JPH07238966A - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

Info

Publication number
JPH07238966A
JPH07238966A JP5504294A JP5504294A JPH07238966A JP H07238966 A JPH07238966 A JP H07238966A JP 5504294 A JP5504294 A JP 5504294A JP 5504294 A JP5504294 A JP 5504294A JP H07238966 A JPH07238966 A JP H07238966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
recess
passage
concave portion
floating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5504294A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Matsumura
周治 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP5504294A priority Critical patent/JPH07238966A/ja
Publication of JPH07238966A publication Critical patent/JPH07238966A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きい制動トルクを有し、狭いスペースに取
り付けることができるダンパ装置を提供すること。 【構成】 円弧の範囲に亘って形成され内側面に第1通
路48を設けた第1本体39と、第1本体39に対して
相対的に第1通路48に沿って回動自在であり円弧の範
囲に亘って形成され外側面に第1と第2凹部50、51
を設けてあり第1凹部50を第2凹部51よりも深く形
成して成る第2本体40と、第1通路48の表面と第2
本体40とに接触する第1遊動体41と、からなり、第
1遊動体41をゴムにより形成することにより、第1凹
部50から第2凹部51側に向かう方向に第2本体40
を第1通路48に沿って回動させたとき第1遊動体41
が第1凹部50内に移動し、その方向と反対方向に第2
本体40を回動させたとき第1遊動体41が第2凹部5
1内に移動するように構成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばラップトップ
型パーソナルコンピュータの蓋、便器の蓋、ドア等の開
閉速度を制動するダンパ装置、又は一方の他方に対する
移動速度を制動するダンパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の洋式便器の蓋と便器本体とを連結
する蝶番は、図には示していないが、例えば蓋の縁部に
設けられている蝶番の軸部と、この軸部を回動自在に支
持する軸受部とからなっている。この軸受部は、便器本
体に設けられている。この蝶番によると、手軽に蓋を開
閉することができるように、開閉時の摩擦抵抗ができる
だけ小さくなるように製作されている。しかし、蓋を閉
じるときは、蓋と本体とが衝突して大きな音を立てない
ようにするために、及び、蓋又は本体が破損しないよう
にするために、蓋を手で持ってゆっくりと閉方向に回転
させて閉じる必要がある。
【0003】そこで、蓋と便器本体のなす角度が90°
未満となったときに、手を蓋から離しても蓋がゆっくり
と閉まるようにするために、ダンパ装置を蝶番に取り付
けることが考えられる。
【0004】そこで、本願の出願人は、実開平5-58994
号公報に掲載されているダンパ装置を考案している。こ
のダンパ装置は、洋式便器の蓋と便器本体とを連結する
蝶番に設けてある。つまり、図23に示す第2本体8が
蓋21に設けられている軸部(図示せず)と一体に形成
されており、第1本体7が便器本体22に設けられてい
る軸受部(図示せず)と一体に形成されている。同図2
3は、蓋21が開いている状態でのダンパ装置の断面図
である。
【0005】まず、蓋21を閉じるときは、蓋21を手
で閉方向に回転させて、手を蓋21から離す。すると、
蓋21と結合する第2本体8が、図23の時計方向に回
転し、ゴム製の遊動体9が第1凹部19から第2凹部2
0内に移動する(図24参照)。第2凹部20内に移動
した遊動体9は、第1本体7の内周面に設けた通路11
と第2凹部20の内面との間に挟まれ、押圧された状態
となり、遊動体9と通路11の表面及び第2凹部20の
内面との間に摩擦力が生じる。この摩擦力が、蓋21の
制動トルクTb ´となり、蓋21が静かに閉方向に回転
して所定の閉位置で停止する(図示せず)。
【0006】次に、閉状態の蓋21を開けるときは、蓋
21を手で持ち上げて、図25の反時計方向に回転させ
る。この際、第2凹部20内の遊動体9が第1凹部19
内に移動する(図25参照)。ただし、第1凹部19の
深さは、第2凹部20よりも深いので、遊動体9と通路
11の表面及び第1凹部19の内面との間の摩擦力が、
第2凹部20内の場合よりも小さくなる。従って、蓋2
1を開方向に回転させるときの制動トルクはTd ´とな
るが、制動トルクTd ´は閉方向の際に発生する制動ト
ルクTb ´よりも小さく、その結果、蓋21を小さい力
で簡単に開方向に回転させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図23に示
すダンパ装置の制動トルクを大きくしようとする場合、
(1)遊動体9のゴムの硬度を大きくすること、(2)
遊動体9と通路11の表面との間の摩擦力を大きくする
こと、(3)制動ダンパの軸方向の長さを長くするこ
と、(4)第1及び第2本体7、8の半径を大きくする
こと、が考えられる。つまり、制動トルクを大きくする
には、(1)〜(4)の各手段を、適切にダンパ装置に
施すことが必要である。
【0008】しかし、(1)〜(3)の手段を施して制
動トルクを大きくするには、或る一定の限界があり、最
終的には(4)の手段の第1及び第2本体7、8の半径
をどこまで大きくすることができるかにかかっている。
しかし、この(4)の手段を採ると、第1及び第2本体
7、8の半径が大きくなるので、当然にダンパ装置の寸
法も大きくなるという問題が発生する。つまり、半径を
大きく形成した短円柱状のダンパ装置を例えば洋式便器
の蓋21の蝶番に取り付ける場合、軸受部の軸部挿通孔
の中心と便器本体22の上面との間隔をその大きくした
分だけ広く形成する必要があり、このようにすると、蓋
21と便器本体22との位置関係が変わるので、蓋21
等の形状を変更する必要が生じる場合があり、手間とコ
ストが掛かるという問題がある。そして、半径の大きい
(寸法の大きい)ダンパ装置を取り付けるためのスペー
スが存在していない場合は、そのスペースを作るために
蓋21等の形状を大幅に変更する必要があるという問題
もある。
【0009】本発明は、大きい制動トルクを有し、狭い
スペースに取り付けることができるダンパ装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【発明の概要】この発明のダンパ装置は、第1本体(又
は第2本体)を固定側に取り付けて第2本体(又は第1
本体)を可動側に取り付けることができる。また、いず
れの側も固定されておらず、いずれの側も他方に対して
相対的に動くことができる関係を有する両者に対し、そ
の一方に第1本体を取り付けて、他方に第2本体を取り
付けることができる。ただし、説明を簡単にするため
に、第1本体を固定部に取り付けて、第2本体を可動部
に取り付けた場合について説明する。
【0011】第1の発明のダンパ装置は、図21(a)
(第1の発明を説明するための説明図)に示すように、
第1本体39及び第2本体40を所定の円弧の範囲に亘
って形成したものであり、この円弧の中心の周りでは、
円弧の角度範囲の略α内に第1及び第2本体39、40
が存在するが、円弧の角度範囲の略α外では第1及び第
2本体39、40が存在していないので、例えば図23
に示す従来の円柱状のダンパ装置の外形をR1 としたも
のと比較して、ダンパ装置の取付けスペースが約α/3
60°となり、その分だけ取付けスペースを小さくする
ことができる。そして、制動トルクを大きくするため
に、第1本体39の半径R1 を大きくした場合でも、図
21(a)に示すH1 の寸法(軸受部62の軸部挿通孔
の中心Oと便器本体22の上面との間隔)は一定である
ので、例えば洋式便器に設けられている軸受部62及び
蓋21に設けられている軸部63の構成を大幅に変更す
る必要がない。ただし、第1本体39及び第2本体40
を所定の円弧の範囲に亘って形成してあるので、第2本
体40の回動範囲は、この円弧内の範囲となる。
【0012】第2の発明のダンパ装置は、図21(b)
(第2の発明を説明するための説明図)に示すように、
第1本体39を第2本体40の内側に設け、第2本体4
0の内側面に第1凹部50と第2凹部51を設けた構成
であり、それ以外は第1の発明のダンパ装置と同等であ
る。従って、第2の発明のダンパ装置によっても第1の
ダンパ装置と同等の理由で、このダンパ装置の制動トル
クを大きくするために、半径R1 を大きく形成した場合
でも、図21(a)に示すH1 の寸法は一定であるの
で、軸受部62及び蓋21に設けられている軸部63の
構成を大幅に変更する必要がない。
【0013】第3の発明のダンパ装置は、図21(a)
に示すダンパ装置に図22(a)(第3の発明を説明す
るための説明図)に示すダンパ装置を連結手段を介して
連結して設けたものである。図22(a)のダンパ装置
は、所定の円弧の範囲に亘って形成した第3本体7及び
