JPH07238069A - 環状アミド化合物の製造方法 - Google Patents
環状アミド化合物の製造方法Info
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- JPH07238069A JPH07238069A JP6029367A JP2936794A JPH07238069A JP H07238069 A JPH07238069 A JP H07238069A JP 6029367 A JP6029367 A JP 6029367A JP 2936794 A JP2936794 A JP 2936794A JP H07238069 A JPH07238069 A JP H07238069A
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- JP
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- aniline
- dihydroindol
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ジヒドロインドール−2−オン誘導体等の環
状アミド化合物を簡便に効率良く製造する方法の提供。 【構成】 o−アミノフェニルアセチレン誘導体、フェ
ニルエチニルアニリン誘導体等の分子内にアミノ基を有
するアセチレン化合物を、ロジウム錯体等の第8族遷移
金属錯体を触媒として、水存在下にまたは水不存在下
に、一酸化炭素と反応させて、 1,3−ジヒドロインドー
ル−2−オン誘導体等の環状アミド化合物を得る。
状アミド化合物を簡便に効率良く製造する方法の提供。 【構成】 o−アミノフェニルアセチレン誘導体、フェ
ニルエチニルアニリン誘導体等の分子内にアミノ基を有
するアセチレン化合物を、ロジウム錯体等の第8族遷移
金属錯体を触媒として、水存在下にまたは水不存在下
に、一酸化炭素と反応させて、 1,3−ジヒドロインドー
ル−2−オン誘導体等の環状アミド化合物を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は環状アミド化合物の製造
方法に関し、詳しくは医薬、農薬の中間体として潜在的
に有用なインドール誘導体を合成するための中間体とし
て有用な化合物であるジヒドロインドール−2−オン誘
導体等の環状アミド化合物の製造方法に関するものであ
る。
方法に関し、詳しくは医薬、農薬の中間体として潜在的
に有用なインドール誘導体を合成するための中間体とし
て有用な化合物であるジヒドロインドール−2−オン誘
導体等の環状アミド化合物の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インド
ール誘導体は生理活性作用を有しているものが多く、医
薬品として開発がさかんに行われている(Sundberg, Ch
emistry of Indole, Academic Press,New York, 1970)
。このようなインドール誘導体の合成中間体であるジ
ヒドロインドール−2−オン誘導体の製造方法として、
従来からさまざまな合成法が検討され、開示されてい
る。例えば、J.G.Rodriguez らはニッケル触媒を用い、
o−クロロアクリルアニリドの分子内環化反応でE−ベ
ンジリデン−1,3 −ジヒドロインドール−2−オンとベ
ンジル 1,3−ジヒドロインドール−2−オンをそれぞれ
13%、35%の収率で得ている(Heterocycl. Chem., 198
5, 22, 1511)。また R.F.Heck らは、同様な中間体を用
い、パラジウム触媒による分子内環化反応により、o−
ブロモアクリルアニリドの分子内環化反応でE−ベンジ
リデン−1,3 −ジヒドロインドール−2−オンを58%の
収率で得ている(J. Am. Chem. Soc., 1979, 101, 528
1)。しかしながら、これらの製造方法は出発原料が複雑
で、その合成に多大な労力を要すること、また、必ずし
も収率が良くないことなどの欠点を有している。
ール誘導体は生理活性作用を有しているものが多く、医
薬品として開発がさかんに行われている(Sundberg, Ch
emistry of Indole, Academic Press,New York, 1970)
。このようなインドール誘導体の合成中間体であるジ
ヒドロインドール−2−オン誘導体の製造方法として、
従来からさまざまな合成法が検討され、開示されてい
る。例えば、J.G.Rodriguez らはニッケル触媒を用い、
o−クロロアクリルアニリドの分子内環化反応でE−ベ
ンジリデン−1,3 −ジヒドロインドール−2−オンとベ
ンジル 1,3−ジヒドロインドール−2−オンをそれぞれ
13%、35%の収率で得ている(Heterocycl. Chem., 198
5, 22, 1511)。また R.F.Heck らは、同様な中間体を用
い、パラジウム触媒による分子内環化反応により、o−
ブロモアクリルアニリドの分子内環化反応でE−ベンジ
リデン−1,3 −ジヒドロインドール−2−オンを58%の
収率で得ている(J. Am. Chem. Soc., 1979, 101, 528
1)。しかしながら、これらの製造方法は出発原料が複雑
で、その合成に多大な労力を要すること、また、必ずし
も収率が良くないことなどの欠点を有している。
【0003】また、 1,3−ジヒドロインドール−2−オ
ンとベンズアルデヒドの縮合反応(G.Tacconi, J. Che
m. Soc. Perkin Trans., 2, 1984, 615) や 1,3−ジヒ
ドロインドール−2−オンの 3,3−ジチオール誘導体の
ラネーニッケル還元−縮合反応による合成方法も開示さ
れているが(E.wenkert ら、Acta. Chem. Scand. Ser.
