JPH07239165A - 自動製氷機付き冷蔵庫の動作記憶装置 - Google Patents

自動製氷機付き冷蔵庫の動作記憶装置

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JPH07239165A
JPH07239165A JP6030576A JP3057694A JPH07239165A JP H07239165 A JPH07239165 A JP H07239165A JP 6030576 A JP6030576 A JP 6030576A JP 3057694 A JP3057694 A JP 3057694A JP H07239165 A JPH07239165 A JP H07239165A
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Toshiyuki Shibuya
敏幸 渋谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動製氷機付き冷蔵庫が故障したときに、そ
の故障の原因究明を容易に行うことができるようにし
て、故障原因を極力明確に特定する。 【構成】 本発明の自動製氷機付き冷蔵庫の動作記憶装
置は、制御回路装置18により、自動製氷機の動作状態
を判断すると共に、その動作状態が継続する時間を計時
し、そして、上記判断した動作状態及びその継続時間
を、単位動作記憶データの動作データ部及び時間データ
部に記憶させ、更に、動作状態が変化する毎に、記憶し
ているデータを電源オフ時にも記憶保持できる記憶手段
に上記単位動作記憶データを記憶させるように構成した
ものである。これにより、自動製氷機の運転動作の履歴
が記憶保持されるようになり、故障発生時に上記運転動
作の履歴を読み出すことにより、故障の原因究明作業が
容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動製氷機付き冷蔵庫
において故障が発生したときに、その故障の原因究明に
役立てるために、自動製氷機の運転動作の履歴を記憶す
るように構成した自動製氷機付き冷蔵庫の動作記憶装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫では、マイクロコンピュー
タにより、各種センサからの検出信号を受けて、コンプ
レッサや冷気供給用のファン装置や冷気供給用のダンパ
装置や除霜ヒータ等を駆動制御することにより、冷却運
転を実行制御する構成となっている。また、冷蔵庫本体
の内部に自動製氷機を備え付け、この自動製氷機により
貯氷容器内に氷が一杯になるまで自動的に氷を生成して
貯氷するようにした構成もある。この自動製氷機の製氷
運転も、上記マイクロコンピュータにより制御されるよ
うに構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の冷蔵庫
では、故障が発生した場合に備えてセルフチェック機能
を有しており、このセルフチェック機能を動作させるこ
とにより、故障が発生した不良部品や不良箇所(例えば
センサや除霜ヒータ等)を特定すると共に、制御基板に
設けた異常報知用LEDを点灯させることにより、上記
特定した不良部品や不良箇所をサービスマンに知らせる
ように構成されていた。これにより、サービスマンは、
不良部品や不良箇所が容易に分かるから、修理がし易い
ものであった。
【0004】しかし、上記セルフチェック機能で特定で
きない不良品や不良箇所があったり、完全には壊れてい
ないが機能が低下した部品があったり、使用者の使い方
が非常に酷であったり、メーカー側で想定していない使
い方であったりすると、故障原因が良くわからないこと
があった。特に、自動製氷機付きの冷蔵庫では、自動製
氷機により氷が製造されないとか、冷蔵室や冷凍室内の
冷却が不十分であるとかいうクレーム(故障)が発生す
ることがあり、このような場合、サービスマンが使用者
宅で原因を調べてもよくわからないことが多かった。こ
のため、上記した故障が発生した場合、故障が発生した
冷蔵庫を回収してきて、メーカーの原因究明用の試験室
で故障の原因究明を行なうのであるが、回収してきた冷
蔵庫は上記試験室では正常に動作してしまい、故障を再
現することができず、結局、原因不明のままとなること
が多かった。
【0005】そこで、本発明の目的は、自動製氷機付き
冷蔵庫が故障したときに、その故障の原因究明を容易に
行うことができるようにして、故障原因を極力明確に特
定し得る自動製氷機付き冷蔵庫の動作記憶装置を提供す
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動製氷機付き
冷蔵庫の動作記憶装置は、自動製氷機の動作状態を判断
する動作判断手段を備えると共に、前記動作状態が継続
する時間を計時するカウント手段を備え、記憶している
データを電源オフ時にも記憶保持できる記憶手段を備
え、そして、前記動作判断手段により判断された動作状
