JP2002139018A - ダンパーヒンジ - Google Patents

ダンパーヒンジ

Info

Publication number
JP2002139018A
JP2002139018A JP2000332338A JP2000332338A JP2002139018A JP 2002139018 A JP2002139018 A JP 2002139018A JP 2000332338 A JP2000332338 A JP 2000332338A JP 2000332338 A JP2000332338 A JP 2000332338A JP 2002139018 A JP2002139018 A JP 2002139018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
brake disk
pressure contact
case
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000332338A
Other languages
English (en)
Inventor
Naokazu Suzuki
直和 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Original Assignee
Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Katoh Electrical Machinery Co Ltd filed Critical Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Priority to JP2000332338A priority Critical patent/JP2002139018A/ja
Priority to US09/999,411 priority patent/US20020083555A1/en
Publication of JP2002139018A publication Critical patent/JP2002139018A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D11/08Friction devices between relatively-movable hinge parts
    • E05D11/087Friction devices between relatively-movable hinge parts with substantially axial friction, e.g. friction disks
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2999/00Subject-matter not otherwise provided for in this subclass

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で回転トルクを任意に
調節でき、しかも安価に製作できる、とくに洋式便器の
便座・便蓋等の開閉体の開閉用に用いて好適なダンパー
ヒンジを提供する。 【解決手段】 本体部側へ取り付けられるケース
体と、このケース体の中心部軸方向を貫通すると共に、
該ケース体より突出した突出部分に開閉体の取付部を有
する回転シャフトと、この回転シャフトと共に回転する
ように該回転シャフトへ取り付けた単数又は複数のブレ
ーキディスクと、前記ケース体内に収納固定され前記回
転シャフトをその中心部に設けた挿通孔へ回転可能に挿
通させつつ前記ブレーキディスクの両側に該ブレーキデ
ィスクを挟むようにして圧接して配設された複数のフリ
クション部材と、この各フリクション部材と前記ブレー
キディスクとの間の圧接力を調節するために設けられた
圧接力調節手段と、前記ブレーキディスクと前記フリク
ション部材の圧接摺動部分に充填させられた潤滑剤とで
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、とくに洋式便器
の便座や便蓋のような開閉体を開閉させるのに用いるも
のに関し、とくに開閉体を自立状態で保持させ、閉成時
に急激に落下させないようにする際に用いて好適なダン
パーヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洋式便器の便座や便蓋は、便器本
体の後部に開閉用ヒンジによって該便器本体に対し開閉
可能に取り付けられているが、とくに閉成時に急激に落
下して便器本体や便蓋の場合は便座に衝突し、大きな音
を立てるため、便座や便蓋の急激な落下を緩衝する流体
ダンパー付きの開閉用ヒンジが公知である。
【0003】他方、この流体ダンパー付きの開閉用ヒン
ジは、便座や便蓋の急激な落下を緩衝できても、便座や
便蓋を自立状態で保持させるには他の手段を必要とする
ことから、コンプレッションスプリングを作用させたカ
ム機構付きの開閉用ヒンジも公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した開閉用ヒンジ
は、いずれも構造が複雑となり、製作コストが高くつく
という問題があった。