B, 1982, B36, 348)、これらの方法では合成が困難な
1,3−ジヒドロインドール−2−オン骨格はすでに構成
されていることが前提となっている欠点を有している。
また分子内のアミド化反応でベンジル 1,3−ジヒドロイ
ンドール−2−オンを合成する方法が開示されているが
(R.D.Clark, Synthesis, 1991, 871)、この方法もまた
製造ルートが長いという欠点を有している。
ンとベンズアルデヒドの縮合反応(G.Tacconi, J. Che
m. Soc. Perkin Trans., 2, 1984, 615) や 1,3−ジヒ
ドロインドール−2−オンの 3,3−ジチオール誘導体の
ラネーニッケル還元−縮合反応による合成方法も開示さ
れているが(E.wenkert ら、Acta. Chem. Scand. Ser.
B, 1982, B36, 348)、これらの方法では合成が困難な
1,3−ジヒドロインドール−2−オン骨格はすでに構成
されていることが前提となっている欠点を有している。
また分子内のアミド化反応でベンジル 1,3−ジヒドロイ
ンドール−2−オンを合成する方法が開示されているが
(R.D.Clark, Synthesis, 1991, 871)、この方法もまた
製造ルートが長いという欠点を有している。
【0004】以上のように、従来のジヒドロインドール
−2−オン誘導体の製造方法は、いずれも原料が特殊で
あったり、収率が十分でなかったり、製造工程が長いな
どの欠点がある。従って、本発明の目的は、ジヒドロイ
ンドール−2−オン誘導体等の環状アミド化合物を、簡
便に、効率良く製造する方法を提供することにある。
−2−オン誘導体の製造方法は、いずれも原料が特殊で
あったり、収率が十分でなかったり、製造工程が長いな
どの欠点がある。従って、本発明の目的は、ジヒドロイ
ンドール−2−オン誘導体等の環状アミド化合物を、簡
便に、効率良く製造する方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意研究の結果、第8族遷移金属錯体を触媒
として、分子内にアミノ基を有するアセチレン化合物を
一酸化炭素と反応させることにより収率良く、 1,3−ジ
ヒドロインドール−2−オン誘導体等の環状アミド化合
物を製造できることを見いだし本発明を完成するに到っ
た。
解決すべく鋭意研究の結果、第8族遷移金属錯体を触媒
として、分子内にアミノ基を有するアセチレン化合物を
一酸化炭素と反応させることにより収率良く、 1,3−ジ
ヒドロインドール−2−オン誘導体等の環状アミド化合
物を製造できることを見いだし本発明を完成するに到っ
た。
【0006】即ち、本発明は、分子内にアミノ基を有す
るアセチレン化合物を、第8族遷移金属錯体を触媒とし
て、水存在下にまたは水不存在下に、一酸化炭素と反応
させることを特徴とする1,3 −ジヒドロインドール−2
−オン誘導体等の環状アミド化合物の製造方法を提供す
るものである。
るアセチレン化合物を、第8族遷移金属錯体を触媒とし
て、水存在下にまたは水不存在下に、一酸化炭素と反応
させることを特徴とする1,3 −ジヒドロインドール−2
−オン誘導体等の環状アミド化合物の製造方法を提供す
るものである。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
出発原料として用いられる分子内にアミノ基を有するア
セチレン化合物としては、一般式(I)で表されるo−
アミノフェニルアセチレン誘導体、一般式(II)で表さ
れるフェニルエチニルアニリン誘導体等が挙げられる。
出発原料として用いられる分子内にアミノ基を有するア
セチレン化合物としては、一般式(I)で表されるo−
アミノフェニルアセチレン誘導体、一般式(II)で表さ
れるフェニルエチニルアニリン誘導体等が挙げられる。
【0008】
【化3】
【0009】〔式中、R1、R2、R3及びR4はそれぞれ同一
又は異なって H、アルキル基、芳香族基又はハロゲン原
子を示し、R5は水素原子、あるいはハロゲン原子、アル
コキシ基、アリールアルキルオキシ基、水酸基、シアノ
基、アリール基、アシル基又はアシルオキシ基で置換さ
れていてもよいアルキル基を示す。〕
又は異なって H、アルキル基、芳香族基又はハロゲン原
子を示し、R5は水素原子、あるいはハロゲン原子、アル
コキシ基、アリールアルキルオキシ基、水酸基、シアノ
基、アリール基、アシル基又はアシルオキシ基で置換さ
れていてもよいアルキル基を示す。〕
【0010】
【化4】
【0011】〔式中、R1、R2、R3及びR4は前記の意味を
示し、 R'1、R'2、R'3 、R'4 及びR'5はそれぞれ同一又
は異なって H、アルキル基、アルコキシ基、シアノ基、
ハロゲン原子、水酸基、アシルオキシ基、アシルアミノ
基、フェノキシ基、アリール基又はニトロ基を示す。〕 一般式(I)で表されるo−アミノフェニルアセチレン
