不飽和結合を有する単量体由来の
単位は一種でも複数種でもよい。該単位を構成する単量
体の好ましい例としては、シリコーン系マクロマーを挙
げることができ、より好ましい例として下記式(2)ま
たは下記式(3)で示されるシリコーン系マクロマーを
挙げることができる。
【0016】
【化6】
【0017】
【化7】
【0018】共重合可能な不飽和結合を有する単量体か
ら成る単位として、シリコーン系マクロマー由来の単位
を選択することにより、より高い酸素透過性、耐衝撃性
を有した共重合体を得ることができる。本発明の共重合
体に含まれるシリコーン系マクロマー単位の前駆体とし
ては、アクリル酸基、メタクリル酸基に代表される重合
性基を含み、実質的なシリコーン鎖の分子量がゲルパー
ミエーションクロマトグラフ(GPC)を用いて分析し
た際のスチレン換算数平均分子量として700以上のも
のが挙げられるが、重合組成物からの溶出成分を充分に
低減化し、かつ、加工のための適度な硬度を確保するた
めには、シリコーン鎖の両端に重合性基を有する一般式
(2)または(3)で示された構造から成るマクロマー
が好ましい。
【0019】また、マクロマーの分子量は1000〜1
0000の範囲にあることが好ましく、より好ましくは
2500〜5000である。分子量が小さすぎると充分
な酸素透過性が得られなかったり、重合時に光学的な歪
みが発生し、レンズとしての特性が得られないこともあ
りうる。また、分子量が大きすぎた場合には充分な硬度
が得られず加工が困難となったり、重合物が白濁するこ
とも起こりうる。
【0020】本発明でいうところのマクロマーの分子量
に関しさらに詳しく説明すると、重合体を酸などを用い
て、含まれるエステル結合の加水分解を行い、クロロホ
ルムなどの有機溶媒で抽出されてくる物質をGPCを用
いて分析することによりそのスチレン換算数平均分子量
を求めることができる。また、そのフラクションを分取
し、質量分析(MS)や赤外分光分析(IR)、核磁気
共鳴分析(NMR)元素分析などを行うことにより化学
構造を特定することが可能である。
【0021】シリコーン系マクロマー単位を含む共重合
体は、マクロマー単位の分子量が増大すると共に、その
酸素透過性は向上する。しかし、酸素透過性のよい材料
は涙液中の蛋白質、点眼薬及び化粧品に含まれる成分等
の吸着が起こり、汚れやすいあるいは変形の原因とな
る。しかし、共重合体に含まれるシリル化スチレン単位
によって、変形や汚れに強い他の共重合可能な不飽和結
合を有する単量体由来の単位とマクロマー単位が相溶す
るため、透明性を損なうことなく、共重合体は低汚れ性
や形状安定性を得ることができる。
【0022】一般式(2)中、R1 、R6 はそれぞれ水
素又はメチル基、R2 、R3 、R4及びR5 はそれぞれ
炭素数1〜12のアルキル基またはトリメチルシロキシ
基であり、mおよびnはそれぞれ同一または異なる1〜
20の整数である。一般式(3)中、R1 、R8 はそれ
ぞれ水素又はメチル基、R2 、R3 、R4、R5 、R6
及びR7 はそれぞれ炭素数1〜12のアルキル基または
トリメチルシロキシ基であり、R4 あるいはR5 の一部
がフッ素原子で置換されていてもよい。フッ素置換によ
って材料表面が涙液中のタンパク質や脂質、無機成分な
どによって汚染されることを抑制する効果を有し、汚染
物質が付着しても剥れやすい性質を有することが期待で
きる。例えば3,3,3−トリフルオロプロピル基、
1,1,2,2−テトラヒドロパーフルオロオクチル
基、1,1,2,2−テトラヒドロパーフルオロデシル
基などが挙げられ、中でもトリフルオロプロピル基が好
ましい。x及びyは 0.01≦y/x≦1を満たす整
数である。y/xは0.5を越えると相溶性が悪くなる
ため、0.5以下で配合するのが望ましい。mおよびn
はそれぞれ同一または異なる1〜20の整数である。こ
れらのシリコーン系マクロマーは、1種用いてもよい
し、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0023】シリコーン系マクロマー単位の共重合体に
含まれる量は重量換算した値として、共重合体全量に対
し、10〜70%の範囲にあることが好ましく、さらに
は20〜60%の範囲にあることが好ましい。なお、本