【0005】この発明の目的は、構造が簡単で安価に製
作できる、とくに洋式便器の便座・便蓋等の開閉体の開
閉用に用いて好適なダンパーヒンジを提供せんとするに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、本体部側へ取り付けられるケース体
と、このケース体の中心部軸方向を貫通すると共に、該
ケース体より突出した突出部分に開閉体の取付部を有す
る回転シャフトと、この回転シャフトと共に回転するよ
うに該回転シャフトへ取り付けた単数又は複数のブレー
キディスクと、前記ケース体内に固定して収納され前記
回転シャフトをその中心部に設けた挿通孔へ回転可能に
挿通させつつ前記ブレーキディスクの両側に該ブレーキ
ディスクを挟むようにして圧接して配設された複数のフ
リクション部材と、この各フリクション部材と前記ブレ
ーキディスクとの間の圧接力を調節するために設けられ
た圧接力調節手段と、前記ブレーキでディスクと前記フ
リクション部材の圧接摺動部分に充填させられた潤滑剤
とで構成したことを特徴とする。
【0007】この発明はまた、本体部側へ取り付けられ
るケース体と、このケース体の中心部軸方向を貫通する
と共に、該ケース体より突出した突出部分に開閉体の取
付部を有する回転シャフトと、この回転シャフトと共に
回転するように該回転シャフトへ取り付けた単数又は複
数のブレーキディスクと、前記ケース体内に固定して収
納され前記回転シャフトをその中心部に設けた挿通孔へ
回転可能に挿通させつつ前記ブレーキディスクの両側に
該ブレーキディスクを挟むようにして圧接して配設され
た複数のフリクション部材と、この各フリクション部材
と前記ブレーキディスクとの間の圧接力を調節するため
に設けられた圧接力調節手段と、前記ブレーキでディス
クと前記フリクション部材の圧接摺動部分に充填させら
れた潤滑剤とから成り、前記ブレーキディスクと圧接す
る前記フリクション部材の摺動面には、放射状に複数の
小突起が設けられていることを特徴とする。
【0008】その際にこの発明は、前記複数の小突起の
高さを異ならしめると共に、前記ブレーキディスクの両
側には凸部或は凹部から成るクリック停止部を設け、も
って前記ブレーキディスクと共に回転する回転シャフト
の回転トルクを制御させるように構成することができ
る。
【0009】この発明はまた、前記圧力調節手段を、ケ
ース体の収装孔内に軸方向の移動を規制されて収装され
た調整ベース体と、この調整ベース体と前記フリクショ
ン部材との間に設けた押圧ワッシャーと、前記調整ベー
ス体に取り付けて先端を前記押圧ワッシャーに当接させ
ることにより該軸受プレートを軸方向へ移動させる調節
ネジとで構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施の形態を
洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒンジとして説明する
が、この発明に係るダンパーヒンジは、洋式便器の便座
や便蓋の開閉用ヒンジ以外にも、開閉体の開閉時に緩衝
を必要としたり、開閉体を自立状態で保つ必要のある場
合に広く応用できるものである。
【0011】図面によれば指示記号1は例えば洋式便器
の便器本体のような本体部2側へ取り付けられるケース
体であり、このケース体1はとくに図5に示したよう
に、一端部に軸受孔1aを有する壁部1bを有し、他端
部を開放させた丸筒状のもので、内部に断面略四角形状
の収装孔1dが設けられると共に、とくに図1に示した
ように、下側の中央部より一側部側に想像線で示した本
体部2側へ取り付けるための取付部1cが突設されてい
る。
【0012】このケース体1の収装孔1dの中心部軸方
向には回転シャフト3が貫通し、一端部を壁部1bに設
けた軸受孔1aへ回転可能に軸支させる構成となってい
る。この回転シャフト3はとくに図4に示したように、
中央部より一方に片寄った部分に鍔部3aを有し、この
鍔部3aを挟んで両側の軸部をそれぞれ断面略小判形状
に変形させ取付部3bと軸部3cとしてある。回転シャ
フト3の一端部が軸受孔1aより突出した部分には、そ
の中心部に設けた平面略小判形状の係合孔5aへ回転シ
ャフト3の軸部3cの先端を挿通させることにより押え
ワッシャー5が取り付けられ、回転シャフト3に拘束さ
れることにより、該回転シャフト3と共に回転するよう
に構成されている。この押えワッシャー5は、回転シャ
フト3の端部に取り付けた取付ネジ4で回転シャフト3
から抜け出ないように取り付けられ、また回転シャフト
3が壁部1bに係止されてケース体1の開放端側へ抜け
出ないように係止してもいる。尚、指示記号14のもの
は係止プレートである。
【0013】指示記号6のものは、ブレーキディスクで
あり、このブレーキディスク6は円盤状の例えば、PB
T製のもので、とくに図8乃至図10に示したように、
中心部に近い部分を形成するその中心部軸方向に略矩形
状の変形孔6aを設けた円筒部6bと、この円筒部6b
より外側に位置する部分の薄肉部6cとから成り、薄肉
部6cの両側対向位置に180°の間隔を置いて肉厚部
6d,6dが設けられ、この各肉厚部6d,6dにはさ
らに凹部6e,6e・6e,6eから成るクリック停止
部が設けられている。尚、このクリック停止部は凸部で
形成されても良い。