誘導体としては、例えば、o−(1−プロピニル)アニ
リン、o−(1−ブチニル)アニリン、o−(クロロメ
チルエチニル)アニリン、o−(ブロモメチルエチニ
ル)アニリン、o−(メトキシメチルエチニル)アニリ
ン、o−(ベンジルオキシメチルエチニル)アニリン、
o−(ヒドロキシメチルエチニル)アニリン、o−(シ
アノメチルエチニル)アニリン、o−(ベンジルエチニ
ル)アニリン、o−(プロピルエチニル)アニリン、o
−(ブチルエチニル)アニリン、o−(アセトニルエチ
ニル)アニリン、o−(アセトキシメチルエチニル)ア
ニリン等が挙げられる。
示し、 R'1、R'2、R'3 、R'4 及びR'5はそれぞれ同一又
は異なって H、アルキル基、アルコキシ基、シアノ基、
ハロゲン原子、水酸基、アシルオキシ基、アシルアミノ
基、フェノキシ基、アリール基又はニトロ基を示す。〕 一般式(I)で表されるo−アミノフェニルアセチレン
誘導体としては、例えば、o−(1−プロピニル)アニ
リン、o−(1−ブチニル)アニリン、o−(クロロメ
チルエチニル)アニリン、o−(ブロモメチルエチニ
ル)アニリン、o−(メトキシメチルエチニル)アニリ
ン、o−(ベンジルオキシメチルエチニル)アニリン、
o−(ヒドロキシメチルエチニル)アニリン、o−(シ
アノメチルエチニル)アニリン、o−(ベンジルエチニ
ル)アニリン、o−(プロピルエチニル)アニリン、o
−(ブチルエチニル)アニリン、o−(アセトニルエチ
ニル)アニリン、o−(アセトキシメチルエチニル)ア
ニリン等が挙げられる。
【0012】また 一般式(II)で表されるフェニルエ
チニルアニリン誘導体としては、o−(フェニルエチニ
ル)アニリン、o−(4−メチルフェニルエチニル)ア
ニリン、o−(4−エチルフェニルエチニル)アニリ
ン、o−(4−プロピルフェニルエチニル)アニリン、
o−(4−メトキシフェニルエチニル)アニリン、o−
(4−シアノフェニルエチニル)アニリン、o−(4−
フロロフェニルエチニル)アニリン、o−(4−ブロモ
フェニルエチニル)アニリン、o−(4−ヨードフェニ
ルエチニル)アニリン、o−(4−ハイドロキシフェニ
ルエチニル)アニリン、o−(4−アセトキシフェニル
エチニル)アニリン、o−(4−アセトアミノフェニル
エチニル)アニリン、o−(4−フェノキシフェニルエ
チニル)アニリン、o−(4−ターシャリーブチルフェ
ニルエチニル)アニリン、o−(4−ニトロフェニルエ
チニル)アニリン、o−(3−メチルフェニルエチニ
ル)アニリン、o−(3−エチルフェニルエチニル)ア
ニリン、o−(3−プロピルフェニルエチニル)アニリ
ン、o−(3−メトキシフェニルエチニル)アニリン、
o−(3−シアノフェニルエチニル)アニリン、o−
(3−フロロフェニルエチニル)アニリン、o−(3−
ブロモフェニルエチニル)アニリン、o−(3−ヨード
フェニルエチニル)アニリン、o−(3−ハイドロキシ
フェニルエチニル)アニリン、o−(3−アセトキシフ
ェニルエチニル)アニリン、o−(3−アセトアミノフ
ェニルエチニル)アニリン、o−(3−フェノキシフェ
ニルエチニル)アニリン、o−(3−ターシャリーブチ
ルフェニルエチニル)アニリン、o−(3−ニトロフェ
ニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジメチルフェ
ニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジエチルフェ
ニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジプロピルフ
ェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジメトキシ
フェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジシアノ
フェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジフロロ
フェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジブロモ
フェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジヨード
フェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジハイド
ロキシフェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジ
アセトキシフェニルエチニル)アニリン、o−(2,4
−ジアセトアミノフェニルエチニル)アニリン、o−
(2,4−ジフェノキシフェニルエチニル)アニリン、
o−(2,4−ジターシャリーブチルフェニルエチニ
ル)アニリン、o−(2,4−ジニトロフェニルエチニ