発明によって提供される素材は好ましくはその酸素透過
性が50以上、より好ましくは60、さらに好ましくは
70(10ー11 cm3 ・cm/cm2・sec・mmH
g)以上である。ここでいう酸素透過性は本明細書中の
実施例において示される方法で測定され、得られる値で
ある。
【0024】また、機械強度に関しては、本明細書実施
例中に示される落球試験において、破損時の落球高さが
40cm以上であることが好ましく、より好ましくは4
5cm以上である。次に他の共重合可能な単量体につい
て以下に説明する。なお、共重合体中に含まれる共重合
可能な単量体由来の単位に関しては、上記シリル化スチ
レンと同様の方法によって分析することが可能である。
【0025】本発明において用いられる共重合可能な単
量体の例として、メタクリル酸フルオロアルキルエステ
ル及びアクリル酸フルオロアルキルエステルを挙げるこ
とができる。これらの単量体由来の単位は、フッ素原子
に起因する臨界表面張力の低下により、撥水、撥油性の
性質を持ち、これは、コンタクトレンズ表面が涙液中の
タンパク質や脂質などの成分によって汚染されることを
抑える効果が期待できる。また、これらの単量体からな
る単位を含む共重合体は、より高い硬度を有するため、
これらの単位は共重合体中に含まれていることが好まし
い。
【0026】上記メタクリル酸フルオロアルキルエステ
ル及びアクリル酸フルオロアルキルエステルの具体例と
しては、トリフルオロエチルメタクリレート、テトラフ
ルオロエチルメタクリレート、テトラフルオロプロピル
メタクリレート、ペンタフルオロプロピルメタクリレー
ト、ヘキサフルオロブチルメタクリレート、ヘキサフル
オロイソプロピルメタクリレート、ヘプタフルオロブチ
ルメタクリレート、オクタフルオロペンチルメタクリレ
ート、ノナフルオロペンチルメタクリレート、ドデカフ
ルオロペンチルメタクリレート、ドデカフルオロヘプチ
ルメタクリレート、ドデカフルオロオクチルメタクリレ
ート、トリデカフルオロヘプチルメタクリレート及びこ
れらのメタクリレート類に対応するアクリレート類等が
挙げられ、好ましくは、トリフルオロエチルメタクリレ
ート、ヘキサフルオロイソプロピルメタクリレート、オ
タクフルオロペンチルメタクリレート、ドデカフルオロ
オクチルメタクリレート及びこれらのメタクリレート類
に対応するアクリレート類が用いられ、さらに好ましく
はトリフルオロエチルメタクリレート、トリフルオロエ
チルアクリレートが用いられる。これらの単量体は1種
用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0027】メタクリル酸フルオロアルキルエステル及
びアクリル酸フルオロアルキルエステル単位の共重合体
に含まれる量は、重量換算した値として、共重合体全量
に対し、10〜50%の範囲にあることが好ましく、さ
らには20〜40%の範囲にあることが好ましい。ま
た、本発明において用いられる共重合可能な単量体とし
て、メタクリル酸アルキルエステル及びアクリル酸アル
キルエステルを挙げることができるが、これらの単量体
は、シリル化スチレン、シリコーン系マクロマー、(メ
タ)アクリル酸フルオロアルキルエステル等他の共重合
成分と比較して安価であり、共重合体の物性を損なわな
い限りにおいては、これらの成分を添加することはコス
ト的に有利であり、また、機械強度の向上も期待でき
る。
【0028】これらメタクリル酸アルキルエステル及び
アクリル酸アルキルエステルの具体例としては、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピル
メタクリレート、n−ブチルメタクリレート、tert
−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、
n−ヘキシルアメタクリレート、n−オクチルメタクリ
レート、n−ヘプチルメタクリレート、n−ノニルメタ
クリレート、n−デシルメタクリレート、イソデシルメ
タクリレート、n−ラウリルメタクリレート、トリデシ
ルメタクリレート、nードデシルメタクリレート、シク
ロペンチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、n−ステアリルメタクリレート及びこれらのメタ