【0014】このブレーキディスク6は、図4に示した
実施の形態では5枚であるが、この数に限定されない。
単数の場合も考えられる。そして、この各ブレーキディ
スク6は、円筒部6bに設けた変形孔6aへ回転シャフ
ト3の軸部3cを挿入させることにより、該回転シャフ
ト3に拘束され、共に回転するように構成されている。
【0015】図4と図11乃至図16に示したように、
指示記号7と8のものは、例えばNBRのようなゴム製
のフリクション部材であり、側面から見てケース体1の
収装孔1dの形状と一致する略変形四角形状に形成させ
ることにより、収装孔1d内に収装固定されるように構
成されている。このうちフリクション部材7は図11乃
至図13に示したように、中心部軸方向に円形の挿通孔
7aが設けられると共に、片側面にブレーキディスク6
の半分を収容できる窪所7bが設けられ、この窪所7b
の内底部に複数の小突起7c,7c…が挿通孔7aを中
心に放射状に設けられている。この各小突起7c,7c
…の高さはとくに図11に示したように一方の起点Eか
ら矢印aの方向へ約180°に達するまで徐々に高くな
る列のものと、他方の起点Fから矢印bの方向へ約18
0°に達するまで徐々に高くなる列のものとに分けられ
ている。
【0016】もう一方のフリクション部材8は、図14
乃至図16に示したように、中心部軸方向に円形の挿通
孔8aが設けられると共に、片側面にブレーキディスク
6の半分を収容できる窪所8bが設けられ、この窪所8
bの内底部に複数の小突起8c,8c…が放射状に設け
られている。この各小突起8c,8c…の高さはとくに
図14に示したように、一定点Gを起点として一方の約
180°へ向かう矢印cの方向へ徐々に高くなる列のも
のと、他方の一定点Hを起点に他方の約180°へ向か
う矢印bの方向へ徐々に高くなる列のものとに分けられ
ている。
【0017】図示した実施の形態のものでは、とくに図
4に示したようにフリクション部材7と8は各々5枚ず
つで合計10枚であるが、この数はブレーキディスク6
の数によって増減される。各フリクション部材7と8
は、一対となって各窪所7bと8bの間にブレーキディ
スク6を収容して挟みつけるようになっており、各々の
小突起7c,8cに左右対称の高さを有する傾斜をつけ
ることによってテーパー状のテーパー溝が形成されるも
のである。尚、図示してないが、ブレーキディスク6の
とくに肉厚部6d,6dと、この肉厚部6d,6dに両
側より圧接するフリクション部材7と8の複数の小突起
7c…,8c…との間には、例えば粘性グリスから成る
潤滑剤が塗布されている。
【0018】指示記号9のものは、調整ベース体であ
り、とくに図17に示したように、側面から見てフリク
ション部材7,8と同じ形状の略変形四角形状を呈して
おり、ケース体1の収装孔1dの開放端側に回転を拘束
されて固定されるように構成されている。この調整ベー
ス体9は、その中心部軸方向に円形状の挿通孔9aが設
けられ、この挿通孔9aに回転シャフト3の軸部3cを
回転可能に挿通させつつ、該回転シャフト3の鍔部3a
に外側へ抜け出ないように係止されることによって、鍔
部3aと、図4に示したように一番左側のフリクション
部材7の間に配設されている。この調整ベース体9と一
番左側のフリクション部材7との間には、さらにその中
心部に設けた略円形状の挿通孔10aへ回転シャフト3
の軸部3cを回転可能に挿通させつつ押圧ワッシャー1
0が配設されており、この押圧ワッシャー10の片面に
は、調整ベース体9にネジ着させた調節ネジ11,11
の先端が当接して、圧接力調節手段としている。
【0019】したがって、上述した構成のダンパーヒン
ジを開閉体の一例である洋式便器の便座の開閉用として
用いる場合には、図1に想像線でに示したように、ケー
ス体1を洋式便器の本体部2の後部上端に取り付けた取
付ケース15内に収装固定させ、ケース体1より突出し
ている回転シャフト3の取付部3bへ想像線で示したよ
うに便座12の取付部12aを取り付ける。尚、回転シ
ャフト3の取付部3bの中心部軸方向に設けた雄ネジ部
3dは、便座12の取付部12aを取り付ける際のボル
ト13用のものである。
【0020】ケース体1は洋式便器の本体部2へ取付ケ
ース15を介さずに直接取り付けても良い。便座12を
本体部2に対して開閉させると、回転シャフト3が共に
回転し、この回転シャフト3に拘束されているブレーキ
ディスク6がフリクション部材7,8の間で圧接状態で
フリクション摺動することにより便座12の閉成時の緩
衝作用と、開成時の自立作用を行うことができるもので
ある。
【0021】さらに詳しくは、ブレーキディスク6の肉
厚部6dがその両側に圧接する各フリクション部材7,
8の小突起7c,8cに設けた傾斜によって生ずるテー
パー溝内を移動し、該テーパー溝の狭まる方向へ肉厚部
6dが移動するようにすることにより、閉成時の緩衝作
用を行わしめ、テーパー溝の広がる方向へ肉厚部6dが
移動するようにすることにより、中間角度移動時の円滑
な移動を行わしめ、起立時には、肉厚部6dが狭い間隔
の突起間に挟まれることにより安定した自立作用を行う
ことができるものである。
【0022】さらに、小用時においては、便座12を必
ずしも全開させる必要はないので、中間開成角度例えば
70°程度で、停止保持させることも、小突起7c,8