第4本体8を有し、第3本体7の半径R2 は、図21
(a)に示す第1本体39の半径R1 よりも小さく形成
してある。そして、第4本体8が所定の回動範囲を第3
本体7に対して相対的に回動するときに、例えば第4本
体8と第2本体40とを連結手段(図示せず)が連結す
る。
【0014】つまり、今、第4本体8が第4凹部20か
ら第3凹部19側に向かう回転方向(図22(a)にお
ける時計方向)に回転すると、第2遊動体9が第4凹部
20内に移動し、第2遊動体9と第3本体7及び第4本
体8との大きい摩擦力に基づく大きい制動トルクが働
く。そして、第4本体8がそのまま時計方向に回転し
て、所定の回動範囲内となると、連結手段が第4本体8
と図21(a)に示す第2本体40とを連結して、第4
本体8に伴って第2本体40が回転する。これによっ
て、第4本体8の上記時計方向の回転に対して、上記第
2遊動体9の制動力に加えて、第1遊動体41と第1本
体39及び第2本体40との大きい摩擦力に基づく大き
い制動トルクが働き、その結果極めて大きい制動力を得
ることができる。
【0015】一方、第4本体8が第3凹部19から第4
凹部20側に向かう回転方向(図22(a)における反
時計方向)に回転すると、第2遊動体9が第4凹部20
から第3凹部19内に移動し、第2遊動体9と第3本体
7及び第4本体8との小さい摩擦力に基づく小さい制動
トルクが働く。そして、第4本体8がそのまま反時計方
向に回転して、所定の回動範囲内となると、連結手段が
第4本体8と第2本体40とを連結して、第4本体8に
伴って第2本体40が回転する。これによって、第4本
体8の時計方向の回転に対して、上記第2遊動体9の制
動力に加えて、第1遊動体41と第1本体39及び第2
本体40との小さい摩擦力に基づく小さい制動トルクが
働くが、いずれも小さい制動力であるので、第4本体8
には小さい制動力しか働かない。
【0016】このように、第3の発明は、例えば第4本
体8を、所定方向に回転させるときには大きい制動トル
クが要求され、しかも所定の回動範囲において同所定方
向に回転させるときに極めて大きい制動トルクが要求さ
れる用途に適用する場合に有効である。即ち、第1本体
39の半径R1 を大きい寸法に形成し、第3本体7の半
径R2 を小さい寸法に形成する。この場合、図22
(a)に示すように、軸受部62の軸部挿通孔の中心O
と便器本体22の上面との間隔H2 は、第3本体7の半
径R2 によって定まるが、極めて大きい制動トルクを発
生する図21(a)に示す第1本体39の半径R1 と係
わりなく決定することができるので、第3本体7の半径
2 を適当に小さくすることによって、洋式便器等の軸
受部62及び蓋21に設けられている軸部63の構成の
大幅な変更を不要とすることができる。
【0017】第4の発明のダンパ装置は、図21(a)
に示すダンパ装置に図22(b)(第4の発明を説明す
るための説明図)に示すダンパ装置を連結手段を介して
連結して設けたものである。図22(b)に示すよう
に、第3本体7を第4本体8の内側に設け、第4本体8
の内側面に第3凹部19と第4凹部20を設けた構成で
ある。この第4の発明のダンパ装置によっても第3の発
明のダンパ装置と同様に、軸受部62の軸部挿通孔の中
心Oと便器本体22の上面との間隔H2 は、第3本体7
の半径R2 によって定まるので、極めて大きい制動トル
クを発生させる場合でも、例えば洋式便器等の軸受部6
2及び蓋21に設けられている軸部63の構成の大幅な
変更を不要とすることができる。
【0018】第5の発明のダンパ装置は、図21(b)
に示すダンパ装置(第2の発明のダンパ装置)と図22
(a)に示すダンパ装置とを連結手段を介して連結して
設けたものである。第6の発明のダンパ装置は、図21
(b)に示すダンパ装置(第2の発明のダンパ装置)と
図22(b)に示すダンパ装置とを連結手段を介して連
結して設けたものである。いずれの発明のダンパ装置も
第3の発明のダンパ装置と同様に作用し、軸受部62の
軸部挿通孔の中心Oと便器本体22の上面との間隔H2
は、第3本体7の半径R2 によって定まるので、極めて
大きい制動トルクを発生させる場合でも、例えば洋式便
器等の軸受部62及び蓋21に設けられている軸部63
の構成の大幅な変更を不要とすることができる。
【0019】なお、第3本体及び第4本体を図22
(a)、(b)に示すように筒状としたが、この形状に
限るものではなく図21(a)、(b)に示すように扇
状としてもよい。
【0020】第7の発明のダンパ装置によると、第1本
体に設けた通路、第1凹部の表面及び遊動体の外側面の
うち少なくとも1つの表面に多数の凹凸を設け、これに
より遊動体と、通路又は第1凹部の表面と、の摩擦力を
大きくすることができる。つまり、第2凹部よりも深く
形成されている第1凹部内に遊動体が移動している状態
では、遊動体と、通路又は第2本体の表面と、の間の押
圧力(摩擦力)が小さいため、第2本体が第2凹部から
第1凹部側に向かう方向に第1本体に対して相対的に回
転したときに、第1凹部内の遊動体が第2凹部側に移動
し難い場合があるが、第1本体の通路等に多数の凹凸を
設けることによって遊動体を第2凹部側にスムースに移
動させることができるようにしている。
【0021】第8の発明のダンパ装置によると、第7の
発明の多数の凹凸を設ける代わりに、第1凹部内に移動
している遊動体を第2凹部内に移動させる方向に付勢す
る付勢手段を設け、この構成によって第1凹部内の遊動
体を第2凹部側にスムースに移動させることができるよ
うにしている。
【0022】第9の発明のダンパ装置によると、第7の
発明の凹凸を設ける代わりに、第1凹部内に移動してい
る遊動体を第2凹部内に移動させる方向に押圧する押圧
手段を設け、この構成によって遊動体を第2凹部側にス
ムースに移動させることができる。
【0023】
【実施例】本発明の第1実施例を各図を参照して説明す
る。この実施例のダンパ装置は、図1に示すように、第
1のダンパ装置36と、第2のダンパ装置37と、この
第1と第2のダンパ装置36と37を連結する連結手段
38と、からなっている。
【0024】第1のダンパ装置36は、図1に示すよう
に、第3本体7と、第4本体8と、第2遊動体9、9
と、からなっている。この第1のダンパ装置36は、図
4(a)に示す例えば洋式便器の蓋21(一点鎖線で示
す)と便器本体22(一点鎖線で示す)とを連結する蝶
番に設けてある。つまり、蝶番は、蓋21に結合されて
いる軸部5(図1参照)と、この軸部5を回動自在に支
持し、便器本体22に取り付けられる軸受部6(図1参
照)とからなっている。そして、図1に示すように、第
1のダンパ装置36の第3本体7がこの軸受部6と結合
して設けられており、第4本体8が軸部5に一体に形成
されている。
【0025】第2のダンパ装置37は、図1に示すよう
に、第1本体39と、第2本体40と、第1遊動体41
と、からなっている。第1本体39は、短円筒部42を
介して第3本体7と螺合結合しており、第2本体40は
連結手段38を介して第4本体8と連結している。
【0026】第1及び第2のダンパ装置36、37は、
洋式便器の蓋21を開くときには殆ど制動トルクを発生
しないが、蓋を閉じるときには大きな制動トルクを発生
する。ただし、第2のダンパ装置37の方が第1のダン
パ装置36よりも大きい制動トルクを発生する。
【0027】連結手段38は、蓋21が閉じた状態とな
る少し手前から蓋21が閉じた状態となるまでの所定の
回動範囲(請求項3に記載の所定の回動範囲)で第4本
体8と第2本体40とを連結する。つまり、蓋21が起
立状態の開位置から閉方向に回転するときは、第1のダ
ンパ装置36のみの制動トルクが働き、蓋21が閉方向
に所定の回動範囲を回転するときは、第1と第2のダン
パ装置36、37が連結手段38を介して連結して第1
と第2のダンパ装置36、37の両方の制動トルクが働
く。従って、蓋21が静かに閉じる。なお、図2は、こ
のダンパ装置の断面図であり、図3(a)は左側面図、
図3(b)は右側面図である。
【0028】図1に示す第1のダンパ装置36の第3本
体7は、材質が例えばプラスチック、金属等であり、カ
ップ状に形成されており、この第3本体7の右側面(軸
受部)6には円孔10が穿設されている。この円孔10
の内周面が軸部5を回動自在に支持する。また、第3本
体7の左側開口部が蓋体17により閉塞されており、こ
の蓋体17の中央にも円孔18が穿設されている。この
円孔18の内周面が軸部5を回動自在に支持する。図4
(a)は、図1の第1及び第2のダンパ装置36、37
の各断面を示す図である。図4(a)に示すように、短
円筒状の第3本体7の内周面が円周方向に約112°の
範囲に亘り窪んでおり、この内周面の窪んでいる部分が
第2遊動体9の第2通路11である。そして、この第2
通路11の位置から点Oを中心にして180°回転した
位置にこの第2通路11と同等の第2通路11が約11
2°の範囲に亘って設けられている。つまり、第3本体
7の内周面のうちこの2つの第2通路11が設けられて
いない部分は、図4(a)に示すように、第2通路11
の表面よりも円筒の中心方向(内側)に少し突出し、周
方向に沿って略一定の厚みに形成されており、これが突
出部12、12である。そして、図4(a)に示すよう
に、各第2通路11の一方の端には、第1凸部13と、
この第1凸部13と間隔を隔てて小突起15を突設して
あり、他方の端には、第2凸部14とこの第2凸部14
の手前側に段部16を突設してある。
【0029】第4本体8は、材質がプラスチック、金属
等であり、図1に示すように、円柱状に形成されてお
り、両端に軸部5が突設されている。図に示す軸部5の
右端部は第3本体7の底壁6に設けられている円孔10
に挿通し、軸部5の左端部は蓋体17の中央に穿設され
ている円孔18に挿通する。即ち、第4本体8は、2本
の第2遊動体9と共に第3本体7の内側に挿入されて、