クリレート類に対応するアクリレート類等を挙げること
ができ、好ましくは、メチルメタクリレート、メチルア
クリレートが用いられる。これらの単量体は1種用いて
もよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0029】メタクリル酸アルキルエステル及びアクリ
ル酸アルキルエステル単位の共重合体に含まれる量は、
重量換算した値として、共重合体全量に対し、1〜30
%の範囲にあることが好ましく、さらには3〜20%の
範囲にあることが好ましい。さらに、表面濡れ性、レン
ズの寸法安定性、機械的性質などを向上させるために、
所望に応じ、以下に述べる単量体を共重合させることが
できる。
【0030】表面濡れ性を向上させるための単量体とし
ては、例えばメタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリ
レート,2−ヒドロキシプロピルアクリレート、グリセ
ロールメタクリレート、ポリエチレングリコールメタク
リレート、N,N′−ジメチルアクリルアミド、N−メ
チルアクリルアミド、ジメチルアミノエチルメタクリレ
ート、メチレンビスアクリルアミド、ダイアセトンアク
リルアミド、N−ビニルピロリドン等が挙げられる。
【0031】これら親水性単量体単位の共重合体に含ま
れる量は、重量換算した値として、共重合体全量に対
し、0.05〜10%の範囲にあることが好ましく、さ
らには1〜10%の範囲にあることが好ましい。レンズ
の寸法安定性を向上させるための単量体としては、例え
ばエチレングリコールジメタクリレート、ジエチレング
リコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジ
メタクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリ
レート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ト
リメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラメタクリレート、ビスフェノールAジ
メタクリレート、ビニルメタクリレート、アクリルメタ
クリレート及びこれらのメタクリレート類に対応するア
クリレート類、ジビニルベンゼン、トリアリルイソシア
ヌレート等が挙げられる。これらの単量体は、1種用い
てもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0032】上記多官能性単量体単位の共重合体に含ま
れる量は、重量換算した値として、共重合体全量に対
し、0.05〜10%の範囲にあることが好ましく、さ
らには0.5〜10%の範囲にあることが好ましい。機
械的性質を向上させるための単量体としては、例えばス
チレン、tert−ブチルスチレン、2−メチルスチレ
ン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレンなどの芳
香族ビニル化合物等が挙げられる。
【0033】また、眼用レンズの光学特性、酸素透過
性、耐薬品性、強度、涙液中での寸法安定性とその経時
変化などの特性バランスを良くするため、先に示した共
重合可能な単量体を複数使用することが好ましい。本発
明のシリル化スチレン、シリコーン系マクロマーと共重
合可能な単量体組成の例としては、トリフルオロエチル
メタクリレート、メタクリル酸及びエチレングリコール
ジメタクリレートの組み合わせ、トリフルオロエチルメ
タクリレート、アクリル酸及びエチレングリコールジメ
タクリレートの組み合わせ、トリフルオロエチルメタク
リレート、メチルメタクリレート、メタクリル酸及びエ
チレングリコールジメタクリレートの組み合わせ、トリ
フルオロエチルメタクリレート、メチルメタクリレー
ト、アクリル酸及びエチレングリコールジメタクリレー
トの組み合わせ、トリフルオロエチルメタクリレート、
N−ビニルピロリドン及びエチレングリコールジメタク
リレートの組み合わせ、トリフルオロエチルメタクリレ
ート、メチルメタクリレート、N−ビニルピロリドン及
びエチレングリコールジメタクリレートの組み合わせ、
また、上記の組み合わせにおいてトリフルオロエチルメ
タクリレートの替わりにトリフルオロアクリレートを用