態を記憶する動作データ部と、前記カウント手段により
計時された動作時間を記憶する時間データ部とから単位
動作記憶データを構成し、この単位動作記憶データを前
記記憶手段に記憶させるようにしたところに特徴を有す
る。
【0007】この構成の場合、同一の動作状態が単位動
作記憶データの時間データ部に記憶可能な最長時間より
も長く継続した場合には、単位動作記憶データの動作デ
ータ部に前記動作状態を記憶すると共に、前記単位動作
記憶データの時間データ部に前記最長時間を記憶し、そ
して、次の継続用の単位動作記憶データの動作データ部
に継続を表わす識別子を記憶すると共に、前記継続用の
単位動作記憶データの時間データ部に前記最長時間を越
える超過時間を記憶するように構成することも好まし
い。更に、同一の動作状態が前記単位動作記憶データの
時間データ部に記憶可能な最長時間の2倍の時間よりも
長く継続した場合には、前記動作データ部に動作状態を
記憶させた単位動作記憶データの後に、前記継続用の単
位動作記憶データを、前記動作状態の継続時間を表現可
能な個数だけ続けて設けるように構成することも考えら
れる。
【0008】また、同一の動作状態が単位動作記憶デー
タの時間データ部に記憶可能な最長時間よりも長く継続
した場合には、単位動作記憶データの動作データ部に前
記動作状態を記憶すると共に、前記単位動作記憶データ
の時間データ部に前記最長時間を記憶し、そして、次の
単位動作記憶データの動作データ部に、前記最長時間を
越える継続時間であることを表わす識別子を記憶するよ
うに構成することも一層好ましい構成である。更にま
た、前記記憶手段に記憶された単位動作記憶データに基
づいて前記自動製氷機の動作を再現する動作再現手段を
備える構成とすることも好ましい。
【0009】
【作用】上記手段によれば、冷蔵庫の自動製氷機の運転
動作中においては、動作判断手段により自動製氷機の動
作状態が判断されると共に、カウント手段により上記動
作状態の継続時間が計時され、これら動作状態及び動作
時間は単位動作記憶データの動作データ部及び時間デー
タ部に記憶され、そして、各データを記憶した単位動作
記憶データは記憶手段に順次記憶されていく。
【0010】さて、このような自動製氷機付き冷蔵庫に
故障が発生した場合、記憶手段が電源オフ時にもデータ
を記憶保持できるものであるから、該記憶手段に記憶さ
れた単位動作記憶データを読出すことにより、自動製氷
機の実際の運転動作の履歴がわかる。具体的には、最も
新しい(電源オフ時の)単位動作記憶データから過去に
順次さかのぼって必要とする時期(例えば10時間前又
は1日前)までの単位動作記憶データを読出せば、10
時間前又は1日前から現在即ち故障発生時(電源オフ
時)までの自動製氷機の運転動作の履歴がわかる。そし
て、この運転動作の履歴を調べることにより、セルフチ
ェック機能で特定できない不良品や不良箇所、或いは、
完全には壊れていないが機能が低下した部品を発見した
り、また、使用者の使い方がメーカー側で想定していな
いほど酷な使い方であったりすることを発見したりする
ことが十分可能になり、故障原因を容易且つ明確に特定
し得る。
【0011】また、同一の動作状態が単位動作記憶デー
タの時間データ部に記憶可能な最長時間よりも長く継続
した場合には、単位動作記憶データの動作データ部に前
記動作状態を記憶すると共に、単位動作記憶データの時
間データ部に最長時間を記憶し、そして、次の単位動作
記憶データの動作データ部に継続を表わす識別子を記憶
すると共に、単位動作記憶データの時間データ部に前記
最長時間を越える超過時間を記憶するように構成した。
これにより、同一の動作状態が時間データ部に記憶可能
な最長時間よりも長く継続しても、その継続時間を正確
に記憶させることができる。この場合、同一の動作状態
の継続時間が時間データ部に記憶可能な最長時間の2倍
の時間よりも長ければ、前記継続用の単位動作記憶デー
タを継続時間を表現可能な個数だけ設けるように構成す
れば、継続時間が最長時間の2倍の時間よりも長くて
も、該継続時間を記憶させることができる。
【0012】一方、次の継続用の単位動作記憶データの
動作データ部に、最長時間を越える継続時間であること
を表わす識別子を記憶させるように構成すれば、同一の
動作状態が非常に長く続いた場合に、継続用の単位動作
記憶データばかりが連続して設けられること、即ち、記
憶手段の記憶領域が継続用の単位動作記憶データばかり
になってしまうことを防止でき、記憶手段の記憶領域を
有効に利用することができる。
【0013】更に、記憶手段に記憶された単位動作記憶
データに基づいて自動製氷機の動作を再現する動作再現
手段を備える構成とすれば、故障が発生した冷蔵庫を回
収してきた後、原因究明用の試験室において、上記動作
再現手段により冷蔵庫(自動製氷機)の運転動作の再現
を容易に行うことができる。これにより、発生した故障
をほぼ再現することができるから、故障が再現した状態