この挿入された状態で両側の軸部5が対応する各円孔1
0、18に回動自在に支持されている。なお、蓋体17
は第3本体7の左側開口縁に固定して取り付けてある。
【0030】第4本体8は、図4(a)に示すように、
外径が第3本体7の突出部12の表面が形成する円筒の
内径よりも少し小さく形成されており、2つの各第2通
路11と対向する位置の外面には夫々第3凹部19が軸
部5の方向に沿って設けられている。そして、第3凹部
19の位置から図4(a)の反時計方向に回転する側の
位置に、対応する第3凹部19と連通する第4凹部20
が軸部5の方向に沿って設けられている。なお、第3凹
部19と第4凹部20の断面形状は、図4(a)に示す
ように円弧状であり、第3凹部19の中心O方向の深さ
は第4凹部20の同方向の深さよりも深く形成されてい
る。
【0031】第2遊動体9は、材質がゴム、プラスチッ
ク等の弾性体であり、図1に示すように細長い円柱状に
形成されている。そして、直径が図4(a)に示すよう
に第2通路11の表面と第3凹部19の底との間隔より
も少し大きく形成されており、長さが第4本体8の幅と
略一致している。この第2遊動体9は、第3凹部19、
第4凹部20及び第2通路11により形成される2つの
空間内に軸部5の方向に沿う状態で夫々1本づつ収容さ
れている。
【0032】ただし、第3本体7と第4本体8の材質は
プラスチック、金属等であり、2本の第2遊動体9の材
質を弾性的性質を有するゴム、プラスチック等としたこ
とにより、図4(a)に示すように第2遊動体9が第3
凹部19にある状態で第4本体8を時計方向に回転させ
たとき、各第2遊動体9が図5(a)に示すように第4
凹部20内に移動することができるようにしている。つ
まり、第2遊動体9が第4凹部20内にあるときは、第
2遊動体9が圧縮変形している状態となる。
【0033】次に、図1に示す第2のダンパ装置37の
構成を説明する。第1本体39は、材質が例えばプラス
チック、金属等であり、断面形状が略扇形のカップ状に
形成されており、この第1本体39の左側面(軸受部)
43には円孔44が穿設されている。この円孔44の内
周面が第2本体40に突設した軸部45を回動自在に支
持する。また、第1本体39の右側開口部が蓋体46に
より閉塞されており、この蓋体46の中央にも円孔47
が穿設されている。この円孔47の内周面が軸部45を
回動自在に支持する。この第2のダンパ装置37は、図
4(a)に示すように、扇形の第1本体39の円弧の部
分の内周面(約55°の範囲)が第1遊動体41の第1
通路48である。なお、第1通路48は、図4(a)の
左側になる程、中心Oに少しずつ接近している。
【0034】第2本体40は、材質がプラスチック、金
属等であり、図1に示すように、略扇形の板状体であ
り、両端に軸部45を突設してある。図に示す軸部45
の左端部は第1本体39の左側面43に設けられている
円孔44に挿通し、軸部45の右端部は蓋体46の中央
に穿設されている円孔47に挿通する。即ち、第2本体
40は、1本の第1遊動体41と共に第1本体39の内
側に挿入されて、この挿入された状態で両側の軸部45
が対応する各円孔44、47に回動自在に支持されてい
る。なお、蓋体47は第1本体39の右側開口縁に固定
して取り付けられている。
【0035】第2本体40は、図4(a)に示すよう
に、円弧部49の半径が第1本体39の第1通路48の
半径よりも少し小さく形成されており、円弧部49の外
面には第1凹部50が軸部45の方向に沿って設けられ
ている。そして、第1凹部50の位置から図4(a)の
反時計方向に回転する側の位置に、第1凹部50と連通
する第2凹部51が軸部45の方向に沿って設けられて
いる。なお、第1凹部50と第2凹部51の断面形状
は、図4(a)に示すように円弧状であり、第1凹部5
0の中心O方向の深さは第2凹部51の同方向の深さよ
りも深く形成されている。
【0036】第1遊動体41は、材質が例えばゴム、プ
ラスチック等の弾性体であり、図1に示すように細長い
円柱状に形成されている。そして、直径が図4(a)に
示すように第1通路48の表面と第1凹部50の底との
間隔よりも少し大きく形成されており、長さが第2本体
40の幅と略一致している。この第1遊動体41は、第
1凹部50、第2凹部51及び第1通路48により形成
される空間内に軸部45の方向に沿う状態で収容されて
いる。
【0037】ただし、第1本体39と第2本体40の材
質はプラスチック、金属等であり、2本の第1遊動体4
1の材質を弾性的性質を有するゴム、プラスチック等と
したことにより、図4(a)に示すように第1遊動体4
1が第1凹部50内にある状態で第2本体40を時計方
向に回転させたとき、第1遊動体41が図5(a)に示
すように第2凹部51内に移動することができるように
している。つまり、第1遊動体41が第2凹部51内に
あるときは、第1遊動体41が圧縮変形している状態と
なる。
【0038】次に、図1に示す連結手段38の構成を説
明する。連結手段38は、同図に示すように、第1連結
体52と第2連結体56とからなっており、第1及び第
2連結体52、56は第1本体39と一体に成形されて
いる短円筒部42内に収容されている。これら連結手段
38及び短円筒部42の材質は、例えばプラスチック、
金属等である。
【0039】第1連結体52は、図1に示すように円板
状であり、中央部に断面が半円の貫通孔53を穿設して
ある。この貫通孔53内に、軸部5に突設した係合部5
4が嵌合しており、軸部5が回動するとそれに伴って第
1連結体52が回動する。即ち、係合部54は、貫通孔
53と対応する形状に形成してある。そして、第1連結
体52の図1の右側の外周縁には、約115°の範囲に
亘って溝55を設けてある。
【0040】第2連結体56は、図1に示すように円板
状であり、中央部に断面が半円の貫通孔57を穿設して
ある。この貫通孔57内に、軸部45に突設した係合部
58が嵌合しており、第2連結体56が回動するとそれ
に伴って軸部45が回動する。即ち、係合部58は、貫
通孔57と対応する形状に形成してある。そして、第2
連結体56の図1の左側の外周縁には、約40°の範囲
に亘って突起59を設けてあり、この突起59は、第1
連結体52に設けた溝55に嵌合している。図4(b)
は、溝55と突起59の嵌合状態を示す断面図である。
【0041】次に、上記のように構成したダンパ装置の
作用を以下説明する。まず、第1のダンパ装置36の作
用を説明する。図4(a)に示す状態は、第1のダンパ
装置36の2つの各第2遊動体9が対応する第3凹部1
9に移動しており、各第2遊動体9が対応する第1凸部
13と当接している。従って、図4(a)に示す第4本
体8に反時計方向(開方向)に回転させる力を加えて
も、第2遊動体9が第3凹部19の内面と第1凸部13
とに係合し、これにより第4本体8を同方向に回転させ
ることができない。このとき、第4本体8と結合する洋
式便器の蓋21は、便器本体22に対して130°開い
た状態となっている。そして、この開蓋状態で蓋21を
閉じる方向に或る回転トルクTb よりも小さい回転トル
クTa を加えても、第2遊動体9が第3凹部19の内面
と小突起15とに係合し、これにより、蓋21は閉じる
方向(時計方向)に回転することができない。ただし、
第3凹部19と連通する第4凹部20が回転方向に対し
て後ろ側に設けられていることと、第2遊動体9がゴム
により形成されているので、蓋21に対して閉じる方向
に回転トルクTb を加えると、図5(a)に示すよう
に、第2遊動体9が小突起15に係止された状態で、転
がりと滑りを伴いながら圧縮変形し、第3凹部19から
第4凹部20側に乗り移る。そして、第2遊動体9が第
4凹部20の終端内面に当接し、蓋21が18°回転し
た位置で停止する。つまり、蓋21が130°開いた状
態では、蓋21に対してTa の回転トルクを開閉方向に
加えても回動させることができないが、蓋21に対して
b の回転トルクを閉方向に加えると約18°回転した
位置で停止する。
【0042】次に、図5(a)に示す開蓋状態の蓋21
に更に閉じる方向にTb よりも大きい回転トルクTc
加えると、第2遊動体9が更に圧縮変形すると共に滑り
と転がりを伴って小突起15を乗り越える。そして、小
突起15を乗り越えた後は、第2通路11の表面と第4
凹部20の内面が第2遊動体9を押圧した状態となり、
第2遊動体9と第2通路11の表面との間に生じる摩擦
力と、第2遊動体9と第4凹部20の内面との間に生じ
る摩擦力とが蓋21の閉じる方向の制動トルクTb ´
(Tb ´<Tb )となり、Tc よりも小さい回転トルク
b で、図6(a)に示すように蓋21を閉じる方向に
回転させることができる。ただし、蓋21の便器本体2
2に対する開蓋角度が90°未満(実際には60°〜8
0°)となると、蓋21の重量が蓋21を閉じる方向の
回転トルクとして働き、蓋21から手を離しても蓋21
が自重によりゆっくりと自然に閉じる方向に回転する。
【0043】そして、図7(a)に示すように、蓋21
が閉位置の少し手前まで回転すると、第2遊動体9が段
部16に到達し、この際、第2遊動体9が段部16の傾
斜面に沿って移動するに従って段部16が第2遊動体9
を第4本体8側に押圧する力が徐々に増加し、この押圧
力に比例してダンパ装置の制動トルクが大きくなる。従
って、蓋21が30°の開位置まで閉じる方向に回転す
ると、第2遊動体9が段部16に到達し、これにより蓋
21は回転速度を滑らかに減速しながら回転して、第2
遊動体9が第2凸部14と当接する。その結果、蓋21
がゆっくりと閉位置(図8(a))で停止する。ただ
し、第1のダンパ装置36の制動トルクTb ´のみで
は、蓋21の移動速度を十分に減速することができない
ので、後述する第2のダンパ装置37の制動トルクと合
わせて蓋21の移動速度を十分に減速させるようにして
いる。
【0044】次に、図8(a)に示す閉蓋状態から蓋2