cの高さを選択することで可能となるものである。
【0023】さらに、肉厚部6dに凹部6eから成るク
リック停止部を設けると、全開成時にこの凹部6eと小
突起7c,8cが嵌合することにより、クリック感の感
触と安定停止保持を実現できるものであり、全開時から
の閉成時においても、操作者に凹部6eより小突起7
c,8cが離脱する際のクリック感を感じさせることが
できるものである。
【0024】さらに、回転シャフト3のフリクショント
ルクは、調整ベース体9に取り付けた調節ネジ11,1
1を左右いずれかの方向へ回転させ、押圧ワッシャー1
0を軸方向へ移動せしめ、フリクション部材7,8に対
する押圧力を変えることにより、任意に調節することが
可能となるものである。
【0025】尚、以上説明したことは、開閉させる開閉
体が便蓋のような場合でも同じことであり、この発明に
係る開閉体のダンパーヒンジは、便蓋の開閉用ヒンジと
しても用いることができるものである。
【0026】また、フリクション部材とブレーキディス
クの枚数は、上述した実施の形態のものに限定されな
い。さらに枚数が多い場合もあるし、ブレーキディスク
1枚にその左右に添わせるフリクション部材2枚、或は
ブレーキディスクの片側に添わせるフリクション部材1
枚とすることができる。
【0027】さらに、フリクション部材をシャフトに拘
束させて、ブレーキディスクをケース体側へ固定させる
こともできよう。そして、この発明に係るダンパーヒン
ジは、上述した洋式便器の便座や便蓋の開閉用ヒンジと
して以外にも、開閉体を開成状態で安定保持させ、閉成
時に急激に閉じないようにすることが必要とされる開閉
体の開閉用として広く用いられるものであることは上述
した。
【0028】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
次のような効果を奏し得る。
【0029】請求項1のように構成すると、開閉体を取
り付けた回転シャフトを回転させると、開閉体の閉成時
には、回転シャフトと共に回転するブレーキディスクが
その両側に圧接させたフリクション部材の間を圧接摺動
することから、ブレーキ部材の弾性と潤滑剤の粘性で該
開閉体の急激な落下を防止し、ソフトに閉止することを
可能ならしめるものである。また、構造が簡単であるの
で、製作コストも下げることができるものであり、従来
技術の流体ダンパーやワンウェイクラッチを用いるもの
等に較べて開閉体の開成時の弾ね上げに対して応答性に
優れているものである。
【0030】さらに、調節ベース体に取り付けた調節ネ
ジを回すことにより、回転シャフトの軸方向へ移動する
押圧ワッシャーを介してブレーキ部材同士のブレーキデ
ィスクへ押圧力を調節して回転シャフトの回転トルクを
調節することができるものである。
【0031】請求項2のように構成すると、開閉体の開
閉操作が滑らかなものになると共に、複数の小突起に油
切れが起きにくくなり、ゴム製のフリクション部材の貼
り付きや磨耗を防止することができるものである。
【0032】請求項3のように構成すると、開閉体の閉
成時には、回転シャフトを共に回転するブレーキディス
クの肉厚部がその両側に圧接したフリクション部材のテ
ーパー溝内を狭い方向へ移動する際のくさび効果と、ブ
レーキ部材の弾性と潤滑剤の粘性で該開閉体の急激な落
下を防止し、ソフトに係止することを可能ならしめると
共に、小突起とブレーキディスクの肉厚部に設けた凹部
とでクリック感を作ることができるものである。
【0033】請求項4のように構成すると、調節ネジを
いずれかの方向へ回すことにより押圧ワッシャーを回転
シャフトの軸方向に移動させ、各フリクション部材がブ
レーキディスクを挟みつける力を加減でき、これにより
回転シャフトの回転トルクを調節することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るダンパーヒンジの正面図であ
る。
【図2】この発明に係るダンパーヒンジの左側面図であ
る。
【図3】図1に係るダンパーヒンジの右側面図である。
【図4】図1に係るダンパーヒンジの分解正面図であ
る。
【図5】ケース体の縦断面図である。
【図6】ケース体の左側面図である。
【図7】ケース体の右側面図である。
【図8】ブレーキディスクの正面図である。
【図9】ブレーキディスクの平面図である。
【図10】ブレーキディスクの左側面図である。
【図11】フリクション部材7の右側面図である。
【図12】フリクション部材7のA−A線断面図であ
る。
【図13】フリクション部材7のB−B線断面図であ
る。
【図14】フリクション部材8の左側面図である。
【図15】フリクション部材8のC−C線断面図であ
る。
【図16】フリクション部材8のD−D線断面図であ
る。
【図17】調整ベース体の左側面図である。
【図18】押圧ワッシャーの左側面図である。
【図19】押えワッシャーの右側面図である。
【符号の説明】
1 ケース体 2 本体部 3 回転シャフト 3b 取付部 5 押えワッシャー 6 ブレーキディスク 6c 薄肉部 6d 肉厚部 6e 凹部 7 フリクション部材 7a 挿通孔 7b 窪所 7c 小突起 8 フリクション部材 8a 挿通孔 8b 窪所 8c 小突起 9 調整ベース体 10 押圧ワッシャー 11 調節ネジ 12 便座