で原因を調べれば、故障原因を一層明確に特定し得る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。まず、自動製氷機付き冷蔵庫の概略
構成を示す図2において、冷蔵庫本体1の内部には、冷
凍室2、冷蔵室3及び製氷室4が形成されており、冷却
器5により生成された冷気がファン装置6の送風作用に
より上記各室内に供給されるように構成されている。上
記製氷室4内には製氷装置7が設けられ、冷蔵室3内に
は給水装置8が設けられている。これら製氷装置7及び
給水装置8により自動製氷機9が構成されている。
【0015】上記製氷装置7の機構部10は製氷室4内
の上部前側に設けられており、この機構部10の後側に
は製氷皿11が支持枠を介して配設されている。上記機
構部10内には、製氷皿11を捩じるように反転動作さ
せて離氷動作を行なわせるための離氷モータ12(図1
参照)及び減速装置が設けられている。また、製氷室4
内の底部には、離氷された氷を貯留するための貯氷容器
13が設けられている。更に、製氷装置7に給水するた
めの給水装置8は、冷蔵室3内に配設された給水タンク
14と、この給水タンク14からの水を受ける水受皿1
5と、この水受皿15内の水を吸引して給水パイプ16
を介して製氷皿11内へ送出する給水ポンプ17とから
構成されている。
【0016】一方、上記した冷蔵庫の電気的構成を機能
ブロックの組合わせにて概略的に示す図1において、制
御回路装置18は、例えばマイクロコンピュータを含ん
で構成されており、予め記憶された制御プログラムに基
づいて冷蔵庫全体の冷却運転を制御する機能を有してい
る。この制御回路装置18が、動作判断手段及びカウン
ト手段としての各機能を有している。
【0017】そして、上記制御回路装置18は、冷蔵庫
本体1の冷凍室2内の温度を検知するF室温度センサ1
9、冷蔵室3内の温度を検知するR室温度センサ20、
自動製氷機9の製氷皿11内の製氷完了を検知する製氷
完了検知センサ21、自動製氷機9の貯氷容器13内に
氷が一杯になったことを検知する貯氷量検知センサ2
2、並びに、冷蔵庫本体1が据え付けられた室内の温度
を検知する室温センサ23からの各検知信号を受けると
共に、冷凍室2の温度を設定する冷凍室温度調節器2
4、冷蔵室3の温度を設定する冷蔵室温度調節器25か
らの各温度設定信号、並びに、急速冷凍スイッチ26か
らのスイッチ信号を受けるように構成されている。
【0018】また、制御回路装置18は、上記各信号及
び制御プログラムに基づいて、自動製氷機9の給水ポン
プ17、離氷モータ12、給水ランプ27を駆動制御す
ると共に、急速冷凍表示ランプ28、コンプレッサ2
9、冷気供給用のファン装置6(Cファン装置ともい
う)、冷気供給用のダンパ装置30、除霜ヒータ31、
機械室内のコンプレッサ29やコンデンサ等を冷却する
冷却ファン32を駆動制御するように構成されている。
これにより、制御回路装置18は、冷蔵庫本体1の冷却
運転を実行制御すると共に、自動製氷機9の製氷運転を
実行制御する構成となっている。
【0019】更に、上記制御回路装置18は、記憶手段
である例えばEEPROM(Electrically
Erasable Programmable RO
M)33にデータを書込み可能になっていると共に、E
EPROM33に書込まれているデータを読出し可能に
なっている。上記EEPROM33は、データを電気的
に書き替え可能なメモリであると共に、電源オフ時にも
書込まれたデータを記憶保持する機能を有している。
【0020】ここで、制御回路装置18は、EEPRO
M33に自動製氷機9の運転動作の履歴を表現するデー
タとして例えば単位動作記憶データ34(図3参照)を
書き込んで記憶させるように構成されている。上記単位
動作記憶データ34は、図3に示すように、具体的に
は、例えば1バイト(8ビット)の情報量(長さ)のデ
ータであり、その上位4ビットを動作データ部34aと
し、下位4ビットを時間データ部34bとしている。上
記動作データ部34aには、自動製氷機9の動作状態が
記憶されるように構成されている。具体的には、自動製
氷機9の動作状態が「製氷状態」である場合、動作デー
タ部34aの右から左へ三個のビットを「001」に設
定している。また、自動製氷機9の動作状態が「水切れ
状態」である場合、動作データ部34aの右から三個の
ビットを「010」に設定している。更に、自動製氷機
9の動作状態が「氷満杯状態」である場合、動作データ
部34aの右から三個のビットを「011」に設定して
いる。尚、動作データ部34aの右から三個のビットが
「101」である場合は「継続を表わす識別子」が記憶
設定された場合であり、動作データ部34aの右から三
個のビットが「110」である場合は「最長時間を越え
る継続時間であることを表わす識別子」が記憶設定され
た場合であり、これら各識別子については詳細には後述
する。
【0021】また、上記動作データ部34aの最左端の
1ビットは給水タンク14の有無の状態を記憶させるた