1を開けるときは、蓋21を手で少し引き上げる。する
と、第2遊動体9の弾性力に基づいて第2遊動体9が第
4凹部20から第3凹部19側に移動する力を発生する
が、第2遊動体9は段部16と係合しているので、第2
遊動体9が第3凹部19に移動して第4本体8を開方向
に回転させる。つまり、閉じた状態の蓋21を少し引き
上げると、蓋21は自然に開蓋方向に少し回転(ホップ
アップ)して停止する。そして、少し持ち上がった蓋2
1を手でもって開蓋方向に回転させると、図9(a)に
示すように第2遊動体9が第3凹部19内に収容された
状態で第4本体8に伴って転動する。
【0045】このように、第2遊動体9が第3凹部19
に移動した状態では、第3凹部19の深さが第4凹部2
0の深さよりも深いので、第2遊動体9が第2通路11
の表面と第3凹部19の内面とによって両側から押圧さ
れる力が、第2遊動体9が第4凹部20にあるときより
も極めて小さくなる。従って、第2遊動体9が第3凹部
19に移動した状態で蓋21を開方向(第4本体8を図
9(a)の反時計方向)に回転させるときは、第2遊動
体9と第2通路11の表面との摩擦抵抗及び第2遊動体
9と第3凹部19の内面との摩擦抵抗が制動トルクとし
て働くが、このときの制動トルクTd ´は、蓋21を閉
方向(第4本体8を図9(a)の時計方向)に回転させ
るときの制動トルクTb ´よりも極めて小さくなる。つ
まり、蓋21を開けるときには、蓋21を閉じるときよ
りも極めて小さい制動トルクTd´しか働かないので、
蓋21を小さい力で簡単に開方向に回転させることがで
きる。
【0046】そして、蓋21を開方向に回転させていく
と、第2遊動体9が第2通路11に突設した小突起15
に到達し、この小突起15が第2遊動体9を押圧して第
2遊動体9と小突起15との摩擦抵抗が強くなり制動ト
ルクが少し大きくなるが、第2遊動体9が第3凹部19
内にあるので、このときの制動トルクは第2遊動体9が
第4凹部20内にあるときよりも小さい制動トルクであ
る。従って、第2遊動体9に小突起15を乗り越えさせ
て第1凸部13に当接するまで小さい力で蓋21を開方
向に回転させることができ、図4(a)に示す130°
の開蓋状態にすることができる。
【0047】次に、第2のダンパ装置37及び連結手段
38の作用を説明する。図4(a)に示す第2のダンパ
装置37の第2本体40は、図4(b)に示す連結手段
38を介して第4本体8と連結している。
【0048】まず、図4(a)に示す130°の開状態
において、蓋21を閉じる方向に手で力を加えると、第
4本体8に設けた図4(b)に示す係合部54と結合す
る第1連結体52も第4本体8の時計方向の回転に伴っ
て同方向に回転する。ただし、第1連結体52の溝55
の端部60が第2連結体56の突起59と当接するまで
は、第1連結体52と第2連結体56とが連結されず、
第1連結体52のみが回転する。従って、蓋21が13
0°の開位置から閉方向に75°回転するまでの間(5
5°の開蓋位置までの間)は、蓋21には第1のダンパ
装置36の比較的小さい制動トルクTb ´(例えば約1
kgf・cm)しか働かない。つまり、図4、図5及び
図6に示すように、第4本体8(第1連結体52)のみ
が時計方向に回転しており、第2本体40(第2連結体
56)は停止したままである。図10は、蓋21が閉方
向に回転する際に、第1及び第2のダンパ装置36、3
7が発生する制動トルクTb ´、Te ´及びその合計制
動トルクTh (=Tb ´+Te ´)を示す図である。
【0049】次に、図7に示すように、蓋21が55°
の開位置を越えて閉方向に回転すると、第1連結体52
の端部60が第2連結体56の突起59と当接するの
で、第1連結体52に伴って第2連結体56が同時計方
向に回転する。つまり、蓋21が55°の開位置を越え
て閉方向に回転すると、第1連結体52と第2連結体5
6とが連結する。そして、第1連結体52に伴って第2
連結体56が時計方向に回転すると、第2連結体56と
結合する第2本体40も同時計方向に回転し、第1凹部
50内に収容されていた第1遊動体41が第2凹部51
内に移動して、第1遊動体41が第2凹部51内に移動
した状態で第2本体40が同時計方向に回転する。図1
0に示すように、蓋21の55°の開位置から閉位置ま
での回動範囲が請求項3乃至6に記載の所定の回動範囲
である。
【0050】なお、第1遊動体41が第2凹部51内に
移動した状態では、第1遊動体41が第2遊動体9と同
様に圧縮変形し、第1遊動体41と第1通路48の表面
との間に生じる摩擦力と、第1遊動体41と第2凹部5
1の内面との間に生じる摩擦力とが蓋21の閉じる方向
の制動トルクTe ´となる。そして、この制動トルクT
e ´は、図10に示すように、蓋21が閉方向に回転移
動するに従って大きくなる。その理由は、図4(a)に
示すように、第1通路48の表面が同図の時計方向に向
かうに従って徐々に中心Oに接近しており、これによっ
て、第1遊動体41と第1通路48及び第2凹部51の
内面との摩擦力が増大するからである。また、この第2
のダンパ装置37による制動トルクTe ´は、第1のダ
ンパ装置36による制動トルクTb ´よりも大きい値で
あり、これら制動トルクTe ´とTb ´の合計の制動ト
ルクTh により蓋21がゆっくりと閉じるようにしてい
る(図8参照)。そして、第2のダンパ装置37の閉方
向の制動トルクTe ´が第1のダンパ装置36の閉方向
の制動トルクTb ´よりも大きいのは、図4(a)に示
すように、第1遊動体41の位置から中心Oまでの距離
が、第2遊動体9の位置から中心Oまでの距離よりも長
くなるように形成してあるからである。この長さの比は
約3倍である。
【0051】次に、図8に示す閉蓋状態から蓋21を開
方向に手で回転させると、蓋21と結合する第4本体8
及び第1連結体52が、蓋21と共に反時計方向に回転
する。この際、第1連結体52の溝55の端部61が突
起59と当接するまでは、この突起59が設けられてい
る第2連結体56は停止したままである。この時、蓋2
1に働く制動トルクは、第1のダンパ装置36の制動ト
ルクTd ´であり、極めて小さい制動トルクしか働かな
い(図11参照)。そして、蓋21を開方向に更に回転
させて、蓋21が75°の開状態となると、図9(b)
に示すように、溝55の端部61と突起59とが当接し
始め、蓋21を更に開方向に回転させると、第1連結体
52の反時計方向の回転に伴って第2連結体56が同時
計方向に回転し、この第2連結体56と結合する第2本
体40も反時計方向に回転する。第2本体40が反時計
方向に回転すると、図9(a)に示す第1遊動体41が
第2凹部51から第1凹部50内に移動し、第1遊動体
41が第1凹部50内に収容された状態で第2本体40
が時計方向に回転する。第1遊動体41が第1凹部50
内に収容された状態で、第2本体40が反時計方向に回
転するときの制動トルクは、図11に示すようにTf ´
であり、この開方向に対する制動トルクTf´(<閉方
向に対する制動トルクTe ´)はひじょうに小さいもの
である。つまり、第1凹部50は、第2凹部51よりも
深く形成してあるので、第1遊動体41が第1凹部50
内に収容されているときに発生する第1通路48等との
摩擦力が、第2凹部51内に収容されているときに発生
する第1通路48等との摩擦力よりも小さいからであ
る。従って、蓋21を開けるときに発生する制動トルク
は、図11に示すように、第1のダンパ装置36の制動
トルクTd ´と第2のダンパ装置37の制動トルクTf
´との合計の制動トルクTk となる。この図11に示す
開方向の制動トルクTk は、図10に示す閉方向の制動
トルクTh りも極めて小さい制動トルクであるから蓋2
1を小さい力で簡単に開けることができる(図4は開位
置を示す)。
【0052】上記のように、図4に示すダンパ装置によ
ると、蓋21を閉じる方向に回転させるときには、図1
0に示すように、第1のダンパ装置36により大きい制
動トルクTb ´を発生して蓋21をゆっくりと移動さ
せ、蓋21が閉位置の手前から閉位置に移動するまでの
間は、第1のダンパ装置36の制動トルクTb ´に加え
て第2のダンパ装置37の極めて大きい制動トルクTe
´を発生して、この合計の制動トルクTb ´+Te ´=
h により蓋21を静かに停止させることができる。そ
して、蓋21を開く方向に回転させるときは、図11に
示すように、第1及び第2のダンパ装置36、37には
極めて小さい制動トルクTk しか働かないので、蓋21
を小さい力で簡単に開くことができる。
【0053】更に、第2のダンパ装置37は、図4
(a)に示すように、第1本体39及び第2本体40を
所定の円弧の範囲に亘って形成したものであり、この円
弧の中心Oの周りでは、円弧の角度範囲の略α内に第1
及び第2本体39、40が存在するが、円弧の角度範囲
の略α外では第1及び第2本体3、940が存在してい
ないので、例えば図23に示す従来の円柱状のダンパ装
置の外形をR1 としたものと比較して、ダンパ装置の取
付けスペースが約α/360°となり、取付けスペース
を小さくすることができる。そして、制動トルクを大き
くするために、第1本体39の半径R1 (図21(a)
参照)を大きくした場合でも、図21(a)に示すH1
の寸法(軸受部62の軸部挿通孔の中心Oと便器本体2
2の上面との間隔)は一定であるので、例えば洋式便器
に設けられている軸受部62及び蓋21に設けられてい
る軸部63の構成を大幅に変更する必要がない。
【0054】また、ダンパ装置は、図4(a)に示すよ
うに、第1本体39の半径R1 (図21(a)参照)を
第3本体7の半径R2 (図22(a)参照)よりも大き
い寸法に形成してあるので、便器本体22に設けた軸受
部62の軸部挿通孔の中心Oと便器本体22の上面との
間隔H2 は、第3本体7の半径R2 によって定まるが、