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部側へ取り付けられるケース体と、
    このケース体の中心部軸方向を貫通すると共に、該ケー
    ス体より突出した突出部分に開閉体の取付部を有する回
    転シャフトと、この回転シャフトと共に回転するように
    該回転シャフトへ取り付けた単数又は複数のブレーキデ
    ィスクと、前記ケース体内に収納固定され前記回転シャ
    フトをその中心部に設けた挿通孔へ回転可能に挿通させ
    つつ前記ブレーキディスクの両側に該ブレーキディスク
    を挟むようにして圧接して配設された複数のフリクショ
    ン部材と、この各フリクション部材と前記ブレーキディ
    スクとの間の圧接力を調節するために設けられた圧接力
    調節手段と、前記ブレーキディスクと前記フリクション
    部材の圧接摺動部分に充填させられた潤滑剤とで構成し
    たことを特徴とする、ダンパーヒンジ。
  2. 【請求項2】 本体部側へ取り付けられるケース体と、
    このケース体の中心部軸方向を貫通すると共に、該ケー
    ス体より突出した突出部分に開閉体の取付部を有する回
    転シャフトと、この回転シャフトと共に回転するように
    該回転シャフトへ取り付けた単数又は複数のブレーキデ
    ィスクと、前記ケース体内に収納固定され前記回転シャ
    フトをその中心部に設けた挿通孔へ回転可能に挿通させ
    つつ前記ブレーキディスクの両側に前記ブレーキディス
    クを挟むようにして圧接して配設された複数のフリクシ
    ョン部材と、この各フリクション部材と前記ブレーキデ
    ィスクとの間の圧接力を調節するために設けられた圧接
    力調節手段と、前記ブレーキでディスクと前記フリクシ
    ョン部材の圧接摺動部分に充填させられた潤滑剤とから
    成り、前記ブレーキディスクと圧接する前記フリクショ
    ン部材の摺動面には、前記挿通孔を中心にして放射状に
    複数の小突起が設けられていることを特徴とする、請求
    項1に記載のダンパーヒンジ。
  3. 【請求項3】 前記複数の小突起は、その高さを異なら
    しめると共に、前記ブレーキディスクの両側には凸部或
    は凹部から成るクリック停止部を設けることにより、前
    記ブレーキディスクと共に回転する回転シャフトの回転
    トルクを制御させるように構成したことを特徴とする、
    請求項2に記載のダンパーヒンジ。
  4. 【請求項4】 前記圧力調節手段を、ケース体の収装孔
    内に軸方向の移動を規制されて収装された調整ベース体
    と、この調整ベース体と前記フリクション部材との間に
    設けた押圧ワッシャーと、前記調整ベース体に取り付け
    て先端を前記押圧ワッシャーに当接させることにより該
    軸受プレートを軸方向へ移動させる調節ネジとで構成し
    たことを特徴とする、請求項1に記載のダンパーヒン
    ジ。
JP2000332338A 2000-10-31 2000-10-31 ダンパーヒンジ Pending JP2002139018A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000332338A JP2002139018A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 ダンパーヒンジ
US09/999,411 US20020083555A1 (en) 2000-10-31 2001-10-31 Damper hinge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000332338A JP2002139018A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 ダンパーヒンジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002139018A true JP2002139018A (ja) 2002-05-17