ル)アニリン、o−(2,4,6−トリメチルフェニル
エチニル)アニリン、o−(2,4,6−トリエチルフ
ェニルエチニル)アニリン、o−(2,4,6−トリプ
ロピルフェニルエチニル)アニリン、o−(2,4,6
−トリメトキシフェニルエチニル)アニリン、o−
(2,4,6−トリシアノフェニルエチニル)アニリ
ン、o−(2,4,6−トリフロロフェニルエチニル)
アニリン、o−(2,4,6−トリブロモフェニルエチ
ニル)アニリン、o−(2,4,6−トリヨードフェニ
ルエチニル)アニリン、o−(2,4,6−トリハイド
ロキシフェニルエチニル)アニリン、o−(2,4,6
−トリアセトキシフェニルエチニル)アニリン、o−
(2,4,6−トリアセトアミノフェニルエチニル)ア
ニリン、o−(2,4,6−トリフェノキシフェニルエ
チニル)アニリン、o−(2,4,6−トリターシャリ
ーブチルフェニルエチニル)アニリン、o−(2,4,
6−トリニトロフェニルエチニル)アニリン等が挙げら
れる。
チニルアニリン誘導体としては、o−(フェニルエチニ
ル)アニリン、o−(4−メチルフェニルエチニル)ア
ニリン、o−(4−エチルフェニルエチニル)アニリ
ン、o−(4−プロピルフェニルエチニル)アニリン、
o−(4−メトキシフェニルエチニル)アニリン、o−
(4−シアノフェニルエチニル)アニリン、o−(4−
フロロフェニルエチニル)アニリン、o−(4−ブロモ
フェニルエチニル)アニリン、o−(4−ヨードフェニ
ルエチニル)アニリン、o−(4−ハイドロキシフェニ
ルエチニル)アニリン、o−(4−アセトキシフェニル
エチニル)アニリン、o−(4−アセトアミノフェニル
エチニル)アニリン、o−(4−フェノキシフェニルエ
チニル)アニリン、o−(4−ターシャリーブチルフェ
ニルエチニル)アニリン、o−(4−ニトロフェニルエ
チニル)アニリン、o−(3−メチルフェニルエチニ
ル)アニリン、o−(3−エチルフェニルエチニル)ア
ニリン、o−(3−プロピルフェニルエチニル)アニリ
ン、o−(3−メトキシフェニルエチニル)アニリン、
o−(3−シアノフェニルエチニル)アニリン、o−
(3−フロロフェニルエチニル)アニリン、o−(3−
ブロモフェニルエチニル)アニリン、o−(3−ヨード
フェニルエチニル)アニリン、o−(3−ハイドロキシ
フェニルエチニル)アニリン、o−(3−アセトキシフ
ェニルエチニル)アニリン、o−(3−アセトアミノフ
ェニルエチニル)アニリン、o−(3−フェノキシフェ
ニルエチニル)アニリン、o−(3−ターシャリーブチ
ルフェニルエチニル)アニリン、o−(3−ニトロフェ
ニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジメチルフェ
ニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジエチルフェ
ニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジプロピルフ
ェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジメトキシ
フェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジシアノ
フェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジフロロ
フェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジブロモ
フェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジヨード
フェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジハイド
ロキシフェニルエチニル)アニリン、o−(2,4−ジ
アセトキシフェニルエチニル)アニリン、o−(2,4
−ジアセトアミノフェニルエチニル)アニリン、o−
(2,4−ジフェノキシフェニルエチニル)アニリン、
o−(2,4−ジターシャリーブチルフェニルエチニ
ル)アニリン、o−(2,4−ジニトロフェニルエチニ
ル)アニリン、o−(2,4,6−トリメチルフェニル
エチニル)アニリン、o−(2,4,6−トリエチルフ
ェニルエチニル)アニリン、o−(2,4,6−トリプ
ロピルフェニルエチニル)アニリン、o−(2,4,6
−トリメトキシフェニルエチニル)アニリン、o−
(2,4,6−トリシアノフェニルエチニル)アニリ
ン、o−(2,4,6−トリフロロフェニルエチニル)
アニリン、o−(2,4,6−トリブロモフェニルエチ
ニル)アニリン、o−(2,4,6−トリヨードフェニ
ルエチニル)アニリン、o−(2,4,6−トリハイド
ロキシフェニルエチニル)アニリン、o−(2,4,6
−トリアセトキシフェニルエチニル)アニリン、o−