この間隔H2 は、第1本体39の半径R1 と係わりなく
決定することができるので、第3本体7の半径R2 を適
当に小さくすることによって、洋式便器等の軸受部62
及び蓋21に設けられている軸部63の構成の大幅な変
更を不要とすることができる。
【0055】第2実施例を図12を参照して説明する。
第2実施例のダンパ装置は、請求項7に記載のダンパ装
置の一実施例である。この実施例に係るダンパ装置は、
第1実施例のダンパ装置を構成する第1のダンパ装置3
6の第3本体7に設けた第2通路11に多数の凹凸64
を設けたものである。図12(a)は、第1のダンパ装
置36の拡大断面図である。ただし、多数の凹凸64を
第2通路11に設けた以外は、第1実施例のダンパ装置
と同等であり、同等部分の詳細な説明を省略する。
【0056】図12(b)は、図12(a)に示す第1
のダンパ装置36の右側面図である。図12(b)に示
すように多数の凹凸64は、第2通路11の略中央位置
に沿って設けてあり、凹凸64の幅B2 が第3本体7の
幅B1 の約3/50である。この多数の凹凸64は、第
2遊動体9と第2通路11の表面との摩擦力を大きくす
ることができる。つまり、第4凹部20よりも深く形成
されている第3凹部19内に第2遊動体9が移動してい
る状態では、第2遊動体9と第2通路11の表面との間
の押圧力(摩擦力)が小さいため、第4本体8が第4凹
部20から第3凹部19側に向かう方向(図12(a)
の時計方向)に回転したときに、第3凹部19内の第2
遊動体9が第4凹部20側に移動し難い場合があるが、
第3本体7の第2通路11に多数の凹凸64を設けたこ
とによって第2遊動体9を第4凹部20側にスムースに
移動させることができるようにしている。
【0057】ただし、凹凸64の幅B2 を第3本体7の
幅B1 の約3/50としたが、これ以外の長さの幅B2
としてもよい。例えば凹凸64の幅B2 を第3本体7の
幅B1 と同一にしてもよい。そして、凹凸64を第2通
路11に設けたが、第2遊動体9の表面又は第3凹部1
9の表面に設けてもよい。更に、第2通路11、第2遊
動体9及び第3凹部19の3つの表面のうち少なくとも
2つ以上の表面に凹凸64を設けてもよい。勿論、凹凸
64を第4凹部20にも設けるのが好ましい。
【0058】また、凹凸64を第1のダンパ装置36に
設けたことと同様にして、第2のダンパ装置37の第1
通路48、第1遊動体41、及び第1凹部50の3つの
表面うち少なくとも1つ以上の表面に設けてもよい。勿
論、凹凸64を第2のダンパ装置37のみに設けてもよ
い。
【0059】第3実施例を図13乃至図16を参照して
説明する。第3実施例のダンパ装置は、請求項8に記載
のダンパ装置の一実施例である。この実施例に係るダン
パ装置は、第1実施例のダンパ装置を構成する第1のダ
ンパ装置36の第4本体65を改良したものであり、改
良した第4本体65以外は、第1実施例のダンパ装置と
同等であり、同等部分の詳細な説明を省略する。
【0060】図14は、改良した第4本体65の側面図
であり、図13は、第4本体65を図14のA−A方向
から見た断面図である。この第4本体65は、図14に
示すように、中央の外周に沿って所定の幅の溝66を設
けてあり、この溝66を挟む両側の右側部67及び左側
部68は連結軸69を介して結合し、互いに同期して回
転する。そして、この溝66には円環状のロータ70を
取り付けてある。この連結軸69に軸5が設けられる。
このロータ70は、図13に示すように、円周を形成す
る溝66の底面71に沿って回動自在である。そして、
このロータ70の外周面には、第4本体65に設けた2
組の第3及び第4凹部19、20と同等の2組の第5及
び第6凹部72、73を設けてある。また、ロータ70
及び第4本体65には、図13及び図14に示すよう
に、軸69の方向と平行し、軸69を中心にして180
°ずれた位置に2組の貫通孔74、75を設けてある。
そして、この第4本体65に設けた対応する2つの貫通
孔75、75、及びこの2つの貫通孔75、75と対応
するロータ70の貫通孔70には、くの字状のバネ76
を挿通してあり、このバネ76は、ロータ70を図13
において反時計方向に回転するように付勢している。こ
れによって、図13に示すように、第2遊動体9を第4
凹部20側に移動させることができる。つまり、図13
に示すように、ロータ70をバネ76で反時計方向に回
転するように付勢することにより、第2実施例と同様
に、第3凹部19内に収容されている第2遊動体9を第
4凹部20側にスムースに移動させることができる。
【0061】なお、第4本体65が反時計方向に回転す
るときは、第2遊動体9が2つのバネ76の付勢力に抗
して第4凹部20から第3凹部19側に移動することが
できるように2つのバネ76の強さを定めてある(図1
5参照)。図16は、ロータ70の正面図である。
【0062】そして、ロータ70に第5及び第6凹部7
2、73を設けたが、第6凹部73を設けずに、第5凹
部72のみを設けた構成とすることができる。
【0063】第4実施例を図17乃至図20を参照して
説明する。第4実施例のダンパ装置は、請求項9に記載
のダンパ装置の一実施例である。この実施例に係るダン
パ装置は、第1実施例のダンパ装置を構成する第1のダ
ンパ装置36の第4本体8を改良したものであり、第3
実施例と同じ目的で発明されたものである。この改良し
た第4本体77以外は、第1実施例のダンパ装置と同等
であり、同等部分の詳細な説明を省略する。
【0064】図17は、改良した第4本体77の側面図
であり、図18は、第4本体77を図17のB−B方向
から見た断面図である。この第4本体77は、図17に
示すように、中央の外周に沿って所定の幅の溝78を設
けてあり、この溝78には円環状のロータ79を取り付
けてある。このロータ79は、例えばプラスチック、金
属等の弾性的性質を有する材料によって形成してあり、
図18に示すように、溝78の底面80に沿って回動自
在である。そして、このロータ79の外周面には、第4
本体77に設けた2組の第3及び第4凹部19、20と
同等の2組の第5及び第6凹部81、82を設けてあ
る。また、ロータ79には、図20に示すように、ロー
タ79の外周に沿って180°ずれた位置に2組のアー
ム83を設けてある。各アーム83は、片持ちであり、
中心に向かう力が掛かると、撓むようになっている。こ
のロータ79は、図18に示すようにして第4本体77
に取り付けられ、この状態で各アーム83は突出部1
2、12に当接している。この図18に示す状態は、第
4本体77を時計方向に回転させたときに、各アーム8
3と突出部12、12との間で摩擦力が発生し、この摩
擦力がロータ79の同時計方向の回転移動に対する抵抗
力となり、この抵抗力によって第2遊動体9を第3凹部
19から第4凹部20に移動させている状態を示す図で
ある。即ち、第2実施例と同様に、第3凹部19内に収
容されている第2遊動体9を第4凹部20側にスムース
に移動させることができるようにしている。なお、第4
本体77の右側部84と左側部85は、連結軸86を介
して結合しており、互いに同期して回転する。この連結
軸86に軸5が設けられる。
【0065】なお、第4本体77が反時計方向に回転す
るときは、各アーム83と突出部12、12との間で上
記と同様にして摩擦力が発生し、この摩擦力がロータ7
9の同反時計方向の回転移動に対する抵抗力となり、図
19に示すように第3及び第4凹部19、20と第5及
び第6凹部81、82とが一致する。これによって、第
2遊動体9が第4凹部20から第3凹部19に移動する
ことができる。
【0066】そして、ロータ79に第5及び第6凹部8
1、82を設けたが、第6凹部82を設けずに、第5凹
部81のみを設けた構成とすることができる。
【0067】ただし、第1実施例では、図4(a)に示
すように、第1のダンパ装置36において、円筒状に形
成した第3本体7の内側面に第2通路11を設け、円柱
状に形成した第4本体8の外側面に第3及び第4凹部1
9、20を設けた構成としたが、図22(b)に示すよ
うに、円筒状に形成した第4本体8の内側面に第3及び
第4凹部19、20を設け、円柱状に形成した第3本体
7の外側面に第2通路11を設けた構成とすることがで
きる。この構成としても第1実施例の第1のダンパ装置
36と同等に作用する。このように構成したものが請求
項4に記載のダンパ装置である。
【0068】そして、第1実施例では、図4(a)に示
すように、第2のダンパ装置37において、円弧状に形
成した第1本体39の内側面に第1通路48を設け、扇
状に形成した第2本体40の円弧部49の外側面に第1
及び第2凹部50、51を設けた構成としたが、図21
(b)に示すように、円弧状に形成した第2本体40の
内側面に第1及び第2凹部50、51を設け、扇状に形
成した第1本体39の円弧部の外側面に第1通路48を
設けた構成とすることができる。この構成としても第1
実施例の第2のダンパ装置37と同等に作用する。この
ように構成したものが請求項5に記載のダンパ装置であ
る。
【0069】また、第1実施例では、図4(a)に示す
ように、第1のダンパ装置36において、円筒状に形成
した第3本体7の内側面に第2通路11を設け、円柱状
に形成した第4本体8の外側面に第3及び第4凹部1
9、20を設けた構成とすると共に、第2のダンパ装置
37において、円弧状に形成した第1本体39の内側面
に第1通路48を設け、扇状に形成した第2本体40の
円弧部49の外側面に第1及び第2凹部50、51を設
けた構成としたが、第1のダンパ装置36において、図
22(b)に示すように、円筒状に形成した第4本体8
の内側面に第3及び第4凹部19、20を設け、円柱状
に形成した第3本体7の外側面に第2通路11を設けた
構成とすると共に、第2のダンパ装置37において、図
21(b)に示すように、円弧状に形成した第2本体4