めのものであり、上記1ビットが「1」のとき給水タン
ク14が無いことを、「0」のとき給水タンク14が有
ることを記憶している。
【0022】一方、上記時間データ部34bには、自動
製氷機9の動作状態が継続する時間を計時した継続時間
を記憶させるように構成されている。具体的には、継続
時間を例えば30分単位の時間数で表現した数値が2進
数で書き込まれるようになっている。そして、時間デー
タ部34bの4ビットが「0000」のとき継続時間が
30分であることを示すように設定しており、該4ビッ
トが「0001」のとき継続時間が1時間であることを
示す設定となっており、そして、該4ビットが「111
1」(即ち16進数表示では「F」)のとき継続時間が
8時間であることを示す設定としている。従って、時間
データ部34bに記憶可能な最長時間は、本実施例の場
合、8時間である。尚、自動製氷機9の動作状態が継続
する時間を計時するカウント手段は、例えば制御回路装
置18に内蔵されたタイマ(マイクロコンピュータの内
蔵タイマ)である。
【0023】また、EEPROM33内には、上記単位
動作記憶データ34を複数個記憶させることが可能な記
憶エリアが設けられている。この記憶エリアの大きさ
は、予め一定の大きさに決めておけば良く、数百バイト
程度(数百個の単位動作記憶データ34を記憶可能な大
きさ)でも良いし、また、数千バイト程度(数千個の単
位動作記憶データ34を記憶可能な大きさ)であっても
良く、適宜決めることができる値である。そして、制御
回路装置18は、自動製氷機9の動作状態が変化する毎
に、変化する前の動作状態及びその継続時間を記憶させ
た単位動作記憶データ34をEEPROM33の上記記
憶エリアに順次書き込んで記憶させる構成となってい
る。即ち、自動製氷機9の動作状態が変化する時点が、
単位動作記憶データ34の書き込みタイミングである。
更に、この場合、単位動作記憶データ34は、上記記憶
エリアにその先頭アドレスから順に書き込まれるように
なっており、記憶エリアの最後尾のアドレスまで書き込
まれた後は、再び先頭アドレスから繰り返し書き込まれ
るように書き込み制御される構成となっている。
【0024】尚、最後に書き込んだアドレス又はこれか
ら書き込むアドレスは、EEPROM33内の管理デー
タエリアに書き込んで記憶するようにしており、このエ
リアのデータ内容を読出すことにより、最後に書き込ん
だアドレス又はこれから書き込むアドレスを求めるよう
にしている。また、この場合、これから書き込むアドレ
スに特殊データ(例えば「00」等)を書き込んでおく
ことにより、これから書き込むアドレスであること、ま
た、その前のアドレスが最後に書き込んだアドレスであ
ることをわかるように制御しても良い。更に、本実施例
では、制御回路装置18とEEPROM33との間は、
例えばシリアルデータ転送によりデータを通信してい
る。これにより、制御回路装置18(マイクロコンピュ
ータ)のポート数を極力減らすことができる。尚、この
場合、マイクロコンピュータのポート数に余裕があれ
ば、パラレルデータ転送するように構成しても良い。
【0025】そして、本実施例の場合、上述したように
書き込み制御することにより、EEPROM33の記憶
エリアの大きさに応じて、現在から過去へ向けて例えば
1週間分程度或いは1年分程度に相当する自動製氷機9
の運転動作の履歴を示すデータ(単位動作記憶データ3
4)が記憶可能な構成となっている。
【0026】次に、上記構成の作用を図4及び図5も参
照して説明する。図4は、自動製氷機9の運転動作を、
製氷完了検知センサ21による検知温度と共に示すタイ
ムチャートである。今、図4において、時刻t1で給水
ポンプ17を駆動することにより製氷皿11内に給水を
行なったとする。すると、これ以降、通常は約2時間で
製氷が完了する。この製氷進行中においては、制御回路
装置18は、自動製氷機9の動作状態として「製氷状
態」の継続する時間を内蔵タイマにより計時している。
そして、時刻t2で製氷完了を検知すると、離氷モータ
12を駆動することにより離氷動作が行なわれる。この
離氷動作が完了すると、続いて、給水ポンプ17を駆動
することにより製氷皿11内に再び給水が行なわれ、以
下、製氷動作(製氷サイクル)が再び繰り返される。
【0027】ここで、時刻t2においては、自動製氷機
9の動作状態が変化することから、制御回路装置18
は、時刻t2以前の自動製氷機9の運転動作として、
「製氷状態」が2時間継続したことを、単位動作記憶デ
ータ34に記憶させ、この単位動作記憶データ34をE
EPROM33の記憶エリアに書き込む。具体的には、
「製氷状態」が2時間継続したことを表現する単位動作
記憶データ34の内容は、16進数表示で「13」であ
り、このデータ「13」を、図5(a)に示すように、
EEPROM33の記憶エリア35の先頭アドレスに書
き込む。上記単位動作記憶データ35a(「13」)の
うちの左の数字「1」は「製氷状態」であることを示