(2,4,6−トリアセトアミノフェニルエチニル)ア
ニリン、o−(2,4,6−トリフェノキシフェニルエ
チニル)アニリン、o−(2,4,6−トリターシャリ
ーブチルフェニルエチニル)アニリン、o−(2,4,
6−トリニトロフェニルエチニル)アニリン等が挙げら
れる。
【0013】本発明の反応に給する一酸化炭素として
は、純粋な一酸化炭素でも良いが、不活性ガスとして、
窒素、炭酸ガス等を含んでいても良い。本発明の反応に
用いられる触媒としては、第8族遷移金属錯体、特にロ
ジウム錯体が有効である。ロジウム錯体としては反応液
に溶解するものであれば、どのような形態でもよいが、
特にロジウムカルボニル錯体が好ましい。ロジウムカル
ボニル錯体として、Rh2(CO)8、Rh4(CO)12 、Rh6(CO)16
などを挙げることができる。 RhCl3・xH2O、[Rh(CO)2Cl
2]、[(C8H12)RhCl]2などのハロゲン錯体やHRh(CO)(PP
h3)3など配位子を含んだロジウム錯体も使用できる。触
媒の使用量としては、出発原料の使用モル量に対して、
モル比で10分の1から1万分の1、好ましくは 100分の
1から1000分の1で良い。ロジウム錯体以外の第8族遷
移金属錯体としては、具体的には、鉄、コバルト、ルテ
ニウム、ニッケル、白金、イリジウムなどの金属錯体、
とくにカルボニル錯体が触媒として有効である。
は、純粋な一酸化炭素でも良いが、不活性ガスとして、
窒素、炭酸ガス等を含んでいても良い。本発明の反応に
用いられる触媒としては、第8族遷移金属錯体、特にロ
ジウム錯体が有効である。ロジウム錯体としては反応液
に溶解するものであれば、どのような形態でもよいが、
特にロジウムカルボニル錯体が好ましい。ロジウムカル
ボニル錯体として、Rh2(CO)8、Rh4(CO)12 、Rh6(CO)16
などを挙げることができる。 RhCl3・xH2O、[Rh(CO)2Cl
2]、[(C8H12)RhCl]2などのハロゲン錯体やHRh(CO)(PP
h3)3など配位子を含んだロジウム錯体も使用できる。触
媒の使用量としては、出発原料の使用モル量に対して、
モル比で10分の1から1万分の1、好ましくは 100分の
1から1000分の1で良い。ロジウム錯体以外の第8族遷
移金属錯体としては、具体的には、鉄、コバルト、ルテ
ニウム、ニッケル、白金、イリジウムなどの金属錯体、
とくにカルボニル錯体が触媒として有効である。
【0014】本発明の反応は水存在下あるいは水不存在
下で行うことができる。水が存在する反応では、主に、
3−置換 1,3−ジヒドロインドール−2−オン誘導体が
選択的に得られる。水が存在しない場合は、反応温度に
よって選択性が異なり、比較的反応温度が低い条件で
は、例えば、o−(フェニルエチニル)アニリンからE
−ベンジリデン− 1,3−ジヒドロインドール−2−オン
が得られるように3位がエキソオレフィンである 1,3−
ジヒドロインドール−2−オン誘導体が選択的に得ら
れ、比較的反応温度が高い条件では3−置換 1,3−ジヒ
ドロインドール−2−オン誘導体が選択的に得られる。
水が存在する場合は、一酸化炭素と水が例えばロジウム
錯体触媒により反応して、いわゆる、水性ガスシフト反
応を起こし、この際、活性なロジウムヒドリド種が発生
し、このロジウムヒドリド種によって、環化生成物であ
る3位がエキソオレフィンである 1,3−ジヒドロインド
ール−2−オン誘導体の水素化が起こり、3−置換 1,3
−ジヒドロインドール−2−オン誘導体が選択的に生成
するものと考えられる。水存在下での反応は、第3級ア
ミンなどの、水性ガスシフト反応を促進する塩基などの
化合物を共存させることにより、3−置換 1,3−ジヒド
ロインドール−2−オン誘導体を選択的に得るための水
素化反応を円滑に進行させることができる。
下で行うことができる。水が存在する反応では、主に、
3−置換 1,3−ジヒドロインドール−2−オン誘導体が
選択的に得られる。水が存在しない場合は、反応温度に
よって選択性が異なり、比較的反応温度が低い条件で
は、例えば、o−(フェニルエチニル)アニリンからE
−ベンジリデン− 1,3−ジヒドロインドール−2−オン
が得られるように3位がエキソオレフィンである 1,3−
ジヒドロインドール−2−オン誘導体が選択的に得ら
れ、比較的反応温度が高い条件では3−置換 1,3−ジヒ
ドロインドール−2−オン誘導体が選択的に得られる。
水が存在する場合は、一酸化炭素と水が例えばロジウム
錯体触媒により反応して、いわゆる、水性ガスシフト反
応を起こし、この際、活性なロジウムヒドリド種が発生
し、このロジウムヒドリド種によって、環化生成物であ
る3位がエキソオレフィンである 1,3−ジヒドロインド
ール−2−オン誘導体の水素化が起こり、3−置換 1,3
−ジヒドロインドール−2−オン誘導体が選択的に生成