0の内側面に第1及び第2凹部50、51を設け、扇状
に形成した第1本体39の円弧部の外側面に第1通路4
8を設けた構成とすることができる。この構成としても
第1実施例のダンパ装置と同等に作用する。このように
構成したものが請求項6に記載のダンパ装置である。
【0070】更に、第1実施例のダンパ装置は、図1に
示すように、第1のダンパ装置36と第2のダンパ装置
37とを連結手段38により連結して成る構成とした
が、扇状の第2のダンパ装置37のみから成るダンパ装
置とした構成とすることができる。このように構成する
と、蓋21の回動範囲が55°となる。勿論、図21
(b)に示す第2のダンパ装置37のみから成るダンパ
装置とした構成とすることができる。
【0071】そして、第1実施例では、112°の範囲
に亘って第2通路11を設け、第1通路48を約55°
の範囲に亘って設けたが、第1及び第2通路48、11
の範囲をこれら以外の角度範囲とすることができる。
【0072】また、第1実施例において、第3本体7に
2組の第2通路11と、第4本体8に2組の第3凹部1
9、第4凹部20と、各第2通路11に対して1本ずつ
2組の第2遊動体9を設けたが、2組以外の1組又は3
組以上の第2通路、第3、第4凹部及び第2遊動体を設
けたダンパ装置とすることができる。そして、第1本体
39に1組の第1通路48と、第2本体40に1組の第
1凹部50、第2凹部51と、第1通路48に対して1
組の第1遊動体41を設けたが、1組以外の2組以上の
第1通路、第1、第2凹部及び第1遊動体を設けたダン
パ装置とすることができる。
【0073】そして、第1実施例の第2遊動体9の材質
をゴム等としたが、要は、第3本体7、第4本体8及び
第2遊動体9のうちの少なくとも1つをゴム等とするこ
とにより、第2遊動体9が第3凹部19と第4凹部20
との間を移動することができるようにすればよい。そし
て、材質をゴム等としたが、ゴムの様な弾性的性質を有
するものであればよく、例えば、プラスチック、塩化ビ
ニール、ウレタン等でもよい。更に、材質をゴム様弾性
体としてその弾性的性質を利用する以外に、例えば押圧
したときにゴムのような弾力性を持つように鉄等の金属
を中空に加工したものでもよく、このような加工方法に
より第3本体7、第4本体8、第2遊動体9のうちの少
なくとも1つを形成することができる。勿論、上記と同
様に、第1遊動体41の材質をゴム等としたが、要は、
第1本体39、第2本体40及び第1遊動体41のうち
の少なくとも1つを上記と同様に弾力性を持たせること
により、第1遊動体41が第1凹部50と第2凹部51
との間を移動することができるようにすればよい。
【0074】また、第1実施例において、第2凹部51
を第2本体40の円弧方向に長く形成してもよいし、第
1凹部50を第2本体40の円弧方向に長く形成しても
よい。そして、第1凹部50と第2凹部51の両方を円
弧方向に長く形成してもよい。
【0075】更に、第1実施例において、夫々の第1通
路48、第2通路11に対応させて第1遊動体41、第
2遊動体9を1本ずつ対応させたが、例えばダンパ装置
の制動トルクを大きくとるために軸方向に長く形成した
場合(必ずしも軸方向に長く形成した場合に限らな
い。)は、夫々の第1通路48、第2通路11に対応さ
せて複数本の第1遊動体41、複数本の第2遊動体9を
直列に並べて配置することができる。
【0076】そして、1組の第1及び第2凹部50、5
1(又は第3及び第4凹部7、8)に対して複数の第1
遊動体41(又は第2遊動体9)を対応させる場合、各
第1遊動体41(又は各第2遊動体9)を異なる直径と
することができるし、各第1遊動体41(又は各第2遊
動体9)の弾性力を相違させることもできる。これによ
り、所望の制動トルクを得ることができる。
【0077】また、第1実施例の第1遊動体41、第2
遊動体9を円柱としたが、軸方向の断面形状が楕円又は
多角形の柱状体とすることができるし、又は球とするこ
ともできる。更に、大きい制動力を発生させるためにダ
ンパ装置を複数台設けて使用することができる。
【0078】更に、第1実施例において、第1凹部及び
第2凹部50、51の断面の輪郭を2つの円弧を連ねた
形状としたが、これ以外の形状とすることができる。要
は、深さの異なる第1及び第2凹部50、51が連通
し、この第1及び第2凹部50、51の間を第1遊動体
が移動可能な形状であれば良い。
【0079】また、第1実施例において、第2本体40
が第1本体39に対して相対的に回動するとき、この相
対的な回動がびびり等を伴わずスムースに行われるよう
に、第1遊動体41が接触する例えば第1通路48等の
範囲に例えばフッ素、シリコン油又は二流化モリブデン
等を塗布するとよい。勿論、第1遊動体41、第1本体
39、第2本体40のいずれかの部品若しくは全部の部
品を上記フッ素等を練り込んで成形してもよい。
【0080】
【発明の効果】第1乃至第6の発明のダンパ装置による
と、図21に示すように、第1及び第2本体39、40
を中心角が約αの円弧状に形成してあるので、図23に
示す従来の円柱状のダンパ装置と比較して、ダンパ装置
の取付けスペースが約α/360°となり、取付けスペ
ースを小さくすることができるという効果がある。そし
て、制動トルクを大きくするために、第1及び第2本体
39、40の半径R1 を大きくした場合でも、図21に
示すH1 又は図22に示すH2 の寸法(軸受部62の軸
部挿通孔の中心Oと便器本体22の上面との間隔)は一
定であるので、例えば洋式便器に設けられている軸受部
62及び蓋21に設けられている軸部63の構成を大幅
に変更する必要がなく、従ってその分の手間とコストを
削減することができるという効果がある。
【0081】第3の発明のダンパ装置によると、例えば
第4本体8を、所定方向に回転させるときには大きい制
動トルクが要求され、しかも所定の回動範囲において同
所定方向に回転させるときに極めて大きい制動トルクが
要求される用途に適用する場合に有効である。即ち、例
えば洋式便器の蓋21において、蓋21を閉じる方向に
回転させる場合、蓋21が閉位置状態に近い所定の回動
範囲では極めて大きい制動トルクを必要とし、蓋21が
起立状態に近い回動範囲では制動トルクはそれよりも小
さくても良いが或る程度大きい制動トルクを必要するの
で、このような用途に第3の発明を適用することができ
るという効果がある。
【0082】第4乃至第6の発明の発明のダンパ装置も
第3の発明と同等の効果がある。
【0083】第7乃至第9の発明のダンパ装置による
と、第2凹部よりも深く形成されている第1凹部内に遊
動体が移動している状態では、遊動体と通路、第2本体
の表面との間の押圧力(摩擦力)が小さいため、第2本
体が第2凹部から第1凹部側に向かう方向に第1本体に
対して相対的に動いたときに、第1凹部内の遊動体が第
2凹部側に移動し難い場合があるが、遊動体を第2凹部
側にスムースに移動させることができるようにした構成
である。このように、遊動体を第2凹部側にスムースに
移動させることができるので、制動力を確実に発生させ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るダンパ装置の分解
斜視図である。
【図2】同第1実施例に係るダンパ装置の中央縦断面図
である。
【図3】(a)は同第1実施例に係るダンパ装置の左側
面図、(b)は同第1実施例に係るダンパ装置の右側面
図である。
【図4】(a)は同第1実施例において蓋が全開位置に
あるときのダンパ装置の断面図、(b)は同第1実施例
において蓋が全開位置にあるときの連結手段の断面図で
ある。
【図5】(a)は同第1実施例におて蓋を全開位置から
閉方向に少し回転させたときのダンパ装置の断面図、
(b)は同第1実施例におて蓋を全開位置から閉方向に
少し回転させたときの連結手段の断面図である。
【図6】(a)は同第1実施例において蓋を90°未満
の開蓋位置まで閉方向に回転させたときのダンパ装置の
断面図、(b)は同第1実施例において蓋を90°未満
の開蓋位置まで閉方向に回転させたときの連結手段の断
面図である。
【図7】(a)は同第1実施例において蓋を閉蓋位置の
手前まで閉方向に回転させたときのダンパ装置の断面
図、(b)は同第1実施例において蓋を閉蓋位置の手前
まで閉方向に回転させたときの連結手段の断面図であ
る。
【図8】(a)は同第1実施例において蓋を閉蓋位置ま
で閉方向に回転させたときのダンパ装置の断面図、
(b)は同第1実施例において蓋を閉蓋位置まで閉方向
に回転させたときの連結手段の断面図である。
【図9】(a)は同第1実施例において蓋を閉蓋位置か
ら開方向に回転させたときのダンパ装置の断面図、
(b)は同第1実施例において蓋を閉蓋位置から開方向
に回転させたときの連結手段の断面図である。
【図10】同第1実施例のダンパ装置に設けた蓋を閉方
向に回転するときの開度と制動トルクとの関係を示す図
である。
【図11】同第1実施例のダンパ装置に設けた蓋を開方
向に回転するときの開度と制動トルクとの関係を示す図
である。
【図12】(a)はこの発明の第2実施例に係るダンパ
装置の第1のダンパ装置に設けた多数の凹凸を示す拡大
断面図、(b)は同第2実施例の第1のダンパ装置の側
面図である。
【図13】この発明の第3実施例に係るダンパ装置の第
1のダンパ装置を図14のA−A方向から見た断面図で
ある。
【図14】同第3実施例に係るダンパ装置の第1のダン
パ装置の側面図である。
【図15】同第3実施例に係る第1のダンパ装置のロー
タがバネの力に抗して回転移動した状態を示す断面図で
ある。
【図16】同第3実施例に係るロータの正面図である。
【図17】この発明の第4実施例に係るダンパ装置の第
1のダンパ装置の側面図である。
【図18】同第4実施例に係るダンパ装置の第1のダン
パ装置を図17のB−B方向から見た断面図である。
【図19】同第4実施例に係る第1のダンパ装置のロー