し、右の数字「3」は「2時間」であることを示してい
る。
【0028】次に、時刻t2の後、製氷動作が進行して
いるときは、制御回路装置18は、自動製氷機9の動作
状態として「製氷状態」の継続する時間を内蔵タイマに
より計時している。そして、約2時間が経過して時刻t
3で製氷完了を検知すると、離氷動作が行なわれ、これ
に続いて、製氷皿11内に給水が行なわれ、以下、製氷
動作(製氷サイクル)が再び繰り返される。そして、時
刻t3においては、自動製氷機9の動作状態が変化する
ことから、制御回路装置18は、時刻t3以前の自動製
氷機9の運転動作として、「製氷状態」が2時間継続し
たことを、単位動作記憶データ34に記憶させ、この単
位動作記憶データ34(16進数表示で「13」)をE
EPROM33の記憶エリア35の2番目のアドレス
に、図5(a)に示すように書き込む。
【0029】さて、時刻t3から約2時間が経過して、
時刻t4において、製氷完了を検知した場合に、貯氷容
器13が氷で一杯であったとすると、この場合は、離氷
動作が行なわれない。即ち、時刻t4では、自動製氷機
9の動作状態は、「製氷状態」から「氷満杯状態」へ変
化することになる。従って、時刻t4において、制御回
路装置18は、時刻t4以前の自動製氷機9の運転動作
として、「製氷状態」が2時間継続したことを、単位動
作記憶データ34に記憶させ、この単位動作記憶データ
34(16進数表示で「13」)をEEPROM33の
記憶エリア35の3番目のアドレスに、図5(a)に示
すように書き込む。そして、同時に、制御回路装置18
は、時刻t4以降、「氷満杯状態」の継続する時間を計
時するようになっている。
【0030】さて、この後、例えば約5時間が経過した
時刻t5において、貯氷容器13から氷が取り出されて
満杯状態でなくなったとすると、離氷動作が行なわれ、
これに続いて、製氷皿11内に給水が行なわれ、以下、
製氷動作(製氷サイクル)が行われる。この場合、時刻
t5においては、自動製氷機9の動作状態が変化するこ
とから、制御回路装置18は、時刻t5以前の自動製氷
機9の運転動作として、「氷満杯状態」が5時間継続し
たことを、単位動作記憶データ34に記憶させ、この単
位動作記憶データ34(16進数表示で「39」)をE
EPROM33の記憶エリア35の4番目のアドレス
に、図5(a)に示すように書き込む。
【0031】以下、自動製氷機9の運転動作が進行し、
その動作状態が変化する毎に、即ち、時刻t6、t7、
………において、各時刻以前の動作状態及びその継続時
間を表わす単位動作記憶データ34をEEPROM33
の記憶エリア35に順次書き込んで記憶させるようにな
っており、図5(a)に示すように、EEPROM33
の記憶エリア35に順次書き込まれていく。
【0032】次に、製氷完了までに要する時間、即ち、
製氷状態の継続時間が単位動作記憶データ34の時間デ
ータ部34bに記憶可能な最長時間である8時間を越え
る場合について説明する。例えば、図4における左から
3番目の製氷動作(製氷サイクル)が何等かの原因で例
えば18時間かかったとする。この場合、時刻t4にお
いて、制御回路装置18は、時刻t4以前の自動製氷機
9の運転動作として、「製氷状態」が18時間継続した
ことを、単位動作記憶データ34に記憶させるのである
が、単位動作記憶データ34の時間データ部34bに記
憶可能な最長時間が8時間であるので、1個の単位動作
記憶データ34では上記製氷状態を表現することができ
ない。従って、このような場合には、まず1個目の単位
動作記憶データ34の動作データ部34aに「製氷状
態」を記憶させると共に、該単位動作記憶データ34の
時間データ部34bに8時間を記憶させる。これによ
り、上記1個目の単位動作記憶データ34のデータ内容
は、16進数表示で「1F」となる。続いて、2個目
(次の継続用)の単位動作記憶データ34の動作データ
部34aに「継続を表わす識別子」、即ち、16進数表
示で「5」を記憶させると共に、該単位動作記憶データ
34の時間データ部34bに超過時間、この場合、超過
時間がまだ10時間あるから、そのうちの8時間を記憶
させる。これにより、上記2個目の単位動作記憶データ
34のデータ内容は、16進数表示で「5F」となる。
そして、3個目(次の継続用)の単位動作記憶データ3
4の動作データ部34aに「継続を表わす識別子」、即
ち、16進数表示で「5」を記憶させると共に、該単位
動作記憶データ34の時間データ部34bに残りの超過
時間、この場合、2時間を記憶させる。これにより、上
記3個目の単位動作記憶データ34のデータ内容は、1
6進数表示で「53」となる。
【0033】しかして、制御回路装置18は、上記3個
の単位動作記憶データ34(16進数表示で「1F」、
「5F」、「53」)をEEPROM33の記憶エリア
35の3番目、4番目、5番目のアドレスに、図5
(b)に示すように書き込んで記憶させる。尚、継続時
間が更に長い場合には、継続用の単位動作記憶データ3