するものと考えられる。水存在下での反応は、第3級ア
ミンなどの、水性ガスシフト反応を促進する塩基などの
化合物を共存させることにより、3−置換 1,3−ジヒド
ロインドール−2−オン誘導体を選択的に得るための水
素化反応を円滑に進行させることができる。
【0015】本発明の反応に用いる溶媒は反応を均一に
保つことのできるものであれば良い。好ましくは、エー
テル類、ケトン類、エステル類、アミド類、ニトリル
類、芳香族炭化水素類などが使用できる。反応温度とし
ては50℃から 250℃、好ましくは 100℃から 200℃の範
囲である。反応温度が低いほど3位がエキソオレフィン
である 1,3−ジヒドロインドール−2−オン誘導体が得
られやすく、反応温度が高いほど3−置換 1,3−ジヒド
ロインドール−2−オン誘導体が選択的に得られやす
い。反応圧力は、1から 200気圧、好ましくは10から 1
00気圧で行うことができる。
保つことのできるものであれば良い。好ましくは、エー
テル類、ケトン類、エステル類、アミド類、ニトリル
類、芳香族炭化水素類などが使用できる。反応温度とし
ては50℃から 250℃、好ましくは 100℃から 200℃の範
囲である。反応温度が低いほど3位がエキソオレフィン
である 1,3−ジヒドロインドール−2−オン誘導体が得
られやすく、反応温度が高いほど3−置換 1,3−ジヒド
ロインドール−2−オン誘導体が選択的に得られやす
い。反応圧力は、1から 200気圧、好ましくは10から 1
00気圧で行うことができる。
【0016】
【実施例】以下に実施例を示して本発明の有効性を説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0017】実施例1 o−(フェニルエチニル)アニリン193mgとロジウムカ
ルボニル錯体Rh6(CO)163.4mg をジオキサン15mlに溶解
し、耐圧性のバッチ反応器に入れた。室温で一酸化炭素
を 100気圧になるように加圧し、 200℃で14時間反応さ
せた。その結果、3−ベンジル 1,3−ジヒドロインドー
ル−2−オンが75%の収率で得られた。(E) −ベンジリ
デン 1,3−ジヒドロインドール−2−オンは得られなか
った。
ルボニル錯体Rh6(CO)163.4mg をジオキサン15mlに溶解
し、耐圧性のバッチ反応器に入れた。室温で一酸化炭素
を 100気圧になるように加圧し、 200℃で14時間反応さ
せた。その結果、3−ベンジル 1,3−ジヒドロインドー
ル−2−オンが75%の収率で得られた。(E) −ベンジリ
デン 1,3−ジヒドロインドール−2−オンは得られなか
った。
【0018】実施例2 実施例1と同様の反応を反応温度 100℃で行ったとこ
ろ、 (E)−ベンジリデン1,3−ジヒドロインドール−2
−オンが64%の収率で得られた。3−ベンジル 1,3−ジ
ヒドロインドール−2−オンの収率は17%であった。
ろ、 (E)−ベンジリデン1,3−ジヒドロインドール−2
−オンが64%の収率で得られた。3−ベンジル 1,3−ジ
ヒドロインドール−2−オンの収率は17%であった。
【0019】実施例3 o−(フェニルエチニル)アニリン193mgとロジウムカ
ルボニル錯体Rh6(CO)163.4mg をジオキサン15mlに溶解
し、耐圧性のバッチ反応器に入れた。さらに水72mgを加
え、室温で一酸化炭素を 100気圧になるように加圧し、
170℃で14時間反応させた。その結果、3−ベンジル
1,3−ジヒドロインドール−2−オンが82%の収率で得
られた。 (E)−ベンジリデン 1,3−ジヒドロインドール
−2−オンは得られなかった。
ルボニル錯体Rh6(CO)163.4mg をジオキサン15mlに溶解
し、耐圧性のバッチ反応器に入れた。さらに水72mgを加
え、室温で一酸化炭素を 100気圧になるように加圧し、
170℃で14時間反応させた。その結果、3−ベンジル
1,3−ジヒドロインドール−2−オンが82%の収率で得
られた。 (E)−ベンジリデン 1,3−ジヒドロインドール
−2−オンは得られなかった。
【0020】実施例4 溶媒としてジオキサンにかえてトルエンを用いて、実施
例1と同様の反応を行った。反応温度 170℃で14時間反
応させた結果、3−ベンジル 1,3−ジヒドロインドール
−2−オンが70%の収率で得られた。 (E)−ベンジリデ
ン 1,3−ジヒドロインドール−2−オンの収率は11%で
あった。
例1と同様の反応を行った。反応温度 170℃で14時間反
応させた結果、3−ベンジル 1,3−ジヒドロインドール
−2−オンが70%の収率で得られた。 (E)−ベンジリデ
ン 1,3−ジヒドロインドール−2−オンの収率は11%で
あった。
【0021】実施例5 溶媒としてジオキサンにかえてテトラヒドロフランを用
いて、実施例1と同様の反応を行った。反応温度 170℃
で14時間反応させた結果、3−ベンジル 1,3−ジヒドロ