タが第4本体に対して相対的に回転移動した状態を示す
断面図である。
【図20】同第4実施例に係るロータの正面図である。
【図21】(a)は第1の発明に係るダンパ装置を説明
するための断面図、(b)は第2の発明に係るダンパ装
置を説明するための断面図である。
【図22】(a)は第3、4の発明に係るダンパ装置を
説明するための断面図、(b)は第5、6の発明に係る
ダンパ装置を説明するための断面図である。
【図23】従来のダンパ装置に設けた蓋が全開位置にあ
るときのダンパ装置の断面図である。
【図24】同従来のダンパ装置に設けた蓋を90°未満
の開蓋位置まで閉方向に回転させたときのダンパ装置の
断面図である。
【図25】同従来のダンパ装置に設けた蓋を閉蓋位置か
ら開方向に回転させたときのダンパ装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
7 第3本体 8 第4本体 9 第2遊動体 11 第2通路 19 第3凹部 20 第4凹部 36 第1のダンパ装置 37 第2のダンパ装置 38 連結手段 39 第1本体 40 第2本体 41 第1遊動体 48 第1通路 50 第1凹部 51 第2凹部 64 凹凸 70 ロータ 76 バネ 79 ロータ 83 アーム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧の範囲に亘って形成され内側面に下
    記第1遊動体の第1通路を設けた第1本体と、第1本体
    に対して相対的に第1通路に沿って回動自在であり円弧
    の範囲に亘って形成され外側面に第1凹部とこの第1凹
    部に連通する第2凹部とを上記回動方向に沿って設けて
    あり上記回動の中心に向かう方向の第1凹部の深さを第
    2凹部の同方向の深さよりも深く形成して成る第2本体
    と、第1通路の表面と第2本体とに接触した状態で第1
    凹部、第2凹部及び第1通路の表面が形成する空間内に
    収容されている第1遊動体と、からなり、第1本体、第
    2本体、第1遊動体のうちの少なくとも1つを弾性的性
    質を有する材料により形成することにより、第1凹部か
    ら第2凹部側に向かう方向に第2本体を第1本体に対し
    て相対的に回動させたとき第1遊動体が第1凹部内に移
    動し、その方向と反対方向に第2本体を第1本体に対し
    て相対的に回動させたとき第1遊動体が第2凹部内に移
    動するように構成したことを特徴とするダンパ装置。
  2. 【請求項2】 円弧の範囲に亘って形成され外側面に下
    記第1遊動体の第1通路を設けた第1本体と、円弧の範
    囲に亘って形成され第1本体に対して相対的に第1通路
    に沿って回動自在であり内側面に第1凹部とこの第1凹
    部に連通する第2凹部とを上記回動方向に沿って設けて
    あり上記回動の中心から離れる方向の第1凹部の深さを
    第2凹部の同方向の深さよりも深く形成して成る第2本
    体と、第1通路の表面と第2本体とに接触した状態で第
    1凹部、第2凹部及び第1通路の表面が形成する空間内
    に収容されている第1遊動体と、からなり、第1本体、
    第2本体、第1遊動体のうちの少なくとも1つを弾性的
    性質を有する材料により形成することにより、第1凹部
    から第2凹部側に向かう方向に第2本体を第1本体に対
    して相対的に回動させたとき第1遊動体が第1凹部内に
    移動し、その方向と反対方向に第2本体を第1本体に対
    して相対的に回動させたとき第1遊動体が第2凹部内に
    移動するように構成したことを特徴とするダンパ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のダンパ装置において、
    内側面に下記第2遊動体の第2通路を設けてあり第2通
    路を通る円の半径が第1通路を通る円の半径よりも小さ
    く形成して成る第3本体と、第3本体の内側に配置され
    第3本体に対して相対的に第2通路に沿って回動自在で
    あり外側面に第3凹部とこの第3凹部に連通する第4凹
    部とを上記回動方向に沿って設けてあり上記回動の中心
    に向かう方向の第3凹部の深さを第4凹部の同方向の深
    さよりも深く形成してある第4本体と、第2通路の表面
    と第4本体とに接触した状態で第3凹部、第4凹部及び
    第2通路の表面が形成する空間内に収容されている第2
    遊動体と、第4本体が所定の回動範囲を第3本体に対し
    て相対的に回動するときに第3及び第4本体のいずれか
    一方と第1及び第2本体のいずれか一方とを連結する連
    結手段と、を設け、第3本体、第4本体、第2遊動体の
    うちの少なくとも1つを弾性的性質を有する材料により
    形成することにより、第3凹部から第4凹部側に向かう
    方向に第4本体を第3本体に対して相対的に回動させた
    とき第2遊動体が第3凹部内に移動し、その方向と反対
    方向に第4本体を第3本体に対して相対的に回動させた
    とき第2遊動体が第4凹部内に移動するように構成した
    ことを特徴とするダンパ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のダンパ装置において、
    外側面に下記第2遊動体の第2通路を設けてあり第2通
    路を通る円の半径が第2本体の外側面を通る円の半径よ
    りも小さく形成して成る第3本体と、内側に第3本体が
    配置され第3本体に対して相対的に第2通路に沿って回
    動自在であり内側面に第3凹部とこの第3凹部に連通す
    る第4凹部とを上記回動方向に沿って設けてあり上記回
    動の中心から離れる方向の第3凹部の深さを第4凹部の
    同方向の深さよりも深く形成して成る第4本体と、第2
    通路の表面と第4本体とに接触した状態で第3凹部、第
    4凹部及び第2通路の表面が形成する空間内に収容され
    ている第2遊動体と、第4本体が所定の回動範囲を第3
    本体に対して相対的に回動するときに第3及び第4本体
    のいずれか一方と第1及び第2本体のいずれか一方とを
    連結する連結手段と、を設け、第3本体、第4本体、第
    2遊動体のうちの少なくとも1つを弾性的性質を有する
    材料により形成することにより、第3凹部から第4凹部
    側に向かう方向に第4本体を第3本体に対して相対的に
    回動させたとき第2遊動体が第3凹部内に移動し、その
    方向と反対方向に第4本体を第3本体に対して相対的に
    回動させたとき第2遊動体が第4凹部内に移動するよう
    に構成したことを特徴とするダンパ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のダンパ装置において、
    内側面に下記第2遊動体の第2通路を設けてあり第2通
    路を通る円の半径が第2本体の内側面を通る円の半径よ
    りも小さく形成して成る第3本体と、第3本体の内側に
    配置され第3本体に対して相対的に第2通路に沿って回
    動自在であり外側面に第3凹部とこの第3凹部に連通す
    る第4凹部とを上記回動方向に沿って設けてあり上記回
    動の中心に向かう方向の第3凹部の深さを第4凹部の同
    方向の深さよりも深く形成してある第4本体と、第2通
    路の表面と第4本体とに接触した状態で第3凹部、第4
    凹部及び第2通路の表面が形成する空間内に収容されて
    いる第2遊動体と、第4本体が所定の回動範囲を第3本
    体に対して相対的に回動するときに第3及び第4本体の
    いずれか一方と第1及び第2本体のいずれか一方とを連
    結する連結手段と、を設け、第3本体、第4本体、第2
    遊動体のうちの少なくとも1つを弾性的性質を有する材
    料により形成することにより、第3凹部から第4凹部側
    に向かう方向に第4本体を第3本体に対して相対的に回
    動させたとき第2遊動体が第3凹部内に移動し、その方
    向と反対方向に第4本体を第3本体に対して相対的に回
    動させたとき第2遊動体が第4凹部内に移動するように
    構成したことを特徴とするダンパ装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のダンパ装置において、
    外側面に下記第2遊動体の第2通路を設けてあり第2通
    路を通る円の半径が第1通路を通る円の半径よりも小さ
    く形成して成る第3本体と、内側に第3本体が配置され
    第3本体に対して相対的に第2通路に沿って回動自在で
    あり内側面に第3凹部とこの第3凹部に連通する第4凹
    部とを上記回動方向に沿って設けてあり上記回動の中心
    から離れる方向の第3凹部の深さを第4凹部の同方向の
    深さよりも深く形成して成る第4本体と、第2通路の表
    面と第4本体とに接触した状態で第3凹部、第4凹部及
    び第2通路の表面が形成する空間内に収容されている第
    2遊動体と、第4本体が所定の回動範囲を第3本体に対
    して相対的に回動するときに第3及び第4本体のいずれ
    か一方と第1及び第2本体のいずれか一方とを連結する
    連結手段と、を設け、第3本体、第4本体、第2遊動体
    のうちの少なくとも1つを弾性的性質を有する材料によ
    り形成することにより、第3凹部から第4凹部側に向か
    う方向に第4本体を第3本体に対して相対的に回動させ
    たとき第2遊動体が第3凹部内に移動し、その方向と反
    対方向に第4本体を第3本体に対して相対的に回動させ
    たとき第2遊動体が第4凹部内に移動するように構成し
    たことを特徴とするダンパ装置。