4を必要なだけ続けて設けるようにすれば良い。また、
上記実施例では、「製氷状態」が継続する場合について
述べたが、他の動作状態が継続する場合についても同様
にして継続用の単位動作記憶データ34を必要なだけ続
けて設けるようにすれば良い。
【0034】さて、上記実施例では、動作状態が8時間
以上継続する場合、継続用の単位動作記憶データ34を
必要なだけ続ける構成としたが、これに代えて、2個の
単位動作記憶データ34を用いて動作状態が8時間以上
継続したことを表現するだけとし、継続時間(8時間を
越える超過時間)の具体値を記憶しない構成とすること
も考えられる。
【0035】具体的には、製氷状態が8時間以上継続し
た場合、まず1個目の単位動作記憶データ34の動作デ
ータ部34aに「製氷状態」を記憶させると共に、該単
位動作記憶データ34の時間データ部34bに最長時間
である8時間を記憶させる。これにより、上記1個目の
単位動作記憶データ34のデータ内容は、16進数表示
で「1F」となる。続いて、2個目(次の継続用)の単
位動作記憶データ34の動作データ部34aに「最長時
間(8時間)を越える継続時間であることを表わす識別
子」、即ち、16進数表示で「6」を記憶させると共
に、該単位動作記憶データ34の時間データ部34bに
例えば「0」を記憶させる。これにより、上記2個目の
単位動作記憶データ34のデータ内容は、16進数表示
で「60」となる。そして、制御回路装置18は、上記
2個の単位動作記憶データ34(16進数表示で「1
F」、「60」)をEEPROM33の記憶エリア35
の3番目、4番目のアドレスに、図5(c)に示すよう
に書き込んで記憶させる。このように書き込んで記憶さ
せることにより、継続時間が非常に長い場合、継続用の
単位動作記憶データばかりが続くことを防止でき、従っ
て、EEPROM33の記憶エリア35を有効に利用す
ることができる。
【0036】尚、上記変形例では、「製氷状態」が継続
する場合について述べたが、他の動作状態が継続する場
合についても、同様にして2個の単位動作記憶データ3
4を用いて動作状態が8時間以上継続したことを表現す
ることができる。
【0037】また、上記各実施例では、自動製氷機9の
動作状態として3つの状態(モード)がある場合につい
て説明したが、必要に応じて4つ以上の状態を適宜設定
し、各状態についてそれぞれ経過時間を計時し、各動作
状態及び継続時間を記憶する単位動作記憶データ34を
EEPROM19に書込んで記憶させるように構成する
ことも好ましい。
【0038】さて、上記した構成の自動製氷機付き冷蔵
庫が故障した場合、使用者がサービスマンを呼ぶと、サ
ービスマンはセルフチェック機能を動作させることによ
り、故障が発生した不良部品や不良箇所(例えばセンサ
や除霜ヒータ等)を特定すると共に、制御基板に設けた
異常報知用LEDを点灯させて、上記特定した不良部品
や不良箇所を認識することができ、不良部品等を交換す
ることにより故障を修理することができる。
【0039】ここで、上記セルフチェック機能で特定で
きない不良品や不良箇所があったり、完全には壊れてい
ないが機能が低下した部品があったり、使用者の使い方
が非常に酷であったり、メーカー側で想定していない使
い方であったりすると、セルフチェック機能を動作させ
ても、何の異常もみつからないし、また、冷却運転も一
見正常に行われてしまうから、サービスマンは故障原因
がほとんどわからず、修理することもできない。このよ
うな場合、使用者が更にその冷蔵庫を使用続けると、や
はり自動製氷機9で氷が製造されないとか、冷蔵室3や
冷凍室2内の冷却が不十分であるとかいうクレーム(故
障)が発生する。このため、このような故障が発生する
と、故障した冷蔵庫を回収してきて、原因究明用の試験
室で故障の原因究明を行なうことになる。
【0040】具体的には、EEPROM33の記憶エリ
ア35に記憶されているデータ、特には、単位動作記憶
データを読出すことにより、自動製氷機9の実際の運転
動作の履歴がわかる。即ち、最も新しい(電源オフ時
の)単位動作記憶データから過去に順次さかのぼって必
要とする時期(例えば10時間前又は1日前)までの単
位動作記憶データを読出せば、10時間前又は1日前か
ら現在即ち故障発生時(電源オフ時)までの自動製氷機
9の運転動作の履歴がわかる。そして、この運転動作の
履歴を調べることにより、セルフチェック機能で特定で
きない不良品や不良箇所、或いは、完全には壊れていな
いが機能が低下した部品を発見したり、また、使用者の
使い方がメーカー側で想定していないほど酷な使い方で
あったりすることを発見したりすることが十分可能にな
り、故障原因を容易且つ明確に特定し得る。
【0041】また、EEPROM33に記憶されたデー
タ(単位動作記憶データ)に基づいて冷蔵庫(自動製氷
機9)の各種負荷を駆動制御することにより、10時間
前又は1日前から現在即ち故障発生時(電源オフ時)ま
で、自動製氷機9の運転動作を再現させる運転を実行す
るように構成しても良い。具体的には、冷蔵庫の制御基