インドール−2−オンが63%の収率で得られた。 (E)−
ベンジリデン 1,3−ジヒドロインドール−2−オンの収
率は25%であった。
いて、実施例1と同様の反応を行った。反応温度 170℃
で14時間反応させた結果、3−ベンジル 1,3−ジヒドロ
インドール−2−オンが63%の収率で得られた。 (E)−
ベンジリデン 1,3−ジヒドロインドール−2−オンの収
率は25%であった。
【0022】実施例6 溶媒としてジオキサンにかえてアセトニトリルを用い
て、実施例1と同様の反応を行った。反応温度 170℃で
14時間反応させた結果、3−ベンジル 1,3−ジヒドロイ
ンドール−2−オンが61%の収率で得られた。 (E)−ベ
ンジリデン 1,3−ジヒドロインドール−2−オンの収率
は10%であった。
て、実施例1と同様の反応を行った。反応温度 170℃で
14時間反応させた結果、3−ベンジル 1,3−ジヒドロイ
ンドール−2−オンが61%の収率で得られた。 (E)−ベ
ンジリデン 1,3−ジヒドロインドール−2−オンの収率
は10%であった。
【0023】実施例7 溶媒としてジオキサンにかえてジメチルホルムアミドを
用いて、実施例1と同様の反応を行った。反応温度 170
℃で14時間反応させた結果、3−ベンジル 1,3−ジヒド
ロインドール−2−オンが60%の収率で得られた。 (E)
−ベンジリデン1,3−ジヒドロインドール−2−オンは
得られなかった。
用いて、実施例1と同様の反応を行った。反応温度 170
℃で14時間反応させた結果、3−ベンジル 1,3−ジヒド
ロインドール−2−オンが60%の収率で得られた。 (E)
−ベンジリデン1,3−ジヒドロインドール−2−オンは
得られなかった。
【0024】実施例8 o−(フェニルエチニル)アニリン193mgとロジウムカ
ルボニル錯体Rh6(CO)163.4mg をジオキサン15mlに溶解
し、耐圧性のバッチ反応器に入れた。さらに、水72mg、
トリエチルアミン 101mgを加え、室温で一酸化炭素を 1
00気圧になるように加圧し、 175℃で14時間反応させ
た。その結果、3−ベンジル 1,3−ジヒドロインドール
−2−オンが86%の収率で得られた。 (E)−ベンジリデ
ン 1,3−ジヒドロインドール−2−オンは得られなかっ
た。
ルボニル錯体Rh6(CO)163.4mg をジオキサン15mlに溶解
し、耐圧性のバッチ反応器に入れた。さらに、水72mg、
トリエチルアミン 101mgを加え、室温で一酸化炭素を 1
00気圧になるように加圧し、 175℃で14時間反応させ
た。その結果、3−ベンジル 1,3−ジヒドロインドール
−2−オンが86%の収率で得られた。 (E)−ベンジリデ
ン 1,3−ジヒドロインドール−2−オンは得られなかっ
た。
【0025】実施例9 実施例8と同様の反応を、反応温度 100℃で行ったとこ
ろ、3−ベンジル 1,3−ジヒドロインドール−2−オン
が74%の収率で得られ、 (E)−ベンジリデン 1,3−ジヒ
ドロインドール−2−オンは得られなかった。
ろ、3−ベンジル 1,3−ジヒドロインドール−2−オン
が74%の収率で得られ、 (E)−ベンジリデン 1,3−ジヒ
ドロインドール−2−オンは得られなかった。
【0026】実施例10 o−(フェニルエチニル)アニリンの代りにo−(4−
シアノフェニルエチニル)アニリン 218mgを使用した以
外は、実施例8と同様にして反応を行った結果、相当す
る3−(4−シアノベンジル) 1,3−ジヒドロインドー
ル−2−オンが75%の収率で得られた。
シアノフェニルエチニル)アニリン 218mgを使用した以
外は、実施例8と同様にして反応を行った結果、相当す
る3−(4−シアノベンジル) 1,3−ジヒドロインドー
ル−2−オンが75%の収率で得られた。
【0027】実施例11 o−(フェニルエチニル)アニリンの代りにo−(4−
メトキシフェニルエチニル)アニリン 223mgを使用した
以外は、実施例8と同様にして反応を行った結果、相当
する3−(4−メトキシベンジル) 1,3−ジヒドロイン
ドール−2−オンが69%の収率で得られた。
メトキシフェニルエチニル)アニリン 223mgを使用した
以外は、実施例8と同様にして反応を行った結果、相当
する3−(4−メトキシベンジル) 1,3−ジヒドロイン
ドール−2−オンが69%の収率で得られた。
Claims (6)
- 【請求項1】 分子内にアミノ基を有するアセチレン化
合物を、第8族遷移金属錯体を触媒として、水存在下に
または水不存在下に、一酸化炭素と反応させることを特
徴とする環状アミド化合物の製造方法。 - 【請求項2】 環状アミド化合物が 1,3−ジヒドロイン
ドール−2−オン誘導体である請求項1記載の製造方
法。 - 【請求項3】 分子内にアミノ基を有するアセチレン化
合物が、下記一般式(I)で表されるo−アミノフェニ