いた組み合わせ、また、エチレングリコールジメタクリ
レートの替わりにジエチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールジメタクリレート、テトラ
エチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコ
ールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレ
ート、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラ
エチレングリコールジアクリレートを用いた組み合わせ
などを挙げることができる。
【0034】本発明の眼用レンズ材料を重合する前に、
単量体、マクロマー及びこれらの混合液中の不純物等を
除くために活性アルミナ等で前処理することが望まし
い。特にマクロマーに関しては蒸留による精製が行われ
ないことが多いため、重合を阻害する物質が含まれるこ
とがあり、これが重合時の光学歪みの発生原因となった
り、充分な重合を妨げる原因となることもある。このよ
うな不都合をさけるため、予め、マクロマー等を活性ア
ルミナ等で処理することが好ましく、塩基性活性アルミ
ナを用いて処理することがより好ましい。
【0035】本発明の共重合体の重合形態は特に限定さ
れず、ブロック、ランダム等種々の重合形態をとること
ができる。本発明の眼用レンズ材料として用いられる共
重合体は、ベンゾイン、ベンゾフェノン、ベンジルジメ
チルケタノールなどの光重合開始剤を単量体混合物中に
存在させ、紫外線を照射して重合させる方法又はアゾビ
スイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、ラ
ウロイルパーオキサイドなどのアゾ化合物や有機過酸化
物を用いて熱重合させる等公知の重合方法によって得る
ことができる。
【0036】
【実施例】次に実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるも
のではない。なお、特に記載のない限り、以下の実施例
中で用いられるシリコーン系マクロマーは塩基性活性ア
ルミナでの前処理が施されている。
【0037】各物性の評価法を以下に示す。 (1)酸素透過係数 測定温度を35℃とした以外はJISーK−7126の
A法に準じて測定を行った。 (2)エタノール膨潤率 サンプルビンに特級エタノールを入れ、重量測定した試
験片(10mm×10mm×3mm厚)をいれた。一週
間浸漬した後、ビンより取り出してからちょうど一分後
に試験片の重量を測定した。試験片の重量変化をパーセ
ンテージで表しエタノール膨潤率とした。 (3)硬度 JIS−Z−2244記載の方法に準じ、硬度(ビッカ
ース硬度)を測定した。 (4)落球衝撃試験 直径12. 6mm、厚さ2mmのディスク状に加工した
サンプルを台にセットし、12φの鉄球(7. 04g )
を15cmより始めて落下させ、破壊されなければ5cmづ
つ高さを上げて同様の試験を破壊されるまで繰り返す。
破壊された高さで強度を評価した。 (5)加工性評価 落球試験用の試験片をつくる際、切削し、研磨して直径
12. 6mm、厚さ2mmのディスク状に加工し評価を
行った。切削面及び研磨面の各々の評価基準を以下に示
す。
【0038】A:切削面に光沢がある
A:研磨面の光沢が良好である B:切削面の光沢はあるが、やや不透明 B:研磨むら
が生じる C:切削面があれて白くなる C:研磨面が
あれて白くなる (6)耐薬品性 得られた重合体から切削、研磨加工によりベースカー
ブ:8.00mm、レンズ中心厚み:160μ、レンズ
パワー:−3Dのレンズを作成し、40%エタノール水
溶液に浸漬、一定時間の後に取り出し、その直後におけ
るベースカーブの変化をコンタクトゲージを用いて評価
した。なお、評価のコントロールとしてPMMAレンズ
を用いて同様の評価を行った。
【0039】
【実施例1】下記式(4)で表わされるシリル化スチレ
ン20重量部(以下重量部)、下記式(5)で表される
シリコーン系マクロマー(Mn3200)40部、トリ
フルオロエチルメタクリレート(以下3FM)30部、
メチルメタクリレート(以下MMA)10部、メタクリ
ル酸(以下MAA)5部、エチレングリコールジメタク