Family

ID=18808559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000332338A Pending JP2002139018A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 ダンパーヒンジ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20020083555A1 (ja)
JP (1) JP2002139018A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6665907B1 (en) * 2002-05-30 2003-12-23 Lu Sheng-Nan Washer for a pivot hinge
US7590428B2 (en) 2004-10-08 2009-09-15 Lg Electronics Inc. Hinge unit and mobile terminal having the hinge unit
TWI451027B (zh) * 2010-12-14 2014-09-01 Kato Electric & Machinary Co 流體阻尼鉸鏈

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101383363B1 (ko) * 2011-08-12 2014-04-11 주식회사 엘지씨엔에스 구간완충댐퍼 및 이를 사용한 개폐장치
US10267075B2 (en) 2017-05-01 2019-04-23 Nio Usa, Inc. Self-contained door hinge mechanism
US11564538B2 (en) 2019-10-21 2023-01-31 Bemis Manufacturing Company Hinge post for toilet seat

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6665907B1 (en) * 2002-05-30 2003-12-23 Lu Sheng-Nan Washer for a pivot hinge
US7590428B2 (en) 2004-10-08 2009-09-15 Lg Electronics Inc. Hinge unit and mobile terminal having the hinge unit
TWI451027B (zh) * 2010-12-14 2014-09-01 Kato Electric & Machinary Co 流體阻尼鉸鏈

Also Published As

Publication number Publication date
US20020083555A1 (en) 2002-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101131327B1 (ko) 완충 장치를 구비한 가구용 힌지
US7343646B2 (en) Damper and door handle having the same
US5996132A (en) Compound torque hinge
US6988294B2 (en) Tilt hinge
US7055217B2 (en) Hinge device
JP4199230B2 (ja) 車両用グローブボックスのヒンジ構造
JP5236014B2 (ja) チルトヒンジ
JPWO2004027274A1 (ja) ヒンジ装置
JP2009522475A (ja) 家具用ヒンジ
JPH11299691A (ja) 開閉体の開閉用ヒンジ
JP2002139018A (ja) ダンパーヒンジ
JP2008223247A (ja) ドアヒンジ
JP3848021B2 (ja) ダンパー装置および該装置を使用した洋式便器
JP2002081482A (ja) ロータリーダンパ
US6000069A (en) Compound torque hinge
JPH11247522A (ja) ロータリダンパ
JPH09126265A (ja) 回転ダンパ及び同ダンパを用いた蓋の開閉装置
JP2602161Y2 (ja) チルトヒンジ
US5991936A (en) Opening and closing device of Western style toilet seat and seat cover
JP5035093B2 (ja) ドアクローザ
JP2002227825A (ja) 携帯用機器のヒンジ装置
JP4175684B2 (ja) 回転動作支持機構
JPH10115338A (ja) 回転ダンパ
JPH07238966A (ja) ダンパ装置
JP2003269437A (ja) 摩擦ヒンジ装置