ルアセチレン誘導体であることを特徴とする請求項2記
載の製造方法。 【化1】 〔式中、R1、R2、R3及びR4はそれぞれ同一又は異なって
H、アルキル基、芳香族基又はハロゲン原子を示し、R5
は水素原子、あるいはハロゲン原子、アルコキシ基、ア
リールアルキルオキシ基、水酸基、シアノ基、アリール
基、アシル基又はアシルオキシ基で置換されていてもよ
いアルキル基を示す。〕 - 【請求項4】 分子内にアミノ基を有するアセチレン化
合物が、下記一般式(II)で表されるフェニルエチニル
アニリン誘導体であることを特徴とする請求項2記載の
製造方法。 【化2】 〔式中、R1、R2、R3及びR4は前記の意味を示し、 R'1、
R'2、R'3 、R'4 及びR'5はそれぞれ同一又は異なって
H、アルキル基、アルコキシ基、シアノ基、ハロゲン原
子、水酸基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、フェノ
キシ基、アリール基又はニトロ基を示す。〕 - 【請求項5】 第8族遷移金属錯体がロジウム錯体であ
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載
の製造方法。 - 【請求項6】 第8族遷移金属錯体がロジウムカルボニ
ル錯体である請求項1〜5のいずれか一項に記載の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029367A JPH07238069A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 環状アミド化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029367A JPH07238069A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 環状アミド化合物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07238069A true JPH07238069A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12274197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6029367A Pending JPH07238069A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 環状アミド化合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07238069A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002006226A1 (fr) * | 2000-07-17 | 2002-01-24 | Japan Science And Technology Corporation | Processus de préparation de pyrroles fusionnés |
AU2010202759B2 (en) * | 2005-02-22 | 2012-07-19 | The Regents Of The University Of Michigan | Small molecule inhibitors of MDM2 and uses thereof |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP6029367A patent/JPH07238069A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002006226A1 (fr) * | 2000-07-17 | 2002-01-24 | Japan Science And Technology Corporation | Processus de préparation de pyrroles fusionnés |
US6872835B2 (en) | 2000-07-17 | 2005-03-29 | Japan Science & Technology Corporation | Process for preparation of fused pyrroles |
AU2010202759B2 (en) * | 2005-02-22 | 2012-07-19 | The Regents Of The University Of Michigan | Small molecule inhibitors of MDM2 and uses thereof |
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