  7. 【請求項7】 表面に下記遊動体の通路を有する第1本
    体と、第1本体の通路に沿って第1本体に対して相対的
    に回動自在であり表面に第1凹部とこの第1凹部に連通
    する第2凹部とを上記回動方向に沿って設けてあり第1
    本体から離れる方向の第1凹部の深さを第2凹部の同方
    向の深さよりも深く形成してある第2本体と、上記通路
    の表面と第2本体とに接触した状態で第1凹部、第2凹
    部及び上記通路の表面が形成する空間内に収容されてい
    る遊動体と、からなり、第1本体、第2本体、上記遊動
    体のうちの少なくとも1つを弾性的性質を有する材料に
    より形成することにより、第1凹部から第2凹部側に向
    かう方向に第2本体を第1本体に対して相対的に回動し
    たとき上記遊動体が第1凹部内に移動し、その方向と反
    対方向に第2本体を第1本体に対して相対的に回動した
    とき上記遊動体が第2凹部内に移動するように構成した
    ダンパ装置において、上記通路の表面、第1凹部の表
    面、第2凹部の表面及び上記遊動体の外側表面のうち少
    なくとも1つの表面に多数の凹凸を設けたことを特徴と
    するダンパ装置。
  8. 【請求項8】 表面に下記遊動体の通路を有する第1本
    体と、第1本体の通路に沿って第1本体に対して相対的
    に回動自在であり表面に第1凹部とこの第1凹部に連通
    する第2凹部とを上記回動方向に沿って設けてあり第1
    本体から離れる方向の第1凹部の深さを第2凹部の同方
    向の深さよりも深く形成してある第2本体と、上記通路
    の表面と第2本体とに接触した状態で第1凹部、第2凹
    部及び上記通路の表面が形成する空間内に収容されてい
    る遊動体と、からなり、第1本体、第2本体、上記遊動
    体のうちの少なくとも1つを弾性的性質を有する材料に
    より形成することにより、第1凹部から第2凹部側に向
    かう方向に第2本体を第1本体に対して相対的に回動し
    たとき上記遊動体が第1凹部内に移動し、その方向と反
    対方向に第2本体を第1本体に対して相対的に回動した
    とき上記遊動体が第2凹部内に移動するように構成した
    ダンパ装置において、上記遊動体を第2凹部内に移動さ
    せ方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とするダ
    ンパ装置。
  9. 【請求項9】 表面に下記遊動体の通路を有する第1本
    体と、第1本体の通路に沿って第1本体に対して相対的
    に回動自在であり表面に第1凹部とこの第1凹部に連通
    する第2凹部とを上記回動方向に沿って設けてあり第1
    本体から離れる方向の第1凹部の深さを第2凹部の同方
    向の深さよりも深く形成してある第2本体と、上記通路
    の表面と第2本体とに接触した状態で第1凹部、第2凹
    部及び上記通路の表面が形成する空間内に収容されてい
    る遊動体と、からなり、第1本体、第2本体、上記遊動
    体のうちの少なくとも1つを弾性的性質を有する材料に
    より形成することにより、第1凹部から第2凹部側に向
    かう方向に第2本体を第1本体に対して相対的に回動し
    たとき上記遊動体が第1凹部内に移動し、その方向と反
    対方向に第2本体を第1本体に対して相対的に回動した
    とき上記遊動体が第2凹部内に移動するように構成した
    ダンパ装置において、第2凹部から第1凹部側に向かう
    方向に第2本体を第1本体に対して相対的に回動したと
    き上記遊動体が第2凹部内に移動させる方向に上記遊動
    体を押圧する押圧手段を設けたことを特徴とするダンパ
    装置。
JP5504294A 1994-02-28 1994-02-28 ダンパ装置 Withdrawn JPH07238966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5504294A JPH07238966A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 ダンパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5504294A JPH07238966A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 ダンパ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07238966A true JPH07238966A (ja) 1995-09-12

Family

ID=12987618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5504294A Withdrawn JPH07238966A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 ダンパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07238966A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003056121A1 (en) * 2001-12-22 2003-07-10 Innotri, Inc. Door hinge device
US20070142148A1 (en) * 2005-11-22 2007-06-21 Dayco Products, Llc Belt tensioner utilizing asymmetric motion control
KR101227851B1 (ko) * 2005-06-10 2013-01-31 삼성전자주식회사 도어완충장치 및 이를 갖춘 가전제품
JP2021117203A (ja) * 2020-01-29 2021-08-10 株式会社Jvcケンウッド 検出装置及びダンパ構造
WO2023074647A1 (ja) * 2021-10-28 2023-05-04 株式会社パイオラックス ダンパー装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003056121A1 (en) * 2001-12-22 2003-07-10 Innotri, Inc. Door hinge device
KR101227851B1 (ko) * 2005-06-10 2013-01-31 삼성전자주식회사 도어완충장치 및 이를 갖춘 가전제품
US20070142148A1 (en) * 2005-11-22 2007-06-21 Dayco Products, Llc Belt tensioner utilizing asymmetric motion control
US8460140B2 (en) * 2005-11-22 2013-06-11 Dayco Ip Holdings, Llc Belt tensioner utilizing asymmetric motion control
JP2021117203A (ja) * 2020-01-29 2021-08-10 株式会社Jvcケンウッド 検出装置及びダンパ構造
US11927599B2 (en) 2020-01-29 2024-03-12 Jvckenwood Corporation Detection apparatus and damper structure
WO2023074647A1 (ja) * 2021-10-28 2023-05-04 株式会社パイオラックス ダンパー装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7107649B2 (en) Hinge device
US5008976A (en) Digital apparatus having a display section adjusted by a hinge assembly with rolling resistance
US5165509A (en) Bidirectional retaining clutch
WO2000034679A1 (fr) Amortisseur rotatif
WO2002068833A1 (fr) Dispositif d'articulation
JP4175493B2 (ja) ヒンジ装置
JP5467187B2 (ja) ヒンジ装置及びヒンジ装置を用いた電子機器
JP4734283B2 (ja) 車両のチェック機能付きドアヒンジ
JPH07238966A (ja) ダンパ装置
JPH0546719Y2 (ja)
JP4021175B2 (ja) ヒンジ装置
JP3510764B2 (ja) ソフト閉止ダンパー機構の開閉弁装置
JP2002139018A (ja) ダンパーヒンジ
JP4125408B2 (ja) 回転動作支持機構
JP4107744B2 (ja) 回転ダンパ
JPH09229052A (ja) 高トルク用ダンパ
JP4905317B2 (ja) 車両のスライドドア用ガイドローラー
JP3979966B2 (ja) ドアヒンジユニット
JP4057991B2 (ja) ドア用ヒンジ
JPH0710350U (ja) 扉体の開閉装置
JP5087155B2 (ja) 車両のチェック機能付きドアヒンジ
JP2977655B2 (ja) 回転蓋等の開閉機構
JPH04125384U (ja) 回転支持具
WO2023074647A1 (ja) ダンパー装置
JP2591479Y2 (ja) 扉体の開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010508