リレート(以下ED)5部、ベンジルジメチルケタール
1部を褐色ビンに仕込み、ミックスローターを用いて攪
拌し、溶解混合させた。混合液を脱気した後、窒素雰囲
気中で、シリコーンゴム製のガスケットを間に入れた2
枚のガラス板により組み込んだセル中に前記反応液を注
入し、該セルを40〜50℃の温度において紫外線を1
時間照射して、透明な共重合体を得た。
【0040】このようにして得られた共重合体につい
て、酸素透過係数、エタノール膨潤率、ビッカース硬
度、加工性及び落球試験を測定した。結果を表1に示
す。さらに得られた重合体から切削・研磨加工によりコ
ンタクトレンズを作成、耐薬品性を評価した。得られた
結果を表2に示す。
【0041】
【化8】
【0042】
【化9】
【0043】
【実施例2】実施例1で用いたシリコーン系マクロマー
の替わりに数平均分子量が1000である一般式(5)
で表されるシリコーン系マクロマー40部を用いた以外
は実施例1と同様にして透明な重合体を得た。得られた
共重合体について、物性を測定した結果を表1に示す。
【0044】さらに得られた重合体から切削・研磨加工
によりコンタクトレンズを作成、耐薬品性を評価した。
得られた結果を表2に示す。
【0045】
【実施例3】実施例1で用いたシリコーン系マクロマー
の替わりに数平均分子量が4000である一般式(5)
で表されるシリコーン系マクロマー40部を用いた以外
は実施例1と同様にして透明な重合体を得た。得られた
共重合体について、物性を測定した結果を表1に、落球
衝撃試験による破損状況を図1に示す。図1により本実
施例によって得られた共重合体は、被衝撃時にその部分
が白化し亀裂は入るものの、衝撃が伝播して素材が砕け
るようなことはないことを示している。なお、他の実施
例におけるレンズの破損状況も図1と極めて類似してお
り図1は本発明実施例を代表するものである。
【0046】さらに得られた重合体から切削・研磨加工
によりコンタクトレンズを作成、耐薬品性を評価した。
得られた結果を表2に示す。
【0047】
【実施例4】実施例1で用いたシリル化スチレンの替わ
りに下記式(6)で示されるシリル化スチレン20部を
用いた以外は実施例1と同様にして透明な重合体を得
た。得られた共重合体について、物性を測定した結果を
表1に示す。さらに得られた重合体から切削・研磨加工
によりコンタクトレンズを作成、耐薬品性を評価した。
得られた結果を表2に示す。
【0048】
【化10】
【0049】
【実施例5】実施例1で用いたシリル化スチレンの替わ
りに、一般式(4)で示されるシリル化スチレンと一般
式(6)で示されるシリル化スチレンの85/15から
成る混合物(組成比はガスクロマトグラフを用い、FI
Dを検出器として求めた値)20部を用いた以外は実施
例1と同様にして透明な重合体を得た。得られた共重合
体について、物性を測定した結果を表1に示す。
【0050】さらに得られた重合体から切削・研磨加工
によりコンタクトレンズを作成、耐薬品性を評価した。
得られた結果を表2に示す。
【0051】
【実施例6】一般式(4)で表わされるシリル化スチレ
ン30部、一般式(5)で表されるシリコーン系マクロ
マー(Mn3200)40部、3FM30部、MAA5
部、ED5部、ベンジルジメチルケタール1部を混合、
実施例1と同様の方法により重合体を得た。得られた共
重合体について、物性を測定した結果を表1に示す。
【0052】さらに得られた重合体から切削・研磨加工
によりコンタクトレンズを作成、耐薬品性を評価した。
得られた結果を表2に示す。
【0053】
【実施例7】実施例3においてシリコーン系マクロマー
の量を40部から30部に変更した以外は実施例3と同
様に重合体を得た。得られた共重合体について、物性を
測定した結果を表1に示す。さらに得られた重合体から
切削・研磨加工によりコンタクトレンズを作成、耐薬品
性を評価した。得られた結果を表2に示す。
【0054】
【比較例1】実施例1で使用したシリル化スチレン20
部の替わりに3ーメタクリロキシプロピルペンタメチル
ジシロキサン20部を用いた以外は実施例1と同様に重
合を行い透明な重合体を得た。得られた共重合体につい
て、物性測定した結果を表1に示す。なお、得られた共
重合体は柔らかすぎて切削加工を施すことができず、レ