板に設けられている制御回路装置18により上記再現運
転を実行するために、上記制御基板に再現運転開始用の
パラメータを指定入力するための入力スイッチ等を設
け、また、再現運転のために必要な制御プログラムを制
御回路装置18に予め記憶させておく構成とする。これ
により、上記入力スイッチ等を操作することにより、制
御回路装置18はEEPROM33に記憶されたデータ
(単位動作記憶データ)に基づいて再現運転を実行する
ように構成されている。この場合、制御回路装置18が
動作再現手段の機能を有している。
【0042】この結果、自動製氷機9の運転動作が再現
されるので、使用者のところで発生した故障をほぼ再現
することができ、従って、故障が再現した状態で、その
原因を調べれば、故障原因を明確に特定することがで
き、その対策及び修理を容易に行うことができる。
【0043】尚、上記実施例では、冷蔵庫本体1の制御
回路装置18により再現運転を実行する構成としたが、
これに代えて、外部の装置例えばパソコンによりEEP
ROM33のデータを読出して再現運転を実行するよう
に構成しても良い。具体的には、回収してきた冷蔵庫か
ら制御基板を取り外し、該制御基板に装着されているE
EPROM33を、外部のパソコンにより該EEPRO
M33内に記憶されているデータを読出し可能になるよ
うに上記パソコンに接続する。そして、このパソコンで
EEPROM33内に記憶されているデータ、即ち、記
憶エリア35内に記憶されている単位動作記憶データを
読出し、ディスプレイに表示したり、プリンタにより印
字したりして出力する。これによって、必要に応じて1
0時間前又は1日前から現在即ち故障発生時(電源オフ
時)までの自動製氷機9の運転動作の履歴がわかる。
【0044】そして、上記パソコンは、冷蔵庫の制御基
板が有する機能をすべて備えるように構成されており、
制御基板を取り外した冷蔵庫の各種センサや各種負荷を
すべて上記パソコンに接続することにより、上記各種セ
ンサからの各検知信号を入力すると共に、各種負荷を駆
動制御することが可能になっている。この場合、上記パ
ソコンが動作再現手段を構成している。さて、上記回収
した冷蔵庫の冷却運転動作を再現する場合、原因究明す
る者の必要に応じて、例えば10時間前又は1日前であ
るかを示すパラメータ(再現運転開始のパラメータ)を
指定して、冷却運転動作の再現運転を開始させる。これ
により、指定されたパラメータが示す時間(又は日)だ
け前から、冷蔵庫(自動製氷機9)の運転動作が再現さ
れる。
【0045】この場合、パソコンは、EEPROM33
に記憶された単位動作記憶データを読出して、この読出
したデータに基づいて冷蔵庫(自動製氷機9)の各種負
荷を強制的に駆動制御することにより、再現運転を実行
する構成となっている。このように自動製氷機9の運転
動作を再現させることにより、発生した故障をほぼ再現
することができる。従って、故障が再現した状態で、そ
の原因を調べることが可能になるから、故障原因を明確
に特定することができ、その対策及び修理を容易に行う
ことができる。
【0046】尚、上記実施例では、運転データをEEP
ROM33に書込んで記憶保持させる構成としたが、こ
れに限られるものではなく、電源オフ時に記憶データが
消去されない記憶手段例えばICメモリやフロッピーデ
ィスクやハードディスクや電源バックアップ付きRAM
等に書込んで記憶保持させる構成としても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、自動製氷機の動作状態を判断する動作判断手段を備
えると共に、前記動作状態が継続する時間を計時するカ
ウント手段を備え、記憶しているデータを電源オフ時に
も記憶保持できる記憶手段を備え、そして、前記動作判
断手段により判断された動作状態を記憶する動作データ
部と、前記カウント手段により計時された動作時間を記
憶する時間データ部とから単位動作記憶データを構成
し、この単位動作記憶データを前記記憶手段に記憶させ
る構成としたので、自動製氷機付き冷蔵庫が故障したと
きに、その故障の原因究明を容易に行うことができ、故
障原因を極力明確に特定し得るという優れた効果を奏す
る。
【0048】また、同一の動作状態が単位動作記憶デー
タの時間データ部に記憶可能な最長時間よりも長く継続
した場合には、単位動作記憶データの動作データ部に前
記動作状態を記憶すると共に、単位動作記憶データの時
間データ部に最長時間を記憶し、そして、次の単位動作
記憶データの動作データ部に継続を表わす識別子を記憶
すると共に、単位動作記憶データの時間データ部に前記
最長時間を越える超過時間を記憶するように構成したの
で、同一の動作状態が時間データ部に記憶可能な最長時
間よりも長く継続しても、その継続時間を正確且つ確実
に記憶させることができる。この場合、同一の動作状態
の継続時間が時間データ部に記憶可能な最長時間の2倍
の時間よりも長ければ、上記継続用の単位動作記憶デー