ンズ材料として適したものではない。
【0055】
【比較例2】トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロ
ピルメタクリレート60部、3FM15部、MMA15
部、MAA10部、テトラエチレングリコールジメタク
リレート5部、ベンジルジメチルケタール1部を混合
し、実施例1と同様の手法にて重合、透明な重合体を得
た。物性測定した結果を表1に、落球衝撃試験による破
損状況を図1に示す。図1により、本比較例で得られた
共重合体は、被衝撃点を中心として衝撃が伝播し、その
部分を中心として放射状に亀裂が走り砕けることがわか
る。また、得られた共重合体はエタノール膨潤率が著し
く高く、これより耐薬品性の低いことが予想される。
【0056】さらに得られた重合体から切削・研磨加工
によりコンタクトレンズを作成、耐薬品性を評価した。
得られた結果を表2に示す。これより、得られたレンズ
の耐薬品性が低いことがわかる。
【0057】
【比較例3】実施例1で使用したシリコーン系マクロマ
ー(Mn3200)40部、3FM30部、MMA30
部、MAA5部、ED5部、ベンジルジメチルケタール
1部を混合し、実施例1と同様に重合して重合体を得
た。物性測定した結果を表1に示す。得られた共重合体
は白濁を呈しており、レンズとして使用に耐えるもので
はない。
【0058】
【比較例4】実施例2で使用したシリコーン系マクロマ
ー(Mn1000)40部、3FM30部、MMA30
部、MAA5部、ED5部、ベンジルジメチルケタール
1部を混合し、実施例2と同様に重合して透明な重合体
を得た。物性測定した結果を表1に示す。
【0059】得られた共重合体はシリル化スチレンを混
合したときよりも酸素透過係数が小さく、レンズとして
用いるには充分な酸素透過性を有していないことがわか
る。さらに、加工性にも問題があり、耐薬品性評価用の
レンズを作成したところ、レンズメーターで得られる結
像がぼやけていたため、評価を行うことができなかっ
た。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
【0062】
【発明の効果】本発明の眼用レンズ材料は、酸素透過
性、加工性が良好でかつ耐薬品性に優れており、衝撃を
受けても割れにくい特徴があり、さらに点眼薬及び化粧
品等の外的要因の影響を受けにくい。従って、本発明に
より製造される材料はコンタクトレンズ、眼内レンズな
どの眼用材料に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】落球衝撃試験によって得られた実施例3及び比
較例2の結果を示す模写図であり、本発明素材において
は破損後に亀裂は入るものの材料が砕けることはなく、
より安全性の高いレンズ材料といえる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1)で示される構造から成るシ
    リル化スチレン由来の単位と、該シリル化スチレンと共
    重合可能な不飽和結合を有する単量体由来の単位からな
    る共重合体よりなる眼用レンズ材料。 【化1】
  2. 【請求項2】 一般式(1)で示されるシリル化スチレ
    ンと共重合可能な不飽和結合を有する単量体由来の単位
    の一種が、シリコーン系マクロマー由来であることを特
    徴とする請求項1記載の眼用レンズ材料。
  3. 【請求項3】 シリコーン系マクロマーが下記式(2)
    で示される構造から成ることを特徴とする請求項2記載
    の眼用レンズ材料。 【化2】
  4. 【請求項4】 シリコーン系マクロマーが下記式(3)
    で示される構造から成ることを特徴とする請求項2記載
    の眼用レンズ材料。 【化3】
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005534737A (ja) * 2002-07-30 2005-11-17 コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼイション 改良されたバイオ医療品組成物
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