タを継続時間を表現可能な個数だけ設けるように構成す
れば、継続時間が最長時間の2倍の時間よりも長くて
も、該継続時間を記憶させることができる。
【0049】更に、次の継続用の単位動作記憶データの
動作データ部に、最長時間を越える継続時間であること
を表わす識別子を記憶させるように構成したので、同一
の動作状態が非常に長く続いた場合に、継続用の単位動
作記憶データばかりが連続して設けられること、即ち、
記憶手段の記憶領域が継続用の単位動作記憶データばか
りになってしまうことを防止でき、記憶手段の記憶領域
を有効に利用することができる。
【0050】更にまた、記憶手段に記憶された単位動作
記憶データに基づいて自動製氷機の動作を再現する動作
再現手段を備える構成としたので、故障が発生した冷蔵
庫を回収してきた後、上記動作再現手段により冷蔵庫
(自動製氷機)の運転動作の再現を容易に行うことがで
きる。これにより、発生した故障をほぼ再現することが
できるから、故障が再現した状態で原因を調べれば、故
障原因を一層明確に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】自動製氷機付き冷蔵庫の縦断側面図
【図3】単位動作記憶データの構成を示す図
【図4】自動製氷機の運転動作を示すタイムチャート
【図5】(a)、(b)、(c)はEEPROMに単位
動作記憶データを順次記憶させた状態を示す図
【符号の説明】
1は冷蔵庫本体、4は製氷室、5は冷却器、7は製氷装
置、8は給水装置、9は自動製氷機、11は製氷皿、1
3は貯氷容器、18は制御回路装置(動作判断手段、カ
ウント手段、動作再現手段)、21は製氷完了検知セン
サ、29はコンプレッサ、33はEEPROM(記憶手
段)、34は単位動作記憶データ、34aは動作データ
部、34bは時間データ部、35は記憶エリアを示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動製氷機の動作状態を判断する動作判
    断手段と、 前記動作状態が継続する時間を計時するカウント手段
    と、 記憶しているデータを電源オフ時にも記憶保持できる記
    憶手段とを備え、 前記動作判断手段により判断された動作状態を記憶する
    動作データ部と、前記カウント手段により計時された動
    作時間を記憶する時間データ部とから単位動作記憶デー
    タを構成し、この単位動作記憶データを前記記憶手段に
    記憶させるようにしたことを特徴とする自動製氷機付き
    冷蔵庫の動作記憶装置。
  2. 【請求項2】 同一の動作状態が単位動作記憶データの
    時間データ部に記憶可能な最長時間よりも長く継続した
    場合には、 単位動作記憶データの動作データ部に前記動作状態を記
    憶すると共に、前記単位動作記憶データの時間データ部
    に前記最長時間を記憶し、 次の継続用の単位動作記憶データの動作データ部に継続
    を表わす識別子を記憶すると共に、前記継続用の単位動
    作記憶データの時間データ部に前記最長時間を越える超
    過時間を記憶するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の自動製氷機付き冷蔵庫の動作記憶装置。
  3. 【請求項3】 同一の動作状態が前記単位動作記憶デー
    タの時間データ部に記憶可能な最長時間の2倍の時間よ
    りも長く継続した場合には、 前記動作データ部に動作状態を記憶させた単位動作記憶
    データの後に、前記継続用の単位動作記憶データを、前
    記動作状態の継続時間を表現可能な個数だけ続けて設け
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載の自動製氷
    機付き冷蔵庫の動作記憶装置。
  4. 【請求項4】 同一の動作状態が単位動作記憶データの
    時間データ部に記憶可能な最長時間よりも長く継続した
    場合には、 単位動作記憶データの動作データ部に前記動作状態を記
    憶すると共に、前記単位動作記憶データの時間データ部
    に前記最長時間を記憶し、 次の継続用の単位動作記憶データの動作データ部に、前
    記最長時間を越える継続時間であることを表わす識別子
    を記憶するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    自動製氷機付き冷蔵庫の動作記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶された単位動作記憶
    データに基づいて前記自動製氷機の動作を再現する動作
    再現手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の自動
    製氷機付き冷蔵庫の動作記憶装置。
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